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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
世界の恐怖映像2012!超凄い!ありえない!春の絶叫祭り最強SP

2012-03-31 Sat 00:00
 全くもう~…何の前触れも無く(?)突然放送されますね。まるで幽霊が現れるかのごとく(笑) 

 3月28日放送「世界の恐怖映像2012!超凄い!ありえない!春の絶叫祭り最強SP」(TBS系)のことです。BDレコーダー内蔵AQUOSがなかなか起動せず、また冒頭を録画し損ねてしまいました(笑)

 ホームビデオ映像に偶然幽霊が映り込んでしまった不気味な動画を、ランキング形式で紹介するというお馴染みの番組。さて今回の放送ですが…良くも悪くも、ほぼこれまで通り(笑)

 「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズから拝借した動画(比較的新しいVOL.45からも幾つか流用あり)、海外製の明らかに作り物と判るクリーチャー登場系動画をこれでもか!これでもか!!と連発。合間に箸休め的に心霊スポット取材VTRと、霊障に悩む男性の取材VTRを挟むといった感じでした。

 「呪いのビデオ」流用コンテンツに至っては、そこだけナレーションがオリジナル通り中村義洋氏なのでバレバレですが、たまに女性のナレーションと差し替えるという苦し紛れの工夫が見られました(笑)

 ただし、今回はいつにも増して画面が五月蝿かったです。というのも、この番組のウリの一つであろう、ゲスト(司会も?)たちが見せる恐怖に引き攣った表情。それを過剰にフューチャーしようと常に画面端の別窓に写しっ放し。こういった心霊動画って、“どこに映るんだろう?”と目を皿のように広げ、短時間で画面の隅々までチェックするのも楽しみ方の一つなのに、それを妨げていました。気が散って楽しめません。

 また、前回に引き続き今回も、過去に紹介した動画の中から司会者(今回は蛍原氏)が選りすぐった恐怖の動画を幾つか見せるというコーナーがありました。それ自体は良いと思うのですが…何と!またまたまたまた、とっくの昔にフェイクとカミングアウト済みである“女性ヒッチハイカーの霊に襲われた若者グループ”ネタが登場。こればかりはちょっと視聴者を舐めていると言わざるをえませんね。一体これで何度目でしょう?使い回すにも限度があるでしょうに。

 逆に良かったのは、春香クリスティーンとSDN48・芹那の廃墟探索。セリーナはちょっとスッピン気味の面白い顔で登場(笑) どういうわけか毎回期待以上の不可思議現象が起きるこの番組のロケ企画ですが、今回は今までで最恐でしたね。ガチだと信じたいです。

 廃墟内の、女の霊が見えたという場所に立つ春香クリスティーンをセリーナがデジカメ撮影すると…何と!春香が二人、それも表情もポーズも全く異なる“もう一人の春香”がハッキリ映り込んでしまった。しかも同行した霊能者の「電子機器に入り込んだ霊は移動する」という指摘通り、すぐに画像の中から消えてしまったという近年稀に見る収穫です(テレビ用には念のためテレビカメラでデジカメ画面を撮影しておいたものを紹介)。

 幽霊そのものは見たことないし、存在そのものもあまり信じない私ですが、実は私も以前これに近い体験をしました。ケータイカメラやビデオテープに収めた霊が移動する、変化するなんて女子高生向けのJホラーじゃあるまいし、と思っていましたが、この時ばかりは心の底からビビったものです。

 だから私はこのロケで起きた現象をあながち否定する気にはなれないんですよね。仮に幾らバラエティ番組だからって、万が一これがフェイクだとしたら…


この番組、間違いなく呪われますよ!!


…多分ね(笑)



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人生を左右する密談@なぜか喫茶店

2012-03-30 Fri 00:00
 外でコーヒーを飲んでいたら、すぐ隣の席に2人組の男性客が腰を下ろしました。不可抗力的に聞こえてくる会話から判断するに、二人とも近くの会社に勤務する会社員のようです。部下と思しき方はスーツ姿の若い青年、上司は作業着風のブルゾンを着た中年男性でした。

…で、単刀直入に聞くけど、君はどう考えてるの?例えば一旦休職するとか、退職するとか…

 正直言って全く興味無かったのですが、これだけ近くで会話されて聞くな、と言われても所詮無理なお話。それにしても…うわぁ~、人生を左右するレベルのヘビーな話ぢゃん!!そんな重たい話、口の軽い奴の隣で…いえいえ、誰に聴かれるか分からない喫茶店なんかじゃなく、社内の密室でしろよ~…。せっかく有り難いビジネス書を読んでいたのに、全くページをめくれませんでした(笑)

 青年は営業部員らしく、原因不明の病(そんなに重くはなさそう)で体調を崩し何日も(数週間?)会社を休んでいる模様。問題はその原因が仕事のストレスらしいこと。そして回復して「明日から出社します」と連絡しても、当日になるとまた体調を崩し(無断で?)休んでしまう。そんなことが何度も繰り返されたため、上司としても問題視しているようでした。一応病院には行き、精密検査も受けているようですが。

 上司からすれば、いつ復帰出来るのか不明、かつ最悪入院により長期戦線離脱の可能性すらあるメンバーを戦力としてカウント出来ないまま、いつまで他のメンバーに負担を押し付ければ良いのか?ハッキリさせたいのでしょう。そんなチーム体制では100%フル稼働しての攻撃的な営業活動なんて出来ませんからね。

オレも辞めて欲しいわけじゃないんだよ。一旦何かしらの結論を出さなきゃまずいからさ

私もこのままでは良くないと思っているのですが…何も食べないのに吐いてしまい、よく見ると血が混ざっていて…

(別に具体的に描写しなくていいから・笑 しかし傍で聞く限り、こういう状況では病状が重いか?軽いか?はほとんど関係無いみたいですね。上司的には結果的にどうするのか?にしか興味無いようでした)

…周りの人にも迷惑を掛けてしまい、申し訳なく思っていて…

(上司は黙って聞いているけれど、こういう言葉にも興味無いんだろうなぁ…)

でも、今の状態だといつまで休めば出て来れるのか、分からないわけじゃない?今まで何度も『いついつ来ます』と言っても、当日になったらまた体調悪化しちゃうわけだしさ

…一応3月いっぱい休ませて頂いて…ではまずいですか?

でも今までの様子だと、4月1日に復帰するつもりでいて、順調に回復しても4月1日の朝起きたらまた調子が悪い、出社出来ません、ということもあるよね?

…ゴニョゴニョゴニョ…(蚊の泣くような声で)

それに仮に今回完治しても、また厳しい営業ノルマと闘わなければならないわけでしょ?

…ゴニョゴニョゴニョ…(命の灯火が消えそうな声で)

暫く働けても、また体調を崩してしまったら君にとっても良くないんじゃないかな?

一応今週検査結果も出ますし、私も辞めたいわけではないので…
   ・
   ・
   ・
 「辞めて欲しいわけではない」と言いながら、上司的には「休職」ないし「自主退職」を口に出させることが着地点としか考えていないようでした。目の前に迫った平成24年度は新メンバーを1人加えた新体制で臨みたいのかも知れません。

 しかし最初に「辞めて欲しいわけではない」と言ってしまった以上、これでは堂々巡りですね。悪いことにこの若者もちょっと空気を読めていない上に、“必ず問題無く復帰出来ることを納得させるための根拠”の必要性にも気付いていないようでした。異動させろ的相談(提案)もしないし…これじゃ上司は説得出来ないでしょ?まぁこれも若さゆえか…。

 そして若い故に、退職すること=人生の敗北者と捉えているようでもあります。既にこういった理由で欠勤を繰り返した時点でもう会社は彼を見放しているでしょうに…。

 今よりもっと景気の良かった時代なら、もしくは余裕のある大企業なら、彼のような社員を負担の少ない(?)管理部門に異動させてとりあえず様子見、というケースが多々あったと思います。

 しかし今はどの会社も最低限のコストでより機能を拡張させたいと願うはず。営業として雇った経理素人を経理部に配属、一から教育するくらいなら簿記一級を持った人件費の安い新卒社員をリクナビで探すのでしょう。

 この上司も決して悪い人には見えませんが、体を張ってでも己の部下を守るぞ、というほどではないんでしょうね。昔はそういった愛すべき熱い漢(おとこ)もたくさんいたはずなんですが…今ではこれでも良い方なのか…。


 でも人生長い目で見たら彼は思い切って辞めた方がいいと思います。自分は営業職には合わなかった。会社はどうも他部門に異動させてくれるつもりも無さそうだ。じゃあ、気持ちを切り替えてもっと自分に合った仕事を探そう、それでいいじゃないですか。若いんだし。選り好みしなければ他にも仕事はたくさんあります。現状維持を選んだところで誰も幸せになりません。

 それに…

そんな大事な話を喫茶店で済ませようとする上司が管理する会社に残っても、営業ノルマ以外にも負担を強いられますよ!!

多分ね…。


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表札屋さんのマニアックな珍百景

2012-03-28 Wed 00:00
 ある日、神奈川県某所にて。何気なく表札屋さんの横を通り過ぎると…


photo_1


…ん?!


私自慢のプロレスアンテナ(?)が何かを捉えました。戻ってもう一度確認すると…ナニコレ?!!


photo_2


サンプルの表札の名字がプロレスラーの名前ばかりだ~!!妙にテンション上がるぜ(笑)

(ジャンボ・)鶴田
小橋(健太)
秋山(準)
天龍(源一郎)
高山(善廣)
三澤(三沢光晴)

…しかもなぜか全日本プロレス系だし(笑) ちなみに私はずっと新日派。

 おまけに三沢(光晴)に至っては本名、すなわち「沢」じゃなくて「澤」の方を採用している…確かに在りし日の三沢が自宅用に表札を発注するとしたら、リングネームの「三沢」ではなく本名の「三澤」で発注するはず。…表札屋さん、


あんた只者じゃないな?!!


 白状しますと「三澤」については同じプロレスアンテナ(?)を持つ友人からのヒントで気付きました。いやはや、脱帽です…。



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妄想井戸端会議(20120327)

2012-03-27 Tue 00:00
 最近テレビで目にするニュースやワイドショーのネタから、きっと誰もが感じている、でも大きな声では言えないであろうこと(?)を、私が妄想の中で吐き出してみたいと思います。なお、以下の記事は全て私の妄想ですので、クレーム等はご容赦願います…。

【AKB48エース前田敦子 卒業を発表】
 ファンならずとも驚きました。というかこのニュースを聞いてからというもの、なぜか動揺してしまい、何とも言えぬ消失感を覚えて眠れなくなりましたよ(笑) 繰り返しますが私は特にAKB48および前田あっちゃんファンではないにもかかわらずです。

 これは我々が何だかんだ彼女のことを国民的トップアイドルだと認めている証拠なのでしょうね。大したものです。

 ちなみに私、最近Facebookを始めたのですが、画面に“この人はあなたの友達じゃありませんか?”みたいなアイコンが勝手に表示されますよね?各ユーザーがアップした自分の画像の縮小版が、自分のページを開くたびに羅列されます。コンピューターがメアドや勤務先などの個人情報を基に勝手に引っ張ってきたと思しきFBユーザーたちですが、先週末に自分のページを開いたところ、何と!そのトップに前田あっちゃんが!!…なぜ私と彼女が友達だと?嬉しかったけど(笑)

 一瞬ダメもとで友達申請しようかと思いました(笑) しかし仮に何かの間違いで承認してくれたとして、交友関係の相関図が生成される画面の中で、たくさんのAKBメンバーや芸能関係者が名前を連ねる中、私だけ「誰、コイツ?」みたいに晒されるのも嫌だなぁ…なんて妄想して止めておきましたよ(笑)


【オセロ中島騒動 遂に“元占い師”登場 インタビューに答える】
 もう何年も占いはしていないので、“元占い師”扱いなのだそうです。ややこしいのでもうその辺はどうでもいいや(笑)

 彼女の主張は親戚一派同様、あくまでも身の回りのあらゆることを指示していたのは中島女史である、我々はどちらかというと被害者である、というものでした。独占取材した「とくダネ!」(CX)のスタジオにいた出演者たちの気持ちも、元占い師寄りにやや傾いてきた、言い換えれば今後の展開次第では中島バッシングのスタンバイをしなきゃいけないかな?的な空気に変わりつつあるようにも見えました。芸能デスク担当・前田忠明氏に至っては、

「中島さんは昔(元占い師と出会う前)から占いに異常に凝るタイプで、ちょっと普通じゃなかった」
「彼女の両親は真実を知っているはずだ」
「元占い師は嘘を語っているとは思えない」

などと発言し、かなり元占い師寄りに傾いていましたし(笑)

