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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
お恥ずかしい話

2012-02-28 Tue 23:00
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【ご注意】
 今回の記事は(も?・笑)、極めて内輪的でお恥ずかしい出来事について書かれています。
 私としてはどうにもやり切れない気持ち悪さを発散する目的で、唯一自由になるこのブログに書き殴ることにいたしました。しかし無関係の皆様まで不快な気持ちにさせようという意図は全くございません。よって、もし読み進めて不快感を覚える方がいらっしゃいましたら、速やかにブラウザを閉じて頂けますようお願いいたします。



  先日、久々に地元の酒場にて一人気持ち良く飲んでいた時のことです。たまたま親族の一人と彼の友人の二人組と居合わせました。

 「おぅ」程度の挨拶だけ済ませた私は、彼らの邪魔をしないよう、知人にメールを送ったり、店主と会話したりして引き続き一人で飲みました。しかし1時間ほど経過した頃、彼ら二人が私に話しかけてきたのです。

 こういった地元密着型の酒場での客同士のコミュニケーションは、本来歓迎すべきことです。そもそもうち一人は親族ですしね。でも当たり前のことですが、お互い相手を尊重しようという気持ちが無いと、楽しい時間は絶対に共有出来ません。

 この時の彼らは既に度を超えて酔っていたのか、最初から私自身や、その場にいない私の兄弟たちのプライヴェートを面白半分に探ろうと、極めてデリカシーに欠ける態度で、酷い言葉ばかり浴びせてきました。それも口では「身内として心配だから」などと言いつつ、明らかに自分らの酒の肴にしてやろうという目的で訊いているのがミエミエ。その親族ならともかく、隣にいる彼の友人までもが色々と立ち入った事情まで熟知していたことで、私は親族に対し軽く失望しました。

 私は正直言って気分悪かったし、面倒臭かったし、それ以前に美味しい酒や肴、それを楽しむ場を提供してくれる店主に対して失礼だと考えました。そこで会話を一発で断ち切ろうと、明らかに誰が聞いても冗談だと解る、ちょっと過激な言葉を使いながら笑って受け流しました。

 具体的にどう答えたのかはここでは控えますが、決して彼らに向けて言ったわけではないし、彼らを攻撃するために放った言葉でもありません。誰が聞いても明らかでした。ちゃんと考えて発したのですから当たり前ですが。幸いにも事は私の意図した通りに運び、その後は特に面倒なこともなく、楽しく飲んで帰った…と信じていたのです。

 ところが翌日、私は年老いた父から呼び出しを食らいました。相当怒っています。 父は私がテーブルに着くや否や、鬼のような形相で言いました。

お前、昨日酒場で何と言った?!○○(その場にいた親族)が言ってたぞ!

『あいつ(私)は恐ろしい。危険人物、要注意人物だ。注意した方が良いぞ!』

と。俺は開いた口が塞がらなかった。お前には失望した!!


 どうもその親族、私が言ったことを小学生のように額面通り捉え(揚げ足をとった?)、更には近所のあちこちで大げさに言い触らしているようなのです。悪意があってなのか、話題に乏しい閉鎖的な商店街で生きるゆえの“井の中の蛙的習性”からなのか分かりませんが、明らかに私を排除したいがための敵意を感じました。血の繋がった親族の中にそんな間抜けがいたとは、私こそ心から失望しましたよ。言われたことを一方的に信じる父も父ですが、まぁトシなもので…。

 そもそも酒の席での会話に、一体どれだけのリアリティや情報的価値があるのでしょうか?

 例えば居酒屋で、あるサラリーマンが酔っ払ってこう愚痴ったとします。

「チクショ~!課長の野郎!!いつもいつも俺にばかり恥かかせやがって!あの野郎、いつか絶対にぶっ殺してやる!!」

その場に居合わせた同僚で、翌朝出勤するや否や

「課長!△△があなたの命を狙っています!どうかすぐにお逃げ下さい!!」

なんて真剣に課長に伝える人、果たしているでしょうか?せいぜい

「まぁまぁ、今日はとことん付き合うからさ、物騒なこと言ってないで飲めよ!」

ですよね。

「浮気の一つや二つ、どうってことねえだろうが!女房が怖くて浮気が出来るか!そんなの男の甲斐性だろう!!」

とカッコつけたつもりの仲間の発言を聞いたからといって、

「奥さん、気をつけて下さい!旦那さん浮気しますよ!!私、昨日確かに本人から聞きました。今のうちに興信所に尾行を依頼した方がいいですよ!!」

などとチクる同僚も何らかの悪意を持っていない限り、滅多にいないもの。

「おお!お前は本当に飲みっぷりがいいな!ウチの会社に入れてやるよ!明日社長室に来いよ!!」

と言われて本当に翌朝ノコノコやってくる人も滅多にいないですよね? 逆に考えればこれらの発言は、酒の席だからこそ発せられたもの、とも言えます。

 言葉の選び方、使い方は注意しないと周囲に不快感を与えることになります。その点では私もちょっとマズかったのかも知れません。 しかし大前提として酒の席での会話ですよ。そこはお互い話半分として捉え、適当に笑って流すのがマナーだと思うんですよね。ある意味、酔っ払っている時間なんて、夢の中の出来事みたいなものなのですから。

 もしくは相手の冗談のセンスに合わせられないと感じたら、お互い適当な所でフェードアウトすればいいんですし。実はこの会話が発生する直前にも、私は彼らに名誉毀損的な言葉を面白半分で浴びせられました。それでも私は酒の席での冗談、と受け止めて笑って受け流したのです。それが直接私を攻撃する言葉だったとしてもです。ある種の社交上の理(ことわり)を無視され、私の発言の揚げ足を取った上に、父を始め近所の人々に平気で言い触らすなんて、まともとは思えませんでした。開いた口が塞がらないのはこっちですって。

 想像するに彼らって、昔から何とか継続している死に体の小さな商店街に巣喰う年寄りたち。ずっと身内か地元の同じ顔を相手に生きてきた人たちなんです。今後も死ぬまで今の状態が続くだけで満足、っていう。 新しいことをして商店街のカタチを変えようとする奴、自分たちを持ち上げてくれない奴、私のように封鎖的思考を否定気味の輩、近くの企業のサラリーマングループのような余所者が自分らのオアシスに侵入して来るのが嫌で堪らない。聞いたこともない言葉や持論を振り翳すのが不快で仕方ないんですよ。 実際、私ももうそのお店に行きたい気持ちが失せつつあります。

 だからといってオアシスを守るために、酒場や、未来の子供たちのものでもあるこの商店街を私物化するなんて勘違い甚だしい限り。私にとってもここは地元。なのに飲みたい時に好きな店で楽しく飲むことも出来ない、なんておかしいでしょう。そんな人たちが幅を利かせているから、商店街から若者が離れてしまうのでしょうね。

 私もこれまで、自分が生まれ育った地元でもあるこの商店街の再建に何とか力を添えたいと願ってきましたが、こんなことがあると残念ながらちょっとそれが出来る土壌じゃないな、と思ってしまいました。仮に彼ら二人を排除したところで、もっと物を知らない厄介な商店会長や大地主もバックに控えているし(笑) タチの悪い企業のワンマン社長の比ではありませんよ。

 同じ日本でも地元民が一丸となり頑張っていても、なかなか盛り上がらない真面目な街(町・村)もたくさんあると信じていますが、その一方で、こんな街もあるんですよね。お恥ずかしいことです。多くの廃れゆく街や商店街にはそれ相応の原因があるんだな、改めてそう感じてしまいました。


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愛犬と飼い主の幸せの形

2012-02-27 Mon 19:46
 昨年末、鳥取県で雌のトイプードル2匹が警察犬になるための試験に合格した、というニュースがちょっとした話題になりました。

 合格したワンちゃんは、それぞれ1才と2才(当時)。合格を目指しご主人様の下を長期間離れ、トレーナーに預けられて毎日訓練を受けたそうです。そしてめでたく合格…したらしたで、その後もしっかり活躍出来るよう再びトレーナーの下で訓練する日々…つまりこのワンちゃんたち、ご主人様よりもトレーナーと暮らす時間の方が長くなる運命を歩み始めてしまった(?)んですね。

 ワンちゃんやそのご主人様にとっての幸せには色々な形がありますから、これはこれで良いのでしょう。

 でも、私がワンちゃんたちのご主人様だったら、この状況は正直言って受け入れ難いです。かけがえのないパートナー(愛犬)と毎日一緒に暮らすことが出来ず、溢れ余る愛情を直接浴びせることも出来ないなんて…。まぁ、本人(本犬?)から「警察犬になって社会のために働きたい」と訴えられたのなら話は別ですが(笑)

 そんな私の愛犬ビータくん(ジャック・ラッセル・テリア)にドラマ出演のオファーが舞い込んだのは今年初め。

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公園を散歩中「ドラマを撮っているのですが、ワンちゃんのカットを幾つか欲しいので、ご協力頂けないでしょうか?」と、若いスタッフ数名から声を掛けられてしまいました。そう、お察しの通りエキストラ出演(笑) それに後から考えたらそのドラマ、良くてローカルPRもの、もしかしたら趣味の自主制作ものだった可能性が高かったと思われます。

 その時の私は反射的に断ってしまったのですが、もしかして本当のビッグチャンスだったとしたら惜しかったなぁ…。白い北海道犬や喋るミニチュア・シュナウザーみたいに荒稼ぎ…いえいえ、皆さんに愛されたかも知れない…あ、今年のアカデミー賞作品賞候補の「アーティスト」には同じジャック・ラッセル・テリアが出て有名になってるじゃん!惜しいことをしたぜ……おっと!自分を見失うところでした。危ない危ない(福田和子風に・笑)。そんなシンデレラ・ストーリー、まず無いでしょうけれどね(笑)

 でも真面目に考えたら、やはり嫌ですよね。愛犬とは出来るだけたくさんの時間を一緒に過ごしたい。彼らは健康を維持したとしても10~15年しか生きられないのですから。

 幾ら世のため、人のためとはいえ、その短い人生(犬生?)の数分の一という貴重な時間を訓練や仕事に取られてしまうなんて考えられません。いずれ迎えるであろう最期のお別れの時に思い出すのが、ドラマやCMに出演している愛犬の姿…を映し出す液晶画面だった、なんて考えたくもない。

 やはり私とビータくんは、出来るだけたくさんの一緒に遊ぶ時間、一緒にお散歩する時間を持てるようにすること。それがお互いにとっての幸せの形のような気がします。



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射程距離の縮め方

2012-02-25 Sat 00:00
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 長年勤めた会社を昨年3月いっぱいで退社した私の知人らの中に、まだ再就職を果たしていない人が多いと聞きました。

