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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
プロレス的煽りはプロレスラーだけの特権

2018-07-14 Sat 14:51
 先月開催されたAKB48選抜総選挙で悲願の1位に輝き、ニューシングルのセンターポジションを獲得したSKE48の松井珠理奈。ところがその後間もなく、彼女が体調不良により活動を休止するというニュースが流れました。

 その原因について、巷では様々な憶測が飛び交っています。プレッシャーからのストレス、天狗になって叩かれたから、ライバルの宮脇咲良(HKT48)をパワハラ発言で追い詰めて叩かれたから…さすがの私も(笑)大して興味ありませんでしたが、一つだけ目に留まったことがありました。それは松井が宮脇に“プロレス的煽り”を仕掛け、二人のライバルストーリーを盛り上げようとしたのに、宮脇が理解できずにただ病んでしまった。結果的に松井がただの酷い人扱いされ、これを嘆き精神的に病んでしまった、という“真相”でした。

 まぁ、事実かどうかは分かりませんが、なぜアイドルの松井がプロレス的煽り?と思ったら、以前放送されたAKB48グループのプロレスドラマ「豆腐プロレス」出演を機にプロレスファンになった松井が、プロレス特有の“煽り”、すなわち劇場型因縁吹っかけ(または仲間を称え労う)パフォーマンスを独断で自分の仕事に取り入れ、グループを盛り上げようとしたそうです。

 “煽り”とは…実際には彼女はこんな言い方はしていませんが、分かりやすく例えるなら、

「おい!宮脇!テメー、6.16ナゴヤドームで必ずぶっ倒してやるからなコノヤロー!」

とか

「おい!宮脇!お前やっぱり凄いよ!これからも私達でこの業界盛り上げていこうぜ!それともタッグ組んでシングルのWセンター狙うのも面白いな!」

的なリップサービスです。一応表向きには組織の意向は無視して、発信者個人の意思で発せられているとされます。

 私も幼い頃からある程度の年齢までプロレスファンでしたので、プロレス的煽りには好感を持っています。シビれるしカッコいい、いつか自分にもあんなパフォーマンスをする機会がやってこないかなぁ、と憧れました。他のスポーツの選手がインタビューで「自分の仕事をしただけです」のように謙虚に淡々と答えるよりも興奮するし、ドラマチックで面白いと思いました。

 しかし当然ですが、プロレス的煽りが通用するのはプロレス会場内だけ。言い方を変えればプロレス的煽りはプロレスラーのみに許された特権です。それ以外の人が一般社会で同じことをすれば失敗する可能性が高い。なぜなら、プロレス的煽りには、それが相手を罵るにせよ称賛するにせよ、相手の気持ちや組織の都合を一切無視した上での発言だから。相手に不快な思いをさせてでも、自分が気持ちよくなるためのものだからです。宮脇咲良が病んでしまったことがよい例です。松井は自分と同じプロレス熱を持った仲間を見つけて、ファン同士で冗談前提で煽り合うべきでした。
 
 “プロレス仕草”には他にもアングル(筋書き・ストーリー)、下克上、裏切り、寝返り、会社批判、反体制、凶器攻撃、5秒以内の反則OK(笑)など胡散臭いことには事欠きませんが、他の世界ではほとんど通用しないので(笑)取り入れないことをお勧めします。


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「絶対に無理」を責めてはいけない

2018-06-29 Fri 00:00
 先日、某アイドルグループが自身のアルバムのヒット祈願目的で、全員でバンジージャンプに挑戦する、というテレビ番組を見ました。

 中には高所恐怖症の子も何人かいましたが、最終的に2人を除きミッション達成。その2人は恐怖のあまりギブアップしましたが、代わりに別のメンバー2人が2回跳び、よく分かりませんが一応“全員クリア”。めでたしめでたし、だそうです。

 とはいえ苦手な子の中には、泣きながらも強い責任感から見事に跳んだ子もいて、私は不覚にも感動してしまいました。

 でも番組を見終えた直後に感じたのは、やはり「ギブアップなんてあり得ないだろう?!いくら怖くても仕事なんだから死ぬ気で跳べよ!!」でした。番組としても中途半端ですよね。

