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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
タイガー今井逝去

2013-07-31 Wed 00:00
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 かつては全日本女子プロレス、最近では大日本プロレスでリングアナウンサーを努めた今井良晴氏が7月29日、胃癌により亡くなったそうです。…まぁ「今井リングアナ」といってもごく一部のプロレスファンしか知らないでしょうけれどね。

 私が彼の死を知って少なからずショックだったのは、遠い昔の貴重な思い出が甦ったからです。


 私が子供の頃のある日曜日のこと。友達に誘われるがまま近所の区民体育館に行きました。学校の体育館みたいな施設です。

 入場料を取られることもなく、数枚のコピー用紙を綴じて作ったパンフレットを頂き中に入ると、そこには思わず笑ってしまうくらい粗末な“リング”がありました。体育の授業で使う器械体操用のマットを床に何枚も並べ、ブルーシートで表面を覆っただけ。これがこれから始まる“プロレス”用のリングだというのです。

 さらに4つあるリングの“コーナー”のうち、なぜか2箇所にだけプールの監視員が座る高い椅子が置かれていました。恐らく4脚は集められなかったのでしょうが…まさかここに登ってフライング・ボディ・アタックでもやるというのか?

 客席用のパイプ椅子なんてもちろんありません。観客は早い者勝ちで適当に“リングサイド”を占拠し、各自買い込んだスナック菓子を食べながら、今か今かとゴングを待つのでした。


 かなり後になって分かったことですが、これはJWAという社会人プロレス団体(「社会人なのにプロ?」というツッコミはご遠慮願います・笑)が定期的に開催していた興行だったようです。町中の電柱には本物さながらの告知ポスターも貼ってあったっけ…。


 しかしリングは粗末でも、ここで闘う“レスラー”たちは大真面目。当時の私は新日・全日ともに観戦経験を持つ、クラス中の誰もが認めるプロレスマニアでしたが、そんな私が見ても、彼らの試合は両団体に引けを取らないくらいの迫力とリアリティがありました。少なくとも現在“プロレス団体”を名乗る多くのインディー団体よりもクオリティは高かったはずです。

 そのJWA所属レスラーのひとりが、若き日の今井リングアナ、タイガー・今井でした。

 ちなみに私が覚えている限りの選手をご紹介しますと…

■ビッグ・赤平
 JWAのエース。名前と同じ赤いタイツ着用。例えるなら体はストロング小林、顔は剛竜馬といった感じでした。動きはトロかったものの、ナチュラルな強さと大きな存在感を感じました。

■ハンニバル・清水
 坊主頭でアンコ体型、空手(柔道?)の道着着用(下のみ)。顔は朝青龍似。入場時にはお経(?)で埋め尽くされた白い浴衣らしきものを羽織っていた気がします。
 彼はB・赤平のライバルで、もの静かな雰囲気に反し極悪非道なファイトの限りを尽くす悪役レスラー。相手を血祭りに上げ、自分もジュース(血)を流す、まるでA・ブッチャーみたいなレスラーでした。H・清水の試合を迎える時の、胃液が口の中に込み上げてきそうな緊張感…現在のプロレス界でどれだけ経験出来るのかなぁ…?

■タイガー・今井
 中堅どころのレスラーでした。彼のロングタイツはサイドに白いラインの入った青いジャージ(笑) 友達と一緒にバカにしてました(笑)
 子供的に分かりやすいファイトではありませんでしたが、とにかくガムシャラで熱いファイトだったと記憶しています。会場人気も高かったです。

■リングネーム不明①
 若くて小柄。小林邦明のような赤いマーシャルアーツ風のタイツ着用。空中殺法が得意で、“プールの監視員が座る高い椅子”からのムーンサルトプレスに観客は大興奮。しかしH・清水とのシングルでは得意の空中殺法を出す余裕もなく血ダルマにされていたのが印象的。

■リングネーム不明②
 上半身にランニングシャツタイプのコスチューム着用。パンフの写真ではかなり太っていましたが、ダイエットしたようでコスチュームがブカブカでした(笑) ファイトがショッパかったためか、私が観戦した興行では常に第1試合辺りで闘っていました。

■ジャッキー・三木
 この団体の大阪支局のような団体のエース。B・赤平との頂上対決を見た記憶があります。
 彼は青いタイツ着用でパーマ頭。体格に恵まれ顔も川合俊一風で割とイケていたと思いますが…結構弱かった(笑)と記憶しています。


 確か同じ会場で3~4回観戦しましたよ。よってこの遙か後に、リングアナになったタイガー今井と再会した時は驚きました。この驚きを誰かに伝えたかったのに、周囲の友達は誰も今井を知らないし、興味も示してくれなかったです(笑)

 当時のプロレス界は、UWFが出来るか出来ないかという頃でして、実質新日と全日の2大メジャー団体の時代でした。私の勝手な想像で恐縮ですが、タイガー今井も両団体の入門テストを受験したのではないでしょうか?しかし身長が規定に達しないので書類選考で呆気なくアウト。

 その後もプロレスが大好きで堪らない、夢を諦めきれない彼は、どうしてもプロレスがしたくて、このボランティアのようなプロレス(?)団体で闘うことを選択。後にレスラーとして才能の限界を悟り、リングアナとして大好きなプロレスに貢献する道を選んだのであった…そんな人生だったのかなぁ…。

 大好きなプロレスに一生を捧げられたという意味ではとても羨ましい人生だったのかも知れませんね。

 
 今、改めて考えると、あのJWAのチンケなリングは後のアイスリボンも同じようなものを採用したし、椅子のない客席もみちのくプロレスの興行では何ら珍しくない光景です。もしも現在、当時のままのJWAがこの世に存在していれば、恐らくほとんどのインディー団体に勝る人気団体になっていた可能性も否定出来ません。少なくとも初期のFMWくらい面白かったです(活動時期は逆ですが)。

 タイガー・今井も、もしこの世に生を受けたのがあと10年遅ければ、どこかのインディー団体の人気選手として活躍したかも知れませんね。

 故人のご冥福をお祈りいたします。

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ちょっと汚い話

2013-07-30 Tue 00:00
 先日、ちょっと汚くも不思議な光景に遭遇してしまいました。その時のことをご紹介しようと思うのですが、汚い話が嫌いな方、お食事中の方はこれ以上読み進めないことをお勧めします。


 ある土曜日の早朝、私は愛犬との散歩を楽しんでいました。

 その帰宅途中、某商店街の中にある小さなローカル駅の横の道に差し掛かった時のこと。駅の改札を出て10mも歩かない、駅のすぐ外に、どう見ても犬や猫のものではない、いや、人間のものだとしても量的に幼い子供のものとは到底思えない大盛りウ○コを発見しました。

 土曜の朝というと、前夜に羽目を外して飲み過ぎたサラリーマンによる嘔吐の痕跡はしばしば見かけます。しかしウ○コとなると珍しい。さすがの私も未経験です(笑)

 しかもこのウ○コを残した輩、ポケットティッシュを持っていなかったようで…なんと!!頭上にあった、イベント情報やお悔やみなどが貼られた地域の掲示板からチラシを何枚か剥ぎ取り、それでケツを拭いたようなのです。チラシですから、紙はそこそこの厚さのコート紙や上質紙…かなり痛かったんじゃないかな?(笑)

 本人にとってはまさに緊急事態だったのでしょうが、せっかく住民が貼ったチラシをウ○コまみれにした上、そのまま放置して立ち去るとは…ちょっと酷いですよね。

 
 でもそれ以上に私は、ここでこのような光景を見たことそのものが信じられませんでした。

 このウ○コは駅から出てすぐの場所にしてあったので、当初私は、乗客の誰かが我慢出来ずにしてしまったもの、と想像しました。しかしこの駅のホームには、公衆トイレがあります。なぜ使わなかったのか?

 仮に公衆トイレが男女とも塞がっていたとして、この駅があるのは小さいながらも商店街の真ん中。終電が停まるような遅い時刻でも、近くの居酒屋から出てくるほろ酔い状態の客や、近隣の住宅地へと帰る通行人はたくさんいるはず。特に金曜の夜ならなおさらです。野グソするにしても、もうちょっと場所を選ぶことは出来なかったのか?

 いや、それ以前にこれだけの恥を晒すことになるかも知れないのに、なぜ大の大人が事前に正露丸を飲む、乗車前にトイレに立ち寄る、ヤバいと気づいた時点で下車するなどの措置を取らなかったのか?お腹を下していたから仕方ない?いえいえ、問題のウ○コはいわゆる“ハーフ&ハーフ”、つまり半分はユルめでしたが、もう半分は立派な個体でしたよ(笑)


こんなことするなんて…幼児と一緒ではないか!!


