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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
天候との付き合い方

2017-08-12 Sat 22:22
 昨日8月11日は「山の日」でした。

 私は登山はしませんでしたが、報道番組を見ると富士山や槍ヶ岳からの中継が目に入りました。また、その中にはたくさんの登山者も見られました。あいにく天候はすぐれず、山頂からの展望は真っ白。何も見えないようでしたが、まぁこんな日もあります。もちろん、せっかく時間と交通費をかけてやって来たのに美しい青空とも、絶景と呼べそうな展望とも出会えず残念…という気持ちは分かります。でも、登山者の方々には、雨に降られずに頂上まで到達できたことを純粋に喜んで欲しいと思いました。

 私がなぜ素直にそう思えるようになったのかというと、近所の登山好きの理髪店のオヤジさんの影響です。以前こんなことを言われました。
  
 例えば、友達、恋人、仕事の取引先の担当者…誰かを訪ねる際、毎回相手の機嫌がよく、笑顔で歓迎してくれればこちらも嬉しいですよね。気を遣わずに楽しく過ごせて楽です。

 しかし毎回必ずしもそう都合よくいくとは限りません。相手も人間です。何か問題を抱えてイライラ、悲しくて落ち込んでいる、体調が優れず元気がない…“笑顔”の時のプラスな感情ではない、マイナスの感情の時でも会わなければならないことは普通にあります。

 でも考え様によっては、そんな時こそ相手の本来の人物像に触れ、相手の価値を見極めるチャンス。相手の様子を伺い、気を遣って挨拶だけで退散しようか?相談に乗るべきか?愚痴を聞いて頷いてあげようか?等々考えるわけです。お互いの心の距離が縮まるのも大抵はそんな時ですよね。

 私は…いえ、自然と共存して生活したりレジャーを楽しんだりする人の多くも、そんなふうに自然と付き合っている、人間と同様、自然にも様々な表情があると考えていると思います。機嫌のよい時(晴天)、そうでもない時(曇天)、悲しい時(雨天)、怒っている時(暴風雨・雷)…。そりゃ、出来ることなら相手の機嫌がよい時だけを狙って遊びに行きたいものです。しかしなかなかそう都合よくはいきません。だから山の機嫌がよい時(晴天)は遊び、悲しんでいる時(雨天)は遠慮がちに接する。怒っている時(暴風雨・雷)は近づかずに機嫌が直るのを待つ。そうして不機嫌な時、悲しんでいる時の山にも触れ、一年を通して何度も会いに行く(四季それぞれ行く)ことで初めて相手を理解し、お互いの信頼関係を深める、というわけです。

 そう考えると、登山予定日が曇りでも、途中から小雨に降られても全くモチベーションがダウンしなくなりましたし、一度登った山でも別の季節ならどんな表情が見られるんだろう、とまた登りたい気持ちも芽生えてきました。

 登山は奥が深いです。


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メタセコイア紅葉ギャラリー@水元公園

2016-12-08 Thu 00:00
 東京都葛飾区の水元公園に、紅葉したメタセコイアを見に行きました。

 水元公園は都内でもトップクラスの面積を誇る大きな公園ですが、公園に沿って流れる小合溜という準用河川や、豊富な植物も大きな魅力です。「こち亀」の舞台近く、下町にこんな立派な公園があったなんて、同じ東京都民ながらほんの数年前まで知りませんでした。

 そして今の時期、この公園最大の見所といえば、1,800本の紅葉したメタセコイア。紅葉といってもレンガ色なのでモミジやイチョウのような鮮やかさはありませんが、“レンガ色の塊”となったメタセコイアの森は迫力があり一見の価値があります。

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 公園内くまなく歩いて見たわけではありませんが、メタセコイア1,800本はこの森以外にもあちこちに点在しているようでした。

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 小合溜の向こう(埼玉県)側、みさと公園にもメタセコイアの並木道が見えました。

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 森の中のベンチで一休みすると心が落ち着きます。夏の暑い日でもここならひんやり気持ちよさそうです。

 川沿いのベンチに、どこかの介護施設の職員および入所者とみられる方々もいました。私の母もデイサービスのお世話になっていますが、結構頻繁にミニ遠足みたいな感じであちこち連れて行ってもらえるんですよね。紅葉を眺めてもらい視覚から脳を刺激しているのかな?(笑)

