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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
アイデン×ティティー

2014-02-27 Thu 00:00
 ソチ冬季五輪の興奮が未だ冷めぬ今日この頃。特に関心のある競技があったわけでも、応援したい選手がいたわけでもありませんが、開催期間中は確実に私の心の大部分を占めていた“楽しみ”でした。


 そんなソチ五輪、実はある友人も私と似たような状態だったようです。ほとんど毎日、夜から深夜にかけてテレビ観戦した感想をお互いにメールで述べ合いました。…え?本来そういうのはLINEやTwitterでするものだって?…ほっといて下さい(笑)

 そして惜しまれながらも五輪閉幕。すると彼からこんなメールが届きました。

「今回の五輪はレジェンド葛西のメダル獲得、浅田真央ちゃんの感動の演技など、近年希にみる感動的で素晴らしいオリンピックだったと思うよ」

…確かに私も同感です。でもそう感じたのなら競技そのものの素晴らしさはもちろん、きっと我われがそれなりに年を取ったからだと思いますね。


 幼少期や青年期は楽しいこと、夢中になれることが身の回りにたくさんありました。テレビなんて余程楽しみにしていた番組以外は見るつもりも見る時間もなかったし、世間一般の間心事よりも趣味や遊び、すなわち自分の世界の方が何倍も大事でした。

 さらに若い頃の私はアメリカやイギリスに対する憧れが強く、日本人なんてダサい、なぜオレはアメリカ人じゃないんだ?と、己の運命を呪ったものです(笑)

 それがいつの頃からか「自分は日本人だ」「オレは日本の歴史に小さくても足跡を残せるだろうか?」などと、日本人である自分を意識し、会ったこともない同じ日本人選手にアイデンティティを感じ、自然と応援したくなったのだと思います。

 私は基本的に国籍に関係なく素晴らしいプレーを見て感激したいタイプですが、やはり日本人選手の活躍も当然気になりましたね。まぁ、それも悪くはないです。


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“左遷”ではないAKB48大組閣の「移籍」

2014-02-26 Wed 00:00
 2月24日、AKB48グループ(48グループ)メンバー再構成の結果を発表するイベント「AKB48グループ大組閣祭り~時代は変わる。だけど僕らは前しか向かねえ!~」が開催されました。

 私は特に彼女たちの熱心なファンというわけではありませんが(ホントか?!・笑)、ここでも何度か書いたようにAKB48(姉妹ユニット含む)はアイドル云々を超えた楽しいエンタメだと思っています。当然この「大組閣」にも興味津々、スマホで逐一結果をチェックしました(笑)

 ご存じない方のために簡単にご説明しますと、ここでいう“組閣”とはAKB48なり(姉妹グループの)SKE48なり、同一グループ内におけるチーム編成の変更、チーム間のメンバーの入れ替えのことです。学校のクラス替えや会社の部門内異動をイメージするとよいと思います。

 これに対し今回の“大組閣”は、もっと大規模な人事異動のようなもの。転校や転勤(部門間異動)を含むメンバー再構成というわけです。熱心なファンの中にはメンバー個人はもちろん、各チームに対し強い思い入れを抱く人が多いため、こういった本来ファンへのサービスとは直接関係なさそうなことでも一大イベントになってしまうんです。大企業の定期異動でも事前に飛び交う噂にヤキモキし、辞令を見て一喜一憂した経験をお持ちの方は多いと思います。まぁ、ファンの心理も多分あんな感じでしょう。

 それにしても今回の大組閣、本当に会社の人事異動によく似ていると思いました。

 まず、姉妹グループ間の垣根を超えて所属チームを「兼任」することになったのは、現時点でトップクラスの人気を誇るメンバー、もしくは近い将来グループを背負って立つことになろう“光るモノを持った”若手メンバーばかり。これは明らかに短期間での業績アップ、人気底上げのためのカンフル剤でしょう。

 次に、姉妹グループ間での「移籍」を言い渡されたメンバー。彼女たちは、素材や仕事ぶりについては一定以上評価されているものの、現在置かれた環境に居座り続けても伸び悩むだけ。よって環境をガラッとかえてやれば何らかの化学反応を起こすのではないか?という、期待の表れ。

 そして「変更なし」もしくは「微変更」のメンバー。これは主に2種類に分けられると思います。まず、現時点で際立った評価対象はないが、まだ若手でキャリアも浅い。もう少しこのまま様子を見ようという意味での「変更なし(微変更)」。

 そして、特に期待もしていないし、わざわざ動かす意味もない。引き取り手もないから移籍もさせられない。出来れば自主的に卒業して欲しいけどそうも言えないので、とりあえず現状維持しかないか、という意味での「変更なし(微変更)」です(あくまでも私の勝手な想像です)。

 この中で私が注目したいのは「移籍」組。移籍というと“私は必要ないのでは?これは左遷なのでは?”とネガティブに感じがちですが、そんなことはないと思います。なぜなら大前提として移籍は、その人を欲しいと考える受け入れ先が存在するからこそ成立する人事異動だからです。

 今回、AKB48の佐藤すみれがSKE48に移籍することが発表され、本人がショックのあまり泣き崩れたと報道されました。ファンの中にはこれを左遷と考える人もいるでしょう。でも私は逆に非選抜メンバーとして伸び悩み、今やテレビにもほとんど出られない彼女が移籍するとは、まだまだ期待されているんだな、と感じましたね。

 これまでに述べた私の理屈では、運営的には彼女には新天地でブレイクして欲しいと期待しているはず。同じ非選抜メンバーでも今回全く変更なしの子たちとは大違いなんだと思います。もちろん移籍先のSKE48も佐藤すみれなら欲しい、役立ちそうな人材だ、と前向きに判断した結果でしょう。

 したがって、ショックで動揺する気持ちも分かりますが、(ネガティブな意味で)泣き崩れるというのは、AKB48に対してもSKE48に対しても大変失礼なことなんですよ、ホントは(笑)

 かく言う私も若い頃、実はこれと極めて似た経験をしました。アホだった私は両者を全力で呪ってやろうと決めたのですが(笑)私の異常を察した事業部トップに別室に呼び出され、優しく励まされたのでした。AKB48グループの組閣を見ていると、社会の縮図を見ているかのごとく感じるとともに、そんなとっくに忘れていたはずの思い出まで甦り、何だか胸が苦しくなります。

 サラリーマン、特に大企業の社員にとって毎年の人事異動や転勤はつきものです。異動するメンバーに自分が選ばれた場合、まず異動そのものをポジティブ/ネガティブどちらにとらえるか?はとても大事。それにより自身のモチベーションにも大きな差が出来るし、新天地での人間関係にも影響をもたらすはず。その結果、自分のポジションは良くも悪くもなります。様々な経験を積んで成長出来る可能性も、ストレスで潰れてしまう可能性もあるわけですね。

 ということで異動(移籍)はやはりチャンスであり、上手く乗り越えるべきテーマなのですよ、きっと。今後もし私が佐藤すみれ状態になったら、冷静に「よしっ、俺にもチャンスが来たぞ!」と現実を受け入れたいものです。

 
 蛇足ですが、私は以前から佐藤すみれが運営から期待されているのでは?と想像していました。なぜなら彼女、野菜シスターズでショウガ役だったからです。

 野菜に善し悪しの順位はつけられませんが、アメリカの国立がん研究所が発表した「デザイナーフーズプログラム」、すなわち癌を予防する効果が期待される食物という切り口から野菜をカテゴライズする場合、ショウガは最も効果が期待される第1群に含まれます。

 ちなみに同じ第1群には他に、キャベツ(高橋みなみ)、ニンジン(松井珠理奈)、セロリ(松井玲奈)、大豆(同じ豆類繋がりのグリーンピースで山本彩)など、かなりの“選ばれし者”が揃っていましたから(笑)

 AKBでも一般企業でも、こういったチャンスを与えられた人には頑張って欲しいものです。


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蜃気楼 惑わされるのは もうたくさん!

2014-02-24 Mon 23:00
 『…(試合に)出る前から負けること考えるバカがいるかよ!!…出てけっ!!

