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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
夏山色のフォトフレーム

2012-09-29 Sat 00:00
 先日の伯耆大山登山で知り合った、地元の“オイチャン”から「今日の記念に差し上げます」と頂戴した、“大山登山の道案内”


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ご理解頂けるかどうかは分かりませんが、私にとってこの1枚のカラーコピーは大切な宝物です。


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ということで!これまで一時的にガイドブックに挟んで保管していましたが、このたびA4サイズのフォトフレームを購入。これに飾って大切に保管することにしました。これでいつでも楽しかった大山登山を思い出せます。


“Made in CanDo”ですけどね(笑)





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シリーズ(?)・残業中の出来事(仮)

2012-09-27 Thu 09:32
 最近、私の意志に反してシリーズ化しつつある、友人・Aとその上から目線な同僚・Bの「シリーズ・残業中の出来事」(笑)


<参考資料1>
社内布教活動に耽る人たち
http://pptakemaru.blog58.fc2.com/blog-entry-1681.html
<参考資料2>
「心の左手」が使えない社会人
http://pptakemaru.blog58.fc2.com/blog-entry-1699.html


最近またAからタレコミメール(?)が届きました。最初は純粋に楽しく読んでいましたが、文末の「ブログネタに使える?」という一文が目に入ってしまったので、とりあえず私なりにまとめることにしました(笑)


<エピソード1:相変わらず同僚には上から目線的態度、顧客を“○○ちゃん”呼ばわりするB>
 ある日、Aが残業していると、Aと同じ課のCさんとBが雑談しているのが聞こえました。現在Cさんが担当しているZ社について、Bが前任者としてアドバイスしているようです。

A(前任って、8年前の話だろうが!得意先では誰一人、お前の名前なんて口にしてないよ!!)

聞いているとBの態度は相変わらず上から目線的で傲慢。

B「Cさん、今Z社担当なの?いやぁ、○○ちゃん(先方発注担当)には参るでしょ?オレも色々と痛い目に遭ったよ。まぁ、オレだから何とか対等にやり合えたんだけどね。○○ちゃんは扱いが難しいから、Cさんも注意した方がいいよ。そうだ、オレがアドバイスしてやろうか?

A(はぁ?!○○さんはとっても理解のある常識人だぜ!?Bの奴、どう手こずったっていうんだよ?もういい加減担当面するなよ~!!)

…定年…いや、死ぬまで続きます(笑)


<エピソード2:忙し自慢>
 ある日の深夜、社内でバッタリ遭遇したAとB。いつも早々と帰宅し、自作の料理をFACEBOOKにアップするBにしては珍しいと思い、つい話しかけてしまったA…。

A「あれ?こんな時間まで残業なんて珍しいね」

B「いやぁ、忙しくて忙しくて堪らないよ!!あの仕事は面倒だし、この仕事も大変だし、現場の奴らはダメだし、部下の奴らも使えないし…(あーだこーだあーだこーだ…)」

A「(で、出た~っ!!忙しくて大変な自分アピール!!)…でもそんなの社員なら皆経験してることでしょ?オレなんて得意先のお偉いさんから頻繁に飲みに誘われるから、ただでさえ忙しいのに仕事を翌日回しにするなんてしょっちゅうだよ。それに最近新しい仕事を2件受注出来たから、そっちも忙しくなるだろうし。Bは接待とか新規の仕事を受注したとかないの?」

B「い、いやぁ…どっちもないね…。Z社の人とは今でもたまに飲みに行くけど…」

A「あ~、○○さん?お前さ、担当外れた今でも交友があるのはいいことだけど、お前がZ社担当してたのって、もう8年も前だろ?いい加減、今担当してる得意先に馴染んだ方がいいんじゃないの?でなきゃ新規の仕事も取れないだろ?それにZ社ではもうお前のことなんて誰も話題にしてないよ。」

B「あっ!そういえば明日は土曜か!BBQに行かなきゃ

(お前の週末の予定なんか訊いてねぇよ~っ!!)


ちょっと可哀想なB(笑) しかし滅多に他人のことを悪く言わないAがここまで愚痴るということは、私の想像以上に目に余るということなのでしょう。


 そしてメールは最後にこう締めくくられていました。

 俺もちょっとオトナげなかったけど、Bの奴も昔から変わらないよな。Bって相変わらず社内で会えば、いつも一方的に奴が担当している仕事の件数や忙しさ、同僚と何日連続で飲みに行ったとかの自慢ばかりだろ?それも最初から自分の方が凄いに決まってる、という上から目線な態度でさ。俺はそんな話じゃなく、お互いの仕事内容を聞いて参考にしたり、業界情報の交換をしたいと思って話しかけてるのに、何でああなんだろうね。

 それにBって普段、FACEBOOKに“自分の見せたい部分”だけを切り売りして晒しているようだけどさ、一方的に自分の近況の押し売り、傲慢な口振り、中身よりも物量自慢…これって実生活もFACEBOOKも全く同じってことだろ?FACEBOOKが好きな奴って、きっとBみたいなタイプばかりなんだろうな。俺はFACEBOOKなんかに手を出すつもりは全くないけど、そんな奴ばかりなら尚更興味失せるよ。



…確かに…。そしてオレも…Bと飲みに行ける日がまた遠退いてしまったような気がするよ…(笑)


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白ゆき姫殺人事件(ネタバレあり)

2012-09-26 Wed 14:31
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 吉永小百合主演で話題の映画「北のカナリアたち」の原作「二十年後の宿題(『往復書簡』収録)」の著者、湊かなえの最新作「白ゆき姫殺人事件」(集英社)を読みました。

 私は湊かなえ作品が大好きで全て読んでいます。本作は彼女の最高傑作!!…とは正直言い難いですが、思い切った実験的な試みが成された、大変画期的な作品と評価したいです。そして純粋に面白かった、とも。


 物語は、某県某所にある“しぐれ谷”という自然公園(?)で、ある日美人OLの黒こげ惨殺死体が発見される。周囲の人々は誰もが、ある同僚OLを犯人と疑うが、彼女は事件後失踪。果たして犯人は誰なのか?殺人の動機は何か…?

 …う~ん、ありきたり過ぎる設定(笑) しかも一般的なミステリー(推理)小説最大の楽しみであるはずの犯罪トリックや謎解きといった要素がほとんど存在しません。RPGに例えるなら、頭を使わずとも勝手にお話が進んでくれる“一本道なストーリー”の部類に入るでしょう。しかしこれが面白いんですよ。読み進めるうちに自ずとハマってしまいました。


 まず、本作の構成。一般的な小説は主人公視点の状況描写と、登場人物たちのセリフで構成されます。しかし本作は違う。章ごとに「同僚」「同級生」「地元住民」など、事件や容疑者に関係する極めて少数の者たちが、それぞれの視点から週刊誌のフリー記者(一応主人公的立場(?)に向かって一方的に語ったり、取材に答えたり、抗議文として綴ったりした情報、すなわちセリフのみで巧く事件の輪郭や経緯を表現しているんです。記者はひと言も喋りません。

 そして最後に「当事者」の告白文を以て本作はおしまい…と思いきや、もうひと捻りあります。

 実は各章を読み終えるたびに、巻末の“「しぐれ谷OL殺人事件」関連資料”の該当ページに目を通す必要があるんです。

 例えば第一章で旧友から事件について訊かされた記者が、プライベートでコミュニティサイト(ツイッターみたいなもの?)に情報をバラし、好き勝手意見を述べ、サイト上の「友達」とあれこれ井戸端会議します。そのログがそのまんま関連資料として掲載されている。これが一般的な小説における状況描写や主人公視点の見解に当たるわけです。

 関連資料には他にも、その記者が取材して書いた週刊誌の記事あり、容疑者の親友が容疑者寄りのスタンスで意見発信するコミュニティサイトのログあり、犯人逮捕後の新聞記事あり。つまり、関係者のセリフだけで構成された本編と、関連資料を隅々まで読んで初めて、事件の全貌が理解出来るんですね。事件の表と裏が全く別々の形で表現されるという演出です。

 犯行の動機についても本編では触れません。関連資料の新聞記事の報道内容や、犯人が残していたブログを読むことで全てが明らかになるという仕掛け。コミュニティサイトに登場する人物も、途中から誰なのか気づいて楽しい。


 そして最後まで読んで感じたのは、本作のメインテーマであろう身勝手な人々。自分に都合よくアレンジした情報をリークする人、個人情報や親友同士の秘密までバラしてしまう人、嘘をつく人、根も葉もない噂話をあたかも事実のごとく語る人、面白おかしく記事を脚色・捏造する記者…結果的に犯人は誰もが疑う“最重要容疑者”ではなく別人でした。犯人逮捕後の新聞記事に見る、警察の捜査線上に最初から挙がっていたのは、真犯人の方だった、というのも現実味があり面白い。

 何だか社会問題にもなっている虐め問題や誹謗中傷だらけのネット社会、偏ったご都合主義のマスコミ報道、閉鎖された特殊な地域社会思考など、日常に潜む陰湿な悪の全てに対して、エグく攻撃しているかのような作品でした。


 また、現在出版不況といわれます。本来このような、ウェブサイトでリンクを行き来して楽しんだ方が手っとり早そうなコンテンツを、あえて書籍という手元に残せる数百グラムの世界にまとめようとチャレンジした著者と集英社には素直に拍手したいです。流行ネタに飛びついて軽薄な使い捨て本を山ほど出版するよりも、こういった隅々までしゃぶり尽くすように楽しめる本を、一冊でも多く世に送り出すことにカロリーを使って欲しいものです。


 最後に極めて個人的な妄想で恐縮ですが…もし本作が映画化されたら、例の“容疑者”役って絶対に仲谷明香(AKB48)しかいないじゃん!!…読み始めてすぐに確信したのは、私だけでしょうか?!(笑)


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(2012/07/26)
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FACEBOOKツッコミシリーズ(20120925)

2012-09-25 Tue 19:00
 時代の流れに合わせて始めたFACEBOOK(以下:FB)。しかし暇潰し目的で眺める「友達」の書き込みの中に、たまに(頻繁に?)発見するどうしようもなく下らない呟き。そんな呟きに対し、私が妄想の中で愛の鞭を以ってツッコんでみたいと思います。なお、ここでのツッコミは“愛あるツッコミ”ですので、あまり深く詮索しないようお願いいたします(笑)


【サイバーゴマスリ?】
 ある動画ファイルとともに「365日。」というコメントのみ投稿したアラ40男性・A。私は全く意味が分かりませんでしたが、たまたま一緒にいた友人に見せたところ「365日」というMr.CHILDRENの楽曲のことでは?とのこと。

 動画を再生してみたところ、結婚披露宴で上映された、仲間が作ったチャチなムービーをスクリーンごと延々と撮影した映像でした。そのBGMが確かにそのミスチルの曲だったみたいです。…あぁ、なるほどね。ミスチルの熱狂的ファンである、Aの直属の上司を喜ばせるためにアップした、単なるご機嫌取りってわけね。

 典型的な昭和サラリーマンのAらしい発想です。でも出来れば翌朝、直接本人に見せていたら他の人たちはストレスを感じずに済んだんだけどなぁ(笑)


【正直ウザい!誕生日おめでとうコメント】
 私だけが特殊なのかも知れませんが…

 FBって「友達」の誕生日が近づくと、トップ画面にその旨告知されるんですよね。誕生日当日も同様、律儀に教えてくれるんです。

 でも、よほど親しい友人ならともかく、FBで事足りる程度の付き合いの「友達」相手に、わざわざおめでとうコメントを強制されるかのようなこのシステムって必要なんでしょうか?