 でもこれだって一方的に元占い師のインタビューだけ見せられて、マインドコントロールされているのと同じことですからね。少し様子を見るべきですよ。

 中島女史が書いたというメモの筆跡が違う、という件には対抗材料を捻出しようというテレビ側の意図を感じましたが、あくまでもインタビュアーや両親の判断にすぎず、筆跡の専門家が鑑定した訳ではないし、殴り書きされた文字で判断していいのか?疑問です。

 彼女たちが多額の代金を支払って長時間利用していたカラオケ店の店員の「2人には(元占い師が主、中島が従という)主従関係があったように見えた」という発言に対しても、元占い師は逆のことを主張していました。確かに店員は本当に正確に記憶していたのか?マスコミ報道の影響を受け、記憶をねじ曲げていないか?もしくはマスコミに言わされただけではないか?それもマインドコントロールの一種ではないか?分かりません。

 結局は中島女史が出てくるまで(出てきても?)無闇に判断出来ません。

 面白かったのは、VTRを見た後の小倉司会者の発言。

「そもそも中島さんがマインドコントロールされている、という話はどこから出てきたんだっけ?」

一瞬、コメンテーター全員無言に(笑)

 前田氏曰く、精神科医(?)の先生が最初に発表された情報から判断したようですが、

・中島女史が霊能者(実際は家賃滞納時点では異なる)やその家族と同居している(彼女たちを養っている)
・霊能者一派と同居するようになり、急に仕事をドタキャンし出した、辞めた
・家賃も滞納している
・身内すらしばらく姿を見ていない

…という情報だけ聞けば、どんなに偉い医者だって中島女史がマインドコントロールされている可能性をコメントせざるを得ないですよね?というかメディアがそう言うように仕向けたのでしょう。これも結局マインドコントロールみたいなもの。いやぁ、今更ながらマスコミって怖いですねぇ。

 ところでこの元占い師、実際にはテレビで悪意を込めて(?)描写されたようなデ○ではなかったですね。これもマスコミの…(以下省略)。

 目の周辺にはボカシが入っており、どんな顔なのか分かりませんでしたが、綺麗な肌、ポチャッとした唇、上品そうな雰囲気、大人しくて従順そうに思える性格、デカい胸(笑)…彼女可哀想だなぁ…信じてあげたいなぁ…守ってあげたいなぁ…付き合いたいなぁ…はっ!!

オレも危うくマインドコントロールされるところだった(笑)

 まぁ画像検索してみたら普通のオバサンでしたが(笑) 騒動の真相は分かりませんが、少なくとも男なら彼女に騙される輩、いや、騙されても構わないと思う輩が少なからずいますよ、きっと(笑) 何か人を引きつけるモノを持っている人なんでしょうね。それが幾多のトラブルとも多かれ少なかれ関係があるように思えました。



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「ドライビール戦争」がもたらしたもの

2012-03-26 Mon 00:00
 先日、近所の某飲食店にて食事しました。商店街の外れにある、世界中の色々な銘柄のビールを安価で楽しめるお店です。ランチにも使えるし、夜は酒場代わりにも使えそうで便利です。

 そして何よりも魅力的なのが、地方出身の若い店主が熱心に切り盛りしているという点。縁も所縁も無い若者が、私の地元を盛り上げる一端を担ってくれているなんて、頭が下がる思いです。

 私はこのお店は初めてでしたが、そんな好意的な気持ち満々で敷居を跨いだため、最初からズケズケとマスターに話しかけながら、色々な風味のビールをガンガン楽しみました。ビール好きとしては、ビールに精通した人が相手だとどうしてもあれこれ語り合いたくなってしまう。我ながら面倒臭い性格です(笑)

 そんな風に楽しい時間を満喫していたら、ふと目の前のサーバーの、ある銘柄のロゴプレートが目に入りました。このお店がメインで提供している、アサヒのスーパードライです。


 現在日本国内で最も人気があるビール銘柄の一つとして認知され、多くのユーザーに愛され続けるアサヒスーパードライ。このビール…いや、“ドライビール”という得体の知れないビールが世に登場した1988年頃、ビールユーザーの間で賛否両論巻き起こったことを記憶している人は少なくないでしょう。

 時はバブル景気真っ只中。派手で煌びやかなものが当たり前の時代に登場した、銀色の缶に黒い文字のみという洗練された至ってシンプルなデザインに、“ドライ”というクールでお洒落なネーミングのビールは、潤沢な予算を使ってのマーケティング戦略の影響も手伝い、たちまち若者層を中心に時代を象徴するヒット商品となりました。

 またスッキリした切れ味、飲み易さは昔ながらのビールのコクや風味が苦手な人にも世代を超えてウケましたよね。

 今でこそ“ドライビール”=アサヒですが、当時はキリン、サッポロ、サントリーを加えた大手4社ともに主力商品として強力にプッシュしました。特にキリンのドライビールは一番美味しいと評判になり、プレミアが付いて品切れ状態の時期もあったほどです。

 その一方、昔ながらのビール愛好家たちは、「ドライビール」は…いや、「こういった過剰なマーケティングがブームを先導する風潮」は、ユーザーに本物のビールの味、ビールの良さを判断出来なくさせるのでは?最終的には本物のビールを失ってしまうのでは?と嘆きました。つまりドライビールそのものを良しとしない人がたくさんいたわけです。その証拠に、未だに一番搾りとドライビールの違いを説明出来ない人、たくさんいるでしょ?

 当時人気だったグルメ漫画「美味しんぼ」の単行本18巻に収録された「ドライビール戦争」というエピソードなんて、まさにそんな本格的ビール愛好家の気持ちを代弁するようなお話でした。本来、ビールとは麦芽とホップだけで作られるもの。それを麦芽を減らす代わりにコーンスターチや米を加えてビール本来の風味を損ねたドライビールなんてビールじゃない。ドライビールが飲み易いのは風味が薄れて水っぽく感じるからだ、という主張でした。私も「美味しんぼ」からは影響を受け易い少年だったので、お酒なんて飲める年齢でないながらもこの“ドライビール戦争”の行方を興味深く見守ったものです。

 結果的にアサヒ以外の3社はドライビール製造から撤退(?)し、麦芽とホップだけで作るサッポロ黒ラベル、キリン一番搾りやハートランド、サントリーモルツなど、現在まで愛され続けることになる銘柄に再び力を入れました。ブームはブームだったんだね、と考える一方、アサヒのスーパードライだけはもはや一つのジャンルとして時代を生き抜き、店頭に並び続けているこれはこれで凄いことです。

 結局“ドライビール戦争”の勝者は誰だったのでしょう?やはりアサヒなのでしょうか?それともドライビールの経験と実績を基に、米やコーンスターチどころか、大豆、大麦、糖類など当時では考えられないような材料まで混ぜて作った発泡酒や第三のビールをヒットさせた、ビール業界全体の勝利ということになるのでしょうか?それともこれを機に様々な“ビール”を楽しめることになった私たちユーザー…?

 一つだけ言えることは、良いものはいつの時代でも愛されるということ。そして時代のニーズに合った新しいものを柔軟に受け入れる土壌も必要だということ。これが20年を経て証明されたことこそ、大きな収穫だったのだと思います。

 時代の移り変わりとともに、我われの嗜好やニーズも確実に変わります。1988年当時、若者は(無理してでも)必ず酒を飲むもの、しかも一杯目は“とりあえず”ビール。それが当たり前という風潮がありました。まさか酒を飲めない若者、それも上司相手に堂々と「飲みません」と言い放つ若者や、一杯目からカクテルやハイボール、ソフトドリンクで乾杯するような若者が市民権を得る時代が到来しようとは…想像出来なかったでしょうね。私の頭も徐々にオヂサン化しつつある昨今、新しい習慣や商品は素直に受け入れたいですね。

 ちなみに私は、基本的にはやはり麦芽とホップだけで作った本格派ビールが好きです。しかし最近、味覚が変化したのか、黒ラベルや一番搾りを飲んだ後に舌の上に妙な甘みを感じるようになりました。あと口が非常に気持ち悪いんです。そこで試しにドライビールに変えてみたところ…何というスッキリした切れ味、飲み易さ!!(笑)


ようやくドライビールの良さを理解出来たようです(笑)


 やはりビールに限らず、自分に合った好きなお酒(もしくはソフトドリンク)を気持ち良く飲むこと。お酒との付き合い方はそれが全てです。


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妄想井戸端会議(20120324)

2012-03-24 Sat 00:00
 最近テレビで目にするニュースやワイドショーのネタから、きっと誰もが感じている、でも大きな声では言えないであろうこと(?)を、私が妄想の中で吐き出してみたいと思います。なお、以下の記事は全て私の妄想ですので、クレーム等はご容赦願います…。


【郷ひろみ 渋谷路上にてライブも通行人はスルー】
 某商品発売記念イベントでの出来事だそうです。本人曰く「モノマネの人と思われたのかも?」…いや!そんなものでしょう?!

 だって郷ひろみといったら、私がアイドルに夢中だったローティーン時代には、既に埃を被った過去の人でしたよ。確かにこの10年くらいはテレビやイベントへの露出が増え、なぜかその都度VIP芸能人的に扱われているようには見えましたが、私から見たらそれこそ理解不能な光景でした。まぁマスコミが何らかの意図を以て勝手に盛り上げただけなのでしょうが。

 それにしても新御三家全盛時代に彼のファンだった人(現役オバサン)や、半強制的に影響を被った彼女らの娘たち以外で、純粋に郷ひろみファンってどれだけいるのでしょうね?疑問です。

 いくら芸能人が間近に現れたからといって、渋谷を好む若年層中心の通行人たちが、最近ヒット曲らしいヒット曲も無い中途半端なナリをした50代の歌手のために足を止めるのは…昔とは違うと思いますよ。


【ユニクロ銀座店オープン&アップルiPad3発売に長蛇の列】
 ユニクロって私も大好きなのに、まだバレたらちょっと恥ずかしいブランド、という印象が捨て切れません。今回オープンした銀座の店舗で買えば気持ちも違うのでしょうか?誇らしげに紙袋を下げて銀座の街を練り歩く人々を見るとそんな風に思えました。

 iPadもそろそろ欲しいんですけどねぇ…今一歩購入に踏み切れません。

 理由はまず、代金&維持費が高いから。携帯電話(スマホ)やPCを持った状態でiPadまで所有し、それに見合うメリットが自分の日常に見出せるのか疑問です。ただ楽しいという価値観には魅力を感じませんし。逆に所有することで人生に全く必要無い時間が増えてしまい、自分の大切な時間を浸食してしまうかも知れないことへの恐怖の方が大きいですね。

 バッテリーの持ち時間が相変わらず短いことも手を出し難い理由です。まぁ、新しいものに直ぐに食い付かない私も歳を食った、ということなのでしょうが(笑)


【大阪2児虐待死 被告に懲役30年】
 いやぁ、酷い事件でした。それにしてもこの24歳のオネエチャン、自分がしたこと(虐待)は認めながらも「殺すつもりはなかった」という一見矛盾する主張をするのはなぜでしょう?単に幼児を長期間放置=死に至る、ということが想像出来ないだけなのか?それとも…。

 例の婚活殺人疑惑の被告も最後まで殺人については認めませんでした。何だか最近、本当は重罪を働いたんだけど重い判決が下るのは勘弁、罪は認めず結果的に無罪もしくは軽い罪状で済んだらラッキーなんだけどなぁ…などと考えていそうな犯罪者が目立つように思えます。“やっちゃった者勝ち”?世の中そんなことが許されるほど甘くありません。

 24歳のオネエチャンも、是非54歳以降の人生は真っ当に生きて欲しいものです。


【オセロ中島洗脳騒動 自称霊能者親族が反論】
 ほぼ全面的に「中島に洗脳された」「中島の指示に従っただけ」。言葉に詰まると「それは中島に聞いてくれ」…連日マスコミが報道してきた、いわゆる“中島スタンス”とは正反対の主張を繰り返す自称霊能者一派。

 普通に考えれば「苦し紛れに言い逃れしているだけ」ですが、そもそもそう感じる我々の大多数は、実際にあの渋谷のマンションに行って、部屋で両者から直接事情聴取したわけではありません。つまり我われもマスコミの報道に洗脳され、中島女史=被害者、自称霊能者一派=加害者、と決めつけていたとも言えます。真相は分かりませんが、我われももうちょっと賢くならなければいけませんね。

 考えたら人間、物心ついて親から学ぶこと、学校で先生から学ぶこと、会社生活から学ぶ“常識”…全ては一種の洗脳みたいなものです。管理する側の都合に合わせてコントロールし易いように、彼らの価値観を植え付けられるようなもの。それが社会的か、反社会的かの違いだけが問題のように思われます。

 …いや、どちらなのか?判断するために必要な物差しすらも洗脳によって創造されるわけですから、正直この騒動、もうあれこれ考えるだけ無駄ですよ。


【青木さやか、ダンサーの夫と離婚】
 まぁ、どうでもいい話題ですね(笑)

 本人からの公式発表には具体的な原因は明かされていませんが、一部報道によると海外で長期間活動するダンサーである夫との擦れ違い(一緒に過ごす時間が少ない)が原因だとか。

 他人の問題に口出しするのも野暮ですが、もし本当にそれが原因だとして、そんなこと結婚を決める時点で想像出来ないものなんですかね?相手がダンサーで、仕事が順調に波に乗れば海外の舞台で活躍することになる、と聞いたら普通は(あぁ、いずれは海外に住むことになるのかな?そうなると芸能活動はほどほどで引退かな…?それでも構わないから結婚しよう)みたいに。昔ならそこで妻はキッパリ仕事を辞めて、嫌でも夫と一緒にアメリカだろうがヨーロッパだろうがついて行ったのしょうね。女性が自立して自己主張出来る時代、ということでしょうか?