 1989年2月に行われた新日本プロレスの東京ドーム大会。そのメインイベント直前の控え室にて

「もし(当時若手の成長株だった蝶野&橋本組に)負けるようなことがあれば、世代交代もありうるのでは?」

と質問したアナウンサーに対し張り手を食らわしたアントニオ猪木が放った名言です。この時の映像は割と最近、ゲームソフトのCM(?)にも使われたので、覚えていらっしゃる方も多いかも知れません。

 
 先週、“サメの脳みそとゴリラの体の政治家”(アンサイクロペディアより引用。酷い・笑)とも称される(?)森喜朗元総理・東京五輪組織委員会会長による、ソチ冬季五輪に出場中の日本人選手への発言が話題になりました。

 彼の発言で批判されたポイントはいくつかありますが、特に問題視されたのがご存じの通り、フィギュアスケートの浅田真央選手についての発言。数時間前に終わったばかりのSPで失敗し、失意のどん底にいるであろうタイミング。数時間後にはFPに挑もうという、あのタイミングでの


「あの娘、大事な時には必ず転ぶんですよね」


という無神経な発言です。これに多くの国民から批判が殺到しました。東京五輪組織委員会会長という立場にもかかわらず、必死に闘っている選手を尊重していない、失礼だというわけです。

 また、これとは逆に、

「発言全文を読むとだいぶ印象が違う。批判というよりも浅田選手を気遣うつもりでの発言だったのでは?情報を部分的に報道して誤解を煽るマスコミが悪い」

とか、

「昔はこういう、余計な一言を飲み込めないお節介なオジサンがよくいたものだ。彼はそんな古いタイプの人なんだ」

など、森氏擁護気味の意見も少なくないようです。

 まぁ、いずれにしてもお偉いさんの反応を見る限りでは、大した問題とは考えられていないようなのが残念です。今後森氏が何らかのペナルティを科せられることもないのでしょうね。

 
 しかし私が彼の発言の中で最も気分悪く感じたのは、浅田選手が転ぶ云々以上に、


「負けると分かっている団体戦に浅田さんを出して恥をかかせることはなかったと思うんですよね」


という部分です。これを聞いた瞬間、私同様冒頭の猪木の名言を思い出したプロレスファンは多いはず。

・選手は負けることを考えて試合に挑むのでしょうか?
→そんなことはないでしょうって。最大限譲ったとしても、結果は考えずに自分のベストを尽くすことだけを考えて挑む、じゃないですか?負ける(失敗する)つもりで挑む選手はいないと信じたいです。

・試合で負けることは“恥”なのでしょうか?
→そうでないことは既に浅田選手が、いや、ベストを尽くして闘った各国の選手たちが証明してくれたことと思います。

・日本チームは個人戦に配慮することなく団体戦に挑んだのでしょうか?
→浅田選手・羽生選手の団体戦出場は各1回のみ。(彼らよりも実力的に劣る)鈴木選手・町田選手を出場させたことが、勝つことを考えつつ、なおかつ個人戦にも配慮した上での作戦だったのでは?

・第5位入賞は“負け”なのでしょうか?
→立派な成績だと思います。仮に森氏の言う通りメダル獲得確実な競技のみに絞って選手を派遣するのなら、ソチ冬季五輪大会にはせいぜい10組(橋本団長の予想)しか派遣出来なかったのでは?それが日本の方針でよいのか?東京五輪ではそのような方針でいく覚悟があるのか?


…あんなに短い台詞にもかかわらず突っ込みたいことだらけ(笑) スポーツ競技とは縁遠い私ですらこれだけ疑問に感じるのに、ラグビー経験者の森氏がなぜこのような発言をするのか?想像出来ませんでした。


 そういえば彼が首相で支持率が低迷していた頃、巷でこんな川柳が一般投稿されました。


『蜃気楼 消えそうで消えない 森喜朗(しんきろう)』


初めて聞いた時は、あまりの巧さに思わず唸ったものです(笑) 失言報道から3日以上が経ちますが、私個人の意見…まぁ、所詮は単なる野次馬の意見ですが…やはり東京五輪組織委員会会長というポジションに彼を就けることには抵抗を感じますね。


『蜃気楼 できれば消えて! 森喜朗(しんきろう)』


…って感じです。

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“結果”よりも“努力の過程”好きな(?)日本人

2014-02-22 Sat 00:00
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 連夜ソチ冬季五輪をテレビ観戦しています。

 特に昨夜(21日未明)は…今さら説明する必要もありませんが、フィギュアスケート女子フリープログラムでの浅田真央選手(以下:真央ちゃん)の演技に心を動かされました。

 その前日のショートプログラムでの不本意過ぎる結果…これもまた今さら説明不要でしょうが、あのどん底状態から僅か1日、見違えるような美しい最高のパフォーマンスですよ。さすがは世界トップクラスの選手。結果的にメダルは逃しましたが、例えようのないイイ気持ち、満足感を多くの日本国民にプレゼントしてくれたのではないでしょうか?

 私は改めて真央ちゃんからフィギュアスケートの、スポーツの素晴らしさを、己の信念を貫くことの価値を教えられたような気がします。真央ちゃんは日本が世界に誇る素晴らしいアスリートです。

 そしてもうひとつ、今回の盛り上がりを見て感じたこと。それはわれわれ日本人の民族性についてです。

 スポーツでも仕事でも「結果が全て」と主張する人は一昔前に比べ確実に増えました。しかし何だかんだ言っても日本人はまだまだ“結果”以上に個人が努力する姿やその過程、生き様を覗き見るのが大好きだし、重要視したがる民族なんだな、と思った次第です。特にそれが“お涙頂戴”的要素を伴うならなおさらでしょう。

 言い換えれば、日本人はまだまだ客観的に事実のみを評価するよりも、自分の感情を基に評価したがる人の方が多いのかも知れません。

 ということは会社組織で、実質的な成果を上げられない社員にも望みがある…かも?(笑) 正式な昇格や昇給のためには、さすがにそれなりの成果が必要です。しかしその一方、必死に終電ギリギリまで残業する姿や、革靴の底をすり減らして走り回る姿、そういう形の“努力”が実は大好き、でも大っぴらに口に出すことは出来ない、という大先輩だってたくさんいるわけです。彼らに好かれることで、彼らが管理する部門に自分を引き抜くべく働き掛けてくれたり、飲みに誘って普段ご一緒する機会のない方々との接点を作ってくれたりすることは可能…かも?(笑)


 まぁ善し悪しはともかく、個人的にそんなアナログ的な人間関係は嫌いじゃないです。それが少しだけ認められたような気がして嬉しく思いました。

 今回のように、真央ちゃんの演技に素直に感動出来る人、心から拍手を送ることが出来る人でありたいものです。


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クレームよりも、どうせなら「ありがとう」と言ってみる件

2014-02-21 Fri 00:00
 スタバでコーヒーを飲んでいた時のことです。

 近くのテーブルにサラリーマンらしきオヤヂがやってきたのですが、紙製のコーヒーカップの蓋がしっかり閉まっていなかったようで、中身がテーブルに少しこぼれてしまいました。

 この時、彼がどんな思いを抱いていたのかは知りませんが、少なくとも必要以上に腹を立てていたようには見えました。テーブルを拭くためにありえないほど大量の“うす茶色のナプキン”を持ってきましたから(笑)

 するとそこに女性店員さんも台ふきんを持ってやってきました。まぁどこのコーヒーショップでもこのくらいのことはしてくれるでしょうが、日頃からスタバの店員さんの接客態度は好きなので、改めて(スタバの店員さんっていいなぁ)と思いました。

 ところが!このオヤヂ、店員さんに向かってとんでもないことを言い出すではありませんか!


「この蓋よくないよ!ちゃんと閉まらないからこうなったんだよ!(この蓋を今後も使い続けることを)考えた方がいいよ!!」


自分の初歩的なヘマを完全にお店のせいにしてる~!!(笑) 八つ当たり…というか、彼はやや浮き世離れ気味の感覚を無駄に晒してしまいましたね。

 彼は席に着く前、確かに砂糖なりミルクなりを入れるため、それらが用意されたカウンターに立ち寄り、一度蓋を開けています。よってコーヒーがこぼれたのは単に彼のミス。本人含め誰にだって分かることです。それなのに自分の娘ほど年の離れた店員さんに八つ当たりするとは、ちょっと格好悪い。彼女は立場上「申し訳ございません」と謝罪はしますが、きっと心の中では鼻で笑っている(?)ことでしょう。家族や部下には見せられない姿です。

 それに、当然ながらカップと蓋はこの店舗オリジナルではありません。日本全国の…いや、(確認はしていませんが、多分)世界中ほとんどのスタバで使用しているはず。これだってちょっと想像すれば誰にでも分かること。恐らく研究とテストを重ねて安全性を追求し、商品を値上げしなくて済む範囲のコストで生み出した、現時点でのベストデザインのはず。どこの誰かも分からないオヤヂ一人から八つ当たり気味に指摘されたところで、誰もわざわざデザインなんて変えませんって。

