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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
スポーツ報知が35年前の“蔵前事件”を回顧

2017-01-18 Wed 00:00
 17日のスポーツ報知を見てちょっと驚きました。

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プロレスラー、ジミー・スヌーカ(以下:スヌーカ)死去の記事があまりにも大きかったからです。

 昭和のプロレスファンにとって、スヌーカは思い出深いレスラーの一人です。“スーパーフライ”と聞けば越智志帆のパワフルなヴォーカルではなく、カーリーヘアに褐色のマッチョバディを思い浮かべるのが普通。“南海の黒豹”リッキー・スティムボートとのライバル対決、ブルーザー・ブロディとのタッグチーム、1985年IWGPタッグリーグ戦優勝決定戦ボイコット事件など、今でも覚えています。

 しかしスヌーカって、日本でそんなに人気あったっけ?ブッチャー、ハンセン、ホーガンらほどの知名度は明らかにないし、どちらかというとエース格の外人レスラーの地味な引き立て役でした。したがってスポーツ報知の熱意は、あくまでも当時プロレスファンだった人にしか理解出来ないと思うんですよね。

 しかも貴重なスペースを割いてニュース的価値の全くないコンテンツ…

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1981年末の全日本プロレス世界最強タッグ決定リーグ戦決勝戦で、ブロディ&スヌーカ組のセコンドに、直前までライバル団体・新日本プロレスのリングで闘っていたスタン・ハンセンが付き(当時は団体間の移籍や交流がかなり珍しかった)、試合終盤にテリー・ファンクにラリアット。テリー失神!!試合後に怒ったG・馬場も出てきてハンセンにチョップ!!ハンセン流血!!…という、往年のプロレスファンなら誰もが知る、プロレス史に残る名場面を再現した4コママンガ。

 倉持アナ「…おっと?ブロディ・スヌーカ組の後ろに誰かいますね。ウエスタンハットを被った大柄な男…!!スタン・ハンセンです!!」東スポ桜井「ハンセンですねぇ」…って、直接スヌーカとは関係ないし(笑)

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 こちらは同リーグ戦の星取表。バロン・フォン・ラシク&キラー・カール・クラップ組、大熊元司&グレート小鹿組なんて明らかに“白星配給係”だし(笑) 天龍および龍原砲もこの頃はまだ扱いがよくなかったんですね。それにしても大部分のレスラーが鬼籍に入ってしまったなぁ。35年は長い…って、マニアは喜ぶでしょうがこのデータ要ります?ほとんどの読者が何だコレ?なぜコレ?状態だったのではないでしょうか?(笑)

 結局、なぜこのようなVIP待遇ともいえる記事の扱いになったのかは分かりませんが、プロレスを扱わなくなって久しいスポーツ報知をちょっと見直しました(笑)



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ザ・グレート・サスケが考えていそうなこと

2016-12-15 Thu 18:44
 先日、コカイン使用疑惑を雑誌にスクープされた人気俳優・成宮寛貴氏が突然の芸能界引退を発表し、世間を驚かせました。現時点で疑惑の真偽はイマイチ不明ですが、成宮氏といえば私もけっこう好きな俳優でしたので、引退はとても残念です。

 しかし現在、そのコカイン疑惑と同じくらい世間の注目を集めているのが、彼の性的嗜好、すなわちゲイ疑惑です。本来コカイン疑惑とは無関係のはずですが、彼がマスコミ宛に送ったFAXの文面が印象的だったため、面白おかしく騒ぎ立てられています。

 さらにそんな報道に乗っかってきたのが、プロレスラーのザ・グレート・サスケ。なんでも10年前、モデルだった彼の息子が、成宮氏からセクハラを受け、現在もPTSDで療養中であることをブログや週刊誌で公表しました。1億円で息子と寝たいと言われたとの報道もあります。当時は何かの間違いだろうと軽く流していたそうですが、どこか怪しい感じが否めません。

 これについて、世間の人たちは概ね常識的。「公にしたら息子さんが可哀想」「なぜ10年前に訴えなかったのか?」などと反応しています。

 しかしプロレス界およびプロレスラーの汚さ、ズルさを宝島のプロレス暴露ムックを読んで(笑)ある程度知る、私のようなマニア連中の意見は全く違います。ズバリ!サスケの狙いは、

鮮度が落ちないうちに成宮氏を、みちのくプロレスのリングに引きずり出したい

だと思います。したがって、あくまでも私の無責任な憶測ですが「サスケの息子が10年前に成宮氏からセクハラを受けた」ことも「現在も息子がPTSDで療養中」ということも、恐らく嘘だと思います。