 浜崎あゆみの離婚コメントにも同じ臭いを感じますが、どうも本音を隠すためにキレイにまとめようとしているように思えて鼻に付きます。


【山田優&小栗旬結婚】
 まぁ…ぶっちゃけワイドショーにこういう明るいネタは必要無いですね(笑) もっと血生臭い、ドロドロしたネタが…(以下自粛・笑)



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9年目の美容室とビールな週末

2012-03-22 Thu 12:26
 先日、いつもお世話になっている美容室の先生(店長で経営者)と初めて一緒に、近所にご飯を食べに行きました(←芸能人的言い回し・笑)。

 以前から髪をカットして頂いている最中の世間話が楽しく、(バカな客相手に合わせてくれているだけかも知れませんが、そこはあえて考えないことにして・笑)そのうち腰を据えてゆっくりお喋りしたいな、と思っていました。今回ようやくタイミングが合い、実現に至ったというわけです。

 そしてビールが美味しいそのお店での会話から知ったのが、美容室が現在の場所にオープンしてもう12年経つということ。…オレがお世話になり始めてからは…丸々8年?!時の経つのは早いものです。

 基本的に私、床屋や美容室のような、ある程度コミュニケーション(会話)を必要とするお店は、一度お世話になったらチョコチョコ変えたくないんですよ。人見知りなので(笑) だから過去にお世話になったのは、床屋を含めてもこのお店が人生3つめ。

 最初に通ったのは近所にある床屋Aでした。自宅から約10mのところにあるこのAには、物心ついた頃から当たり前のように通っていました。

 しかしAの中心人物のオバサン…父と同じ年でしたが…ずっと独身で友達もいなくて暇を持て余していたためか、常に近隣住民のプライバシーに踏み込もうとする厄介な輩だったのです。他人の家庭内の遣り取りや会話などを常にチェックしては、商店街や近所の主婦に言い触らして回るという典型的な迷惑オバサン。当時我が家で飼っていた犬にも、我われが見ていないところで面白半分に甘いお菓子や魚の骨、自分の残飯などを与える。それでも商人一家としては、地域の平穏を維持するために(?)我慢するしかなかったのです。

 しかし私が中学2年生の時、遂に我慢の限界に達し、思い切って父が通っていた床屋Bに鞍替えすることにしました。…あれ?でもなぜ親父は昔からAじゃなくてBに通っていたの?

 聞けば若い頃、どうしても直ぐに散髪が必要な状況に陥り、閉店間際のAに頼み込んだらしいのです。しかしAの返事は「No」。仕方なく思い浮かべたBへ駆け込んだら、快く受けてくれたのだとか。それ以来B一筋とのことでした。

 私としてもBには中学の先輩、つまり同世代のアンチャンもいるし、耳掃除や耳の産毛剃りも気持ちいいし、何かと居心地の良い床屋さんでした。同時に、私が来店しなくなったことに気づいたAのオバサンも次第に我が家には関わらなくなり、そのうち不注意からボヤ騒ぎを起こしたのを機にどこかへ引っ越して行きました。

 Bには特に不満はありませんでした。学生時代、富士山が綺麗に眺められる某県に住んでいた時もBにお世話になっていましたし、仮にBが店仕舞いでもしない限りずっとお世話になろうと思っていたのです。ところが…8年前にある出来事が。

 営業マンとしてずっと働いてきた私が、定例異動で企画部門に異動となってしまったのです。一時はあまりのショックでパニック状態に陥りましたが、どんな会社でも辞令が出てから異動まではそんなに時間もありません。何とか4月1日までにモチベーションを上げないと…でもどうやって…?そんな時、気づいたのが異動先でお世話になる予定の若い課長がサラリーマンらしからぬ明るい茶髪だということ。コレだ!!(笑) オレも人生初の茶髪にして、外見も中身も企画マンですよ、ということを周囲に訴えると同時に、もう営業マンには戻れない、企画マンとして突っ走らざるを得ない状況に自分を追い込むしかない~…。我ながらナイスアイデア(?)。でも茶髪=美容室だよね?美容室ってどこに行けば良いのか分からないなぁ…。あ、Bの二階に美容室があったっけ?とりあえずそこでいいか…。


…あれが8年前(笑)


早いものです。

 しかしそれ以上に縁があって“8年~/人生(人生分の8年以上)”も接点を持ち続けられたのは素晴らしいことです。目の前を通り過ぎて行った大部分の友人たちと過ごした年月よりも長いのですから。

 人生を長く生きていることで遭遇する、点と点との延長上に起こり得る出来事(イベント)と、また出会ってしまったような気がした、地元での楽しい週末の夜でした。

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泣けるプロレス~心優しきレスラーたちの35のエピソード~

2012-03-21 Wed 00:00
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 どんなスポーツ選手でも、試合という表舞台からは決して見えることのない素顔や裏話、感動の秘話を1つや2つ、持っているものです。

 「スポーツ(選手)は結果が全て」と考える人が多いように、本来そんなエピソードは我々が知る必要なんて全く無いはずなのに、なぜか日本人はそういったことを知って感動したがるんですよね(笑)

 ならば結果はある意味どうにでも操作可能で(笑)、それ以上に裏の筋書き作りや、人間関係が殊更重要な「プロレス」には、もっとたくさんの興味をそそる(エグい?)エピソードが存在するに違いない。…というキッカケで書かれたのか否かは分かりませんが、プロレス関係者しか知り得ないプロレスラーの裏の部分から、思わず泣けるエピソードを厳選してまとめたのが、この瑞佐富郎&泣けるプロレス制作委員会著「泣けるプロレス~心優しきレスラーたちの35のエピソード~」(アスペクト)。

 思えば私も長年プロレスを見てきました。中には感動したシーンも多々あります。しかしそれらはあくまでもブラウン管(ふっる~・笑)を通じて一方的に押しつけられた、表の部分。客席から演劇を観賞して得られる感動と変わりません。そんな不満をこれまでは暴露本を読むことで満たしていましたが、たまには純粋なプロレスの魅力を押しつけられてみるのもいいかな…?そんな気持ちで本書を手に取りました。


【良かった点】

■豊富なコンテンツ
 タイトルにもあるように、35編(35人のレスラー)ものエピソードが読めるのはちょっとおトク感があります。リック・フレアーの生い立ちにショックを受け、東京ドームでM・スミスに破れた鈴木みのるの涙の真相を知り今更ながらガッカリして…1編5~6ページながらも、知らなかったエピソードが目白押し。どれも興味深く読むことが出来ました。
 自分がプロレスから離れていた時期のことや、テレビでは見られなかったインディー団体のエピソードも多く、面白かったです。

■構成に工夫
 「○○を2回した男」「△△過ぎた男」のように、各タイトルからは誰のどんなエピソードが書かれているのかほとんど分かりません(同じページの隅っこに印刷された、エピソードが発生した日時・場所を見てピンとくるものもありますが)。
 そして扉ページをめくり、その裏に印刷された簡単なイントロダクションを読んで初めて、薄っすらと誰のことなのか絞れる。更に本文を読み進めると(…あぁ、なるほどね!)と思い出せる構成。これは思わず引き込まれました(ちょっとクドいけど・笑)。

■思わずホロッ
 個人的に「天龍編」では思わず涙腺が緩みかけました。「G・浜田編」では浜田と同じ怒りを覚え、同じセリフを電車の中で叫びたくなりました(笑)
 しかしその他は…そうでもないかなぁ(笑) まぁ、私は映画やドラマを見て泣くことは滅多に無い、冷え切った人間ですから…(笑)。


【トホホな点】

■読み難い!!
 1編5~6ページにもかかわらず、非常に読み難いんですよね。なぜかというと、各エピソードともあえて時間軸に沿って描かれておらず、ある一人の選手の、幾つもの別々の時代の描写が頻繁に交互するんです。例えば、

○タイトル
○現在
○海外武者修行時代
○現在
○少年時代
○海外武者修行時代
○1990年代
○現在

のように(あくまでも例えですが)目まぐるしくシーンが変わり過ぎる。それもただシーンが飛ぶだけでなく、興味を引くいい流れの所、区切りの悪い所で急に別の時代の話に飛ぶ。そして最後のオチでやっと肝心な部分の続きが描かれる…という、何ともテンポの悪いイライラする構成が繰り返される。テクニックとしては悪いとは言いませんが、少ないページ内で何度も繰り返されると厳しいですね。

■想像で書かれている(と思しき)シーンが満載
 あくまでも私の推測ですが、妙に文芸作品を意識している(?)ためか、「いや、これは想像で書いただろう!」と突っ込みたくなる箇所が幾つもありました。
 例えば佐々木健介の「二度、謝った男」の冒頭。健介がミルクの水割りを作っているシーンです。さて、なぜ健介はこんなことをするのか?というイントロダクションを経ていきなり若き日の健介の描写が始まるわけです。
 結論を述べますと、これはWJ時代に団体のために貯金を叩き、長州に貸した金を踏み倒されて貧困状態にあった健介が、子供のミルク代を節約するために水で薄めて飲ませていた、ということのよう。エピソード自体は事実なのでしょうが、著者が実際に目の前で見たことのように書くのは…想像じゃね?みたいなのが多いんです。
 これもテクニックとしてはアリかも知れませんが、もともとこの本が読者を「泣かせる」ことを意識して書かれているので、ちょっと狙い過ぎているようで“う~ん…”でした。何だかプロレスの試合と一緒でグレーゾーン的描写が多いです。

■泣けない
 私基準で恐縮ですが、「泣ける」エピソードは圧倒的少数派でした。やはり暴露本ブームである程度プロレス(業界)の裏側を知ってしまったためか、著者がタブー的な部分をオブラートに包みつつ、読者を泣かせるよう仕向けているのが見えてしまう…そんな箇所が少なからずありました。
 例えばG・浜田が唯一のメジャー団体出身ながらも旗上げ当時のみちプロに参戦していた、ということを強調したいがあまり、浜田を「…外国人ながら史上初のUWA三階級制覇を成し遂げた…」と持ち上げている。ちょっとヒネたプロレスファン的には「そんなの、強いからじゃなくてプロモーターに好かれたからだろ?!」と突っ込みたくなるわけですよ(笑)
 「これからの時代、三冠王座統一ベルトは若い世代のために新たなベルトを作って一本化すべき」と主張していた武藤が天龍からその三冠ヘビー級王座を奪取すると、それまでとは一転、歴代王者をリスペクトして前言を撤回した…というのも、普通なら素晴らしいエピソードです。でも…「最初から勝ち負けは決まっているのだから、最初の発言だってアングルに決まってるじゃん!」なんですよね~…。


 …ということで、暴露本の魅力に取り憑かれてしまった私のような輩には…“う~ん”でした。ある意味、プロレスを知らない人、好きになりかけた人に入門書的に読んで欲しい本だったかも知れません。

 まぁ、昨今の元気の無いプロレス(関連出版)業界の中では優良コンテンツだと言って良いと思う…そんな本でした。


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居酒屋チェーンでゴリ押しされる酒場式交遊

2012-03-19 Mon 00:00
 養老乃瀧系列の某リーズナブル居酒屋…といえば貧乏な(笑)酒飲みの方ならイメージ可能かと思います。ほとんどのメニューが100~200円台の激安居酒屋です。先日、近所にあるその「I」という居酒屋に一人で行きました。

 地元には他にも素敵な酒場がある中、この居酒屋を選んだ理由。それは、以前よく利用していた池袋の同系列店で扱っていない串揚げや、野菜を使った季節限定料理があると聞いたからです。まぁ、美味しくてもお会計も高いお店にばかり行ってられないですし(笑)