 こんな時、もし私ならクレームをつける代わりに一言


「(拭いてくれて)ありがとう」


と、素直にお礼を述べたいものです。お礼を言われてよい気分にならない人はまずいませんし、それによって自分も気分よくコーヒーを楽しめるはずですからね。

 実際このオヤヂ、コーヒーを飲みながら仕事をしようと一度は書類やファイルをテーブルに広げたものの、バツが悪かったのかそんな気分になれなかったのか、早々と店から出てしまいました。ドトールやベローチェ以上に割高なコーヒー代を払ったのにもったいないなぁ…。結果的にお店はコーヒー1杯分儲かったのかも知れませんが、誰一人よい気持ちにはなっていませんよね。

 自分のこだわりや常識を大切にし、貫こうとするのも大事ですが、社会で他人とかかわり合って生きるということは、結局のところ自分の気持ちよりもお互いの相手への思いやり。そんな割り切りの繰り返しなんですよね。


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Facebookムービーで思い出す自己満足的映像

2014-02-20 Thu 00:00
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 Facebookがユーザー向けに提供する“Facebookムービー”なるサービスがあります。

 ある“友達”がこれで作ったムービーをアップしたので、どんなものか見てイチャモンつけてやろうと考えたのですが…よく分からないままなぜか私自身のムービーが再生されてしまいました(笑)。指示も編集もしていないはずなのにお手軽…というかずいぶんと余計なお世話なサービスだこと(苦笑)

 少しいじっただけなので詳しいことは分かりませんが、スマホで見るには最新のAdobe Flash Playerをインストールした状態で、https://www.facebook.com/lookback/にアクセス。Facebookにログインしていればその時点で勝手に1分間ほどに編集されたムービーが生成されるようです。

 内容は自分の過去2年の投稿から一部の画像を抜粋し簡単にまとめたもの。まずは自分のアイコン画像と「Facebookに参加した年」に始まり、「初期の投稿」「いいね!の多かった投稿」「画像をシェアした投稿」という順番で過去に投稿した画像が、当たり障りのないBGMをバックにそれぞれいくつか出現します。

 私はFacebookには滅多に投稿しません。したがって素材となる画像も極めて少ない。しかしそんな私のFacebookムービーですら自分にとっては懐かしい画像ばかり。これはこれで面白いと思いました。

 ところが、そんなほっこりした気持ちでこのサービスを知るキッカケとなった冒頭の“友達”のムービー…ニュースフィードで絶賛自慢公開中のムービーを見た瞬間、やはりコレは違うな、と冷めてしまいましたね。なぜなら…そこに登場したのはラーメン、定食、居酒屋のつまみにビアジョッキ、肉まん、メタルバンドのライブのチケット、メタルグッズを飾った汚い自室などの画像ばかり。いくら“友達”とはいえ他人にとっては恐ろしくどうでもいい、見る価値の欠片もない画像のオンパレードだったからです。中には1回くらい義理で“いいね!”をクリックした画像があるかも知れませんが(笑)

 そういえば…旅行や結婚式のビデオを半ば強引に見せられるのもこれと似ていませんか?自分も行ったことのある土地の映像、親友レベルで仲の良い友人、もしくは自分の知り合いもたくさん出席している結婚式の映像ならまだ多少興味を持って見ることが出来るでしょう。しかしそれ以外は面白くもなんともないというもの。時に苦痛すら感じてしまいます。

 普通はこういうのって、見せる側が途中で空気を察して適当な所で止めるものです。そして(あぁ、確かに結婚式のビデオを延々見せられて喜ぶのは本人か親くらいだよね)と反省・学習し、次回以降はよく考えて見せる相手を選ぶようになる。生身の人間同士によるコミュニケーションだからこのような機能も成立するのでしょう。よってこんな“オモチャ”(ムービー)で遊ぶのなら、基本的には自分でこっそり楽しむのが賢いやり方だな、と思った次第です。

 彼のように不特定多数の相手にラーメンや定食の画像を、いかにも“これがオレだぜ!”という感じで見せつけ、自己主張すること。その結果“空気を読めない自分”を晒してしまうこと。それに気づかないこと…あくまでも私の価値観基準ですが、みっともないよなぁ…いや、それよりもこういう行為を重ねることで少しずつ投稿者自身の価値をも落としてしまうのではないか?…そんなふうに思います。


 先日、ある友人と久々に飲みに行きました。その店の「牛もつ串」は抜群に美味しいので写メを撮り、後日何らかの形で情報発信(注:詳細情報や感想もきちんと書くので決して“自慢”ではありません・笑)しようかな?と一瞬考えましたが、気付いたら写メなんて1枚も撮らないままお開きになっていました。

 世の中色々な人がいるものですが、個人的には今後もこんな人間関係を育みたいものです。


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主よ、永遠の休息を(ネタバレあり)

2014-02-19 Wed 08:03
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 誉田哲也著「主よ、永遠の休息を」(実業之日本社)を読了しました。

 物語は…

 通信社の東京支社社会部勤務、池袋警察署の記者クラブに詰める鶴田吉郎は、ある晩コンビニ強盗現場に居合わせ犯人逮捕をスクープ。店員の芳賀桐江と知り合う。
 そして後日、逮捕に協力し現場から立ち去ったコバヤシなる男から、ある暴力団事務所の襲撃事件について訊ねられ、独自に調べてゆくうちに、この暴力団が猥褻動画配信を手掛けていたことを知る。さらにその配信動画の中に、14年前に起きた女児誘拐殺人事件で犯人が犠牲となった少女をレイプする様子を撮影した“実録映像”が存在していたことが判明。独自に調査を開始、犯人が精神鑑定で無罪とされた事件の真相に迫るが…。



 割とユーモアを交えたユルい感じの台詞が多い誉田ものの中でも、本作は特にそんな感じですね。物語は記者の鶴田視点とコンビニ店員で原因不明のPTSDに悩む桐江視点が交互に描かれる構成ですが、鶴田の心の中の描写はほんとんどがユルいユーモア調の語りになっています。そのため読みやすいです。

 物語序盤は、コンビニ強盗未遂事件だの、小さい暴力団事務所が襲撃されてパソコンが壊されただの、しょうもなくセコい事件ばかり出てくるのですが、実はそれは単なる取っ掛かりでして、メインの14年前に日本を震撼させた女児誘拐殺人事件に繋がってゆくのです。この架空の事件、誰が読んでも分かる通り、あの1988年から1989年にかけて埼玉~西東京で起きた、いわゆる“宮崎勤事件”がモチーフ。テーマがテーマだけにドラマ化は難しいでしょうね。

 そしてラストでは…またヒロインが死んでしまうという著者得意の悲しい結末ですが、後半の一気に読み進められてしまうスピード感のある展開はなかなかでした。


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(2012/10/05)
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ヒトリシズカ(ネタバレあり)

2014-02-18 Tue 22:00
ヒトリシズカ


 誉田哲也著「ヒトリシズカ」(双葉文庫)を読了しました。最近誉田哲也漬け状態です。

 純粋な小説の質では島田荘司や湊かなえの方が上かな?と感じますが…例えるなら常に店頭に行列ができる美味しいと評判のラーメンはたまに食べられれば満足で、それよりもつい日高屋に足が向いてしまうことの方が多い…誉田哲也の作品の魅力はそんな感じ(?)でしょうか(笑) 以前WOWOWでドラマ化されたというこの「ヒトリシズカ」も面白かったです。

 短編小説風の全6話。各話は舞台となる場所、年代、一人称で綴られる主人公、発生する事件…一見どれもバラバラ。最初は単純に短編集かと思いきや実は違う。なぜなら各話に共通して伊東静加という、異質でちょっと怖ろしい少女(物語によって13~30歳)の存在が見え隠れし、事件に絡んでくる。全体を通じて主人公は彼女なのですが、実際には彼女自身ほとんど登場しない。お話によっては最後の1行で「やはり生きていたのか、静加!」とその存在が明らかになるだけだったりするし(笑)

 静加という謎の少女の実像は、他の登場人物の証言や回想から徐々に浮き彫りとなって実体化してゆく…そんな興味深い構成でした。


第1話:少女売春斡旋をしていた下っ端ヤ○ザが殺され、犯人が逮捕されるが、実はトドメを刺したのは静加という少女だったことが判明。ラストで初めて彼女の存在が明らかに。

第2話:コンビニ店員女性をストーキングしていた男が彼女の恋人に殺され、犯人も罪を悔いて自殺。しかしそうなるよう仕組んだのは女性のバイト仲間の静加だった。

第3話:家出中の静加の捜索を父親が私立探偵に依頼。しかし探偵は別の浮気調査中にターゲットのヤ○ザに捕らえられ、リンチされてしまう。そのヤクザは静加を囲って一緒に暮らしていた。

第4話:静加の父・警察官の伊東の回想。伊東は後に妻となる贔屓の床屋勤務の女性から、同居男性のDVについて相談される。しかしその男は後日何者かに刺殺される。犯人は逮捕されるが、重傷を負った男が死ぬよう仕向け、工作したのは幼い静加だった。

第5話:第3話に登場したヤ○ザ一味が別組織から襲撃を受け死亡。しかし静加はヤ○ザの幼い娘・澪を連れて雲隠れしてしまう。実は死んだヤ○ザは静加の実の父親、幼女は腹違いの妹。静加は妹を連れ出すために事件を誘導したのだった。

第6話:30歳手前にまで成長した妹・澪は、別居中の自分の娘の運動会を見に来ていたところを逮捕される。彼女はずっと姉の静加に育てられ、結婚を機に静加の計らいで他人の戸籍を乗っ取り、それ以来姉妹が会うことはなかった。徐々に明かされる静加の過去と素顔。彼女は今どこに?