 そりゃ、「おめでとう」というコメントが来れば誰だって嬉しいでしょうし、書く方の手間もかかりません。でも実際、表面上の付き合い中心の「友達」を祝福するといっても、「誕生日おめでとう!この一年も充実した一年だといいね」くらいしか書けません。年賀状に例えるなら「明けましておめでとう 今年もよろしく」のみ書かれた年賀状みたいなものでしょ?年賀状はお年玉つきだからまだ嬉しいけど、FBのコメントは義理丸出し。逆に告知されたのに何もコメントしないと、こちらが悪人であるかのようなムードが漂う。

 まぁ、FB大好きな人たちって、コメントの内容よりもどれだけ多くのコメントが届いたか?それを「友達」に誇示できたか?に価値を感じていそうだから、下品じゃない日本語なら何書いても一緒なんでしょうけれどね(笑)


【要らない情報】
 自作の料理を自慢するアラ40男性・B。それ自体は(興味は無いけど)構わないのですが、コメントが逐一鼻につきます。

「…昨日はBBQだったので、今日は軽めに○○を作りました…」

別にお前がBBQした情報なんて要らねえっつーの(笑) 恐らく何らかの事情でBBQネタをアップ出来なかったので、ついでに自慢したいのでしょうね。“オレは「友達」が多く、休日はあちこちから引っ張りだこなんだぜ”とアピールしたくて堪らなかったのでしょう。そんなことで満足出来るなんて、安上がりな輩です。


【野蛮人だらけの異国で“ブッ壊れた”男】
 連日反日デモが行われていた中国へ出張した、アラ40男性・Cさん。無事帰国出来たことを報告し、お世話になった現地の中国人スタッフへの感謝の気持ちを述べています(彼らがFBユーザーかどうかは不明)。

 そこまでは特に問題無いのですが…何とCさん、帰国間際に現地の繁華街へ飲みに繰り出し、泥酔した挙げ句「オレだけは中国人と仲良くなれる自信があるぜ!」と言い放ち、中国人だらけの街に飛び出そうとしたところを現地スタッフに必死に制止されたことまでわざわざ告白しているじゃないですか!

 実はCさん、昔からお酒が大好きなくせに、いつもすぐに泥酔して“ブッ壊れて”しまう人なんです。つまりお酒の席での失態はお約束(笑) でもそれ以外は仕事に対してストイックに取り組むし、人情味溢れる魅力的な先輩でした。

 ただ、今回はちょっと事情が違いますよね。あの一部暴徒化した野蛮人たちの中で、常に会社の代表として緊張状態を維持しなければならなかったはず。何かあってからではマズいんですから。

 会社だってCさんを信頼して任せたはずなのに、いつものように“ブッ壊れて”しまっては洒落になりません。上司からの信頼も失うでしょう。

 しかも内緒にしておけばいいのに、わざわざFBで公にしてしまうなんて…武勇伝のつもりか、懺悔のつもりか分かりませんが、公表する必要があるとは思えません。Cさんほどの人が二重に私から突っ込まれるなんて…どうかしてるぜ!!(ブラマヨ吉田風に・笑)

 昔はこういう場合、そっと自分の胸にしまっておくか、せいぜい日記帳に書いて鍵のついた引き出しの中にでも保存しておく程度で誰もが満足したはず。今はFBに告白して慰めのコメントを期待するのがスタンダード、とでも言うのでしょうか?そりゃ、何らかのトラブルだって起きるわけですよ。

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「世代を超えてふれ合い、社員同士の調和を図る」という理不尽

2012-09-24 Mon 13:13
 ある友人から聞いた話です。

 彼の職場には、会社非公認のレクリェーション活動に命を懸ける管理職3人衆(以下:三羽烏)がいるそうです。

 彼らはそれなりに仕事で結果を残しているようですが、基本的に身も心も常にレクリェーション優先(?)。「世代の壁を越えて触れ合い、社員間の調和を図る」という大義名分の下、新イベントを次々と企画しては部下を巻き込み、己の欲求を満たそうとするのだとか。

 部下は参加を断れないのはもちろん、何度も開催される事前打ち合わせ(という名の飲み会)にも強制的に(?)付き合わされます。昭和の日本企業みたいで面倒臭いですねぇ。


 そんな三羽烏が今、燃えに燃えているイベント。それが来年開催予定の“東京マラソン”です。彼らはもちろん、彼らの部下も全員、有無を言わさず参加申し込み手続きをさせられたようです。中には

「体が弱く長距離走は苦手です。万が一当選してしまったらシャレにならないので応募は見送りたい」

と申し出た部下もいるそうですが、

君は落選した仲間の思いを背負って頑張ろう、というふうには考えられないのか?

と一蹴されたとか(笑) 意味が分かりません。

 更に三羽烏、東京マラソン運営事務局から各応募者あてに届く抽選結果メールを、部下には開封させずに自分たちに転送するよう強制。三羽烏が結果をまとめ、全員参加の飲み会「東京マラソン抽選結果大発表会」で発表する予定…って、どれだけ暇を持て余してるんだコイツら(笑) 仕事に集中させてもらえない部下たちの心中お察しします。


 ところで私はこの話を聞いた時、ある過去のワンシーンを思い出しました。かつて、私が最も信頼していた上司の下で働いていた頃のことです。

 その上司は“心の左手”を駆使し、常に私をモチベーション全開状態に保ってくれました。お陰で毎日楽しかったし、常にやり甲斐を感じながら仕事に臨むことが出来ました。彼とは揺るぎない信頼関係を築けていたと思っています。

 ある時期、食生活の変化から急速に太り始めた私は、ダイエットを試みようと、疎かにしていたジムに真面目に通うことにしました。週末だけでは効果が期待出来ないと考え、平日にも通うつもりでした。

 しかし平日は終業時刻が読めない上に、突発的に(打ち合わせを兼ねた)上司や外部の協力スタッフらとの飲み会が発生します。同僚との飲み会と違い、新しいビジネスモデルについて議論したり、貴重な業界情報が仕入れられるその飲み会へは率先して参加したい。そこで私は始業前、早朝にジムで運動してから出社することにしました。

 もちろんこれでは、始業前にかなりの体力を消耗してしまいます。しかし精神的には充実するし、頭もフル回転した状態で朝から仕事に臨める。そもそも自分の健康を維持する目的で始めたこと。レクリェーションではありません。普段からどんなことでも私に理解を示してくれる上司は当然「素晴らしいじゃないか!さすがはお前だな!!」と褒めてくれるもの、そう信じていました。

 ところが…私が何気なく早朝のジム通いのことを上司に打ち明けたところ、想像もしないレスポンスが。

はぁ?!そんな暇があったら、その分早く出社して仕事しろよ

とても冷ややかな口ぶりで言われました。私はちょっとムッときて

「健康のためなのだし、遅刻しているわけでも仕事に悪影響を及ぼしているわけでもないのだから、別にいいじゃないですか!」

と反論しましたが、信頼していた上司に否定されたことでテンションが下がり、それ以降早朝ジム通いは止めました。

 後で考えると、恐らく上司は内心では私のやる気を認めてくれながらも、会社の一管理者として、社規に則ってあのように発言せざるを得なかったのでしょうね。

 どんな会社の社規にも「従業員は常に健康を保ち、業務に全力で取り組める状態の維持に努めなければならない」みたいなことが盛り込まれているはず。つまり太ったのは単に私の落ち度であり、私の都合。それなのに本来仕事のために使うべきエネルギーを始業前に大量消費しようという私の考え方は社規に反している、管理職として認めるわけにはいかない、という意味だったのでしょう。これを認めてしまうと、極端な例ですがリラックス目的で出社前に酒を飲むとか、風俗店に立ち寄るといった行為も(広義的に解釈すれば)同じように認めなければならない(?)かも知れませんしね。まぁ、私が黙っていれば良かったのでしょうが。


 そんな個人的経験を下敷きに考えると、先の三羽烏の活動にはどうしても疑問を感じてしまいます。

 まず、本音では(そんなことしてる暇があったら、会社のためにもっと働けよ!)と思っていそうな彼らの上司が何も口を挟まないのが不思議。社内でメンバーを大っぴらに募集し、FACEBOOKでも同様に呼び掛けているのに気づかないはずがない。見て見ぬ振りで黙認しているのでしょう。

 しかしこれはあくまでも会社非公認の活動です。強制力を伴う参加促進や、打ち合わせを口実とした飲み会乱発もマズいですが、フルマラソン、登山、峠道の自転車レース…未経験者が手を出すにはリスキー。万が一、大怪我したり心臓発作で死亡したりしたら労災が認められる、とでも言うのだろうか? せめてこっそり、内々にやってくれればいいのに…上層部はそう感じているでしょうね。

 まぁ、三羽烏の好き勝手がこんなふうにまかり通るのは、良くも悪くも彼らがそれなりに仕事で結果を残しているからでしょう。

「ちょっと目に余るが、彼らは結果を出している。やり過ぎないようにだけ注意して静観しよう」

今のところは上層部も彼らの機嫌を損ねるのは得策じゃない、と考えているのでしょう。もちろん事故が起きれば責任は全て三羽烏に押しつけるでしょうが。

 しかしこのご時世、ちょっとでも業績が下がったら、上層部はもう守ってくれませんよね。

「いやぁ、私は必死に頑張っているのですが、奴ら(三羽烏)が部下を巻き込んで好き勝手に遊んでばかりなんですよ。何度注意しても仕事しないんですよ」

コロッと敵に回るでしょう。 

 こういう職場の風土とか体質は会社によって様々でしょうから、私の価値観だけで「コイツら変だ!」と評価するつもりはありません。現代っぽくはないと思いますけどね(笑) 私が知ったこっちゃないですし(笑)


 何だか久々に、私の早朝ジム通いを否定した、あの元上司に会いたくなってきました(笑)

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離陸直前!大山Gビールとの出会い

2012-09-22 Sat 00:00
 楽しかった鳥取旅行(関連ネタ?)も遂におしまいです。

 最終日は名城巡りの後、皆生温泉方面へ。

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オーシャン”という日帰り温泉施設で夕方までマッタリ過ごしました。日本海を眺めながら浸かる露天風呂は極楽レベルで気持ちよかったです。飛翔天女がジャパニーズ・オーシャンにこだわった理由が何となく分かりました(笑)交通事情により入浴直後に境線富士見町駅まで汗だくになりながら3.5km歩きましたけどね(笑)

 復路は米子空港から東京へ。夕食は搭乗前に空港のレストランで、と考えましたが、米子空港は想像していたよりも小さく、食事出来そうなのはカフェ、蕎麦屋、そして「炉端かば」という居酒屋の3店舗しかありません。旅行最後のディナーがカフェじゃちょっと寂しいし、蕎麦は昼食で食べたばかり。居酒屋…飛行機に乗る前にアルコールは飲みたくありませんが、メニューを見ると鳥取の郷土料理がたくさん載っています。今回はグルメ的満足に乏しい旅行でしたから、ちょっと入ってみるか!ということで暖簾をくぐってしまいました。何だかんだこの居酒屋が一番賑わっていましたね。私と同じ考えの輩ばかりのようです(笑)


 メニュー検討タイム…そういえば試食以外では一度も食べていないなぁ…“塩ラッキョウ”一丁!!

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味付けや塩加減次第でかなり味の印象が変わるラッキョウですが、この店のものは美味しかったです。


 続いて、“大山地鶏のチキンカツ”もちょうだい!!

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とても柔らかく、油も軽めで食べ易いチキンカツ。あっという間に平らげてしまいました。


 そしてご飯もの。“浜のいただき”!!…って、どんな料理?思わず店員さんに質問。どうやら炊き込みご飯だかおこわだかが入った、大きめの三角形のお稲荷さん状の食べ物だそうです。

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ご飯がパンパンに詰まっていて食べ応えあるなぁ。お稲荷さんと違って中はアッツあつ。これ美味しいですよ。そういえば今回は大山おこわを食べる機会がなかったので、これを大山おこわだと思って我慢しましょうか。


 そして何といっても美味しかった逸品、この旅のMVPが、これ。


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大山の地ビール“大山Gビール(ヴァイツェン)”。ワールド・ビア・アワード2011 ヴァイツェン部門第1位に輝いた、大山の伏流水を使って作られた最高傑作です。

 ビール特有の苦みが全く無く、ちょっとルートビアのような風味のする、大変飲み易く美味しいビール。これには本気で惚れ込みました。酒飲みの本能が「後悔しないようにお代わりしろ!!」と疼いたので、プレミアムモルツに加えてこの大山Gビールを2杯飲んでしまいました。

 こういった偶発的な嬉しい出会いって、ビールも人も一緒。旅行ならではの醍醐味ですね。

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日本百名城2/100+α巡り

2012-09-21 Fri 00:00
 さて、鳥取旅行ネタもそろそろ飽きられてきた頃かとは思いますが(笑)…もう少しお付き合い下さい。

 滞在中、大山登山と鳥取砂丘訪問の他にもうひとつ、是非ともやりたいことがありました。それは…私の地味な(?)趣味、名城巡りです。歴史はさほど詳しくないのですが、名城(跡)に立って当時を想像する時間が大好きなんです。

 日程的に鳥取砂丘とセットで鳥取城跡、宿泊地・米子から米子城跡、島根県まで足を延ばして松江城月山富田城辺りを巡ろうと計画しました。結局天候と交通の便の関係で月山富田城は外しましたが、その他は予定通りじっくり堪能することが出来ました。


【鳥取城】
 戦国時代には羽柴(豊臣)秀吉と毛利軍との戦いの舞台になったこともある鳥取城。鳥取駅から2km少々と徒歩で向かうことも可能。私は砂丘会館から鳥取駅行きのバスを途中下車して向かいました。

 満足に事前勉強していなかったことと、いつも使うガイドブックに掲載されている鳥取城跡の写真が山全体の写真だったことから、私はここにはあえて見るほどのものは残っていないのだろうと勝手に想像しました。

 ところが近くまで来ると、小高い山(久松山・263m)の中腹と山頂に石垣が見えるじゃないですか!