 まぁ、中には失業給付金の支給が途絶えるまで…最大1年間くらいもつらしいのですが…遊ぶと宣言している人や、奥さんのヒモと化した人、定年まであと僅かながらも借金して充実した専門学校生活をエンジョイしている人もいるようですが(笑)

 それはともかく、問題なのは見たところ真面目に就活し、膨大な数…中には100社を超える企業に応募しているのに、箸にも棒にも引っかからない人たち。精神的に追いつめられているのか、1年前に比べ、かなりやつれた人が多いようです。お気の毒としか言いようがありません。

 私は彼ら数名に状況を訊いてみました。すると、ある共通点に気づきます。それは、彼らの多くが「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」と信じているということ。つまり、彼らは

「たまたまヒットするはずの一発がまだ出ないだけ。その奇跡の一発をひたすら待つために、毎日鉄砲を打ち続けている」

のです。

 でも…失礼を承知で述べますが、私から見たら、彼らがしていることは、例えるなら100m先にいる獲物、それもある程度の大物を捕らえようと、射程距離僅か10mの骨董品のような銃で狙っているようなもの。本人の射撃技術を加味しても、狙えるのはせいぜい20m先までです。

 しかし彼らはその20m圏内にいる獲物(小物)を狙おうともしなければ、100m先の獲物に近づこうともしない。銃のスペックを上げようともしない…ように見えるのです。

 この状況でいくら100m先の大物を狙い続けても、「下手な鉄砲幾ら撃っても当たらず」だと思うんですよね。でも当の本人は幾らアドバイスされても聞く耳を持たない。「うるせえ!オレは10年前、20年前にも同じ銃で大きな獲物を捕らえたことがあるんだ!今回だってきっと上手くいくはずだ!!」と信じ切っているのです。銃の劣化や心身の衰えに気づかずに…。

 こうなってしまうと、もうどうしようもありません。本人の意識に変化が現れるまで、時間を置くしかないのでしょうね。


【近くの小物を狙う】
 解決策の一つとして手っとり早いのは、今所持している銃と自分の技量で狙える、近くの小物を狙うことです。この作戦のメリットは、無駄に時間やコスト、労力をかけずに比較的短期で成果を出せる点。デメリットはかなりの妥協が…というより、自分の望む獲物はまず捕獲不可能だと諦めなければならない点です。


 希望条件に合わない業種・職種、企業規模、低賃金、非正社員…諦めて妥協するか、一旦妥協しておいて、改めて次の作戦を練り直すのも良いかも知れません。


【銃のスペックを上げる】
 今持っている銃では20mしか届かないのなら、いっそのこと獲物がいる場所まで届く強力な銃に改造出来れば頼もしい限り。上手くいけば最低限の弾数で本当に狙いたい獲物にピンポイントで命中させることも可能でしょう。ただし改造するにはそれなりの時間とコストが必要です。また、十分使いこなせるようになるには自分の技量を磨く必要があるかも知れません。


 思い切って有効な資格を取得するのも手です。お金や時間はかかりますが、今は不況ゆえ、ただ普通に長期間活動するだけでもお金も時間もかかります。長い目で見たら、1年後には大きな差が出ているかも知れません。

・1年後、まだプーで、まとまったお金を使っちゃったけれど強力な武器を手に入れたAさん
・1年後、まだプーで、Aさんよりは少しお金持ちだけれど、依然骨董品のような武器しか持っていないBさん

どちらを選ぶかは、当事者次第。


【技術を磨く】
 銃の改造に時間やお金をかけたくないのであれば、撃ち手本人のテクニックを磨くという手もあります。


 今までの骨董品的価値観やポリシーは一旦封印して、相手に好まれるような、相手に好印象を与えるような自分を新たにプロデュースするのも手です。とりあえずは嘘でも演技でも構いません。着慣れないキレイな衣装(スーツ)を買って、自分以外の人格(ヘコヘコな態度、作り笑いなど)を演じてもいいじゃないですか。目標を妥協しない、資格も取らない、ファッションも20年前に買ったバブルチックなお気に入りブランドの紫色のソフトスーツじゃ無理がありますよ(笑) 似合わない不潔な髭面を貫くのもやめた方がいいかも。

 逆に見た目ではなく、相手を楽しませられる話術や、コミュニケーションスキルを磨くのも手です。私が特に感じるのは、頑なに自分の価値観を重んじる、プライドの高いベテランに限って、威圧的で上から目線な態度で相手に接する、下ネタを嫌悪する、自分の得意な話題にしか興味を示さず、コミュニケーションツールや若いタレントなど、若者が当たり前のように使ったり知っていたりするものをバカにするんですよね。例え相手が採用担当者だとしても。

 確かに部長クラス待遇で実績豊富な求職者ならそれはそれで一つの貫禄なのかも知れませんが、そうでなければただ自己満足を満たそうというワガママでしかありません。一度話し方教室の門を叩いて出直して欲しい人も実際にいます。

 これをクリア出来れば資格(ハイスペックな銃)が無くても闘い方の幅は間違いなく広がります。


【獲物に接近する】
 20m先までしか弾が届かないなら、獲物に80m近づくという作戦も考えられます。非常に難しい方法ですが、凄い銃も高度な技術も要りません。


 これはまず、ターゲット(業界・企業など)を決めて、とりあえず情報交換会やセミナー、アルバイト、SNSでの繋がりや趣味サークルなどを通して関係者、出来ればキーマンに近づき、そこから採用に繋がるきっかけを掴み取る…言うだけなら簡単なのですが(笑) でも高望みさえしなければ意外とチャンスは転がっているもの。まぁ結果が出るまで時間がかかりますけれどね。最初からターゲットを絞る必要もありますし。

 コネクションを利用するとか、一度自分が持っている名刺を全て引っ張り出してきて、ダメ元で口利きを依頼するのも手です。この際、恥やプライドは掻き捨てましょうよ。


【運頼み】
 もしかしたら、奇跡的に大物が20mの至近距離、それもこちらに急所を向けて近づいて来るかも知れません…が、その時は既に食糧が底を尽き、自由に動き回れない年齢になっている可能性の方が高いです(笑)


 バブル再来を信じて待つようなものですから。


【とにかく頭を使う】
 カネで雇った“ならず者”に社長を襲わせ、タイミング良く自分が助ける。社長は何かお礼がしたいと申し出るので、すかさず雇って欲しい、ついでにあなたの美人でセレブな娘と結婚させろ、とお願いして…(バカバカしいので以下省略・笑)


 …結局、不況時の就職には何かしらの工夫が必要ってことでしょうね。不況時の企業と求職者との関係って、この距離感が全てのような気がします。



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飲食店内における料理撮影は是か非か?

2012-02-24 Fri 00:00
 最近、飲食店内でお客さんが料理やドリンクをケータイカメラで撮影する行為の是非が問われているようです。

「マナー違反だ」
「お料理を芸術作品と見た場合、著作権侵害に当たる可能性がある」

といったことが理由として挙げられています。

 一方、お客さん的には

「ブログやSNSにアップするため」
「知り合いに見せたいから」

というきっかけで撮影することが多いみたいです。

 とりあえずテレビで紹介される、お店側の見解を聞く限り、お店的には概ね撮影OKのところが多いので一安心か?ただし、

「出来れば一声掛けてくれたらお互い気分良いんだけれどね」

と望むお店が多いという事実は無視出来ないでしょう。


 確かに、せっかく美味しいものを楽しく頂こうという時に、周囲でケータイを構えてカシャカシャと必死に撮影している人がいると興醒めします。シャッター音がうるさいというよりも、雰囲気をブチ壊されたように感じてしまうんですよね……とはいえ、私も他人様のことをとやかく批判出来る資格はありません。私もかなりの頻度で撮影しまくっていますから(笑) 特に地方の珍しい郷土料理や、感動レベルで美味しいお酒と出会ってしまうと自制不可能。

“東京ではお目にかかれないかも?”
“知人に自慢したいけれどビジュアルが無いと期待する反応が得られないだろうな”
“チャンスは今しかない!!”

もちろんブログにも載せたいし、思い出にもなるし…傍から見たらダサいかも?と思いつつ、カシャカシャやってしまいます。


 でも、これって前向きに考えたら、とても良いことじゃないでしょうか?自分が感動したことを誰かに伝えたい、自分なりの方法で情報発信したい、表現したいという気持ちは大切ですし、至って自然なこと。その手段としてビジュアルが必要というだけのことだと思います。

 まぁ、電車内のマナーと同じですよ。そんなに大きな音じゃなくても着信音が耳触りだ、というのと同レベル。客だから当然の権利、という態度ではなく、周囲を気遣い、他のお客さんに不快感を与えないよう控えめに撮影すればどうってことないのでしょうね。


 それに比べたら、同じお料理の魅力を伝えるのでも、

「美味しい」
「甘い」
「脂がのってる」
「霜降り最高」
「外はカリッ、中はジューシーで噛むと肉汁が…」

程度の語彙で伝わると勘違いしている、テレビ番組のリポーターや芸能人の方を問題視して欲しいくらいですよ。こっちの方がお店やお料理に対して迷惑かつ失礼だっつーの(笑)

 
 食べものの魅力を伝えるには、五感や記憶(の中の思い出)をフルに使って表現する!「美味しい」じゃ何も分からん!“甘い=高品質発想”、“脂(霜降り)信仰”はいい加減に卒業しろ~!!


…と、言いたい気分です。
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タイム(ややネタバレあり)

2012-02-23 Thu 00:00
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 先週末、公開されたばかりの話題の映画「タイム(In Time)」を観てきました。このところ毎週末、映画鑑賞しているような気がします(笑)

 この作品は何といっても、一部でパクリ疑惑が叫ばれていますが(笑)その設定が新鮮です。近未来、遺伝子操作により人間の成長は25歳でストップ。それ以降は寿命(時間)=通貨となり、労働で稼いだり、人と貸し借りしたり、盗んだりして日々生き延びなければならない…観終えた後には私もその気になって、無性に時間の大切さを実感しました。無駄にしたらバチが当たりそうです(笑)

 設定の真新しさの割に、ストーリーは大したことないかな?と感じましたが、それなりにハラハラドキドキしながら最後まで観ることが出来たと思います。

 実は本作、原題は「Time」ではなく、「In Time(間に合う)」。これは恐らく、象徴的だった主人公の母親が死ぬシーン、及びそれを彷彿とさせるラストのクライマックスシーンから名付けた…のかな?