 第1話で、あの五千円を必死に取り立てていた警官のオッチャンは何をそんなに急ぐ必要があったのか?自分が責任を持って静加を何とかするから見逃してやってくれ、と懇願したけど後で埋め合わせしたっけ?第3話ラストの静加のイマイチ意味不明なセリフ…所々中途半端だったり、各話主人公が地味過ぎたりと不満は多いですが(笑)早く続きを読みたいと思わせるだけの魅力に満ち溢れた物語でした。

 ちなみに、ドラマ版の静加役は夏帆だったそうですが、私は“黒髪で日本人形のような顔立ちの美人”という描写から、読んでいる間中、静加=秋元梢(ウルフ千代の富士のモデル娘)以外のイメージが浮かびませんでしたね。第2話の静加の偽名が“澤田梢”だったのは果たして偶然だ、とでも言うのだろうか?!


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デキる男

2014-02-16 Sun 20:49
 ある人のブログ記事を読み、激しく同意しました。どんな内容だったか、簡単にまとめてご紹介します…


■最近、明治天皇の玄孫・竹田恒泰氏(一時、華原朋ちゃんと付き合ってる、いや、実はまだ友達だ、などと話題になった人)の、オリンピック日本代表選手に向けた批判的発言が話題になっている。

■具体的には「メダルを噛むな」「国歌斉唱では声を出して歌い、胸に手を当てるな」そして「国費を使ってオリンピックに出場しているのだから、日の丸を背負っているという自覚を持って行動すべき」「予選落ちした選手が『楽しかった』とか『思い出になった』と言うのはあり得ない、慎むべき」などである。 

■この竹田氏の発言には賛否両論あるが、竹田氏が明治天皇の玄孫であるために、複雑な気分になっている国民も多い。仮に竹田氏の発言が間違っていると感じても「竹田氏を含めた皇室関係者は日本人にとって特別な存在なので、一国民が軽々しく反対意見を述べるのはいかがなものか」と考えられるからである。

■なぜ皇室関係者が日本人にとって特別な存在かというと、現在日本という国が存在し、日本国民が平和に暮らせているのは天皇陛下を中心とした皇族の方々が、数千年にわたって日本を統治してきたからである。また、今なお皇室は世界に多大な影響力を持ち、その結果日本は有利な外交ができ、日本国民はその恩恵を受けているからである。そのため日本人はほとんど全員が皇族の方々に先祖代々大変お世話になっており、特別な存在と言える。 
 
■このような状況の中、竹田恒泰氏は今の法律でこそ民間人とされているが、血統的には由緒正しい天皇家の血を引く一人であり、天皇陛下から見ても遠い親戚の一人。そのため竹田氏の発言について思うことがあっても、それについて評論すること自体、礼を欠いた行為なのではないか、と考えることもできるのである。  

■したがって今回の竹田氏の発言について意見を述べることは、それ自体が大変難しい問題なのであり、発言だけ切り取って考えると人それぞれ思うことがあるかも知れないが、皇族の方々にもオリンピック日本代表選手たちにも敬意を表するのであれば、ノーコメントが妥当であると思われる。



 この竹田氏によるツイッター発言とそれに対する賛否両意見、さらにこの騒動を取り上げたネットのニュースについては私も把握済みでした。

 もちろん考え方、感じ方は人それぞれ違って当然だと思いますし、竹田氏の意見に対して肯定派・否定派それぞれ存在するのもごく自然なことです。ただ、このブロガーさんの意見については確かに一理ありますし、賛否以前に日本人なら意見発信前に思い出し、一考すべきでしょうね。…まぁそういった知識を持ち合わせない人に限ってムキになって反論したがるのでしょうが。

 確かに私らの世代と私の親より上の世代では、天皇陛下や皇室に対する思いにはかなりの温度差があります。しかし私世代でもあからさまに彼らの発言を批判したり、バカにしたりするのがタブーであることは誰しも気づいているはず。竹田氏の立ち位置が微妙だとしても、彼に向けて発言するのなら、まず心の中で一呼吸置いて考え、その結果ノーコメントを貫くのか?それともあえてタブー(?)を冒してでも自己責任で反対意見を発信するのか?選択したいものです。

 それにしても、当該ブロガーさんのように、一般多数派とは少し違う角度から冷静に物事を見つめることができると、ちょっと“デキる男”に見えてカッコいいですね。


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Ukiyoe―Kitte

2014-02-15 Sat 20:25
 亡き祖父が残した遺品、それもず~っと手つかずだった山の中に、大量の切手コレクションを発見。中でも…


1
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最近私が興味を持っている浮世絵をデザインした切手がたくさん出てきて嬉しくなりました。価値などは全く分かりませんが、何だか祖父との繋がりを新たに1個発見したみたいですからね。


 それにしても…今、切手コレクターってどれだけいるんでしょうね?


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五輪=プロスポーツ大会の見方

2014-02-13 Thu 21:00
 先週末開幕したソチ五輪が盛り上がっています。昨日辺りから日本人選手のメダル獲得が報道され始めましたし、今後も注目の競技が目白押しですから、さほど興味のない私ですら毎日テレビから目が離せません。

 そんな中、2月12日付の人気バラエティサイト「探偵ファイル」に、「高梨沙羅ちゃんはプロ」という記事が公開されました。内容を私なりにアレンジしつつ簡単にまとめますと…

■五輪出場選手はプロ。勝ち負けがあって当然の世界の中で闘い、その結果に準じた報酬を受けている。つまり選手にとって競技への参加は、あくまでも「仕事」である。一昔前に比べ“国の威信をかけた闘い”というような意味合いは薄い。

■選手が試合に負けて悔しがる姿を見て「かわいそうだ」と選手を慰めたり、一緒に悔しがったり、過度の期待を背負わせてプレッシャーを与えたマスコミを批判したりする人は多い。しかし競技が「仕事」である以上、他人の「仕事」の結果について必要以上にとやかく言うのはおかしいにもかかわらず応援する人の中には「選手は仕事をしただけ」という意識が欠落している人がいる。

■確かに勝負で負ければ選手本人もわれわれ視聴者も悲しいが、もはや五輪がプロスポーツ大会である以上、結果そのものよりもこれを機に競技への注目が集まることの方が大事。また、このように割り切って見る分には、われわれも過度に悲しんだり悔しがったりする必要がなくなる。気持ち的に救われないだろうか?


…みたいな感じでしょうか?実は私も、司会者やゲストが必要以上に喜んだり悔しがったりする五輪中継番組を見ながら、似たようなモヤモヤを抱えていました。

 改めて考えると、昔の五輪はアマチュア選手のための大会でした。アマチュアですからどれだけ競技に人生を賭け、どんなに犠牲を払って努力しても、勝利して得られるのは名誉(メダル)のみ。報酬は得られないから(多分)直接的に生活が楽になったり贅沢が許されたりすることはなかったと想像します。

 逆に負ければこれまでの苦労は全て水の泡。練習に専念するために仕事をセーブし、家族や親戚も生活を犠牲にして寄付金を集めたり支援活動に励んだりしてきたのに…全部パーじゃないか!何て可哀想なんだ!これもマスコミが無責任に「メダル確実!」などと煽りまくったのが悪い!マスコミは責任を取れ~!!…という思考が働くのでしょう。現在テレビ観戦している人の中には、未だにそんな感覚で応援している人も少なくないのでは?