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翌日は大山登山を控えていますが、再び鳥取に来られる保証は無いし…エキシビション登山しますか(笑)

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 しかしこれが運動不足の身には辛かった。しかも暑い上に突発的ゆえ綿のシャツとジーンズスタイルでしたから汗びっしょり。他の観光客は準備万全のトレッキングスタイルで登っています。私は下ってきたオネエチャンに思わず「頂上まで何分くらいで着きますか?」と訊ねました。すると「15分くらいです」との回答。ありがとうございます。お陰様で15分…×2.5倍くらいの時間で登れましたよ(笑)あのオネエチャン、きっと常連さんですよ。自分基準で答えましたね(笑)

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 でも苦労の甲斐あって頂上からの眺めは標高263mの山にしては格別でした。鳥取の街を一望し、視線を右に移していくと湖山池、日本海、そして先ほどまで身を置いた鳥取砂丘も見えました。こじんまりまとまった、良いお城だったみたいです。私もこんなお城の城主になってみたいものですよ。鳥取城址公園として訪れても美しく見所満載の素晴らしい観光スポットでした。


【米子城】
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 米子駅から徒歩1kmほどのところにあります。小高い山の頂上に天守跡があり、ここでもまたプチ・山登り(笑) ゆっくり歩いて15分くらいですが。

 ここにもあちこちに残された石垣がありました。頂上にはベンチやあずまやがあり、休憩出来ました。頂上からは米子の街から米子港、中海を見渡せます。特に天守の石垣越し遙か遠方にボンヤリと見える大山の姿は格別でした。

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百名城ではありませんが、ロケーションに恵まれた素晴らしい名城です。


【松江城】
 松江駅から観光用ルートバスが出ていましたが、初めて降り立った松江の街を見て回りたいので、2kmちょいの道のりを歩きました。他の地方都市に比べると賑わっていましたね、松江。地元民が街を盛り上げようと頑張っているのが分かります。

 松江城の敷地内に入ると、鎧を着たスタッフが侍言葉で話しかけてきました。「今日は暑いでござるから、気をつけなされよ!!」その瞬間、思わずジミーちゃんが降臨。心の中で(お前も気をつけろよ!!)と言い返したくて堪りませんでした(笑)

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 松江城は天守が現存し、見学するのに靴を脱いで入るタイプのお城です。ご想像通り階段もかなり急角度(笑)

 猛暑ですが中は涼しい。ピカピカに磨かれた床を歩くと、こんな板の間に布団を敷いて昼寝してみたい衝動に駆られます(笑) 最上階からは松江の街を一望。しじみでお馴染みの宍道湖も見えます。

 ちょうどお昼になったので、敷地内にある茶屋で食事することにしました。

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出雲割子そばとしじみの炊き込みご飯のおにぎり、しじみの味噌汁をセットで。他にあごの野焼(竹輪)と板わかめもいただきました。割子そばは初めてでしたが、濃厚なつゆもオリジナルな食べ方も新鮮で楽しかったです。今回の旅行では、たいしたものを食べていなかったので、これでかなり満足。名城巡りもやめられません(笑)




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鳥取砂丘ギャラリー

2012-09-20 Thu 00:00
 今回の鳥取旅行の目的は、しつこく書いた通り(笑)大山登山でした。

 しかし初めての鳥取、やはり鳥取砂丘は一度見てみたいところ。よって往路は米子空港ではなく、鳥取空港行きの便を選択しました。

 空港から鳥取砂丘行きのバスは無いので、一度鳥取駅へ向かい、砂丘会館行きの一般バスを待ちます。週末や観光シーズンなら観光客向けのルートバスも出ているようですね。…ということで着きましたよ、鳥取砂丘。


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一言で説明するなら、“やたら奥行きのある広~い砂浜の途中に、砂の丘が連なっている状態”…ですか?想像していたよりやや狭いかな?と感じましたが、それでも歩くと広さを実感するし、景観はどの位置からどこを見ても圧巻です。

 最も大きな丘である“馬の背”から見下ろす日本海は美し過ぎるし、足跡の無い無垢な砂の丘と青空とのコントラストはまるでCGであるかのように錯覚します。おまけにこんなに広いのに遠くにいる人の会話が聞こえるほどの静寂…日本にこんなに素晴らしい場所があったことに感激しました。水森かおり、人骨発見、ラッキョウ畑…ようやく点が線に繋がった気分(?)です。

 そしてこういう素晴らしい場所に来てしまうと、他の多くの観光客のように馬の背に登ってラクダと記念撮影してハイ、おしまい、とはいかない面倒臭い私。テンションが上がり、可能な限り隅々まで歩いてみたい衝動に駆られました。ちなみに私はハイカットのトレッキングシューズを履いて歩きましたが、砂がシューズの中に入ってくることはありませんでした。


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…自然は偉大です。


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大切なものが見えるコスチューム

2012-09-19 Wed 13:40
 いやぁ、面白かったですねぇ…えっ?!何ってアンタ、最近面白かったといえば、AKBグループの“第3回じゃんけん大会”に決まってるじゃないですか(笑)

 ガチンコ勝負だけに様々な波乱が起き、ドラマも生まれたようです。優勝は次世代エース候補のひとり、島崎ぱるる…とりあえず運営的には万々歳なのでは?万が一、仁藤が優勝していたらセールス的に…(以下自粛)

 ところでこの大会、勝負の行方以上に面白かったのが、各メンバーの衣装。単に可愛いものから趣味を反映したもの、自分を象徴するもの、こだわり、ウケ狙い、自然体…個性のぶつかり合いでした。この1回のイベントためによく準備しましたよね(笑) なぜそれを着て登場したのか?何となく想像出来るメンバーも数人いて楽しかったです。

 思い起こせば大学の卒業アルバムの個人撮影でも、軽音部のバンドマンはギターやベースを構えて写っていたし、柔道部の奴は柔道着姿。NHKのど自慢出場者も消防士は仕事着、草野球選手はユニフォーム姿。着るもので自己アピールしたがるのは誰でも同じのようです。

 そんなことを考えていたら、ふとあることを妄想しました。もし、オレがこのような人生をかけた勝負イベントに臨むとしたら、どんなコスチュームを着て臨みたいだろうか…?まぁそんな機会100%無いのは承知ですが、ちょっと真剣に考えてみました。


第3位:一張羅のスーツ姿
 やはりサラリーマン経験が長い私にとって、全ての細胞が活性化し、気持ちが引き締まるのはやはりスーツですね。ある意味最強の戦闘服です。面白くも何ともないですが(笑)


第2位:吉田類のコスプレ
 私の中では完成された粋な男の象徴である、「吉田類の酒場放浪記」(BS-TBS)でお馴染みの吉田類。彼を真似て全身黒ずくめのちょっとお洒落なカジュアルスタイルで臨むのもいいなぁ。もちろんベレー帽と黄色っぽいサングラスは必須。
 じゃんけん後、ステージから去る時の決めゼリフはもちろん「あと2、3軒は寄って帰りたいと思います」です(笑)

第1位:獅子座の黄金聖衣
 じゃんけんは運。やはりここはセブンセンシズに頼るしかないです(笑) 私は獅子座だし、性格的にアイオリアに似た(?)ストレートな性格なので、獅子座(レオ)の聖闘士となって臨みたいですね。もちろん戦闘(じゃんけん)時以外、マスクは小脇に抱えて持ち運びます。


 …ということで独りよがり全開な妄想でした(笑) 

 でもどんなコスチュームを選択するか?考えると自分が大切にしているものや価値観が見えてくるかも知れませんね。

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“繋げない”コミュニケーション

2012-09-18 Tue 00:00
 前回の記事にて、鳥取の霊峰・大山登山の思い出について書きました。

 このイベントが私にとって大変思い出深いものとなった理由。それは大山そのものの魅力はもちろん、登山口で偶然出会ったオイチャンの存在も同じくらい大きいです。

 この日、私が夏山登山口で立ち止まると、先に着いていた71歳の男性…便宜上“オイチャン”と呼ぶことにします(特に意味なし・笑)。

ここが登山口ですよ。頂上までは迷うことのない一本道です。帰りは14時50分発のバスがありますので、それに乗るといいですよ。ゆっくり歩いても十分間に合いますから

そう親切に教えてくれました。私もバスの時刻表は記憶していましたが、ここは素直にお礼を述べます。

 何となくそのままオイチャンと一緒に歩く流れになった私は、これも旅の醍醐味とばかりに積極的にオイチャンに話しかけました。

 オイチャンは月2回ペースで大山に登っているそうです。学生時代には東京にも住んでいたようですが、基本的にずっと鳥取県民らしい。私も東京から登山のために来たことを明かします。さすがはベテランハイカーのオイチャン、歩きながら大山の情報を色々と教えてくれました。とても親切で気さくな地元のお父さんといった印象でしたね。

 そのうちオイチャンは気を遣って

私は歳なので頂上まで3時間かかってしまいます。あなたなら(若いので)2時間半くらいで登っちゃうでしょうから、どうぞ先に行って下さい

と申し出てくれました。

い、いやぁ…オレもエンジンかかるまでは相当ノロいんですけど…

でも初対面の方にカミングアウトするのも恥ずかしいので、

そ、そうですか?ではお先に…

そう言って歩を速めました。

 しかし…案の定いつものパターンで、最初のうちはちょっと歩いては休憩の繰り返し。一合目付近で呆気なくオイチャンに追い抜かれてしまいました。追い抜きざまに私のプライドを傷つけぬよう(?)

今日は暑いですからね(ペース狂っちゃいますよね)

とわざわざ声をかけ、消えていくオイチャン。

 ここから頂上までの様子は前回の記事で綴った通り。長い行程に苦しみながらも、

あまり遅くなって、下山するオイチャンと擦れ違うことになったら恥ずかしいなぁ

ということは何度かチラチラと頭に浮かびました(笑)

 山頂直下の避難小屋に辿り着いた私は、山バッジを期待して中に入りましたが願い叶わず。代わりにお弁当を食べ終わったばかりのオイチャンと再会。照れ隠しで

いやぁ、バテちゃいました

と白状する私に対し、オイチャンはまたも私のプライドを傷つけぬよう(?)

頻繁に写真撮影されていたから(遅かったん)でしょ?

と労ってくれます。ここでも彼は

12時頃下り始めれば14時50分のバスには十分間に合いますから

と教えてくれました。

じゃあ、私はこの上(頂上)まで行って来ますね

そう伝え、更に2、3分歩いて山頂へ。ガスで真っ白な頂上で木道に座りおにぎりを食べていると、またオイチャンがわざわざ私の下へ。

じゃあ、私はこれから下山しますので…あ、次のバスは14時50分ですから

もう完璧に記憶できましたって(笑) いやぁホント、オイチャンの親切心には疲労も癒されます。

 その後私も早めに下山を開始。すると九合目を越えた辺りでオイチャンに追いついてしまいました。どうやらオイチャン、上りは結構速いのですが、下りはかなり遅いようです。逆に私は速く歩けましたが、“袖擦り合うのも多少の縁”。オイチャンに付き合うことにしました。

 バス停までの2時間40分はオイチャンと世間話を交わすには十分。大山のこと、草花のこと、鳥取の魅力など楽しい話がたくさん聞けました。ただオイチャン、名前や住んでいる場所は決して明かそうとしないんですよね。私は聞かれたら答えよう…というか名刺を持っていたので渡しても構わないと考えましたが、お互い自分自身のことは会話の流れの中で必要な最低限の情報を明かすのみ。まぁ、個人情報を交換したところで「今度飲みに行こう」というのも非現実的。お互い大山を愛していれば今後もまた再会出来るかも知れない…こういう繋がりも素敵ですよね?