 あと、忘れてはならないのが、ヒロイン役のアマンダ・サイフリッド。人形のような顔立ちで可愛いかったですね。欲を言えば、もうょっと濡れ場があれば…いえ、何でもありません(汗)


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妄想井戸端会議(20120221)

2012-02-21 Tue 00:00
 最近テレビで目にするニュースやワイドショーのネタから、きっと誰もが感じている、でも大きな声では言えないであろうこと(?)を、私が妄想の中で吐き出してみたいと思います。なお、以下の記事は全て私の妄想ですので、クレーム等はご容赦願います…。


【オセロ中島、家賃滞納&洗脳(?)問題】
 いやぁ、人間ってこんな簡単に操られてしまうものなんですね。危ない危ない…(福田和子風に・笑)

 しかしこの事件に関する報道を見ていると、各局のアナウンサーや司会者が真剣な顔で「…自称霊能者が…」と繰り返していますよね。“自称霊能者”って、もっと他に的確な呼称は無いのかよ?!なぜかコレを聞くたび笑ってしまいます。“自称○○”で社会的に通用するのなら、私だって長年の夢である“心霊・超常現象評論家”を自称しますって(笑)

 あと、テレビ局が元気な頃の中島女史の映像を使う際、あの激太りした状態で浴衣を着た、まるで関取のような姿を頻繁に使いますよね?あれ、絶対に悪意が込められていると思うのは私だけ?!


【AKB48のニューシングル『GIVE ME FIVE!』が初回出荷96万枚、ミリオン確実か?】
 今回の新曲って、皆さんご存じの通りバンド演奏という形式を取っていますよね?

 AKBファミリーって、これまで劇場やテレビ出演時に主要メンバーが欠席すると、研究生や他のメンバーが穴を埋めていたじゃないですか。加えてダンスしながら歌うのは困難だからという理由で、口パクも暗黙の了解状態。…となると今回はどうするんでしょうね?

 例えば前田あっちゃんが欠席の時は、まさか研究生がギター弾くフリしながら口パクする、とでも言うのだろうか?!柏木由紀りんが欠席したら?ドラムスなんて特に難しいですよ。センスが無きゃ、叩くフリすら満足に出来ないと思いますし。

 今回はダンス無しなのにエア弾きや口パクで済まそうものなら、ダンス=口パクOKという不文律までもが揺るぎますね。かといって選抜メンバーが別のパートを演奏するというのも違うと思いますし。バンドってそういうものじゃないでしょ?

 選抜メンバーが全員揃う時以外は一切演奏しない、というのもちょっと違う。まぁ皆可愛いからどうでもいいんですけど(笑)

 バンド形式で演奏するのって一瞬は話題になって食い付かれますけど、確実に両刃の剣ですね。


【ダイエットに効果的?トマト&丸の内タニタ食堂ブーム】
 マウス実験により、トマトにメタボを改善する効果があることが分かったと報じられた途端、世間ではトマトやトマトジュースの売り上げがアップしたそうです。

 また、低カロリーなのに美味しい、ダイエットに効果的と人気の(株)タニタが運営する丸の内タニタ食堂も連日大盛況、毎朝整理券を配るほどなのだとか…。バナナだダイコンだコンニャクだ、いつまで同じことを繰り返すつもりなんでしょうね?

 まぁ、トマトもタニタも否定はしませんが、これらブームに乗ったつもりの人の毎日の食事メニューや日常生活を一度見てみたいものです。ランチは毎日タニタ食堂、夕飯にもトマトを欠かさず食べているとしても、スイーツや焼肉、ビールも欠かさない、コーヒーにはたっぷりの砂糖とミルク、運動は大嫌いって人…絶対たくさんいそうです(笑)


【なでしこJAPANからチョコを貰うとしたら…】
 ちょっと古い話題ですが、“今年のバレンタインデーになでしこJAPANの選手からチョコレートを貰うとしたら、誰から貰いたい?”みたいなアンケートの結果がネットのポータルサイトで発表されていましたよね?

 1~10位まで発表されていましたが、結果は1位:鮫島選手、2位:川澄選手でした。実は…何を隠そう私もこの中だったら鮫島様推しなんですよ(笑) 他の主要選手に比べてあまり話題にならない選手でしたので、少々意外に感じつつも、やはり世間の男性諸君は見る目あるね…と、改めて感心しました(笑)

 …でも…あれ?あのエース選手は…確かベスト10にも入っていなかったような…やはり世間の男性諸君は…いえ、何でもありません(汗)
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悪の教典(ネタバレあり)

2012-02-19 Sun 18:02
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 貴志祐介著「悪の教典」(文藝春秋)を読みました。

 私はこれまで、貴志祐介ものは全て読んでいますが、2010年夏に発売された本作のハードカバー版(上・下巻)の購入は見送りました。当時Amazonのブックレビューを読むと、そのほとんどが批判的な意見。「これはダメ!」という類のものだったのです。貴志祐介ものだから読みたいけれど、低評価の本2冊に高い代金を払うのはイヤだなぁ、という理屈です(笑) 昨年秋、ようやく一冊にまとまった、この新書版が発売されたので読んでみることにしました。

 問題のストーリーは…

感情に問題を持つ天才高校教師(でいいのかな?)が、勤務する高校をコントロールして自分の“理想の王国”とすべく、その障害となる生徒や教師を巧妙に次々と消してゆく…

というもの。

 結論から述べますと、私個人の感想は「すげえ面白いじゃん!!」。とても面白くあっという間に読み終えてしまいました。途中、読みながら(何でこんなに面白いのに、皆低い評価付けたんだろう?)と不思議でなりませんでした。

 まぁ好みは人それぞれですが、長いページを読ませるための飽きさせない構成、人物のキャラやセリフのバランスはとても良かったと思います。強いて挙げるなら、主人公の目的(理想の王国を作る)というのがちょっと分かり難く弱かったことくらいですかね。

 また、Amazonのレビューの批判的意見の中には、「鬼畜系エロゲーのテキストを読んでいるみたいだった」というものもありました。なるほど、言われてみると確かにそんな感じもします。そもそもほとんどが学校内での“悪い先生と悪い生徒たち”中心の描写ですしね。アドベンチャーゲームに展開し易い物語っぽくもあります。

 でも、多くの文芸・ミステリー小説や映画・ドラマの脚本よりも優れたシナリオを書くエロゲーのシナリオライターだっていますよ。私もドラマや映画を見て泣いたことは無くても、エロゲーのテキストを読んで泣いたことありますし(笑) たまに優れた才能はこういった表現の規制が緩い分野に集まってくるものなのかな?と思うこともあるくらいです。ケータイ小説のような稚拙なものも市民権を得ている昨今、ゲームのシナリオ(セリフ)っぽい=高い評価をつけられない、ではないと思います。そこはあくまでも「ダメ」ではなく「自分の想像通りではなかった」「自分の好みではなかった」と評価すべきでしょうね。

 まぁ、もしかしたら企画段階からゲームのシナリオ(セリフ)を意識した実験的な作品だったのかも知れませんね。そもそも600ページ以上もある作品、あまり文芸的文章(?)にこだわっていたら、読もうという気は起きませんよ。

 あと、読んでいて何となく同じ貴志作品の名作「青の炎」を思い出す部分がありました。綿密に練った完璧な殺人計画だったはずなのに、ある時綻びが生じ、それがあっと言う間に繕えないくらいにどんどん広がってしまい…さあ、どうしよう?!…みたいな緊張感に近いものを感じました。まぁ同じ作家さんの作品ですから当たり前です(笑)

 賛否両論ありそうな作品ではありますが、私は普通に面白いと思いましたよ。


 余談ですが、「青の炎」ついでに私のこだわり(?)を一つ。

 「青の炎」はかつて映画化されましたが、当時も今もヒロインのイメージは松浦あやや…じゃないんですよね、私的には(笑) 明るく強く、時に不良(スケバン)っぽいんだけど、実は主人公に一途なか弱い女の子で…今だったらAKB48の大島優子がかなりイメージに近い…と思うのは私だけでしょうか?(笑)


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ドラゴン・タトゥーの女(ややネタバレあり)

2012-02-17 Fri 00:00
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 先週末、公開されたばかりの話題のスリラー映画「ドラゴン・タトゥーの女(The girlwith the Dragon Tattoo)」を観てきました。2時間38分の大作なので、途中でトイレに立ちたくなったらどうしよう?と心配でしたが(笑)

 “ある人物の悪事を暴こうと挑み、逆に返り討ちにされてしまった雑誌記者が、40年前に行方不明になった少女の手がかりを調査するよう依頼される。彼は依頼者一族の妙な雰囲気を怪しみつつも、危険な匂いのする優秀な女性調査員とタッグを組んで真相解明に尽力するが…

…という本作を選んだ理由は、何となく前評判が良かったから。細かい情報装備無しで映画館に赴きました。

 それが祟ったのか?単に私が間抜けだから?それとも単に眠ってしまったから?(笑)レッド・ツェッペリンの「移民の歌」のカバー曲が鳴り響いてから暫くの間は、とにかく人物や設定を理解するのがキツかったです。でも次第に理解出来るようになると、2時間38分という長さも気にならないくらいスクリーンに没頭してしまいました。勧善懲悪的に綺麗にまとめつつも、ラストはちょっと切なくて…というのも良かったですね。

 私的に本作の魅力は、まず舞台の大半を占めるスウェーデン(?)郊外の、昼でも薄暗く寒そうな風景描写。北欧っぽいムード(行ったことないから知らないけど・笑)と、ミステリアスな依頼者一族の不気味さが上手くマッチしていて、物語の魅力を増幅させていました。

 あとはやはり何といってもヒロイン・リスベット役のルーニー・マーラーの魅力に尽きます。小柄で無機質な表情なのに何となく可愛いと感じるし、頼もしい。見た目と違い、やたらめったらバイオレンスチックなわけではなく、人間的感情や耐える部分もちゃんと備えているところに惹かれます。

 逆にこの作品、(私的には)大きな不満点を見つけられなかったことの方が、最大の魅力だったのかも知れません。さすがはデヴィッド・フィンチャー監督、といった感じの作品でした。



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財布拾得

2012-02-15 Wed 20:05
 近所で財布(小銭入れ)を拾いました。これまでの人生にはほとんど無い経験です。

 一応、本当に小銭入れか否かを確認するため、チャックを開けて中を確認させて頂きました。PASMOを始めとする一部の個人情報を目視確認可能なカード類が数枚と、小銭が入っています。チェッ!札は無しか…いえ、何でもありません(笑)

 愛犬の散歩中でしたので、とりあえずこの小銭入れを持って一旦帰宅。外出の準備を済ませ最寄り駅へと向かいました。交番ではなく駅にしたのは、PASMOが入っていたからです。交番に届けた場合、落とし主から連絡があるまで待つだけになりそうですが、駅ならPASMOの登録情報(電話番号など)から持ち主に連絡してくれるはず。私も一度だけ定期券を落とした時に駅から連絡を受けた経験がありますしね。落とし主さん的にもその方が良いに違いないでしょう。