 昨今、プロレス業界は全盛期に比べ冷え切りまくっています。かつてはシリーズ開幕戦を後楽園ホール、クライマックスの最終戦を蔵前(両国)国技館や日本武道館で開催するのが当たり前でしたが、一部を除くほとんどの団体は資金も人材も乏しいため、ビッグマッチを後楽園ホールで開催できればまだマシ。広場やライブハウス、団体事務所のガレージなどで興行を行う様は、まるで田舎のお楽しみ会か、質の悪いサーカスのようです。

 こんな現状を打破して大儲けするには、どうにかして世間の注目を集め集客を増やし、テレビの放映権料を手に入れるしかありません。そのために手っとり早い手段が、名の売れたアスリートや腕っ節に自信のあるタレントをプロレスラーとしてデビューさせること。過去にも和泉元彌(狂言師)、レイザーラモンHG(芸人)、泰葉(タレント)、池谷幸雄(元体操選手)などが“プロレスデビュー”しましたが、あんなイメージです。

 ところが既に富も名声も手に入れた人気者が、1試合数千円~数万円程度のギャラでプロレスなんかしません。リングに上がるのは、お金に困っている人や、世間に注目されたい無名の人、脛に傷を持つ人たちです。そこに現れた恰好のターゲットが成宮氏というわけです。イメージが地に落ちた現状で他の仕事にすんなり就けるかどうかも不明な成宮氏。事務所との契約を解除したからリングに上がるためのハードルは低い。もし彼が再び芸能界に復帰したいなら、その第一歩、きっかけとしてプロレスラーデビューもアリでしょう。色々な意味でお互いに好都合、win-winと考えたように思います。

 恐らくサスケは彼をリングに上げ、“愛する息子のために成宮を倒してリベンジする!”みたいなアングル(筋書き)を考えていると思います。今回の件はそのための伏線、というのが私の想像です。

 でもそれなら、成宮氏に断りなく一方的に濡れ衣を着せ、我が子をも利用してまでそんなことするか?と思う人もいるでしょう。しかし大前提として、“プロレスラーの常識は世間の非常識”。プロレスラーは自分の利益のためなら、割と平気でこういう汚いことをします。自分さえよければ身内を利用しようが、相手に迷惑をかけようがお構いなし。

 例えば、あるレスラーが事前の交渉・話し合い一切なく、一方的にマスコミに「○月に東京ドームでX(例:大物格闘家)と闘う」と発表する。記者は既成事実のように発表し、Xにも取材。しかし勝手に名前を出され迷惑するXは、「話すことはなにもない」と記者を無視する。するとマスコミはXが逃げたというニュアンスで報道し、世間のXのイメージが悪くなる。そこでXは渋々リングに上がる…みたいなことはプロレス界にはよくありました。

 したがって、今回のサスケのコメントは何ら意味のない戯言の可能性が極めて高いので、あまり真に受けないことをお勧めします。多分関わるだけ時間の無駄だと思いますよ(笑)

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プロレス業界の常識は世間の非常識?

2016-05-21 Sat 08:34
 過去にも何度か話題に上っては立ち消えていた、新日本プロレスリング株式会社(以下:新日)の株式上場。最近書籍や雑誌で「新日本プロレスが業績V字回復!!」「今、空前のプロレスブーム!!」といったキャッチコピーをやたら目にしますから、何かと好調なのでしょう。上場するなら今だ、みたいなムードなのでしょうね。

 でも、こう言って騒いでいるのは新日関係者を除けば、プロレスをよく知らない人。ネットニュースや経済誌にそんな景気のよい記事が出ていたからきっとその通りなんだろう、と情報を精査しないで鵜呑みにするアフォです。もしくは既成事実を捏造して国民をマインドコントロールすることで利益を得られる人…と、個人的には思います。だって、新日の売り上げが過去最多だった1996年…Uインターとの対抗戦があった、ミスター高橋本以前の時代…あの年や、その前の初代タイガーマスクブームの頃に比べたら、数字的にはまだまだ全然V字回復なんてしていないでしょう。せいぜい“左に40度傾いたL字回復”程度じゃないですか?つまりV字回復というのは嘘。