大山寺の方から降りてみませんか?案内しますよ。こちらの方が景色がいいんですよ

いいですね!そうしましょう

私も元々そのつもりでしたが、素直にオイチャンの提案に乗りました。川原からオイチャンと眺める大山の北壁は男性的で猛々しく、恐らくこれぞ大山!な風景なのでしょう。

関東にはない風景ですよ

そう答えた私に、満足げに微笑むオイチャンが印象的でした。

 その後大神山神社奥宮まで辿り着き、長い石畳を歩きます。ここでもオイチャンからは大山寺の歴史など興味深い話がたくさん聞けました。

 大山寺を抜け出て、そろそろ土産物店が立ち並ぶ道に出ようかという時。一軒の味のある佇まいの茶屋が見えました。

ここのソフトクリームが美味しいんですよ。ビールもあります

へぇ、いいですね。じゃあ両方堪能していこうかな(笑)

でしたら私も付き合いますよ

…じゃあ、ここは私にご馳走させてくれませんか?今日はお世話になったし、本当に楽しかったので…

とんでもない!割り勘にしましょう

でもそれでは…

私はずっと、そういうこと(接待?)がタブーな仕事をしていたので、割り勘で飲みましょう

…役人?まぁあまり突っ込んだことを尋ねるのも失礼かと思い、オイチャンの提案通り割り勘で飲むことにしました。

 茶屋は囲炉裏付きの座敷席もある、いい感じの店。メニューには美味しそうな蕎麦や、大山おこわもありますが、今回はお預け(笑) 代わりに私とオイチャンと、そして茶屋の女将(?)であーだこーだ楽しく会話しながら、ジョッキ片手にバスの時間まで束の間の楽しいひとときを過ごしました。こんなに美味い生ビール、久々でしたね。

 ここで突然オイチャン、

今日の記念にひとつ、プレゼントをあげましょう

そう言ってリュックからクリアファイルを取り出し、そこに挟んだ一枚の紙を差し出してきました。

photo

大山の登山案内のようです。登山道のポイントが上手にA4一枚にまとまっています。しかも下山ルートはたった今、二人で歩いてきたコース。これを見ればいつでもこの日のことを鮮明に思い出せることでしょう。粋ですねぇ。オイチャンがパソコンで自作したのかと思いましたが、なんと登山道に落ちていたものを拾って帰り、コンビニでカラーコピーしたのだそうです(笑)

今回のように大山で親しくなった方がいると、その都度差し上げているんですよ

…素性は分かりませんが、年金生活者にとってコンビニのカラーコピー代、1枚数百円は決して安くないでしょうに…私はありがたくこれを頂きました。リュックに入れておいたのに汗で一部破れてしまったのは内緒です(笑)

 でも私、これでようやくオイチャンのことが理解出来たような気がしました。

 私は彼とたまたま登山道で出会ったわけではなかったんですね。オイチャンは月に2回も大山に登る、大山を愛する地元民。きっと私のような大山初心者には一人でも多く、大山ファンになって欲しいと願っているのでしょう。今回、そのターゲットに選ばれた(笑)のがたまたま私だった。そして実際に少し話してみて、彼のお眼鏡に叶ったのでしょう。光栄です。恐らくこれがオイチャンなりの大山の楽しみ方なのかも知れません。

 その後も一緒に山バッジを探したり、ソフトクリームを食べながら歩いたり、「山登りのことは全部日記に書いてるんです」と、このブログを紹介したり(笑)しながらバスを待ちました。

 結果的に私たちは米子駅に戻るまで、お互い素性を(はっきり)明かすことなく別れました。記念撮影もしていません。確かにSNSのような便利なツールがあればオイチャンとも簡単に繋がれるし、今後もお互いの日常を除き見ながら、たまにコメントを交わすことも出来たでしょう(彼がSNSを使っていれば、ですが)。

 でも今回に関しては、それが必要だったとはどうしても思えないんですよね。なぜならこの日のことは紛れもなく、私の人生の中でトップクラスの素晴らしい思い出として心の中に残っているのですから

 そりゃ、またいつかオイチャンと会いたい、一緒に大山に登りたいという気持ちもあります。でもSNSで繋がった瞬間、連絡先を聞いた瞬間にこの大切な思い出は枯れてしまうような気がする。星の数ほどの思い出のひとつに成り下がってしまうのではないか?だからこれで良かったんだ…そんな風に思えました。

 これは個人の価値観の違いでしょうね。せっかく知り合ったのだからオイチャンのことも人脈リストに加えるべき、という考え方も否定はしません。そういう人がたくさんいるからFACEBOOKが賑わうのでしょうし。でも私には、連絡を取り合えることが必ずしもベストな関係だとはどうしても思えませんでした。

私は初めての鳥取旅行、初めての大山登山を通して最高の思い出を作ることが出来た
オイチャンは自分が愛する大山のファンを今日もまた一人増やすことが出来て満足

きっとこれが全てなんです。時に“繋げない関係”もアリでいいじゃないですか。「友達」に伝えなくても自分の心の中に大切にしまっておけばいいじゃないですか。これが本当の思い出なのですから。縁があればきっとまた会えますよ。

 そしてこういった出会いや経験を増やすことが、私にとって価値のあることなんだろうな…そう思いながら、もうちょっとだけ余韻に浸ることにします…。





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伯耆大山登山の思い出

2012-09-17 Mon 01:52
 2泊3日で鳥取に行って来ました。

 初めての鳥取、メインイベントは伯耆大山(だいせん)登山。日本百名山のひとつにして中国地方最高峰です。

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ついでに中国地方で販売されているサントリーの天然水は、“南アルプス”ではなく、地元“奥大山の天然水”。鳥取が日本に誇る素晴らしい山です。実は去年登る予定でしたが、運悪く重度のぎっくり腰に見舞われて泣く泣く中止に(笑) 1年越しで再び機会を得ることが出来ました。

 登山は鳥取滞在予定の3日間中、真ん中の2日目を予定していました。しかし初日に訪れた鳥取城跡のある久松山(268m)をノリで登ってしまい、私の中でテンションが見事に下がってしまいました。(うわ~、登らなきゃよかったなぁ…筋肉痛になるかも知れないなぁ…)そんなネガティヴなことを考えながら山陰本線から景色を眺めていたその時!

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次から次へと連なる名も無き小さな山々の向こうに、明らかに1つだけ異質な、まるで富士山のようなシルエットと存在感を感じさせる大きな山が!!…あれか…明日はあの山のてっぺん目指して登るのか…よ~し、燃えてきたぜ!!一気にモチベーション回復(笑) 翌日に備え夕食も軽め、アルコールも我慢して早々と就寝です。

 翌朝。

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宿泊したホテルの窓からもはっきり見える大山。上の方に雲がかかっていますが、とりあえず晴れただけで十分満足です。基本的に私、雨男なので(笑)

 米子駅から出るバスには平日のためか、5~6人程度しか乗車しません。約50分かけて大山寺バス停に到着。

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…やはり上の方には雲が。相当ガスが出ているんだろうなぁ。それにしてもデカい。存在感バリバリです。

 大山にはたくさんの楽しみ方がありますが、私のような大山初心者にはやはり“夏山コース”でしょう。地元の小学生も登るコースだし(笑) といってもバス停から山頂までは3時間20分を要し、ガイドブックの評価も中級向けの、決して楽ではないコース。しかも崩壊が進む大山において、現在最高峰とされているのが、立ち入りが許されるエリアで最も高い弥山(みせん・1,709m)。ここに辿り着くためにはいずれにせよどこかで夏山コースに合流しなければならないのです。

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 私は登山口で、地元在住の親切なオイチャン(71)と出会いました。同じバスの乗客です。このオイチャンとの思い出についてはまた改めて綴りたいと思いますが、彼とは登山口から暫く一緒に歩きました。

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ところが…既に一合目近辺で私はバテバテ(笑) ちょっと歩いては休んで水分補給の繰り返し状態。「私は3時間かかりますが、あなたなら2時間半ほどで登れると思います。どうぞ先に行って下さい」と申し出てくれたオイチャンにも、他の多くの登山者にもどんどん追い抜かれてしまいました。いつものパターンですけどね(笑)

 それにしても…

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一合目

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二合目

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三合目…

延々と階段状に整備された登山道…これって意外に辛いんです。まだただの斜面の方が私は好きです。それでもたまに立ち止まると、秋の涼しい風が心地良く体を包んでくれます。

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四合目手前では何となく山っぽい景色が。

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 更に階段状の登山道を登り続け、五合目…そしてようやく無人避難小屋のある六合目に到着しました。大抵のハイカーが少しガッツリめの休憩を取る、やや広めのスペースです。

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ここでの見所のひとつでもある、猛々しい大山連峰の北壁がド迫力で目の前に。

 ここまで一合分登るのに休憩込みで約20分かかってしまいましたが、気付けば疲労が麻痺し、最低限の休憩で歩き続けられるようになりました。帰りのバスに間に合うかどうか心配でしたが、これなら何とかなりそう。あくまでも大山を楽しみつつ、前進あるのみです。

 七合目を過ぎた辺りから所々樹木が無くなり、絶景が臨めるポイントが増えます。代わりに階段状の登山道が途切れて、ガレ(岩)場を歩く箇所も増えました。

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尾瀬の至仏山を思い出すなぁ…。私の経験上、大山は何となく至仏山と日光男体山を足して2で割った山という印象でした。至仏山登山では人生で初めて(ふくらはぎではなく)両太腿が攣ったんですよ。そして今回もピンピンに攣っている両太腿を騙し騙し酷使しています(笑)

 既に休憩も水分も不要で歩き続けられるハイテンション状態の私は、前を歩く人々を何人か追い抜かせていただき、九合目手前まで辿り着きました。

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ここから頂上までは木道を歩くので、比較的楽です。ただ…麓で確認していたように、八合目辺りから物凄いガスが出ています。30m以上先が見えないほどに。しかも奥多摩や丹沢なら11月末にならないと経験出来ないほどの寒さ!天気は決して悪くないんですけどね。Tシャツ1枚の人たちはきっと地獄を見ていることでしょう。

 そして…遂にガスの中にボヤ~っと、山頂直下の避難小屋が見えてきました。つ、着いた~(も同然)!!早速小屋の中へ。私が収集している山バッジがここで売っているはずなんですよ。ところが…なんと!まさかの管理人さん不在!!聞いたところ管理人さんは週末以外ここへは来ないのだとか。…登った山のバッジが初めて手に入らない、とでも言うのだろうか?

 でもこの小屋では例のオイチャンと3時間ぶりに再会出来ました。お弁当を食べ終えたところだそうです。聞けばやはり3時間で登ってきたとのこと。私はといえば…それでも標準タイム通り、3時間20分で到着。上出来です。2時間半で到達なんて私には端から無理だよ~っ!!(笑)

 とりあえずオイチャンとは一旦別れ、すぐ上にある大山頂上(弥山)に向いました。

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正真正銘ここが頂上です。

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小学生の遠足集団も含め、なかなかの混雑ぶりでした。

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先ほどオイチャンと再会した避難小屋が見えます。時刻も時刻だし、下山でも体力を使うので何か食べなきゃ。真っ白で何も見えない下界を眺めながら、強引におにぎり2個を喉に流しますが、正直全く食欲ありません(笑) 

 下りは九合目を過ぎた辺りでオイチャンに追いついたので、世間話を交わしながら一緒に下山しました。

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北側の川原から眺める大山の北壁は凄い迫力。一見の価値がありました。

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買い逃したと思ったバッジも、麓の土産物屋で無事ゲット。これで思い残すことは(とりあえず)ありません…。


 今回はガスがかかって頂上からの景色が全く見えなかったこと以外、最高の経験が出来たと思います。特に地元のオイチャンとのコミュニケーションについては色々と考えさせられることもあったし、本当に貴重な時間を過ごすことができました。この件についてはまた改めて書こうと思います。

 その後、米子に戻り、祝杯を上げようと郷土料理がウリの居酒屋を探してみましたが、結局駅の食堂にて中生1杯のみで簡単に済ませてしまいました。何というか…安っぽい酒や料理で、この今日の素晴らしい経験の余韻を上書きしてしまいたくなかったんですよね。山歩きを始めてから、初めて持つ気持ちでした。気付けば前日の何倍も、鳥取県と大山が大好きになりました。

 またきっと登りに来ます!!

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FACEBOOKツッコミシリーズ(20120916)

2012-09-16 Sun 00:00
 時代の流れに合わせて始めたFACEBOOK(以下:FB)。しかし暇潰し目的で眺める「友達」の書き込みの中に、たまに(頻繁に?)発見するどうしようもなく下らない呟き。そんな呟きに対し、私が妄想の中で愛の鞭を以ってツッコんでみたいと思います。なお、ここでのツッコミは“愛あるツッコミ”ですので、あまり深く詮索しないようお願いいたします(笑)


【お洒落気取り】
 友人の結婚披露宴に出席したことを報告するアラ40男性・A氏。柄にもなくカッコつけて「歌とシャンパンとワインと笑顔と涙と素敵な式でした」とコメント。…あれ?日本語おかしくない?

