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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
親(しい山)友

2010-09-29 Wed 23:20
 最近は秋の山歩きを楽しんだり、取り組み中の資格試験を無事終えることが出来たり、出勤日が週3日しかなかったり(笑)…私の周囲では小さくも嬉しい出来事が続いています。ありがとうございますありがとうございます。

 その他にも、たまにしか会わない親(しい)友と楽しいお酒を飲む機会が何度かあったことも私としては特筆すべきことでした。

 その中の、あるお酒の席でのこと。

 その友人Aとは今年の1月、新年会という名目でちょこっと会って以来の再会でした。彼が良い意味で昔も今も全く変わらない一方、彼から見た私の変わり様は顕著だったようで少々驚かれてしまいました。

「え~?お前私服(カジュアル)で会社行っていいの?」
「ああ、今は営業職じゃないからね。襟付きのシャツでジーンズ以外穿けば何でもOKだよ」

「え~?お前営業じゃなかったの?システムナントカってどんな仕事やってるの?」
「う~ん…こうこうこうで、ほにゃららほにゃらら…」

「山に行くたび、いちいちメール送ってくれるけど、お前毎週山登りしてない?」
「(決して毎週ではないんだけど・笑)確かに今月から行ける限り行くようにしてるよ」

「何だよこの名刺…『じゅにあ野菜そむりえ』って何だよ?!こんな資格もとったのかよ?!」
「ああ、今はその1ランク上級を目指して講義を受けているよ。他にも△△とか■■の資格試験も受けたんだよ」

自分自身意識する機会はさほどありませんが、こうして久々に会う友人に指摘されると、今年は私にとって結構変化に富んだ年なんだなぁ、と実感します。以前は目先の仕事で忙しい、忙しい、何も出来ないししたくもない!という状態。全く人生を楽しめていませんでしたからね。こちらから話のネタを次々に提供出来るようになっただけでも大きな進歩です。

 特にAから驚かれたのが、趣味にしていた音楽に関すること。

「お前、相変わらず月に何十枚もCD買ってるの?」
「今は全く買ってないよ。せいぜい年に1枚の陰陽座の新譜くらいかなぁ。大塚愛は結婚しちゃったからファン辞めるし(笑)新しい音楽は聴かないし、ライブも全く行かないしね」
「バンド(HR)活動もしてないんだろ?ギターは弾いてるの?」
「活動はもう4年以上してないよ。楽器にも一切手は付けてないね」
「うわ~!あれだけ熱心に活動してたのに…お前、変わったねぇ」
「CD買う金があったら、巣鴨のゴローさんで靴買うでしょ(笑)」

ここでニヤッとするあたりが、登山歴10年以上のAらしいところ。ちなみに“ゴロー”さんとはオーダーメイドで高品質の(登山)靴を作ってくれるお店で、あまりの履き心地の良さに信者的ファンの多いお店です。私も近々作って貰いたいと思っています。

 Aとは前回会った際、一緒に山へ行こうと約束したのですが、完全にシカトされてしまいました(笑)恐らく私がまだ高尾山レベルの山にしか登っていなかったので、彼としては本気で言っているのか?足手纏いにならないか?様子見状態だったのでしょう。今回は速攻でお互いのスケジュールを照らし合わせ、予定を入れることが出来ました。

 そんな感じで昔を懐かしむこともせず、ほとんどの時間を山談義に費やした、楽しいお酒だったのでした。

 こういう時はつくづく(もっと昔から山を趣味にしていたら良かったなぁ)と思います。そうすれば今頃私はもっと難しい山、地方の山、ひょっとしたら海外の山なんかも経験済みで、山バッジもジャラジャラと集まっていただろうに…惜しいことしたなぁ…。

 でも実際は、今だからこそ手に入れられた趣味、今までの人生を下敷きにして出会えた趣味なのでしょうね。音楽やバンド活動に熱中していた頃も、それはそれで本当に楽しく充実していたし、これらを通じて得た経験、出会った人々は多い。若い頃はそういったものに囲まれた生活の方に刺激やカッコ良さを感じてしまうものですしね。

 終電・徹夜当たり前の会社生活も含めて、それらを経てきた今だからこそ、時間の大切さ、人生の楽しみ方、価値あるもの…ボンヤリと見えてきているのだと思っています。これが私という人間の今あるべき姿なのでしょう。相変わらず音楽こそが全てだと主張する輩も身辺に多いですが(笑)


 それにしてもAとの山歩き、凄く楽しみですよ。何が楽しみかって、

最寄り駅からタクシーで1時間以上かかる山に、コイツの運転する車で行けるのが願っても無いチャンス!

…なんですもん。ペーパードライバーなもので、私(笑)


 そういった理由で登る山を提案したことはナイショです(笑)




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ダイヤを乱す輩ども

2010-09-28 Tue 22:35
 ここ連日、珍しく雨が降りましたが、案の定通勤電車はダイヤが狂いまくり。せっかくいつものように早めに家を出て、最寄駅始発電車でゆったり通勤したいのに、入ってくるのは時刻表に反してガチガチに混雑した電車ばかり。要はダイヤ通りに電車が走っていないということ。


なぜ?


なぜ雨天だとこんなにも簡単に電車って遅れるの?

雨風の抵抗力で電車のスピードが出ないなんてことあるわけないでしょ?

やっぱりアレですか?

雨だと通勤時間帯内の混雑する時間帯が後ろ倒しになるからってことですか?

でもそれは多くの、雨だから少しだけ早めに家を出て来ることすら出来ない…いや、そのつもりもない輩に対して鉄道会社が甘過ぎるだけでしょ?勝手に遅れたからと走り込んで乗車しようとする輩をいちいち待ってあげたり、ピースフルな夫婦を演じる彼らの配偶者の車が無駄に駅前を塞いでも規制する気なんか全く無かったり…。

 そんなワケのわからない連中が会社に、学校に遅刻しないよう手厚い恩恵に与り、わざわざ始発駅の近くに住んでまで平穏な毎日を送りたいとする我われがバカを見るなんて…

世の中、間違っちゃいませんか?





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ゴールデンスランバー

2010-09-27 Mon 22:37
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 堺正人主演「ゴールデンスランバー」をDVDで観賞しました。

 堺正人の演技は昨秋たまたま観た「クヒオ大佐」で初めてまともに見ました。哀愁漂う、憎み切れないクヒオ大佐を演じる彼の演技が個人的にかなり気に入り、以来注目している俳優です。「ゴールデンスランバー」も劇場で観たかったのですが、時間が取れないまま上映終了してしまいました。

 既にDVDはレンタル中なのでそろそろ観ようか、と思っていた矢先、久しぶりに一緒に飲んだ親しい友人の口から唐突に、

「いや~、最近個人的に堺正人が熱いんだよ」

という言葉が出ました。テレパシーが通じたかのようで驚き、トークが更に熱さを増したことは言うまでもありません。これをキッカケに、延ばし延ばしにしていたDVDをレンタルして観ることにしたのです。いつもプロレスの話しかしないような友人でしたので、映画の話題、それも偶然堺正人の話題が出ようとは…やはり強敵(「北斗の拳」風に“とも”と読みます・笑)。似たようなセンスしてます(笑)

 さて、「ゴールデンスランバー」ですが、映画公開当時のCMを思い出す限り、内容は首相暗殺犯に仕立て上げられた若者(堺)がとにかく逃げるまくる話…という印象でした。実際にDVDを見ての感想は…良くも悪くも印象通り、逃げまくるお話そのまんま(笑)

 原作は読んでいないので、映画のみ観た上での意見で恐縮なのですが…何を訴えたい作品だったのか全く解りませんでした。

 その理由として挙げられるのはまず、邦画にありがちな散文的、文学作品的脚本(セリフ)、つまり普通の日本人は日常生活では絶対に言わないようなカッコいいポツポツとしたセリフ(言葉・言い回し)が多過ぎる点。言い換えれば全然リアルじゃない、加工されまくった言葉ばかりということ。原作は文学でもあくまでもこれは映画であり、娯楽作品として発表しているはず。もっと状況を理解させるための努力、そのために必要なセリフやシーンの挿入が欲しかった。わざとらしくならない範囲でね。

・なぜ首相が暗殺されたのか?
・なぜ青柳(堺正人)が犯人にされたのか(アイドルを助けたことがある有名な一般人というだけ)?
・友人の森田(吉岡秀隆)はなぜ青柳を売ったのか(借金のためだけで友人を売るか)?
・青柳の身代わりを演じた男は誰だったのか?なぜ身代わりにさせられたのか?事件後どうなったのか?
・なぜあれだけしつこく青柳を追いかけ回した敵(日本政府?)が、青柳を死んだことにして事件を終わらせたのか?その程度で済むならなぜ青柳を執拗に追いかけたのか?
・なぜ堺は整形して顔を変える道を選んだのか?闘う意思を失ったのか?それは敗北を意味しないか…?

肝心なことが全くと言って良いほど、私には何が何だか解りませんでした。世の中には解った人もいるのかもしれませんが、一部の人にしか伝わらない娯楽映画なんかを、私は認めることは出来ません。

 フィクションだからと言ってしまえばそれまでですが、非現実的過ぎる設定、ストーリーも多過ぎでしたね。

・10年前から野晒しで放置している車がバッテリー交換だけで走るのか?
・旦那・娘までいる主婦が大学時代の友人(元カレ)のために命を賭け、屈強な男と闘ってまで奔走して助けようとするか?
・たまたま侵入した病院の入院患者の一人が下水道のことにやたら詳しく、逃亡を手伝うなんてことがあるか?
・彼らが何十(百)発もの打ち上げ花火を用意して、町中の下水管の中に仕掛けられるのか?フィクションとはいえ時間・技術・経済的に夢の中の話のようでは?
・たまたま青柳が狙撃隊に囲まれたタイミングでその花火がバンバン打ち上げられて、狙撃隊が花火に気を取られている間に青柳、再び逃亡…不自然じゃね?