 しかし時間が経つにつれ、それは違うと思うようになりました。やはり人間、誰にでも苦手なもの、どうしても克服できないものがひとつやふたつあるものです。それが単なる甘えで避けているだけの“苦手”なら論外ですが、時には無理すると身体や心に悪影響を及ぼす“苦手”も存在します。それでも仕事だからと無理強いするのはちょっと違うような気がします。

 実際、ギブアップした2人は収録時、直前まで恐怖と戦い、何とかチャレンジしようと頑張っていたといいます。後日ブログでわざわざ謝罪されると、そこまでする必要はないのにな、と心が痛みました。

 これは今回のミッションがたまたまバンジージャンプだっただけのこと。登山、ゲテモノ食い、熱湯風呂だったら?きっと別の“絶対無理”な子が出たと思います。ですので敗者を責めてはいけません。

 こういった個性や長所短所を無視し、あくまでも自分基準で他人を評価したがる人は世の中たくさんいます。

“あいつは(自分に比べて)努力が足りない”
“あいつは(自分に比べて)頑張っていない”
“あいつは(自分に比べて)手を抜いている”

と、一方的に評価したがるわけです。

 しかしこれは間違い。例えば土木工事現場で働くプロレスラーのようなガタイの同僚は、一度に2本の丸太を運ぶのに、自分は全力で頑張っても1本、それも倍の時間をかけて運ぶのが精一杯。それを「あいつは頑張っていない」の一言で片づけられたらどう思うか?

 そういうものでしょうね。


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飲み会に知らない人を呼ぶ、という善し悪し

2018-06-26 Tue 07:48
 先日「マツコ&有吉 かりそめ天国」(テレ朝系)という番組で、一般視聴者からのこんな投稿が紹介されました。

 「飲み会当日、当初参加予定じゃなかった人を勝手に呼ぶ人をどう思うか?特に友人でもない、よく知らない人を呼ばれると居心地悪いし、平気でそういうことをする人の神経が信じられない」

といった訴えでした。

 これについてマツコ・有吉とも「(こういうことをする人は)嫌だ」との意見でした。しかし番組独自のアンケート調査では、逆に30%の人が、これを「あり」と答えたそうです。理由は「大勢の方が楽しいから」や「いい人だから・気が合うと思うから(紹介したい)」など。少数派ではありますが、決して“変わり者”ではないようです。

 実は私も投稿者やマツコ・有吉らと同意見です。ただし、過去に飲み会に知らない人を呼ばれて嫌だったものの、そこから新しい友達ができて自分の世界が広がったこともあります。恐らく人生を有意義に過ごすには、そういったことも大切なのでしょう。

 でもそれ以前に知っておかなければならないのは、知らない人を呼ばれて嫌な自分と、平気で知らない人を呼びたがる友人とでは、そもそもお互いの価値観が違うということ。楽しいと感じるポイント、満足する対象がもともと違うのです。

 前者はお互い気心の知れた友人と、深い話をして精神的に満足したい。だからそこに知らない人が入ってくると当たり障りのない会話しかできず、飲み会自体無意味に感じてしまう。

 一方後者は、たくさんの友人に囲まれ、世間話やバカ話など軽い会話で面白おかしく過ごすのが好き。二人きりなど少人数での心を開いた本音トーク、悩み・人生相談、議論などを嫌います。

 恐らく投稿者はたまたま後者タイプと仲良くなったのですが、実際には自分とは異なるタイプなのでしょう。だから(あれ?仲良しのはずなのにあの人は私と違う!おかしい!!)と思ってしまう。しかも本人はそのことに気づいていない、と私は思ったわけです。

 ついでに言うと、もしかしたら相手は「あの人(投稿者)はいつも決まった人たちとしかつるまない。封鎖的でつまらない人だ」と思われているかも知れません。

 いずれにしてもどちらが正しい、間違っている、ということはなく、それぞれ立派な「個性」ということを忘れないようにしたいですね。
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選抜入り資質

2018-06-20 Wed 21:42
 先週末のAKB選抜総選挙の興奮醒めやらぬ(?)今日この頃。そんな中、CSフジテレビNEXTの「生放送!AKB48緊急会議」という討論番組に生出演した選抜メンバーの発言をネット記事で読み、ちょっと感心しました。