 文法はともかく恐らくA氏、記憶の底から必死にお洒落な言い回しを引っ張り出し、精一杯気取ってコメントしたのでしょう。でもこれでは詰め込み過ぎ!!披露宴で見たこと全部盛ってない? せめて「美味しいお酒とたくさんの笑顔、ときどき涙の…」…3つくらいに絞った方がカッコ良くないですか?

 まぁそれ以前にアラ40オッサンのA氏が柄にもなく「素敵」なんて言葉を使う時点でキモいですが。私もたまに使ってますけど(笑)


【ドカ食い自慢】
 毎日朝昼晩と、高カロリーな食事を画像入りで自慢するアラ50独身男性・Cさん。かつて私の上司だった人です。

 こんな食事ばかりの彼は、昔からメタボ体型。年齢的にもう注意しないとヤバいはず。FBの中だけの付き合いの私ですら少し心配なのに、ガッツリ付き合っている「友達」は誰もが無責任に「美味しそう!」「いいな~!」などとコメントしたり、“いいね!”を押したりします。それを見たCさんは、(多分)期待に応えようと張り切って更にネタ作り…奴らホントに「友達」か?!

 FBとはまともに向き合わない方針の私ですが、昼食にカツ丼大盛りを食べたことを報告する彼の投稿に、思わず「少しはカロリーコントロールした方がいいですよ」とコメントしてしまいました。

 数分後、早速Cさんからもコメントが。一応私の意見を肯定しつつも、「唇に鰻、心はいつもベジタリアン」という意味不明な文面です。

 すると同じ日の夜、またもCさんが夕食内容を報告。何と!!鰻丼と野菜天ぷら盛り合わせを食べているじゃないですか!!これだったのか(苦笑)

 更に翌日もメンチカツ、鳥の唐揚げ、餃子、ラーメンなど高カロリーメニューのオンパレード。私の厚意は完全に余計なお節介だったようです。


【小っちゃいオッサン】
 以前ここでご紹介した、自分の投稿記事の公開対象から私を外した、“FB村で夢見ていたい”オッサン管理職・D氏(当時の記事ではX氏)。彼が某野外音楽ライブに興奮する気持ちをFBに投稿。

 …あれ?公開対象じゃないオレが何で彼の投稿を見られるの?恐らくケータイ投稿なので細かい設定が出来ないのでしょう。案の定、翌朝になったらブロックされてました(笑)

 失礼承知で書きますが…小さい…小さ過ぎる…。釈由美子宅の浴室に現れたら確実に排水溝に流されますね(笑)


【大っきなオッサン】
 相変わらず毎日高カロリーな食事を自慢する、アラ50独身メタボ男性・Cさん(本日再登場)。自作の鮭丼に載せる鮭の切り身は、一人前最低4枚です(笑)

 今回も中華料理屋で食べた800円のフカヒレ焼きそばを絶賛。普通なら「すご~い!」「いいな~!」「おいしそ~!」といった埃みたいなコメントしか書き込まれないことでしょう。関わらないと決めたはずでしたが、思わず「どうせ髪の毛みたいな細いのが数本入ってただけでしょ?」とアンチなコメントを書き込んでしまいました。

 するとCさん、「確かに!でも味付けが美味しかったからいいんだよ。○○さん(注:私のこと)、これからもナイス突っ込みヨロシク!」という大人なコメントを返してきました。…さすがは私の元上司!器がデカい(?) 同じ会社の管理職でも、閲覧制限を設けるD氏との人間性の差が垣間見えてしまいました。FBの存在価値をちょっとだけ認められた、希な例でした。


【ある意味理想的なコメント】
 またまた登場のドカ食い自慢・Cさん(今回3度めの登場)。今度は新宿の飲み屋にて、炒め物や揚げ物を肴に飲んでいる模様。ニュースフィードにはCさんがアップした10点ほどの料理の画像が並んでいます。

 …あっ、そういえばCさんがいる店、ある人物がよく出入りしてるって言ってたなぁ…。思わずコメントしてしまいました(また?!・笑)。

その店で○○ってヤツがよく飲んでいるはずなんですが、います?坊主頭に眼鏡、ジャージ姿の一見ガラの悪そうな男です。いたら教えてく下さい。『へぇ~』って呟いてあげますよ(笑)

 すると直ぐにCさんからコメントが。

該当者3人います!…おっと!そのうち一人はこの店のマスターだった!(笑)

…いいじゃないですか(笑) ちょっと面白いし、誰が見てもニヤリくらいは出来そう。Cさん特有の管理職らしからぬユーモアに富んだ人間性も伝わります。「おいしそ~」「いいな~」なんかに比べて数段価値のあるコメントだと思いますけどね。

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近所にラーメン店がオープン

2012-09-14 Fri 00:00
 近所に(仮・以下同)」という新しいラーメン店がオープンしました。

 実はXが入る前にも、同じ場所には別のラーメン店「(仮・以下同)」が入っていました。ところがそのという店…信じられないくらい客が入らないラーメン店だったんですよ。少なくともオープンから1ヶ月間は、私が店の前を1日数回通る度にチェックすると、毎回お客0状態。ほぼ24時間営業しているのに…。

 それもそのはずで、の経営者はちょっと変でした。

・店名がダジャレっぽく、ふざけた印象
・PRを全くしない
・営業時間を提示しない
・メニューや特徴を提示しない
・もちろん価格も提示しない
・しばらくしてさすがにヤバいと感じたのか、ポスターを1枚店外に貼った。が、なぜかガンダムの写真。横に申し訳程度に「チェーシュー麺あります」(それ以外のメニューは依然不明)
・さらにしばらくしてチラシを1枚貼った。が、焼きそばの写真と「ランチやってます」の文字のみ(焼きそばだけ?幾らなの?)


結局、数ヶ月で店仕舞いしてしまいました…というか、よく数ヶ月も続けたよなぁという印象でした。

 今回オープンしたは、カウンターから内装から総とっかえ。店名にも固有名詞を掲げ、気合いが入っているように見えます。オープン初日には行列、翌日も開店前から行列、開店後も行列と絶好調のようです。まぁ最初なのでご祝儀的来店もあるのでしょうけどね。

 しかしこの店…私から見て、たったひとつだけに負けているところがあるんですよ。それは…


ランチタイム限定営業!!


せめて21時くらいまで営業してくれよ~!!

 地元自営業者か主婦しか利用出来ませ~ん…。


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賢い助けの求め方

2012-09-13 Thu 00:00
 今朝、そこそこ混雑した電車に乗っていた時のこと。

 ある駅に電車が停車中、車両の前の方から「誰か、駅員さん呼んで!!」という女性の声が聞こえました。

 その直後、声の主と同じ方向から「痛いよ~」という弱々しい子供の泣き声も。私がいる場所からはかなり離れており、間に多くの乗客もいたので、何があったのかは全く分かりませんでした。幸い乗客が直ぐに駅員を呼びに走った様子で、特に大きな問題には至らなかったようです。泣いていた子供は制服を着た小学生くらいの男の子でしたが、右肘をさすっていたものの怪我も無いようで一安心。

 しかし今回はともかく、道端で他人が困っているのを見てしまった場合、つい見て見ぬ振りをしてしまう人ってまだまだ多数派ではないでしょうか?具合悪そうに倒れている人、ガラの悪い輩に絡まれている人を見て、助けてあげたいけど周囲から注目されるのが恥ずかしい、時間が無い、面倒に関わると後で厄介なことになりそう…などと瞬時に考え、反射的に知らん顔してしまう。私も必ずしも理想的に行動出来る自信はありませんから、その気持ちは分からなくはないです。

 それに最近は手を差し伸べる以前に、まずスマホやケータイを構える輩…決定的瞬間を撮影しなきゃ、衝撃映像をSNSにアップしたらアクセスが増えるかも?とでも考えていそうな、非人道的な輩が急増している気がして怖いです。


 では、もしも自分がトラブルに遭遇し、周囲の通行人に助けを求めたい場合、どうするのが効果的だと思います?私が以前聞いた話によりますと、日本人は自分が「大勢の中の一人」だと思うと、なかなか単身目立った行動に出られないそうです。したがって「大勢の中の一人」ではなく、「選ばれし一人の勇者」として扱ってあげると良いといいます。

「そこのデニムのベスト着た太ったおじさん!助けて!!」
「そこの割烹着姿のあなた!直ぐに警察呼んで!!」

そうすれば

(うっ!まさかのオレ様ご指名かよ?!周りは皆オレ様が動くのを期待していそうだし、こりゃ知らんぷりするわけにはいかないな…)

みたいな心理が働き、全力で動いてくれる…かも知れません(笑) というか動いてくれる可能性は格段にアップしそうじゃないですか?

 まぁ、助けを求めようという人が、緊急時にそこまで冷静に人選出来るかどうか、分かりませんけどね。


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今年のベストCM候補

2012-09-11 Tue 00:00
 最近、見るたびに癒されている大好きなテレビCMがあります。…といっても私が気に入るCMって、ほとんど犬(ペット関連商品)関係なんですけど(笑)

 そのCMとはユニ・チャームの“デオシート”という、ワンチャン用トイレシートのCM。時間帯関係なくかなり頻繁に放送されているのでご存知の人も多いと思います。

 ワンチャンはシートの真ん中でオシッコしているつもりでも、実際には端っこでしゃがんでいる場合が多い。そんな時、シートが吸収し切れない分が漏れて床を汚してしまうのを防ぐ目的で開発された、強い吸収性を売りにした商品みたいです。確かに我が愛犬・ビータくんもあまりオシッコは上手ではありませんから(笑)これは大変頼もしい商品です。


 CMもそんな様子をストレートに描いています。

2

可愛いトイプードルがオシッコしようとするのですが、ワンチャンはついシートの端っこへ。

1

それを見た飼い主のオバさんが(また床が汚れてしまう…)みたいに嘆くも…

3
4

ワンチャンは「何か問題でも?」とでも言いたげな表情…というアレです。この最後のワンチャンの表情が堪らなく可愛いんですよ~!!


3
(そんなこと言われても)分かんないよね~」

…このシーンを見るたび必ずそう呟いてしまう自分がいます(笑)


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「心の左手」が使えない社会人

2012-09-09 Sun 00:00
 以前ここでご紹介した、“社内布教活動に耽る社員・B”。最近元同僚・Aから、またもBに関する愚痴メールが届きました。Aは決して長文メールが得意なタイプではありませんが、今回彼から届いたメールもかつて見たことがないほどの文字量(笑) 早速読んでみました。


 ある日、Aが残業していると、暇そうなBがまた近づいてきてAに一方的に話しかけたそうです。内容をまとめますと…

■現在Aが担当している得意先・Z社(B自身もかつて1、2年担当経験あり)から最近発売された、某新商品がどうしても欲しい。今度Z社を訪問したら、タダで貰ってきてくれないか?もし、タダが無理なら社販価格で買っても構わない。

■かつてBが仕事で関わった、Z社勤務の社員の方々…「○○ちゃん」や「△△ちゃん」に、「うちのBが欲しがっているから」と一言言えば、彼女らは絶対に懐かしがって、率先して寄越すはずだ。

…つまり、Bは8年以上も前に1、2年担当しただけの得意先と、未だに太いパイプで繋がっていると思い込み、更に管理職も含め社員の方々を未だに「~ちゃん」呼ばわり。彼らとも依然マブダチ同然の関係を維持出来ている、と信じて疑わない様子なのだとか。もちろん実際にAがZ社でBの名前を出しても、「あぁ、昔そんな人いましたっけ?」程度なのに、です。

 普段滅多に他人のことを悪く言わない性格のAも、さすがにBの度重なる勘違い人脈自慢、上から目線な態度、厚かましさは目に余る様子。「Bのヤツ、一体何様のつもりなんだ?昔ちょっと担当しただけの、決して(担当者としてのBを)良く思っていなかった得意先で、8年経った今でもBのことが頻繁に話題に上っているとでも思っているのかね?よくもまぁそこまで自分を過大評価出来るものだよ」と呆れ返っているようでした。

 私もBを良く知るだけに思わず爆笑です。同時に、このメールを読んで改めて、自分がBとは対照的な性格だということを実感しました。

 私は幼い頃からBとは正反対の性格。他人とのコミュニケーションでは、常に「拒否・拒絶されたらどうしよう?」「友達だと思われていなかったらどうしよう?」「嫌われたらどうしよう?」みたいなネガティヴな感情が優先なんです。よってBのように相手を気安く「~ちゃん」呼ばわりなんて出来ないし、図々しいお願いもまず無理。よほど親しい人が相手でも、未だに飲みに誘うのに勇気が必要なんです。よってこれまで、相手から大きな怒りを買うことは(多分)少ない人生だったと自負しています。反対に他人と親しくなるのに苦労しました。だからある意味Bのようなタイプはとても羨ましいです。

