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2009-11-24 Tue 00:00
先日書いた奥高尾縦走のラストに訪れた高尾山。特に紅葉が見ごろだった山頂付近は呆れるほどの混雑ぶりでした。
![]() 翌朝の読売新聞1面にもそれを伝える空撮写真が掲載されていましたから、やはり相当数の人が押し寄せていたのでしょう。 人々が山や自然に興味を持ち、触れ合おうとするのはとても喜ばしいことだと思います。しかし昨今の高尾山ブームは紛れも無くミシュランの三ツ星の影響でしょう。レストランにも当てはまりますが、マスコミで評価された途端、その店は好奇心から訪れるミーハー客で溢れ返る。増えた客に対応するため手間を惜しみ料理の質を落とし、結果的に昔からの常連を失い、味の分からぬミーハー客がリピーターになるはずも無くそれっきり廃れてしまう…高尾山がそんな運命を辿らないことを祈るばかりです。 思わずそんな最悪の運命を危惧してしまうのは、実際に登り、歩いた時に多くのハイカーのあまりのマナーの悪さ、無知無学さが目立つからです。山歩きキャリア僅か1ヶ月半の私が語るのもベテランハイカーから怒られそうですが、私は登山が趣味だった父からそれなりに知識やノウハウを譲り受けて、他のベテランハイカーの迷惑にならないよう、怪我をしないよう、自然を破壊しないよう初心者なりに心掛けているつもりです。 そんな私が気になった、ハイカーのマナーについて綴ってみたいと思います。 【挨拶をしない奴が多過ぎる!】 山道ではハイカーが擦れ違う時に、「こんにちは」なり「おはようございます」なり挨拶を交わす、という習慣があります。まぁ、同じ目的で同じ場所に来て同じ時間を過ごすのですから、それ以外の場所・状況でも積極的に挨拶を交すべきだとは思いますけれどね。社会人として(笑)でもこれが出来ない輩が多い。 挨拶を交わせばお互い気持ち良い時間を過ごせるのは言うまでもありませんが、私は更にこう考えています。 (もし怪我をして動けなくなった場合、オレはこの人に助けてもらう(助けてあげる)ことになるかも知れない…) 偶然にも同じ日、同じ山に来た有志のようなもの同志。お互い何かあったら助け合いましょう、そんなことも考えながら挨拶します。 ところが高尾山(及び近辺の山々)にはこの挨拶が出来ない、いや、山では挨拶するのがマナーである、ということすら知らないのでは?と疑いたくなる輩が多過ぎ。酷い人はこちらが挨拶しても無視。街中とは状況違うんですが…こういう人は自宅近所や会社でも挨拶出来ないんでしょうけれどね。逆に自分が怪我した時に、こんな連中に助けを求めるのも癪なので、普段以上に注意して歩くようになりましたけど(笑) 【呆れて思わず笑っちゃう身なりの奴が多過ぎる!】 今回見た中では、陣馬山から縦走を試みる輩の中にも少なからずいました。例えば、いくら11月とはいえ7時間歩くのにダウンジャケットやロングコート着用。汗だくになったら脱いで手に持つつもりなのでしょうか?山で手を塞ぐことはそれだけ危険度が増します。 他にもピチピチジーンズ、ジャッキーチェンが履くようなカンフーシューズ、マフラー着用(笑)…平地をジョギングする時もこんな格好しませんよ(笑)それに突然雨が降ったら、万一遭難したらどうするつもりなのでしょうか?案の定こういう人は早々にバテてしまいますが、奥高尾を縦走しに来るほどの人ならこれを反省材料に今後成長してくれるはずなので応援したい。 しかし高尾山近辺に至ってはもっとヤバい。“山を舐めているとしか思えない奴ウォッチング”が一つの楽しみとして成立するほどです。特に時間が遅くなるほどそれは顕著。山だろうが渋谷だろうが、休日は寝坊してゆっくり行きゃいいだろう、と考えていそうな輩の中に、山不相応な服装・荷物で身を固める輩が多いようです。