 そもそもブームだというのに、テレビ中継は週一回、深夜2~3時頃に30分間だけ、というのはおかしいでしょう(笑) ドーム球場レベルの大きな会場での興行も少なくなったし、今やビッグマッチの会場が後楽園ホールという事業規模を縮小する団体も多い。そこだけ見たらV字どころか右肩下がりです。サラリーマンの平均年収以下の収入しかないプロレスラーも多いと聞きます。新日一押しのオカダカズチカ…最近CMで見かけますが…彼だって一般人のほとんどは“アンタ、誰?!”レベルでしょう。そんな状況を“ブーム”とは普通言わないと思いますが。

 まぁ興味のない私の意見はともかく、気になるのは、もし株式上場するならプロレスが“筋書きのあるエンタメショー”(別の言い方をするなら“八百長”・笑)であることを世間にカミングアウトするのか?ということです。株式上場するということは会社側が株主に対し経営情報など情報を公開する必要があります。プロレスラーや試合を会社が売る商品と考えた場合、「試合の面白さは保証できないが完全ガチンコ勝負」なのか「華麗で面白く感動する試合を提供するが全て八百長」なのかによって、商品価値は全く違います。ここをグレーのままにしてしまうと、新日の真の事業内容、ビジネスモデルが明確でないまま株が売買されてしまう。問題ないわけありません。

 ところが木谷高明オーナーは東洋経済のインタビューにこう答えています。

「上場によるカミングアウトは考えていない。そこは企業秘密である」

ハァ?!何言ってんの?!

 例えば「国産の安全で高品質なミカンを農家から仕入れて消費者に販売する」会社があるとして、「仕入れ値」「甘く育てるためのコツ」などは“企業秘密”として明かさなくても問題ないような気がします。

 しかし「ミカン」として売ったものが、実はそれとよく似た中国産の得体の知れない植物の実ではマズいし、それを消費者や株主から追求されて「ミカンなのか別の植物の実なのかは公表しない。企業秘密だ!!」では通用しないはず。つまり、売られる商品は必ずミカンでなければならないし、甘くて美味しいミカンがヒットすると予想するからこの会社の株価も上がるわけですよね。まぁ私も株には興味ないので、あくまでも常識の範囲内で想像しているだけですが(笑)

 プロレスへの興味を失って久しいですが、色々な意味でまだまだ“プロレス業界の常識は世間の非常識”のままなんだなぁ、そう思いました。


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楽しかった過去の思い出

2015-11-10 Tue 00:00
 先週末の土曜日はとても楽しい一日でした。

 まずは、散髪しに行った近所の理髪店でのこと。年齢の近い理容師さんとの会話が、何かのきっかけでプロレス談義に。彼は四天王時代の全日までしか知らなかったので、私が宝島のプロレス暴露ムック情報中心に(笑)ざっと解説。その後主に1980年代後半…UWFの話を中心に思い出に耽りました。

 そして夜はスポーツバーにて、店員さんとも軽くプロレス談義に華を咲かせました。店員さんがたまたまカウンターで飲んでいた天龍ファンのお客さんに「引退しちゃいましたね」と声を掛けたのを機に、私も図々しく会話に割り込んだ格好です。天龍はあまり好きではありませんでしたが、WAR時代の新日との対抗戦や大仁田率いるFMWとの抗争時代の思い出を中心にしばし思い出に耽りました。

 …でも私、小学生時代からず~っと好きだったプロレスを見なくなって、もう何年も経ちます。いや、見ないだけならまだしも、ここ数年は色々な意味でプロレス業界全体に嫌悪感を抱いているといっても過言ではありません。ではなぜこの日はそんなプロレスの話を、ポジティブに語り合うことが出来たのでしょう?

 それはやはり私たちにとってプロレスが“楽しかった過去の思い出”だからでしょうね。あくまでも“過去の”です。

 例えば、もし大人の私が今、おままごとやヒーローごっこをやろう、と言われてもやらないし、逆に“そんな下らないこと、バカバカしい”と感じるでしょう。でも遠い昔、おままごとやヒーローごっこに夢中だった頃の思い出を友人らと共有し、当時を懐かしむことは大歓迎。プロレスも同じです。

 だから本当は現在のプロレスがどうあれ私には関係ないし、昔から好きだからと無理に興味を持ち続ける必要もありません。ひとつの大切な思い出として、たまに誰かと共有出来ればそれでよいのでしょうね。



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女子プロレス凄惨喧嘩マッチの原因を想像する

2015-02-25 Wed 19:19
 2月22日に後楽園ホールで行われた、スターダムという女子プロレス団体の興行にて、ルール無視の壮絶な喧嘩マッチが繰り広げられたそうです。