 しかしBも中堅(ベテラン)サラリーマンとして、ありのままの自分を押し通すにはとっくに限界でしょう。今まで通り自分と同じタイプ、ありのままの自分を受け入れてくれる、気の合う人たちだけを相手に乗り切れるほど世の中甘くありません。それにBと気の合うタイプの人が社会的に成功するか?少なくとも大企業では無理でしょう。アンチをたくさん作りそうですし(笑)

 まぁ、人間の性格なんて十人十色ですし、どんな性格だってその人の個性として尊重すべき。本来色々なタイプの人がいて良いのです。しかし社会にはBのキャラでは通用しない人、Bのキャラに嫌悪感を覚える人もたくさんいます。特に得意先にそんな人がいた場合、Bが自分の価値観を押し付けてしまったらかなりの確率で悪い印象を与えてしまう。よってBは少なくとも友達以外の人に対しては、相手の性格(個性)を見極めて、意識的に「心の左手」、すなわちいつもとは別の、相手に合わせた自分を駆使したコミュニケーションに務めるべき。ホントはもうとっくに気づいていなきゃいけない年齢なんですけど(笑) Bがいつまでも無邪気なとっつあん坊やにしか見えないのは、恐らくこれが原因でしょう(笑)

 考えてみたらBって、今まで友達・家族・同僚・上司・後輩・現場・得意先…あらゆる相手に「心の右手」オンリーで接してきた人物。後輩を始め、かなりの人が怒りを抑えるのに必死だったでしょうね(笑) これを読んでいらっしゃるほとんどの社会人の方々はこんなこと、とっくに理解・実践出来ていることと思いますが…こればかりは自分で気づいて、懸命に直すしかないんですよね。


 おい、B!いい加減気付け~!!(笑)


でなきゃもう、お前とは一緒に飲みに行けそうもないわ…あ、でもA君、このブログの存在はBには教えなくていいからね(笑)

 Bもそうですが、FACEBOOKに夢中になる人の多くは、こういったタイプの人なんでしょうね。

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最強のふたり(Intouchables)

2012-09-08 Sat 00:00
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 頸髄損傷により体が不自由になった富豪と、彼の介護人として働くことになった貧困層の若者との交流を描いたフランス映画「最強のふたり(Intouchables)」を観ました。実話ベースらしいです。

 ジャンルが私の好きなヒューマンドラマでしたので、最初からかなり期待して観ましたが、期待通りの良い作品だったと思います。

 物語の見所は、やはり何といっても黒人青年ドリスの明るい性格と、自由奔放な振る舞いやセリフでしょうね。常識的に見たら彼は明らかに介護人向きではないのですが、介護されるフィリップから見ると、彼はいつも自分を病人ではなく、一個人として、一人の友人として接してくれる信頼出来る存在なんです。ちょっと考えさせられました。

 そしてこの映画の「最強のふたり」という邦題、これはベストマッチだと思いました。この邦題を考えた人ってセンス良いと思います。

 皆さんは、自分たちのことを“最強”だと思ったことはありますか?私は何度もあります。「オレたちは最強だ」…そう思える時って、ものすごく精神的に充実していて毎日が幸せなんですよね。

 もちろん最強といっても喧嘩が強いという意味ではありません。ここでいう最強とは、「コイツ(ら)と一緒なら、世界中を敵に回しても怖くない。何でも出来そうだし、どんな壁でも乗り越えられそうな気がする」と思える状態。それほどのベストパートナー(チーム)と同じ時間を共有している状態にあること。恋人・家族・親友・ビジネスパートナー…そんな相手ってきっと誰にでもいますよね。

 「最強のふたり」もきっとそんな意味なんだと思います。フィリップにとって、ドリスと一緒に過ごす時間は掛け替えのない大切な時間だったのでしょう。ドリスがいてくれれば体の不自由な自分でも第二の青春を謳歌出来そうな気がする…そんな心強いパートナーだったんでしょうね。

 やはり人生、FACEBOOK上の埃みたいな「友達」は何人集めても所詮埃ですよ(笑) 人生、常に誰かしら“最強のパートナーが側にいてくれる状態、最強のチームに囲まれた状態”を大事にしたいと改めて感じました。


 …ということで、最後は何気にFACEBOOK批判でまとめるといういつものパターン(笑) 失礼しました…。

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妄想井戸端会議(20120907)

2012-09-07 Fri 00:10
 最近テレビで目にするニュースやワイドショーのネタから、きっと誰もが感じている、でも大きな声では言えないであろうこと(?)を、私が妄想の中で吐き出してみたいと思います。なお、以下の記事は全て私の妄想ですので、クレーム等はご容赦願います…。


【愛知で小1女児11時間監禁&広島で小6女児旅行鞄詰め誘拐未遂】
 同じ時期に衝撃的な事件が2つも起きてしまいました。愛知の事件の犯人に至っては「監禁がバレるから」と自分の父親まで殺害済みだったというから驚きです。

 これらの事件を報道するワイドショーを見ていたら、予想通りワケの分からない専門家がゲスト出演し、「最近は小さい女の子に興味を持つ男性が多い」、つまりロリコン趣味の男を野放しにするとこういう事件に発展する、という主旨の、20年前と変わらないコメントをしていました。

 確かに女児をターゲットにする時点で犯人たちには多かれ少なかれロリコンの気(け)があるのは事実でしょう。しかし素人目に見てもこれらの事件に共通する、もっと着目すべき点が他にあるはず。同じマンションの子を誘拐する、父親を殺す、タクシーを使う…どちらの事件も上手く成功するとは到底思えない計画性の無さ、行き当たりばったり的行動が気になります。

 結果的にこれらの杜撰さが事件の早期解決に繋がったのは万々歳ですが、何だかその場の思いつきで自制心を失い、発作的に手を出したみたいで、犯人たちの異質な精神状態を感じます。何か現代人特有の脳の病とか、精神構造の乱れのような要因が関係しているとしたら、単に「ロリコンだから」で済ますのは危険だと思うのですが…。

 また、ロリコンそのものについてももっと問題視すべきですね。昔はロリコン趣味って一般的には嫌悪の対象、異常嗜好という認識でした。しかし近年では日本のサブカルコンテンツ、特に幼い少女が登場するコミックやアニメが海外から評価されたり、若いアイドルグループが社会現象と化したりして、10代の少女にガチで恋する30~40代のオッサンが市民権を得てしまったように見えます。コメンテーターの意見同様、これも今回のような犯罪と無関係とは思えません。

 ちなみに各局のワイドショーでは、広島の事件の犯人が使ったものと同じサイズのバッグを用意し、小6女児と同じ身長150cmの女性スタッフを詰め込んで、「入り切りませんね~!」、「これを一人で運ぶのは難しいですね!」などと言ってました。でもどの局の女性スタッフも明らかに肉付き良過ぎるんですけど(笑) だいたい子供と大人ではいくら身長が同じでも体格や体の柔軟性は全く違うでしょ?まぁ誇張したかっただけなんでしょうけど…。


【仙台根性焼き苛め事件、その後は?】
 仙台の男子高校生が腕にタバコの火を20カ所以上押しつけられて苛められた事件があったのを知っていますか?実際に痛々しいドット柄の腕がテレビに映し出されて衝撃的でした。

 更に衝撃的だったのが、学校側が「生徒が動揺するから」という口実で、苛められた生徒に転校するよう指示したという、酷い事件でした。

 運が悪いことにこの事件、ロンドン五輪中に報道されたんですよね。アフォなワイドショーは毎日繰り返し前日の日本人選手の競技のVTRをリピートしまくるものですから、この事件はほとんど採り上げられることはありませんでした。マスコミのこういった慣習、許せませんねぇ。せめて今からでも続報を詳細に伝え、視聴者に問題提起して欲しいものです。


【関東一帯で水不足】
 8月は雨が少なかったため、関東のダムは軒並み貯水率が10%を切っているそうです。な、なに~?!大変だ~っ!!…って、何で10%切って初めて各局一斉に報道して危機感を煽るわけ?!せめて30%くらいになった時点で節水を呼びかけるべきでしょ?…あぁ、最近までオリンピック関連ネタで引っ張れたから後回しにしていただけか(笑)


【結局参加、WBC】
 え~、出なくていいよ~…100歩譲って出場するなら、巨人が出場して下さいよ~。もしくは「メジャーリーグ移籍を見据えて、今のうちに自分をアピールしておきたい」と、出場を希望する選手だけ派遣して下さい。少なくとも阪神と楽天は2013年公式戦に備えてしっかり調整に励んで欲しいものです(笑)


【市川染五郎、本番中に奈落に転落、重傷】
 命に別状は無さそうで一安心ですね。「謎解き!江戸のススメ」のMCはどうなるんでしょう?彼の歌舞伎風ミニ一人芝居(?)みたいなコーナー、結構好きなんですけど…。

 ところでこの事故の数日後、彼の父・松本幸四郎が囲み会見に応じ、事故が起きたときの様子を生々しく記者に語っていました。

「辺り一面血の海だった」
「彼は意識朦朧としながら、倒れたまま踊り続けていた」


…ホントに~?!(笑)

 まぁ、別に疑いたいわけではありませんが、こういう発言が後々“染五郎伝説”として彼の役者キャリアにハクをつけ、代々語り継がれてゆくのでしょうね。事実か否かはともかく、転んでもタダでは起きない(?)松本幸四郎…さすがにこの世界で長く生きてきたプロです。



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本を売りたいのなら、すべきこと

2012-09-06 Thu 00:00
 先日テレビを見ていたら、「出版不況の中、あれこれ工夫して本を売ろうと頑張っている書店」が紹介されていました。

 ある大型書店では文芸もの(文庫)各作品に、本文冒頭の文章(言葉)のみ印刷した紙カバーを掛けて、ビニール包装したものを特設コーナーに陳列しているそうです。密封状態なので購入してビニールを破るまで誰の何という本なのか分かりません。買うか否かの判断は紙カバーに印刷された僅かな文章。これを読んで何か感じるか否かのみ。それでも不思議とこの“素性不明”の本は売れ行き好調で、返品も無いそうです。その販売方法からお客さんは“本の闇鍋”と称しているのだとか。

 これ、巧い売り方ですよね。番組では司会者を始め、ほとんどのコメンテーターが口を揃えて「なぜ中身の分からない本を買うのか理解出来ない」とコメントしていました。恐らくほとんど読書しない人たちなのでしょう。でもきっと本好き、読書好きは理解しています。

 私も本は大好き。特にミステリーはかなりの冊数読みました。しかし2、3人のお気に入り作家の作品なんて、あっと言う間に全て読破してしまいます。仕方なく未知の作家に手を出すのですが、ハマるのは希。自分と嗜好が似ている友達から勧められた作家でさえ期待外れに終わる場合がほとんど。こんな時“本の闇鍋”を頼ってみたくなる気持ちは分かります。コーヒーも飲みたいけど炭酸飲料もいいなぁ…迷った時に利用する、出てくるまでどんな飲み物が出てくるか分からない自動販売機みたいなものですよ。

 実際、こういった紙カバー製作やビニール包装は(恐らく)書店がコストを負担して行っているはず。どれだけの利益が出るのか分かりませんが、ほとんど売れていなかった地味な文学作品が売れ、それがハマる読者が生まれる可能性があるのなら、とても価値のある試みだと思いました。

 また、別の個人書店では料理レシピ本コーナーに、何と野菜などの食材を並べて売っているのだとか。いわゆる“クロス・セリング”ですね。スーパーでカレー(ルー)の隣にニンジンやジャガイモが並んでいたり、家電量販店のデジカメ売場に必ずSDメモリが売っていたりするのと同じです。

 しかし書籍と野菜って完全にジャンル違うんですけど(笑) それに書店で売られる野菜…品質が心配だったりして。まぁ個人商店の必死さが伝わってくる試みではあります。

 でも結局こういった試みって、やらないよりはとりあえずやってみよう程度のもの。これで書店が大儲け出来るわけでもなければ、出版業界が元気を取り戻すための起爆材にも程遠いのが現実。ならば、どうすれば本が売れるようになるのか?それは…分かりません(笑) そんなの出版素人の私に分かるはずありません。


 でも本好きの一人として「こうすればいいのにな」と思うことは2つあります。

 まずは出版物の概念を一度壊して再構築することです。

 日本の出版業界はとにかく薄利多売主義。それも書店に並ぶ本の多くは、明らかにブームや時事ネタに便乗した軽薄でいい加減な内容の“読み捨てコンテンツ”。3ヶ月後には間違いなくブックオフに数多く出回っていそうなものが多い。一発屋芸人の本、旬な文化人の本、人気テレビ番組の本なんて良い例です。こんな読み捨て前提のコンテンツをちょっとずつ売り続けるのが今の出版業界の価値観。読み捨てコンテンツなら、それこそネットや電子出版で十分のはずでは?「電子出版が原因で本が売れない」と嘆きながら、実は電子出版で事足りる本をせっせと作っているようにしか見えません。

 それに読み捨て本に使われる紙は質が悪いし、装丁も質素。欧米のファンタジー映画に登場するような革表紙の本があったっていいじゃないですか(笑) そんな見窄らしい本は持っていても嬉しくないし、最初から大切にしようという気も起きない。

 昔は誕生日やクリスマスのプレゼントとして堂々と本を贈ることが出来ました。外見も中身も、今よりも確実に価値あるものだったんです。まともな本は何度でも読み返せるし、そのうち人生のパートナーのような思い入れも生まれます。そう、本を探すのはある意味パートナー選びなんですよ。そういった価値観や、本を買うときのワクワク感が今は完全に無いです。テレビ番組の質の低下を嘆く人がいますが、それと全く同じことが出版業界にも起きているんです。結局、読み捨てコンテンツを必死に出版している限りネットには勝てないでしょう。まずはこの発想を変えなければなりません。

 こうなると日本人の本に対する価値観も一新するしかありませんね。ネットや電子出版では満足出来ない本、手に取って満足する本を作り、それに見合った市場規模の中で取引し、出版文化を守っていく…市場は間違いなく縮小しますが、それも時代の流れ。時代に合った価値観、市場を形成し直す時が来ているのではないでしょうか?