…まぁ、最初からそういうお話だっただけなのでしょうが、正直何が見所なのか、何を素晴らしいと感じ、感動して見れば良い映画なのか最後まで解りませんでした。絵(画)としてキレイに見せようという中途半端な意思も感じましたし、劇団ひとり、TKO木下…相変わらずのお笑芸人(役者じゃない人)枠も不要。意味不明。ハッキリ言って新人俳優の方がマシ。

 そして何よりも違和感バリバリだったのは、作品タイトルでもあるビートルズの「Golden Slumbers」という曲の起用。私は中学時代にビートルズをきっかけに洋楽を聴き始め(もちろんとっくに解散した後です・笑)、アルバムも全て買い集めました。その後はたまにファンだという人と出会った時にちょっと話題にする程度、さほど熱心なファンではありませんが、この「Abbey Road」収録の「Golden Slumbers」なんて曲、あったのすら覚えていませんでしたよ(笑)そんな曲にスポットを当てたことは作家の勝手として、劇中主人公たちの仲良しグループのメンバーが、大学時代から社会人になった現在に至るまで、事あるごとに誰となく懐かしそうに「Golden Slumbers」をiPodで聴いたり口ずさんだりするの…って

かなりレアな若者たちですよ、コイツら!!(笑)

少なくとも私が過去にビートルズの話題で一緒に盛り上がった友人・知人らの口から「Golden Slumbers」」というキーワードを聞いたことはありません。いや、あったかも知れませんが、かなりレアでマニアック。映画を見ると誰もが当たり前のように口ずさんでいる印象を受けますが、かなり違和感ありましたね。

 まぁ、恐らく原作者はこの曲が昔から大好きで、いつか自分が作家になった時、「Golden Slumbers」」ってタイトルの物語を書きたいなぁ~…って書いただけなんでしょ?(笑)そんなつまらないことに拘らなければもっと面白い作品が…(以下自主規制・笑)



 堺正人の演技は相変わらず好きですけどね…。


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タバコを止められない理由

2010-09-25 Sat 22:10
 いよいよ来週、10月1日からタバコが値上がりしてしまいます。従来は値上げといっても1箱当たりせいぜい20円程度でしたから(私は)何となく値上げを受け入れられました(実際は巧く騙されているだけですが)。

 しかし今回は一気に約120円!さすがにスルー出来ない状況です。

 私は喫煙者ですが、タバコが無ければ無くても済んでしまうという、実に中途半端なスモーカー。それでも吸う理由は2つあります。

 今の私の仕事内容は、ほぼ1日中パソコンのスクリーンとにらめっこせざるを得ないタイプの仕事。こういったPC業務従事者向けの健康診断では、“1時間毎に10分、必ず目を休めなさい”と指導を受けます。私はそれを守り、約1時間に1回屋上へ上がります。遠くの風景を眺めながら一服…というのが時間的にも世間体(?)的にも最も自然な休憩スタイルなのです。

 もし喫煙せずに1時間に1回、屋上でボンヤリ時間を潰そうものなら…

(なにコイツ、わざわざ屋上にまで来て仕事サボってるんだよ!)

…何も知らない人はそう思うでしょうね。実際に遠く離れた職場から1日に何度もサボリに来る輩はたくさんいますし。業務上PCを使わない人や、休憩しないことを美徳だと信じているような古いタイプの人には“目を休めるために1時間毎に休憩”なんて理解不能でしょう。それが喫煙していれば「ああ、タバコか」となり、ザボっているように見えないのですから…そんな感覚も問題ですが…。

 また、私の場合は同僚、直属の上司、他部門の上司、もっともっと偉い上司…ほとんどが喫煙者です。仕事上会話したことが無い彼らの多くとも、喫煙所ではなぜか親しく会話出来てしまう…スモーカーの七不思議の一つです(笑)

 職場で机を間に挟んでサシで報告しなければならないような、深刻でヤバいネタでも喫煙所ではごく普通のノリで報告出来てしまう。上司も喫煙所では「いいよ、いいよ、そんなの適当に処理しとくよ」的軽いノリで聞いてくれることもしばしば。もし私がタバコを吸わない人だったら…仕事は今よりもやり難かったでしょう。あってはならないことですが、上長から見たら喫煙所で毎日顔を合わせて親しげに会話出来る部下の方に情が湧いて、査定が良かったりして(笑)

 まぁ、私の場合は趣味の山歩きやジョギングを満喫したり、長生きしたりするならこれを機に禁煙するのがベスト。それは分かっています。しかしタバコを吸う・吸わないということは健康面の理由だけでなく、こういったコミュニケーション面での理由も大いに関係しているのです。こうなるともはや


「日本国民は自宅以外では禁煙せよ」


レベルの法を発布してくれない限り、公平で健全な社会とは言えない…そう思います。



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どん底はとんねるずよりもアノ人…?

2010-09-24 Fri 23:59
 最近インターネットポータルサイトの芸能ニュースにしばしば“とんなるず”関連のネタが上がります。

 …といってもその内容は好意的なものではありません。むしろとんねるずのどん底な現状…レギュラー番組の視聴率低迷や打ち切り、その原因として考えられる彼らの芸風のマンネリぶりに触れ、それが現代の若者のニーズに合っていないといった批判的意見まで…軽いとんねるず叩きと言えなくもありません。

 かく言う私も、とんねるずは好きではありません(ドリフ世代ですし・笑)。彼らの番組も10年以上まともに見ていませんが、ザッピング中にゲスト同士が苦手料理を当てるコーナーや、若い美人女優にピッタリ寄り添ってニヤニヤする相変わらずな石橋氏が目に飛び込んでくると

「え~っ、まだやってたの?」

と半ば呆れてしまいます。

 スタッフ弄りなり公私混同的にアイドルや女優に絡むなり、相変わらず1980年代~1990年代前半のピーク時と同じことをしている彼ら。スタッフの大袈裟な笑い声が目立つのも相変わらずだし…確かにこれを今見ても全く面白いとは感じません。過去に一世を風靡したタレントだけに、芸風を変えながら息長く活躍している他のタレントと比べると悲壮感すら漂います。芸能ニュースのネタになってしまうのも理解出来ます。


 でも個人的には…メディアではほとんど表立って批判されることはありませんが、私はとんねるず以上に(コメディアンとしての)ビートたけしの急降下ぶり、イタさの方が気になって仕方ありません。

 中でもイタいのが、昔懐かしの「たけしメモ」的なコーナー。今でも幾つかのレギュラー番組の中でやっていますよね。「こんな○○は嫌だ」のようなテーマを毎回設け、フリップを捲りながら面白可笑しく紹介するというコーナーなのですが、最近のネタはつまらないし、全く笑えない。

 フリップを使い次々に捲るという見せ方そのものはカナリアの“カナリア国語辞典”がそれなりに面白いので問題無いのでしょう。ということは、やはりたけしのネタ(ギャグ)のセンスが古いということなのか?

 彼のフィリップに書かれたことは、ウケを狙ったハチャメチャなことばかり。あのネタは「うん、あるある」と思える範囲のことを面白く書かなければ全然面白くないと思うんです。昔はもっと「あるある!そういう奴、探せばいそうだよなぁ!よく観察してるなぁ、たけしは!」と思わず感心してしまう、彼の絶妙なセンスから繰り出されるギャグの数々に腹の底から笑っていたはず。

 しかし今は違う。本人はウケると信じているのか、昭和のギャグマンガのようなセンスで、絶対にあり得ないようなものばかりが飛び出す。ガキの頃読んでいたマンガを懐かしいと思って読み返しても、腹の底から笑えなくなっているのに似ています。その「たけしメモ」に対し、必死に笑おうと努める司会者やゲストらもわざとらしく見苦しい。最悪です。

 たけしのギャグセンスも完全に錆びついてしまった…というのは言い過ぎでしょうか?

 「世界まる見えテレビ」(日テレ系)のオープニングで見せるような、被り物を被って登場し、メチャクチャやってウケようとする芸風も正直「もういいよ」って感じです。ただのドンチャン騒ぎ的に暴れるのって…これも彼の芸だというのでしょうか?もはやコメントする気すら起きないほどに何が面白いのか解らない。そんなの要らないから早く本編の面白いVTR見せろよ、と、このオープニングだけはいつも早送りして視聴します。

 舞台でお辞儀をしてスタンドマイクに額をぶつけるというギャグも二重の意味でイタい。ドリフのコントのように伝統芸、職人芸の域に達しているとはとても思えません。やはりトークセンスで笑いを取りに行く芸風は時代も世代も選ぶのでしょう。

 まぁ、たけしは嫌いではないし、「TVタックル」のような討論番組でちょっとふざけた(オチのある)コメントを挟むのは上手いと思います。普通の番組で普通にトークしてくれれば十分面白いと思うんですけどね。彼が映画監督業に力を入れるのって、もしかしたらその辺りを自ら肌で感じているためかも知れません。

 一方で、昔から「マンネリだ」「しつこい」「生放送 やること全てが 再放送」などと批判され続けたドリフターズ(志村けん)のコントが今なお老若男女幅広く受け入れられていて、舞台のチケットはソールドアウト、「全員集合」DVDは売れ行き好調、何度見たコントでもその都度本気で笑ってしまうのは、まさに伝統芸能の域に達しているからだと思います。

 一段落しましたが、ここ数年は空前のお笑いブームだったそうです。たけしやとんねるずレベルでこのコケようですから、ONE OF THEMなネタ芸人たちが5年後、10年後、どれだけ生き残っているか…使い捨て文化は推奨出来ません…。



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しずおかコーラ

2010-09-22 Wed 23:17
 天城山縦走を達成し、いつものように頭痛に襲われながら骨抜き状態でボーッとバスに揺られる私。目指すは伊豆急河津駅…でも考えることはただ一つ。天城山…いや、伊東駅を発ってから今の今までず~っと、オレは銭を消費していない…いや、


酒を飲んでいないじゃないか~っ!!(笑)


ただでさえ最近は週末に野菜ソムリエの講義を受けるため、ランチタイムは“ノー・ビア”。せっかく6時間かけて約20㎞の山道を無事に走破(歩破?)したのですから、無事を祝ってビールの1本や2本くらいは…構いませんよね?(笑)それなのに山の中にも外にも…

売店も商店も何も無いじゃないか~!!