 問題の試合はメインイベントのタイトルマッチ、世Ⅳ虎(よしこ)vs安川悪斗。世Ⅳ虎が本来反則である鉄拳(グーパンチ)や掌底で安川の顔面を執拗に攻撃した結果、安川の顔面は人相が変わるほどに“崩壊”。安川は病院送りにされました。診断の結果、頬骨と鼻骨を骨折しており手術が必要とのこと。両目眼窩底を骨折した疑いもあるようです。

 私はこれをYAHOO!ニュースで知りました。私はスターダムという団体、特に最近の事情をよく知らないのですが、世Ⅳ虎(今回の加害者)はルックスもガタイも悪役そのもの。団体発足当時から悪役的なポジションにいるレスラーですよね。一方の安川悪斗(同被害者)は正直存在すら知りませんでした。ちょっと調べてみたら既に女優さんとして実績があるらしい。昔のJ’d(吉本女子プロレス)のように女優の卵が一時的にプロレスラーとして演技力・表現力を勉強しているのかな?分かりませんが、写真を見る限りまあまあキレイなオネエチャンに見えました。人気ありそうです。

 そんな2人の間に、一体ナニがあったのでしょう?

 ネットで情報収集すると、目につく意見が2つありました。ひとつは「プロレスはルールある喧嘩。ルールを破るのはよくない」と世Ⅳ虎を批判する声。そしてもうひとつが「試合を止めるのが遅過ぎる」とレフェリーを批判する声です。正直言って私はどちらの意見もプロレス的には“的外れ”だと思います。そんなことにも触れつつ、今回の騒動の原因を私なりに想像してみたいと思います。


【原因1:世Ⅳ虎の個人的恨み】

 まず、世Ⅳ虎の心の奥底に積もりに積もった、安川を恨む気持ち(個人的感情)がこの試合中に爆発。我を失い、感情に任せて暴走してしまった…という想像。ちなみにここでいう“恨み”とは、軍団抗争で生じる因縁や裏切りではありません。だって、あんなの誰もが台本通り素直に演じているだけですから(笑) そうでなく、例えば「あの野郎(安川)、プロレスは下手糞なくせにちょっと可愛いからって会社から推されやがって!許せん!!」とか「あの野郎(安川)、いつもトイレの水を流さないからムカつく!許せん!!」みたいなことですよ。

 しかしいくら安川に非があっても、世Ⅳ虎は単なる会社組織に属する一社員です。会社に利益をもたらす“商品(安川)”を潰す、すなわち怪我をさせてよいはずありません。我々が信頼出来ない外科医に手術を依頼するのを恐れるのと同じで、プロレスラーも信頼出来ない相手とは闘いたがらないはず。その一線を越えればいくら人材難のプロレス業界でも、いくら人気選手でも一発で解雇になり得るでしょうね。かつて人気絶頂だったのに“顔面蹴撃事件”で一発解雇された前田日明がよい例です。

 ところが今回の件に対する世Ⅳ虎の処分は解雇ではなく無期限出場停止。よって私には世Ⅳ虎個人の意志で取った行為とは思えません。万が一、世Ⅳ虎自身による暴走だったが、団体がこの人材を失いたくないがために甘過ぎる処分に留めたのだとしたら…スターダムに明るい未来はありませんね。


【原因2:世Ⅳ虎は何者かの命令通り動いただけ】

 世Ⅳ虎個人の意志で取った行為でないとすると、何者かの意志を世Ⅳ虎が引き継ぎ、命令に従っただけと想像出来ます。具体的には団体(会社)の社長、マッチメーカー、安川をよく思わない同僚レスラー、レフェリーなどが怪しいでしょう。

 こういうのは昔からプロレスにはよくあることで、ちょっと古いですが例えば1984年2月3日・血の札幌事件が有名ですね。当時「名勝負数え歌」といわれた藤波vs長州戦にて、試合とは無関係の藤原嘉明が入場時の長州を凶器で襲撃。長州は試合前から血ダルマとなってしまい、試合はノーコンテストになりました。“暴露本以降”判明したこの事件の顛末は、(マンネリ化していた「名勝負数え歌」を壊してみよう、何か新しいものが生まれるかも知れない)とA・猪木(当時はエースで社長)が思いつき、藤原にやらせたのだとか。

 今回の件も会社の何者か、まぁプロレスファンなら社長のロッシー小川が怪しいと思っているでしょうが(笑)彼が何らかの意図をもって世Ⅳ虎にやらせた、としても不思議じゃないです。後に謝罪会見を行った世Ⅳ虎の「…今回起きたことに関しては謝罪したい」という台詞からも「実際に手を下したのは私だけど、原因は私じゃない」という主張が見え隠れします。


