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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
あなたが愛した記憶

2014-06-28 Sat 07:21
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 誉田哲也著「あなたが愛した記憶」(集英社)を読了しました。

 誉田哲也の代表作といえばTVドラマ化された「ストロベリーナイト」や「ジウ」が挙がりやすいと思いますが、私が初めて読んだのはどちらでもなく「月光」でした。今思うといきなり一発目がコレ?という感じです(笑) しかし遣り切れないほどの切なさ、読後の後味の悪さ、特殊な「愛」の描写…これら全てを満たした「月光」は、ある意味これぞ誉田哲也という作品。そう考えると「月光」からスタート出来た私はラッキーだったのかも知れません。

 さて、今回読んだ「あなたが愛した記憶」は、私的に「月光」以来久々の「切なさ」「後味の悪さ」「特殊な愛」をまとめて突きつけられたような物語でしたね。警察内部の描写がやたらと詳しいこと以外で久々に誉田哲也らしい作品と出会えたと思います。

 物語は、興信所の調査員・曽根崎が主人公。彼は民代と名乗る、曽根崎の実の娘だという女子高生から、ある2人の男の身辺調査を依頼される。彼女曰く、その二人のうちのどちらかが現在巷を騒然とさせているOL連続殺人事件に関与しているとのこと。最初は半信半疑だった曽根崎だが、彼女が警察しか知らないはずの情報を知っていたこと、今は亡き別れた恋人であり民代の母親でもある真弓と自分しか知り得ない事実を民代が知っていたことなどから民代を信じ、調査を始めるが…。

 刑事でなく探偵が謎の猟奇殺人犯に挑むというので、最初はハードボイルド色が強い硬派なミステリーかと思いきや…途中からまさかのSFファンタジー要素も加わり、ちょっとアレレ?な展開に。思わず最近読んだ同じ誉田の「アクセス」を連想しました。

 しかし読み終わってみると、SFだファンタジーだが評価に悪影響を及ぼすことは全くありませんでした。面白かったです。というか本作、ミステリーでもSFでもなく実はよく出来た恋愛小説ですね。

 私的には誉田哲也ものって、どれもそこそこ面白いのですが、単行本を買うほどではなく文庫(出来ればブックオフ・笑)で十分。読み終えたらもう読まないし、あえて手元に残すほどではないな、という完全な消費型娯楽でした。

 でも本作は何となく単行本で手元に置きたいな、と思える作品、しばらくしたらまた読み返したい作品でした。


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もったいない接客

2014-06-27 Fri 00:00
 父が「靴のように履けるサンダルが欲しい」というので、出先でABCマートを覘いてきました。

 …といってもこれはあくまでも“偵察”です。どんなブランドの、どんなタイプ(形)の商品が、いくらで買えるのか?実際に自分の目で見て確認したかっただけ。そもそも履き物ですから本人不在では足に合う合わない、デザインの好き嫌いは分かりません。私としては収集した情報を持ち帰り、父に判断させた上で、もし「サイズ以外の選択は任せるから買ってきて欲しい」と依頼されたら後日改めて買いに行くつもりでした。

 ということでABCマートのサンダルコーナーを物色したのですが…ここのマニュアル主義的接客、何とかならないのかなぁ…。相変わらずちょっと商品に触れるとすぐに店員さんが飛んできて、

「よろしければ(希望の)サイズ出しますんで!!」

ですよ。そう言われても私が探しているのは父用のサンダルです。そして私と父の足のサイズはかなり違う。ということは私としては

「結構です」

と答えるしかありません。こう言うと大抵の店員さんはいかにも“お役御免”的に去っていき、もう私に関わろうとしない…。単なる冷やかし目的、というわけでもないのに…。

 あくまでも私が考える接客ですが、こういう場合店員さんが掛けるべきセリフは決して「サイズ出しますんで」ではないと思います。これではまるで店員さんがお客さん個々の事情を無視して、全てのお客さんを自分の都合に合わせて扱おうとしているようで少々気分が悪い。せっかく声を掛けてくれるのなら

「何かお探しでしょうか?」

いや、出来れば

「何かお困り(お悩み)でしょうか?」

という言葉が欲しいんですよね。それなら

「実は私ではなく、父のためにサンダルを探しに来たのですが、どんなものがあるのかと思いまして…」

という言葉がスムーズに出てくると思うんですよね。そこで予算は?用途は?など少しでも親身に相談に乗ってくれれば、私も単純ですから嬉しくなって

「では一度本人と話し合って、来週また買いに来ますね」

という流れになると思います。同じABCマートだからと別の店舗に行くことなく、同じ店舗の同じ店員さんから買いたいと考えるでしょうね。

 いつも感じることですが、大企業の営業マンでもショップの店員さんでも、モノを売る人はお客さんに語らせ、お客さんの価値観を引き出さない限りベストな提案は出来ないし、お客さんから頼られる存在にもなれないのではないでしょうか?