自然相手ですからね。まぁ仕方ありません。

 でも飲みたい。ディナーにお金を掛けるつもりとはいえ、ランチもおにぎりとメロンパン各1コでしたし、伊東へ着く前に是が非でも飲みたい。それが私の“山での神聖なるセレモニー”(笑)

 ということでバスが伊豆急河津駅に到着してすぐに駅の土産物屋で缶ビール購入。駅のホームで乾杯しました。う~ん…傍から見たらただのタチの悪いドランカーなんだろうなぁ(笑)

2
愛用のリュックサックと缶ビールの2ショット・オン・ザ・ホームのベンチ。

ちなみにリュックに付けているのは、左がキーホルダータイプの携帯用吸殻入れ。山で灰や吸い殻を捨てるのはご法度ですからね。右の青い人形は、ネイティヴインディアンが崇拝する精霊・ココペリをモチーフにしたマスコット。ちなみに青いココペリが意味するのは“旅の安全”。進むべき道を示してくれると聞きました。山へのお供にはこれ以上のお守りはありませんね。知る人ぞ知るアイテム、って感じで気に入っています(笑)

 そして…

1

何やら怪しげなドリンクが売っていたので試しに買ってみました。“しずおかコーラ”。友人らから「どんな味?」「どうせコーラの味なんてしないんでしょ?」と尋ねられましたが…します!紛れもなくコーラの味ですよ。ただ…

ニセコーラの味ですが(笑)

いわゆるコカ・コーラじゃない、RCコークだとかVirgin Cola…もっと解り易く言うとコーラアップ(グミ)やコーラ味のアイスキャンディー、コーラ味の粉末ジュースのような、要はニセモノブランド的な味でした。

 まぁ、話のネタ…というかこうしてブログのネタが無い時に1本書けただけでも、190円払った価値は十分ありました(笑)




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天城山縦走

2010-09-20 Mon 23:59
 この連休が少し涼しくなりそうでしたので、静岡県伊豆半島の天城山にチャレンジすることにしました。

 見所には事欠かない観光スポット満載の伊豆半島ですが、天城山(実際には最高峰の万三郎岳、万二郎岳等の山々から構成される連山の総称)も日本百名山の一つに名を連ねる、伊豆を代表する名所です。

 ただ…万二郎岳山頂も万三郎岳山頂も、そしてそこに至るまでの山道も、ほとんど木々に囲まれており展望がよろしくない…。それにここはもともと標高が高いので山と呼ぶにはアップダウンがほとんど無く、山登りというよりもダラダラ歩くハイキングといった感じになってしまう。よって山歩き目的に訪れると少々物足りない。つまり山そのものの人気はあまり無いらしいのです。

 しかしその分、初心者レベルの私には丁度いい予感(笑)それにそろそろ一度くらい百名山を登っておきたいじゃないですか。山そのものの手応えはともかく、川端康成の「伊豆の踊子」、演歌の名曲・石川さゆり「天城越え」、重要文化財「旧天城トンネル」…天城山を取り巻く付加的要素も十分魅力的ですから是非一度は登りたい山です。(個人的には「(甲高い声で)北野さんっ!」でお馴染み、往年の名作ドラマ「熱中時代」の校長先生“天城順三郎”(船越英二)を真っ先に思い出します・笑)

 ということで天城山行きを決めたのですが…直前になり心境に変化が。事前にチェックした山愛好家の方々のブログを読んでいると、どうも伊東駅側・天城高原ゴルフ場横登山口から(便宜上天城山頂とされる)万三郎岳までを往復するよりも、思い切って天城峠まで縦走した方が見所が多そうだし、チャレンジする甲斐もあるのではないか?縦走といえば私は奥高尾縦走しか経験がありませんし、今回は帰りのバスの便も考慮しなければなりません。ちょっと考えましたが、せっかくの連休ですし一泊しての天城山縦走を決断しました。


 天城高原ゴルフ場横登山口から天城峠バス停横登山口へと向かう(またはその逆)全長20km弱、約6時間30分を要するこの行程、自然をたっぷり満喫出来るのはもちろんですが、完走(完歩?)することで色々な意味で自信につながるのだろうなぁ…。それにコース途中にある八丁池は、ガイドブックによく載っている、富士山をバックに高所から撮影した写真で見る限りとても綺麗だし…あ、そういえば有名な“天城山心中”があったのもこの近くでは…?何だかんだ興味を引くネタが満載。

 着替えセットを加えただけでパンパンにはち切れそうなリュックに、当日調達した水とスポーツドリンク、弁当を詰め地元を始発電車で出発。それにしても重い…こんなの担いで6時間30分以上歩けるのか?

 ウトウトしながらも伊東駅に到着。天城高原ゴルフ場行き始発(7:55)バスに10人余りの“いかにも”な輩が乗り込み、約1時間かけ登山口へ。

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午前9:00ジャスト、私の“天城山縦走”がスタートしました。

 噂に違わぬ平坦な道の割合が高いこのコース。たまに直射日光を浴びる時以外、ほとんどは木々の葉が日光を遮ってくれかなり涼しい。こりゃ楽だ、と思いましたが同時に景色もほとんど見えてこない(笑)噂通り淡々と歩くだけになりそうです。

 ほぼ地図の目安タイム通り、最初のコース分岐点に到着。地元のオバチャンから

「縦走なら八丁池から水生地を抜けるのが一番早い」

と教わりました。ありがとうございますありがとうございます。

 私は万二郎岳を経由するコースを選択、山頂へと向かいます。純粋に山歩きを楽しむために来たのですから本来タイムは気にするべきではありませんが、ゴールの天城峠バス停に停車する数少ないバスの心配もしなければなりません。行程はさほどキツくはないながらも、ついついペースを上げてしまい、早くもバテ気味に。特に階段が続く上り道はどんな山であろうが苦しい(笑)それでも休憩スペース以外で足を止めることはありませんでしたから、まぁそこはやはり初級向けの山なのでしょうかね。

 予定到達時間までまだ10分もある頃、また休憩スペースがあるな、と思い階段道を登り切ると、

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さりげなく万二郎岳山頂に到着してしまいました(笑)
 
 木々に囲まれているので近づくまで全く気付きませんでしたよ。山頂らしくない山頂です。

 先週の大山同様、この山にもたくさんの虻がいます。静止すると顔に留まるので、満足に休憩も出来ぬまま次の万三郎岳山頂へ。コンディションも良く早いペースでここまで来ています。再び歩き始めてすぐ、ようやくパノラマ的に展望を楽しめる岩場が出現。

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 万三郎岳(らしき山)が見えます。軽く感動して写真を撮り始めるも、虻がしつこいので歩かざるを得ません。今の時期山へ行くなら虫除けスプレーは必須です。

 更に平地の割合が増えたなぁ…おっ!これは!!

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噂の“アセビのトンネル”だ。一度歩きたかったんですよ、自然のトンネル。RPGのダンジョンの道みたい(笑)歩くだけでも楽しいです。

 上りがほとんど無く楽ながらも物足りない山道を進み、何度めかの上り道を登るとベンチでくつろぐ人が見えました。休憩スペースかな?…え?

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これが万三郎岳山頂、つまり天城山のテッペンなの?またまたさりげなく辿り着いてしまいました。噂通り僅かに開けた一箇所を除き景色が全く望めないので、頂上に着いたという有り難みは全く感じません。う~ん…多額の交通費と時間を費やし、ここまで来てピストンで折り返すのはつまらないなぁ…やはり縦走に計画変更しておいて良かった。

 せめて記念に、と写真撮影を試みましたが、相変わらず虻がしつこく顔に纏わりついてくるのでゆっくり休んでもいられません。こいつらオレと一緒に縦走する気か?(笑)幸い体力にはまだ余裕があるので、すぐに次の小岳山頂へ。ここからいよいよ本格的に縦走ムードが漂います。

 下りが多く更に楽な道を歩いていると、いつの間にか小岳山頂に到着。山頂というよりもただの広場なんですけど(笑)この辺りはブナの原生林が見事でした。

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 小岳を越え、少しの間続く下り道を過ぎると八丁池まではずーっと平坦な一本道(別名:ドラクエの山道)。歩き易く楽ですが…飽きる(笑)途中、ポイントとなる戸塚峠、自由峠を通過しますが、やはりさりげなく看板が出てきました(笑)

 万三郎岳山頂から歩くこと1時間50分。本気でドラクエの山道にも飽きてきた頃、突然視界が開けます。おぉ!ようやく八丁池だ!!

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 …静かだ…単なる池ではありますが、暫くぶりに出会う風景は絶景に見えました。休憩したりお弁当を広げたりする人々が目立ちます。時計を見ると時刻は12:50。ここで私、ちょっとスケベ根性を出してしまいます。このペースで歩けば14時台の河津駅行きバスに乗れるのでは…?休憩もそこそこに前進。これまでほとんど休憩していませんが、とっくに疲れを感じない“ゾーン”に突入しているので全く苦になりません(笑)

 天城峠へ…おっと、その前に…

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池の反対側の小高い場所に設けられた見晴台から、念願のこのショット。…木が邪魔で池の全体像が写らない…。富士山も見えませんでした。その代わり反対側には太平洋に浮かぶ大島や、数時間前に眺めた万三郎岳手前の“馬の背”も見ることが出来ました。あんな所から歩いてきたのか…満足満足。

 さあ、天城山縦走も残すところ天城峠バス停までの道のりのみ。最初に会ったオバチャンのアドバイス通り、最も近い水生地歩道を通って…いや、止めよう。順調にここまで来たのだから天城峠へ向かう縦走の正規ルートを歩こう。時間も体力も十二分に余裕あるんだし…。オバチャンの親切には感謝しつつも、私は天城峠への道を選んだのでした。

 ここからまた何にも無い一本道を延々90分も歩きました。途中道が分からなくなりそうな箇所がありましたが、木の枝に付けられたピンク色の紐や赤いビニールテープを頼りに、ようやく天城峠へ到着も…天城峠=バス停と勘違いしていたのでちょっとガッカリ。単なる道の分岐点でした(笑)

 更に急な石段を下ること10分、ようやく人工臭を感じる建造物(公衆トイレ)が現れます。ゴールはもうすぐそこだ!念のため用を足して何気なく後ろを振り返ると…ゲゲッ!!

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ここにあったのね、旧天城トンネル…昼なのにオバケが出そう(笑)とりあえず写真だけ撮って新天城トンネル入り口近くのバス停へ。時刻は丁度15:00。私としては十分満足なタイムでした。バスも予定通り来てくれて河津駅経由で伊東へ戻れたし、言うことありません…。

 夜は疲労した体に鞭打って、地魚を食べながら祝杯のビールタイム(笑)そして温泉を堪能するも眠くて堪らず、小学生のように早い時間に眠ってしまいました。

 でもほとんど筋肉痛も残りませんでしたし、振り返れば天候にも体調にも恵まれた、とっても楽しく達成感をも得られたチャレンジでした…。

 翌朝…私は前日と全く同じバスに再度乗り込み、向かった先は登山口…ではなく少し手前の天城高原ベゴニアガーデン。だって…


ここ(または道の駅天城越え)にしか、山バッジ売っていないらしいんだもん

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バッジ集めさえ無ければ他の観光地に時間割けたのに…その前にバッジ集めてなければ山に興味持たなかったか(笑)



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プロレスの悲劇~Fan killed the Professional-Wrestling~

2010-09-18 Sat 12:01
 相変わらずこのテの本を書店で発見すると、つい財布の紐が緩くなってしまいます(笑)

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亀井誠著「プロレスの悲劇~Fan killed the Professional-Wrestling~」(オークラ出版)

 すっかりお馴染みのプロレス業界裏話本ですが、発行がオークラ出版なので期待して買いました。同ジャンル後発組ながらも、過去そこそこエグいプロレス暴露ムックを出版した実績もあるし、ここのプロレス好きな某編集長(特に女子プロ好きだったかな?)とはプロレス談義に花を咲かせたこともあります。クレジットには明記されていませんが、恐らく彼が企画して作った本だろう。ならば暴露だろうが何だろうが、きっとプロレス愛がギッシリ詰まった面白い本に違いない…勝手に決めつけて(笑)購入、読みました。

 全6章+エピローグから構成される本書、「誰が三沢光晴を殺したのか? 打ち合わせプロレスの限界」「マスコミ・フロントの罪 プロレスを腐らせる真の害悪」…なかなか過激な章タイトルが並んでいます。どれもそれなりに興味深く読みましたが、私が最も痛快なまでに共感出来たのは、実はたった7ページの「あとがき」でした。

 幼い頃からプロレスファンである著者の目線で、ファンが夢中になれる真のプロレスとは何か?を論じる部分です。ショーと割り切って構成される「西口プロレス」や「マッスル」が高い評価を得ていながらも人気爆発しないのは、ファンがまだどこかに本物のプロレスを求めているからではないか?