 この日は比較的早い時刻に訪れたものの、カウンター…と呼ばれる真ん中をガラスで仕切った、一人客用の大きなテーブルはほぼ満席でした。私は適当に注文し、ケータイでメールチェックなどして時間を潰していたのですが、居心地の悪さを感じてしまいました常連客を気取った地元住民があちこちで悪酔いし、我が者顔で振る舞っていたからです。

 それだけなら無視を貫けば良いのですが、悪いことに彼らは決まって他の客に絡んでくる…というほどではありませんが、「吉田類の酒場放浪記」(BS-TBS)で必ず見られるような、常連客同士のコミュニケーションを不器用に求めてくるのです。

 例えば地方から出てきた青年に、飲めないという日本酒を無理矢理勧め、周囲の客に向かって

「おう!オレはこの名古屋から来た兄ちゃんと仲良くなろうとしているんだぜ!!」

とアピール。アルコール臭のする顔を近づけて絡む客がいるかと思えば、別の席では届いたばかりのジョッキを、静かに飲んでいる青年の顔のすぐ傍に突きつけ、青年が乾杯に応じるまで嫌味ったらしく待ち続ける客もいる…。

 私は決して酒場式コミュニケーションを否定しませんし、むしろ酒場とはそういう場所、大人の社交場だと思っています。ではなぜこの時、尾心地の悪さを覚えたのか?それはこの店が“酒場”ではなく単なる“居酒屋チェーン”だったから。そして彼らが自分が飲んでいる店の性格を理解せずに、空気を読まずに振る舞っていたからです。

 「吉田類の酒場放浪記」に登場するような酒場って、個人や家族で地元に密着して細々と経営しているお店がほとんど。きっと店主と常連客は店の外でも夜とは別の顔で交流しているはず…毎朝欠かさず挨拶を交わすとか、町内会の仕事とか、常連客の鮮魚店で店主が買い出しするとか…があると想像します。そんな酒場は機械的にメニューに載った酒や肴を出すだけの接客では生き残れない。同じ土地に住む以上、客とのコミュニケーションも大切なサービス、いや、商品の一部なのでしょう。

 そして夜、カウンターを挟み、店主と客を繋ぐ“線”の交流が、そのうち店主を中心とした“多角形の頂点と頂点とを結ぶ辺”のような、客同士の交流が自然と生まれる…それこそが酒場で飲む醍醐味だと思うんですよね。

 つまり(この客、知らない人なのに慣れ慣れしくて嫌だなぁ。でも店主がニコニコしているってことは、彼のお墨付きなのだろう。今はこんなに酔っ払っているけれど信頼出来る人なのだろうし、きっと絡んでも大丈夫だよね)という安心感が酒場にはあります。店主の存在が担保になっているんです。

 ところが一般的な居酒屋チェーンはこれとは逆です。厨房は隔離され、店主(といっても雇われ店長でしょうが)や調理人の顔など見えなくて当然。注文を取りにくる女の子も単なる報酬目当てのバイト。彼ら従業員がその土地にも住民にも愛情なんて持っていない可能性の方が高い。

 しかしそれは大手居酒屋チェーンなのですから当たり前。こういった居酒屋チェーンの方針は、毎日同じものを、同じ品質で、出来るだけ素早く提供し、出来るだけ回転率を上げて売り上げを増やすこと。つまり酒場の基本中の基本である店主と客のコミュニケーションは回転率を停滞させるだけ、と考えるのでしょうね。きっとマニュアルでも指導していると想像出来ます。言い換えれば、『コミュニケーション・コスト』を削るから安いメニュー提供が実現出来ている。よって居酒屋チェーンは仲間同士、家族で、もしくは一人で静かに飲みたい人が好んで行くべき店なのだと思います。客もそれに気付いてTPOで使い分けるべきなんですよね。

 ということで(屋号には“酒場”とありますが・笑)いくら小さな商店街にあるからと、全国展開する居酒屋チェーンに赴いて、「酒場放浪記」の酒場と同じサービスや安息を求めるのはちょっと違うんじゃないかなぁ…というのが私の出した結論、というかこだわり(笑) もちろんこれは私個人の考え方ですから、他人と一緒に飲むのが好きで好きで堪らない、という人はどんどん積極的に絡んで頂きたいです。ただ、酒場以上にお互い空気を読んで相手を尊重する必要はありますよね。

 まぁ、絡まれた多くの若年客はきっと、

“単価100~200円台の居酒屋チェーンで地元の主を気取って絡んでこられても、ちょっと痛々しいよなぁ~…”

と呆れていると思いますが(笑) 私なら一、二品奢ってくれるなら、静かに飲ませてくれる方が有り難いし。

 私が一緒に杯を交わしてみたいと思える人は、やはり本物の酒場で、本当に美味い酒や肴、そして地元愛について語り聞かせることが出来て、店主や常連客にも愛される粋な男ですね。いつの日か、私もそんな客になりたいものです。


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ヒューゴの不思議な発明(ネタバレあり)

2012-03-17 Sat 00:00
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 第84回アカデミー賞最多の11部門にノミネート、うち5部門で受賞を果たした話題の映画「ヒューゴの不思議な発明」を観ました。噂の映像美もさることながら、久々に3Dが映えた作品に思えました。

 しかし…本作には見事にヤられましたよ、私(笑) 映画は頻繁に観る方なので、この「ヒューゴ~」のCMも必然的に何度も目にしました。そこから私が(勝手に)想像していたストーリーは…

 ジャンルはファンタジー映画。少年が父親から譲り受けた機械人形を修理すると、その機械人形はまるで命を得たかのように勝手に動き出す。宙を舞い、イラストを描き…そして描かれた機関車、ドラゴン…イラストは次々と現実化し、駅に集まった人々をパニックに陥れ…

みたいな感じ(笑)

 ところがですよ。この機械人形、実際にはあくまでも単なる機械人形(笑)だし、作品自体もファンタジー(的要素も見られますが)ではなく完全にヒューマンドラマでしたね。

 それにCMだとヒューゴ少年と絡むお爺さんを“元マジシャン”と称していました。これも嘘ではありませんが、実は…結果的に公開まで真のテーマは隠しておきたかったのかも知れませんね。

 まぁ鑑賞し終えた今、本作を一言で表すとすれば、


もう一つの「ニュー・シネマ・パラダイス」


でした。心温まる素敵な作品には違いありません。


 しかしあの機械人形(小道具)…


数年後には、なべやかんの自宅に飾ってありそう


…な気がするのは私だけでしょうか?(笑)



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撮らないで下さい!!グラビアアイドル裏物語

2012-03-15 Thu 00:00
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 ドラマって基本的にほとんど見ないのですが、テレ東の毎週金曜24時からの枠で放送されるドラマって、どれも結構面白くて好きなんですよ。「マジすか学園」とか(笑) 「エルパラ」も良かったし。

 やはり深夜枠ということで、お子ちゃまはスヤスヤ眠っている時間帯ゆえに規制も緩め。ゴールデンやプライムに比べるとさほど視聴率も期待されない(?)でしょうし、色々な意味で作りたいものを作り易い枠なのでしょうね。

 そして今、最終回に向けて佳境を迎えている「撮らないで下さい!!グラビアアイドル裏物語」も面白いです。

 私は以前、某アイドル雑誌に纏わる仕事をしていたことがあるので、同世代の一般男性に比べグラドルは受け入れ易いコンテンツといえます。でもそんな下地を抜きにしても、コレは十分楽しめるドラマだと思っています…というか私的には大歓迎ですね、こういう“異質”なドラマ。

 ストーリーは、“テレ東7ちゃんガールズ”なる最強グラビアユニットのメンバーを決めるオーディション、その1次審査を勝ち抜いた19人のグラビアアイドルたち。彼女たちが決勝大会に臨むまでの数日間を記録した“ドキュメンタリー”です。密着取材カメラと自分撮りホームビデオカメラ各1台で撮影された映像のみで構成され、凝った編集等は(一応)無し。ナレーションも無ければイメージ映像挿入も無し。雰囲気を盛り上げるためのBGMも(ほぼ)無し…という、海外ドラマでは珍しくない手法ですが、日本では今までに(ほとんど?)無かったタイプのドラマ。

 こういった全編ドキュメンタリータッチで見せる作り方には賛否両論あるかと思います。おまけに出演者は世間一般には名前もほとんど知られていないグラドルたち。しかも主役は毎週交代制(毎回別のグラドルの日常を見せる)、セクシーな水着姿はいっぱい(笑)…やはり深夜でないと放送不可能でしょうね。

 仮にこれをゴールデンで放送するとしたら、20%を超える視聴率を取ることが大前提になるでしょうから、恐らくグラドル役は本人でなく全員今をトキメく人気女優たちが架空のグラドルを演じることになりそうです。当然オトナの事情で主役は固定。水着シーンは雀の涙程度…って、それじゃ普通の退屈なドラマぢゃん!!(笑) やはり深夜枠だからこそ実現した企画でしょうね。深夜ドラマ万歳!です。

 このドラマを見て凄いな、と思うのは、これまで9話分見てきましたが、各グラドルの台詞や振る舞いが、どこまでが台本通りで、どこからがアドリブなのか、素人目には全く判断出来ないこと。普通はいくらドキュメンタリータイプのドラマでも、ほぼ全ての台詞や演技は台本通りなのだろうと想像します。

 でもこのドラマについては未だに分かりません。良い例が、第2話で川村ゆきえが感情を爆発させるラスト付近の公園のシーン。あれは素人目には単なるグラドルの演技じゃなかったですよ。ガチで悔しがっているようにしか見えませんでした。第7話の最後、プールから上がったおかもとまりが吹っ切れて見せた笑顔も、演技により作られたものだとしたら凄いと思いましたし。そんなビックリするくらいリアルなシーンが毎回あるんですよね。だから本物のドキュメンタリーっぽく見えてしまうんです。第8話ゲストのナツカワジュンの台詞はヘタクソでしたが(笑)

 ならば全部アドリブなんじゃないか?というと、それもまた違う。ガチっぽい割に毎回上手くまとまり過ぎていますから(笑) 特に各話とも最終的に必ずグラドルが前向きに改心して決勝会場に向かう、というお約束の流れは台本も筋書きもあるドラマの証拠(笑) まぁ絶妙なバランスを実現出来ているのでしょうね。

 企画としても、

・事務所的には、世間一般では無名に近いグラドルをPR出来る。
・グラドル的には、自分自身をPR出来て、グラドル(の仕事)のイメージアップにもなる。
・テレビ的には、(多分)極めて低予算で作れる。有名女優をキャストする必要も無い。特別なセットも小道具もCGも(多分)一切必要無い。
・視聴者的には、毎週一人ずつ顔も名前も知らなかったグラドルとその魅力を知ることが出来る楽しさ、“もしかしてオレ、彼女の素顔を見てしまったのではないか?”という満足感。

…言うこと無いですね(笑)


 昨今の不況からテレビ局も低予算での番組制作を強いられている、という話を聞きます。だからこそそれを逆手に取ってこのようなドラマや、工場見学的企業PRバラエティなどが生まれるのであれば、これはこれで面白い状況です。

 テレビ業界に限らず、このような発想力のある人がどんな企業にも求められているのでしょうね。


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山口美江の死に見る重い現実

2012-03-14 Wed 00:00
 間違いなく2012年最初の四半期最大の芸能ニュースとなったであろう「オセロ中島騒動」。その関連報道の中で、かつて彼女が激太りした際のインタビュー映像も何度となく流れました。

リポーター「激太りの原因は?」
中島「ホテルの食事が美味しくて食べ過ぎてしまった」

…どこかで聞いたことのあるフレーズだよなぁ…?


 先日、タレントの山口美江女史の突然の訃報を聞いた時、その謎は解けました。今だと西川先生のようなポジション(?)でバラエティ番組に出まくっていた彼女も、以前激太りした際、リポーターの問いかけに対し

「スポーツジム(フィットネスクラブ?)のシーフードカレーが美味しくて、毎日食べてしまった」

と答えていたのは有名。

 それにしても山口美江が死ぬとは…私は色々な意味でショックです。

・バブル世代がもう死んじゃう時期なのか…
・あれだけ綺麗な人でも生涯独身だったんだ…
・介護問題は他人事じゃないしな…
・突然ご主人様がいなくなって、あの2匹のワンちゃん、今後どうなっうんだろう…?
・晩年の“占いババ(by鳥山明)”のような風貌はなぜ…?