 ということであくまでも私の勝手な想像ですが、YAHOO!ニュースなどで配信されている情報なんて真剣に読んでも虚しいだけ、と思った次第です。プロレス専門誌の記事を読んでも同様でしょう。

 大前提としてプロレスは筋書きのあるショーです。他のスポーツで選手がルールを破るのと同様に考えても無駄です。だって5秒以内は反則もOKなのがプロレスですよ?グーパンチを当てるだけなら5秒以内で十分実行可能でしょう。でもそのルール通りに闘った結果がこうして問題となり、無効試合にされてしまう(昨日までは世Ⅳ虎のTKO勝ち)。何から何までメチャクチャです。レフェリーも必ずしもルール通り裁けばよいわけではありませんから、どこで止めるべきか?迷ったはずです。結局「ルールを破ったらダメだ」も「レフェリーが悪い」もナンセンスなんです。

 当のスターダムは会見で「管理体制の徹底」「ルールの厳罰化」などもっともらしいことを述べましたが、結局何が原因で、どうすれば今後同様の問題を防げるか?なんて、まずプロレスの裏事情を全てオープンにしなけりゃ問題解決のスタート地点にすら立てないんですよね。何度会見を開いてあれこれ述べられても、何ひとつ信じられませんって(笑)

 思い起こせば三沢光晴が試合中に亡くなった時もそうでした。武藤・蝶野・馳が集まってプロレスラーのライセンス制度化、医師が選手の体調を管理し、異常があれば試合に出さないよう徹底する、などを話し合いました。でも少しでもプロレスとは何か?知っていればこんな議論いかに無意味か、よく分かると思います。

 現在、新日が業界唯一の勝ち組とされ、業績も若干回復しているそうです。その勝因のひとつは、もしかしたらこういった昭和プロレスの悪い部分を排除したからかも知れませんね。スターダムもその他プロレス団体も、多くのプロレス団体経営者は昭和の古きよき時代の成功体験に頼り過ぎ。結果的にそれが時代やファンのニーズから外れている、と考えた方がよいですね。


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大嫌いだったけど惚れてしまったプロレスラーが引退する件

2015-02-17 Tue 19:32
 しばらくプロレス(ファン)から離脱中の私ですが、先日ヤフー!ニュースで“ミスター・プロレス”…いや“風雲昇り龍”天龍源一郎の引退(予定)を知り、ちょっと驚きました。彼だけはファンも己の肉体も騙し騙し生涯プロレスラーでいてくれると信じていたんですけれどね。

 天龍といえばプロレスファンなら誰もが認める実力者。日本プロレス史に大きな足跡を残した名レスラーなのは間違いありません。でも正直言って私、天龍を好きだった期間ってほとんどないんです。それどころか私のプロレスファン人生の中で、天龍はトップレベルで嫌いなレスラーでした(苦笑)

 私が小さい頃、プロレスといえば過激なストロングスタイルが売りの新日と、昔ながらの退屈なプロレスの全日しかありませんでした。新日は猪木を筆頭に、ほとんどのレスラーが己の肉体を鍛え上げ、ストロングスタイルを象徴する黒いショートタイツを身につけてカッコよかった。一方の全日は馬場を筆頭に肉体はみっともなく、コスチュームは赤やカラフルでホモっぽい。試合スタイルも相手を叩き潰す過激な新日、相手を労る温い全日と対照的でした。

 そんな両団体をテレビ観戦していた私は、自ずと新日信者となりました。天龍は全日中継を毎週観ていて、気付いたら何となくいた、という感じでしたね。地味でバタ臭い白星配給係みたいなポジションでしたが、一瞬だけ私の中で彼が輝いた出来事がありました。馬場&鶴田が保持するインタータッグ選手権に当初挑戦予定だったB・ロビンソン&D・スレーター(?)組のうち、スレーターが出場出来なくなり、ロビンソンが代わりのパートナーに何と天龍を指名したんですよ。今でこそプロレスなんて何でもありですが、当時あのポジションの天龍が外人側として日本人2トップに闘いを挑むというのは、全日にしてはかなり掟破り的で興奮しました。