 ここで言う本物とはガチンコ勝負という意味ではなく、“本当に相手を殺してしまうのではないか?”というムード、真剣味を見せてくれるという意味。そんなプロレスは正直現代にはほぼ皆無。ロープに振るにも相手の肩をポンと叩くだけで走り出すとか、コーナーポスト上でのグダグダの攻防、喉を掴んで持ち上げているのに全然窒息しそうでない田上明の喉輪落とし…そう、まさにそうなんですよ。私もこういった下手糞なパフォーマンスがプロレスをつまらなくしている根源だと思うんですよね。

 今挙げたのは著者が挙げた事例ですが、私にもどうしても許せないシーンが幾つもあります。

 例えばAがBをロープに振る。返ってくるBにラリアット!しかしBは頭を低くして避けたので空振り!BはそのままAへの反撃を狙って反対側のロープに走り…という、どんな団体のどんな試合でも見られそうなシーン。AがS・ハンセンや長州力なら解りますよ。しかし実際には若手やジュニアの、全くラリアットなんか使った(相手にヒットさせた)ことが無いような選手がコレをやるんですよ。

お前、本当にラリアットでダメージを与えるつもりなのか?フォール勝ちするつもりでラリアットを繰り出したんだろうな?!!

…避けられる(避けさせる)のが前提、単なる見せ場用のフォーメーションパターンなのがミエミエ。なぜラリアットの部分をハイキックやエルボーにアレンジするなどの各選手なりの工夫が無いのか?嫌ですねぇ…。

 あと、雪崩式の技を喰らう側がコーナーポストに座らされた状態から、最終的にコーナー最上段に自ら登ってしまうとか、ロメロスペシャルのように相手の腕を掴む必要がある技で技を喰らう側が率先して自らの腕を相手が掴み易いように差し出すとかも…嫌ですねぇ。

 そして何よりも嫌なのが、大技(フィニッシュホールド)を放つ前の「行くぞぉー!!」や、観客に手拍子をさせるために自ら“パンパンパン…”と先導して手を叩くパフォーマンス。あんなのファンの誰が求めているというのでしょうか?

 こちとら八百長だ何だ言われようが、自ら騙されたつもりでついて行ってあげているのに、こんなものを見せられちゃ、もう庇い切れないぞ!そう言いたくなります。

 それに比べたら昭和のプロレスは…と言うといかにもジジイじみた言い方ですが(笑)昭和のプロレスは技の難易度は今とは比にならないほど低いものばかりでしたが、そりゃ迫力ありましたよ。

 著者曰く、タイガー・ジェット・シンのコブラクローは本当に相手の喉を握り潰すんじゃないか?という怖さがあったし、A・猪木の延髄斬りが肩口にヒットしたのにフォール勝ちしても、それまでのプロセスの中で存分に闘魂を味わったから納得していた、など本当にその通りだと思います。それどころか猪木に関してはJ・ベンチュラ戦で胸板への延髄斬り(もはや延髄でも何でもないけど・笑)で勝っちゃいました。この時も私は闘魂を存分に堪能していましたから大満足。しばらく学校で友達相手にこのシーンを真似したほどでしたよ(笑)

 ミル・マスカラスのフライング・ボディ・アタックだってそう。今のご時世あれで勝負がついたらブーイングものでしょう。しかしマスカラスの場合は説得力十分でした。そこに至るまでにマスカラスにキリキリ舞いにさせられてフラフラの相手が何とか立ち上がり、コーナーポストの方を振り返った瞬間にヒット!そんな絶妙のタイミングでマスカラスが飛ぶから誰でも納得出来た。これは相手の巧さも特筆しなければなりません。

 全盛期の武藤敬司のムーンサルトプレスもそう。前フリのシュミット式バックブリーカー(実際は脇腹への痛め技だけど)に相手を暫く寝かせるだけの破壊力があるとは到底思えませんでしたが、武藤は直後にコーナーポスト最上段へ登るまでのスピードがかなり速かった。無意味なパフォーマンスもしなかった。だから相手がムーンサルトプレスを受けるまでの間、ずっとマットに倒れているのも自然に見えたんです。

 これが仮に、コーナーポスト最上段で「行くぞぉーーー!!」とか、“パンパンパン…”とかを挟んでしまった瞬間に、試合の全てがぶち壊れるように感じるのは私だけでしょうか?というか、「行くぞー!!」や“パンパンパン…”で、観客が本当に盛り上がっているとか、喜んでいるとか、レスラーは本気で思っているのでしょうか?空気を読んで仕方なく合わせてあげているだけなのですが…少なくとも私は。やはり怒りの形相一つで観客を熱狂させた猪木は凄かったんですね。

 アナウンサーや解説者に対する不満も、プロレスラーに対するそれと近いものがあります。私は(当時)日テレの福澤朗の中継、喋りが大嫌いでした(プロレス中継以外の司会は結構好きな方)。「ファイヤー!」とか「ププププロレスニュ~ス」とかのネタ頼みのスタイル、プロレスをお茶の間に的確に伝える技術よりもカッコイイ言葉で綺麗にまとめることを重視するかのようなパフォーマンスには拒絶反応が起きたものです。今ではすっかり落ちぶれてしまった田代まさしが当時、バラエティ番組の中で福澤朗と彼のアナウンスを支持するタレントに対して「お前は本当のプロレスファンじゃない!」と一喝したシーンは拍手モノでした。

 対して古舘伊知郎は巧かったですね。マシンガントーク云々ではなく、解説の故山本小鉄との間で生まれる絶妙なコンビネーションは逸品でした。例えば藤波のドロップキックがカスった程度なのに長州が倒れると…

古舘「おーっと!今のドロップキック、ちょっと当たりが浅かったですか~?山本さん?!」

小鉄「浅かったですけどね、相手の得意技を先に受けてしまったということで長州は精神的にダメージを受けますからね、キツイですよ長州は!」

古舘「なるほど~!実力の拮抗した相手には肉体的なダメージはもちろん、先に精神面を揺さぶった者が主導権を握ることが出来る、そういった意味でありましょうか~?!その藤波、先週の岡山大会では…」


…昔は良かった…(笑)

 逆に考えると今のプロレスファンって、何に絶対的な価値を見ているのでしょうね…?


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プロレスの悲劇―Fan killed the Professional‐Wrestlingプロレスの悲劇―Fan killed the Professional‐Wrestling
(2010/06)
亀井 誠

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終身雇用制度崩壊の真の姿

2010-09-16 Thu 21:51
 日本企業の完全終身雇用制度の崩壊って、

「もう、会社は一生あなたの面倒を見てやらないんだよ」

っていう経営サイド視点の声ばかりが採り上げられがちですが、これって同時に

「もう会社のために命削らなくてもいいんだ♪一応表向きは“必死に一生懸命”を装っておくけどね♪」

…ということなんですよね、労働者視点では。


 何だか今の私にジャストフィットな状況、丁度いいかも(笑)


 やはり人生、仕事に関して言えば絶対に守りに入っちゃダメですよ。可能性は試さなきゃ。まぁ、そのために今、どんな仕事、どんな状況に身を置いていようが常に前向きに、必死に立ち向かわなければならない…その気持ちは必要ですけどね。





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ヤビツ峠~大山

2010-09-14 Tue 00:41
4

 誕生日記念だったはずの鷹巣山登山を天候悪から止むを得ず中断(挫折?)してから、早1ヶ月半。まだまだ暑い日が続くこの時期が山歩きには適さないとは重々承知ながらも“早く次の山にチャレンジしたい!”と願って止まぬ今日この頃。

 「山は逃げないよ」と言う人もいますが「光陰矢の如し」。時間と肉体の衰えは残念ながら止まってくれません(笑)…この気持ち、同じ趣味を持つ方なら理解して頂けますよね?

 まだ暑いけど行っちゃうか!…ということで久々の山歩きに向かいました。


 前回は原因不明の急激な体力の消耗に苦しんだので(単に猛暑とジムで負った筋肉痛?)、今回は“肩(足)慣らし”のつもりで手頃そうな神奈川県伊勢原市の大山に登ることにしました。

 大山は1,200m強の低山ですが、もともと山岳信仰の対象として多くの参拝者も訪れる人気の山。そのため中腹の阿夫利神社下社近く、阿夫利神社駅までケーブルカーで行けてしまいます。しかも山路のほとんどは高尾山並みに整備されており、初級者でも安心して楽しめる山です。

 通常なら小田急線伊勢原駅からバスとケーブルカーを乗り継いで向かうところですが、私の場合は…

・登山愛好家のブログ等で何度も目にしている、近くにある“ヤビツ峠”のバッジが是非欲しい
・大山へ登る方法の一つに、そのヤビツ峠の手前のバス停・蓑毛停留所からスタート、山路を通ってヤビツ峠経由で約2時間かけて歩くコースがある。しかし蓑毛~ヤビツ峠間、柏木林道が昨年台風の影響で一部通行止め
・大山の麓のどこかで名物・大山豆腐を食べたい。もちろん大山のバッジも欲しい

という事情を最優先し、少し遅めの時間に秦野駅からバスでヤビツ峠へ。10時頃なら開店しているだろうと考え、こちらをスタート地点にしました。バス停近くの唯一の売店でバッジを買い、1時間10分かけて大山山頂を目指す。下って麓に着く頃には昼食時は過ぎているだろうからすんなり豆腐料理に…という完璧な計画を立てたのでした。

 最も心配だったのは、休日だしヤビツ峠行きのバスがかなり混むのではないか?ということ。もともと本数が少ないのに、乗れなかったら困るなぁと危惧しましたが、やや遅い時間(9時頃)だったためか、こんなに暑い日にわざわざ山なんかへ行く人が少ないためか(笑)余裕で座れました。

 ヤビツ峠から大山山頂へはたったの1時間強ですから少し物足りないかな?蓑毛から道路を歩いちゃおうかな?とも考えましたが、地図上で受ける印象以上に距離があるし、ずっと上り坂だし、道は狭いし危険そう。こちらは実行に移さずに正解でした。


1

 さて、無事ヤビツ峠に到着。既に標高700m以上あるので、景色がかなり良いです。ここに到達するまでの道は登山者以外にもチャリンコのロードレーサー(?)たちがたくさんいました。峠って大抵ハイカーとチャリラー(?)が被るケースが多いですね。ちなみに通行止めと聞いていた柏木林道は、自己責任で通行可能とのこと。そう書かれた看板がありました。…あのねぇ~この情報、というか直近の状況を私はネットサーフィンで必死に探したのに全く出てこなかったんですよ。せめて秦野市HPには載せて欲しかったなぁ。通行止めになった時の一報は載せたんだから、続報で載せてくれても良かったのに…山情報収集は難しい…。

 でもラッキーなことに噂の売店はしっかり営業していました。

2

第一の目的でもあるヤビツ峠バッジを買いに寂れた売店へ。

…無い!!