 次に、本の宣伝が足りな過ぎますね。今時大手新聞広告なんてダメ。TVCMですよTVCM。

 本のTVCMといったら、デアゴスティーニ(他社の類似企画本含む)か小学館くらいしか思い浮かびません。もしかして、出版社にはまだ(ほとんどの国民は頻繁に書店に足を運んでいるはずだから、CMなんて流さなくても書店で偶発的に見つけてくれるだろう)という発想が根強いのか?と疑いたくなります。少なくとも(前例に倣って新聞に広告を出したからこれでいいや)みたいなリミットはかけていそう。これでは編集者がどんなに素晴らしい本を作っても、誰も知らないまま大部分は返本されるだけ。

 仮にCMを打つだけの費用が無くて、それでも本気で本を売りたいのなら、社長以下出版社の社員全員が、毎日FACEBOOKでどんどん内容を紹介して宣伝すればいいんですよ。私はたまに、自分が担当した雑誌を宣伝している編集者を見ますが、そこで初めてその雑誌の存在を知り、思わず読んでみたくなるものです。なぜもっとこういった使い方をしないのか?これぞFACEBOOK本来の使い方じゃないですか?下らないグルメ自慢を呟いている場合じゃないです。

 まぁ、いくら出版不況とはいえ、そこそこの社員数を抱える出版社はまだまだ高い給料を社員に払っていますからね(笑) 何だかんだ余裕ありますよ。その高い給料が極限まで削られて初めて死ぬ気モードになるのでしょう。そう考えると書店って可哀想ですね。


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FACEBOOKツッコミシリーズ(20120905)

2012-09-05 Wed 05:48
 時代の流れに合わせて始めたFACEBOOK(以下:FB)。しかし暇潰し目的で眺める「友達」の書き込みの中に、たまに(頻繁に?)発見するどうしようもなく下らない呟き。そんな呟きに対し、私が妄想の中で愛の鞭を以ってツッコんでみたいと思います。なお、ここでのツッコミは“愛あるツッコミ”ですので、あまり深く詮索しないようお願いいたします(笑)


【寂しい男】
 転勤のため翌日海外支社に向け日本を発つ、推定40代後半男性・Aさんが「何か忘れ物はないだろうか?」と書き込み。そんなに心配なら埃みたいな書き込み晒してないで荷物チェックでもしろっつーの。

 まぁ本心は海外に左遷される可哀想なボクちゃんに励ましの言葉をかけて~でしょうけど。


【肉を食らう男】
 夕食用に焼いた肉を「上手く焼けた」と紹介するアラ40男性・B。しかし続けざまのコメント

「○○肉(管理人注:『松坂牛』みたいなものとイメージして下さい)って牛のど部分なのかな?」

で見事に無知を丸出し。○○って部位名じゃなく松坂牛や神戸牛のような、土地(ブランド)名だっつーの。

 というかB、まさかどんな牛のどの部位の肉かも知らずに買って、焼いて、食べたとでもいうのか?わざわざFBなんかに書かなければ無知を晒さずに済んだのにね。

 ついでに、ロクに記事を読まずに社交辞令で“いいね!”を押した16人の「友達」。彼らも間接的に不特定多数のユーザーに無知を晒してしまったことは言うまでもありません。


【肉を食らう女】
 休日にバーベキューを楽しむ中年女性・Cさんご一行。しかし書き込みが

「△△さん、見てる?肉だよ~!!」

と極めて個人的かつ限定的。100%メールで伝えるべき内容だっつーの。


【過去をほじくられた男】
 受験した某資格試験が終了したことを報告するB(今回再登場)。会社が一人でも多くの社員に取得させたいと、定期的に勉強会を開いてまで全面的にバックアップしている、業務に直結した大事な資格です。

 するとBの同僚のDが「そろそろオレも頑張らなきゃ」とコメント。あれ?Dって確か3年以上前からこの勉強会のメンバーだったはず。試験は年に2回(?)あり、合格したメンバーは勉強会を“卒業”するシステムなので、Dはまだ合格していないことになります。

 まぁこういう人って、上司から命令されてとりあえずメンバーになるんですけど、「仕事が忙しい」とか言い訳して逃げまくっているのでしょうね。わざわざコメントなんてしなければ皆忘れたままだったかも知れないのに…。


【まとわりつく男】
 めでたく2●回目の誕生日を迎えたことを報告する、可愛くて性格も良いと評判の女性社員・Eさん。例のごとく親子ほど年の離れた、お馴染みの上司や先輩社員が挙ってコメントや“いいね!”を付けたのは言うまでもありません。大勢の若いリアル友人に混じってみっともないです。

 “いいね!”を押した「●●人」をクリックすると、若い顔に混ざってトップに2、3人のオッサン面が(笑) 本人たちってこれを見て何も感じないんですかね?

 そもそも同じ会社の同じフロアー勤務なら、FBじゃなく、せめて直接言ってあげるべきでしょ?その方がずっと株を上げると思うんですけど。“コミュニケーション”や“繋がり”を履き違えてません?


【自意識過剰な女】
 以前ご紹介した、“奇跡の一枚レベルの自分撮り画像を披露するアラ40女性・Fさん”。

 しかし数日後、彼女は画像を元のもの(やはりこちらも作り込み臭プンプン)に戻してしまいました。理由は「彼氏に反対されたから」。

…確かにチラっと胸の谷間が写っていたような気もしますが、あんな写真を見て欲情する男なんて(多分)いませんよ~!!彼女は自分がセレブかアイドルだと妄想している節があります。それとも大勢の男から「友達」申請が殺到するとでも妄想したのでしょうか?

 心配してコメントしてくる「友達」に対して逐一事情を説明していますが…あ、そうか!ここまで含めて作り込まれた、壮大な自慢劇だったわけね。


【不謹慎&無知を晒した男】
 歌舞伎の市川染五郎が本番中に奈落に転落した事故について、心配する気持ちを綴った推定40代後半男性・Gさん。実は私も彼がMCを務める「謎解き!江戸のススメ」(BS-TBS)を毎週楽しみに視聴しているので、今後放送がどうなってしまうのか心配。

 すると同世代のHさんが、不謹慎にも

「どうせ『おめでとうございま~す!』とか言って、傘でボール回しながら出てくるんじゃないの?」

とコメント。…それ完全に市川染太郎・染之助だろうが!!

 しかも「友達」から指摘されたHさん、依然悪ノリしたまま「スマソ」と謝罪。実生活では社員を管理する立場のオッサンが、ネットとはいえ堂々と実名で不謹慎発言。しかも知識の無さを晒した上にネット用語乱発…これが一部上場企業の管理職というのですから悲しい。

 でも彼は、過去に不謹慎発言と危機管理の無さから事業部トップを怒らせてしまったことがあるらしいので、ちょっと納得です(笑)

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ビューティフル・レイン

2012-09-03 Mon 17:02
 最近珍しくテレ東・ドラマ24枠以外のあるドラマを見ています…といっても録画して後でまとめて見るタイプですが(笑) 若年性アルツハイマー型認知症(以下:認知症)を患ったトヨエツ演じる父親・圭介が、将来に不安を感じながらも芦田愛菜ちゃん演じる小学2年生の娘・美雨のために懸命に生きる姿と父娘の愛情を描いた、毎週日曜21時放送「ビューティフル・レイン」(CX)です。

 このドラマ、ご存じの通り異例の低視聴率が問題視されて途中で打ち切られた、オダギリジョー主演「家族のうた」の後番組。テレビ局の期待を一手に担っているのが素人目にも分かってしまい、放送前からアンチな評価が目立ちました。

■「家族のうた」が「パパはニュースキャスター」のパクリだと騒がれたのに、懲りずに今度も「アイ・アム・サム」のパクリかよっ?!
■視聴率で悩んだらバ○の一つ覚えで「神様、仏様、芦田(愛菜)様」かよっ?!


それに加え、私的には母が実際に認知症なので、

■圭介の年(45歳設定)で認知症?!若年性とはいえ設定に無理があるんじゃね?
■苦しむ患者やその家族が多い中、認知症をネタにお涙頂戴ドラマを作るなんて最低だ!!


どうせ見る気なんてサラサラ無いドラマでしたが、ちょっとスルー出来ない不満がありました。

 私は認知症の症状も世話する家族の苦労もリアルに知っています。大人から子供まで見るであろう時間帯に放送されるドラマで「認知症」を扱うといっても、どうせ認知症の暗い部分、汚い部分は全て無視されるだろう。チープなお涙頂戴物語的感動を押しつけられるだけなんだろう。そして認知症を知らない視聴者は「あぁ、認知症といってもこの程度なんだ。家族の苦労なんて軽いじゃん」という誤解を持つんだろうな、そう勘ぐりました。

 だから普段ドラマは滅多に見ませんが、「ビューティフル・レイン」がどれだけ軽薄でアフォなドラマに仕上がっているのか?実際にこの目で確かめてやろう、という目的だけで毎週録画しました。そしてこの週末、まとめて第7話まで一気に見たのですが…心配無用、素直に面白く、素敵なドラマでした。


 まず、美雨のキャラ。何となく先入観で「アイ・アム・サム」のルーシー(ダコダ・ファニング)ばりに子供離れしたしっかり者で、ほぼ一方的に弱者である圭介を世話する、現実離れした女の子を想像しました。しかし実際はあくまでもちょっとだけしっかり者の小学2年生レベル。“父ちゃん”が大好きな明るい良い子。ルーシーほど強くない、というより全然弱い存在なんですよね。だから圭介が病気に不安を感じつつも(この子のために生きたい)と真剣に思ったり、時に病気であることを隠して強がって見せる様がとても心に響くんです。

 あとはやはり愛菜ちゃんは巧い(笑) というか演技の善し悪しは良く分かりませんが、何らツッコんでやろうという邪心が出てこないのが巧い証拠か?ストレートヘアも可愛いですね(笑)

 また、圭介に好都合過ぎる環境…職場の仲間や社長家族とのベッタリな人情付き合い、職場と隣接した住居、顔見知りだらけの商店街の人々、悩みに気づいてくれる都合の良い理解者…実際には今時こんな有り難い環境って珍しいと思いますが、何だか無性に羨ましい、憧れの人間関係です。

 逆に考えると人はいつどうなるか分からない。だから日頃から周囲の人々との繋がりを大切にして、仲良くしましょう。隣人が困っていたら親身になって理解に務めましょう…そういったメッセージを、登場人物を通じて暗に発信しているのかなぁ…これが昔から理想とされる日本人の付き合い方なのかなぁ…そんな風にも取れます。もしかしたらこれは原作者が考える理想の地域社会なのかも知れません。

 一方、ちょっと首を傾げたくなる部分も無いわけではありません。初期段階で圭介が早くも自宅の場所を忘れて帰宅出来なくなってしまうなど、全体的に圭介の病状の進行が早過ぎて不自然。

