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The Ten Commandments of Dog Ownership

2008-04-16 Wed 06:00
 「犬の十戒」という作者不明の短編詩があります。もともとインターネット上に発表されたものがクチコミで世界中に広まったらしく、現在公開中の映画「犬と私の10の約束」の元ネタにもなった旬な詩です。

 私はこの詩、1回読んだだけで、涙が溢れそうになりました。そのくらい愛犬家の心に訴え掛ける強い力を秘めた、素敵な詩だと思います。 


 私も犬は大好きだし、かつてはクックと名付けたシベリアン・ハスキーを飼っていました。飼い始めたきっかけは、当時近所で連続放火事件が起きていたのでウチも番犬を、という理由からでした。
 しかし実はシベリアン・ハスキーは好奇心旺盛で初対面の人にも尻尾を振って友好的に接する犬種(=番犬には不向き)だということも知らなかったほど、当時は私も家族も犬に関する知識に欠けていました。

 今思えば我ながら呆れてしまいます。当時は可能な範囲で精一杯世話したつもりながら、この詩を読んで―今さら後悔することでもないのかも知れませんが―もし、クックを飼う前にこの詩と出会っていたら、クックはもう少し幸せだったのかな…などとつい考えてしまいます。

 この「犬の十戒」、どれも心に強く響くものばかりですね。中には「7」のような、「テメー、2度もガチンコで噛みつきやがったくせに!」とツッコミたくなる(私とクックの間では)例外なものもありますが(笑)でも他はもう涙なしでは読めませんね。

 「1」は…そうです。犬の寿命なんてこんなもの。クックも13歳で逝きました。試験勉強を理由に2週間くらい全く散歩に行かない期間が何度もありましたが、その無駄にした時間の合計が13年間の中で占める割合は、今考えると大き過ぎます。

 「2」。これは自信あります。根気よく地道に「お手」などを教えたお陰で、以降は飲み込みがめちゃくちゃ早い賢い犬(?)へと成長しましたから。悪戯が大好きだったので、セコい悪戯隠蔽工作方法まで学習する犬になってしまいましたが(笑)

 「5」も理解できます。犬は視線を合わせることは挑発行為と見做すと言われますが、さすがにクックと私はお互いよく目を見つめ合いながら会話しました。本当に私の気持ちを理解しているようでしたよ。

 そして一番堪えるのが「10」。これは果たせませんでした。病気で毎晩苦しんで鳴いている時点で可哀想(と理由付けるのも実は人間の勝手ですが)で近付けませんでした。そんなひどい飼い主を…クックは私のことをどう思っていたのでしょうか?愛してくれていたのでしょうか?




The Ten Commandments of Dog Ownership
犬の十戒(犬の飼い主のための十戒)

 
Author Unknown
作者不明

1.My life is likely to last ten to fifteen years. Any separation from you will be painful for me. Remember that before you buy me.
私の一生は10年から15年くらいしかありません
ほんのわずかな時間でもあなたと離れているのは辛いのです
私を飼う前にどうかそのことを憶えていてください


2. Give me time to understand what you want of me.
あなたが望むことを私が理解できるようになるまで時間をください


3. Place your trust in me - it's crucial to my well-being.
私を信頼してください―それだけで私は幸せなのです


4. Don't be angry at me for long and don't lock me up as punishment.
You have your work, your entertainment and your friends. I have only you.

私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないでください
あなたには仕事や楽しみがありますし、友達だっています
でも私にはあなたしかいないのです


5. Talk to me sometimes.
Even if I don't understand your words, I understand your voice when its speaking to me.

時々私に話しかけてください
たとえあなたの言葉は理解できなくても、私に話しかけているあなたの声は理解できます


6. Be aware that however you treat me, I'll never forget it.
あなたがどのように私を扱っているのか気づいてください
私はそれを決して忘れません


7. Remember before you hit me that I have teeth that could easily crush the bones of your hand but that I choose not to bite you.
私を叩く前に思い出してください
私にはあなたの手の骨を簡単に噛み砕くことができる歯がありますが、あなたを噛まないと決めていることを


8. Before you scold me for being uncooperative, obstinate or lazy, ask yourself if something might be bothering me. Perhaps I'm not getting the right food, or I've been out in the sun too long, or my heart is getting old and weak.
言うことをきかない、頑固だ、怠け者だとしかる前に、私にそうなる原因が何かないかとあなた自身に問いかけてみてください
適切な食餌をあげなかったのでは?日中太陽が照りつけている外に長時間放置していたのでは?
心臓が年をとるにつれて弱ってはいないだろうか?


9. Take care of me when I get old ; you, too, will grow old.
私が年をとってもどうか世話をしてください あなたも同じように年をとるのです


10. Go with me on difficult journeys.
Never say, "I can't bear to watch it," or "Let it happen in my absence." Everything is easier for me if you are there. Remember, I love you.

最期の旅立ちの時には、私のそばにいて看取ってください 「見ているのが辛い」とか
「私のいないところで逝かせてあげて」なんて言わないで欲しいのです
あなたが側にいてくれるだけで、私はどんなことでも安らかに受け入れることができます
そして、どうか忘れないで下さい
私があなたを愛していることを



(注)作者不明のため、原詩引用元はあえて表記していません。和訳もウェブサイトで発表されているものの多くは、それぞれ部分的におかしかったので、参考にしながら自分で手を加えましたゆえ引用元はあえて表記しません。ご了承下さい。
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