 もし機会があったら、当事者本人に当時の状況をヒアリングしてみたい、そんな衝動に駆られてしまいました。

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水トク!世界の怖い夜~真夏に震える絶叫スペシャル~

2013-07-27 Sat 18:54
 7月24日に放送された「水トク!世界の怖い夜~真夏に震える絶叫スペシャル~」(TBS系)を観ました。心霊動画と芸能人の心霊スポット探索で構成される、ここでも毎回採り上げている心霊ファンにとってはお馴染みの番組です。

 まぁ、今回も心霊動画は相変わらずインチキ臭いものが多いし、心霊スポット探索も「いいの?」と心配してしまうほど、霊の痕跡をハッキリとらえてしまっている(笑) ツッコミ所は多々ありますが、真夏の夜にこんな粋な番組を提供してくれるだけで、私は嬉しいですけれどね。


 まず今回の放送、メインコンテンツの心霊動画については、意外にも「ほんとにあった!呪いのビデオ」からの流用が極めて少なかったですね。私も初めて見る動画が多かったし、それなりにビビりながら楽しむことが出来ました。その分、ほとんどが海外発の作り物臭プンプンなイン○キ動画でしたけれど(笑)

 かつてこの番組で何度も使い回された「ポルトガルのヒッチハイクする女の幽霊」や「誕生会に訪れた事故死した友達」は、さすがにもう放送されませんが、番組のラスト「看護師が選んだ恐怖映像」の第1位は以前見たことのある「パラノーマル・アクティビティ」のパクりネタ。ちょっといい加減にして欲しいです(笑)


 芸能人の心霊スポット探索企画は今回2本ありましたが、私はどちらにも好感を持ちました。

 まず、現在売り出し中の若手芸人トリオ、パンサーが心霊スポットを探索する企画。パンサーを採用してくれたのは個人的に嬉しいです。彼らの本業のネタは見たことありませんが、メンバーの中でも同じロンブー淳がMCを務める「ロンドンハーツ」の、大がかりなドッキリ企画で何度も騙される尾形、けっこう好きなんですよ。

 しかも企画の中ではちゃんと尾形が、霊が出るという部屋で単身リポートする流れになりましたからね。視聴者が求めているものが分かっているな、と思いました。

 そして以前別々に心霊現象をとらえた実績を持つスギちゃんと芹那が、今回は黄金タッグを組んで廃校を探索するという企画。心霊云々抜きでも、このキャスティングは魅力的でした。


 でも私が最も好きなのは、最近シリーズ化している「霊に悩まされる家屋シリーズ」ですか。簡単に説明すると家主のいる心霊スポットが舞台で、芸能人リポーターを使わない企画。今回も暗視カメラは、窓から覗く幽霊の顔や、正体不明のモヤを鮮明にとらえてくれたのでした。こういう企画の方に私は昭和臭、「お昼のワイドショー」や新倉イワオ、宜母愛子臭を感じるし、心霊へのリスペクトの念をも感じます。

 何だかんだプロレスを楽しむ感覚で、今回もこの番組を楽しむことが出来ました。


 ところで…この番組とも多少関係があるのですが…7月21日にBS NHKで、珍しくオカルト系の番組が放送されていたのを御存知でしょうか?「幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー File.02」という、栗山千明がネビゲーターを務める番組です。

 宇宙人から心霊、魔女、モアイまでネタ満載でしたが、興味深かったのが心霊動画のコーナー。「世界の怖い夜」で過去に腐るほど使われた「ポルトガルのヒッチハイクする女の幽霊」の動画が、実はある映画プロデューサーが作った作品宣伝用の映像だということを紹介していたのです。彼が個人サイトでフェイク・ドキュメンタリーとして公開したところ、別の誰かが勝手に動画投稿サイトにアップしてしまい、瞬く間にガチの心霊動画として世界中に拡散されてしまった、というのが真相のようです。

 同じく「世界の怖い夜」で“恐怖動画第1位”に輝いたこともある「シンガポールの会社のエレベーターの中に現れた霊」の動画も。これもシンガポールのあるコンサルタント会社が、労働意識改善目的で作った映像が、同様にガチ映像として拡散されてしまったのだそうです。

 テレビ局が本気で調べればそんな事実なんて簡単に分かりそうなものですが…やはり報道やドキュメンタリーと違って、心霊番組はまだまだ“何でもアリ”の世界なんですね(笑)



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自分自慢者の正体

2013-07-26 Fri 06:39
 SNS上で毎日飽きもせず自分自慢に精を出す知人・X。先日友人・Aと飲んだ時に、このXの話題が少しだけ出ました。

「なぜXって料理・家庭菜園・育児…わざわざ他人に晒す必要のないことまで毎日SNSにアップするんだろう?しかも文章からは自慢したくて仕方がないという本心がミエミエだし、読むたびにイライラさせられるよ」

どうでもいいことではありますが、こんな下らないテーマが酒の肴に丁度よい夜も、たまにはあります(笑) 私とAで議論した結果、ある結論を導き出すことが出来ました。


 例えばある男性が、初めてキャバクラに行ったとします。

お客さん、お休みの日は何してるんですか?

たいてい朝から料理を作ってるよ。この週末には野菜を使ってパスタを作ったな

え~?!すご~い!!男の人なのにお料理するんですか~?!

するよ。それに野菜は自分が畑で育てた野菜を収穫して使っているんだよ

え~?!野菜まで作ってるなんてすご~い!いいな~。私もお芋掘りして、採れたての野菜をその場で食べたいな~。

ホント?それならぜひうちに遊びに来なよ!!今週末なんて都合はどう?なんなら前日から泊まりに来てもらっても構わないし

…えっ?こ、今週末ですか…?ま、まだ分からない…かな…

じゃあ、大丈夫そうなら金曜の夜にでもオレのケータイに電話してよ。自宅まで車で迎えに行くよ!

…は、はい、とりあえずわかりました…

 当然週末になっても彼のケータイは鳴らない。それどころか、これ以降このキャバ嬢に同じ話題を振るたび彼女の顔がひきつる。

…う~ん、もしかして彼女、オレがお客さんだから興味ないのにあえて興味がある振りしたのかな?お客さんを喜ばせるためにあんなこと言ったっぽいな…なるほどね。そうか、本当にオレに興味があると思ったからオレもついその気になっちゃったけど、今思うとバカみたいだったなぁ…

こうして世の多くの男性は成長するのです(笑)

 ちょっと考えてみましょう。SNS(というかここではXが得意なFACEBOOK前提で書きます)でせっせと自分自慢して“友達”、特に女性の“友達”から同じように

「凄~い!!」
「美味しそう~!!」
「私も食べた~い!!」

などのコメントをもらってご満悦、というXは、まさにこのキャバクラの客と同じではないでしょうか?…いや、違うか。キャバクラの客は確実に成長していきますが、Xは全く成長せずに同じことを繰り返すから、確実にそれ以下か(笑)


 また、別の人からはこんな参考意見も聴くことが出来ました。

「私の実家は農業もやっていた。だから私や他の農家出身者にとって、畑仕事なんて珍しくも何ともない、ごく当たりの風景。あえて触れようとは思わない。だからSNSで畑仕事を自慢する人は、ほぼ間違いなく都会出身者だと思う」

つまり、例えるなら会社に入りたての新人サラリーマンが

「今朝は、超満員電車で通勤しちゃったよ!いやぁ~参った参った」

と友達に自慢することはあっても、数ヶ月も経てばそんな当たり前のことをわざわざ自慢したり報告したりしませんよね?わざわざ何かを自慢する人って、大抵の場合その道の素人もしくは初心者であり、プロと呼ばれる人やその道を極めたいと願う人たちとは、意識の持ち方がかなり違う、と言えそうです。

 そう考えるとXの正体は、料理も家庭菜園も育児もSNSで誰かに自慢して「凄い!」というコメントを貰えれば満足、というレベルの中途半端者。さらには好意的なコメントを額面通り真に受けて悦に入るという、空気も読めない、コミュニケーションスキルにも乏しい痛い奴、と言えそうです。料理教室を主宰する主婦の料理ブログや、地域活性化のために農作業の様子を紹介する生産者の呟きとは、完全に似て非なるXの自慢話を読んでムカつき、気分が悪くなるのは当然なんですよね。

「な~んだ。だったらこんな奴のことでいちいちイライラする俺たちってバカみたいじゃん。今までXのことは友達だと思っていたけれど、もう俺たちとは別世界の住人と割り切って無視するのが一番だね」

改めて私もその通りだと思いました…。

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タイアップ企画?にやられた朝

2013-07-25 Thu 00:00
 7月23日放送の「カスペ!奥様は芸能人~20人の嫁ぢから一斉調査SP!!~」(CX)というバラエティ番組を何気なく見ていた時のこと。

 何人かの出演者がセブンイレブンで購入可能な食材のみ使ってアレンジ料理を作り、その得点を競うという企画がありました。

 特別面白くも何ともない番組でしたが、ここで唯一興味を引いたのが出演者のひとり、元テニスプレーヤーの杉山愛が用意した食材のひとつ。「これが美味しくて大好き」という“金の食パン”なる商品です。彼女はあまりにも美味しいからと、料理に関係なく焼かずにそのまま1枚食べてしまいました。

 さらに驚くべきことに、次に登場したギャル曽根までもがこの“金の食パン”を購入。やはり焼かずに食べながら「いつも食パンの耳は旦那にあげちゃうけれど、このパンは美味しいので耳まで食べられる」とベタ褒め。

 ここまで見せられると、素直な視聴者ならこの“金の食パン”、どれだけ美味しいのだろう?と食べてみたくなりますよね?そう、番組に洗脳された私は、翌早朝近所のセブンイレブンに走ってしまいました(笑)

 実際にこのパン、人気商品らしく6枚切りの商品が2つしか残っていませんでした。思わず2つとも買ってしまった私は、さっそく杉山愛を真似て焼かずに1枚食べてみました。…う~ん、特にフワフワしているわけでも、口当たりがよいわけでもないじゃん。うっすら甘い味がついているようですが、パサパサしてるし私には普通の食パンとしか感じられません。これ(250円)の半額ほどで買える美味しい食パンは、他にいくらでもありそうです。

 一応、トースターで焼いてバターを塗ったものも食べてみましたが、こちらの方が断然お勧めです。噛んだ時に口の中で崩れるような食感はなかなかよかったです。

 人の好みや感じ方にはもちろん個人差がありますから、私の意見が絶対だとは思いません。ただ、同じ番組で社会的に影響力を持つタレントが2人もベタ褒めするほどではないと思いました。

 あくまでも想像ですが、やはりこれってフジテレビとセブンイレブン・ジャパンの間で、番組で商品を大袈裟に紹介する見返りに使用する商品を無償提供する、みたいな協力関係があったということなんしょうね。見事に乗せられてしまいました。

 “金の食パン”、悪くないですが、やはり一番美味しい食パンは、パン屋さんで焼き上がりを待って買う出来立てホヤホヤの食パンでしょう。それに勝るものは多分ないでしょうね。