 ということで早速、駅員さんに申し出ました。

「あの~、近くで財布を拾ったんですが、中にPASMOが入っていたので、財布ごと預けてもいいですか?」

ところが駅員さんからの返答は、

「(拾った場所が駅の)敷地外ですと警察の管轄になってしまう(から駅では受け取れない)んですよ~」

で、出たよ~!面倒臭いパターンだ~!!威張ることじゃありませんが、こちらはわざわざ善意で届けに来たのですし、PASMOが一緒に落ちていたのも事実なんだから、何とかならないの~?!まぁ、私だからいいようなものの、これが仮に悪いヤツなら、「面倒だから捨ててしまおう」とか「小銭はネコババ、PASMOは自分で使っちゃおう」とか考えるかも知れないのに…。

 私も急ぎの用事があるし、先に用事を済ませて夜に戻ってきてから届けようかなぁ…とも考えました。しかし落とし主さんは困っているに違いないと考え直し、直ぐに交番に向かうことに。悪いことにちょっと前まであったはずの駅前の交番が消えていたので、仕方なく徒歩約15分のところにある大きな警察署まで行く羽目になってしまいましたよ…。

 警察署では、対応してくれた係のオネエチャンが、事務的ではなく人間的かつ丁寧だったのがせめてもの救いです。私は最低限必要な情報だけを記入し、拾得者の権利は面倒なので全て放棄。5分ほどで手続きも終わらせることが出来ました。

 意外だったのは、PASMOや会員証のような、落とし主の名前が書いてあり個人が特定可能なカードであれば(当該機関に照合して?)連絡先が分かるので、警察署から直接本人に電話してくれるそうなんです。能動的に対処してくれるということでこちらも一安心でした。

 でも、もしも財布に1万円札…いや、千円札でも入っていた場合、どのくらいの確率で本人の元に戻って来るんでしょうね?限りなく100%に近い数字であって欲しいものです…。


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ホイットニー・ヒューストン死去で再燃する大いなる勘違い

2012-02-14 Tue 00:00
 米国の人気歌手、ホイットニー・ヒューストンさん(新聞的表記・笑)が若くして急死、世界を驚かせました。

 私は特にファンではありませんが、彼女の歌はデビュー曲の「YOU GIVE GOOD LOVE」が初めて全米TOP40にランクインした時から、リアルタイムで耳にしてきました。それから暫くシングル中心に聴きましたが、やはりバラードが素晴らしかったですね。

 直接本人とは無関係ですが、ホイットニーに関する個人的思い出も2つあります。

 ひとつは昔、東京・広尾にあった、“ヒットステージ”(だったと思います)という外国人向けのカラオケパブに友人らと遊びに行ったこと。このお店、小さなコンサート会場のような作りでして、ステージが最も低く、客席が最後列に行くに従い高くなるという素敵なお店でした。まさにコンサートホールか、大学の広い教室のような感じ。歌手になった気分を味わえて気持ち良くなるためのお洒落なお店でしたね。

 お客さんは外国人を想定していたようで、実際場所柄多くのお客さんは外国人でした。私はここぞとばかりにカラオケボックスにはなかなか用意されていない、過去にビルボードTOP40入りした“地味な名曲”をガンガン歌い続けたものです。友人はすぐにネタ切れし、空気を読まずに邦楽を入れ始めてしまいましたけれどね(笑)

 すると、別の若い女性グループ、特にその中の一人が我われに対抗するかのごとく、ガンガン洋楽を入れ始めたのです。しかもこの子もかなりのTOP40マニアじゃね?と直ぐに分かる良いセンスの選曲。特にホイットニーが好きらしく、ホイットニーのバラードを数曲歌っていましたね…。

 もうひとつは、2000年前後に知り合った、ある異性との思い出。カラオケをしていたら彼女がホイットニーの歌を覚えたいと言ってきたので、「じゃあ、CDあるからベスト盤(テープ?MD?)作ってあげるよ」と申し出たのです。しかし実際のところ、ホイットニーはもうずっと聴いていなかったので、急いでレンタルCDショップで数枚のアルバムを借りて対処したという。1990年代以降は想像していたほどアルバムがリリースされていなかったんだな…と思ったことを覚えています。

 まぁ、とにかく偉大なアーティストを失ってしまいましたね。ご冥福をお祈りします。

 
 ところで今回のホイットニー死去を報じる国内メディア、ある程度予想はしていましたが、多くの番組がBGMに彼女の代表曲「I will always love you(オールウェイズ・ラヴ・ユー)」を使っていました。言わずと知れた「♪エンダ~~~~ウア~…」でお馴染み、1992年公開映画「ボディガード」の主題歌です。

 選曲自体は別に良いのですが…やはり何人かいましたよ。

「誰もが一度は結婚式で耳にしたことのある名曲ですね~!!」

などと言う番組司会者が(笑)

 まぁ、結婚式で頻繁に使われた(使われる)のは事実でしょうが、「オールウェイズ・ラヴ・ユー」=“相思相愛の恋人同士の熱い愛の歌”のように報じられるといつも笑ってしまいます。ロクに歌詞を読んだことが無いんじゃないの?って(笑)

 以前もここに綴りましたが、「オールウェイズ・ラヴ・ユー」って、実際は未練タラタラな女のストーカー宣言の歌ですよ~!!(笑) どちらかというと新郎に未練タラタラの元カノが歌うとしっくりくる歌です。

 いい曲ですし、ホイットニーの代表曲であるのは間違いありませんが、私個人的には結婚式には向いていない歌だとずっと思っていますし、テレビに出ている人に公共の電波に乗せて「オールウェイズ・ラヴ・ユー」=“相思相愛の恋人同士の熱い愛の歌”的に言い切られるのは、どうも気持ち悪いです。

 ホイットニーの訃報とともに、また暫くこの気持ち悪さを我慢することになりそうです。


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オールウェイズ・ラヴ・ユー

もし私がここに残ったら
あなたの邪魔になるだけ
だから私は行くわ でも分っているの
これからもあなたのことを想い続けることを

そしていつもあなたのことを愛していることを
いつでもあなたのことを愛しているわ

ほろ苦い思い出
それだけを持ってゆくわ
さようなら どうか泣かないで
お互い分っているでしょ 
私はあなたが必要としている女性ではないことを

いつでもあなたのことを愛しているわ
いつでもあなたのことを愛しているわ       

これからの人生が幸せであることを祈るわ
そして あなたの夢が全部叶うよう願っているわ
あなたに喜びと幸せが訪れますように
そして何よりも 素晴らしい愛が訪れますように

いつでもあなたのことを愛しているわ
(繰り返し)

あなたを 愛しているわ
いつでも いつでもあなたを愛しているわ
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“潔癖症”?になる理由

2012-02-13 Mon 00:00
 「AKB48の柏木由紀(ガチでドラム叩いてるの?!・笑)は、実は潔癖症であり、メンバーを自宅に入れないし、自分がメンバー宅にお邪魔する際もマイ・スリッパ持参。当然お泊まり会にも参加したことが無い…」

そんなプチ情報を耳にしました。

 この情報だけだと、恐らく多くの人は「へぇ~、柏木ゆきりんって、変わり者なんだね」のように、どちらかというとネガティヴな印象を持つのではないでしょうか?

 しかし、私は何となく彼女の気持ちが想像出来るんですよ。ズバリ!潔癖症というワケではない!!ですね。

 私が想像するに、彼女のお母さんがしっかり者かつ綺麗好きで、柏木ゆきりんが幼い頃から毎日当然のように自宅を隅々まで掃除する人だったんじゃないですかね?ちょっとした汚れや、落ちている塵に気付いた時も直ぐに反応しないと気が済まない、みたいな。

 何を隠そう、私の母がそんな人でした。今では私が年1回、年末に行うようなレベルの掃除をほとんど毎日欠かさずに続けていました。お陰で家の中は毎日ピッカピカ…なのですが、幼い私的にはそれが当たり前、余所の家でもそうあって当然、と信じるようになってしまったのです。

 その後小学校に上がり、クラスメートの家に遊びに行くようになると驚くことが何度もありました。玄関に入った瞬間、ムッとくる独特の臭い。ザラザラしていたり、埃が積もっていたり、綿埃が転がっていたりの床。放置された食べかけの料理、床にこぼれた醤油。油でベタベタのテーブル、汚い染みの付いた座布団・炬燵布団…正直、これが安心して寛げる家の中だとは思えませんでした。さすがに友人には何も言わないし、気を悪くさせないために平静を装いましたが(笑) マイ・スリッパを使うなんて発想はありませんでしたが、帰宅すると玄関でズボンや靴下を脱いで、そのまま洗濯機へポイ、でしたね。

 逆に、母がせっかく掃除して綺麗にしている家の中に、いくら友達とはいえ平気で地べたに座ったり、靴を脱いだ状態で簀子よりも下に降りたりする輩を招くのにも抵抗を感じました。体内に異物が混入するのと同じ感覚ですから(笑)

 柏木ゆきりんもそんな私と似た環境で育ったのでは…と直ぐに想像しました。特にファンではないのですが(笑)

 そんな私でしたが、ある時期からそのようなことが気にならなくなりました。きっかけはやはり一人暮らしでしょうね。

 学生時代に一人暮らしを経験して初めて分かったんですよ。毎日あんなにガッツリ掃除をするなんて無理だ、ウチの掃除レベルはトップクラスだったんだ、それ以外の家庭は程度の差こそあれ汚れていても不思議じゃなかったんだ…って。汚れた部屋で生きることを受け入れた瞬間でした(笑) それ以降はある程度汚れた部屋を訪れるのも、清潔だという保証の無い人を部屋に入れるのもほとんど気になりません。そういうものでしょ?ですね。

 そう考えると、(あくまでも私の勝手な想像ですが)柏木ゆきりんも一人暮らしをするようになれば(今はお母さんと二人暮らしだっけ?)きっと変化が見られる…ような気がします。メンバーの来訪を好まないのは、もしかしたら相手は友達じゃなく仕事仲間(ライバル)なんだから嫌な思いをしてまで部屋に入れたくない…なんて考えているのかも(笑)

 でもこれを安直に“潔癖症”“変わり者”と決めつけ偏見の眼差しを送ったり、第三者にもその価値観を押し付けたりするのは良くありません。あくまでも“綺麗好き”“割切った人付き合いをする人”という、一つの個性として尊重すべきでしょう。世間ではこういうことが簡単に“虐め”の理由になってしまうのですから。


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人生はビギナーズ(ややネタバレあり)