 番組は、今回ランクインした100人中97人が今後のAKB48グループの方向性やルール作り、悩みについて意見交換するという内容だったそうです。

 その中で関心を引いたのが「恋愛禁止ルールは不要か?」という総選挙立候補メンバーへの匿名アンケートの結果です。これまで何度も議論されてきた、結論の出し難い永遠のテーマ(?)です。正直(またか)と思いつつ結果を見ると、338人中125が「はい」。つまりメンバーの3人に1人が“恋愛禁止は要らない”と回答。

 ただし、必ずしも3人に1人が「アイドルでも恋愛したい!恋愛解禁しろ!」と言っているわけではないことが意外でした。特に今回総選挙で結果を出した選抜メンバーたちの意見はとてもしっかりしたものです。

 例えば7位の武藤十夢(AKB48)は

あえて(恋愛を)いいよと言う必要もないけど、そのルールを作る必要もないかな。どうせやる人はやるので

とぶっちゃけた上で

結局は自分に降りかかってくること。自分の気持ちがどれだけ強いか、人生をどうしたいかで変わってくる

と持論を展開しました。

 4位の荻野由佳(NGT48)もこれに賛同。

年ごろだし、恋愛もしたいなと思う方もいると思う。だけど、本気でアイドルをやりたくて、毎日毎日(アイドルを)追求していったら、恋愛する暇はない。(ルールを)決める必要はないと思う

噂に聞く苦労人らしい重みのある言葉です。

 そして私も以前からその真面目ぶりに注目している、5位の岡田奈々(AKB48/STU48)は

表現力とかパフォーマンスを上げるために、片思いはOKだと思う

と、芸のこやしになる恋は許容範囲と主張。その上で、恋愛を実行するかどうかについて問われると

そこはプロ意識の問題です

と正論を語りました。

 改めて思いますが、これはアイドルや芸能人に限らず、社会人全般に当てはまることですね。つまり、夢や目標を持ってそのためにある程度計画的に日々を生きる人は、周囲の誘惑や雑音に揺らぐことが少ない。例え恋愛、結婚するにしても周囲に祝福される形で上手くやるわけです。

 逆に特に夢や目標を持たず、惰性で生きていると、自分を見失いやすく誘惑や雑音から悪影響を受けやすい。本来進むべき道から外れがちになってしまうものです。

 まぁ、実際はそんなことも含めて色々なことが起きるのが人生なので、後者を否定するつもりはありません。でも少なくともAKB選抜総選挙でベスト16入りするほど強く支持されているメンバーは、ちゃんと自分の立場やすべきことが分かっているんだな、と思いました。これは遠回しに「AKBでアイドルとして最高の幸せを手に入れたいのなら、余計なことは考えずに本業を全うしろよ。そうでないなら恋愛でも結婚でもどうぞご自由に」と言っているようなものです。彼女らはサラリーマンに例えるなら、上司や取引先からの信頼の厚い優秀な社員、ですからね。賢いはずです。

 確かに武藤十夢が言うように、一般の社会人でも上司の目を盗んでサボったり、就業規則に違反したりする人はいます。そんな人にいくら「○○禁止!!」と強制したところでやる人はやるし、言われなくてもしない人はしない。

 そして、彼女たちの恋愛スキャンダルが報じられると、我々外野はあれこれ意見を言いたがりますが、我々が意見するまでもなく彼女たちはしっかり考えている。そういうことですね。


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自己経験正義主義

2018-05-21 Mon 21:47
 理髪師のお兄さんが雑談中、こんなことをこぼしました。

「近所の居酒屋の前を通ると、飲み会の余韻に浸り店の前で駄弁っているママ友軍団としばしば出会す。しかもそこには、彼女らが飲み会に連れてきたであろう幼い我が子も複数いて、キャッキャと走り回っている。時刻は夜10時。こんな時間まで幼い子供を居酒屋に滞在させてよいのか?」

さらに

「こういうことを若い奴らに愚痴ると、『それは年寄りだからそう感じるんだ(古い価値観だ)!!』と言われ悔しい」

…だそうです。昔から議論されることの多いテーマではありますが、実際どうなんでしょう?