ショーケースの中にはオリジナル記念Tシャツや手ぬぐい、丹沢エリアの地図などは見えるものの、バッジは置かれていません。あ~、やはり最近は扱っていないのかなぁ…仕方なく外に出ようとしたところ、中から店のおじさんが出てきてしまいました。こういう時、欲しいものが無いのに心を鬼にして立ち去ることが出来ない性格の私(笑)反射的に目についた缶ビールを手に取り、買ってしまいました。

 しかもコレがいい感じに冷えていたので、またまた反射的にプシューッ&ゴクゴク…プハーッ!!美味い(笑)どうせ暑いし、すぐに汗と一緒にアルコール分も飛ぶでしょ。たかが1時間歩くだけだし…今考えると完全に低山を舐めていました。

 案の定、歩き始めて15分と経たずに心臓がバクバク、息がゼイゼイ。加えて3日前の10km走の疲労がまだ残っており、覚悟していたはずの暑さもなかなか厳しく、完全に出鼻を挫かれて(自ら挫いて)しまいました。演歌を口ずさみながら歩くのが良いと聞いたので、歌詞を知り得る数少ない演歌ヒット曲数曲を頭の中でループ再生して歩きましたがすぐにそんな余裕も無くなりました。

 顔の周りを飛び交い続けるアブたちに悩まされつつ、結局地図上の標準タイムを10分オーバー、1時間20分で山頂到着。

3

モヤが出ていて相模湾までは見えませんでしたがこの清々しい感覚、頂上での眺めを味わうのは、去年の11月以来だ。やはり気持ちイイや。

 とりあえずお疲れのご褒美に、唯一開いていた茶屋で生ビールを注文。「もう下りだから大丈夫でしょ?」…都合の良い言い訳ばかりな私。まぁ、実際下りはスイスイ。ほぼ全行程に階段が整備されており、爪先を痛めることもありませんでした。

 途中立ち寄った阿夫利神社駅近くでは、大山のバッジが売っているかどうか覘いた先の茶屋のオバチャンのしつこい熱心な勧誘に負け、ここで食事することに。更に下れば本格的なメシ屋がたくさんあるのですが、幸いここにも大山豆腐関連メニューもあり。

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大山豆腐冷奴3点セット(ノーマル、胡麻風味、シソ風味)とビール、カレーライスを味わったのでした。もちろん大山のバッジも在庫していました。

 私は残念ながら豆腐のような繊細な味の違いを具体的に評価出来るほどの舌は持ち合わせていませんが、いつも食べているスーパーで買う大山豆腐ブランドに比べても滑らかで、瑞々しく、新鮮さは確かに感じました。気のせいでないことを祈ります(笑)

 山を下っている時に何度も見た光景ですが、参拝目的でやって来た人たちの中には思いつきで大山山頂を目指す人も多かったようです。ジーンズに手提げカバン、幼児同伴…ちょっとキツいでしょうね。山を甘く見てはいけません…言う資格無いか(笑)

 バス停までの行程もケーブルカー代をケチり、しかも早く下山出来そうな男坂を使っての下山をチョイスしましたが、かなり急な階段がずっと続く道で、既にガクガクの脚で下りるのには苦労しました。

 
 やはり山歩きって単純に歩く以上の体力も筋力も消耗します。アルコールを摂らないのはもちろん、前日は早めに就寝し健康体で臨まなければいけませんね。これが途中に山荘や茶屋の無い山を長時間歩いている最中だったら…ゾッとします。


 帰宅した直後は

「やはり暑い時期は山なんて行くもんじゃないな」

だったのが、翌日には

「それでも構わないから早く次の山(バッジ)へ!」

にコロッと変わってしまう辺り、やはり不思議な魅力がありますよ、山(バッジ)って…。



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週末の大切な時間

2010-09-12 Sun 20:36
 最近は色々と忙しく、なかなか愛犬ビータくん(ジャック・ラッセル・テリア、♂、1才)とのお散歩に行く時間が取れません。

 その代わり、土曜日の早朝だけは毎週大サービス!2時間半かけて11㎞ほどの旅に出ます(ビータにとっては迷惑なだけ?・笑)

 折り返し地点にある公園に立ち寄ると、どんなに疲れていても草っぱらで追いかけっこを要求するビータくん。

1
「ワンワン!(捕まえられるものなら捕まえてみな!)」

凄い勢いで走り回るビータくんに対し、追い掛ける私はいつも「スーパージョッキー」(日テレ)出演当時の、変態おじさん役の蛭子能収状態。私的にはアレが一番“追い掛けられると嫌なもの”という印象が強いもので(笑)

 そのうち疲れると、ムシャムシャと雑草を食べて腸の働きを整え始める(?)ビータくん。

2

たまにこんな凛々しいお顔を見せることも。

3

まぁ、遠くに別のワンチャンを発見しただけなのでしょうが(笑)


 でも嫌いなお風呂では 

45

…こんな悲しそうな顔に(笑)根っからのお風呂嫌いなのか?絵的に頭に泡を乗せる演出が気に入らなかったのか?(笑)


それでも洗い終わるまで大人しくじっと耐え続ける様は…ご主人としては堪らなく愛おしいです…。



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謙虚が迷惑、日本人

2010-09-10 Fri 21:02
 駅のホームで電車を待つ際、大抵の場合は


a


こういった“ここに○列に並びなさい”という目安のラインに沿って我われは並びます。


b


こんな感じ。それが最も効率的な並び方であり、社会のマナーだからです。


 しかし最近、私の周囲ではこのラインを無視する輩が非常に多い。それも決して割り込み、横入りという意味ではなく…例えば…


c


なぜ3列に並ばない?!並べない?!!普通に真ん中の列に並べば一番乗りで、しかも堂々と真ん中から乗車出来るんですよ?

 まぁ、悪い(?)のは左右2番目に並んだ輩かな?それを見て後からやってきた輩たちも、何となく(真ん中にズケズケ入って並んだら目立つんじゃないか?顰蹙買うんじゃないか?)と考えて無難に左右の列につく…典型的な日本人的性格の表れなのでしょう。こういう輩って、授業やセミナーで既に着席している人よりも後ろの席にしか座らないんですよ、きっと。


 私ならこんな時は100%、


e


ここですよ、ここ!ここ以外あり得ませんよ!!(笑)


 あと、JR山手線の駅のホームでよく見る


d


こんなパターンも困りますねぇ。3(駅により4)列に前の方から並ぶべきなのは小学生でも分かるでしょう。しかしここでも日本人的キャラが炸裂。

「いえいえ、私なんかよりも皆さんどうぞ前の方にお並び下さいよ」

とでも思っているのでしょうか?後からやって来た人も心理的に彼らよりも前には行き難い。行き難いからもっと後ろに並ぶ。そんなことだから下手すりゃホームを歩く人の迷惑になったり、反対側の線路の方にまで人が溢れたりする。謙虚になった(?)つもりなのに実際には人様の迷惑になっているんじゃ、全く意味がありません。きっと彼らのような輩って、ツアーガイドの説明を受ける時も、何かで「集~合~っ!」って呼ばれた時も、必ず必要以上に距離を空けて立っていないと安心出来ないのでしょう。


 私なら迷わず100%、


f


2ヶ所のうちのどちらかですよ!!(笑)だってこれがマナーですもん。


 まぁ、たまにありますけどね。ちゃんと並んでいるのに運悪くバカな酔っ払いに突き飛ばされて線路に落ちて轢かれてしまうとか。昔の北千住駅では利用者数に反してホームの幅が狭く、目いっぱいマナーを守っていても線路に転落する人が後を断たなかったと聞きます。

 わざわざ後ろの方に並ぶ人々の心理って、無意識のうちに発動される一種の防御策なのでしょうか?




いや、やはり島国ムラ根性丸出しなだけです!



…多分…。





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イタい弁当屋再び

2010-09-09 Thu 05:55
 以前この場を借りて問題提起させていただいた近所のイタい弁当屋。味は好きなのに「あれもこれもいかがですか?」と煩わしいため、暫く疎遠になっていました。

 あれから数ヵ月、たまにですがまた足を運んでいます。なぜかというと、最近の私の仕事が終わり最寄り駅まで辿り着く時間帯に、丁度閉店直前の叩き売り価格にまでプライスダウンされている場合が多いんですよ(笑)味はそこそこ美味しく品数も多いお弁当が250円や300円ですからね。お総菜はもっと安いし…晩酌のお供として考えてもなかなかのラインナップ。

 ただし…あのしつこいオネエチャン、まだいる~(笑)過剰に押しつけがましいセールストークは相変わらず健在。

 ある時はお弁当のみ買うと必ずお惣菜をしつこく勧めるので、実際にお弁当に加えてお惣菜(煮物)も買ったんですよ。さすがに今回は素直にレジを打つしかないだろ?と油断していたら、何と!更にお惣菜をもう1品勧めやがった(怒)今日も売れ残っていた牛ステーキ串が半額だし美味しそうだったのでビールのつまみにと、同じく半額のお弁当と併せてレジへ。…やはりもう1品勧められてしまいました


どれだけ食う奴だと思われてるんだよ、オレって?


まぁ何と思われようが私は全く気にしません。ただし、今回私がレジに差し出した

・スペアリブ風チキン弁当(仮)
・牛串

の合計カロリーが一体どれくらいか、解ってんのかコイツは?!軽く1,000キロカロリーは超えていますよ。朝と昼の合計を700キロカロリー程度に抑えてあったので自分ではセーフと判断、食べようと思ったわけですが…。ちなみにビールは摂取カロリーのうちには入らないというローカルルールがあります(笑)

 もちろんそんな事情は私だけが知っていて、自己責任で判断すべきこと。店員は常識の範囲内で商品を勧める程度に止めるべき。客の事情を無視してまでしつこくセールスする権利は無~い!