 バブル時代に10~20代を経験した人たちにとって、彼女の死に見る人生の現実は極めて重い。決して他人事ではないですね。


 
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食事傾向に見るロマンスグレーな価値観

2012-03-12 Mon 00:00
 先日、喫茶店でくつろいでいる時のことです。近くの席から二人の男性の会話が聞こえてきました(決して盗み聴きしようとしたわけではありません。あくまでも不可抗力です・笑)。

 一人はスーツを着たインテリ系中年男性。もう一人は落ち着いたカジュアル服の高年男性。頭髪はロマンスグレー、60歳前後に見えました。

 耳に入ってくる会話を暫く聴いたところ、スーツの男性は就職指導のコンサルタント(以下:コンサル)、白髪交じりのオヂサン(以下:オヂサン)は転職について相談しに来た顧客のようです。オヂサンは前職でそれなりの責任を伴う仕事をしてきた人らしく、声も大きいしよく喋る。自分に自信を持っているのがその態度を見ても明らかでした。

 ところがそのコンサル、具体的に就職に関する話をするわけでもなく、面談開始直後から暫く、食事について色々と質問し続けるではありませんか。

朝ご飯は毎日食べますか?
お昼は?
何をどのくらい?
晩ご飯はどうです?

…もしかしてお医者さん?それともまだ世間話終わってなかった?(笑)

 しかしコンサルの質問以上に興味深かったのが、オヂサンの自信に満ちた回答。自分の確固たるポリシーを強調しつつ語るのです。

ああ、朝食は食べませんね。もう何十年も前から食べていません
えっ?!全くですか?
はい、食べなくても大丈夫なんですよ
じゃあ、その分お昼を多めに食べるとか?
いや、昼もほどんど食べないですね。それでも大丈夫なんで
それじゃあ、体に悪いんじゃないですか?
いやいや、そもそも成人男子が1日に摂取すべきカロリーは2,500kcalなどと言われてますが、僕の知ってる医者に言わせれば1,600kcalくらいで十分なんですよ。カレーライス1回食えば1,000kcalくらい簡単にいきますし、私は毎日2時間自転車で走ってますからね…

 …なるほど…。完全に私の想像ですが、もしかしたらこのコンサル、オヂサンの価値観や、今後就職した時に周囲に協調可能な人物か否かを計っていたのではないでしょうか?食事という人類共通の習慣を通じて。

 もしそうだとするなら、素人の私が聴いてもこのオヂサン、自分の偏ったポリシーで自分自身をガチガチに固めているのが分かります。いかにも「オレは今までこうやって上手く生きてきたんだ!誰に何と言われようが、今更変えるつもりはねぇ!」なんて考えていそう。

 年齢相応の健康管理に興味が無いのは、危機感の無さ、問題意識の無さを象徴しています。状況の変化を見極めて柔軟に対応しようという意識も欠けるように見えました。

 偏った食生活を改めようとしないのも、もっと美味しいものを、体に良いものを食べたい、美味しいお店にも行ってみたい、家族や会社の仲間と楽しく食事したい…という社会(組織)の中で日々生きようという人が備えていて当然の欲求を否定しているようにも聞こえます。こういう人って上司やお得意様に食事に誘ってもらってもアッサリ断りそうですよね(笑)

 医者・自転車云々持ち出したのも、「オレには医者の知り合いがいて凄いだろう、オレはこの年齢でも体力があるんだ、凄いだろう!」という自慢目的に思えてしまいます。

 一般的に認知されている説(1日に必要なのは2,500kcal)を否定して持論を主張するのも、「オレが受け入れられないことは会社のルールだろうが方針だろうが平気で無視しますよ」と言われているようで怖い。

 野次馬が勝手なことを言うようで恐縮ですが、こういった価値観の持ち主が、自分よりも若いであろう代表・社員が大多数を占める会社に就職するのは、現状ではかなりハードルが高いのではないかと想像しました。仮に私が採用する人事担当者なら…まず不採用でしょうね。

 今まで日本経済の発展に貢献して下さったと思しきオヂサンのような世代の人が、その長年培った自分の価値観を改めなければならないということは、とても大変だし寂しいことです。昔はサラリーマンでも職人タイプの頑固者や、協調性に欠ける一匹狼が至る所に存在しました。しかもそんな価値観をとやかく批判する人もほとんどいなかったでしょう。日本経済がまだ多少は豊かでしたから、そんな人たちを愛する余裕があったのです。

 今は確実にそんな社会とはかけ離れた社会になってしまいましたね。プロレスに例えるならレスラー全員がハンサムでマッチョなチャンピオン候補を目指さないと生きていけないようなもの。悪役も外人も前座の名物レスラーもいぶし銀の職人レスラーも要らない、と排除されたような社会…個人的にはつまらない社会だと思います。
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1年前のこと

2012-03-11 Sun 00:00
 早いもので3.11東日本大震災から今日でちょうど1年になります。

 もう1年か、と感じる反面、世の中にも自分の周囲にも、あまりにたくさんの出来事があり過ぎて、あの日のことが遠い昔に起きたことのようにも思えてしまいます。

 あの日…2011年3月11日の午後、私は当時勤めていた会社内でも最も古い、第二次世界大戦前から存在すると言われる本館最上階の5階にいました。といっても仕事をしていたわけではありません。長年勤めたその会社の早期退職制度応募者向けの説明会に参加するため、数日ぶりに珍しく出社していたのです。15時から始まる説明会を前に、喫茶スペースでくつろいでいる最中でした。

 説明会はこの週の月曜から金曜まで、1日2回ずつ同じ内容で繰り返されていました。私が参加すべき回はもともと火曜(8日)午前に割り振られていたのですが、これを断り金曜(11日)に変更してもらいました。説明会終了後、一緒に退職する仲間数名と久々に飲みにいくことにしていたからです。それが…。

 たまに心底嫌になってしまいますが、昔から私ってこういう時、本当にツいていないんですよね。貧乏くじを引かされる確率が極めて高い(…と、信じ込んでいます)。だって、有給休暇消化目的で2月後半からずっと休んでいて、久々に出てこようと選んだ日に大震災ですよ。1日2回の説明会、月曜から金曜までで10回もあって、そのうち唯一の震災に引っ掛かる回に自ら飛び込んでしまったわけです。確率1/10(笑) この時は心から自身の運命を呪ったものです(笑)

 愚痴はさておき、どの会社も同じだったと思いますが、最初の地震直後には放送で近くの広場に避難するよう命令され、社員一同は約1時間、そこで待機を強いられました。ようやく待機が解除されて本館5階に戻り、説明会が始まったのは本来の開始予定時刻からほぼ2時間後。

 その後も(極力出社する機会を減らしたかったので)個別に質問しに行ったり、諸手続きなどを行って、帰宅出来ることになったのは19時40分頃でした。約3時間半かけて歩いて帰宅したのは当時記事に書いた通りです。

 自宅が遠方のため、帰宅出来ずに会社で一晩を明かした社員も多かったようですが、その中の一人からこんな話を聞きました。某事業部トップが社内に設置されたテレビで報道を見ながら取り巻き連中相手に、

あ~あ、こりゃ酷いねぇ(笑) こんな(混沌とした状況の)中、わざわざ歩いて帰ろうって奴の気が知れねぇな(笑笑) あ~あ、可哀想にねぇ~(高笑)

などと言いながら、黒塗りの社用車で帰宅する準備をしていたというのです。

 多額の退職金を支払ってまで、早期退職者を募る必要に迫られた企業の…いや、長年経営に携った結果、そんな企業にしてしまったその役員らしいセリフだと思いました。このご時世、相変わらず社用車を使いまくっているくらいですからね。おまけに震災で混乱する都内でまともに車が走れると思い込んでいるところがおめでたさに拍車をかけていました(笑)

 そんな会社を辞めてからも、もう1年。今でもたまに当時の仲間に様子を尋ねますが、相変わらず景気の良い話は聞けません。まぁ私にはもう関係ありませんけれどね。


 まだまだ日常を生き抜くために苦労なさっている東北の皆さんにとっては尚更どうでもいい戯言を綴ってしまいましたが…何だか新たなる人生の第一歩を歩もうというタイミングで起きた未曾有の災害。この時のことは私の記憶にも深く刻まれています。恐らく今後一生消えることはないでしょう。

 今後、幾つもの3.11を重ね、いつしか日本人の傷が癒える時が果たしてやってくるのでしょうか…?
 

 それは私たち次第ですね…。



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あっという間の4時間半

2012-03-10 Sat 00:00
 先日、元同僚兼元バンド仲間のshinyaと久々に会って飲みました。本当は当時のバンドメンバー数名が集まっての新年会のはずでしたが…(以下省略・笑)。

 まずは挨拶代わりに、「私の真新しい名刺」と「彼が近々出演するライブのチケット」(何とタダ!)を交換。とりあえず控えめに“生中”から楽しみにしていた酒場の夜がスタートです。そう、もちろん選んだ店は「吉田類の酒場放浪記」(BS-TBS)にも登場したアレ、“E(仮)”という店です(笑)

 shinyaはバンド時代の仲間の中でも、私とは考え方や価値観が近い友人でして(予め決まっている約束を守ろうとするところとか・笑)、今回も長時間を一緒に、気持ち良く過ごすことが出来ました。…い、いや、巧妙に私に話を合わせてくれたのかも?(笑) 

 ちょっとだけ年下ながらも言うべきことはハッキリ言う性格。しかも発言の裏に何かしらの意図や計算が隠れていそうに感じることもしばしば(失礼!)。お陰様で多少の緊張感を持って接するため、変にナアナア・グダグダな慣れ合いでない、前向きな付き合いを維持出来ていることにも感謝しています。この日は、結局閉店まで4時間30分も腰を据えて飲んでしまいました(笑) キープしたいいちこ、また消化しに行かなきゃ。

 唯一の心残りは…

私が大生を余計に飲んだのに、割り勘にしてしまったこと。

後で気づきました(笑)


 お詫びに「モテる方法」のPDFファイルでも送っておくことにします(笑)


 …楽しい酒の席での会話・出来事は、あまりたくさん綴るとボロが出そうなのでこの辺で…(笑)

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妄想井戸端会議(20120309)

2012-03-09 Fri 00:00
 最近テレビで目にするニュースやワイドショーのネタから、きっと誰もが感じている、でも大きな声では言えないであろうこと(?)を、私が妄想の中で吐き出してみたいと思います。なお、以下の記事は全て私の妄想ですので、クレーム等はご容赦願います…。


【オセロ中島、遂に自宅マンション脱出 都内ホテルで療養中】
 連日話題になっていたこの騒動も、中島女史救出を機に一段落といったところでしょうか?最終的には芸能界の仲間たちからの応援メッセージや心配するコメントが連日届いたり、同じ“自称・霊能者”と同居した経験を持つ占い師(?)が当時の様子を告白したりと、大いに盛り上がっていましたね。「探偵ファイル」の女性捜査員が霊能者の親戚になりすましてマンションに入ろうとして警備員に阻止された、なんてのもありました(笑)

 そしてこのタイミングで不仲説が囁かれる相方・松嶋女史がようやくブログで心中を語りました。その中で個人的に引っかかったのが、自称・霊能者がコンビの仲を引き裂こうとマインドコントロールしたことについて、松嶋女史が綴った

「マインドコントロールにまんまと私も引っかかった気分!!!あー、ムカつく!!」

という件。…いや、そこはやはり

「みっちょん…気づいてやれんで正直スマンかった!!」

と言って欲しかったなぁ。プロレス的ノリで(笑) それでまたタッグを再結成して、1.4東京ドームでIWGPタッグをあっさり奪取(?)したりして(笑)


【AKBファミリー 相変わらず話題豊富で絶好調】
 過去には私も、趣味のバンド活動では色々な仕掛けを模索したし、企画の仕事では何か世間がアッと驚くようなことを手掛けたいとも常に考えていました。そんな私から見ると、レベルは全然違いますが、ホント秋元Pのバイタリティと発想力、実行力は「凄い」の一言です。ただ…よくよく観察すると結構突っ込み所もありますよね。

 例えば(今更ですが)AKBファミリーの楽曲(主にシングル曲)って、ほとんどが“カノン”に依存していますよね。楽して売れる曲作るか、みたいな(笑) 最近だと乃木坂46のデビュー曲(CMで何度も聴かされています)があからさまにカノン。理屈じゃなく感覚だけで音楽を聴く人にとっては「おっ!またこの新曲もいい曲だな~」と刷り込まれるのでしょうね(笑)

 また、AKB48の最新シングル「GIVE ME FIVE!」のCD音源の演奏はスタジオミュージシャンが弾いている、なんて信じ難い噂も聞きましたが、実際のところどうなんでしょうね?

 ところで最近、幾つかの情報バラエティ系番組では、あたかも打ち合わせたかのごとく各局で“ももクロ”が紹介されています。これもやはり電通の指導の下、世の中の消費をコントロールしようという企みでしょうか?(笑)


【加藤茶、結婚披露宴で噂の46歳年下妻を披露】
 私、昔からドリフ大好きなんですが、解散後もコントに舞台に、そしてそれらのパートナー役のタレント(田代マーシー、ダチョウ倶楽部、優香、若手アイドルなど)育成に全力で取り組んでいる志村(あえて呼び捨て・笑)に対し、加トちゃんは一線(コント)を退いて、適当にテレビに出てお茶を濁している…ようにしか見えないんですよね。

 それに「加トちゃんぺ!」なんてまるで彼の代名詞的ギャグのごとく認知されていますが、ホントにそんなギャグ昔からありましたっけ?正直私の記憶に無いんですよ。調べてみたら「全員集合」以前のギャグなのだとか。まだそんな昔の“貯金”に頼って生きようとでも言うのだろうか?!