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豪雨の中の“急がば回れ”

2013-07-24 Wed 17:42
 昨日、東京を襲った集中豪雨は凄まじかったですね。雨量も凄かったですが、集中豪雨(夕立)にしては降雨時間が長かったと思います。しかも止んで晴れ間が出たり、小降りになったりして安心していると、突如また激しく降るという、まるで“神の嫌がらせ”ではないか?と疑いたくなるほど天の邪鬼な空模様でした。

 
 実は私も、この集中豪雨でちょっとだけ難儀しました。夕方帰宅しようとしたら、いつも利用している電車が豪雨の影響で運転を見合わせています。そこで駅から徒歩10分ほどの場所で食事をしながら復旧を待つことにしました。

 しかし、食事後もナビタイムで確認する限り復旧はまだ。振り替え輸送に応じるというものの、私の場合自宅最寄り駅へ行くにはこの路線以外使えません。別の路線で最も近い駅まで行ってバスを使うという方法もありましたが、バスなんて使ったら男として敗北(意味不明・笑) やはり男なら(?)1時間以上かけてでも歩いて帰宅しようと覚悟を決めました。

 しかし歩き始めてすぐに運転再開の知らせが入り、私は再び駅までびしょ濡れになりながら走りました。駅のホームはダイヤの乱れから電車の到着を待つ乗客でいっぱい。既に帰宅ラッシュアワーにも突入しています。

 少し待つと、満員状態の電車が入ってきました。ホームの人たちはまるでおしくらまんじゅうで遊ぶ児童のごとく、われ先にとこの電車に乗ろうとします。

 私は無理せず次の電車の到着を待つつもりで、彼らのことをボケ~っと眺めていたのですが…私の目前で、車内の乗客を押し込みながら無理矢理乗車した、あるオッサンにちょっとした異変が。

 そのオッサン、私立小学校に電車通学する学童のように、自分のSuicaをリュックにストラップで括りつけていたのです。そして強引に乗車したものだからリュックが外にはみ出してしまった。ドアは何とか閉まりましたが、悪いことにSuicaがドアに挟まっているではありませんか!!しかも見た感じ、ストラップごと挟まっているので、強引に引っ張ると外に落ちてしまいそうな状態。

 さらに悪いことにこの路線、こちら側のドアが次に開くのは7つ先の駅到着時(笑) 彼がどこで降りるのかは分かりませんが、仮にその駅よりも手前の駅だったとしたら…


「急がば回れ」


このことわざの存在意義を改めて実感(笑) 人間、慌てるとロクなことがないですよね。

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ユニクロの流行で絶滅した人たち

2013-07-23 Tue 20:00
 突然ですが、「ユニクロの特徴」って何だと思います?

 たくさんありますが、私が最も画期的だと感じるのは、店員さんにベタベタ付きまとわられることなく、あたかも書店やCDショップで商品を物色するかのごとく自由に服を選べることです。

 では、この画期的な販売システムが浸透したことにより、世の“ある人たち”がほぼ絶滅しました。一体、どんな人たちだと思います?少なくとも私がそう思っているのは、

休日に何を着てよいのか分からない。かといって能動的に情報収集したり、流行をリサーチしに街に出たりといった努力はしたくない。とりあえず開き直っていつもの旧型のオッサン背広を着て、上着とネクタイだけ省けば何となくカジュアルに見えるでしょ?

と考えるオヂサンたちです。最近ホントに見かけません。

 私が思うに、このようなオヂサンが絶滅したのはユニクロのヒットが原因だと思います(クールビスが定番化したこともあると思います)。ユニクロのお陰で手軽に、安価で、そして余計な恥をかかずにそこそこのセンスの服が頭から足先まで全て手に入るのですから。

 まぁ逆の考え方をすれば、ユニクロのせいで庶民のファッションはどんどん没個性化が進んでいますけれどね。いずれ弱小アパレルブランドをユニクロが吸収しまくって、一部の高級ブランドを愛するセレブ以外は“一億総ユニクロ時代”が到来する…かも知れませんよ?(笑)


 ところで、そんなオヂサンは絶滅したものの、ファッション関連で依然私の周囲に根強く生き残っているのが、やはり何を着てよいのか分からず、苦し紛れに“個性”を主張してプライドを守るも周囲から浮いている輩たち

 具体的には、スポーツブランドのウェアやレプリカユニフォームで身を固める輩と、ロック・メタル系ファッションで身を固める輩です。

 前者は、とにかく一年中メジャーリーグや海外サッカーチームのレプリカユニフォームやスタジャン、ベンチコートなどばかり着ている。ちょっとふざけてからかうとムキになり「俺はとにかくメジャーリーグが好きなんだ。だから普通のファッションには興味ない、着ようと思わない!」などと吠える。

 しかし10~20代の若者ならまだしも、白髪交じりの頭髪、くたびれた中年顔、メタボ体型のオッサンがカラフルなユニフォームを着て繁華街を練り歩くというのはちょっと…正直言って一緒に歩くのに抵抗ありありです(笑)

 後者も似たようなもの。真夏でもダーク色系の細身の革パンにブーツ、Tシャツも必ず黒地。各種アクセサリーが目にうるさい。「俺はメタルを愛しているから、ハーフパンツやスニーカーはNG。基本的に黒しか着ない」と言い張るも、実はバンドマンでも何でもなく、単にCDを集めライブに行くだけのメタルオタク。

 個性にこだわるのは大事ですが、社会人ならTPOをわきまえるようお勧めしたいですね。スポーツ観戦やライブ鑑賞、同じ趣味嗜好の仲間とのオフ会などでは思い切り好きなファッションにこだわればよいと思います。

 しかしそれ以外の日常でそのような主張をすると、ただの面倒くさい奴、痛い奴、協調性がない奴、などとネガティヴに見られてしまいがち。もうちょっと自分を客観視するとよいと思います。

 自分を客観視すれば、そんなふうにこだわるよりも、いっそユニクロの店頭のマネキンが着ている服と同じものを一式買って着た方がよほど爽やかだし、誰にも不快感を与えることはないと思いますけれどね。

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初当選した“神を冒涜した(?)男”

2013-07-22 Mon 06:23
 7月21日の第23回参院選、東京選挙区で俳優の山本太郎氏(無所属)が見事初当選を果たしました。


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 私は特に彼を支持していたわけでも、彼に注目していたわけでもありません。しかし彼は今回の選挙から解禁となった、選挙活動期間中のSNSを始めとするインターネットによるPRをフル活用しました。今回当選を果たした原因のひとつがこれなのでしょうね。何だか未来の日本を背負って立つニュータイプの議員の誕生を目の当たりにしたような気がしました。

 ところで私は、以前からこの山本氏をテレビで見るたび、ずっと心に引っ掛かるものを感じていました。

 それは高校時代の彼が、「天才たけしの元気が出るテレビ」の人気企画「ダンス甲子園」において、ビキニ海パン一丁に全身ローションまみれという出で立ちで演じていた“メロリンQ”なる奇抜なキャラクター


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…ではなく!! そのパフォーマンス時のBGMに、なぜか“メタルゴッド”ジューダス・プリーストの名曲「ペインキラー」を使っていたことですよ!!


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私、プリーストの中でもこの曲が大好きで、当時ずっとヘビロテ状態で聴きまくっていました。山本氏をテレビで初めて見て以来、私の中で彼は常に“神を冒涜する男”なのです(笑)


 反原発でも何でも構いません。今後彼が、彼自身の力で世の中をよい方向に変えることが出来たら、若い世代の国民の意識も変わるでしょうし、私のわだかまり(笑)も消えてゆくのでしょうね。

 山本氏の活躍に期待したいと思います。


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ジイサン化(?)する季節

2013-07-20 Sat 22:55
 毎日暑いなぁ、と思ったら既に7月も半ば。納得です。

 まぁ、喉が乾いてもヌルい水道水しか選択出来なかった小・中学校時代に比べ、大人となった今は美味しいアイスコーヒーや冷たい生ビール(もちろん夜以降・笑)を自由に飲めますからね。感謝しなきゃイカンです(笑)

 どんなに暑いといっても、私たち人間にはそんなささやかな楽しみがあります。しかし暑くなると愛犬たち、世のペットが大好きなイベント「散歩」に大きな制限が生じてしまう。これが不憫でなりません。


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 この時期だけは何とか涼しい早朝に散歩させてやりたいのですが、午前5時台に自宅を出発しても6時を過ぎると既に日差しが強烈で…汗がダラダラ。着ているシャツは帰宅次第脱がなきゃダメ状態。愛犬もハアハアと息が上がり辛そうです。したがって週末は可能な限り4時起き(笑)して出発するようにしています。


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 唯一嬉しいのは、他の愛犬家も同じことを考えているようで、5時台にかなりまとまった数のワンチャンと出会って遊べることです。


 人間には趣味、仕事、たくさんの娯楽がありますが、ペットにはせいぜい散歩・食事・ご主人様と遊ぶことくらいしかありません。そう考えると週末くらいはいつもより1~2時間早く起きて愛犬の楽しみに付き合うことくらい、苦ではありません。


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飲み友=下請業者という生き方

2013-07-19 Fri 19:48
 某一部上場企業に勤務する友人は、その得意先の中で最も大切に扱うべき幹懇得意先のひとつを担当する営業マンです。

 そのため、彼はどんなに多忙であっても得意先の発注担当者からお酒のお誘いを受けた時点で、その日の業務は強制終了。仕事も会議も打ち合わせも全てを捨てて先方事務所付近の繁華街に飛んで行かなければならない。

 しかもお相手は相当のお酒好きらしく、毎回2軒、3軒のハシゴは当たり前。限りなく下戸に近い友人はお開きの瞬間をひたすら待ち続けた末、嘔吐しながら終電で帰宅するのだとか。