 しかし現在、五輪に出場するレベルの選手のほとんどは(多分)プロ。スポンサーと契約を交わし金銭的支援を受け、競技で勝つことで(多分)多かれ少なかれ報酬を得て生活している。また、本業の合間に副業も…イベント参加や芸能活動、CMにTV出演などで多額の報酬を得ている(はず)。メダルを逃したのは、言ってみればそんなたくさんある仕事のひとつで、たまたま思うような結果が得られなかっただけ。そんなふうに考えるのもアリでしょう。

 これは強引に(笑)一般的な仕事に例えるなら…

 ある得意先の新規の仕事のコンペに参加するも負けてしまう。仕事はライバル社が受注してしまった。それ自体はとても残念ですが、仕事を続けていればよくあることです。このような場合、普通は結果を悲しんであれこれ嘆くよりも、今後同様のコンペがあった場合に備え、今回の反省点をいかに改善出来るか検討する…というのはどんな仕事でも同じこと。

 そう考えると外部ギャラリーが勝手に「かわいそう!」「上司が過度に期待するのが悪い!」などと騒ぐのは…確かに余計なお世話かな?(笑)

 もちろん感情論で考えればプロ・アマ問わず選手は絶対にメダルが欲しいはずだし、逃せば悔しいはず。でも客観的に考えたら昔とは状況が違う。われわれ視聴者も賢い五輪の楽しみ方とは何なのか?改めて考えてもよいかも知れません。

 まぁ、そうは言っても本来五輪を始めスポーツなんて、純粋に同じ日本人がメダルを取ったら喜び、取れなかったら悔しがって、感情移入しながら楽しめばよいとも思います。

 でもほとんどのマスコミは視聴者の関心を引き、視聴率をアップさせるために選手=プロを匂わせる報道やコメントは極力伏せ、感情論で視聴者を煽りがちです。その結果、選手が過度な期待を感じ、プレッシャーに潰されて結果を出せなかったとしたら、その原因は必ずしもマスコミのみならず、実情を想像せずに勝手に熱くなりたがる、われわれ視聴者にもあるのかも知れませんね。


 ちなみに私自身は、日本人だから云々という楽しみ方にはあまり興味がありません(正真正銘日本人ですが)。国籍問わず最高レベルのパフォーマンスに驚愕し、カーリングのロシア選手たちのような美女を眺めて癒され、楽しんでいます(笑)


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意外とマトモ?モリ娘。結成

2014-02-12 Wed 22:00
モリ娘


 芸能ニュースを眺めていると、昨年あたりから「モーニング娘。'14(以下:モー娘。)が再ブレイク中!!」といった文句をしばしば目にします。

 その根拠として、昨年グループ史上初めてシングル4曲連続オリコン1位を達成したことや、曲によっては売上(出荷?)枚数がAKB48ばりのオマケ商法を駆使しつつ(笑)10万枚を突破したことなどが挙げられていました。ちなみに2013年リリースの女性アイドルのシングルCDで10万枚を突破したのは、乃木坂46を含む秋元康プロデュースのいわゆる48グループ関連以外では唯一モー娘。のみですから、確かに凄いといえば凄い…のかも?

 しかし盛り上がりに水を差すようで恐縮ですが、私のような一般人の感覚からは正直「どこが再ブレイク中やねん?!」という感じです。

 私も十数年前のモー娘。全盛期には、趣味のメタルバンド活動の傍ら、バンドメンバーに内緒でモー娘。のベスト盤を買ってこっそり楽しんでいました(笑) 当時は現在のAKB48のようにテレビでモー娘。を見ない日はありませんでしたし、各メンバーからも強いアイドルオーラを感じたものです。シングル曲も毎回すぐに覚えてしまうくらいキャッチーだったっし、日常に溢れまくっていましたよね。

 ところがそれ以降のモー娘。は…熱烈なファン以外には「まだいたんだ」レベルのタレントだと思います。芸能情報にそこそこ関心がある私ですら(たまにバラエティに出演している)道重さゆみ以外のメンバーは知らない、テレビで見ることもほとんどない、どんな歌を歌っているのかも知らない(たまにテレビで見たと思えば未だに「ラブマ」や「恋愛~21」を歌わされている・笑)…この程度を“ブレイク”と称するとは!!…これもマーケティング手法のひとつなのでしょうか?

 そんなモヤモヤをずっと抱えていたところ、さらにモー娘。を盛り下げてくれそうな出来事が。先月「au発表会 2014 Spring」にて、auの学割キャンペーンキャラクターとしてモー娘。に森三中の黒沢と大島が加入した新アイドルユニット“モリ娘。”の結成がプロデューサーのつんく♂から発表されました。事前につんく♂が意味深気味に煽ったことや、産休のため不参加の村上に加え、大島も妊活のため結成早々活動休止することで、ただでさえシラケムードだったのに余計にシラケて…いや、それ以前に今さらモー娘。?というムード満々。少なくとも私自身はそう感じていました。

 ところがです。

 先日、街を歩いていたところ、早速auショップでこのモリ娘。…黒沢と大島がモー娘。メンバーに混じって整列しているポスターや幟などのPOPをやたらと見かけました。

 私は特に彼女たちに興味はありませんでしたが、これを見た自分が改めて(へぇ、道重以外のメンバーってこんな顔してたんだ)と、割と前向きな気持ちでモー娘。と接していることに気づきました。もし私同様に足を止めた人が他にもいて、さらに自分好みのタイプのメンバーを見つける可能性を考えたら…もしかしてこのプロジェクト、モー娘。ファンを増やすキッカケとしては案外イイ線いっているのでは?

 モー娘。のように個々のメンバーが(一般的評価として)何らズバ抜けた特長を持たない場合、たまにテレビ出演したところでPR効果は弱いのかも知れません。なぜならテレビ自体に昔のような強力なマスメディア機能はないし、何だかんだ画面に大きく映るのはほとんど道重です。道重がヒットしない人には何の意味もありあせん。

 しかし、このようなPOPはその限りではありません。テレビのように受動的に“見せられる”のではなく、自分の意思で見たい部分を見ることが出来ます。また、テレビは見ないけれどスマホの新機種情報には敏感だ、スマホのCMにはとりあえず反応する、という若者は多い。モー娘。をCMに起用ということは、現在20~30代のモー娘。全盛期にハマった消費者狙いか?と思いがちですが、そうではなくあくまでも10代の若者層がターゲットなんですね…って、学割キャンペーンキャラクターなんだから当然か(笑) 失礼しました。

 若者をターゲットとしたこのモリ娘。プロジェクト、かなり有効かも知れませんね。もちろんau・つんく♂両者にとって。ちゃんと緻密に考えられているんですね。それと同時に、私のようなオッサンが勝手気ままに「モー娘。なんてダメだよ!モリ娘。も絶対に流行らないよ!!」などと批判するのはちょっと的外れだったな、と恥ずかしく思った次第です(笑)


 先日ネットの中に

「モー娘。は再ブレイクなんてしていない。ブレイクしたのは、つんく♂の喉だけ」

という爆笑もののコメントを発見しました。つんく♂がなぜか関取のようなかすれ声になっていたことを揶揄してのコメントかと思われます。モー娘。以外にも多くのアイドルをプロデュースしてはコケまくる“持っていない”つんく♂にしては、今回は何かが違う…かも知れないので、このまま上手くやれば本当にモー娘。は再ブレイクする…かも知れない…のかな?


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温かいお風呂に、友人と…?

2014-02-11 Tue 20:36
 私の前から何年も姿を消したままのある友人と一緒に、私は湯船に浸かっていました。


私「よぉ、お前さ、何で今まで連絡寄越さなかったんだよ?この間どうしてたんだよ?

友人「(バツが悪そうな顔で)…

私「まぁ別にいいけどよ…

私&友人「

私「先いいよ

友人「い、いや、どうぞ…


 それにしても温かい湯…熱くもなくぬるくもなく、ちょうどいい。あぁ、気持ち良過ぎてだんだん眠くなってきた…このまま眠っちゃいそう…。






ここで目が覚めた私。湯船のお湯の温度はかなり下がっています。時計を見れば入浴してから既に1時間が経過。ヤバい、これでは風邪をひいてしまう…!!