 そんな加トちゃんが最近またマスコミを賑わしたかと思ったら、やはり結婚ネタ…というか若い奥さんをネタに各局で同じような話…馴れ初めや夫婦生活など、プライベートを切り売りしているだけ。それでも周囲の若手芸人などは大御所相手だからと、“歌を忘れたカナリヤ”ならぬ“コントを忘れた加トちゃん”を持ち上げまくる…そんな光景を見るのはちょっと寂しいです。

 やはり私的には“コント仕事人”志村が子供の頃からのベストヒーローです。


【フジの新ドラマにパクリ疑惑浮上】
 この4月からフジテレビで放送開始される、オダギリジョー主演のドラマ「家族のうた」の設定が、田村正和主演のTBSの名作ドラマ「パパはニュースキャスター」に極似している、ということを「パパ~」の脚本家が発見・指摘したことがちょっとした波紋を呼んでいます。「パパ~」は私も再放送で何度も見ました。ネットで拾った範囲の情報で判断する限り、確かにそっくりです。

 でもドラマのパクリなんて、過去に(騒がれなかったものも含め)腐るほどあったことと思います。特に洋画や海外ドラマのパクリ…それも大幅にスケールダウンした目に余るセコいドラマはたくさんありました。

 個人的に許せなかったのが、当時好きな映画No.1だった「ST.ELMO'S FIRE」を冒涜…いえ、パクった「愛という名のもとに」(やっぱりフジ・笑)ですね。あ、でも「ふぞろいの林檎たち」の方が早いんだっけ?…結局どれがオリジナルなのかよく分からん!(笑)

 まぁ、パクること自体も、「パクりだ!けしからん!!」と叩くことも簡単ですが、そもそも日本のドラマや映画なんて多かれ少なかれ憧れのアメリカ製コンテンツをパクることから始まったんじゃないんですか?

 それに、例えば「金八先生」シリーズが描く生徒たちの生活ぶりや悩み、問題行動が時代に合わせて変化したように、どんな名作ドラマでも時代が移れば放送当時のまま再放送したところで、現代人の目には現実味に欠けて映ってしまうもの。分かり易いのが“ケータイ”です。今時ケータイが全く登場しない、男女のすれ違いがテーマの過去の名作ドラマを見せられても現実味がありません。

 そう考えると、過去の名作の焼き直しは大いにアリだと思うんですよ。関係者にキッチリ筋を通した上でパクる…というか、時代に合った設定でリメイク版を作ることは、どんどん推奨してもいいんじゃないでしょうか?どうせ「ミタ」のような面白いオリジナルドラマなんて滅多に生まれないのでしょうし。下手に人気コミックの実写版でコケるよりも余程支持されると思うのですが…あ、でも佐藤隆太主演の「熱中時代」は最初から完全無視でした、私(笑)

 やっぱりオリジナルはオリジナルのままそっとしておいて欲しいかも(笑)


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8→7じゃない理不尽

2012-03-08 Thu 00:00
 ダイドーやサントリーなどの自動販売機の中には、ドリンクを1本買うとスロットやルーレットタイプ(?)の電子くじが自動的にスタートし、当たると好きなドリンクがもう1本貰える…というサービス付きのものがあります。

 しかしこのくじ…どれだけの確率で当たるのでしょうか?…いや、(ほぼ)100%当たらないように設定してあるだろう~?!

 かなり昔、それこそ子供の頃には2~3回当てた記憶もありますが、その後暫くは、かなり贔屓にしている自動販売機ですら当たった例がありません。千円札を投入していたことを忘れて「おっ!当たった!!」と複数回ボタンを押してしまう勘違いはよくありますが(笑)

 想像ですが、恐らく過去のどこかの時点で「当たる確率は○分の1以下に下げなさい」みたいに法律が変わったのだと思われます。まぁデジタルなシステムである時点で当たる確率なんか自由に設定出来ますし、0%にしたところで誰にも分かりませんけれどね。仮に調査したとしても確実に調査中に商品が品切れになるでしょうし。

 それでも(もしかして…)と、とりあえず結果が出るまでの数秒間、販売機の前で立ち止まってしまう素直な私(笑) しかも頭にくることに、数字が3桁揃えば当たりなのですが、

1桁目:8→7
2桁目:8→7
3桁目:8…
(おっ!今回はイケるか?!)
3桁目:8→1(ピッ!)

せめてもうちょっと納得出来る外れ方しろよ~!!(怒)

 周囲の人は(あいつバカだなぁ)と思っているのでしょうね。その証拠に、最近では電子音が鳴り止まないうちに商品を取り出して去って行く人をよく見かけますから。どうやら彼らの方が賢いということを認める時が来たようです(笑)

 こうなるともうこの手の当たりくじって、サービスでも何でもないですね。現状の当たる確率(1/200前後か?)程度でワクワクする気持を楽しめ、というのも無理があり過ぎでしょう。


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「同期」という名の最強の絆?

2012-03-07 Wed 00:00
 何年も前のことです。

 当時勤めていた会社に、上下関係を越えて親しくして頂いていた“元上司”がいました。便宜上ここでは“恩師”と呼びます(笑)

 恩師と私は、仕事に対する考え方から嗜好に至るまでかなりの部分で話が合いました。しかしダラダラとつるんで頻繁に飲みに行くようなことはせず、お互い何か大きな仕事で胸を張れる成果を出したら、また一緒に飲んで報告し合おう、というノリでのお付き合いでした。よって会うのはせいぜい3ヶ月に1回程度。
 
 でも今思うと当時の私は、恩師にカッコいい報告がしたくて辛い仕事もガムシャラに頑張っていたような気がします。その後、私が会社を辞めたので会う頻度こそ減りましたが、今でも尊敬する人生の恩師の一人であることは変わりありません。


 ある時、私はその3ヶ月に1回の神聖な(?)飲み会に、一人の同期社員・Xを誘いました。常に社内での自分の待遇や評価に不満タラタラな彼に気分転換してもらおうと、その恩師を交えて飲む機会を作ったのです。未知との遭遇を果たすことで何らかの化学反応が起きれば、Xもステップアップするヒントを掴めるのでは…?そう期待しました。

 ところが…運悪く飲み会直前に定例の人事異動が発表され、何と私が長年所属して頑張ってきた営業部門から企画部門に異動することになってしまったのです。本来この異動は喜ぶべきことでした。実際、これを足掛かりに後の私は大ブレイク(?)しましたし、新たに別の偉大な恩師と出会うキッカケにもなったのですから…しかし当時の私はただただ、「何でオレなんだよ?!フザけんじゃねぇ!!こんな会社爆破してやる!!(もちろん嘘・笑)」と悔しさでいっぱいでした。

 動揺気味だった私を心配した恩師は、「飲み会は延期しようか?」と提案してくれましたが、今すぐにでも私の気持ち(愚痴?)を聴いて欲しいと、予定通り決行することにしました。

 そして飲み会当日…本来なら同期社員Xを中心に展開するつもりだった飲み会は、ほぼ100%私の愚痴と会社に対する恨み辛みを吐きまくる場に(笑) そのうち私自身、悔しさが大爆発し、どうにも自分を抑えられず悔し涙が止まらなくなってしまいました。その時のX…私よりも恵まれない立場で虐げられ、先の見えない日々を送っていたはずのXの言葉は今でも覚えています。

異動して思いっきり暴れて来いよ!オレたち同期グループの絆って他(の代)よりも強いじゃん。異動先で何かあったら同期が集まって一緒に闘ってやるから大丈夫だよ!オレら同期が組めば怖いものなんてないよ!

正直言って、当時の私にとってXは、今で言うイヂリ要員…というか、しょーもない弟のような存在でして、同期とは言いながらも少々見下して(笑)いました。しかしこの時は、初めてその存在の有り難みに気づかされました。

 この事件(?)を機にXとの絆は強まりましたが、その後はお互い忙しくなってしまい、たまに立ち話をしたり、数年に1回飲みに行ったりする程度に。

 私が退職してからも数回、別の同期社員を交えて飲みましたが…どうもX、今なお以前と変わらず、いや、それ以上に自分の待遇や扱いに不満を募らせているようでして…会うたび「大きな仕事を取っても自分の評価が低い」「上司が期待する働きをしてくれない」「部下が使えない」…というような愚痴のオン・パレード(笑) 彼の話を100%鵜呑みにしたことはありませんが、こういう時はひたすら話を聴いてやり、私なりに宥め、時に間違いを厳しく指摘する…ということを繰り返しました。立場上、Xもそろそろ一皮脱皮しなきゃいけない時期のはずなので…。


 そんな折、遂にXが「使えない」と批判していた部下たちから、クーデター(もどき?)を起こされた、という噂が!不満を爆発させたXの部下たちが、お偉いサンも同席する送別会の席で、いつものXの主張とは真逆の「X批判」を爆発させたのです。

 Xはまともに相手にしなかったようですが、これに便乗気味に彼の上司たちまでもがXを批判し始めたのだとか(一体どんな送別会なんだよ?!)。いくら酒の席でのこととはいえ、こうなるとXにとっては文字通り背水の陣。この会社で生きていくためには、本気で自分を省み、一度自分の価値観を解体し、考え方を改めなければならなくなってしまったわけです。


 う~ん…いつかこういう日が来るような気はしましたが…心配です。でも私のような部外者がXと部下のどちらが正しいか?なんてことはジャッジ出来ないし、する気もありません。最初から私は心情的にX寄りだし、それ以前に両者がお互いの価値観が全てだと思って譲らないことが問題なのですから。

 ところがこれを知らせてくれた元同僚である友人は

「う~ん、今度Xと会ったらどう接しようか?『後輩の言い分は、いつものオマエの言い分と正反対じゃないか?お前もいい加減反省すべきじゃないか?』と、現実を突きつけるしかないよね?」

と(悪気が無いながらも・笑)言います。…な~に素っ頓狂なこと(失礼!)を言ってるんだよ、キミは…。


オレはXに非があろうが無かろうが、常にXの味方だし、何かあれば全力でXを援護するって!!


…だって、オレたち同期だもん。会社辞めちゃったけど(笑) お互いの良い所も悪い所も熟知した上で、これまで色々なものを分かち合ってきましたから。どちらが正しい・間違っているなんてチッポケな価値観はどうでもいい(?)んですよ(笑)

 もしXが、直接私にこの件について愚痴ってくれたら、私は数年前に彼から預かったままの、あの温かい気持ちを、そのまま彼に返します。

 実は今まで、あの時のことはほとんど忘れていたのですが、これを機に綺麗に思い出されましたよ。オレの人生にもまだまだ大切なモノが残ってるじゃん(笑) 何だかちょっと面白いです。


 最近つくづく感じることですが、人生って長く生きれば生きるほど、こういった過去の点と点が繋がるような出来事(イベント)にバッタリ遭遇する機会も増えるのでしょうね。“絆”や“繋がり”の本当の大切さ、面白さがようやく解りかけたような気がします。


 “絆”や“繋がり”…益々大切にしたいものですね。


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封印映像7 練炭自殺の女(ネタバレあり)

2012-03-05 Mon 00:00
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 「ほんとにあった!呪いのビデオ46」と一緒にレンタルして観ました。

 “「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズの制作スタッフが「真の恐怖」に迫ったホラー映像集”(「キネマ旬報社」データベースより)

 “撮影中に問題が発生し蔵入りとなったテレビ番組の映像、放送や掲載をはばかられた投稿映像、世に出ることのなかった忌まわしい映像の数々を再編集・追加取材を加えて収録した衝撃の映像集”(「Oricon」データベースより)


…と聞けば、まだ見たことの無い方でも大体どんなものかお分かり頂けることと思います。最近の私は何かと凝ろうとして面倒臭い「ほん呪」シリーズよりも、派手で胡散臭いけれどエンタメに徹している(ように見える)「封印映像」シリーズの方が好きなのですが…ちょっと今回の「7」は酷いですね。時間とお金を無駄にした気分です。


『練炭自殺の女』
 「同4」で採り上げられた謎の女が再び登場。ネットを通じて集まった練炭自殺希望者の一人であったはずが、仲間の死を傍目になぜか一人だけ生き残った女。彼女は何者なのか?あの後カメラが捉えた心霊現象は何だったのか?今回も仲間を死に至らせて自分だけ生き延びるつもりなのか…?