 高度経済成長期やバブル経済期に比べ、多くの企業が義理人情にはドライで実質主義な現在、このようなお付き合いがどれだけ存在するのか?私には分かりません。ひとつだけ確実なのは、このような付き合い方が好ましいか否かなんてどうでもよいこと。得意先が求める以上、営業マンとして「断る」という選択肢はありません。ただそれだけ。理屈じゃないのです。

 とはいえ、強制終了した仕事は確実に翌日以降重くのしかかってきます。お酒の飲み過ぎも健康に少なからず悪影響を及ぼすでしょう。でもそのようにして命を削った結果、確実に大きな仕事が貰えるのであれば…これも営業マンの宿命。仕方ないのでしょうね。少なくともそう考えるから、友人は毎回突発的なお誘いに応じているのだと思われます。


 私自身も営業経験が長かったので、彼らの日常は否定しません。同時に“21世紀”に生きる者として肯定もしたくありません。

 私はたまにこんなことを想像します。

「もしもオレなら、彼らと同じように自分から下請業者の営業マンを呼んで、いちいち酒を飲みに行くだろうか?」

私の性格なら(もしかしてオレって、飲み友達のいない寂しい奴だと思われているかな?彼らも今は仕事だから付き合ってくれているわけで、純粋にオレのことを友達だとは思っていないはずだよな?)…きっとこう考えます。

 そして(あぁ、だんだん恥ずかしくなってきた…。得意気になって王様気分を味わっている場合じゃないな)と客観的視点で考えるでしょう。

 まぁこれ自体、私独自の価値観であり、それ以上でも以下でもありません。でも、その私の価値観基準で判断させていただくのなら…頻繁に業者を呼び出して酒に付き合わせるという行為は、尊敬も出来ないし、カッコいいと憧れることもない。

 だから、私はこの理想をずっと持ち続け、今後の人生を生きる…ただそれだけです。

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客を本気にさせるキャバ嬢は天使か?悪魔か?

2013-07-18 Thu 07:01
 知り合いが経営する居酒屋の常連客には、歓楽街近くという場所柄キャバ嬢やホストが多いそうです。

 その常連客のひとり、あるキャバ嬢さん…私には到底信じられないのですが…毎回彼女を指名し、彼女と同伴してくれる多くの太客の中には“彼女はガチでオレの彼女”と信じて疑わない(別の言い方をすれば都合よく騙されている・笑)ピュアな男性諸君が少なくないと聞きました。当然ながら彼女も、相手に合わせて“彼女”を演じ、振る舞っているのだとか。

 このキャバ嬢さんについて、皆さんはどう思いますか?

「相手の男性に夢を与える優しい天使」

それとも

「純粋な男性を騙して金儲けする悪魔」

でしょうか…?


「客は会社(お店)からではなく、営業マン(販売員)から物を買う」

…営業マン経験者なら一度は聞いたことがある教訓かと思います。例え一流企業の主力商品であっても、態度や言葉遣いが悪いなど営業マンに魅力がなければ(死んでも買ってやるものか!)となりがち。しかし魅力的な営業マン相手だと、つい(コイツのために協力してやりたい)という気持ちが働いてしまうもの。

 個人商店だって同じです。自宅前の自動販売機で買えるタバコを、わざわざ商店街のタバコ屋まで買いに行く理由が、タバコ屋の優しい看板おばあちゃんを喜ばせたいから、というのは誰にでも理解出来るはず。

 つまり、相手に商品やサービスを買ってもらうためには、売り手が相手に好感を抱かせ、自分のことを好きになってもらう必要がある、というのが先の教訓の真意。

 そう考えると、件のキャバ嬢さんの努力や振る舞いも、営業マンや商店主のそれと同じなんじゃないかな?私はそう思った次第です。いくら人として嘘をつくのは悪いことだとしても、お客さんに好きになってもらうためには、

「仕事だから親しくしてあげてるだけ」

とか

「アンタなんかタイプじゃないし」

なんてわざわざ言う必要ないんですよ。

 これがお客さんを騙していることになるのかというと、そうかも知れません。でも営業マンやタバコ屋のおばあちゃんを愛するために、必ずしも相手の真の個人情報やプライバシーが必要でしょうか?どちらかというと商品やサービス以上に、売り手そのものが欲しくなってしまう困ったお客さんの方に問題がありそうでは?(笑)

 結局、キャバ嬢に本気になってしまう男性がイタいと感じるのは、サービスの本質を理解出来ないまま多額の資金を投入しようとする行為が、精神的に未熟に感じてしまうからなのでしょうね。その証拠に、同じ男性でも“自分のようなジジイが18歳の女の子と楽しくお酒を飲める場所はここしかない。そのためにお金を使うのは本望だ”と割り切る人には、あまりイタさは感じません。

 よって私が考える、最も健全なキャバ嬢との接し方とは、

「お客さんがキャバ嬢の存在そのものに価値を感じ、彼女を手に入れるために投資する、というのはそもそもお門違い。本来彼女たちが提供するサービスは、お客さんに対し快適で楽しい時間を演出しようという接客。この価値に見合った対価を払うべき」

ですね。そう割り切れればお互い後腐れなくwin-winな関係になれそうです。

 キャバ嬢に夢中になるもよし。キャバ嬢のために多額のお金を投入するもよし。しかし彼女のような人たちが扱う商品やサービスの本質を理解出来る賢いオツムだけは最低限持ち合わせていないと、ただの残念な奴、になってしまうでしょう。

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どう仕上げる?映画版「白ゆき姫殺人事件」

2013-07-16 Tue 18:52
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 昨日、このブログのアクセス数が過去最多(1,583)を記録しました。私レベルの世界の数字ながらも凄いことになっている、何が原因なのだろう?気になったので確認することにしました。

 アクセス解析の結果、昨年9月に書いた、湊かなえ著「白ゆき姫殺人事件」を読んだ感想を綴った記事へのキーワード検索によるアクセスの多さが原因のようでした。…となるともしかして「白ゆき姫殺人事件」、映画かTVドラマ化される、とでもいうのだろうか?さらに検索した結果…ビンゴ!井上真央と綾野剛共演で映画化されるそうです。ちなみに2014年春公開。…ふ~ん…(沈)


 私は湊かなえ作品は大好きで全て読んでいますが、彼女の作品が映像化されるたびにファンとして複雑な心境になります。なぜなら、彼女の作風最大の魅力のひとつである、文章の構成で魅せる・唸らせるという、書籍コンテンツだからこそ効果を発揮する技法が、映像では活かされるはずもないから。つまり「傑作ミステリー」がただの“ちょっとだけ面白い物語”に成り下がってしまい、原作を読んだことのない視聴者に「大したことないな」と評価されてしまうような気がして、今から残念でならないのです。

 この「白ゆき姫殺人事件」もそう。実は内容そのものは、ミステリーなのに謎解きもなく勝手にサクサク進みます。しかし構成が面白いんです。各章ごとに特定の関係者の発言や抗議文のみで構成されている。そして各章読み終えるたびに、巻末の事件資料…関係者のツイッターやブログのログ、事件を報じる週刊誌の記事など…の該当部分を参照しなければならない。そうすることで初めて、登場人物の本音や裏の顔とともに事件の性質が見えてくる、という演出は、書籍だからこそ可能な技法。

 これは同時に書籍の限界への挑戦、ネットコンテンツへの挑戦状のようにも思えて、内容そのものへの評価以上に評価したくなってしまう。

 別の言い方をすれば映画版の評価はこの、書籍の特徴をフル活用した画期的な技法から得られる驚きや面白さを、映像化することでどのように表現するのか?にかかっていると言えます。これを失敗してしまうと、もうホントに悲惨でしょうね。結局ただの“ちょっと面白い映画”で終わってしまいそうです。やはり湊かなえは書籍でこそ活きる作家さんなのだと思いましたね。

 
 でもそう考えると、映像では不十分、本だからこそ表現可能なこと、本だからこそ面白く楽しめるコンテンツって、本の魅力を知り尽くした編集者次第ではまだまだ作ることは出来そうですよね。やはり本って奥が深いなぁ…なくなってたまるか!…そう感じます。


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(2012/07/26)
湊 かなえ

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カジュアルな日常は感情優先のススメ

2013-07-14 Sun 01:34
 ある一般男性が発信したSNSの呟きが、ちょっとした話題になっていることを知りました。“電車で妊婦さんに席を譲らない理由”です。

 お年寄りや身体の不自由な人、妊婦さんなどには、例え優先席でなくとも積極的に席を譲ってあげるのは、人として当然の行為とされています。

 しかしこの投稿者は、2つの理由から(少なくとも)妊婦さんには席を譲らないのだとか。

 まず、相手が妊婦さんかどうかなんて、よほどお腹が大きくなければ気づかないから。そして着席した状態、特に読書やスマホ操作中なら、なおさら周囲のことなどにいちいち注目しないから、だそうです。

 もうひとつの理由は、投稿者は電車で座りたいがために、わざわざ座れる(混雑し始める前の)駅の近くに住み、座りやすい時間帯を選び乗車している。場合によっては混んでいる電車を1本やり過ごす場合もある。したがって、これほどまでの努力をしている自分が、なぜ無計画に混雑した電車に乗車してきた人に席を譲らなければならないのか?という理屈。

 これに対し反応は様々。

「グダグダ言わず気持ちよく譲ってあげればいいじゃないか」

という反対意見も多い一方で、

「確かに一理ある。自分も読書を始めたら集中して周りなんて見えなくなる」

という賛同意見も少なくないようです。


 どちらの意見にも頷ける部分はあります。でも私はこう思いますね。

 例えばビジネスシーンで何か解決策を考える場合、感情を挟まずに客観的視点から考え、判断を下すべきです。しかしビジネスとは離れた日常生活の、人対人の付き合いの中のことなら、理屈云々よりも感情ベースで動ける人の方がよほど魅力的。どんなに主張が理に適っていたとしても、理論武装で己を守ろうというのはちょっとみっともないです。面倒くさいヤツ、とも思われそうだし(笑)

 同じ席を譲らない行為でも、この投稿者が単に周囲の状況に気づかなくて、席を譲れなかったのなら、誰も彼を責めないと思います。しかしそれを言葉にして訴えてしまった時点で、彼の人・男・社会人としての価値は大暴落したと感じます。なぜなら世の中そんなものだからです。

 使い古された化石のような表現ですが、世の中の人々はお互い支え合って生きています。ちょっと気分が悪くて辛そうかな?と思ったら、例え相手が妊婦さんでなくとも積極的に声をかけて席を譲ればよいだけの話じゃないですか。それで自分も相手も、さらには周囲の大勢の乗客たちも気分よく一日を過ごせるのだとしたら、それは理屈で計れるメリット以上に大きな価値のはず。

 それに通勤電車ならある程度乗客の顔ぶれも毎日共通しています。こういったちょっとした行為も、見ていてくれる人は必ずいる…のかも。そう信じるだけで気持ちが前向きになれませんか?