 ちなみに、誉田哲也の「ストロベリーナイト」という警察小説で、最初に死体が見つかったのがこの公園内の溜め池だったことを思い出し、どの池だろうと探し歩きましたが結局分かりませんでした。帰宅後に同書を引っ張り出して確認したところ、死体が発見されたのは水元公園の溜め池、ではなく近くの住宅地、でした(その後溜め池の中からも発見)。

 残念ながらシーズンオフでしたが、この公園では菖蒲の花もたくさん見られるようです。菖蒲といえば6月。その頃また来られるといいなぁ…。


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逗子・披露山公園より富士山を望む その②

2016-12-05 Mon 07:18
 逗子の披露山公園から富士山を眺めに行きました。この春にも試みましたが綺麗に見られなかったので、そのリベンジのようなものです。もう関東地方は冬の澄んだ空気ですから、きっと美しい富士山が青空をバックにくっきり浮かび上がっている…はず(笑)

 当日はそれなりの時刻に自宅を出て電車で向かいましたが、事故やトラブルで何度か電車がストップ。こんな時に限って~(悔) 気温が上昇してまた空の青に溶け込んだ富士山しか見られなかったらどうしてくれるんじゃ~!!(笑)

 結局、電車は予定より15分ほど遅れて逗子駅に到着。あらかじめ調べておいた駅から披露山公園への最短ルートを、はやる気持ちを抑えつつ向かいます。目的地までは約1.6km、徒歩25分の道のりですが…やっぱり途中から…かなりの急坂だ~!!ちょっとした登山気分(笑)でも今回は調子かがよかったようで、ほとんど休憩せずに登り切ることが出来ました。汗だくになりましたけど(笑)さあ、今回は全身露わな富士山と出会えるか…?!

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う~ん、ちょっと微妙だけど上出来でしょう!!(笑) やはり早朝がベストなのでしょうね。でも自然相手に多くを求めてはいけません。晴天の下、遮る雲なく富士山を望むことが出来たことに感謝です。

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何となくミニチュアモード(笑)

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うっすらですが丹沢山系や大山も見えました。

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僅かに残った紅葉(手前)越しに見る富士山。


 今年やり残したことをひとつ、クリアしました。

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六義園ライトアップ紅葉ギャラリー

2016-11-28 Mon 07:24
 先日行ったばかりの東京・駒込の六義園を再び訪れました。今度は夜、綺麗にライトアップされた紅葉を楽しむためです。

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 ライトアップ開始から一週間、土曜日の16時半頃着きましたが、チケット売り場にはかなりの行列。やっぱりか~…まぁこの時期だけのお楽しみですし、仕方ありませんね(笑)

 庭園内部の小道には所々灯りがあるものの、かなり暗く足下は見えません。注意が必要です。また、混雑・事故防止のため昼には通行可能な小道が通行禁止だったり、一方通行だったりするので、こちらも注意した方がよいです。

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 小道と違い、庭園中央の池の周囲はやはり物凄い数の人!人!!人!!!しかも多くの人々がロープで仕切られた狭い通路に立ち止まって必死に写真を撮るので、通行がとても困難でした。
 
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分かりづらいですがこんな感じ。

 使うカメラにもよりますが、私の場合はコンパクトデジカメの夜景モードで人集りの後ろからカメラを持つ手を上げて撮影しました。しかしきちんと静止していないせいか上手く撮影出来ません。普通の撮影モードではないので手ブレ補正も意味なし。ブレブレの写真ばかりでした。スマホでも数点撮影しましたが、そちらの方が綺麗に撮れてましたね(笑) そんなふうに納得する写真が撮れるまでその場を離れられないのかも知れません。自分も含めSNS社会を象徴していますねぇ(笑)

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 同じ景色を移動しながら何枚か撮影。ちょっとずつ趣が異なりどれも捨て難いです。

 かなりの混雑ぶりに疲れましたが、それでも来てよかったです。ライトはかなり抑えめ、庭園や紅葉の魅力を損なわないよう明るすぎないのがよかったと思います。
 
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 そしてもう一つの魅力が、昼と夜で見所が違うところ。昼にカラフルな紅葉が楽しめた場所も僅かなライトアップではあまり魅力的に映りません。その代わり…

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昼にスルーしてしまいがちな場所をこんなに綺麗に、幻想的に演出。しかも偶然にも写真撮影が上手くいった(方)という(笑)

 昼と夜、両方来ないと魅力が完全に伝わってこない…上手いなぁ(笑) ということで体も冷えたし、ガンコンヌードルさんのラーメンでも食べて暖まろうかな?