 客が買おうとしている弁当・総菜が合計何キロカロリーあるのか?食材と健康へのこだわりを売り文句にしている弁当屋の店員であればおおよその数字は即座に把握出来なければプロ失格。


把握していて更に多く勧めているのであればそれ以下の問題行為。


 店そのもののコンセプトは素晴らしいので本当は応援したいお店なのですが、困ったものです。




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ホントに嫌々?24時間テレビの障害者の方々

2010-09-08 Wed 00:00
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 今回綴ることは極めて私の個人的かつおぼろげな意見であり、これが正しいか間違いなのかは分かりません。というより絶対的な答えは自分では永久に見つけられない類の問題だと思っています。それを踏まえた上で、一般人の一意見としてお読み頂ければ幸いです…。


 先日、日本テレビ系列恒例のチャリティー(?)番組「24時間テレビ33 ありがとう~今、あの人に伝えたい~」が2日間に渡り放送されました。私は外出していたり眠かったりと番組は全く見ませんでした(最初から見るつもりありませんでしたが・笑)が、視聴率は割りと良かったようですね。

 この番組に対しては、一般視聴者から毎年OA、もしくは制作発表の段階で多くの否定(批判)的な意見がネット中心に寄せられます。特に多いのが

■なぜマラソンなのか?(させる必要があるのか?)なぜいつも番組終了ギリギリのゴールなのか?途中車で移動しているのでは?
■チャリティーだからと一般人に募金を呼びかける一方で、出演者がギャラを貰うのは納得出来ない、その分を寄付に回せ!

そして
■障害者の方々を晒し物にした、上から目線な企画は見ていて不愉快だ、障害者を食い物にするな!同情の押し売りはやめろ!

などのようです。

 加えて先日、著書「五体不満足」で御馴染みの乙武洋匡氏までもが番組に対する否定的な見解を述べたことで、否定派の間では特に「障害者~」の意見に対し「それ見たことか!」的ムードが加熱しているようにも感じます。

 確かに私も今までは彼等同様、完全に否定派の一人でした。ここは「日テレ、ザマー!!」とでも書きたいところ(笑)なのですが…あるムックの記事を読んで、その考えが揺らいでいます。

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「日本のタブーX バカは知らない真相報道」(ミリオン出版)

この本に掲載されている「小人プロレス放送禁止映像を公開!」という記事です。

 小人プロレス(表記に問題がありそうなので、以下ミゼットプロレスとします)はもともと見せ物要素の強かった全日本女子プロレス(以下全女)の前座興行としてラインナップされていた、大人になっても大きくなれない人たちのコミカルなパフォーマンスが人気の試合でした。女子プロ人気が軌道に乗るまで、興行には無くてはならない存在だったとさえ言われます。多い時代には7、8人のミゼットレスラーが所属していたそうで、私も全女のテレビ中継で彼らの試合を見た記憶がおぼろげながらあります。「8時だョ!全員集合」のコントにも何度もミゼットレスラーが登場していました。全女倒産直前の1990年代半ば頃には2、3名くらいにまで減りましたが、それでも会場に行けば頻繁に彼らの試合を見ることは出来ました。それがいつの頃からか、メディアからは完全に自主規制されてしまっていたのです。

 結局のところ、身体障害者の連盟的な存在から圧力を受けたらしいテレビ局が過敏になり、ミゼットレスラーの存在は完全にタブーになるわけですが、彼らは決して自身の身体を恥じていたり卑屈になったりしていたわけではないのです。少なくともプロレスラーとしてリングに上がるようになってからは、そのファイトを多くの人に見てもらい、楽しんでもらうことで、“こんな体でも頑張っている人がいるんだ”と思って欲しかった、陰に隠れて生きる同様の人たちに強くなって欲しかったと言います。身体障害者連盟(?)の行為が迷惑だったとさえ書かれていました。

 特に重かったのが、天草海坊主氏の言葉。屈折した見方をする人から「お前らの笑いは奇形を笑われているんだぞ!」と言われたことに対し、

ただリングに立っているだけでは客は誰も笑わない。それを笑うようにさせるのが自分たちの芸。ただ篭に入っている姿を見せるのなら、それは動物園の動物と同じだ

という凄~く考えさせられる、一種の“名言”でした。


 「24時間テレビ」に出演する障害者の方々の誰もが皆、番組から無理やり出演させられダンスさせられているのか?私を含む否定派は、このミゼットレスラーと同じ考えを持つ障害者の方が一人もいない、となぜ断言出来るのか?

 番組全体の演出がわざとらしく作り物っぽいので、どうしても嫌々出演させられて…と思えてしまうのは仕方ないですが、彼(女)らが何を考え、なぜ自身の身体をカメラに晒すのか?存在をアピールしたいのか?私は一度も考えたことはありませんでしたし、彼(女)らの意見に耳を傾けようと思ったこともありませんでしたね。目からウロコ状態ですよ。

 そもそも肉体的欠陥を利用して視聴率を稼ぐテレビ番組なんて、よく考えれば腐るほどありますよね。ブサイク、肥満、おバカ、病的に肥大した胃袋…これら肉体的欠陥(というのは不適切かも知れませんが)をウリに知名度(=ギャラ)を上げようとするタレント、視聴率を稼ごうとするテレビ局。「24時間テレビ」の企画に腹を立てるのなら、それらの番組に対しても怒らなければならないのに、そんなこと思いもしなかったのではないか?明らかに矛盾しています。


 障害者の実際の気持ち…は健常者には永久に理解不可能なのかも知れませんが、彼らの声に耳を傾けることは可能でしょう。それをせずに思いつきで批判すること、批判していた自分の方が、実は残酷で彼(女)らを晒し者にすることを助長していたのかなぁ…なんて考えてしまいました。

 来年の「24時間テレビ」は少なくとも…多少関心を持って、煩わしい演出は一切無視し、出演者の心の声に集中して視聴してみたいものです。



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イカでイカった夜

2010-09-07 Tue 00:00
 九州の旅(たかだか一泊ですが・笑)も残り僅か。最後は是非、博多で名物・玄界灘で獲れたイカの活き造りを食べたい、そう思っていました。

 事前にネットで「博多 イカ 活き造り」で検索しヒットした数少ない店の一つ、博多駅から徒歩10分足らずの場所にある“Y”へ向かいました。少し早く着いてしまいながらも店内を覗くと…大きな生簀でイカや他の魚が元気に泳いでいます。期待が高まるなぁ…。

 開店時刻は過ぎているはずなので入店しても良いのですが、まだ準備に忙しそうなので周囲を徘徊しながら時間を潰します。ネットではヒットしませんでしたが同じような店も近くに数件ありました。ただ、Yは安くてメニューも豊富、そしていかにもな漁師的ムードのお店なのでここはYに行くしかありません。

 17時20分くらいになり、もう大丈夫だろうとYへ。この日一番乗りでカウンター奥の席に陣取り、夢にまで見た佐賀・呼子直送のイカの活き造りを注文しました。ところが…何と!!

「ごめんなさ~い、イカは予約でいっぱいで今日は無いのよ~…」

え~っ?!それは無いでしょうよ~…。旅行者だから優先しろ、とはもちろん言いませんが、イカは品切れ、なんてことどこにも書いてありませんでしたよ。そうあっさり宣告されては…まぁ、それ以前に相手が誰であろうと誠心誠意尽くしてくれなきゃ、もうそのお店には二度と行かなくなっちゃうのにねぇ…サービス業なのにやはり人気店になるとダメですね。驕り高ぶってますよ。

 仕方ないのでビール1杯、枝豆とサザエ壺焼きだけ注文し、食い終わり次第店を出ることにしました。ちなみに私が食べている最中、一組の老夫婦も来店しました。

「予約してたんだけど、楽しみで早く着いちゃった。(今からでも)いい?」

と断り私の近くの席に着席した老夫婦。(ああ、この人たちは予約したからイカを拝めるのかなぁ…)羨ましく眺めました。

店員「ご注文は?」

老夫婦「え~っと、イカの活き造りと…」

店員「ごめんなさ~い、イカは予約でいっぱいで今日は無いのよ~…」

老夫婦「えっ?!………(しばし固まる)」

彼らがどんな人なのか知りませんが…可哀想に…(笑)

 まぁ、他人のことはどうでも良く(笑)、こうなったら何としてもイカの活き造りを食わないことには東京へは帰れん!!と、私は近くの店を当たりました。そして辿り着いたのが“さかな市場 博多駅前店”さん。一見高級そうでキレイな外観のお店ですが、思い切り高いお店でもなさそう。何よりも入口に「本日イカ活き造りあります」の貼紙が。念のため店員さんにも確認し、OKとのことでしたので安心して中へ。これぞ“看板に偽り無し”!!掘り炬燵式で奥行きのある、心地良いカウンター席に案内され、イカの活き造りと明太子蓮根を注文しました。そして…


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おお!!こ、これが…100g1,050円のイカの活き造りか…。透き通るボディ、ドライアイスが仕込まれたサザエの貝殻、突っつくと怒って赤くなる活きたイカ…感動すらしますね。このお店で扱うイカは玄界灘にある壱岐島で獲れたものだそうです。荒波に揉まれたからか、身が引き締まっていて美味しい。ありがとうございますありがとうございます。

 食べ終わるとゲソと鰭の部分は好みに応じて、塩焼き、天ぷら、刺身(場所に寄っては唐揚げも)に調理してくれます。

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私は天ぷらをチョイス。揚げたてということもありましょうが…美味かったなぁ…。


 Yで一度挫かれかけた旅のフィナーレでしたが、さかな市場さんのお陰で素晴らしい思い出とすることが出来ました。


また博多を訪れた時には、ここさかな市場さんに真っ先に向かう


ことでしょうね。
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優しい気持ちになれる時

2010-09-06 Mon 00:00
 今回訪れた熊本・佐賀でも、現地ならではの美味いものたちを時間と予算と胃袋とカロリーが許す限り(笑)堪能してきました。

 早めに熊本市内へ到着し、まず昼食にと入ったのは交通センター地下街にあるラーメン店“こむらさき”。実は熊本へ行くなら熊本ラーメンを、と事前にネット中心に調べた結果、“黒亭”というお店の評判がダントツ1位でした。しかし…何ということでしょう!私が訪れた唯一の熊本滞在日は黒亭の定休日(悲)仕方なく2~3番目に評判の良かった“こむらさき”へ行ったのでした。

 “納豆ラーメン”を薦める声が目立ちましたが、ここはなるべく色々な具の味を確認出来そうな“王様ラーメン”(600円)をオーダー。サイドメニューに“霜降り馬刺し”もあったので、ここは勢いで注文。

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冷たいビールを飲みながら熊本にいる喜びを噛み締めました。すぐ近くには憧れの熊本城もありますからね…幸せ…(笑)

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 ちなみにラーメンは想像したよりもあっさり目。東京だとちょっと高級な中華料理店で出てくるラーメンのスープの味のような印象でした。これはこれで美味しいのですが、私が期待したのはもっとコテコテで庶民的なスープでしたので…ちょっと残念。やはりラーメンの好みって人それぞれなんですね。