 さりげない日常のワンシーンくらい、人間らしく感情ベースで動きたいものですね。

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バカにできない“スギちゃん宝くじ当選報道”

2013-07-13 Sat 00:00
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 お笑い芸人のスギちゃんが宝くじに当選し、5億円を獲得したとドイツ最大の部数を誇る大衆紙「ビルト」が誤報したことが話題になっています。

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実際にはサマージャンボ宝くじの宣伝イベントに参加し、5億円分の札束を前にポーズをキメるスギちゃんの姿を見た記者が、何も確認せずに妄想を記事にしてしまったようですが…何ともお粗末な話ですね。


 ところで、恐らくこのニュースを見た多くの日本人は、

ドイツのマスコミは何と低レベルな仕事をするのだろう。いい加減過ぎる

とバカにすることでしょう。しかし私はそうではなく、

「日本のマスコミが報道する海外ニュースの中にも、似たような誤報は少なからず存在するのかも知れない」

と考えることをお勧めします。

 例えば、ワイドショーを見ていると、実際に海外の新聞を用意、記事を切り抜いてボードに貼り、わざわざ要点に赤線を引いてまで注目度の高い仰天ニュースを紹介することが多いです。多くの視聴者は、天下の大手テレビ局が実在の新聞に載ったニュースを紹介しているのだから、と深く考えずに信じてしまうことでしょう。

 ところが、そのソース元となっている海外の新聞名をよく見ると、イギリスの「THE SUN」だったり「NEWS OF THE WORLD」だったりすることは珍しくありません。これらの新聞はゴシップ中心のタブロイド紙。かつては「ネッシー親子を激写!」とか「ブッシュと握手するホワイトハウスのエイリアン」などの胡散臭い記事を捏造写真付きで堂々と報道した前科もある、まさに日本の「東スポ」のような娯楽紙のはず。

 つまり、これって逆に考えれば、海外のワイドショー番組が大真面目に「東スポ」掲載の仰天ニュース記事を報道しているのと変わらないんですよね。

 もちろん、日本のワイドショー(テレビ局)は視聴者の興味を引いて視聴率を上げたいので、

「この新聞はイギリス版東スポのような新聞なので、信憑性について当番組では一切の責任を負いません」

なんてわざわざ言うはずありません。ソース元の新聞がどんな新聞なのか?知らないと、ゆくゆくは真面目な視聴者が赤っ恥をかいてしまう可能性もなきにしもあらずです。


 そう考えると、今さらながらマスコミなんて極めていい加減です。しかし視聴者もそれなりの情報収集・分析能力(というほどお大袈裟に考える必要はありませんが・笑)でしっかり武装して、上手にマスメディアと接しないと、ますます何を信じればよいのか分からない世の中になってしまいそうですね。

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甦る伝説

2013-07-12 Fri 00:00
 あるキッカケから、過去の「悩ましい出来事」と「誇らしい武勇伝」の記憶が同時に甦りました。


 私は昔から人一倍くすぐったがり体質です。特にお腹周りをくすぐられると過剰なまでに反応しがちでした。

 当時、社会人として初めて勤務した会社にて営業として働いていた私は、胃が痛い日々を送っていました。なぜなら自分が担当する仕事の納期交渉を、工場担当者が全く聞き入れてくれなかったからです。事情を説明して納期の前倒しをお願いしても「出来ねえよ!」のひと言で片づけられてしまう。それどころか予定納期を教えて欲しいとお願いしても完全無視。気が弱かった私は、次第に彼らとは出来るだけ関わりたくないと思うようになりました。でもそれではまるで仕事にならない。葛藤、苦悩の日々…。

 私だけが特別目の敵にされていたわけではありません。工場担当者の態度は誰に対してでも概ね同じでした。ただし、他の営業は彼らと仲良くなったり、自分の仕事を優先してもらったりするために、常に努力していました。用事がなくても毎日彼らの席に足を運び、楽しい雑談を持ちかける。プライベートで旅行した時は必ずお土産を買ってきて配る。女子社員に協力を仰ぎ、彼らを居酒屋で接待する。…涙ぐましい努力をしていたのです。

 私は当時は旅行とは無縁、どちらかというと口下手でしたから、こういった作戦を真似ることは苦痛でした。もう自分に出来るのは、とにかく下手(したて)に…例え相手が高卒でも(すみません、当時は若かったのでちょっと見下していました)、暴走族上がりでもとにかく遜り、頭を下げて下手下手に粘り強くお願いし続けるしかない。それ以外方法はないと考えました。

 するといつの日か私の気持ちが通じ、極めて上から目線的態度ながらもひとり、またひとりと親しみ混じりの態度で私に接してくれるようになったのです。

 かといってお願いを素直に聞いてくれるかといえば、それはまた別の話。相変わらず遜りまくって交渉を重ねるしかありませんでした。

 ある日、納期交渉に工場担当者・M氏を訪ねると、M氏は機嫌が悪かったのか、突然私の腹部に地獄突き(笑)を放ちました。私は痛いというよりもくすぐったくて過剰に反応してしまいました。

 それ以降、M氏は面白いオモチャを手に入れた子供のように、私が相談を持ちかけるたびにくすぐってきました。もちろん交渉どころではありません。(ここまでしてなぜこんなアフォなヤツに頭を下げなければならないんだ?)私は悔しいというよりも悲しくなりました。交渉にも応じてもらえず、毎日ただくすぐられに行くかのごとくM氏を訪れる私。ホント嫌で堪りませんでした。


 そんなある日…その日は割とM氏の機嫌もよく、彼の隣の席の空いた椅子を勧められ、腰掛けて交渉することが出来たのです。

 しかし喜んだのも束の間、交渉がM氏に不利な方向に運ぶと、またも彼は苦し紛れに私をくすぐり始める。これでもう交渉どころではありません。(またかよ!!)内心憤りつつも作り笑顔を崩さず「Mさ~ん、カンベンしてくださいよ~」と哀願する私。…とその時!!着席した状態でM氏の手から逃れようとした私は、バランスを崩し、椅子ごと派手に転倒してしまいました。恐らくドリフの体を張ったコントでも滅多にお目にかかれないような派手な転倒だったのでしょう。周囲の人々は誰もが大爆笑。(うわぁ恥ずかしいなぁ…)やるせない気持ちで顔を上げた時、私は確かに見ました。手で口を覆いながらも、私を見て笑っているHさんを!!

 Hさんは噂では元暴走族のリーダーで、サラリーマンには到底見えない攻撃的ルックスとファッション、寡黙で一匹狼的ムードから、営業はもちろん工場担当者たちからも恐れられていました。私自身、Hさんに納期交渉する時はM氏とは別の意味で嫌でした。そんなHさんの笑顔を、私は初めて見ました。


 「Hさんが笑った!!

その噂は工場担当者のみならず、営業にも瞬く間に伝わりました。私が尊敬する先輩からも

「おい、○○(私の名前)!お前あの“絶対に笑わない”ことで有名なHさんを笑わせたんだって?!さっきMさんから聞いたよ。工場もその噂で持ちきりだってよ!!」

喜んでいいのか、恥ずかしがるべきなのか、その時は分からず複雑な心境でした。しかしそれ以降、なぜかM氏が私をくすぐる機会は減り、真面目に交渉に応じてくれるようになりました。Hさんも態度は相変わらずでしたが、質問には即答してくれるようになったのです。

 仕事がやりやすくなって嬉しいのは事実でしたが、私としてはそれ以上に「やっぱり仕事(営業)って面倒臭いなぁ…」でしたけれどね。


 あれからかなりの年月が経ちました。私のくすぐったがり体質はもう治まっただろう、そう思っていたのですが…相変わらずダメみたいです(笑)

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鑑的販売員

2013-07-10 Wed 00:00
 夏物の服が欲しいと、あるアパレル店を覗きました。

 するとすぐに、ひとりの女性店員さんが私をマークし始めたのですが…幸いこのお店の店員さんは昔から、付かず離れずの心地よい接客を心掛けてくれるのでウザくはありません。逆に私から質問・相談したり、商品の感想を伝えたりと積極的に話しかけました。

 そして私がTシャツコーナーをチェックし始めた時のことです。店員さんが陳列された商品の中から、深いグリーンのTシャツを手に取り

「この色なんて素敵だと思いますよ」

と勧めてくれました。確かに落ち着いた大人チックなグリーンなのはひと目見て分かりましたが…このTシャツ、どこかで見覚えが…。そうだ、最近弟が着ていたよ、コレ(笑)

 まぁ兄弟といっても一緒に行動する機会なんてほとんどないし、別に気にすることではありません。でも今回は何となくスルーしたい気分でした。

「あぁ、いい色ですね。でもコレ、最近弟が買って着ている気がするんですよね…」

すると次の瞬間、店員さんの口から驚くべきひと言が!!