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六義園紅葉ギャラリー

2016-11-24 Thu 00:00
 東京・駒込の六義園<に紅葉見物に行きました。

 六義園は初めてでしたが、岡山の後楽園を思わせる美しい庭園で、かつ場所によっては登山で歩く森のようでもあり、落ち着く場所です。茶屋がいくつもあるのも風情があり楽しい。ちなみに園内の道は細くクネクネ入り組んでいますので、何度か道に迷ってしまいました(笑)

 こちらの紅葉はようやく見頃になったようです。紅・橙・黄・緑と様々な色の葉の共演が美しいですよね。


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 ちなみに画像は全て鮮やかめに色調補正してあります(笑) 暗い曇り空でせっかくの紅葉が映えなかったものですから…。

 六義園では夜になると庭園中央の池周辺がライトアップされ、昼間とはまた違った表情が見られるそうなので、そちらもぜひ見てみたいものです。

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野球に例えると分かりやすい、田中陽希と行く山岳ツアーの価値

2016-05-23 Mon 00:00
 先日、“プロアドベンチャーレーサー・田中陽希氏と行く山岳ツアー(?)”を、事務局がファンの指摘に配慮して中止した件について意見を述べました。

 まぁ、かなりニッチな話題ですし、興味のない方にはどうでもいいことなのですが(笑)ちょっと補足したいと思います。なお、事務局が参加者を募集した時のフェイスブックの記事が削除されているので、ツアーの企画内容などは前回同様ファンのコメントをもとに推測して書きますが…これって、野球に例えると分かりやすくないですかね?

 例えば「1試合10万円でサムライジャパン(プロ野球選手で構成された日本野球ベストメンバー)と対戦出来る権利」が売り出されたとします。すると今まで草野球で大好きな野球に取り組んできたサラリーマンたちが食いつきます。彼らは「10万円でサムライジャパンと試合出来るなんて安い買い物だよ!!」と、即申し込む。

 では、彼らはサムライジャパンとどんな試合がしたいのか?もちろんガチンコ勝負したら負けるでしょう。かといって自分らのレベルに合わせて手加減して欲しいか?といえば、想像ですが多分違うでしょうね。

「大谷の162㎞のストレートを打ってみたい」
「オレのピッチングで中田や筒香を打ち取れるか試してみたい」

そんなことを考えて興奮するのではないでしょうか?つまり、せっかくの日本最高レベルのアスリートと戦えるチャンスなのだから、彼らの最高のプレイを存分に体験したい、と願って当然ということ。言い方を変えれば、そこに10万円を払う価値があるわけです。

 ところがその一方で、今まで野球に大して興味のなかったライトファンの人たちがいます。彼らは野球の経験に乏しく、試合といっても満足に戦えません。でもテレビを見て興味を持った大谷に

「ぜひ会ってみたい」
「ナマ大谷と会話したい」

と考え、申し込もうとする。すると、その額10万円。その程度の興味の人にとっては「高すぎるよ~!!」なのでしょうね。テレビで大谷を応援し、ファン感謝デーにも参加したのにこんなに高価で野球が上手い人しか申し込めないような企画は酷い。何とかしてよ!!…と真剣に主張する。

 さらに彼らは、どうせ自分らライトファンじゃ満足に試合なんて成立しないのだから、サムライジャパンには自分たちのレベルに合ったスローボールを投げて欲しい、手加減してバッティングして欲しいと堂々主張。彼らからすれば決して相手をバカにしているわけではなく、純粋に正当な要求なのでしょう。

 今回事務局は、きっと前者のようなファンがツアーに申し込んでくるもの、そう信じたはずです。それ以外、後者のようなターゲット層が真剣に食いついてくるとは想像もしなかった可能性が高いです。しかし、いざ蓋を開けたら後者のようなライトユーザーの不満の声が多数寄せられた。想定外の出来事に焦り、とりあえず一旦中止して仕切り直すことにした…そんなところではないかな?と想像した次第です。

 まぁ私も本音は、田中陽希氏と行く登山ツアーがあれば興味を持ちますが、実際には足が遅いので躊躇すると思います。かといって自分のペースに合わせて歩いてもらうのは申し訳ないというか、自分と同じスピードで歩く田中陽希なんて本当の田中陽希じゃないやいっ!!みたいな気持ちが湧いてくると思いますね。

 やはり私は彼のチャレンジをテレビを通じて応援し、そこから努力する素晴らしさや諦めない心、そして大自然の素晴らしさと厳しさを感じられればそれで満足ですね。



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高額当然!田中陽希と行く山岳ツアー(?)