 
 熊本城敷地内では、土産店にて念願の山バッジ風熊本城バッジを購入出来ました。あまりにも暑かったのでついでにかき氷を食べることに。

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私が買い求めたお店では、サービスで氷の上に“名物・いきなり団子”がトッピングしてあります。これが美味しいのなんの!いきなり団子単品も購入してしまいました。

 
 さて、夕食は言うまでもなく熊本グルメを楽しめる最大のイベントと言っても過言ではありません。ネットで調べた結果、立地、値段、メニュー、店の雰囲気を総合判断して花畑町の“料理天国”さんにお邪魔することにしました。

 カウンター席に陣取り、予定通りまずは地ビール“火の国ビール阿蘇”(恐らくサントリーブランド)、霜降り馬刺し、揚げたて唐子蓮根、一文字(店によっては人文字)グルグルをオーダー。

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プロの飲食店従業員…いや、誰が見ても観光客丸出しな献立ラインナップですが、そんなことは気にしてはいられません!!(笑)

 唐子蓮根や馬刺しはともかく、一文字グルグルって意外と他県の人は知らないようです。しかし私はかなり昔からバッチリ知っていましたよ!なぜなら…「美味しんぼ」第3巻収録『昼メシの効果』を読んでいましたからね。あれ、結構好きなエピソードなんですよ(笑)

 東西新聞の社員食堂運営委員会メンバーの山岡が、ひょんなことから民自党の角丸幹事長に社食の新メニュー開発用試食弁当をご馳走することになる。たまたまその日の弁当は角丸氏好物である唐子蓮根に一文字グルグル。「このグルグルってネーミングが堪らない」と角丸氏は喜び、各社がスッパ抜こうとしている次期民自党総裁の情報をチラつかせるも、山岡はプライドを傷付けられ怒って去ってしまう。それを益々気に入った角丸氏は…

という話。まさかこれを読んで実際に自分で味わうまで、ウン十年も掛かろうとは思いませんでした(笑)

 ちなみに一文字グルグルとは、茹でた(?)青ネギを一口サイズになるよう、グルグル巻いたものの酢味噌和え。野菜ソムリエを名乗り地元のオネ人に聞いたところ、使用される青ネギは地元産で、グルグル巻いて丁度一口サイズになる長さに栽培されているそうです。へぇ~…ヘルシーだしここでしか食べられないし、こういうのを求めていたんですよ、私。ありがとうございますありがとうございます。

 胃袋にはまだ余裕があったので、続いてもコテコテの観光客向けメニュー、幻の地鶏・天草大王の串焼き、だご汁をオーダーしました。

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だご汁は千切った団子の皮が入った白味噌仕立てのけんちん汁、という感じの料理でしたが、個人的にはどうもコーンスープの味に思えて仕方がない。地元民にそう言うと…口を揃えて「え~っ?!」…冷たい視線…失礼しました。

 ちなみにノーマルなサントリーモルツ生ビールも、阿蘇の美味しい水を使ったオリジナルなのだとか。確かにサントリーのミネラルウォーター・“南アルプスの天然水”も九州だけは“阿蘇の天然水”ですもんね。

 一応、観光客とバレる前に(既にバレバレ?)周囲には私の方からカミングアウト。

「いや~、熊本は初めてですが、食い物がどれも美味いですね!最高の街ですよ~!!また誰か連れて絶対に来ますよ!!」

お世辞でも何でもない、正直な気持ちに店長のオジちゃんは喜んでくれました。

 それにしても、毎回感じることですが、旅先で古の先人の足跡を辿りながら美味しいものを味わうと、なぜ人間ここまで優しい気持ちになれるのでしょうか?地元に張り付いていたら絶対に味わえない貴重な経験です。ギスギスしたムカつくことの多い世の中ですが、せめてこんな時くらいは優しい自分でありたいなぁ…。


 暫く街を徘徊した後はシメに龍虎ラーメン

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ややあっさりながらも“ああ、これが熊本のラーメンだよな!”という味でした。


 2日目は佐賀グルメ。

 昼食にご当地B級グルメ“シシリアンライス”にチャレンジ。2009年11月開催の「第1回九州B-1グランプリ」でシルバーグランプリ(2位)を獲得した…って、凄いのか否か良く解らない…これが佐賀っぽさなのでしょうか?(笑)

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モノはライスの上にタレ風味に炒めた牛肉が乗せられ、その上にレタス、キューブ状に刻んだトマト、更に格子状にドレッシング?をタップリかけたもの。カ、カロリーが…。

 もともと飲食店のまかないがルーツとも言われ、作る家庭やお店によって若干材料が異なるのだとか。それを比較するのも楽しそうです。変わった料理だし、美味しいのですがドレッシングがたっぷりかかっているので、ライスまでもがドレッシングに浸ってしまっています。これがどうもしつこい。半分食べたところでちょっと飽きてしまいました(笑)

 佐賀城への道のりが情報(駅から2.6km)以上に遠く感じる炎天下の佐賀市。初めて歩く道は長く感じるものですね。そういえば…おやつを買ってあったことを思い出し、近くの公園でちょっと休憩。

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地元農家直送のみかんとトマト。スーパーで買いました。ちなみにスーパーの青果売り場はキュウリ、トマト、キャベツ、ナス…何となく熊本産が多いように見えました。

 みかんは時期柄小ぶりですが甘くて美味しい。合格です。

 トマトはこの猛暑の影響で上手く熟さないみたいですよ。部分的に黄色いし…流通の事情抜きで赤く熟してから収穫・出荷出来るはずの直売商品なのに残念。味もちょっと酸っぱめでした。天候相手とはいえこの地球温暖化(?)…困ったものです。


 さて、目的も大方クリア、陽も傾き始め旅もいよいよオーラス。そろそろ九州での最後の晩餐のチャンスです。今回は是非とも博多で食べたいものがあり、あえて福岡空港からの便を選択したのです。それは…<続く>
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マッチョ・ドラゴン的九州3/100の旅

2010-09-05 Sun 00:00
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 2回目の夏休みを利用して火の国・熊本に来ました。しかし熊本は東京にも増して…暑い!!もともとこの日は、日光男体山に登る予定でしたが変更して良かった(笑)

 自分自身熊本は恐らく今回が初めて。高校の修学旅行で九州をバスで一周したことがありましたが、思い出しても初日・福岡、2日目・宮崎、3日目・鹿児島泊でしたから…熊本はスルーしていたのでしょう。

 この旅の目的はもちろん、名城巡り(笑)そう、またもやマッチョ・ドラゴン的全国名城巡りの旅です。そしてご当地の美味しい郷土料理を味わうこと。熊本はそのどちらも大いに期待出来そうなので楽しみ。


 さて、空港から熊本観光大使・スザンヌのアナウンス(もちろん録音音声)に癒されながら熊本城近くの交通センター前で下車。食事を済ませていざ、熊本城へ。私は南西側の入り口から石垣の間を縫って入場です。そして…おお!!

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これが憧れの熊本城か!東側の正面からその雄姿を拝むのが王道なのかも知れませんが、私はここからの眺めが大好きです。日本3大名城…いや、人気は実質ナンバー1である、加藤清正公の熊本城を、その最大の特長である武者返し仕様の石垣越しに臨む…ベストショットだと思います。

もちろんここからの眺め以外も素晴らしい。(南)西の宇土櫓側

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南の本丸御殿側

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東の正面入口側

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…どの方向から眺めても全てがベストショット。カッコイイ~!

 そして最近最も熱い熊本城の見所と言えば…ナニコレ?!

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復元整備計画に伴い始まった一口城主制度、つまり一口1万円を寄付すれば誰でも城主と認定され、認定書が貰えて名札を場内に飾って貰えるというユニークな制度。これにキン肉マンマリポーサを名乗る人物が一口咬んでいるのです。

 キン肉マンマリポーサとは、往年の人気コミック「キン肉マン」最後のシリーズ・「キン肉星王位争奪編」に登場するライバルの一人。最後はロビンマスクに敗れ去るのですが、試合会場である熊本城の屋根を突き破って飛んで行ってしまうんですよ。よって「少ないけど修理代に使ってね」というマリポーサ自身が1万円を寄付したかのような、究極のシャレなのです。当時の「キン肉マン」ファンには堪らないイキな計らいなのですが…面白いと思う人、どれだけいるんだろう…?「ナニコレ珍百景」でも取り上げられたので今や有名だとは思いますけど。

 個人的に初めて訪れた熊本城の印象は、市民の生活に溶け込んでおり、町の中にあって駅からも近く山を登る必要もない。敷地内は石垣を縫って歩け、復元されたものながらもカッコイイ天守へ辿り着くためにはそこそこ歩かなければならない、という楽しみもある。お土産も豊富…観光資源的価値は100名城屈指だと思いました。夜は

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敷地内には入れないながらもこんなに幻想的だし。結局、すぐに回り終えてしまうのが勿体なく感じ3時間ほど敷地内で思いを馳せました。


 2日目は佐賀へ移動。遺跡で有名な吉野ヶ里に来ました。実はここにある吉野ヶ里公園(遺跡)もれっきとした日本100名城の一つ。戦国時代でも幕末でもない。何と弥生時代の環濠集落です。稲作の習慣とともに水などの利権を巡る争いが発生するようになった結果、外敵から集落を守るための濠が造られ、物見櫓を思わせる掘立柱建物も造られて…そう、まさに城のルーツそのものがここにあるのです。しかもこれだけ貴重で重要な歴史遺産が20年余り前まで、この世に存在していない(ことになっていた)のですから…歴史ってホント不思議で面白いですよ。

 リレーつばめと長崎本線を乗り継ぎ、想像以上にとにかく広い吉野ヶ里公園に到着。

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園内ではバスでの見学も可能だそうですが、私はじっくり見学したいのでサービスの三度笠だけ借りて出発です。

 王や支配者層が住んでいた南内郭。

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その向こうには重要な会議や祭りごとに利用された主祭殿のある北内郭も見えます。

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王の墓付近で見つかった、甕棺という棺桶の数々。

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市も開かれた倉庫群

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古代のロマンを感じずにはいられません。歩いて正解でした。


 しかしそれにしても暑い…。何か飲み物を持ってくれば良かった…後悔しつつ、ある竪穴住居に入ると…何と!!自動販売機が置いてある休憩所でした。…そうか!これで謎が解けた。


 広いフィールド上の一本道を歩いていると、新しい集落に辿り着く。一軒一軒中を覘くと大工が打ち合わせていたり、作業している人がいたり…全部の住居に入れるのかな?このお宅は…あ、ドアが開かないや(笑)集落を出て暫く歩くと次の集落が。さて、また一軒一軒しらみ潰しに尋ね歩くか!