 まず、私が率直に感じたのは、やはり「幼い子供はもっと早く就寝すべき。夜10時は遅すぎる」です。

 しかし、私がそう考える理由に説得力はありません。なぜなら、単に私が子供の頃、親にそう躾けられた。それで正しかったと今でも信じている、というだけの理由だから。私は中1で夜10時までに布団に入らなければ怒られたものです。

 さらに言うと、私の親は八百屋を経営していたので、取引のある飲食店、時には居酒屋にも頻繁に家族で食事に出掛けました。だから「子供を居酒屋に」という部分については理髪師のお兄さんとは意見が異なり、容認派なのです。

 このように、人が日頃他人のマナーや言動に対して異論を唱えるのって、実は自分自身の過去の経験や、育った環境の中の常識・価値観を基準(正しいこと)として、それ以外を間違いと考えがちです。恐らく理髪師のお兄さんを否定した若者も、幼い頃母親に連れられて居酒屋に行った経験があるのでしょうね。

 ということで、こういうことは、ある程度の年齢になっても意外と気づかない人が多いです。悪気はなくても結果的に相手の価値観を否定して傷つけてしまう可能性があるので、自分の主張に客観的根拠があるか?ただの独り善がりではないか?一度冷静に考えることをお薦めします。

 ちなみに“子連れママ友居酒屋問題”について真面目に考えるなら、判断基準は「ルール」と「客観的事実」そして「常識」でしょうね。法律、条令、各お店のルール、さらに専門家のアドバイス(子供は1日○時間以上睡眠を取らないと翌日のパフォーマンスが落ちる等)を守った上で、近所の人に「非常識だ!」と陰口をたたかれない範囲で楽しむべき。としか言い様がありません。

 ところで、先程触れた通り、私の親は八百屋でした。よって毎朝5時に青果市場へ仕入れに向かうため、一般サラリーマン家庭に比べ、家族全体が就寝時間は早かったと思います。だから子供の私にも早い就寝を強いたのでしょうね。

 逆に父親が毎晩残業や接待で帰宅の遅いサラリーマン家庭なら、一日中子供の面倒を任せられている母親が、たまにママ友と居酒屋で飲み会を開きストレス発散したい気持ちも理解できます。小さい子供を一人留守番させるわけにもいかないので一緒に連れて行く、スタートがパート上がり後の夜7時だと、お開きはどうしても10時過ぎ、というのも相手の立場を想像すると、私でも肯ける気がします。

 世の中の誰もがこういう想像が出来れば、お互いストレスなく、もっと幸せになれるのでしょうね(笑)



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潜在的バブル気質

2018-05-09 Wed 00:00
◆強制わいせつ事件を起こした山口元メンバー
◆女性記者にセクハラした福田元財務事務次官
◆部下のセクハラを概ね認めながらも素直に謝罪しない麻生財務大臣
◆その他、セクハラしながら認めない、または素直に反省しない偉い立場の人々

 私が彼らに共通すると思うのは、未だにバブル気質が抜けていないということ。だからみっともない事件を起こしながらも、(山口元メンバー除き)自分がなぜ非難されなければならないのか分かっていない(認めたがらない)。彼らを含む中高年世代には、多少の差こそあれこういう“バブルを引きずる人”が多いと思います。

 バブル時代というと既に遙か昔のこと。もはやファンタジーの世界の出来事のようにも感じます。

 恐らく多くの人はあんな“夢のようないい時代”、もしくは“異常な時代”なんて、もう過去の遺産。だから自分は当時のバカげた価値観はとっくの昔に捨て、今は堅実に生きているつもりでいます。しかし実際は、今なお部分的に当時の価値観を捨てられずにいる、というか、それが現在の価値観から外れていることに気づかず、無意識のうちに当時の価値観を振りかざしてしまいがち。そのひとつがセクハラ行為をはじめとする、周囲の人たちとの接し方だと思います。

 例えば、

◆同僚や部下、得意先と頻繁に飲みに行くのは当たり前。酒を飲めば誰とでも仲良くなれる!!
◆先輩や上司相手でもタメ口OK!むしろ理想!だって親しい証拠じゃん!!
◆自分に気がある(と思い込んだ)女、イイ女にキス、お触りして何が悪い?!礼儀だろう!逆に何もしない方が失礼だよ!!
◆飲み会で一番盛り上がるのはエロトーク!!みんなエロトーク大好き!!
◆飲み会で率先して全裸になって芸を披露するのは当たり前!!全裸になれなきゃ一人前とは認めん!!(男性限定)

中高年で「えっ?これのどこがダメなの?昔から常識じゃん!!」と思う人がいたら、一度各世代の男女に意見を聞いた方がよいです。何かしらのカルチャーショックを受けるはずですから。