 その後天龍(と鶴田)は、ビッグマッチを機にタイツをそれまでの紫(・赤&青&星マーク)から黒に変えました。まるで新日の過激なプロレスに目覚めたかのようでした。しかし試合スタイルは相変わらずスローモーでショッパい。そのくせ猪木の得意技・延髄斬りを勝手にパクる(形は全然絵になってませんでしたが)。当時私はこの天龍の延髄斬りが許せませんでした。雑誌のインタビューで猪木本人が「どんどん使って下さい。そしてアントニオ猪木の延髄斬りと比べて下さい」と回答するまでイライラしてましたっけ(笑)

 1980年代中盤になると選手が大量離脱し、大好きだった新日の人気にも陰りが見え始めました。逆に全日はどんどん人気が出て、天龍嫌いにも拍車がかかりました。

移籍した長州に負けるたび「ザマー!!」
糞つまらないSWSが潰れて「ザマー!!」
新日との対抗戦で(天龍以外の)WARの選手がボロクソに負けて「ザマー!!」
大仁田との電流爆破マッチで被爆して「ザマー!!」

しばらくの間は天龍の不幸、特に新日系の選手に負けることによる不幸が確実に私の元気の源でした(笑)

 そんな私も長い間プロレスを観続けていれば、どんなに天龍が嫌いでも彼の凄さには気付くし、やはりこの選手はホンモノのプロレスラーだ、と認めざるを得なくなるもの。最初にそう感じたのは、新日とWARの対抗戦時代でした。長州、越中、橋本、武藤、蝶野、馳、そして猪木。そうそうたる新日のトップレスラーたちが天龍にシングルで挑むも、全く歯が立たない。誰が相手でも天龍なんて楽勝だと思ったんですが(笑)

 プロレスはもちろんガチ勝負ではありませんが、それでも長年プロレスを観ていれば実際どちらが強いか?なんて簡単に想像出来ます。天龍はマジで強い。セミリタイア状態とはいえ、猪木が敗北した時はショック以上に(こりゃ、天龍を認めないわけにはいかない!)という思いの方が強かったですね。

 それからは割と好意的に天龍を見守るようになりました。試合も何度も生観戦したし、自身の半生記を綴った著書「七勝八敗で生きよ」(東邦出版)や、酒にまつわる豪快エピソードを漫画化した「酒羅の如く」(白夜書房)を読んだら、不覚にも天龍源一郎に惚れてしまいました。考えてみたら彼はこれまで必死に日本プロレス界を守ってきた人なのだから当然です。

 もし今後、天龍のような器のデカいレスラーが現れるのならば、ぜひまた憎み嫌い続け、そして最後に惚れてみたいですね。でもそんなプロレスラー、もう二度と現れないだろうなぁ…。


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プロレス女子急増中≒プロレスブーム沸騰中

2015-02-16 Mon 19:48
 今朝、何気なくテレビを点けたら、「めざましテレビ」(CX)が“プロレスにはまる「プロレス女子」急増中!!”という特集を放送していました。

 私が見た時画面に映し出されていたのは、プロレス団体の中でもかなりインチキショー寄りで有名な団体・DDTの試合を熱狂的に観戦する“プロレス女子”たち。確かにDRAGON GATEやDDT(ほとんど飯伏幸太目当てか?)のファンは昔から女性の割合が多いようですし、最近の新日も会場には女性を含め、子供や若者など新しいファンが目立つと聞きます。そういう意味では、プロレスファンの新陳代謝って現在進行中なのでしょうね。

 しかし今朝の特集からは、プロレスそのものの魅力を伝えよう、プロレス業界を盛り上げよう、というムードはほとんど感じられず、単に“むさ苦しい男ばかりだと思っていたプロレス会場に若い女子がたくさんいるなんて、画(え)的に面白くね?”という理由だけで取り上げたように見えてしまい、残念でした。

 また、これを見た視聴者の中には(へぇ~、最近またプロレスブームなんだ)と勘違いする人も多いでしょうね。でもそんなことは全くありません。だってプロレスが本当に人気なら、

プロレスラーの平均年収が200万円ってことはあり得ないでしょう!

それに…

業界NO.1の新日のトップレスラー・棚橋弘至でも年収2,000万円って、他のプロスポーツ(便宜上・笑)に比べてショッパ過ぎでしょう!!

あと…

「ブシロード(新日の親会社)の対戦カードバトル(カード?)のCMに出てる裸の金髪男って誰?」
「知らない」

なんてことにはならないでしょう!!!


おまけに…

その新日のテレビ中継が深夜2時とか3時放送なんてあり得ないでしょう!!!!

そして最後に…

(一部の団体を除き)社運を賭けて開催するような数ヶ月に1度のビッグマッチを後楽園ホールやTOKYO DOME CITY HALLで開催しないでしょう!!!!!