 そのくせ、普通なら家族が最初に怪しむであろう、自宅の電気・水道・ガスを点けっぱなしにしてしまうといった描かれて当然のシーンがいつまで経っても出てこない。ストーリー上の都合でしょうが、こういった視聴者にとって身近なことをもっと盛り込むと、よりリアルなんですけどね。

 まぁ、このドラマのテーマはあくまでも“認知症をきっかけに、親子愛を考える”ということかと思われます。認知症の現実を突きつけるのが最終目的ではないので、最終回まで圭介が徘徊したり、突然キレたり、幻覚を見て暴れたり、パンツを穿けなくなったり、下の処理が出来なくなったりといった描写は恐らく無いでしょう。現実は現実として無視出来ませんが、まずは家族の絆の大切さを改めて考えましょう。このドラマをきっかけにして、是非視聴者も考えてみて下さい、ということなんでしょうね。良くも悪くも、認知症はあくまでもそのためのきっかけ、材料ということですね。まぁ仕方ないか。

 個人的にこのドラマを見て良かったと思ったのは、何だかんだ私は認知症を知る側の人間代表だと思っていましたが、実際は発症のきっかけも、進行具合も、症状も、個人差があるということを改めて理解出来たことです。私の知識はあくまでも母一人を見て得た知識。それ以外のケースもたくさんあるし、家族の感じ方、考え方も十人十色。認知症とは無縁の幸せな人生を送る人も多いでしょう。たががドラマですが、視聴者全員が認知症と改めて向き合い、家族の絆とは何かを考えるきっかけとなる、一つの架空の事例。それで物語自体も楽しめるのなら十分ですね。

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スパモク!!世界の怖い夜~夏休み最後の絶叫SP~

2012-09-02 Sun 10:24
 心待ちにしていた、8月30日放送「スパモク!!世界の怖い夜~夏休み最後の絶叫SP~」を楽しく視聴しました。今更ですが視聴コンセプトは“Let's enjoy the gray”(グレーゾーンを楽しもう)です(笑)

 まず、今回の放送を見て真っ先に気付いたのが、ずっと司会を務めてきた雨上がり決死隊が消えたこと。ロンブー淳に代わってしまいました。やはり放送済みのVTRなのにまるで初めて見たかのように演技して、椅子からズリ落ちる宮迫のわざとらしさに問題があった…とでも言うのだろうか?(笑)

 その他出演者については、田中みな実、具志堅用高、芹那辺り、この番組的に必要不可欠な(?)定番メンバーが生き残っていますね。

 さて、問題の内容については…


■構成は面白い。でも…
 今回の心霊映像紹介は、これまでのような50位から1位までのランキング形式ではなく、「お坊さんが選んだ恐怖映像BEST5」「タクシー運転手が選んだ恐怖映像BEST5」「警備員が選んだ恐怖映像BEST5」のようにカテゴリーごとに分けて紹介する構成でした。実際に彼らが映像を見て驚くシーンが挿入され、これはこれで新鮮でした。
 
 しかし…肝心の映像はといえば、ほとんどが過去に(モノによっては何度も)使われたお古映像。特にメイン(?)の「子供が選んだ恐怖映像BEST5」の第1位に輝いた「ベティの誕生日」なんて…あんな作り物臭プンプンなミニドラマ、いつまで使い回す気なんだろう?これには呆れました。

 結局のところ、なるべくお金をかけないようにして騙し騙し何とか作っちゃえ!放送しちゃえ!ということなんしょうね。


■欧米製投稿映像はどれも「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の亜流
 東洋と西洋の幽霊に対する捉え方の違いなのでしょうか…?欧米発の映像はほぼ100%「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」もどきでしたね。日本の心霊映像が「本物(っぽさ)」を重視しているのに対し、欧米の心霊映像は「エンタメ性」重視。最初から台本ありきのミニ素人映画でした。

 この番組もそうですが、日本の心霊番組が見せるべきもの、および日本人が見たいものは基本的に「ホンモノの幽霊」だけ。和洋折衷ごちゃまぜにするくらいなら、まだ幽霊の出てこない廃墟探索の方がマシです。


■相変わらず“やり過ぎ”な心霊スポットロケ
 毎回期待以上の心霊現象を捉えてしまうこの番組のロケ企画。今回も凄かったですね。

 具志堅と芹那が探索した廃校では、なぜか何者かのまだ新しい血痕が数か所に落ちているわ、芹那が入ったトイレ個室の扉を霊がドンドン叩くわ…これらがホントに霊の仕業なら、一番組の企画じゃ済まないでしょ?(笑)

 スギちゃんの防空壕探索も笑えました。結局期待するほどのことは何も起きなかったと思いきや、後からスタッフがVTRをチェックすると、スギちゃんに向って歩く、膝から下だけの幽霊の脚が映っていた!…普通に「呪いのビデオ」じゃん(笑)


 私が唯一面白かったと思ったのは「九州にある霊が現れる借家」のロケですね。問題の家を見ただけで不気味でリアリティがありました。

 考えてみたら昔の心霊番組は動画コンテンツが珍しく、こういうタイプの企画がほとんどでした。しかし直接霊が出てこなくても十分怖かった。「あれ?それで結局幽霊はどうなったの?」とよく分からないまま番組が終了してしまうのも、まさにグレーでした(笑)

 確かに映像から伝わる恐怖は大きいですが、必要最小限に絞って有効に使って欲しいですね。いくらネタ不足だからって、少なくとも「ブレア・ウィッチ」方向に転がるのは違うだろう、そう思いました。


 あれこれ綴ってしまいましたが、まぁ、私の感想などどうでもいいんです(笑) とりあえず今日日貴重品となりつつある心霊コンテンツを、TBSには今後も(この調子で良いので・笑)放送し続けて欲しい。ただそれだけです…。



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FACEBOOKに日本的コミュニケーションを浸食される理不尽

2012-09-01 Sat 00:00
 アメリカ人が開発したツールだからなのか、FACEBOOK(以下:FB)って日本人がこれまで長い年月をかけて培ってきた、日本人特有のコミュニケーション文化を物凄い勢いで浸食していると思いませんか?私が見る限り、FB内で交わされる遣り取りには、日本人ならではの奥床しさは微塵も無いと思っています。
 

【臭い“恥”には蓋】
 以前ここでもご紹介しました。HKT48・指原メンバーに成りすました薄気味悪い輩(笑)のFBを、指原メンバー本人のものと信じ込み、あたかもアイドルと「友達」になれたと勘違いして得意げになっていた(?)「友達」A。

 その後私が見せしめ的に指原メンバー公式FBの記事にいいね!を押したので、ニュースフィードを見た彼もようやく自分のおマヌケぶりを自覚した…と信じたいです(笑)

 ごく普通の友達同士ならこういうことがあった場合、次に会った時にお互い面と向かって

「そういえばAよぉ~、お前ニセ指原のFBに引っかかってんじゃねぇよ~。ちょっと考えれば分かるだろ~?アホだなぁ~(笑)」
「うるせ~な~(恥) まぁ人間誰にでも間違いはある、ってことでさ」
「まぁね。でもお前、個人情報絡むし、もっと注意した方がいいよ」
「はいはい、分かりました。ところでさ…」

…みたいな流れが自然に生じますよね?

 その時、Aはちょっとだけ恥をかくことを覚悟しなければなりませんが、これで人生の経験値は間違いなくアップします。指摘した側も満足だし、お互いの仲も深まるものだと思っていました。

 しかしFBのようなネット村では、そんなコミュニケーションは全否定ですね。都合悪くなれば過去の記事を削除したり、いいね!を取り消したり、公開対象から除外したりと、臭いものには蓋状態。自分のおマヌケな過去を抹殺、なんてことは日常茶飯事。時には恥をかかないと人間成長しません。そんな彼らは今日もどこかで恥と気づくことなく恥を晒しているのでしょうね。


【美徳崩壊】
 例えばB君が、会社の経費を使って高級料亭で取引先を接待したとします。こんな役得滅多に無いし、とても楽しかったので同僚に自慢したいなぁ…よしっ、X君に自慢しよう。そんなことを考えてX君に近づきます。しかし…

B「おうX、元気?オレ、昨日さ…」
X「ああ、お疲れ。…実は息子が交通事故に遭ってさ、ここ数日妻と交代で病院に付きっきりなんだ。心配で食欲も無いけど、オレが倒れたらどうしようもないから、毎晩病院のロビーを借りてコンビニおにぎりだけでも食べるようにしているよ…」
B「(あ、あぶねぇ…)そ、そうだったのか。それは大変だったね。早く回復することを祈ってるよ…」

ちょっと極端な例だと思われるなら…

B「おうX、元気?最近飲みに行ってる?」
X「いやいや、それどころじゃなくてさ…ここ数日新規プロジェクトの仕事がピークで、毎日会社に泊まり込んでるんだよ。お陰で毎食コンビニ弁当だよ。もういい加減飽きたよ(笑)」
B「(うっ…オレはそんな大きな仕事を任されたことないのに…自慢しに来たはずが何て寂しい気分なんだ…オレは小さ過ぎる…)そ、そうなんだ。じゃあ、仕事が一段落したらお疲れ会でもしようか…」
X「サンキュー。お前の方はどう?」
B「ま、まぁ大したことないよ…料亭で接待したりとか…
X「へぇ~、凄いじゃん」
B「い、いや、そんなのどうでもいいんだけどさ…」

 人間、誰でも他人に何かを自慢したいという欲求は持っていると思います。でも大抵は相手に嫌がられるのでは?己の人間的評価を落とすのでは?もし相手に予期せぬ事情があったら取り返しのつかない事態にならないだろうか?…と恐れ、相手の顔色やご機嫌を窺い、空気を読んだ上で“思いやり”や“遠慮”という名のフィルターを通して抑えながら自慢する。もしくは、自分を理解してくれるごく一握りの人にだけ聞いてもらうもの。これが一般的な日本人だと思っていました。

 しかしFBのようなネット村では、そんなコミュニケーションは全否定ですね。FBで押し付けられる腐るほどの自慢話(ほとんど全ての投稿)って、「友達」であるはずの相手に対しあまりにも一方的。相手の事情や気持ちを無視することを前提に、欲求優先で無遠慮に発せられています。原始的で美徳の欠片も感じられません。

 まぁ、仮にFBが日本人のこういった醜い欲求を満たすための大義名分目的で開発されたとしたら、ザッカーバーグのこともある意味尊敬します。でも日本人特有の美徳を崩壊させたという意味では、彼は間違いなく「GUILTY(有罪)」ですね。


【幼児化するオッサン脳】
 尊敬出来る理想の上司や先輩ってどんな人でしょう?やはり仕事が出来て、自分を上手くフォローしてくれる人。それでいて人間的魅力もあり、誰にでも優しく、常識も知識も備わった好人物…って感じでしょうか?

 では、やたらと部下や後輩にベタベタ付きまとい、無理してイマドキの若者口調で愛想を振り撒く人はどうですか?もしくは、同僚や地元の友達とお喋りを楽しんでいるのに、いちいち空気を読まずに口を挟んでくる、「この人いつ仕事してるの?」と思いたくなるような人は?…まぁ多くの人の評価は“サイアク!”じゃないでしょうか?

 分別のある普通の社会人なら誰でもそう理解していそうだし、出来ることなら前者のような好人物を目指したい、そう考えていると思っていました。

 しかしFBのようなネット村では、そんな当たり前の価値観すら全否定ですね。なぜか迷うことなく“サイアク”な上司像を選ぶオッサンが多い。その方がフレンドリーで親みが持てる、と評価されるとでも思っているのでしょうか?実際は対等な友達にもなれないばかりか、尊敬の念すら失うだけだと思いますけど。

 若い(女性)社員の近況に真っ先にコメントを書いたり“いいね!”を押すのもみっともないですよね。会社の上司や先輩が常連訪問者だと、リアルな友達がコメントし難いし、コメントするとしても内容を抑え気味に書かざるを得ない。これでは面白くも何ともない。私のブログなんて、親しい友達は一般読者様に配慮して、まずコメントなんか書いてくれませんよ(笑)


 最近、ある方が久々にFBに近況をアップしました。ハッキリ言って仕事PRネタなので面白くも何ともない記事でした。でもこれを読んだ途端、FB村の住人たちの稚拙さが思い切り際立ってしまいましたね。

 その方は昔も今も、恐らく将来も、絶対に私と同じステージには立ってくれそうもありませんが、だからこそ人生最後まで敬意を持って向き合うことが出来そうに思えます。もしも彼がFB村住人同様振舞っていたとしたら、私は早々に見切りをつけているでしょうね。

 

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| 瑠璃色幻想曲 |