 そうです。私は夢を見ていました。自宅の風呂に浸かりながら眠ってしまっていたのです。しかも1時間(笑) あまりの寒さで夜中に目が覚めてしまった私は、堪らず追い焚きした風呂に浸かったのでした。


 実は私、入浴するとかなりの確率で湯船に浸かりながら眠ってします。最長で3時間くらい眠っていたこともありました。

 しかし実はこれ、かなり危険な状態だそうですね。溺れる可能性があるのはもちろん、お湯の中で眠るのは睡眠というよりも失神や仮死状態と同じなのだそうです。同じ癖をお持ちの方はご注意を。


 それにしても…あの友人、マジで一体今どこで何をしているんだろう…?!久々に思い出してしまいました(笑)



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妖の華(ネタバレあり)

2014-02-10 Mon 21:04
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 誉田哲也著「妖の華」を読了しました。週末の大雪を利用し2日間、根性で(?)読み終えました。

 「姫川シリーズの原点的作品」という触れ込みに期待して読んだのですが…そこは正直言って、共通する人物が2人ほど登場する以外ほとんど嘘でした(笑) でも個人的にはかなり好きなタイプのお話でしたね。


 物語は…

 池袋で完全に血が抜き取られた、獣の牙による失血死とみられる死体が発見される。これが3年前に起きた暴力団組長連続殺人事件の手口に酷似していたが、捜査は難航。
 一方、ヒモのヨシキはヤクザに痛めつけられているところを妖艶な美女に助けられ、やがて彼女と一緒に暮らすようになるが、彼女があるヤクザから身を隠しながら生活していることを知り…。果たして犯人は?女の正体は?



 基本的に姫川シリーズのような警察小説ですが、実は犯人は人間ではありません。殺人犯は…何と!吸血鬼と化したヤクザ一味(笑) 彼らは自分たちが吸血鬼になるキッカケを作ったオリジナルの吸血鬼、正確には現代に唯一生き残った“闇神(やがみ)”の女性を必死に探しており、事件はその過程で起きた殺人。

 こう書くとアメリカでよくあるファンタジー小説のようですが、一応警察ものとして読めると思います。個人的には姫川シリーズに「月光」(…ほどではないか?)の切なさをプラスした物語、のように感じます。

 そして本書最大の見所は、やはりヒロインの紅鈴ですね。私のイメージでは現在卒業を間近に控えた、「マジすか学園」出演時のAKB48のあのメンバー…の、顔だけもっと可愛くした感じ(笑)です。ハリウッドで映画化したらハマりそうな作品だと思いました。

 ところで私はある友人とたまに会う時に、お互いのお勧め小説を数冊交換するのですが、今度渡す分の中にこの「妖華」も入れようと考えました。

 しかし同じく渡す予定の貴志祐介著「青の炎」とラストがちょっと似ているんですよね、偶然にも(笑)

 どちらを先に読んでもらうか?悩むところです…。


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ゴーストライターを正しく理解する件

2014-02-09 Sun 14:37
 “現代のベートーヴェン”と称される全聾の作曲家・佐村河内守氏が、実は自身で作曲せずに全てゴーストライターに丸投げしていた…いや、それどころか作曲家なのに譜面が書けない、ピアノ演奏技術も初歩レベル、本当は耳は聞こえており“全聾云々”はキャラ設定、妻を洗脳している…現在大問題に発展しています。

 この騒動の詳細については既に報道されまくっているので省略します。ただ、私はテレビであるコメンテターがこのように発言していたのが引っかかりました。

「最初から(ゴーストライターの新垣氏との)“共作”として発表していれば何も問題なかったのにね」

…えっ?そういう理解なんですか?…というか、この考え方ってかなり大雑把でいい加減な発言に聞こえますよ?もう少しよく考えてから発言した方がいいんじゃないですか?


 私はクラシック音楽は嫌いじゃないですが、全く詳しくありません。でも同じ音楽の創作活動という括りなら、かつて趣味ながらメタルバンドのリーダー兼ギターを担当、活動した経験があります。そのバンドの楽曲も全てオリジナルにこだわりました。あくまでもその程度の私ではありますが、真っ先にそう感じました。

 クラシックとは全く畑が異なりますが、ロック系の作曲でも…例えばA君がサビのギターリフだけ考案、他全てをB君が作曲したなら、その曲の作曲者は常識的にB君です。まぁ考え方はバンドによって違いますから、部分的とはいえ作曲しているのだから連名(共作)扱いとしたり、名前は表記しないけれど印税を小節分だけ分け与えたり、といった措置を取ることはあり得ます。

 しかし今回報道によると、佐村河内氏は音符なんて皆無の抽象的な“指示書”(1曲1枚?)のみを新垣氏に渡しただけ。これで共作扱いで通る世界なのでしょうか?クラシックとロックは違うので私には分かりませんが、もしOKであるならメタルバンド以下のユルさでは?(笑)

 これで共作OKなら、例えば

A君「B君さ、今度の新曲、出だしはHELLOWEENみたいな荘厳でシンフォニックな様式美的イントロ、リフはMEGADETHっぽい攻撃的でザクザクな感じで。本編はIRON MAIDENみたいに変調・変調でサビはARCHENEMYっぽい泣きのギターでメロデス調に。全体的にドラマティックでカッコよくお願い」

こんなコンセプト(?)のみB君に指示しただけのA君の名前が堂々と作曲者(共作)としてクレジットされて、印税を得る権利も発生する?素人だってそんなこと期待しませんよ。これではB君はバンドを脱退しちゃいますって!!(笑)

 また、私はこの問題を報道する「ノンストップ!」(CX)を視聴したのですが、コメンテーターのウザ過ぎるク○ババア・K田Uのは酷かったですね。

「シャネルだってイメージを伝えるだけで、服は弟子たちに作らせたのに、それをシャネルブランドで売っていた。それと同じ(だから佐村河内氏は悪くない)」

などとオバサンムード丸出しで主張したのには呆れました。有名ブランド品といっても洋服はあくまでも工業製品であり日用品。たまたまその中で人気がある商品というだけです。アートではありません。これを認めるのなら車、ハサミ、ラーメン…世の中のほぼ全てのものが同様に扱わなければなりません。

「NTT docomoのC社というメーカーのスマホの基盤を作っているのは、オレたちX製作所だ。だから端末はdocomo・C社・X製作所の共作として売り出すべきだ。そもそもオレたちが作った基板はもはやアートだ。だからX社の名も端末にプリントすべき」

こういう主張だってアリになってしまう。X製作所もシャネルも基本的には同じです。逆に佐村河内氏が作曲したとされた楽曲の数々は絶対にこれらと同じであってはならなかったはず。やはり問題大アリと言わざるを得ないでしょう。


 また、漫画雑誌に連載される作品の制作にも編集者の意見が反映されているじゃないか、タレント本だってゴーストライターが書いているじゃないか、(だから佐村河内氏がしたこともさほど問題じゃない)というのも少し違うと思います。

 漫画雑誌の編集者が漫画家にアドバイスしたり指示を与えたりするのは創作ではなく、あくまでも雑誌をたくさん売るための商品開発のようなものです。

 タレント本だって自叙伝や指南書のようなコンテンツの面白さ、タレントのキャラ重視の娯楽本だからゴーストライターが容認される。仮にこれが著者のセンスや技法に重きを置かれる文学、文芸ものではダメでしょうね。だって、夏目漱石が「我が輩は猫である」を他人に書かせていたら大問題でしょう?出版業界のゴーストライターと新垣氏を一緒にするのは最初から無理がありますね。

 まぁ、これらはあくまでも私見ですが、これを機に何が正しく何がNGなのか?考えてみるのも面白そうです。

 ところで…ネットには佐村河内氏を「オ○ムの麻○にしか見えない!」という人が目立ちます。私は麻○よりも、かつて自社のクソつまらないゲームソフトを『絶対に泣ける!』などと大袈裟にアピールしていた、故E野K治氏に見えて仕方ありません(笑)



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20年に1度の○○の大雪?

2014-02-08 Sat 15:55
1


 東京では今朝からまとまった量の雪が降っています。なんでも“20年に1度レベルの大雪”なのだとか。


2


 ところで、このような

「20年に1度の大寒波」
「10年に1人の逸材」
「過去30年で最高のワインの当たり年」

といった表現は割とよく耳にします。しかし同じメディアが毎年同じようなことを言って矛盾していたり、10年に一度の逸材が毎年現れたりすることも珍しくありません。いい加減なものです。


3


 しかしある時、ネットか何でこんな意見を目にしました。

「このような表現の中には、実は様々な形容詞が隠されている」


4


 例えば、プロ野球の黄金ルーキーを形容する言葉だと、正確には

「10年に1人の(クセ者の)逸材」
「10年に1人の(番長の)逸材」
「10年に1人の(トルネードの)逸材」
「10年に1人の(ハンカチの)逸材」

が正しい、みたいな(笑)


5


そう考えると、今日の大雪は、「20年に1度の(東京都知事選前日の)大雪」でしょうかね?