 「4」収録エピソードはシリーズで最も好きでした。しかし今回は…学生がYouTubeにアップしようと遊びで作った映像以下。ゾンビの物真似じゃねぇんだから(笑) 

 VTR持ち込み者(?)へのインタビューも酷いです。とにかく演技(セリフ)が下手過ぎ。暗記した台本通りのセリフを喋っているのがミエミエです。「ほん呪」での投稿者へのインタビューの方が数段マシですね。

 唯一ウケたのは、撮影者の乗る車が自殺志願者たちの車を尾行しようと走り始めたら、いきなり一般大型車が間に入ってきてしまったアクシデント(笑) あんな車が少ない田舎で尾行するなら間に1台挟んだ方が効果的のように思えますが…。でも、その後物凄いスピードで追い越してピッタリ後ろを走るんですよね。最終的に同じ車が人気の無い森の中までつけて来るのですから、普通は尾行してるのバレバレだって(笑) 


『傷』
 山中の貸別荘ではしゃぐ、ある女子大生グループ。部屋で全員揃ってビデオ撮影すると、窓の外に女の姿が!その女は写真にも写り込んでいた…。


 「封印~」は「ほん呪」よりも一つ一つのエピソードが長く、その分色々な展開(演出)が盛りだくさんで楽しいのですが、コレに関しては「え~っ?!コレだけ~?!」って感じです。「ほん呪」程度の映像と、投稿者の背中に出現したミミズバレだけで満足しろ、とでも言うのだろうか?(笑)


『人形使い』
 ある不気味な人形を定点撮影した映像。撮影が終わる頃、人形に異変が!映像をよくみると、そこには…!!


 これも「ほん呪」サイズ。「封印~」に収録する必要ないです。

 「ほん呪」と「封印~」の違いって、プロレスに例えるなら、パンクラスのようにガチっぽい試合が10試合淡々と続くのが「ほん呪」。それに対して「封印~」は本来、試合以外にも映像やマイクパフォーマンスや、ユニット同士の意表を突く小競り合いなどの演出が盛りだくさんのDRAGON GATEの試合を、5試合見せられるようなもの。にもかかわらず、ドラゲーの試合の部分だけを切り抜いて見せられているようで違和感あります。


『交換日記』
 小学校時代、孤独なクラスメート男子と交換日記を始めた投稿者。しかし彼は最初から日記を通してストーカー紛いの行為を重ね、投稿者を精神的に追い詰めて…。


 小学生だから小道具の日記帳は平仮名だらけでOKだろう、というユーザーを舐め切った考え方が見えてしまいました(笑) コレも全体的に単なるよくある怖い話シリーズって感じです。封印するほどの映像じゃないですよね?だって映像って最後の土産物屋の部分だけだし(笑)


『舞台霊』
 以前、遊女が舞台を務めていたという場所に作られた、いわくつきの演劇場で練習する若い役者たち。その演劇場では謎の女の霊が目撃されるというが…。


 本作の中ではコレが目玉と思われます。が、その前に…インタビューを受ける役者たちの演技がヘタクソ!!やはりドキュメントなのに暗記した台本通り喋っています。一応素人とはいえ役者なのでは?

 しかしそれ以上に酷いのが、その土地に纏わるエピソードを説明する地元のジジイ。コイツの演技(喋り)の下手さ加減といったら…よくこんなレベルの演技を収録した商品(DVD)をリリース出来るな、というレベルです。素人のガキでももっとマシな演技しますよ。大体、ドキュメントタッチの作品で出演者に台本通り喋らせようとするのが間違っていますよ(完全に台本あり、と決めつけています・笑)。

 でもウケるといえばウケるので、一度見てみる価値があるかも(笑)

 問題の女の霊が現れるシーンは結構気に入りました。「封印~」は最低でもこのくらい大袈裟にやらなきゃイカンです。


  …いやぁ…「ほん呪」では出来ない派手さ、ハチャメチャさ、エンタメ性に期待して観始めた「封印~」ですが、何だか別のシリーズになってしまったようで残念です。とりあえず次回以降は最低限、出演者の演技、インタビューでの喋りを何とかして欲しいですね。

 あと昔から感じていたことですが、本来ならナレーションが入るべき状況説明の部分を、真っ黒な画面に文章を出して済ませようとする手法はどうなんでしょうか?

 B級映像作品や雑誌付録のDVDでよく見られる手法ですが、大抵どれも文章が映し出される時間が長過ぎるんですよね。視聴者的には間延びするし、ウザいし、テンポも狂う…

いっそのこと「舞台霊」のジジイにナレーションさせれば?!(笑)

まだその方がマシだと思います。


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ほんとにあった!呪いのビデオ46(ネタバレあり)

2012-03-04 Sun 00:00
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 言わずと知れた「ほん呪」最新巻。何だか凄く久しぶりのような気がします。3ヶ月しか経ってないんですけれどね。実は3ヵ月って、もともとのリリース周期です。

 さあ、どんなギャグ…いや、戦慄の恐怖映像が待っているのか…?!


【シリーズ監視カメラ 漂流する写真】(ビビリ度:B/リアル度:C)
 家具付き新築マンションに引っ越した途端、台所に奇妙な違和感を覚え、体調まで崩した男性投稿者が室内に設置した監視カメラの映像。映像を確認すると…。


 台所に現れた白いコート姿の女性の霊がリビングに移動。設置された食器棚と壁の隙間に消える。その隙間からは、首が消えた同じ女性と思われる人物を撮影した心霊写真が発見されたそうです。映像よりもモノクロの古い心霊写真の方が気持ち悪いかも。

 それにしても新築で家具付き…幽霊が出るなら家賃安いんだろうなぁ…。この程度の霊なら我慢出来そうな感じです。どこにあるマンションなんだろ?…そう、今の私は引っ越しを考えている最中なのです(笑) 心霊好きな割に霊感はほとんど無いので、家賃の安い幽霊マンションは大歓迎。ネタにもなるし(笑)興味は完全に幽霊映像よりもマンション状態です(笑)


【クラクション】(ビビリ度:B/リアル度:C)
 あるカップルが夜景の綺麗な高台にドライブした時に撮影された映像。駐車場に停めた自分らの車に近づくと、なぜかクラクションが短く鳴る。驚いた投稿者が地面に向たカメラには…。


 車の下から子供の顔が覗いています。この子供、いつものペラペラ映像なのですが、ちょっと目を大きく見開いているんですよね。これはこれでちょっと怖いかも。

 霊とは無関係ですが、前半でカップルが高い場所にいる時、よく山の頂上などにある、その場所から見える山々を解説するための掲示物を発見します。「有名な山ある?」と彼女に訊く投稿者。おっ!これで大体どの辺で撮影されたか分かるぞ…と思いきや、まさかのカ~ット!!別のシーンに飛んじゃいましたね(笑)


【タロット占い】(ビビリ度:C/リアル度:S)
 友人と部屋で飲んでいた投稿者たちは、軽いノリでタロット占いを始める。しかし結婚に関する結果を期待した友人がめくったカードは「13 DEATH(死神)」のカード…!


 カードの中の死神のイラストの首が動き、更に画面の中に赤いドクロのような光が映ります。占ってもらった女性はその後死んでしまったとか。

 「死神」のタロットカードといえば「ジョジョの奇妙な冒険」に出てきたスタンド、“DEATH 13”!!懐かしい…。DEATH 13は夢の中だけに現れて襲ってくる特殊なスタンドで、口癖が「ラリホ~!」(笑) しかもスタンド使いが赤ん坊なんですよ。

 でもこのエピソード、(どうせフェイクでしょうが)私は笑えません。学生時代に私の周囲でもこんなことが実際に起きました。大学時代、私の友人が一時タロット占いにハマっていたのですが、ある時、別の友人を占ったところ、「DEATH」のカードが出てしまったのです。

 そして数日後、本当にその人は事故死。帰らぬ人に…そう、この投稿と全く同じことが実際に起きたのですよ。単なる偶然かも知れない。でも友人はこれ以来、タロットカードには一切触れていません。信じるか信じないかは、あなた次第っ!ですが、この投稿はフェイクの一言では片付け難いです。遊び半分でタロット占いに手を出すのはあまりお薦めしません。


【嫉妬】(ビビリ度:-/リアル度:-)
 投稿者の母親が自宅で隠し撮りした定点カメラの映像。自分の娘を虐めていると一方的に信じて疑わない投稿者の友人の父親が怒鳴り込んできた時の様子を、もしもの時のための証拠として撮影したようだ。しかし虐めの事実は全く思い当たらず、その直後に投稿者の母親は急死。「ほん呪」制作補の岩澤らは、問題の父親とのコンタクトを試みるが…。
 父親とは会えなかったが、後日問題の少女の姉を名乗る輩から連絡が。彼女曰く、妹は受験の失敗から鬱気味になり、暴れるようになったらしい。原因が虐めだと思い込んだ父親は娘のクラスメート宅にイチャモン行脚しつつ、娘に取り憑いた動物霊を除霊する目的である宗教施設に通わせるようになったという。地元住民の話では、その宗教施設は表向きは除霊行為を否定しているが、実際には頻繁に女性の叫び声が聞こえてくるという…。


 どこかで聞いた話だなぁと思ったら、アレだ。去年夏に熊本で、父親と僧侶が除霊と称して中学生の娘を縛り付けて、水責めで窒息死させた事件がありましたよね?元ネタはコレか?!(笑)


【ビジネスホテル】(ビビリ度:B/リアル度:B)
 東京観光に来たカップルが、宿泊先のビジネスホテルでくつろぐ様子を撮影した映像。部屋の中の様子を撮影していると、閉じていたはずのトイレの扉が少し開いていることに気付く。不思議に思いながらも閉じ直し、再びベッドの上の彼女を映すと…!!


 この彼女、ブ○のくせに態度が生意気でムカつきます(笑) 問題のシーンには、何と全裸女性の霊が(笑) 私の記憶の範囲で思い出しても、裸で出てきた霊は極めて稀ですが、私はどちらかというとブ○で生意気な彼女よりもこっちのセクシーな全裸の霊の方に魅力を感じます(笑)

 しかしよく見るとこの霊、左手で股間を隠していますよ(笑)やはりモザイク加工は時間もコストも余計にかかるからでしょうか?


【ホームレスの遺品】(ビビリ度:C/リアル度:A)
 ホームレスの支援活動をしているいう男性から送られてきた映像。亡くなったホームレスの遺品から見つかったビデオテープに収められた、どこにでもあるような家族の楽しげな日常の様子が映る。しかし突然砂嵐のような画面の中に叫ぶ顔と、ブロックノイズ状に現れる幾つもの目が…。


 事業に失敗し、無理心中を図ったホームレスが道連れにした家族の怨みが起こした現象らしいですが…怖くないし、ふ~ん、って感じですね。それよりも不景気が続く昨今、誰でもホームレスになり得るこのご時世の方に背筋が寒くなりますよ。


【生き人形遊び】(ビビリ度:B/リアル度:C)
 “ひとりかくれんぼ”よりも怖いという心霊遊びを試した投稿者からの映像。市松人形をネットオークションで購入し、儀式を始めるが…。


 人形の傍に置かれた鏡に、少女の顔が映りますがあまり怖くはないです。人形を売った東海地方に住む人物にコンタクトを取ろうとすると、嘘か誠か相手の住所は既に存在しなかったのだとか…。

 もしかしてこの市松人形、「攻撃現代百物語 新耳袋 BOOK1」でギンティ小林が使った“いせ隊員”だったら面白いんですけど(笑)


【続・嫉妬】(ビビリ度:A/リアル度:B)
 「ほん呪」スタッフのもとに投稿者から衝撃の知らせが!!宗教施設に通う友人少女が事故死したというのだ。更に、亡くなった少女の親友からの情報によると、少女が悩み始めたのは受験直前に差出人不明の酷い手紙を受け取ってからであり、しかもその手紙のデータを姉のパソコンから発見してしまったからだという。全ては親の愛情が妹に向けられることに嫉妬した姉の仕業だったのか…?