「あぁ、弟さんですか?知ってますよ」

嘘~っ?!なぜ?!

「2ヶ月くらい前に、(私と)よく似た方がいらっしゃいまして、Tシャツばかりじっくりご覧になっていらっしゃいました。多分あの方かと思いまして」

 一応、他の特徴を伺ってみましたが、恐らく本当に私の弟のことを指しているようです。とはいっても彼は1年前、初めて私と一緒に来店して以降、数えるほどしか利用していないはず。よほど怪しい眼差しでTシャツを吟味していた、とでもいうのだろうか?(笑) いや、そうではありませんね。やはりこの店員さんの接客スキルの高さ、プロ意識の高さが成せる技なのでしょう。

 考えてみたらこの店員さん、今回私への第一声も

「お久しぶりです」

でした。私も彼女のことは覚えていましたが、接客されたのは4年前の1回だけなのに(笑) まぁ、誰にでも同じ言葉をかけているだけかも知れませんが、それだって立派な接客テクニックであることに違いありません。

 私が最も嬉しかったのは、夏用のズボンを試着する時のこと。同じお店で買ったズボンの2回りも小さいサイズを差し、こう言ってくれたこと。

「お客さんですと、このくらいで十分合うと思います」

…多分無理です(笑) でもそのお気遣いに感謝します。

 彼女は4年前にもTシャツを選ぶ時、

「お客さんなら…Mサイズでよろしいかと…」

と言ってくれましたっけ。でも実際にMサイズ着たらきっとピチピチで、昭和のプロレスラー状態になっていました(笑) でも第一声が

「サイズないんですか?(笑)」

だった同店の別店舗の店員とは大違いです。

 お客さんが気持ちよく商品を見て回るための上級サポート術ですね。とても勉強になった気がします。

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ほんとにあった!呪いのビデオ53(ネタバレあり)

2013-07-08 Mon 00:44
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 毎年恒例となった、ほん呪真夏の怒涛の3作連続リリース。その真ん中「53」。今回もガチとフェイクの間のグレーゾーンを目いっぱい楽しみたいと思います。


【血だまりの女】<ゾクゾク度:B>
 流星群を撮影するためにマンション屋上に上がった投稿者とその恋人女性。道路を挟んだ向かい側のアパートの共用スペース(1階通路)に後ろを向いて立つ女の姿を発見するが、その女の背中にみるみる血のような染みが広がる。やがて女は後ろを振り返り…。


 どうせなら振り返った後の表情まで映して欲しかった。最近の「ほん呪」はオープニング1発目にパンチが効いたネタがきていたのに残念。


【復讐】<ゾクゾク度:B> 
 見知らぬアドレスからメールを受信した投稿者。添付された動画には、自分が高校時代に仲間とともに、学校のトイレで同級生を虐めた時の様子が収められていた。
 誰が撮影したのか心当たりのない映像だが、彼らのすぐ背後から撮影する何者かがカメラを壁掛け鏡に向けると、そこに映るはずの撮影者の姿はなく…。


 解説では全く触れていませんが、映像中ずっと何者かがエフェクトのかかったデスヴォイス(?)で繰り返し「お前たちを…(以下聞き取れず)」と言っているのが聴こえます。まぁ、意図的に触れないのでしょうが(笑)


【シリーズ監視カメラ 地下駐車場】<ゾクゾク度:B>
 あるマンションの地下駐車場の監視カメラの映像。ある男が車に乗ると、壁際に女と思しき霊が出現。そして男が車を発車させると、誰もいないはずの助手席には同じ女が!!


 …それ以上でも以下でもありません。解説通りです。


【失われた仔ども達 中編】<ゾクゾク度:B>
 前作「52」からの続編…っていうか、もうコレ書かなくていいっすか?ややこしいだけでメチャクチャ面倒臭いんですけど(笑) 一応、前回のおさらいはココでご確認願います。
 「52」の最初の投稿者・梅木さんに、今回の鍵を握ると思われる彼の恋人・安部さんの居場所を問い詰めるが、出会い系サイトで知り合い数回しか会っていないという理由で頓挫。しかし彼女が介護関係の仕事をしていた、という情報を頼りに元職場をキャッチ。当時の同僚女性に話を聞く。
 安部さんは職場を辞めたが、その直前妊娠・出産していた様子。同僚は安部さんを含む数名とカラオケに行った時の様子を撮影したデジカメ映像を提供する。


 問題の映像は、カラオケBOXで歌を歌っている時の安部さん。なぜか静止画像となり、彼女の顔だけが不気味にカメラを睨み…という感じ。でも正直、このエピソード面倒臭いです(笑)


【寝言】<ゾクゾク度:B>
 大学生4人が部屋で酒を飲んでいる映像。そのうち怪談話となるが、一人が「幽霊なんて絶対いない!!」と言い切る。すると、既に眠っていた仲間の一人の口から「いるよ!」という女の声が!!


 出ました!ほん呪定番の、“発泡酒で酒盛りする若者”シリーズ(笑) しかし男4人の宅飲み風景を延々撮影するのって、何が目的なんでしょうね?
 眠っている仲間の背後に現れる不気味な女の顔は「53」中、ビジュアル的には最も怖いかも知れません。ネタとしては全く怖くないんですが。


【成人】<ゾクゾク度:B>
 投稿者の七五三の時の古い映像。投稿者が成人するまで保管しておくように、というお寺住職のアドバイスに従い、最近まで封印されていたらしい。紋付袴姿の投稿者(当時)を撮影していると、背後の襖に…。


 本人から子供と思しき影が分離して歩く…だけ。何だか今回怖くないものが多いですね。


【遺された呪いのビデオ】<ゾクゾク度:B>
 遺品整理業者でバイトをしていたという投稿者が、バイト現場でパクってきたというVHSビデオテープ。ラベルには「呪いのビデオ」と手書きされているが、内容はどこかの運動場を撮影した白黒映像。ノイズが走るたび、遠くに佇んでいた少女がだんだんカメラに近づいてくる。


 最後、不可解な音声を逆再生すると「許してください」「ふふふ」という声が入っていたといいますが、勿体ぶった割によくあるパターンですよね。「編集時にひとつの発見をした!」というほどのことではないです。


【失われた仔ども達 続・中編】<ゾクゾク度:C>
 スタッフは安部さんのマンションを訪れたが、既に退去した後だった。隣人に聞き込む限りでは、確かに安部さんは妊娠していたようだ。
 安部さんに直接取材依頼のメールを送ったところ、彼女本人から「渡したいものがある」と返信が。スタッフらは指定されたコンビニへと向かう。コンビニで1枚のDVDを受け取ったスタッフ一同は、情緒不安定的な安部さんから話を聞こうと説得を試みる。しかし逃走する安部さんを途中で見失ってしまう。


 ここでほん呪スタッフの間でちょっとした騒動が。“聴いたら幽霊が現れる”という怖い話を聴いた女性が妊娠・自殺していることにビビった川居が、「私も女なので」と調査メンバーを降りてしまう。

 岩澤は残った男性2人にも調査続行の意思の有無を確認。そのうちの一人・井ノ上(…おっと!出ました~!!)の回答がちょっと面白い。

「もう『怖い話』聴いちゃったし」
「ボク、誰とも結婚しないんで」

しかも安部さんと接触する重要ミッションを担当することになったのもこの井ノ上。車中で岩澤らに「頼りないな」とバカにされても、“ほん呪パーカー”を着て、大袈裟にビデオカメラを構えて安部さんを待つ。

 逃走する安部さんを3人で追うシーンでは、お約束というか、サービスというか、予定調和というか(笑)撮影しながら路上で無駄に転倒(笑) 前回に比べるとインパクトは確実に弱いのですが、必要最低限の満足は得られました。

 問題の映像は、井ノ上が安部さんから受け取ったDVDに収録されていた赤ん坊の短い動画。意味不明ではあるものの、幽霊などではなさそう。ただでさえ怖くない「53」のラストがこんなんでよい、とでも言うのだろうか…?!

 予告編を見る限り、解決編の「54」ではかなり大きな動きあありそうです。しかし私はもうこのエピソード、見るのが苦痛で堪りません…。


 さて、今回の「53」、最近リリースされたものの中では久々に地味、怖くない、つまらないエピソードばかりだったと思います。ある程度前後リリース作品とのバランスを取っているのならよいのですが。

 来月リリースの「54」に期待しましょう!!

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変わっていなかった思い出のお好み焼き

2013-07-07 Sun 00:00
わたなべたけし


「美味しいお好み焼きが食べたい」


 そう思った時、私の記憶の中で真っ先に甦ったのが、東京・大塚の「本場関西お好み焼き わたなべたけし」さんでした。

 とはいってもこのお店、もう何年もご無沙汰なんですよ。以前はよくお邪魔したんですけれどね。ネット検索したところ、幸い以前と変わらず営業されているようでした。割と回転率のよい地元の人気店という印象でしたので、予約を入れて久々に訪れました。

 当日は週末だというのに、まさかの貸切状態!ヒミツの話が全部店主夫妻に筒抜けじゃないですか?!…すぐにお客さんでいっぱいになりましたけれどね(笑) 中には「25名なんですけど(入れますか?)」という無茶言うお客さんも。25名ってこのお店のキャパですよ!予約しなさいっつーの(笑)

 私は記憶を頼りに、お気に入りだった(関西では一発目に注文するのが定番と知った)とんぺい焼き、豚焼き、さくら焼き(広島風)、ホイル焼き各種などを注文。記憶の通り、当時のままの味でした。

 中でも、カリフォルニア焼きは、当時このブログでご紹介した通り、今回もマイ・MVPでした。意外と嗜好って変らないものです。

 しかし今回、最も感激したこと…お料理が美味しかったことはもちろんですが、それ以上に

ご主人が私のことを覚えていてくれたこと!

しかも、

「(当時)よくいらして頂いた」と仰ってくれたこと!!