ブーツ、ハイヒール、サンダル、ダウンジャケット、毛皮のコート、ミニスカート…渋谷や新宿歩くのと同じだと思ってんじゃないの?!という輩のオンパレード。赤ちゃんを抱きながら別の赤ちゃんを乗せた乳母車を押す女性もいました。陣馬山から山相応の服装で杖ついて歩く私が浮くほどです。風邪をひくから、危険だから、というのも不相応な理由の一つですが、こういった山は神様を祀る場所。信仰の対象でもあるのです。そこにチャラチャラした格好で来て欲しくありません。 持ち物からも素人は一発で判別出来ます。ブランドものの小さなハンドバッグやトートバッグのみ持参、またはコンビニ袋のみ手に提げて来る輩…手を塞ぐのは低山とはいえ危険です。タオルも水も持たずに茶店頼り。開店している保証は無いのに…。ミーハー的気分で高尾山単品で訪れるような輩は面倒臭がって茶店や自販機を頼ります。真面目なハイカーのオアシスが汚染されるのは悲しいです。 それと目立ったのは15時くらいでも高尾山口駅からゾロゾロと高尾山に向かう連中の多さ。仮にケーブルカーにすぐ乗れたとしても(実際は半端じゃない行列でしたから無理ですが)、高尾山頂までは40分くらい掛かります。でも今の時期、16時半を超えたらすぐに真っ暗になってしまいますよ。いくらケーブルカーを使ったとしても1時間半で高尾山を往復するなんて、とてもじゃないけど無理。 100歩譲って夜景を楽しみに来たのかも知れない、とも考えましたが…どう見てもヘッドライトを準備してきたとは思えない(笑)現に私の近くを歩いていたオヂサン連中も呆れていました。 「今からって…!!考えられないね!!」 …って。 【マナー最悪、山に来る資格を持たぬ奴が多過ぎる!】 今回は紅葉真っ盛りということもあり、山頂を始めケーブルカー・リフト乗り場、食い物の露店、土産物屋…どこも大混雑でした。それを見た私はつい(早く下りなきゃ電車が混み合うんじゃないか?)と心配し、一度歩いた経験のある4号路(吊り橋コース)を下ることにしました。当然山道も大混雑のダンゴ状態。自分のペースで歩けずにチンタラチンタラ…まぁ、それは仕方ありません。 しかし明らかにマナー知らず、空気を読めぬ輩も多かった。渋谷を歩くような場違いファッションで、狭い山道、腕を組んで横並びでイチャイチャ絡みながらチンタラ歩くバカップル。片側が崖状の狭い道で突然記念撮影を始めるバカグループ。吊り橋中ほどに友人を立たせ、袂から撮影するバカ。どれも上り・下りともに人の流れを止める行為。大渋滞を起こしていました。 山に限らず普通は道の真ん中でカメラなんて構えませんよね?よほど車や人が通らない道ならばアリかも知れませんが、常識的には通行の邪魔にならないよう、横に逸れて撮影しますよ。それを混雑した危険な山道でやってしまうのですから…何を考えているのか想像すら出来ません。それでいて後ろから他人に抜かれるのを嫌う。余計にタチが悪い。そもそも高尾山の吊り橋や4号路の景色なんかをいちいちカメラに収めるのはお前らくらいだっつーの(笑) 他にも横並びでダベりながら道を塞ぐババア連中は珍しくないし、“オレは上りだから疲れているんだ!下りのお前が無条件で避けろ!”と無言で主張する自己中野郎…わざと吊り橋でジャンプして女の子を怖がらせる輩に至ってはもはや小学生レベル(笑) こうなると冒頭のレストランの話じゃありませんが、真面目に山歩きや自然との触れ合いを求めるハイカーは高尾山を離れます。御近所の御岳山のケーブルカーの車掌さん(?)は、観光客が高尾山に流れてしまうことを嘆いていましたが、三ツ星を与えられなかったことで逆に御岳山は命拾いしたと思いますよ。 まぁ、高尾山近辺の山はバッジも揃ったし、徐々に私の経験値も上がっていますから暫くは高尾山を訪れることは無いでしょう。もっと高く難しい、真面目なハイカー以外訪問しようがないような山にチャレンジしようと思います。 |

