2012-02-11 Sat 09:57
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 マイク・ミルズ監督(&脚本)の実体験を基にしたというヒューマンドラマ映画「人生はビギナーズ(Beginners)」を観ました。

 妻に先立たれ、癌を宣告された年老いた父がある日突然、自分がゲイであるとカミングアウト。ユアン・マクレガー演じる38歳の主人公・オリヴァーは、若い恋人を作り新たな人生を前向きに謳歌し始めた父と一緒に過ごすことで、幼い頃から自分の殻に閉じ籠りがちで、人との間に距離を置く自分自身の生き方を改めて見つめ直していく…そんな映画でした。実際、オリヴァーが感じる喪失感、虚無感がスクリーンを通して上手く伝わってきていたと感じましたよ。

 殻を突き破ることの大切さ、誰かと一緒にいることの必要性を訴えているようですが、私はそれ以上に“人生何事もスタートを切るのに遅過ぎるということはない。最初は初心者(beginner)から始めればええじゃないか!”というメッセージを受けとめたような気がしました。別にこれからゲイになろうと考えているわけではありませんが(笑)

 また、私的にこの映画を良くしているな、と思ったのは、まずメラニー・ロラン演じるヒロインのアナ。日本人が好みそうなブロンド美人の王道的ルックスもイイし、ちょっと変わっているけれども明るくていつも主人公の側にいてくれ、主人公の塞がれた心を癒すという役柄設定もイイ。重くなりがちな本作を温めていました。

 そして何といっても、オリヴァーが飼っているワンチャンであり彼の数少ない友だち、ジャック・ラッセル・テリア(ブロークン)のアーサー。イイですよ(笑)

 大人しくお利口、常にご主人様の後をついて歩く甘ったれぶり、体の大きさや配色のバランス…スムースとブロークンの違いはありますが、我が愛犬・ビータくんにかなり似ているという(笑)

 また、演出の一つで彼が思っていることが字幕で表示される箇所(「結婚しないの?」など)が幾つかありました。表情と字幕の内容が合っていたり、それがまた悲しげな表情だったり…(我が愛犬・ビータくんもあんな風に語りかけてくれているのかなぁ…)などと想像しながら思わずニンマリしてしまいました。

 そんなアナとアーサーの存在が、重く暗くなりがちな本作の清涼剤的アクセントとなり、ある種のコメディ的な軽さをも演出することが出来たのかなと思います。

 私自身にも今後の人生でトライしてみたい、未知なることはまだまだたくさんあります。そんなタイミングで本作と出会えて良かった…そう思える映画でした。
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応援したい飲食店

2012-02-10 Fri 20:09
 実は今、個人的に(心の中で・笑)応援している飲食店があるんです。…といっても、まだ利用したこともなければ、店内に入ったことすら無いんですけれどね。

 このお店の特徴は、“有機野菜を使った、健康に配慮したメニュー”。以前店外の日替わりランチメニューを見たら“有機野菜のポトフ”なんてのもありました。これは決してどこでも食べられるメニューじゃないです。それ以来注目することにしました。

 ただ、一つ問題が…。お店に入り難いんですよ!!小さな雑居ビルの2階の部屋を間借りしているらしいのですが、外からは従業員(責任者)の顔も、店内の様子も、そして肝心の料理のビジュアルも全く見えない。表に貼ってあるメニューに写真もあると有難いんですけれどね。

 一応、“ぐるなび”のような口コミサイトに店舗情報は発見したのですが、やはり関連画像は一切無し。唯一、1件だけ投稿されていた評価も、何となく自作自演の臭いが(笑)

 それにこのお店、他にも幾つか“アレレ?”なことがありまして…。例えば、開店以来暫く屋号が無かったんです。最近はちゃんと名乗っていますが、屋号の無い飲食店って…ちょっと入り辛いですよね?口に入れる食べ物なのに責任者(店)が分からないなんて…。

 それに、ランチメニューの傍にこんなことが書かれていたこともありました。店長(経営者?)の肉親が癌に冒されたことを機に、良い食材を使った免疫力を高める食事の重要性を知り、食事による健康維持に目覚めました…的なコメント。でもちょっと重い…。

 このお店を開こうと考えた正直な気持ちだと思うし、それだけ真剣に取り組んでいるのも分かるのですが、お客さんの大部分を占めるであろう、単に楽しくランチしたいだけの人、限られた昼休みに美味しいものを食べたいだけの人にこれを読ませては…ちょっと引いてしまうでしょうね。セールストークのつもりでもちょっとズレていませんか?ディープなお付き合いの常連さん相手にこっそり愚痴る分ならよろしいとは思いますが…。

 また、最近は野菜関連メニューだけでは弱いと考えたのか、日替わりメニューのほとんどが魚料理になってしまいました。しかも注目の野菜関連メニューもほとんど毎日同じものなので、私としては毎日欠かさずチェックしつつも、尚更入るきっかけが掴み辛いという(笑)

 おまけに肝心の食材にいたっては、「なるべく有機野菜を使うようにしています」…って、おいおい、嘘は嘘でアカンけど、そんなバカ正直に書いちゃったら…お店のコンセプトを変えなきゃイカンでしょう!!もし私が店長と仲良くなれたら、無料でコンサル(もどき)して差し上げたいくらいです。

 そんな感じのお店ですが、最近ホームページ(ブログ)が存在することを知り、アクセスしてみました。特に目を引く情報はありませんでしたが、ほぼ毎日更新されていることに好感を覚えました。しかし最新記事に、目を疑う文章が。店長(経営者?)の肉親の病状の検査結果を訊きに病院を訪れたら、癌が転移して(悪化して)いると言われ、自分が信じていた免疫力を高めるはずの健康食が何の役にも立っていなかったことが分かり、ショックだった…って、

そこまで明言してしまったら、もうお客さん来なくなっちゃうよ~!!

お店の責任者が「何の役にも立たない」と言い切る料理に1,000円前後の価値を認めてくれるお客さんは普通いません…まぁ、基本的に純粋に真面目な方なのでしょうね。私は嫌いじゃないですけど。これまで以上に興味を持ちました。介護と並行してのお店の営業は厳しいと思いますが、今後も頑張って欲しいものです。

 野菜ソムリエ的にも興味のあるお店なので、また野菜をふんだんに使った日替わりメニューが登場したら、その時は是非入ってみたいお店です…。


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“受信拒否設定”で人間関係を断った46歳

2012-02-09 Thu 08:43
【お断り】
今回の記事は、読む人によっては胸糞悪いと感じる可能性があります。もしもそう感じた方は、恐れ入りますがその時点で速やかにブラウザを閉じて頂けますよう、お願い申し上げます。



 以前、ここでご紹介した私の知人男性・A氏(46)。彼と最後に会ったのは昨年10月、彼が中途採用された会社から僅か2週間で解雇された件について、詳しい話を聞くために会った某繁華街にある居酒屋の席でした。

 この時のことは、ここでも詳しく綴りました。「自分は悪くないのに一方的に被害を受けた」と憤るA氏に対し、あくまでも私は彼のためを思い、彼の考え方が世間一般の価値観とはズレている旨理解して貰おうと努めたのです。

 A氏と私はそれまで十数年の付き合いでした。一緒に仕事もしたし、腐るほど飲みにも行きました。短い期間でしたが彼が年下である私の部下だった時期もありました。一緒に旅行にも行ったし、スポーツ観戦にも行きました。終電を逃した彼を自宅にも泊めたし、私の妹を交えてプロレス観戦や食事にも行きました。お互い助け・助けられ、迷惑を掛け・掛けられながらこれまで社会の荒波を乗り越えてきたつもりでした。

 しかしお互い別々の道を歩むことになった今、良くも悪くも今までと同じ付き合い方は出来ません。よってこの席で私は、今までずっと先輩相手ゆえに遠慮して言えなかったA氏の(再就職に当たっての)悪い部分を、思ったまま正直に本人にぶつけたのでした。

 もしかしたらこの時、A氏は従来通りの、

「いやぁ、2週間でクビにするとは最低の会社でしたね!自分勝手でどうしようもない社長ですよ!でも今度就職したらきっと上手くいきますよ!!」

という、何の根拠も無い慰めが欲しかったのかも知れません(実際、そんな感じでしたが)。

 同じ会社で毎日一緒に苦労する者同士、または同じ年齢の同僚同士なら、時にそういうのもアリだと思います。でも我々は違います。今まで以上に厳しい世界に飛び込まねばならない、第二の人生が賭かった大事な時期のはずでした。無意味な慰めに時間を割くような状況でもないし、そういった関係がお互いにとってプラスだとは、私には到底思えませんでした。そりゃ、慰めて再就職が上手くいくなら幾らでも慰めますけれどね(笑)

 私の意見に居心地の悪さを覚えたであろう、その時のA氏は終始不満げな表情を浮かべ、私の意見を全否定したいようでした。無駄にプライドが高い上に、つるむ相手は一緒にいて楽な相手(窓際社員的年長者など)という人でしたから、長年楽しく付き合ってきた私が反論するなんて思ってもみなかったし、面と向かって意見されるのが耐えられなかったのでしょう。繰り返しますが、この日の私の意見は全てA氏のためを思ってのもの、だったとしてもです。

 結局、その日は一緒に酒を飲んだ後、近くでラーメンを食べて別れました。

 その1ヶ月後。何気なく私は彼にメールしました。時間が合えば近々飲みに行きませんか?というお誘いのメールです。1ヶ月前のことはもちろん覚えていましたが、別に遠慮することじゃないし…逆に感謝されてもいいくらいでしょ?(笑) そんなことは全く気にせずにメールしました。まぁ、A氏が逆恨みしている可能性は想定しましたが(笑)

 私は気を遣ったつもりで、「来週辺り」と幅を持たせ、A氏の都合を優先するつもりでいました。ところが、翌週届いた返事には「再来週まで忙しいので、飲みに行くのはそれ以降で」とあります。「再来週まで忙しい」…毎日終電・徹夜当たり前の会社に勤めていた頃ですら、18時頃飲みに誘っても「19時ならOK」と返してきた人ですよ?!無職で独身なのに当時よりも忙しい生活って、何なんだ?!ちょっと面食らいました。

 でも、もしかしたら別の会社に再就職を果たしたのかも知れない、とも考え、私は彼の返事を尊重しました。

 そして更に一週間が経過した頃、A氏の方から再度メールが。「再来週以降も忙しいので、飲みに行くの無理!」…絶対に色んな意味で勘違いしてるだろ、コイツ。

 まぁ、私とはもう一緒に飲む気は無いのだろうということは分かりましたので、それ以上の返信はしませんでした。

 それから約3ヶ月経った、つい最近のこと。私は懲りずに同様のお誘いメールを送ったのです。もう相手にしなくてもいいんですが(笑)どんな相手でも繋がりって大切だと思っていますので…。それに時間が経てばお互い成長しているかも知れませんしね(笑)

 どうせいい返事は来ないでしょうが、元気かどうかだけでも分かれば、そう考えました。彼は私の元部下ですし(笑)

 ところが…何と!メール送信するや否や、エラーメッセージが届いたじゃありませんか!どうやらA氏は私のメアドからのメールを受信拒否設定しているようでした。

 …う~ん…情けない人です。私よりも年上の46歳、大企業で営業経験を持つ中年男性ですよ?今後も厳しい社会で生きていこうという人ですよ?数ヶ月間の上司・部下関係を除いても十数年、ずっと先輩として振る舞っていた人ですよ?そんな人がメール受信拒否設定という術で十数年続いた私との関係を絶とうとは、正直想像もしませんでした。大人なんですから、嘘でも面と向かって

「再就職して第二の人生を真っさらな気持ちで歩みたいので、過去の交友関係は暫く封印して頑張りたい。だからお互い更に成長した頃にまた再会しよう」

とは言えなかったのでしょうかね?…言えないだろうなぁ、あの人じゃ(笑)

 彼にとって、私はもはや苛めっ子のような存在でしかないからか?