6


…過去のデータを調べたわけではありませんけれど(笑)


7


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シンメトリー(ネタバレあり)

2014-02-07 Fri 23:00
シンメトリー


 誉田哲也著「シンメトリー」(光文社文庫)を読了しました。

 本書は最近続けて読んでいる「姫川シリーズ」のひとつであり、誉田もの、姫川ものとしては初めて読む短編集。収録されている全7話中ほとんどが姫川が警部補に昇格し、現在所属する警視庁捜査一課十係の班長に就任する以前の出来事を、時に回想する形で書かれています。1話につき40~50ページなのでサクサク読み進めることが出来ました。

 書名は収録中のあるエピソードのタイトル。意味を調べると「対称性」だそうで、目次の文字数や言葉も左右対称になっている点に遊び心を感じます。

 各エピソードは…


「東京」
 癌で病死した元上司の命日に、未亡人とともに墓参りに来た姫川。そこである少女を見かけたことから、当時上司とともに捜査した、ある女子高生転落事件について思い出す。

 本書収録エピソード各話の事件は、これまで読んだ誉田ものとは打って変わりほとんど一瞬で解決(笑) まぁ短編ですからね。

 それ以上に本書からは、事件や人物を通して社会(世間)への訴えかけが秘められているように感じます。余命いくばもない老刑事が自殺しようとする少女に向かって訴える命の大切さ、自らの人生への思いは、言葉はベタですが思わずグッときました。


「過ぎた正義」
 過去に3人の女子高生を拉致監禁し、殺害した上に心神喪失を装い無罪放免となった男が交通事故で死亡。また、15歳で強姦殺人を犯すが未成年ゆえ1年で釈放された男が薬物中毒で連続して死亡した。
 2人の死に疑問を持った姫川は、双方の事件の捜査に携わった元刑事に会って真相を確かめるべく、彼を探すが…。

 正義とは?罰とは?理性とは?思わず考えてしまいます。


「右では殴らない」
 摂取すると薬物中毒になるよりも早く劇型肝炎を起こし死んでしまうという、新型の薬物による死亡事故が相次いだ。問題の薬物の出所を捜査する姫川は、ある女子高生にたどり着く。彼女は被害者たちの援助交際の相手であった。

 ワイドショーの若者へのインタビューなどでたまに聞く、

「援交なんて風俗嬢と同じなんだから別にいいじゃん!」
「自分の責任でやってるんだから別にいいじゃん!」
「誰にも迷惑かけてないんだし、社会とか法律とか関係ないじゃん!」

…的な身勝手な持論を主張する女子高生を、姫川が理屈で論破するシーンは爽快。本書最大の見せ場ですね。


「シンメトリー」
 酩酊状態で踏切を越えて車を線路内に走らせ、死者100人を超す脱線事故を引き起こすも、下された判決は僅か懲役5年。しかも反省の色が見られず遺族に対しても悪態をつく男・米田。顔馴染みの少女をこの事故で失った駅員・徳山は、怒りから米田を殺害するが…。

 世の中には腐るほどある、理不尽な事例の代表のようなお話です。


「左だけ見た場合」
 手品視の中年男が自室で殺害される。死体が手にした携帯電話には、横浜市のある地域のものと思われる電話番号が途中まで入力されていた。
 姫川は彼の数少ない交友関係を、携帯電話の電話帳を基に当たる。そして彼が過去に大工だったこと、消費税アップ前の駆け込みバブルでトラブって大損していたことを突き止める。

 中小企業や個人事業主の苦悩ですね。


「悪しき実」
 あるマンションで自殺とも他殺とも取れる男の死体が発見される。肝心の通報者と思しき同棲相手のホステスが姿を消したため、姫川は彼女を捜す。やがて発見した通報者は何も語ろうとしなかったが、ある遺留品に注目した姫川に対し、ついに…。

 暴力団により狂わされた人生、暴力団により引き裂かれた愛ですね。


「手紙」
 姫川が本庁に引っ張られるキッカケとなったOL殺人事件の回想。あるOLが殺され、捜査の応援に回された姫川。彼女はこのチャンスを何としてもモノにしようと頑張り…。

 罪を犯した人間は、赦しを受け、赦しを感じられて初めて罰を受け入れられることが出来る…なるほど…。


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ブロック機能のススメ

2014-02-06 Thu 20:04
 この4ヶ月間でFacebookから2人の“友達”をブロックしました。最初はそんなことしてよいものだろうか?ちょっと不安でしたが、結果的にスッキリしてよかったと思っています。

 ご存じない方のためにご説明しますと、Facebookのブロック機能とは、特定の人物と自分との間で、お互いのページを閲覧不可能にすると同時に、それぞれのニュースフィードにもお互いの投稿が反映されない状態にする機能です。当然、お互いの名前で検索しても検索結果にも反映されません。何ら通知されることなくお互いの“友達”リストから外れるので便利。一度“友達”になってしまったものの、やはり解除したい。でも“友達”解除するとなると世間体(?)が気になるし…という時に、解除せずともほぼ同じ状態にしてくれる、とても便利な機能なのです。

 もともとブロックしたこれらの“友達”、かつてはたまに飲みに行ったり、遊んだりする仲間でした。一時期はリアルな友達だったのかも知れません。

 しかしFacebookで友達申請を受ける直前の数年間、彼らとは年賀状の遣り取り以外全く交遊はありませんでした。よって最初はFacebookをキッカケにまた一緒に飲みに行ければいいなぁ、なんて軽く考えていたんですよね。

 でも実際にはそうなることはありませんでした。というかそもそもこの2人、古い友達を探して交遊を復活させたいわけではなく、とにかくたくさんの“友達”に対してカッコよくてお洒落(だと信じている)な自分のライフスタイルを自慢したいだけ。といっても実情は安っぽい外食や絵面的に汚らしい自作メシ、高価な趣味グッズ、遊びに行った場所などを1日に何度も投稿。誰かが義理でコメントを書けばすかさず返事を書く。そのうち内容を見栄えよく盛ったり、ポエムチックな気持ち悪い言い回しを使ったり、遂には思想をも押しつけるように。もはや警告レベルです。自分がファンから常に注目されるアイドルだとでも思い込んでいるかのようにも見えました。

 こんな独り善がりを毎日何度も見せられるのは正直苦痛でした。というか、これにより私の体調と精神は確実に悪化しましたね(笑) まぁ、実社会で評価・承認されず、心が満たされない分、せめてバーチャル空間で(努力せずに)注目されたい、認められたいという気持ちの表れだったのでしょう。

 もちろん私としては「一切見ない」「退会する」という選択肢もありましたが、中には有益な情報や刺激になる投稿も少なからずあるわけです。嫌いなゴキブリが出るから家を捨てて野宿するわけにはいきません。それと同じでした。

 で、結論として彼らをブロックしたわけですが、最初は「一度は“友達”申請を承認したくせに非常識だ、非人道的な奴だ」と周囲から思われたら嫌だなぁ、と心配しました。でも実際にはいつの間にか“友達”が1人消えたって気づかないでしょう(笑) それに、こちらで心配する価値のある友達なら、そもそもFacebookで繋がる以前に連絡を取ったり、会ったりしていたはず。

 Facebookが古い友達やクラスメートとの交流復活のキッカケになり得る便利なツールだとは理解していますし、業界問わず企業や個人事業主の販促・コミュニケーション目的の道具としては最高のツールだとも思います。が、必ずしもそういう目的で使っている人ばかりではないということですね。世の中には色々な人がいるもの。そして少なくとも私にとってそれは有害となる要素の方が大きい、と改めて実感しました。

 また、結果的にブロックしたことを非難する友達は周囲にいませんでした。逆に「それが正しい」「もっと早くブロックすればよかったのに」という人ばかり。そう、私の友達とはそういう人たちなのです。今さらながら、くだらない投稿を読むために割く時間や労力があるのなら、本当の友達や自分自身のために費やすべきだった、と反省した次第です。

 不快の種の多くが消え去ったニュースフィードは、まるで台風一過の晴れ晴れとした青空のようにスッキリして見えます。


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ソウルケイジ(ネタバレあり)

2014-02-03 Mon 21:15
ソウルケイジ


 誉田哲也著「ソウルケイジ」を読了しました。このタイトルの元ネタはスティングの曲だそうですね。「ストロベリーナイト」「インビジブルレイン」同様面白かったです。

 物語は…

 多摩川土手に乗り捨てられたワンボックスカーから、血塗れの左手首が発見される。姫川班ら捜査1課の刑事たちが捜査を開始し、被害者は近くで小さな工務店を営む高岡と判明するが、驚くべき真実が次々と明らかに…。