…常連でも何でもなかったんですけどね(笑) 最後に利用してからもう3年近く経つはずなのに、嬉しかったです。


 最近、口コミサイトなどでは、根拠不明で稚拙、無責任な批判記事が目立つと聞きます。店主が自分のことを覚えていてくれた、なんて料理の味とは無関係ですが、少なくとも私の評価はこれだけで星1つアップ(笑) やはりお店の評価基準なんて人それぞれなんですよ。

 それにしても、提供されるお好み焼き、ピッカピカに磨かれた厨房などから感じるご主人の真面目な仕事ぶりは、口コミサイトに関係なく私にとっては確実に★★★★★(5.0)!!


 最高の仲間、大好きな人にも食べて欲しいと思うのは当然です。


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資格更新について考える

2013-07-06 Sat 00:00
 先日、ある友人から意見を求められました。

4年前に会社の指示でDTPエキスパート承認試験を受験して、合格したんだよね。でもこの資格、2年ごとに7,000円自己負担して更新試験にパスしないと失効しちゃうんだ。

 俺としては現在資格の恩恵に与っているとは言い難いし、そんな資格のために7,000円払うのもバカバカしいと感じているんだよね。 

 かといって短期の資格学校にまで自費で通って、せっかく取得した資格を捨てるのももったいない気がするし…どう思う?


 当該資格を発行するJAGATのHPを確認したところ「DTPエキスパート20年の歴史」という言葉を目にしました。実際出版・印刷業界に普及し始めたのがいつ頃か?よく知りませんが、意外と長い歴史を持つ資格のようです。


 私は基本的に民間団体の発行する資格は、当たり前ですが全て金儲けのための道具だと思っています。ユーザーが一方的に振り回されたり、損したりする必要は全くありません。なので自分にとってどうしても必要な資格なのかどうか見極め、必要なければ肩書に固執する必要はないと思っています。

 例えば、私は野菜ソムリエ中級の資格を持っていますが、やはり毎年更新料が必要です。

 しかし多くの野菜ソムリエは目一杯そのブランドの恩恵に与りながら、各々の夢を実現させようと頑張っています。だから彼らは喜んで更新料を支払っているはず。お互いwin-winなんですよ。

 ではDTPエキスパートと友人のような印刷営業マンの場合はどうか?今でもwin-winな関係を継続しているのか?…そんなこともちろん知りません。なぜなら現在出版・印刷業界で、DTPがどれだけ重要なのか?部外者の私が知るはずないからです。そもそも私たちにとって本や雑誌なんて中身が面白ければよいのです!!(笑)

 ただ、そんな私でも想像出来るのは、DTP普及期と比較したら、確実に現在の印刷営業マンの方がDTPへの理解は深いはずですよね。

 かつて印刷物の入稿が急速にデジタル化し、印刷営業マンが無知では得意先や外注デザイナーとの間で対等な交渉・打ち合わせが出来ない。それでは仕事が取れないし、信頼関係も築けない、大変だ!ということで一気にDTPエキスパート承認試験が注目されたわけです。

 あれから20年近く経った現在では、印刷営業マンでDTPの基礎知識がない人というのは、まずいないはず。つまり、もはやDTPエキスパートには営業マンのブランド価値アップに貢献するほどの力はないのではないか?と想像します。

 仮に基礎知識以上の専門的知識や技術を必要とする場合は、プロジェクトメンバーに専門部門のプロをキャスティングする方が、営業戦略としては正しいでしょう。

 それに出版社、中でも老舗出版社って、まだまだ義理人情の世界みたいなムードが残っているものです。仮にベテラン営業マンである友人の名刺から肩書きが一行消えたところで、酒だ、ゴルフだワイワイやってれば(笑)ほとんど影響がないと思うんですよね。


 だから友人には、

「既に基礎知識を習得して、現場の最前線に立つオマエが必要ないと判断するのなら更新しなくていいんじゃない?今さら他の営業マンと差別化されるほどの“勲章”じゃないんだし。

 とりあえず現場の○○チーフ辺りにたまに酒を奢って(笑)必要な時には優先的にオマエのために動いてくれるよう、手懐けておけば?」

そう回答しました。部外者が偉そうに堂々と回答してよいのか?!(笑)


 ただ、ここで大事なのは、

DTPエキスパート資格は必要ない。7,000円ももったいない。だから更新しない。2年に1回の精神的・経済的負担が消えてラッキー♪でもオレは毎日朝から深夜まで仕事で忙しいから、他の自己啓発や自分磨きに手を出すのはムリだよ♪♪

となっては絶対にダメだということ。

 よほど完璧な営業マンでない限り、誰にでも何かしら足りない点はあります。交渉術、マーケティング知識、コーチングスキル、クロスメディアソリューション提案、若い部下の育成ノウハウ、豊富な話題、豊富な人脈、それこそゴルフの技術だって構いません。こんなご時世、相手から重宝される営業マンのスキルはひとつではないし、コロコロ変化するもの。それが何なのか?現場で感じ取り、必要だと判断したらその都度、積極的に自己投資して補うべきです。資格専門学校や資格講座が無理なら、毎週1冊書店でビジネス書を買って読むだけでも大違いなのですから。

 なぜ、このようなことをしなければならないのか?現在忙しくて上から必要とされていれば、余計なことに手出ししなくてよいのでは?そう思う人もいるでしょう。

 しかしこの考え方は危険です。今の若者は自己啓発や自分磨きに貪欲です。ひと昔前の“酒飲んでゴルフしときゃ、どうにでもなる”という価値観を貫いてしまうと、そんな人は若い世代が管理する立場となった時、埃の被った業界知識しか武器を持たず、人脈も古過ぎて使えない。これといったスキルもなく全く尊敬されない、お荷物オヤヂになってしまうでしょう。

 過去に、私の身近にもそんなオヂサンがいました。大手幹懇得意先をずっと担当し、先方役員宅の近所在住なのでゴルフ接待には欠かせない貴重な運転手役。

 しかし彼は変化を受け入れなかったので、いずれ人脈は朽ち果てました。業務のIT化を拒否したのでPCが全く使えませんでした。結果、大手幹懇得意先には必要なくなり異動。しかし異動先で必須なPCスキルに欠ける上に覚えようともしないので、資材発注業務が全く出来ず自主退社してしまいました。

 これは友人に限らず、誰にとっても他人事ではありません。ぜひ注意することをお勧めします。

 
 結局、要らないスキルをひとつ捨てるということは、空いたメモリー分の別のスキルをインストールして、強大な敵に挑むようなもの。RPGのプレーヤーキャラを強く育てるようなものなのかも知れません(笑)

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進化するユニクロ商品

2013-07-05 Fri 00:00
 先日、久々に近所のユニクロに買い物に行きました。お目当てはもちろん…インナーウェアです(笑) いやぁ、相変わらずトップス関連は町中で誰かと被りそうで、なかなか手が出せません。

 さて、今回欲しかったのは、

下着シャツ(エアリズム)
下着パンツ(ボクサートランクス)
ソックス(ショートタイプ)

各数点。余談ですがこういうのって、同じ時期に集中的に寿命を全うするものですね。私は適当なデザイン・カラーの商品を選び、すぐに会計を済ませて帰宅しました。

 私としては日常に必要な消耗品を機械的に買い足しに行っただけ、つまり購入した各商品にはそれ以上の価値を全く期待していませんでした。

 ところが!どれも形こそ以前購入して所有しているものと同じなのに、品質はまるで別もの。満足度が全く違うことに気づきました。

 例えばエアリズムは、既に持っているシルキードライよりも肌触りが心地よく快適。「何も着ていない感」も高い。

 ボクサートランクスはかつてのように無駄にウエストのゴムが強力じゃない。かといって緩いわけでもなく、ちょうどよい心地よさで装着感もあまり感じません。

 ショートソックスは以前のものは靴の中で180°近く回転してしまうことがありましたが、それも改善されている。さすがは天下のユニクロ様、ユーザーの不満点を少しずつ解消しながら、商品を進化させているんですね。ちょっと感激しました。

 同じものを大切に何年も身につけるのは、もちろん望ましいことです。しかしわずか数百円の負担で、今までよりも体が快適になるのなら、気分も上向くし、日常生活にもよい影響を与えてくれそうな気がします。

 毎年でなくとも、2年に1回くらいの割合で手持ちの安い衣類を回転させられたら、結果的にハッピーになれるのかも知れません。

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顔のない八百屋

2013-07-04 Thu 00:00
 自宅近所の商店街の中に、いつの間にか新しい八百屋がオープンしていました。

 …といってもこの八百屋、私の常識ベースで考える限り、ちょっと変わった八百屋なんですよね。

 まず、店の屋号(店名)がない。…いや、ないはずないとは思うのですが、看板もなければ店名入りレジ袋を用意しているわけでもない。普通に買い物する限り、生活者が店の名前を知る術がないのです。

 最近は青果市場を利用せずに、直接農家と取引する八百屋もあるでしょうから、昔のように青果市場の免許(4桁のナンバー)などなくてもその気になれば個人で商売が可能、屋号なんて要らないのかも知れません。その代わり何かしら信用の担保となるものは必要だと思うのですが。

 また、普通小さな町の商店街の個人商店であれば、地元民なら誰かしら「ああ、○○さんでしょ?」と知っているものです。でもこの店の主はどうも地元の人ではないようで、誰も素性を知らない。

 さらに最近、店の入り口に「アルバイト募集」と書かれた紙が貼られています。もちろんその紙にも店名などの情報はなし(笑) その場で口頭で問い合わせてくれ、と言いたいのでしょうが、どうなんでしょう?何かトラブルがあった時に、警察に訴えたとしても

「え?店の名前ですか?分かりません。…はい、確かに私はここでアルバイトしていました。でも店の名前は知りません。雇い主の名前も知りません!!」

なんてことにならないですよね?(笑)

 商売する上で店名や会社名って「顔」のようなもの。これがない(見え難い)とお客さんは信用したくても出来ないと思いますけれどね。

 また、この僅か2~3坪の店…というか、空きスペースに野菜を並べただけの商店の野菜は、私が見る限り特に特徴があるわけではありません。それどころか明らかにスーパーや他の八百屋の野菜よりも品質的に劣っているのは確か。

 それでも不思議と買い物客は来るんですよね。なぜなら、立地が最高だからだと思われます。駅を出て目の前なんですもん。とりあえず見てみたくなるのでしょうね。

 まぁ、商売人にはそれぞれやり方があるとは思います。生活者もどんな店で買い物しようが自由です。

 でも商売って、売り手と買い手の間に信頼関係が成立して初めて成立するものだとも思うんですよね。顔(店名)を隠して野菜を売る店と、商品の品質を保証してくれる人の情報が不十分でも安ければ、駅から近ければよいと考える生活者…どちらもちょっと違う。でも何となく歯車が噛み合ってしまって結果オーライ?両者win-win?