2016-05-20 Fri 18:42
 一昨年「グレートトラバース 日本百名山一筆書き踏破」、そして昨年「グレートトラバース2 日本二百名山一筆書き踏破」を見事成功させたプロアドベンチャーレーサー、田中陽希氏のフェイスブック(田中氏個人ではなくプロジェクトPR用)をチェックしていたら、気になる書き込みが目に留まりました。

「昨日ご案内しましたツアー企画を中止させて頂きます」

えっ?そんな告知あったっけ?一応毎日チェックしているはずなのですが(笑)

 しかし私が気になったのはツアーの存在そのものではなく、中止理由。どうやら企画内容について多くのファンからネガティブな指摘があり、これを仕切る応援事務局が一度白紙に戻したらしいのです。私は具体的にどんな内容のツアーだったのか知りたくなり、過去の書き込みを探しましたが、既に削除されており確認することは出来ませんでした。ただファンのコメントからは、

・かなりの体力が必要
「私には無理」「初心者向けのツアーもあれば」といった意見が多かったため、もしかしたら田中陽希氏並みの体力を持つ人向けの長距離トレイルか?

・参加費が高額
「宿代込みで3万円だったら」「八ヶ岳の入山料が10万円もするの?」といった意見があったので、参加費は最低でも1人10万円以上?

という、体力的にも経済的にもかなりハードル高めのツアーだと想像出来ました。

 田中陽希氏をテレビで見て初めて知り、グッズを買ったり講演会に参加したりして応援してきたファンからすれば、今までせっかく応援してきたのに除け者にされたような気持ちになったことでしょう。私も正直、こういったツアーの“平均値”って知らないのですが、彼がこれまで行なってきた講演会やゲスト出演したイベントには無料~3,000円くらいで参加出来たので、知らず知らずのうちにそれを“田中陽希氏の商品価値”と判断してしまったのかも知れません。

 でも、この気持ちを事務局にぶつけるのは、ちょっと違うような気がします。

 例えば、ある女性アイドル歌手がデビューしたとします。彼女はまだ無名で人気もほとんどありません。よってファンは小さいライブハウスで歌う彼女のコンサートを間近で、しかもを安価で楽しめますし、握手会で直接本人と会話を交わすことも出来て大満足でした。

 ところが彼女がテレビに出て人気も知名度もアップしてしまうと、彼女の歌を聴くためには1人10万円払ってディナーショーに参加せざるを得なくなってしまいました。経済的に余裕のないファンは疎外感を覚えます。「チクショ~!オレはデビュー当時から彼女を応援していたのに~!!」…そんな気持ちは分かりますが、彼女も所属事務所もボランティア活動ではなく商売として、お金を儲けるために活動して(させて)いるわけですから、仕方のないことです。よって「陽希が遠くに行ってしまうような寂しさ」「陽希を商品にしないで欲しい」という声も、気持ちはわかりますが、ちょっとお門違いでしょうね。

 そもそも田中陽希氏、SNSをチェックする限りプロとはいえレース賞金やスポンサー料だけでメシが食えているとは思えません(特にこの2年)。夏はカッパクラブでガイドをしたり、冬は薪割りをしたりと、ほとんど季節労働者のようです。そんな彼が収入を増やしたい、EAST WIND(彼が所属するアドベンチャーレースチーム)の活動資金を稼ぎたい、という目的で(二)百名山踏破にチャレンジし、自分の知名度と商品価値を上げた今、高額のツアー(商品)を売ろうと試みるのはごく自然なことだと思うんですけれどね。しかもスピード登山は彼の得意技。したがって今回のツアーは“百名山をスピード登山で踏破した彼からでないと買えない希少商品”だったはずですから、価格も上がって当然です。もし、これを認めてあげないと、あの途方もない偉大なチャレンジの成功を否定することにもなりかねません。

 まぁ、そうはいっても私も含め10万円をポン!と出せるファンは多くないと思います。でも田中氏を応援する気持ちは変わらないはず。ならばツアーに参加しなくても、現在放送中の「グレートトラバース2 15min」を欠かさず視聴する、DVDを購入する、講演会に参加する…自分が無理なく出来る応援方法で応援すればよいだけのことですよね。