ちなみにこれら貴重な情報源はほぼ100%、宝島社のプロレス暴露ムックです(笑)


 それにしても、一体いつになったらプロレス人気って復活するんですかね?…って、もう無理か(笑)


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オカダ男泣き・真の理由?

2015-01-15 Thu 18:54
 ちょっと古い話で恐縮ですが…今年も新日本プロレスが新春恒例の“1.4(いってんよん)東京ドーム大会”を開催しました。

 以前は私も初詣のノリでこの大会を毎年観戦しましたが、もう10年以上ご無沙汰です。そもそも最近の新日はかつて私が夢中になった、好きで好きで堪らなかった新日とは完全に別物ですからね。それでも一企業としては成功しているようなので、ちょっと複雑な心境です…。

 さて、その“1.4”ですが、先週たまたまテレビを点けたらメインのIWGPヘビー級タイトルマッチが放送されていたので、何となく見ることにしました。カードは棚橋弘至(王者)vsオカダカズチカ(挑戦者)。最近のプロレスは昔のような“絶対王者制”ではなく短期間周期の“ベルト持ち回り制”なので誰が本当に強いのか分かりにくい…(笑)

 試合は内容的には特に心に刺さるモノもなく、王者・棚橋が王座防衛に成功。あと一歩のところまで追い詰めながらも敗北した次世代エース・オカダは、セコンドの肩を借りて男泣きしながら控え室へと退きます。(昔のオレならこういうシーンにグッとキていたかも知れないなぁ…)思わずそんなことを考えてしまいました。ちなみにこの直後に発売された「週プロ」の表紙もこの写真でしたから、それなりにファンの心を打つナニかがあったのでしょうね。

 でも…でもですよ?改めて冷静に考えたら、プロレスは筋書きのあるエンタメです。この時のオカダの涙の理由、他のスポーツなら単純に「負けて悔しい」でしょうが、実際は何だったのでしょう?考えられるとすれば2つ。

1.脚本に「オカダ、花道を引き揚げながら泣く」と書いてあったため、指示通り忠実に仕事した。

2.(チクショ~!また負けブックかよ~!!会社はいつになったらオレを新日のエースにさせてくれるんだよ~!!)という個人的不満が爆発してしまった。


 …人間的には「2」を支持したいところですが、社会人としては「1」の方にカッコよさを感じますね(笑) プロレス、奥が深い(?)です。


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田コロの記憶

2014-05-10 Sat 21:00
 “田コロ”跡地が今、どうなっているのか?突然気になり、見に行くことにしました。

 田コロとはもちろん、“田園コロシアム”のこと。かの高級住宅地・田園調布、それも駅から2、3分という場所にあったスタジアムです。テニスをメインにコンサートなどにも使用されていたそうですが、やはり私にとっては数々のプロレスの名勝負を生んだ試合会場、という印象が強い。

 ネットで画像検索してみたところ、たくさんの懐かしい画像が出てきました。特にロッシー小川氏がブログにアップした画像(拝借させていただきました)…


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これが私の記憶の中の田コロに最も近い。かつてここで

■青&銀の“Mマスク”でのマスカラスvsジャン鶴
■ハンセンvsアンドレ(ピーター失神)
■初代タイガー報復のソラール脱臼事件
■2代目タイガーマスクデビュー戦
■ケリーvsジャン鶴NWA世界戦
■ラッシャー木村“コンバンハ”事件

多くの名勝負が創られました。私も大昔、ここでプロレスを観戦しましたよ。

 東急東横線田園調布駅を、“リアル高級住宅地”側じゃない方(東側)から出ます。といってもこちら側にも高級そうなスーパーやオサレなレストラン、お金持ちそうな外人さんファミリーが目立つ。こんなセレブなエリアに1万人規模のスタジアムがあったなんて今考えると到底信じられませんね。しかも毎回私のような胡散臭いプロレスマニアが集まってくるのですから…そりゃ、住民怒りますって(笑)

 さて、駅から線路沿いに多摩川駅方面に少し歩くと、左手に大田区立田園調布小学校が見えてきます。田コロがあったのはその隣(多摩川駅寄り)のようです。確かに地図で見るとそれっぽい広い土地になっていました。


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現在はドレッセ田園調布プレゼンスなるマンションが建っていました。


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 そしてさらにその奥、マンションの隅には申し訳程度に小さい児童公園が。その名も…


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大田区立田コロ児童公園。この碑(?)が現在唯一残る、実質的に田コロの跡地であったことを示すもの…なのでしょうかね?