 …半年後、1年後に同じやり方を続けても、お店が存続しているのかどうか?ちょっと気になります。


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口コミサイト投稿者の無知

2013-07-03 Wed 00:00
 あるテレビ番組で、「口コミサイト」の特集を見ました。今回採り上げられていたのは同サイトの中でも、ぐるなびや食べログのような飲食店評価サイトです。

 番組ではリポーターが、あえて「不味い!」「二度と行かない!」といった悪い評価をつけられた飲食店を何軒か訪ね、実際に批判された料理を食べて味を確認するという主旨。先に明かしてしまうとそれらの料理は、確かに他の店の同じメニューに比べ、変わった味や作り方ではあるものの決して不味いわけではない、という結論に落ち着きました。実際に問題のメニューを通行人に試食させても、評価はまちまち。決して誰もが不味いと感じるような、粗悪な料理ではないということです。逆に店主の料理へのこだわりや愛を感じる、と言う出演者もいました。

 多くの人が当然のように料理を「美味しい」「不味い」と評価しますが、そもそもそれ自体正しいことなのでしょうか?

 例えば豚骨ラーメンの、あの獣臭バリバリな臭いスープが大好きな人もいれば、大嫌いな人もいます。生まれも育ちも東京である私は納豆が昔から大好きですが、関西人には納豆が大嫌いな人が多いと聞きます。つまり、料理の評価基準は「好き」か「嫌い」かなんですよね。

 実際に番組に登場した、悪評価をつけられた中華料理店のチャーハン。お米が水分を多く含みベシャッとした仕上がりです。しかしこれは店主があくまでも「お米の味を残すため」にあえてそう仕上げただけのこと。パラパラのチャーハンが好きな人にとってはガッカリかも知れませんが、それはあくまでもその人の「口に合わなかった」だけのこと。決して「不味かった」ではないんですよね。

 それを何の説明もなく「この店のチャーハンは不味い!もう二度と来ない!!」と、その人の嗜好基準で書く、表現力・想像力の未熟な人がたくさんいるから飲食店や他のユーザーが迷惑するんです。

 出来れば

「私はお米一粒一粒に火が通った、パラパラのチャーハンが昔から好きで美味しいと感じています。しかしこのお店のチャーハンは逆に水分が多くベシャッとしていました。私の口には合いませんでした。私のようにパラパラのチャーハンが好きな人にはお勧めしません」

と書いてあげれば誰も傷つかないし、どちらのタイプのチャーハンが好きな人にも参考になります。

 これはマスコミがグルメ番組などで常に

「チャーハンはお米がパラパラなのが美味しい」
「牛肉はとにかく霜降」
「トマトは甘いものが最高」

などの先入観を視聴者に与え続けた弊害とも言えます。ベシャッとしたチャーハン、赤身のフィレ肉、昔ながらの酸っぱいトマトを支持する人のことは最初から完全無視ですもんね。マスコミが推奨する=美味しい、それ以外は不味い、と刷り込まれている人、多いと思いますよ。


 考えたら飲食店だけでなく、本、映画、音楽、観光地…全て同じです。他のユーザーのために情報を残してあげようというボランティア精神は立派ですが、それならば必ず自分の趣味嗜好やバックグラウンドを明示した上で、客観的に評価すべき。

 そしてメディアを使って情報発信するのなら、相応にメディアリテラシーを磨くべきですね。



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さよなら渓谷(ややネタバレあり)

2013-07-02 Tue 00:00
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 「とくダネ!」で笠井アナがベタ褒めするので観てみようと思いました。真木よう子主演「さよならクロ…」いや、「さよなら人類…」いや、さよなら渓谷」。笠井アナ曰く「究極の愛を超えた、極限の愛です!!」…広報担当か?アンタ(笑)


 物語は、秋田児童連続殺害事件の犯人・畠山鈴香を思わせる女・里美が、我が子殺害容疑で連行されるところから始まります。隣に住む尾崎の内縁の妻・かなこが、里美と尾崎の不倫関係を警察にチクったからさあ大変!愛する伴侶のはずの尾崎は警察に連行されてしまいます。

 一方、この事件の取材を続けていた週刊誌記者・渡辺は、15年前に尾崎とかなこの間に起きたある事件のことを知り、二人の隠された秘密に迫るが…。


という感じなのですが…多分笠井アナ、喋っちゃいけない部分までテレビで喋っちゃったでしょ?!観ていて(あの秘密は途中で分かった時に「えっ?!」となるはずだったんだろうな)と思いましたよ!!明らかにそういう作りでしたね。お陰で面白味半減…。でも逆にあらかじめ秘密を知っていた分、秘密が分かる前後のかなこを比較出来ました。

 とりあえず色々な意味で「深かった」です。観終えた後はスッキリ爽快とはいきませんでしたが、観た人同士でああだこうだ議論したくなる作品だったと思います。

 そして、舞台となった渓谷のある自然豊かな場所、どこなんだろう?と疑問でしたが、「もえぎの湯」のシーンで理解しました。私も登山で慣れ親しんだ奥多摩町ですね。あんな自然豊かな土地での生活、ちょっと憧れます。


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二次元の世界に囚われた迷惑社員

2013-07-01 Mon 00:00
 「久しぶりに飲みに行こうよ」

そんな私の提案にイマイチ乗り気でない友人A。どうやら最近仕事が忙しく、毎日深夜まで残業せざるを得ないようです。

 先日、そんなAが残業していると、同期社員Bが声をかけてきました。といってもBはAの忙しさを気遣う素振りを見せつつ、単に翌日予定しているバーベキューのことを自慢しに来ただけだったようです。続いていつものごとくネチネチと、会社批判、上司批判、部下批判、現場批判、得意先批判のオンパレード。Aも災難ですよね。


 でもここでちょっと疑問が。Bは最近昇格し、管理する側に一歩近づいたはず。勢いにも乗って余計なことを考える余裕なんてないはずなのに。さらにプライベートでも待望の第一子を授かり、毎週末にはたくさんの友達とあちこち遊びに行ったり、家庭菜園で汗を流したり、美味しいものを作って食べたり…仕事人間に陥りがちなこの会社の社員の中では絵に描いたような充実した日々を送っているはず。なのになぜ昔からずっと同じ不満を抱えているのだろう?成長とともに悩みの種類が変化しないのだろう…?


 思い起こせば、私も若い頃は早朝から深夜まで、仕事に一日の大半の時間を奪われ、自分起因でない多くの問題に悩まされ、理不尽なことの多い人間関係に悩みました。そのストレスから毎日何かしらの不満を持ち、怒りの炎を燃やしていたものです。

 しかし今考えると、当時の私は単に“二次元の世界に生きるアリンコ”状態だったんですよね。“一本の線の上の目の前に見える世界”が全て。前進し、壁や穴に出くわすともう回避する方法が見えずにパニックになってしまう。三次元の世界の住人ではないので「越える」「回り込む」という方法が見えない。若さゆえ、その不安や怒りを何かにぶつける以外の方法を知らなかったのです。

 幸い私の場合は、色々な仕事を経験したり、異業種の人々と交流したり、新しい趣味やレジャーに手を出したり、今までと違うタイプのコミュニティに参加したり、周囲の環境が変わったりすることで色々な価値観を知ることが出来ました。自分のいる世界を三次元的に眺めることも出来て、自分の立ち位置も分かりました。すると他者の立ち位置も見え、彼らのことも尊重出来るようになりました。二次元の世界を這っていたイモムシが蝶々となり、上空から三次元の世界をバードビューで見下ろせるくらいまで成長出来た(?)と思っています。


 そう考えると、私以上にバラエティに富んだ、幸せで刺激的な人生を歩んでいるはずのBが、なぜ新入社員当時と全く同じ不満や恨みを未だに抱え、第三者にバラ撒くという迷惑行為を続けるのか?それは間違いなく、彼の経験や努力が、SNSの中の“友達”のために成されたものだから。“友達”に自慢したいというモチベーションのみで華やかな休日を過ごし、子育てし、料理しているから。よってせっかくの経験が全く血や肉になっていない。実質的な成長に繋がっていない…私にはそうだとしか思えませんでした。

 一方、Bのバーベキュー自慢に

「オレはテント買ってキャンプに行くよ!」

とBBQ<<<キャンプ(笑)で切り返したAはSNSとは無関係。今後キャンプを通じて自然の素晴らしさや怖さを体験し、サバイバル(?)な状況での仲間や家族との絆を実感することで、仕事や上司で悩んだり不満を覚えたりすることの小ささに気づいて欲しいものです。

 そして、ぜひともBを二次元の世界に置き去りにして、三次元の高みに上ってきて欲しい。…ちょっと上から目線的な言い方ですが(笑)そうなることを望みたいです。

 ついでに早く私との飲み会の予定を立ててくれることもね(笑)



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