 直接会って声を交わすだけが応援ではないはずです。





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今後増えそうな“山ドッグ”

2016-05-12 Thu 20:00
 先日、奥多摩の御前山登山中に、柴犬を連れたご夫婦とすれ違いました。

 ワンちゃんは感心するほどお行儀よく歩いていたので、きっとこれまで何度も登山経験があるのでしょうね。私の愛犬は昨年亡くなってしまったため、叶わぬ夢となってしまいましたが、私もずっと愛犬と一緒に登山出来たらいいな、と思っていたので羨ましかったです。

 ところで「山」と「ペット」、どちらも近年ブームです。しかも今年から“山の日”が国民の休日となります。新たに登山に興味を持つ人、特に「どうせならペットも連れて登りたい」と考える人も増えるでしょうね。山ガールの次は間違いなく“山ドッグ”ブーム、キますね(笑)

 さて、そんなペット(以下:犬)同伴の登山ですが、私は個人的には賛成です。しかしいくつか注意すべきことがあると思っています。


【他のハイカーへの気遣い】
 まず、登山道で他のハイカーとすれ違う際、十分注意する必要があります。幅の広い安全な登山道ならあまり問題ないですが、狭い道、急斜面で犬に近寄られたり飛びつかれたりしたら、いかに愛犬家でもビックリします。

 また、曲がり角を曲がった瞬間、目の前に犬が!なんて状況もマズいですね。山に犬がいるなんて想像していないと、犬が一瞬熊に見えるかも知れません。突然のことに「うおおっ!!」と後退りしたが最後、切り立った斜面を転げ落ち…なんてことになったら大変です。

 私も含め愛犬家は、つい犬が苦手な人の存在を忘れてしまいがち。世の中には愛犬家ばかりではありません。犬が本当にダメ、近くに犬がいるだけで恐怖して動けなくなってしまう人もいます。もし犬を連れて行くなら、人間だけで歩く時以上に他のハイカーを気遣い、全てのハイカーに道を譲りまくるくらいの心構えで登山に臨むのが丁度よいかも知れません。


【地上に存在しない微生物を運んでしまう】
 標高の高い所にしか存在しない微生物を犬が運んできてしまう、という意見もよく聞きます。詳しいことは分かりませんが、それにより生態系に影響を与えたり、新しい病気を引き起こしたりすることがあるそうです。


【犬にとってはいい迷惑?】
 犬種や日頃の運動量にもよりますが、あまり体力のない犬を人間のエゴで登山に付き合わせるのはとても可哀想です。散歩なら何かトラブルがあっても最悪タクシーで帰宅するとか、近道するなど選択肢がありますが、山中ではそうもいきません。まぁ人間の場合も同じですけれどね。

 また、今後増えそうだと危惧しているのが、SNSに載せる写真確保、SNSに投稿するネタ作りのために犬を登山に付き合わせようとする人。頂上で撮影したワンちゃんとの写真が欲しいがために無理をしてしまう、させてしまう人。これも体力のない犬にはいい迷惑です。

 これは私の考え方ですが、海のレジャーは綺麗な魚を見て感動する、冷たい水の中で泳いで気持ちいい、風を切って走るのが爽快、仲間とワイワイ過ごせて楽しいといった、純粋に快楽を楽しむもの。つまり“外向き”な趣味。それに対し、登山はどちらかというと精神鍛錬、目標達成、心を洗うといった、精神的満足を満たすための“内向き”な趣味。したがって暑い夏に冷たい海で泳げて嬉しいワンちゃんはいても、己に打ち勝って登頂出来たことに満足するワンちゃんは多分いません(笑)

 散歩の延長なら構いませんが、それを越えてどこまでワンちゃんに飼い主のエゴを押し付けてよいのか?難しいです。


【もちろん糞尿の処理はしっかりと!】
 山中でワンちゃんがしたオシッコを水で流し、ウンチをビニール袋に入れて下山すべきなのは言うまでもありませんが、それを下山後にレストランや駅のごみ箱に捨てるのもNGです。空き缶やペットボトルと同じ、自宅まで持ち帰るのが真のハイカーです。…私はペットボトルくらいなら途中の駅のごみ箱に捨ててしまいますが(苦笑) 「犬のウンチを店のごみ箱に捨てられた!!」なんて現地の住民が騒ぎ出せば、今後これまで通り登山を楽しめなくなってしまうかも知れません。