 号泣しながら亡くなった少女のことを語る親友。制作補・岩澤も思わず貰い泣き(笑) グラサンを外して涙を拭ってます。

 岩澤らは再度問題の姉に話を聞きに行くが、出てきた親父が阻止。そりゃそうでしょう。若い(未成年?)の娘に会わせろ、と死神面の中年男が突然訪ねてきたのですから(笑) 仮に誠意を込めて正直に「ビデオ製作会社の者ですが…」と打ち明けていたとしても、AVのスカウトを連想させそうで火に油を注ぐだけだったと想像します。カメラ撮影に気付いた親父の暴力行為が映っていなかったのは痛いですね。

 ちなみに問題の映像は、まあまあ不気味ですが、投稿者の母親とイチャモン親父の口論の様子はちょっと…(笑)


アングラ学生劇団員か、自主製作ドラマの素人役者のようにセリフも仕草も演劇チック(笑)


「封印映像」シリーズよりはマシですが(笑)

 筋書きも何だかマンガかティーン向けドラマみたいなエピソードでした。


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ヤング≒アダルト(ネタバレあり)

2012-03-03 Sat 00:00
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 久々に“映画の日料金”で映画を鑑賞することが出来ました。

 話題の新作が目白押しの中、選んだのは「ヤング≒アダルト」。アカデミー賞絡みでも話題になった「ヒューゴの不思議な発明」も魅力的でしたが、「ヤング~」を選んだ理由は予告編を見て、主人公にどこか自分と共通するものを感じたからです。レストランやカフェで文章打つところとか(笑) 特に現在の私が、地元商店街の連中に感じる不満・憤り(?)や、彼らとの間に感じる距離間とは、かなり近いモノを感じました(笑) DAVID BOWIEの「QUEEN BITCH」がBGMに使われていたのもGOODです。


 物語は、ミネアポリスで人気YA小説(ヤングアダルト。日本でもヒットした、少女マンガを文章化したようなティーン向け小説か?)のゴーストライターを務める、シャーリーズ・セロン演じる37歳・独身のメイビスが主人公。

 彼女はちょっとイタい女でして、美人で仕事も出来るのに、あたかも“女を捨てました”的にだらしないんですね。部屋も散らかって汚い、部屋着もルーズ。毎朝2リットル入りダイエット・コークをラッパ飲みして、プリンターのインクカートリッジが切れると唾を垂らす(笑) そのくせイケているはずの自分が、未だ幸せを掴めずにいることに不満を感じている。

 ある日元カレから、彼の子供の誕生記念(?)パーティーに誘われ、久しぶりに地元の田舎町に帰るのですが…なぜか彼女の目的は、その元カレとヨリを戻すこと(笑) なぜにそのような発想に…?(後々理由らしき部分は描かれますが)

 彼女は地元で元カレと再会すると、勝手に勘違いして暴走するわ、妄想モードに入るわ…。地元のクラスメートや顔見知りは、都会でカッコよく働く彼女をちょっと羨ましく感じている一方で、当の彼女はそんな田舎で普通に暮らす彼らの方が幸せそうに見えてイライラ。余計気持ちが収まらず…。それでも“一番イケているのは自分”を崩せずに、上から目線的な態度を改めない。自分をより知的でセクシーに見せようと繕うも、彼らとの心の距離は開くばかり。

 …似たような気持ちは、私も最近強く感じています。同じ町で生まれ育ったのに、地元民とは全く別の世界の住人のように感じてしまうんですよ。それでも私も仲間に入れて欲しいのに、ことあるごとに自分の方がイケてる人間だ、考え方がグローバルでロジカルだ、いい(飲食)店をたくさん知っている、有名人の友達がたくさんいる(嘘・笑)、年収が一番多い(嘘・笑)…結果的に心の距離が縮まった気がしません。自業自得ともいいますが(笑)

 結果的に彼女が心を許せるのは、学生時代は目にも映らなかったようなゲイ(?)で太った障がい者の同級生ただ一人という。これも何となく分かる気が…。

 この映画を観て改めて思ったことは、当たり前ですが

「人生をより良いものにするには、過去に遡ってやり直すのではなく、新たな人生をもって過去を上書きするのである」

ということ。それしかないんですよね。

 例えばメイビスが執筆中の連載小説は、一度雑誌に載ってしまうと、後からどんなにもっと面白いものに書き直したいと願っても無理です。後悔したところでやり直しは効かない。

 ではどうすれば小説の評価を挽回出来るのかといえば、努力してそれ以降の物語を最高に面白くするしかないんですね。そうすることで、物語が完結した時点での作品の評価は確実に上がるでしょう。やり直しも無理、途中で連載放棄しても尚更評価を落とす。だったらすべきことは一つしかないんです。

 ラスト付近でメイビスが若い頃の後悔…というか“タラレバ”的なことを訴えるシーンがありましたが、人生も連載小説と同じ。常に未来へ向かい伸び続ける時間軸の上で我々は生きています。ある時点まで遡ってやり直せるものではありません。

 逆に納得いかない過去をも上書きしてしまうくらいの、もっと素敵な現在進行形の人生を送れるように頑張るしかないんですよ。何だか94分足らずのコメディ映画から凄いリアリティを受け止めてしまった気分です(笑) 「ヒューゴ~」を我慢して良かったと思える素敵な作品でした…。

 これを機に、私もなるべく過去の“タラレバ物語”を妄想するのは控えようと思いました(笑)



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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(ややネタバレあり)

2012-03-02 Fri 00:00
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 タイトルのインパクトが強い映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(Extremely Loud & Incredibly Close)」を観ました。

 このタイトル、大抵の人は「オリジナルタイトルはどんなのだろう?」と疑問に思うはずです。私も最初は(どうせ配給会社が奇を衒って付けた邦題だろう)と思っていたのですが、実際はほぼ原題通りのようで…やられました(笑)

 さて、問題の内容ですが、正直言って私的にはイマイチでした。

 「9.11」で父親を失った少年が、父親を忘れたくない、父親との繋がりを失いたくないがために、自宅クローゼットに父が残した鍵が何の鍵なのか?調査を開始するが…というのは好きです。しかし全体的に中途半端なまとめ方を感じること、あくまでも9.11テロ事件と生で向き合ったアメリカ人でないと100%理解出来ない空気のようなものがあるんだろうなぁ…でもオレには良く分からないなぁ…みたいに思えたことで、やはり最後までどこかアウェイな感じでした。

 まず、父親役のトム・ハンクスは昔から大好きな俳優さんです。特に「スプラッシュ」や「ビッグ」は大好きで、今でもたまにDVDで観ます。その肝心のトム・ハンクスが設定上早めに死んでしまうので、彼の演技をほとんど楽しむことが出来ません。母親役のサンドラ・ブロックに至っては…エンドロールまで誰だか気付きませんでした(笑)

 物語の冒頭から描かれるのが、そのトム・ハンクス演じる父親と息子が、昔ニューヨーク市(以下:NY)に幻の“第6区”が存在したという証拠を探すために行う、“調査探検”という名のゲーム(?)。このゲーム、ストーリーに無関係というわけでもないのですが…え?“第6区”って何?他の5つの区ってどこだっけ?…NYに行ったことも興味も無い私には、何が何だか分かりませんでした。

 後で調べると、NY市ってブロンクス、ブルックリン、マンハッタン、クイーンズ、スタテンアイランドという5つの行政区に分けられていることが分かりました。てことは、昔はもう1つ別に区があったってことなのか…ようやくスッキリ。そもそも私が普段思い描いていたNYって、NY州の中の一つの市のことなんですね。あの賑やかな街=NY州だとばかり思っていましたよ(笑)

 9.11事件とその犠牲者、家族の感情、NY市民の怒り・悲しみ…私の気持ちも世界中の人々と同じつもり。何となくでも理解しているつもりでしたが、私が日本人だからか?正直言って本作を観てもイマイチ感情移入し難かったです。その日本人も昨年大震災で多くの同胞を失ったので、同じ立場で痛みを分かち合えるかも?と期待はしました。でも、幸い私の身内・知人には直接犠牲となった人がいないためか、イマイチ心に響く、というレベルの感動はこの作品からは得られませんでした(あくまでも私個人の感想です)。

 途中登場する、少年のお祖父ちゃんとの関係も中途半端だし、ラスト付近の母親の愛が描かれたシーンもどこか中途半端、最終的に少年がどのような気持ちでいたのかもよく分からない…我々が慣れ親しんだベタなハリウッド映画のノリとはちょっと違いましたね。

 せめてもの救い(?)は、少年が出かけるたびになぜかタンバリンを持ち歩き、なぜか革靴を履くのに笑えたこと…かな?(笑)



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掲示板を愛していそうなトイレの落書き犯?

2012-03-01 Thu 00:00
 私は某ネット巨大掲示板の中の、あるスレッドをたまに閲覧します。

 こういうのって幾つかの理由から基本的に見ないのですが…まぁ、お下劣実話系週刊誌を、暇潰し目的で斜め読みするようなものとお考え下さい(笑)

 ある友人に話したら、彼も私同様「トイレの落書き(を読む)程度に楽しんでいる」とのことでした。…ん?トイレの落書き…?そういえば…数年前に会社で起きた、あるトホホな事件を思い出してしまいました。


 数年前、会社内の男子トイレ…私も所属していた、130~140人ほどの社員が働くフロアの中にあるトイレなのですが…この中の個室(“大”をする方)の壁に落書きを発見した、という話を先輩社員・Kから聞かされました。

 嬉しそうにニヤニヤして近づいて来た彼によると、その落書きには

チビザル部長死ね

と書かれていたとか。私も実際に見ましたが、確かにその通りでした。でも…ちょっと待って下さい。ここは会社の中にあるトイレですよ?それなりにセキュリティもしっかりしているから、基本的に社員以外は利用出来ません。その社員だって、どんなに若くても18歳。未成年ながらキチンと上下関係を意識して、責任持って頑張って働いている人ばかりのはず…。そんな社員の中に、こんな小学生レベルの落書きをする人がいるとは、ちょっと信じられませんでした。

 一方で、落書きされた“チビザル部長”とは誰なのか?身体的特徴を突っつくのも卑劣ですが、落書き通りだとそのフロアーで該当する部長は一人しかいません(ちなみに“チビ”なら他にもいましたが、“チビピグモン部長”か“チビMr.ビーン部長”でした・笑)。

 該当すると思しき部長は、性格がジャイアンのようなガキ大将タイプ。確かに彼と合わない社員は嫌われるかも…。でも幾ら嫌われているとはいえ、現実的に上司の悪口を落書きするような陰険な奴が…あ、一人だけいる(笑) 当の“チビザル部長”から特に目の敵にされている中年社員が…そう、この落書きのことをいち早く教えてくれた先輩社員・Kその人。まさか本当にKが犯人なのか?犯人だとしたら、第一発見者が最有力容疑者というベタ過ぎる展開じゃないか!(笑)

 実際、二人の関係を知る社員の多くは、落書きを発見した瞬間に同じことを想像したようです。

 そんな中、ある同僚とこの件について雑談していた時のこと。

私「Sさん、トイレの落書きのこと知ってます?」
S「ああ、Kが書いたやつだろ?
私「ええっ?犯人が判ったんですか?」
S「だって、あいつしか犯人いないじゃん。部長に嫌われてるのはKだけだし
私「やっぱりKさんですかね…?」

と、そこへ当のK本人がノコノコと近づいてきました。少し離れた、我々の会話の内容など聞こえないはずの場所にいたはずが、近寄りながら

K「あの落書きのこと話してるの?

とニヤニヤしながら訊ねてきます。…自分に疑惑の目が向いてしまうと想像出来ないのか?

 一応Kは先輩なので、私は怪しみながらも

「はぁ」

と答えました。するとKから衝撃の発言が!!

K「その落書きってどこにあるの?オレまだ見たこと無いんだけど


は、犯人が判明した瞬間に立ち会ってしまった~!!


私は遡ること数日前、確かにニヤニヤしたK自身から直接、トイレに部長を非難する落書きがある旨聞かされたのです。100%間違いありません。それなのに今のKは、噂になっている落書きのことをよく知らない人を装っている…。この矛盾はKが犯人だと物語っているとしか考えられません

 すかさず私は、

「え?Kさん、それはおかしいでしょう?私に『トイレに落書きがある』と教えてくれたのはKさんだったじゃないですか?それなのに場所を知らないなんて、おかしいでしょう?!」

とKに反論。するとK、途端に目が泳ぎ出し、涙目になりながら

K「え?…そ、そうだっけ…?そ、そんなこと…オレ言った…っけ?

と、まるで私が作り話をしているかのごとく落とし込もうとする始末。ここまで卑怯…いえ、バ○だったとは(笑)

 
 結局、この「トイレ落書き事件」は、公式に犯人が挙がることはありませんでした。といっても会社がわざわざ犯人を探すはずもなければ、社員だっていつまでも下らない落書きに構っていられるほど暇じゃなかったですしね。K以外は(笑)

 
 その時、私はこう思ったものです。恐らくKのような輩が先の某ネット巨大掲示板を頻繁に利用しているのだろうな、と。あること無いことエサを撒いて(書き込みして)、それに食いつく輩が現れるのをニヤニヤ見ながら楽しんでいるのだと想像しました。

 まぁ、他人の楽しみに口出しするつもりはありませんが、


ツメが甘過ぎて自分からボロを出すのだけはダサいのでやめて欲しい


ものです。




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