 もしくは、時に厳しく叱咤激励し合える友人関係ではなく、お互いの傷を舐め合うような居心地の良い人間関係の中で生きたいからか?

 または、再就職は果たしたが、以前の勤め先よりも小さい会社なのでプライドが邪魔して報告出来ないからか?

 それとも、再就職に向けてこれまでの価値観を見直すことよりも、己のプライドを守ることを優先するために雑音(?)をシャットアウトしたいからか?

…はっきりした理由は分かりませんが、いずれにしても、そこまでの人だったんだなぁ…残念です。


 人間、性格や考え方は十人十色なのは重々承知しています。でも我われに関して言わせてもらえば、先に述べたように、仕事でもプライヴェートでもかなりの重なる部分を持ちながら十数年生きてきた有志だと思っていたのに、生活環境が変わってしまうとここまでズレてしまうこともあるんですね。良い人生勉強になりました(笑)
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少年リンチ殺人―ムカついたから、やっただけ―

2012-02-07 Tue 20:00
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 恐らく私は、世間一般の方に比べてグロ系、残虐な殺人事件の描写や記録画像・動画などは割と平気で見られるタイプです。…といっても別に自分が変人・変態だからとは思っていません。常にリアルが見たい、真実を知りたいという欲求が人一倍強いからなのだと思っています。

 しかしそんな私でも、この日垣隆著「少年リンチ殺人―ムカついたから、やっただけ―」(新潮社)は、読み始めて直ぐに、何とも言えぬ気分の悪さ、憤り、絶望感を覚えずにはいられませんでした。活字だけの文庫本にも関わらず、です。しかも運悪く先日の旅行に持参した唯一の本がコレだったという(笑)

 それでも最後まで読んだのは、本書に書かれたこと(現実だと信じます)を一人でも多くの人が知る必要があるし、例え小さくても議論の機会を生み出すきっかけを作らなければ嘘だ、そう思ったからです。

 1997年に長野県で起きた、2件の未成年少年たちによる集団リンチ殺人事件(記録上は傷害致死事件)。新聞発表された5㎝四方程度の記事をなぞっただけでは、我われも免疫が出来てしまって特別な事件とは感じません。しかしこういった事件には知れば知るほど幾つもの理不尽が存在します。


(多くの場合)反社会的で無気力な大勢の輩(時には15人など)が、寄って集って1、2人の何の落ち度も無い同級生などを一方的にリンチ。

リンチに及ぶまともな理由は無し。ただ「面白そうだから」や「ムカついたから」程度のもの。

リンチでは大勢が同時、もしくは代わるがわる攻撃を加える。体のみならず頭や顔面に対しても、時には武器を使い手加減無しで長時間(2時間という例も)攻撃し続ける。本書で描写される一方的な暴力行為は、少なくとも私の記憶の中にある、映画や本から仕入れたいかなる暴力描写も足下に及ばない、人間離れした鬼畜的行為でした。

複数の加害者は、誰もが保身を優先し、救急車を呼ばない(かなり後になってから呼ぶ)。

隠蔽工作する加害者たちと、その親たち。

少年法を盾に開き直り、時には八つ当たりで被害者家族への報復をも計画する。

後々反省することはあっても、それは被害者に対しではなく、身内に迷惑をかけたことに対して。

たいした罪を問われることも無く(事実上の無罪)、反省したと見せかけて、直ぐに同じ過ちを繰り返す。

加害者の親たちは共通して子供に無関心。甘い。

彼らは息子の飲酒、喫煙、無免許運転を見て見ぬふり。学校で運転免許が禁止されていても免許・原付バイクを与える。

仲間の溜まり場と化す離れの部屋をも容易に与え、非行を助長する。

加害者の子供ばかりか、彼らの親までが被害者に補償はおろか謝罪すらまともにしない。時には被害者面したり、被害者を蔑む目的でありもしない噂話を流布したりすることも。

結局、被害者の肉親は愛する我が子を一方的に奪われるだけでなく、その怒り・悲しみの矛先を見つけられないまま泣き寝入りせざるを得ず、時に精神に異常を来たし、時に多くの経済的負担を負って長年暮らした町を去らなければならない。

現在(当時?)の法では被害者が死んでしまった以上、誰が何をしたか、被害者家族は民事訴訟を起こさない限り知ることが出来ないし、加害者たちを人前に引っ張り出すことすら出来ない。加害者は常に少年法により手厚く守られる。

弁護士は依頼人(加害者)が最低限の罪で済むよう、仕事に徹するだけ。

学校は事実をもみ消そうとする。


…改めてここに綴るだけで何とも嫌な気持ちが甦ります。

 読んでいて特に嫌だったのが、これだけの凶悪殺人事件でありながら、警察が単に未成年者同士の喧嘩の延長と見なしてしまうのが日常茶飯事だということ。そして新聞が取材を面倒臭がって数行の小さな記事で済まそうとすることで世論を動かすチャンスを失い、事件そのものが闇に埋もれてしまうことです。

 これは結果的に…更正したことにされた現在30代半ばの加害者たちが、いや、表向き過去に犯した罪を世間に知られることなく普通に生活を送る、夥しい数の鬼畜どもが我々の周囲に、我々の家族や幼い子供に密に接する立場にいる可能性も十分あるということです。これって恐ろしくないですか?心配じゃないですか?こんな被害者に冷たく加害者に優しい日本の社会で安心して暮らせるでしょうか?今に始まったことではありませんが…。

 私は、何もこのような本を読んだから過敏になっているのではありません。あまりにも弱者の気持ちに鈍感な現代日本人が多いことに常々疑問を持っているからです。

 去年、私の周りでもこんなことがありました。

 ある地元での会合の後、近所の居酒屋で大勢で飲んでいた時のことです。昔近所に住んでいた“A”という、自殺により若くしてこの世を去った奴の話題になりました。

 Aは男ばかりの三人兄弟の長男でした。親が成金(後に破産)で派手好き、息子たちには幼少の頃から不釣り合いな額の小遣いを与え、しかも放任主義で甘やかし続けたので、三兄弟はいつしか町内でも有名な不良兄弟となりました。

 私や弟も、Aや彼の兄弟と遊んでいた時期がありましたが、彼らとは遊び方、金銭感覚、生活感覚の全てにズレがあり、そのうち疎遠になりました。Aたちはその後不良街道まっしぐら。喧嘩、万引き、校内暴力、カツアゲ、そして一方的な集団リンチ(弱い者苛め)などに日々明け暮れていたようです。

 しかし三兄弟の中でも実際には精神的に脆く、虚勢を張っていただけと思しきAは、20歳前後の時に自殺しました。特別仲良しではなかった私には原因は分かりません。

 話を飲み会に戻します。

 Aの話題になると、私を除くその場にいたメンバー全員が揃ってAを美化、哀悼するようなことを並べ始めたのです。

「あいつは本当にいい奴だった」
「本当はナイーブな奴だった、可哀想だった」
「本当の被害者はAだ」
「Aは悩んでいたんだ、Aは悪くない」

え~っ、それは違うでしょ?さすがに殺人はしていない(と思う)けど、Aだってただ「ムカついたから」「そこに通りかかったから」というだけの理由で同世代の少年を何人もリンチして大怪我させたり、カツアゲしたり、万引きしたり、それらと同じことを手下に命令してやらせたり、散々悪事を働いてきたんですよ?それを満足に償うこともなく勝手に自殺したはずでは…。

 死者を悪く言うべきではありませんが、Aのしたことは誉められることじゃないし、今なおAの名前を聞いて顔をしかめる住人は多い。この時居酒屋にいたメンバーは、たまたま私を除きAと親しかったのでしょうが、未だにその辺を理解したようには見えませんでした。若くてヤンチャだった当時ならまだしも、今は皆いい年した大人です。Aから被害を被った者やその親の気持ちは今なお完全無視なのか?

 仮に今、自分の子供がAのような不良に一方的にリンチされ、大怪我させられても

「本当の被害者はオレの子供ではなく、加害者の不良少年だ。彼は可哀想だ」

なんて言えるのか?
いくら仲が良かったとしても、そう考えれば一方的にAを美化して同情するなんてこと…出来るはずねぇだろうが~!!

…と、叫んでやろうかと思いましたが、そんなこと言ったらそれこそ私が集団リンチされてしまいそうでしたので言えませんでした。そんな私も含め、勝手で嫌な人間が多いです。


 それにしてもここまで読んでいて気が滅入る本は久々でした…。


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“アイスブラック”が存在する理由

2012-02-06 Mon 17:22
 私はヴェローチェ(VELOCHE)のコーヒーが好きなのですが、たまにチョコクロ(ワッサン)が恋しくなるとサンマルクカフェも利用します。

 サンマルクカフェではいつもアイスコーヒーを注文する私でしたが、その隣にあるメニューがいつも気になっていました。アイスコーヒーよりも10円安い、“アイスブラック”なるドリンクです。

 まぁ普通に考えればアイスコーヒーのブラックという意味なのでしょうが…ある時、恐る恐る注文してみたらやっぱりその通り(笑) アイスコーヒーとの10円の差は、ミルクとガムシロップ代なのでしょうね(安っ!)。もともとブラック党の私はそれ以降、必ずこの“アイスブラック”を注文するようになりました。

 しかしサンマルクカフェ、わざわざメニュー表に1行増やしてまでこのアイスブラックという商品を加える理由って…何なのでしょうね?他のお店なら一般的にアイスコーヒーは1種類のみ。あとはお客さんにミルク・ガムシロップの有無(もしくはもっと欲しいなど)を選択させて対応するのみです。

 私が想像するその理由って、恐らくコミュニケーションを拒絶したがる多くの現代人に対応するため、つまり彼らの精神的負担を減らして注文し易くさせるためじゃないですか?
 