 ということで愛犬家の私でもネガティブになるほど、ワンちゃんとの登山には注意点、考えるべき点が多そうです。

 しかし、そもそも山をはじめとする自然って、別に人間を楽しませるために存在しているわけではありません。人間が勝手に入り込んで木々を伐採したり、遊んだりしているにすぎないのです。

 そう考えると、山にとっては人間が入り込もうが犬が入り込もうが、どちらもいい迷惑。むしろゴミを捨てたり草花を持ち帰ったりする人間の方が迷惑かも知れません。したがって人間中心に考え、人間はOKだが犬はダメ、みたいな考え方はせずに、両者ともども安全に山を、自然を楽しめるようになるといいですね。



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観光・自然を楽しむならベストシーズンに

2016-05-08 Sun 00:00
 先日、奥多摩の御前山を歩いたことをここに綴りました。

 山歩きをたしなむ関東近郊在住の方ならご存じかと思いますが、この御前山は常にカタクリという花とワンセットで語られるほど、カタクリで有名な山。毎年4月中旬から下旬にかけて、山頂付近に群生する可憐で美しいカタクリと出会うことが出来ます。

 カタクリそのものは、この山に登らなくても他の場所でも見られますし、花屋さんでも購入出来るそうです。しかしこの花はとても小さく、まるで恥ずかしそうに俯くかのごとく頭(花の部分)が下を向いています。だから平地で眺めるのとは違い、上方からこちらを見下ろすように生息するカタクリを見上げながら、登山道を歩く、というのも新鮮だし趣がありますよね…といっても私は先日、途中でリタイアしてしまいましたから、あくまでも想像ですが(笑)

 私は過去に一度、この御前山に登ったことがあります。当時は歩きやすい季節に、と気温のことだけ考え、9月末に登りました。しかし9月の御前山はカタクリとは無縁だし、冬には早いので樹木も落葉しておらず、山頂からの展望もほとんど楽しめませんでした。今思えば御前山に登ったという既成事実を作るための登山でしたね。こんな時はいつも、ある知人の言葉を思い出します。

「観光地や山はどんなに混雑していても、ホテルやツアー料金が高くてもベストシーズンに行くべき」

 例えば、札幌に行くなら雪祭りのある2月、青森なら弘前城公園の桜が咲く4月。仙台なら七夕祭りの8月、北アルプスの涸沢カールなら紅葉の9月末から10月、京都なら紅葉の11月に行けば、ゲロ混みで宿泊料も高い代わりに旅行を最大限満喫出来て一生の思い出になるよ、というわけです。もちろん夏の北海道や桜の季節の京都も訪れる価値は十分あると思いますが、そう頻繁に訪れる機会がないのなら、思い切ってベストシーズンを選んでみたら?安くて空いていても、それを外した中途半端な季節に行くのはもったいないよ、という意味も込められています。

 山歩きの場合、私のような技術・体力とも不十分な者には登れる時期は限られますが、今回のように草花の成長に合わせることは出来ます。今後はそんな条件も組み込んだ計画を練った山歩きを楽しみたいものですね。


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今の自分の限界に気づいた御前山登山

2016-05-06 Fri 22:13
 こどもの日に奥多摩の御前山に、カタクリの花を見に行きました。

 「御前山といえばカタクリ」というほど、両者は切っても切れない関係です。私も3年ほど前から見に行きたいと思いつつ、いざ当日早朝になると「眠い」「体がだるい」「お腹が痛い」「山は逃げない(笑)」…つい“行かない理由”を探してしまう。その間に僅か半月ほどのシーズンは終わり…の繰り返しでした。今年も本来4月中に行くはずが、ズルズル…(笑) もう咲いてなくてもいいや、と割り切り、何とか重い腰を上げました。

 この日は幸い天気もよく、暖かい初夏の陽気。ハイカーで賑わう奥多摩駅前からバスに乗り、奥多摩湖へ向かいます。実は5年前に御前山に登った時にも、同じ奥多摩湖・小河内ダム側の登山口から登りました。2回目だから道に迷う心配もないし、気持ちに余裕を持って登山開始です。