 例え他人に直接迷惑をかけない行為、朝起きたらタバコを吸う、朝出社したらまず缶コーヒーを一杯、といった体に染みついた習慣でも、他人が見たら「この健康ブームに逆らってタバコ吸うとはアホ」「自宅で入れたコーヒーを保温ポットで持参すれば節約になるのに、何も考えず同じことを繰り返すとはアホ」と陰で馬鹿にされているかもしれません。

 でも、そんなのは他人にとってどうでもよいことだし、ましてや相手が上司や年長者、権力者ならいちいち指摘はしません。セクハラもこういった“年長組”には何かと注意し難いため、これまで弱い者が我慢するしかなかった。つまり偉い人、権力を持つ人ほど“裸の王様”である可能性が高く、今後はそんな王様も自分を省みないでいると下級兵士に刺される可能性もある、と私は思うわけです。

 だから中高年、特に権力を持って偉い立場で活躍中の人が現在の地位を失いたくなければ、自分の価値観が各世代にも通用する価値観か?もしかしたら自分が気づいていないだけで、今でもバブル時代の価値観を振りかざしていないか?一度客観的に考え、もしヤバそうなら素直に改めるのがお勧めですね。

 自分の過去の栄光、楽しかった時代を否定するには勇気が必要ですが、今後の社会を担う若い世代の価値観に寄り添えないのでは全てが無駄になってしまいそうです。


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面倒臭い客にはなりたくないと思う件

2018-05-04 Fri 20:00
 先日、父と外食した時のことです。久々なので最初に生ビールを1杯ずつと、つまみになりそうな料理を2品注文しました。

 しばらくしてお酒も程よく回ってきたところで、それぞれメイン料理を注文。出てくるのを待っていると、父はデザートも食べたくなったようで、店員さんを呼んで早々と注文してしまいました。私はメイン料理を食べた後でもよいのに、と思いましたが、週末の店内はお客さんも多く店員さんも忙しそう。まぁ早めに注文しておくのもアリかな?と思い直しました。

 するとここで父が店員さんにこんなことを言ったのです。

「でもさっき頼んだやつ(メイン料理)より先に来たらイヤだな~」

店員さんは料理の提供が遅いというクレームだと思ったのか「申し訳ありません!」と謝罪し、小走りに去っていきました。

 そしてさらに待っていると、別の店員さんが「お待たせしました」とメイン料理を提供。私はちゃんとデザートより先に出してくれたんだ、と一安心。ところが場を去ろうとする店員さんに、父がこんな一言を。

「さっきデザート頼んだんだけど、こっち(メイン料理)より先に来たらどうしようと思ってたんだよ!」

店員さんは苦笑いしつつ軽く謝罪し去っていきました。

 まぁ、表情は笑顔、口調もジョーク気味で厳しいものではなかったので、クレーマー扱いはされていないと思いたいです。でもセクハラじゃないですが言われた側がクレーマーと判断したら父の発言もクレーム。煩わしいイヤな客だと思われかねません。店員さんも忙しい中頑張ってくれている。私はそんなことわざわざ言わなくていいのに、とヒヤヒヤしました。

 最近、“キレる高齢者”が社会問題になっています。電車内で、スーパーで、運転中の路上で、ちょっとしたきっかけで必要以上にキレて周囲の人々に突っかかる老人たち。彼らがなぜキレるのか?その理由に挙がるのは、周囲に相手にしてくれる人がいなくて寂しいから、などです。長年勤めた会社を定年退職すると肩書きも立場も効力を失いただの人。よほど何か魅力がなければ誰も構ってくれないし、我が儘も通用せずもどかしく、つい八つ当たりしてしまうというわけです。

 父はサラリーマンではなく、波風立てることを極端に嫌う地域密着型個人商店の経営者でしたし、友達もそれなりにいるので、“キレる高齢者”にはならないと思いますが、そんな人でもわざわざ店員さんに絡もうとするんだ、オレなんか年取ったらもっと面倒臭い客になりそうだな、と思うと複雑な心境です。


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一般人もジャニーズもオッサンはオッサン

2018-04-27 Fri 21:28
 TOKIOの山口メンバー(笑)が今年2月、番組で共演した女子高生を自宅マンションに呼び出し、飲酒を勧めたうえ無理矢理キスしたとして強制わいせつ罪で書類送検されました。