 …これって何かに似ているんだよなぁ…ずっと感じていたのですが、分かりました。


ドラクエをリアル体験


させられていたのでした(笑)自動販売機を発見した時は残りHPギリギリで宿屋に着いたような気がしましたからね。住居内の壺を割ったら薬草か小銭でも出てきたりして(笑)

 結局、汗を滝のように流しながらも丸々2時間を費やしここで見学。貴重な体験をさせてもらいましたよ。ドラクエ…いえ、歴史のロマンをね。


 その後も昼食をはさみ、同じく佐賀県の佐賀城跡へ。熊本城、吉野ヶ里に比べるとどうしても中途半端な印象を受けますが、天守台、鯱の門、復元された本丸御殿は見応えがあります。

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展示される豊富な資料も実に興味深い。

 ちなみにこの佐賀城へはJR佐賀駅から2.6kmあります。どうせ大したことないだろうと炎天下を歩いた私はかなり珍しかったようで、係員のオネエチャンが驚いていました(笑)

 何年か前、“佐賀県には何も無い”的自虐ソングがヒットしましたが、少なくとも私はそうは思いません。唐津城、虹の松原、呼子のイカ活き造り…時間の都合でほんの一部にしか訪れることは叶いませんでしたが、また来てみたい土地でした。




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歴史が証明する「紙=最強メディア」説

2010-09-04 Sat 08:55
 アップルのiPad発売以来、日本でも電子書籍市場の広がりが一気に加速したように感じます。新聞を読んでいると毎日のように出版社、携帯電話キャリア会社、配信会社、ソフトウェア会社、印刷会社などがiPad向けコンテンツ配信サービスを開始した、みたいな記事が目に入ります。

 市場の流れからこの2010年を「電子書籍(出版)元年」と称する人も多いようですが、専用端末が出回り、携帯電話へのコンテンツ配信も増えた2004年にも同じく「電子書籍(出版)元年」と言われていたんですよ。ただ、当時の専用端末はパナソニックもソニーもショボくて使えなかったし、携帯電話の料金プランも今ほどパケット定額制が普及していませんでしたから、ダウンロードするのは紙の本に比べ割高でした。出版社にも頭の固い昔堅気の人が多かったから爆発的に広がるというほどではなかったんです。

 ということは、改めてiPadって業界的には画期的なマシンなのでしょうね。個人的にはまだ買うつもり全くないし、公の場で使っている奴を見るとなぜか無性にムカつきますし(笑)

 これによって近い将来、従来の紙の本や雑誌は世の中から消える、いや、消えないまでも極端に減る、などと言う人もいます。でも昔から本好きな私としては、電子書籍と紙の出版物って、コンテンツは同じでも全くの別物だと思っているんですよね。

 例えば

「わざわざ高いお金払って、時間かけてフルコースの料理を食べるなんて効率的じゃないから、今後食事は全部宇宙食のような錠剤タイプにしましょう」

とか

「洋服って嵩張るし、クローゼットに収納し切れないからわざわざ買わずにレンタルにしましょう。もしくはせめて夏・冬物各2、3着だけ持つことにしましょう」

…とは多分ならないでしょ?誰もが栄養を取る以外の食事の目的、楽しみに価値を感じ、クローゼットから着て行く服を選ぶ楽しみを知っていますからね。

 私も本や雑誌のコンテンツだけを求めたいわけではなく、

・紙の手触り、紙やインクの匂い
・デザイン
・読んでいくうちに紙が草臥れていく感じ
・本棚(納戸)が物理的に自分の好きな本で埋まっていく様
・書店でお目当ての本、または偶発的に素晴らしい本と出会った時の衝撃
・カバンの中に本が1冊入っているという状態

…挙げたらきりが無いほどコンテンツ以外の要素に強い魅力を感じるんですよ。そうそう、今幾つか資格取得に向けて勉強していますが、使い込んだテキストがボロボロになっていくのも(ああ、オレって頑張ってるなぁ)と感じられてちょっと嬉しくないですか?(笑)

 先日、夏休みを利用して九州方面の名城を巡りました。付随する資料館や展示場で古から伝わる貴重な資料の数々を見て、私は改めて強いショックを受けましたよ。数百年前に書かれた手紙や設計図が、現代でも綺麗な状態で、しかも豊富に残っているんですもん。やはり


紙は最強のメディア


そう確信しました。

 それ以外のメディアはどうしても私は信用出来ませんねぇ…。だって今、アナログレコードやカセットテープ、フロッピーディスクらを再生しようとなると結構苦労します。それでも永遠に平和な世の中なら、再生出来る術もキッチリ残せるのでしょうが、一度戦争が大災害が起きたらどうなるか分かりません。記録メディアは残っていても、我われの子孫が情報の取りだし方が分からない、取り出せないということは容易に想像出来ます。

 そうなると…極端ですが歴史上、何の記録も無い時代、どんな時代だったのか未来人が判断出来ない時代…になってしまう可能性もありそうです。我われがせっかく生きたこの時代が。



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多過ぎる緊急停車

2010-09-02 Thu 00:15
 仕事内容の都合で、先月から朝10時出勤を続けています。

 まぁ、かつてフレックスタイム制を履き違えた(フリをしていた・笑)頃はよくこの時間に出社したものですが、今回はもちろん大真面目。なるべく会社のために残業手当を出させないように、との配慮からこうしているのです。

 それはさておき、久々に1時間遅い電車に乗っていると、随分と目に入る風景が違うものです。電車は私鉄もJRも地下鉄も…特にJR山手線は空いています。それ自体は快適で素晴らしいのですが…逆に


通勤時間帯のピークを越えているからって、いちいち下らないトラブルで停車しまくりやがる!!


数分から数十分、下手すりゃ毎日何かしらの“緊急停車”に巻き込まれていますよ。それも明らかにラッシュ時に比べてチンタラ対応しているのがミエミエ。ラッシュ時以外に利用する客以外は客と思っていない、とでもいうのだろうか?!池袋方面に行きたいのに高田馬場で勝手に停車されても、どうやって行けばいいのか?即座には思いつかないし…案内くらいしろっつーの。

 それでいて、じっと耐えてようやく動き出したかと思えば駅に停車するごとに

「後の電車との車間距離調整のため、暫く停車します」

…トラブルに巻き込まれてえらい迷惑している当事者のことは何も配慮してくれないんだね。迷惑掛けておいてなお、全部お宅の会社の都合に合わせるんだね。

 ここでも何度も書いているけど、僅かな時間でも実際に乗客一人ひとりが被る損害って大きいよ?余計に費やした交通費だけじゃないよ?オレなんて先日は250円均一セールの弁当、買いそびれて普通にスーパーで買い物しなきゃならなかったし(笑)そんなセコい話はともかく、遅刻して査定が悪くなったら誰が責任取ってくれるんだろう?こんな状況でも遅延証明を配らない駅が多いし。

 JR職員は、電車を止めたら毎回責任者を生贄に出し、公開坊主の刑くらいには処して欲しいですね。




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勝手に解説!「ほん怖」今後の課題

2010-09-01 Wed 00:00
 ちょっと古い話題で恐縮ですが、8月24日放送「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2010~AKB48まるごと浄霊スペシャル~」を見ました。今や年に1度、夏にしかお目にかかれない七夕のような貴重な番組ですからね。録画して心ゆくまで堪能しましたよ(笑)

 私の周囲では残念ながら、最近この番組に対する否定的意見が目立ちます。

・マンネリだ
・“ほんとにあった”とは思えない嘘くさいストーリー
・演出が過剰で視聴者をビックリさせようとしているのがミエミエ
・下ヨシ子の霊視が嘘くさい、スタッフが事前に調べた情報を聞けば事足りる範囲のことしか言わない

…などなど。まぁねぇ…個人的にはノー・コメントということで(笑)

 
 私はどんな否定的意見も肯定しつつ、怖い話を…特にこの時期にはどんなものでも構わないから読みたい!聴きたい!!見たい!!…いや、見たくて仕方ない!!!…というのが正直なところです。プロレスが八百長か否か?という議論に慣れ切ってしまったせいか、幽霊がガチか否かなんてもはや興味無いんですよ。

 よく、「戦争映画では感動することが出来るが、戦争そのもので感動することは出来ない」と言うじゃないですか。それと同じで、適度に演出され、時にはちょっとだけ創作が(多分)あるからエンタメとして成立するのだと思います。ガチでヤバい心霊体験…聴いてみたいですが、聴いてしまうと運気が下がりそう(笑)

 それにこの番組、数年前の放送では制作費削減の煽りからか、再現ドラマ1~2本、浄霊は前回放送分(アッキーナ編)のVTRを使い回すという信じられない構成の時もありました。それに比べりゃマシですよ(笑)

 そうは言っても、確かに演出過剰な部分は常に目立ちます。視聴者をドキッとさせるのが狙いであろうビビリングポイントは必ず盛り込まれるし、投稿者(役)の背後に現れた霊のビジュアルが具体的に描かれるのはどう考えても不自然。誰も見ていないものの姿形がなぜ分かる?!(笑)往年の心霊投稿再現ドラマ「あなたの知らない世界」の方がまだリアルっぽい怖さがありました。

 出演者が無駄にカッコイイ/カワイイのも作り物っぽさを助長します。AKB48の高橋みなみは投稿者本人なので仕方ないとして、坂口憲二はキャラが強(濃)過ぎて物語に集中出来ない。廃病院へ肝試しに行く話の主演は誰なのか全く印象に残っていないし、味も無かった。介護施設の話は優香じゃなくて根岸季衣だったら完璧だったのにねぇ…ラストシーンで「エ~、リイ~~」というサザンの代表曲が流れれば更に完璧(笑)中井貴一でもいいや(笑)あ、でも大島優子は良かったです。自然でしたし…彼女の演技、好きなんですよ。「マジすか学園」を見た時は彼女って本当にスケバンだったんだ、って信じちゃいましたし(笑)まぁ、とにかく旬な役者を使えばイイってもんじゃありません。もっと心霊の比重を重くして完成度アップを目指すべき。

 それに画質もキレイ過ぎ。もうちょっと映画っぽい、8(16)ミリフィルム的画質の方が怖さが伝わります。「あなたの知らない世界」なんてやたら映像の粒子が荒かったし。

 「後で分かったことですが、ここではかつて自殺した人がいて…」というオチ、辻褄合わせ、これも要らない。これを聞いた時点で「あ~、ウソか」って思っちゃいますから。

 アメリカの心霊ドキュメントだと、牧師やゴーストバスターではてんで歯が立たず、住人が泣く泣く引っ越して行くという結末が当たり前。こっちの方が全然リアルですよ。

 でもやはり今回の放送最大の悪は、“怖い話”とは無関係のグルメネタ、散歩番組的ネタ、相変わらずのお笑い芸人頼みのロケを取り入れて、無駄に幅広い視聴者層を取り込もうとしたことだと思います。マーケティングの原則に反しているし、

こういった安直な発想にイラッときましたね。


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