 それでも私は、こんな思い出の証拠があるだけで嬉しくなりました。


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2年半ぶり!DRAGONGATE後楽園大会観戦

2013-11-09 Sat 00:00
dragon_gate


 約2年半ぶりのDRAGON GATEを東京・後楽園ホールで観戦してきました。

 DRAGON GATEを最後に観戦したのは東日本大震災直前でしたから、ジャンクション・スリーやWORLD-1インターナショナルなどのユニット、三代目超神龍、ウーハーコンビネーション、急に勝率が上がった戸澤など、目にすることなく消えてしまったものもたくさんあります。

 逆にミレニアルズを始めこの間に新登場したユニットや選手が見られるのはとても楽しみでした。

 まぁ、今更試合や勝敗のことを書いても面白くないと思いますので、年季の入った元プロレスマニアの目に映った久々のDRAGON GATEを思いつくままに書きたいと思います。


■トイレがキレイになった!!
 いつの間にか後楽園ホールのトイレがキレイになっていました。でも休憩時のゲロ混みぶりは相変わらず…。

■トミーがカッコよくなった!!
 第1試合に登場した富永千浩、最初髪が伸びたGammaかと思いました(笑) 私が知る富永は万年セコンド兼雑用係で、たまに選手に八つ当たりで痛めつけられたり、DVDの特典映像で虐められたりといったしょうもない若手レスラー。練習嫌いだからデビューさせてもらえない、といった噂も耳にしていたので、今回の変貌ぶりは嬉しかったです。

■リョーツ清水を見た!!
 週刊少年ジャンプでお馴染み、あの中年警官をモチーフにキャラ作りしたレスラー、リョーツ清水。体型だけ見たら完全に大日本プロレスの前座にいそうなタイプです(笑)

■ミレニアルズのテーマ曲がなかなかカッコいい!!
 都合4回ほど聴く機会がありました。ちょっとマイナー調の日本語の歌なのですがカッコよく気に入りました。CD化されているのかどうか分かりませんが、ヘビロテで聴きたい曲です。

■問題龍のテーマ曲が超ウケル!!
 ベテラン軍によるブーイングのみで構成されたテーマ曲(?)。最初何なのか分かりませんでしたが、これがテーマ曲(?)になった経緯を聞いてなるほど、と。それにしてもこの異様なテーマ曲(?)、問題龍というショッパいレスラーがちゃんとテーマ曲(?)として使っているという状況込みで…笑いのツボにハマってしまいました。

■何はともあれミレニアルズ!!
 恐らく現在DRAGON GATEが最も売り出したい若手レスラーユニット、ミレニアルズ。「“個”よりも“集団”を大切にする1980年~2000年生まれの若い世代」という意味だそうですが、その名の通りメンバー誰もが(多分)20代前半。

 メキシコマットを戦場に闘ってきたことから、メンバーのコスチュームはどれも国旗と同じ赤・白・緑でデザインされています。よく見るとニーパットに“1991”や“1993”などの数字も見られます。生まれた年でしょうか?

 中でもリーダーのTーHawkが醸し出すプロレスラーっぽさは相変わらずイイです。確か3~4年前、セコンド兼雑用係として常にリングサイドを駆け回っていた、まだ苫小牧卓也時代の彼を見て、私はきっと彼は大物になる、5年以内にドリームゲート王者になるに違いない、と予感したものです。これまでドラゲーでは強いて言うなら鷹木信吾推しでしたが、今後はTーHawkとミレニアルズ推しになろうかな、と(笑)

 今回、ミレニアルズ絡みの試合は4試合見られました。もっとメキシコチックな、見たこともないような関節技の目白押しを期待しましたが、試合そのものは割とフツーでしたね(笑) でもTーHawkが執拗に狙ったスプラッシュマウンテン(?)や、裏スプラッシュマウンテン(?)は彼の(ドラゲーの中では)大柄な体格が活きて派手に見えるので、得意技としてはよいと思います。切り替えされることを恐れずに序盤から何度も何度も狙うのも新鮮だし、逆に執念じみていて個性を感じました。


 …とまぁ、以前からいる選手は相変わらず安定したパフォーマンスを見せつつ、着実に若手も育て世代交代を図っているな、という印象を受けました。例えばNOAHは全く若手が育っていないと聞きますから、それに比べたらデキた団体だな、と思いますね。何だかプロレス団体でありながら一般企業に近いものを感じました。


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