 私が今さら語るまでもなく世間はこの話題で持ちきりですが、私はジャニーズ事務所所属の“アイドル”である山口メンバーですら、十代の少女からしたら恋愛対象にはなり得ない“ただの中年オッサン”なのか!と軽く驚きました。

 もちろん中年オッサンでも、男性としていつまでも心身ともに若さを保つことは大事だし、年齢を気にせず十代の若い女の子にアプローチする姿勢は素晴らしいと思います。

 ただ彼女たちの恋愛対象となると、ちょっと難しいでしょう。なぜなら十代の少女から見たら、世のほとんどの46歳は自分の父親かそれ以上の年齢のオッサンだからです。よほど魅力的な容姿や人間性を備えていない限り恋愛対象にはなり得ない、という前提から入る方がよいでしょうね。

 私が以前から感じていることですが、近頃の中年オッサンの中には年齢・立場相応のものの考え方や振る舞いが出来ない輩が多いです。

 具体的には、自分はまだまだ若い・イケてる・若い女性に好かれていると過剰に思い込み、必要以上にファッション・髪型・趣味嗜好・言葉遣いや立ち振る舞いなどを若者に寄せたがるのです。

 ところが多くの場合、それに満足するのは本人だけで、若者から見たらダサく痛々しいだけ。特に自分は若い女性に好かれている、モテると思い込むことは、相手の迷惑になりやすい。

 女性が中年オッサンに対し好意的に接してくれるのは、男性に比べその場の空気を壊さないよう努めるから。そして相手が

■上司・同僚だから
■お客様だから
■奢って(経済的負担をして)くれるから
■旦那・彼氏・家族・親友など大切な誰かの知り合い・関係者だから
■権力を持っているから

であり、恋愛感情とは違います。

 逆に男性は仕事が上手く回って絶好調の時に自惚れがちになるので、例え男性として魅力的でなくても、“オレはまだまだ若い、イケてる”と思い込み、若い女性の社交辞令を好意と勘違いしやすい。

 もちろん山口メンバーはその辺の46歳と比べたら“スペック”が高いので、モテる確率も高い。また一般中年オッサンの中にも魅力的な人はいるでしょう。しかしそれはあくまでも例外であり、あくまでもオッサンはオッサンなのです。

 ではなぜ少女たちは山口リーダーのマンションを訪れたのでしょう?私の想像ですが

◆何となくノリで
◆暇だったから何となく
◆誘われたから何となく
◆楽しそうだったから
◆有名人だから
◆お金持っていそうだから
◆他の芸能人と知り合えるかもしれないから
◆共演者だから断って機嫌を損ねてはまずいから

のように、特にコレといった理由はなかったか、あるいは利害関係絡みの理由だったのでしょう。悲しいことに男性として魅力的だから、ではなかったこと、山口リーダーも少女から見たらただのオッサンだったことが今回の事件を通してハッキリしてしまったわけです。

 一般の46歳より“ハイスペック”な山口リーダーでもこれが現実なのですから、世のオッサンたちは一度、

●なぜオレはキャバ嬢(保険のセールスレディ、キャビンアテンダント、その他サービス業従事者のお姉さん全般)にモテるのだろう?
●なぜオレは女子社員から優しくされるのだろう?
●なぜオレは教え子の学生からモテるのだろう?

改めて想像すると現実が見えそうです。結果として世の中のハレンチ犯罪やセクハラ行為も減るような気がしますけれどね。

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曖昧な“セクハラ判定”

2018-04-25 Wed 21:13
 最近、メディアで官僚のセクハラ問題について議論されるのを見ていて、男性の立場からひとつ危険だと思うことがあります。「セクハラはされた(言われた)側がそれをセクハラと感じたらアウト」という考え方です。

 私もこれ自体正しいとは思います。しかし、これが実際の被害者の意見として広がるのならともかく、テレビでそう言っていたからそうなんだろう、というだけで世間の常識になってしまうとなると、ちょっと怖いです。

 例えば、ある会社の職場にデブでハゲ、ちょっと不潔でコミュニケーションが下手、でも真面目に働くオジサン社員・Aさんがいます。そして同じ職場に彼を生理的に嫌悪し、いなくなって欲しいと願う女性社員・Bさんもいます。