 ところが…開始後いきなり現れしばらく続く、奥多摩らしい急登を休み休み登り切り、比較的緩やかな登山道をしばらく歩いていると体調に異変が。貧血の時のように目が眩み、視界の大部分が真っ白です。おまけにザックを支える両肩が千切れそうなほど痛い。それでもこの機会を逃したらまた1年、TO DO リストの「御前山カタクリ」という一行を残したまま過ごさねばなりません。それはどうしても嫌だったので、休み休み頑張って歩きました。

 しかし体調は一向によくならず。かなり迷いましたが今回の登山はリタイア、思い切って引き返すことにしました。このまま時間をかけて山頂まで登れたとしても、歩く距離が長くなる分下山のリスクも大きくなるだけ。体調がどうなるか分からない以上、不安しかありません。まだ何とか歩ける今、引き返すべきと判断しました。仕方ない、また来年の4月に来るか…。後で確認したところ、今回引き返すことを決めた地点は、登山口から御前山山頂までの約3分の1地点にあるサス沢山。そのサス沢山までようやく半分(直線距離で)ほどの、かなり登山口寄り。


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この辺(笑) 5年前はスローペースながらもサス沢山まで1時間20分で到着しました。今回はそれよりも倍以上遅いということになります。よほど体調が悪かったのでしょうね。

 引き返す下山道には、これから御前山へ向かうハイカーがまだたくさんいました。私は体調の悪さに加え、日頃の運動不足が祟り両脚がガクガク。登りでキツかった急登は、下るのも一苦労です。ストックを駆使し、木の幹に掴まり安全に下ろうとしますが、ちょっと砂利を踏んでしまっただけでズルッと滑り、尻餅をついてしまう。脚の踏ん張りが効きません。自分の脚ではないかのような感覚のまま下り続けました。

 そんな状態で下り続けていると、この日何人目かのハイカー…優しそうなおじさんと擦れ違いました。

オ「こんにちは」
私「こんにちは」
オ「この急登、まだ続きます?」
私「ええ、もうしばらく続きますよ」
オ「けっこう急で危ないですね」
私「そうですね。ゆっくり歩いた方が絶対安全…うおっ!!

私は足を滑らせ、急登をダッシュで下るような格好になってしまいました。しかし脚がガクガクでそれに耐えられず、転倒。そのまま頭を下向きに数メートル滑り落ちてしまったのです。何とか立入禁止エリアを隔てるロープを掴み、体はストップしましたが、頭が下向きなので自力で起き上がることが出来ません。すると先ほどのおじさんが下ってきてくれ、体を起してくれました。

オ「大丈夫ですか?!」
私「ありがとうございます。言わんこっちゃないですね(苦笑)」
オ「この下にお花とペットボトル入りのお茶が手向けられた場所がありました。多分最近誰かが滑落して亡くなったんでしょうね。お互い気をつけましょう」
私「そうですね。本当に助かりました。ありがとうございました」

いやぁ…やってしまった…運動不足で久々過ぎる登山に挑んでしまった自分への嫌悪感で胸がいっぱいです。少し下ると、本当に花とお茶がありました。そこは切り立った斜面際で、ここからどなたかが落下したのかな…想像しただけで怖かったです。自分は大きな怪我もなく幸いでした。

 その後も何度か軽く滑りながらも、時間をかけゆっくり下りました。色々な意味でこれではもう「趣味は登山」なんて言えないし、もうオレの体には山を歩くだけのスペックは備わっていないのかな、と真剣に考えてしまいました。


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 疲労と脚の痛みを抱え、何とか奥多摩湖まで戻ってきた私は、湖畔にある「奥多摩 水と緑のふれあい館」内のレストランへ。実はこのレストランの名前が…「パノラマレストラン カタクリの花」というのです。


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無料写真素材「花ざかりの森」より画像お借りしました。
URL:httpforest17.com


 ちなみにカタクリとはこんな花。まるで恥ずかしそうに下を向いているかのような、可憐で美しい花です。残念ながら実物のカタクリの花には会えませんでしたが、同じ名前のレストランで美味しいランチを堪能し、最後にひとつだけ楽しい想い出を残すことが出来ました…。

 帰宅後、私はTO DOリストから「御前山カタクリ」を含む、登山関係のTO DOを全て削除しました。でも登山を捨てるわけではありません。一度これまでの経験や実績をリセットして、また体を鍛え直し、身の丈に合った低山から付き合いを再開しようと思います。


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