 店員さんと顔を突き合わせて、自分が欲しいものを注文する、必要なものを下さいとお願いする、お金を支払い「ありがとう」とお礼を言う…そんな基本中の基本が出来ない、したくない、可能な限り発する言葉を少なくしたい…私が想像する以上に実際にそんな人が多いゆえの、お店側の苦肉の策のように思えました。これならブラックで飲みたければ「アイスブラックM」と1つの単語を発するだけで済みますもんね。

 逆に考えると、アイスブラックがメニューに無いコーヒーショップやファストフード店に来るお客さんの中には、とりあえず店員に促されるまま頷いてミルクとガムシロップを貰っておいて、使わずに捨てる人がいても不思議じゃありません。「あ、ミルクとガムシロップは結構です。すみません」なんてわざわざ言うのは面倒だし、相手の顔を見て話すのは恥ずかしい。だったら本当は要らないんだけど、黙って貰っておいて後で捨てた方がマシだ…って。

 もし本当にそんな理由だとしたら、何だか怖いですね・・・。

 ところで先日入ったサンマルクカフェの店舗では、誰でも自由に取れる場所にミルクやガムシロップが山積みされていまいた。これはこれでわざわざアイスコーヒーを買ったお客さんからクレームが来そうで嫌です(笑) でも凄く日本人的な措置にも見えました…。




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聖衣装着

2012-02-05 Sun 09:05
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 野菜ソムリエ(中級)合格の通知を頂いてから、早1週間。注文していた野菜ソムリエ中級用正装の一部であるグリーンのスカーフが届いたので、早速身につけてみました。ちなみに白いシャツは自前、ロングエプロンはジュニア野菜ソムリエ合格時に購入したもの(各資格共通)です。この3点を身に纏うと野菜ソムリエの正装が完成するのです。

 思えば初めてジュニア野菜ソムリエの説明会に参加した日以来、私の当面の目標はその日に体験談を聴かせて下さった卒業生の野菜ソムリエのオネエ…いえ、先輩でした。あんなに素晴らしい先輩と同じ、あのグリーンのスカーフを巻くことが許される野菜ソムリエになりたい…それがようやく叶いました。非常に感慨深いです。

 もちろん今日に至るまでに、私の中には憧れや感傷以上の確固たる自覚が生まれていますし、カタチ以上に今後野菜ソムリエとしてどう活躍するか?どう社会貢献するか?が大事なのは言うまでもありません。

 でもこうやって聖衣(?)を纏うと素直にキモチイイです(笑) 身も心も引き締まります。

 今後も今のモチベーションを維持して頑張ります。



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ぶらり途中下車の旅~静岡・東海道本線編③~

2012-02-04 Sat 08:16
 3日目…本日の予定も朝の時点ではノー・プラン状態。とりあえずせっかく富士山に近い街にいるのだから、“大きい富士山”が綺麗に見られる場所に行きたいところ。調べると富士駅から離れますが、岩本山公園という所から眺める富士山がなかなか良さ気です。ここに行きますか!

 最初の行先を決めた私は、早速ホテルを出発!しかし…あれ?昨日見えた富士山、今日はどこにあるのか全く分からないんですけど…?どうも今日は雲が富士山の上半分を隠してしまっているみたいですね。下半分は薄っすら確認出来ますが、背景に同化気味でよ~く見ないと判別が難しい。こんなことなら前日にもっとじっくり目に焼き付けておけば良かった~(悔)

 とりあえず富士駅から初めて乗る身延線で2つ目、堅堀駅で下車。NAVITIMEのルート検索で表示された道順通りに、静かな朝の住宅地を歩きます。岩本山公園までは3㎞弱。これは…本来車で行くべきスポットですね(笑)

 一般歩道はともかく、岩本山麓から頂上への道はそこそこキツい(笑) 一応舗装された山道ですが、高尾山の1号路並みの勾配が(多分)あります。まぁ20分もあれば登れてしまいますが…。

 途中振り返って眺める富士市の町並…製紙工場の煙突が目立ちます。私の中では昔から富士市=紙の町なんですよ。初めて東海道本線で富士市を通過した時は、急に独特の臭いが漂ってきたと記憶していますが、さすがに現在はそんなことは無いですね。

 順調に頂上にある広い公園に到着し、最も高い位置にあろうパノラマ展望台まで登りましたが…

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富士山はこんな感じ。やっぱりダメか…。

 仕方なく汗が乾くまで煙草を一服し、富士山を諦めて来た道を戻りました。そろそろ昼食時です。やはりここまで来たら本場の富士宮やきそばを食べに行くしかないですよね?道の駅や土産物店で買う、自宅で作る富士宮焼きそばセットを食べただけで満足してはダメですよね?(笑) ということで堅堀駅から10分少々、富士宮駅まで足を延ばすことにしました。

 この辺りでは結構大きな富士宮駅でしたが、平日ゆえかやはり商店街や大きな通り沿いの商店などは静か。シャッターが閉まったままの店も多い。ある意味見慣れてしまいましたが…。

 富士宮やきそばのお店は見たところ幾つかありますが、オレンジ色の共通のぼりを掲げているお店が富士宮市公認店っぽい感じ(推測です)。私はガイドブックのトップに紹介されていた“大阪屋”さんというお店へ。2人のおばちゃん(1人はパート?)で切り盛りするこのお店、焼きそばの他にも焼うどん、お好み焼き、たこ焼き、おでん、ホルモン焼きなど多彩なメニューが用意されています。その屋号の通り、大阪の味が一通り堪能出来るということでしょうか?もしかしておばちゃんは大阪人?

 それでも焼きそばは富士宮風にアレンジされているようなので安心して頂けましたが、大阪の人が作る焼きそばなら美味しいはずですよね。

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私はイカ、豚入りで目玉焼きつきのミックス焼きそばと生ビール、つまみにおでん4種を注文。帰京前にまたおでんが食べられてラッキーです。こちらの焼きそばは腰の強いモチモチ麺が特に美味しいです。本場のプロが作る本物を味わえて幸せ。

 さて…お昼も食べたし、どこへ行こうかな?富士より東の静岡県…沼津港で新鮮な魚でも食べようか?思い出深い三島をブラブラ?それとも伊東で立ち寄り湯を探す?…う~ん、やっぱり疲れたし、十分満足したからもう帰っちゃおうかな(笑)

 ということで新富士駅から新幹線で東京へ。私の“ぶらり途中下車の旅~静岡・東海道本線編~”、最後は呆気なく終了しました。多分、久能山東照宮の石段2回と岩本山公園までの徒歩往復が響いたんだと思います(笑)


 今回の旅を通して感じたことは、新幹線と在来線が停車する駅…浜松駅、静岡駅以外、少なくとも私が途中下車した掛川駅、富士駅、富士宮駅、新富士駅、そして過去に降りた経験のある沼津駅、三島駅も含め、かなりシャッター街化、ゴースト街化が進んでいるな、ということです(決して悪気はありません)。

 でもこれは正直、東京23区内にある私の自宅周辺の商店街についても言えること。だからこそ私も地元を盛り上げようと真剣に考えているのですが…。

 今回私が訪れた街はどこも、土地も人も素晴らしい街でした。でも活かしきれていない、情報発信が足りないんでしょうね。

 例えば富士山をあんなに近くで毎日眺められるなんて、周辺に住む人は慣れてしまって有難く感じないのかも知れない。ということは自分が感動出来ないことを外の人に熱くPRすることなんて出来るはずもなく…ってことかな?実にもったいないことです。

 旅行者が溢れ返る状態が必ずしも良いとは言いませんが、街が死んでしまう、衰弱してしまうのなら、それは止めたい、止めて欲しいと願います。もっと地元を盛り上げよう、プロデュースしようという若いパワーが徐々にでも戻ってくると地元民も旅行者も両方とも幸せになれるような気がしました。

 疑問を確信に変えた私も、引き続き地元のために頑張るという、信じた道を進もうと思います。



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ぶらり途中下車の旅~静岡・東海道本線編②~

2012-02-03 Fri 10:11
 私の旅2日目です。

 本日の行動予定は全く決めていなかったのですが、昨晩伺ったおでん店・(確か)“杉よし”のおばちゃんから「孫と行ったイチゴ狩りがよかった」と聞いたので、久能山下に行くことにしました。近くには国宝・久能山東照宮もあるし、ロープウェイで日本平に抜ければ展望台から美しい富士山も見られるはずです。

 静岡駅前から出ている静鉄バスは日本平行きが出てしまった直後でしたので、久能山下行きというバスを使うことにしました。これに乗ると終点付近にイチゴ農園がたくさんあるそうです。ただし久能山東照宮へは1,159段の石段を登ることになりますが、まぁ山登りが趣味の私なので問題無いでしょう。迷わずこちらのルートを選択しました。

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 久能山下バス停のすぐ傍は海岸。海岸線に沿って見渡す限り延々とイチゴ農園のビニールハウスが続いています。

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イチゴ狩りが楽しめる農園や、イチゴの加工製品を売る土産物屋もたくさんありますが、平日ゆえたまに訪れる観光客が去って行くとすぐに元の閑散とした町に戻ってしまいます。でも町中には常にほのかな甘い香りが漂っていましたよ。

 ちょっと驚いたのは、無人販売用の見慣れた棚に、野菜に混じって真っ赤で美しいイチゴ…恐らくその家の方が自分で育てたのだと思いますが…それがパックにギッシリ詰まって500円ポッキリで売っていたこと。この町ならではの風景のように思えました。

 しかし私はこれから石段を登らなければならないことに頭がいっぱいでして、荷物になるイチゴや、喉が渇き易くなりそうなイチゴアイスは全てスルーしてしまいました。や、野菜ソムリエ中級なのに…(笑)

 寒い冬ながら汗をタップリ流し、山頂にある久能山東照宮を見学。ひと言で表すなら日光東照宮のミニ版という印象でした。あちこちに見られる青い獅子のオブジェ(?)はカッコいいので、あれをモチーフにしたグッズがあれば買ったのになぁ(笑)

 お参りも終わり、ここからはロープウェイで日本平へ…でも久能山下(根古屋)まで来て静岡イチゴを完全にスルーするのは野菜ソムリエとしてはあり得ないよなぁ…本来なら立場上最優先すべき情報だよなぁ…一応名目上こっちが最重要課題なんだし…よしっ、石段をもう一往復するか!登って来た1,159段の石段を駆け下りてイチゴアイス(果肉入り・冷凍イチゴ付き)と、地場産章姫を1パック買いました。アイスは冷凍イチゴの初めて出会う食感と美味しさに感動、イチゴはやや柔らかめ(私は硬め好き)ながら甘くて食べ応えありました。戻って来て大正解です。