 捜査が進む中でストーリーが次々と展開、風呂敷が広げられてゆきますが、決して混乱することなく最後には収まるところに収まる、前作通りそんな感じの壮大な(?)物語でした。

 相変わらず警察組織内部の描写…捜査の方法やら流れ、刑事の人柄やら思考など…これまで私が読んだミステリーの中ではやたら具体的。最初は鬱陶しかったですが、次第にリアルでいいんじゃないか?と思えるようになりました。

 登場人物も相変わらず魅力的。まず、猿顔関西弁変人キャラ・井岡が神出鬼没的(たまたま)にその所轄内に属していて、姫川に関わってくるというお約束(?)。井岡の登場は“変なおじさん”みたいで好きです。

 そして「ストロベリーナイト」では“ガンテツ”という横暴なベテラン刑事が準主役的ポジションでしたが、本作では姫川と同じ捜査十係の警部補・日下にスポットが当たっています。それにより事件とは直接関係のない余計な描写も多く生じますが、決してダレさせないところに著者の上手さを感じます。

 そしてこの日下、勘重視の姫川とは正反対。事実のみを信じ、積み重ね、事件を解決するタイプ。最初は何となく融通の利かない嫌なヤツ、といった感じで描かれていましたが、今回は彼の人間らしい部分についても触れられています。

 私はこの日下というキャラ、結構好きですね。というか、経営者やアーティストでもない限り、一般会社員で優秀な人材って極めてこちらのタイプの方が多いと思うし、憧れます。思わず若い頃にお世話になった、当時はブン殴ってやりたくて仕方なかった(笑)先輩社員を思い出してしまいました。

 逆にサクランボ臭プンプンの菊田は相変わらずウザい。ファンの間では人気が高いキャラだそうですが、フィクションとはいえ今時あのような堅物チェ○ーボーイキャラは警察にも一般企業にもいないと思いますが…。ほとんどファンタジーの世界のキャラでしょう(笑)

 そして肝心の内容ですが、高岡は死んでいないんじゃないの?最初の方に出てくるアイツが高岡なんじゃないの?については、途中で想像出来ました。

 しかしこれは裏を返せば伏線の数々がきちんと張られていて、文章構成もしっかり組み立てられている証拠。そしてあれだけの長文を飽きさせずに最後まで読ませるだけの文章力があってこそだと思います。評価する上で決してマイナスではないと思いました。

 逆にこれを“先が予想出来てしまうからつまらない、駄作だ”と評価してしまえば、世の中のミステリーは貴志祐介の「雀蜂」(犯人の存在自体が最後の最後まで明かされない)やアガサ・クリスティーの「アクロイド殺し」(実は一人称の主人公が犯人)みたいなものばかりになってしまいそう。本格的なミステリーは無くなってしまいそうですね。


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暗くなった都内の住宅街

2014-02-02 Sun 06:09
 夜、愛犬と近所を散歩していて気づきました。この辺り一帯…東京23区内の住宅街にしては暗過ぎる…いや、ほとんど真っ暗じゃないか?これでは歩行者や自転車が向かってきても直前までオレたちの存在に気づかないんじゃないの?

 商店街付近や、住宅街でもちょっと通行量の多い道にはそれ相応の街灯があります。それなりに明るいのですが、一本内側に入るともう真っ暗。何かと危険です。特に若い女性は怖くて歩きたくないんじゃないの?これではまるで「この町はいつから痴漢に優しい町になったんだ~!!」…って感じです(笑)

 そう、昔はこんなに暗くありませんでしたよ。子供の頃、夏休みに地方の田んぼ道を歩いた際(あぁ、夜って灯りが無いとこんなに暗かったんだ)と気づいたことがありましたが、まさしくそんな暗さです。

 ここまで夜道が暗くなったのは、恐らく3年前の東日本大震災以降でしょう。もちろん電気を無駄遣いせずに節約することは、震災から何年経とうが継続すべきだと思います。

 でも地域住民のためを思うのなら、もうちょっと明るくしてくれた方が安全に、かつ安心して暮らすことが出来るのに、とも思います。そのための電気消費は決して無駄遣いではないはず。まぁ、同じような悩みを抱える町は他にもたくさんあるのでしょうね。

 それに引き替え繁華街、特に大きな街のいかがわしい系のお店(笑)が建ち並ぶようなエリアの目映いくらいの明るさ。あれは一体何なんでしょう?確かに震災後しばらくはこのような繁華街も例外なく、電気を節約し、ネオンをセーブしてきました。私が震災直後に長崎から東京に帰ってきた時、たまたまある繁華街を通りかかったのですが、その時の異様なまでの薄暗さには驚きました。当時の電力事情をそのままリアルに表しているようでしたよ。

 しかしそのような繁華街はその後、かなり早い時期にほぼ元通りの明るさを復活させてしまったように思います。素人考えですが、商売に支障を来さないのなら、ネオンそのものはもう少し抑えてもよいと思うんですけどね。


 所轄する自治体が異なるので単純に比較評価することは出来ませんが、何だか変だよなぁ~…愛犬と散歩するたびにモヤモヤしてしまいます。


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インビジブルレイン(小説)&映画「ストロベリーナイト」(ネタバレあり)

2014-02-01 Sat 05:55
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 誉田哲也著「インビジブルレイン」(光文社文庫)を読了、続けざまにこれを原作とする映画「ストロベリーナイト」をDVDで鑑賞しました。

 本当なら時系列に沿って前回読んだ「ストロベリーナイト」の次は「ソウルケイジ」を読むべきでしたが、DVDの返却予定日との兼ね合いでこちらを先に。2作めにして姫川班が解散してしまいました(笑)

 物語は…

 ある下っ端暴力団組員殺害事件を捜査することになった姫川班。暴力団同士の抗争の線も視野に入れた捜査が始まるが、「犯人は柳井健斗」という一本のタレコミ電話が入る。
 しかし上層部からは捜査線上に柳井の名が浮上しても決して触れるな、と指示される。柳井が犯人だった場合、その殺害動機から9年前に起きた柳井の姉殺害事件での警察の失態が明るみになる可能性が高いからだ。
 だがそんなことは受け入れられない姫川は、単独で柳井を追う。そして彼女は、ある理由から同じく彼を追う暴力団組長・牧田と出会い、お互い惹かれてゆくが…。


 まず小説の方ですが、「ストロベリーナイト(小説)」同様スケール感が大きいですね。警察関係者に暴力団員、登場人物が多く事件の事情もそこそこ複雑なのですが、それでいて非常に理解しやすい作品でした。特に本作のキーマンとなる牧田はとても魅力的に描かれていたと思います。個人的には姫川に好意を寄せる部下・菊田が嫌いなので、牧田に惹かれる姫川、という設定は良かったです。ただし問題の濡れ場シーンは、もっとページを割いて詳細に書いて欲しかったですが(笑)

 それにしても姫川って、刑事らしからぬ部分がまだまだいっぱいですね。普通に未熟者なのでは?(笑) まぁそこに読者は感情移入するのでしょうが。とにかくとても面白い作品でした。


 そして映画「ストロベリーナイト」ですが…これはビミョ~。

 まず感じたのは、これだけのスケール感の作品を2時間にまとめたため、当然ながらとにかく展開が早過ぎ、かつ割愛されたシーンや設定が多いということ。物語のポイントとなる重要なシーンがアッサリし過ぎていたり、ちょっとした設定や状況の説明的描写が登場人物の発する短い台詞だけで表現されていたりするので、恐らく原作未読の人が見ても分からないことだらけなんだろうと思われます。

 そして驚いたのが、原作と犯人が違うという点。というか実行犯、登場すらしていないし(笑) そのため一番盛り上がるはずの肝心のラストシーンが、何だかよく分からない状態になってしまいました。原作と比べて姫川が、さほど牧田へ好意を抱いていないように見えるのも不満ですね。

 キャストについては、姫川役の竹内結子は想像通りのハマり役です。イメージ通りでした。ちょっと警察内での喋り方が反抗的過ぎて嫌な感じですが(笑)

 あとは牧田役の大沢たかおも身長以外は原作のイメージに極めて近かったと思います。大沢たかおというと私には「JIN-仁-」での泣き顔しか印象に無いので(笑) 初めてカッコいい大沢たかおが見られたように感じました。それ以外のキャストは…イマイチかなぁ…。

 まぁ、決してつまらないわけではありませんが、原作の魅力がかなり削られてしまってもったいないな、という感じでした。


 私はドラマってほとんど見ないのですが、「ストロベリーナイト」の続編がいずれ放送されるのであれば、今度はぜひ見たいですね。


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