 ある日、Aさんは場を和ませようと何の気なしに「Bさんは若いから元気いっぱいで羨ましいよ」と発言。するとBさんは「Aさん、それはセクハラですよ!!上司に訴えます!!」と激高し、実際に訴えてしまう。

 AさんもBさんの上司も(えっ?それってセクハラなの?何がマズかったの?“若い“?”元気”?それとも“若いから元気”がダメだったのかな?)困惑しますが、最終的には(でもセクハラって言われた側がセクハラと感じたらアウトっていうし、オレが判断出来ることじゃないか…)と諦め、訴えを受理。Aさんは罰として閑職への異動を言い渡され出世の見込みも途絶えてしまいましたとさ…。

 痴漢でっち上げの冤罪事件じゃないですが、いとも簡単に罪のない(と思われる)一人の人間の人生を葬れてしまう可能性ってないですか?極端かもしれませんが、あり得なくはないと思います。

 つまり「セクハラはされた(言われた)側がそれをセクハラと感じたらアウト」、これではあまりにも曖昧すぎ。せめて学校や会社、職場など各組織単位ではもう少し具体的なセクハラガイドライン的なものを設けるべきではないか?と思った次第です。まぁ、私が言うまでもなく既に設けている組織はあるかも知れませんが…。

 面倒な世の中になったものですね(苦笑)


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4月によくある風景

2018-04-24 Tue 21:34
 4月某日、都内某駅前にて…

若い男「こんにちは」

「オハコンバンチハ!!何か用かい?」

若い男「すみません!私、新社会人の者なんですが、ただいま会社の研修で、度胸づけ目的で出来るだけたくさんの人と名刺交換をさせていただいているのですが、お願いできないでしょうか?」

「そうなの!?大変ですね!もちろんいいですよ…って、そう簡単に名刺渡すわけないだろうが~っ!!君、何て会社の人?まぁ興味ないけど、名刺交換を軽く考えてない?
 名刺って普通は、仕事貰えそうとか、将来自分の役に立ちそうとか、何かしらメリットに期待して渡すものだよ。そりゃあ昔は飲み屋のお姉ちゃんに自慢するために配るオッサンもいたと思うけど、個人情報の扱いやコンプライアンスが厳しく叫ばれる今の時代、得体の知れない相手に簡単には渡さないよ。名刺だってタダじゃないしね」

若い男「ですから、これは研修の一環で、私も上司からやるよう言われて…」

「それは君や君の会社の都合でしょ?取引が見込めるわけでもない君に名刺渡すオレに何のメリットがあるの?何もないでしょ?
 いくら新社会人でも、今時まともな企業が個人情報の扱いにどれほどシビアになってるか知らないわけじゃないよね?それが今の常識的な社会だよね?なのに安易に君に名刺集めを命じる会社や上司、おかしいと思わない?
 それに度胸づけ目的なら世間話するだけで十分じゃん。アカの他人と『この週末は暑かったですね』『最近の一連のセクハラ騒動をどう思いますか?』『大谷は次回の登板で勝てますかね?』『この近辺の美味しいレストランを知りませんか?』とか話しかけて少し会話すれば十分度胸つくよ。
 君はまだよくわからないかも知れないけどさ、名の知れたビジネスイベントやセミナーで渡した名刺も簡単に名簿会社に売られて、悪質なセールスの電話がかかってくるものなんだよ。みんなそういうものだと知ってるから素直に名刺交換してくれる人、ほとんどいないでしょ?君は純粋に度胸づけのつもりでも、実際君の会社は個人情報収集が目的。君が声をかける人たちは君や君の会社を怪しいと思って相手にしない。それが現実だよ。
 新入社員じゃ上司に何も言えないだろうけど、言われたことをただ馬鹿正直にするんじゃなくてさ、少し疑問を持って自分なりにアレンジしてみれば?例えば名刺じゃなくてFacebookやLINEのIDを集めるとか、自社のサンプル商品配って興味ある人がいたら名刺交換して商談するとかさ。その方が足止めてくれる人、増えると思うし、会社のイメージも悪くならないと思うよ」


 …以上、名刺交換を求めて通りがかりのサラリーマンに声をかけまくる若者を見た私の心の声、妄想会話でした(笑)

 なお、いくら正論でも先輩社会人が新社会人相手にこのようなお説教をしてはいけません。いきなり頭が混乱してどうにかなってしまいそうですから(笑)

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