 再び石段を登り、ようやくロープウェイで日本平へ。日本観光地百選で1位に選ばれたこともある名勝“日本平”の山頂です。

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ここから清水の街や駿河湾越しに眺める“大きな富士山”は最高です。右肩には宝永山も確認出来て、まさに静岡県から眺める富士山といった景色。この美しい景色を眺めながらすることと言えば…もちろんさっき買ったイチゴを食べる!!(笑) もちろん何ら関連はありませんが、より一層美味しく感じたことは言うまでもありません。

 さて、帰りのバスが出るまでまだ2時間以上もあります。風も強く寒い中、富士山ばかり眺めているわけにもいかず…ここはゆっくり食事でも楽しむしかないでしょう。幸いロープウェイ乗り場に隣接する食堂にも興味をそそるメニューが幾つもありました。

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今回は予定していなかった、駿河湾の桜エビ(を使ったかき揚げ定食)とも再会…でも食堂で潰せた時間は僅か20分(笑)

 それにしてもバスが少ない時期の旅は不便です。基本的に山登りをするので長時間の電車・バス待ちには慣れていますが、いかんせん貴重な時間がもったいない…おっと、気ままな途中下車の旅に焦りはナンセンスでしたね。時間がタップリある分、展望台からの富士山と、ロープウェイ乗り場からの伊豆半島や御前崎を交互に目に焼き付けてバスが来るのを待ちました。売店で売っていた地元産青島みかん1袋(大きいサイズで12個入り350円!)も試し買い。

 その後静岡駅まで戻り、東海道本線に乗り込む私。時刻は15時を回っていましたが、本日はまだ1回も途中下車…どころか東海道本線にすら乗っていない(笑)

 静岡発沼津方面行きの東海道本線は過去に一度だけ乗ったことがありますが、進行方向左側に富士山が大きく見えたことを覚えています。しかし実際には線路も一直線ではありません。走行する場所によっては富士山が右に見えたり左に見えたりするんですね。新たな発見でした。

 時間も時間なので、早めに宿を探そうと、事前にアタリをつけていた富士駅で本日最初の途中下車…。富士駅周辺は想像したよりも静かでした。身延線も乗り入れている大きめの駅とはいえ、賑わっているのは駅周辺のほんの一握りなんですね…。

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 駅の南側から見えた富士山を思わずパチリ。高い所に登るなどの努力無しで大きい富士山を見られる土地での宿泊。おまけに今宵は温泉にもありつけて…とても贅沢な時間です。
 
 さて、辺りも暗くなり、どこかで夕食を取らなければなりません。

 昨夜の泥酔の余韻がまだ抜けきっておらず、本日はお酒は飲まないと決めていました。ホテルで頂いた近所の飲食店マップを頼りに、めぼしい飲食店を探しますが…あれ?そういえば最近、「秘密のケンミンSHOW」で、富士市民の誰もが愛してやまぬという、“かつ皿”なる料理が蕎麦屋にある、と紹介していなかったっけ?丁度いいや。蕎麦屋ならあちこちにあるだろう。そう考え、駅前から延びる商店街を、飲食店を物色しながら少し歩くと…何と!!

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ケンミンSHOW」で紹介された蕎麦屋・金時さんそのものを発見!!しかも時間が早めだからか、空いています。入らない手はありません。

 店に入り「かつ皿」を注文した瞬間、女将さんらしきおばちゃんから「テレビを見て来たんですか?」一発で見抜かれてしまいました(笑)訊けばオンエア以来、関東や関西からカツ皿目当てで来店するお客さんがグーンと増えたそうです。週末には1時間待ちというから凄い。収録時にはスタッフ・出演者用に50人前を作りに東京のスタジオまで出張したそうですが(もちろん無料奉仕?!)、そこまで奉仕しただけのメリットもありましたね。改めてテレビが与える影響の強さに驚きます。

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 おばちゃんと世間話を楽しむ中、意外にもすぐに運ばれてきたカツ皿は、テレビで見た通りの不思議なルックスでした。お皿の上に盛られたご飯・茹でキャベツ・トンカツ、そしてそれらを覆い隠すかのように蕎麦つゆと生卵を混ぜたムース状のダシ(?)がたっぷり。味は正直カツ丼ですが、ダシは見事に蕎麦つゆと生卵がミックスされた、優しいまろやかな味でした。一般的なカツ丼の卵とタマネギとつゆが別々な感じとは違います。また食べたい逸品ですね。

 結局金時さんでもノリで瓶ビール1本を飲んでしまいました。今日はもう胃を休めるために大人しくホテルに戻って、青島みかんを食べて温泉にでも入るとしますか。


 今のところ着実に欲求が満たされ続けている感じの、ここまでの私の“ぶらり途中下車の旅”…どんな旅もそうですが、動くたびに音を立てるように出費が嵩むのは仕方ないとして(笑)訪れる土地、出会う人々から、なかなか出来ない貴重な経験をさせてもらっているな…しみじみ感じています。


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ぶらり途中下車の旅~静岡・東海道本線編①~

2012-02-02 Thu 12:36
成田山で食べ逃した鰻丼がどうしても食いたいなぁ」
「各地の美味しいものが食べたいなぁ」
「大きな富士山が見られる街に行きたいなぁ」
「各地特産の野菜・果物を見て回りたいなぁ」
「『ぶらり途中下車の旅』、オレもやってみたいなぁ」

 …最近溜まっているそんな欲求全てを満たすため、私は意を決し(?)“ぶらり途中下車の旅~静岡・東海道本線編~”を決行することにしました。一応旅の2割くらいはビジネス関連目的…のつもりです(笑)

 静岡方面を選んだのは、途中下車という性質上、旅行会社のフリープランツアーは利用出来ないので、東京から比較的安価で行ける近場にしたかったから。まぁ「大きな富士山」という時点で静岡か山梨ですけれどね(笑)

 
 さて初日。まずは久々の新幹線で東京から浜松へ。車窓からの富士山を楽しむために、あえてこだま号で時間をかけて向かいました。浜松での目的はもちろん、浜名湖の鰻を使った鰻丼です。

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 到着後、お店が開く昼食時まで時間を潰しに、2度目の浜松城へ。

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天守最上階から見る富士山…そうだ、この旅では可能な限り、立ち寄った街から富士山を眺める、というミッションも追加しよう。

 お昼近くになりランチ客狙いの飲食店が次々と開きます。

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小心者の(?)私は以前利用したことのある鰻専門店さんに入り、鰻丼(上)を注文。ちょっと値上がりした…かな?

 美味しい鰻を堪能した後は、長居せずに東海道本線で東へ向かいます。

 電車に約25分揺られ、まず降りたのは掛川駅。ここには山内一豊の掛川城があります。場所が中途半端なので今までスルーしていましたが、掛川城も日本百名城の一つ。念願が一つ叶いました。

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 割とこじんまりした城ですが、清潔でしっかりした印象を受けます。城主だった山内一豊の真面目で堅実な性格を表したような城ですね。板張りの床、急角度の階段など内部も当時の状態に忠実に再建されたようでした。

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 掛川城の天守からも富士山が見えました。天気のせいか、ここまで見えるのはなかなか珍しいとのこと。

 再び東海道本線に乗車した私は、さらに東へ。次に降りるのは…そうだ、3年ぶりに静岡おでんを肴に一杯やりたいな…ということで静岡駅で下車。お酒をしこたま飲むつもりなので、この日はここで宿泊することにしました。

 この街でおでんといえば、有名なのが「青葉横町」と「青葉おでん街」という、札幌のラーメン横丁のようなレトロなおでん店集合エリア。カウンターしかない屋台サイズの店舗がズラッと並ぶ通り(ブロック)です。前回来た3年前は休日ということもあり、19時にはどの店も満杯状態でした。今回は平日ですが、空いているうちにと17時過ぎに向かいます。

 こういった狭い空間で、おかみさんや常連客と対話しながら飲むお店って、私は正直苦手です。でも旅の途中だとそんな小さなことはあまり気にならないから不思議。

 既にお客さんが入っているお店もあれば、そうでないお店もある中、どのお店でも良かったのですが、たまたまガラス戸越しにおばちゃんと目が合ってしまった(確か)“杉よし”さんというお店に入りました。促されるままカウンター前のセンター席(?)に座らせて頂き、まずはサッポロビール(確か大瓶?)を1本。最初の1杯だけおばちゃんにお酌して頂き喉へ流します。

 肝心のおでんは…カウンターの向こうにあるおでん鍋の中でグツグツ煮込まれている中から、名物・黒はんぺん、しろはんぺん(どちらも魚のすり身の練りもの)、それに出汁が染み込んでお薦めという厚揚げを頂きました。こちらの食べ方に従い、鰹節と青海苔をブレンドした“ダシ”をふりかけて食べます。う~ん、美味い。この冬の私的マイブームはおでんと豚汁なので、これだけでもかなりの幸せです。

 こちらのおでん種としては黒はんぺんが有名ですが、東京者的にはこちら。

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ナルトも普通に出てきたのに少々びっくりしました。

 優しそうなおばちゃんとは「どこから来たの?」に始まり、静岡県の話、おでんの話、旅行の話…会話を楽しみながら、ビールもおでんも気持ち良く進みます。おばちゃんは恐らく、私のことを実年齢よりもかなり年下に見積もっている様子でしたが(笑)

 そして何と、こちらのおばちゃんは登山が趣味だったというじゃありませんか!思わず登山談義を楽しみながらおでんを楽しむことも出来てしまいました。

 
 気付けば時刻は20時過ぎ。お陰で…サッポロビール(確か大瓶?)は6~7本、用意されたメニューに載ったおでんはほぼ全種類平らげてしまいましたよ(笑) お客さん少なめの平日の営業にも貢献させて頂いたことと思います。お陰で私は完全に泥酔状態でしたが(笑) 宿泊を予定しておいて良かったです。

 
 でも観光地とはいえ、こういった安いお店(1本100円~)で余所者でも楽しく飲めるのっていいですね。逆に観光スポットだからこそ、地元常連客も余所者歓迎ムードが強めなのかも知れません。東京で中途半端に安いけれど不味くて特徴も無く、接客態度も悪いチェーン系居酒屋で1回4,000~5,000円を捨てて飲むのなら、月1回、静岡まで来てゆっくりおでんとおばちゃんとの会話を肴に飲む方が、私にとっては確実に有意義ですね。



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