 商品の価格を安く抑える代わりにマニュアル通りの接客しかしない方針なのか?それとも本当にお客さんの事情に興味がないのか?私には分かりませんが、たまにこういう真心不在(と感じる)な接客に遭遇すると残念でなりません。せっかく真面目に働いていらっしゃるのに実にもったいないです。


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チャンピオンデータに騙されやすい日本人

2014-06-26 Thu 00:00
 日本時間の今朝、ブラジルW杯でコロンビアに惨敗した日本は、結局1勝すら叶わずグループリーグ(以下:GL)敗退が決定しました。

 私はさほど興味ないものの、同じ日本人として多少気になり、早起きして結果のみ確認しました。残念ですが勝負ですから仕方ありませんね。

 それにしても連日のマスコミ、特に各テレビのW杯関連特番(特集)における無責任な煽りは目に余るものがありました。

「日本は勝てる!」
「GL突破出来る!」
「奇跡は起きる!」

まるで口裏を合わせたかのごとく、誰もが感情論で視聴者を煽りまくっていました。

 確かに勝負は終わるまで何が起きるか分かりません。日本の勝利を信じたい気持ちも理解します。いや、単に台本に忠実に喋っただけなのかも知れない。しかし自力でC組2位以上になれる可能性が消滅し、他力本願な状況で

「日本がGL突破するためには、まず日本がコロンビアに勝ち、ギリシャも勝ち、さらにギリシャが大量得点せずに…」

とか

「奇跡を信じよう!」

なんて、公共の電波を使って数百万人レベルの視聴者相手によく言えるな、と思いましたよ。日本勝利の根拠として日本のよい所ばかり強調し、その何倍も優れたコロンビアのよい所や日本のダメな所にはほとんど触れない。そんな都合よすぎる発言のオンパレードからは、これも“チャンピオンデータ”を不当に強調したビジネストークみたいなものだな、と思った次第です。

 例えば元気な赤ちゃんを安全に産むなら、若いうちに産む方がリスクが低く、30代、40代と歳を取るにつれリスクが高まることは常識です。しかし希に50歳の女性が元気な赤ちゃんを産むと、

「50代でも元気な赤ちゃんを産める」
「50代で元気な赤ちゃんを出産した人だっている」

などと、極めて例外的なデータ…すなわち“チャンピオンデータ”を持ち出し、さも一般常識、もしくは多数派意見であるかのように第三者に吹聴し、誤解させたり騙したりする人が出てくるものです。こういった“チャンピオンデータ”は、実はビジネスの世界では相手を説得させるためによく使われます。なので日本が勝てる僅かな可能性のみを強調し、お客さん(視聴者)をその気にさせるのも、マスコミのひとつのビジネスなのかも知れませんね。

 でも視聴者だってちょっと考えれば、テレビごときに無駄に煽られることもないでしょう。日本が奇跡を起こしてGL突破、あわよくばベスト8だ!!なんてこと簡単には信じないはず。例えば

「加藤茶は69歳の時に23歳の美女と結婚出来たんだよ!だから君も69歳まで諦めなければ、23歳の美女ときっと結婚出来るよ!!」

…こんな熱弁振るわれたところで(よほどの金持ちや、何か他人と違う特別な魅力を持った男性ならともかく)純粋に信じる人ってまずいませんよね?結局「W杯の奇跡」も「加藤茶の再婚」も同レベルのお話なんですよ。

 このように世の中には信用に値しないチャンピオンデータが溢れています。それらを悪用して他人を騙して儲けようと企む輩もたくさんいます。そんなものは見た瞬間に切り捨てられるよう、賢くなりたいものです。

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まとめて読書感想文20140625

2014-06-25 Wed 00:00
 どちらも借り物ですが、いまいち私の好みにはヒットせず。コレ!という一冊と出会うのは難しいです。


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「Jの神話」乾くるみ著/文藝春秋

 東京郊外にある全寮制の名門女子高・純和福音女学院で次々と怪事件が起こる。1年生の由紀は塔から転落死。生徒会長を務める美少女・真里亜は“胎児なき流産”で失血死を遂げる。
 真里亜の父の依頼で事件の真相を調査することになった女探偵・黒猫、そして純和福音女学院生徒会メンバーの深夜の行動を怪しむ新入生・優子は、事件の鍵を握ると思われる謎の男・ジャックの正体を探ろうとするが…。

 最初は妊娠だDNAだ、生物学的専門知識のオンパレード…ちゃんと読むのが面倒臭くなります(笑)…なので、医療ミステリーと予想。しかし読み進めてゆくと…何と!途中からまさかのエロSFものに展開(笑) 結構エロい描写が多く好き嫌い分かれるでしょうね。

 ただし、しっかりと丁寧に作り込んである感じだし、一通り辻褄も合わせてあると思うので、私はそれなりに楽しく読むことが出来ました。でもラストのエピローグは要らないのでは?エロSF的結末ながらも事件は見事解決、黒猫も優子も無事だったというのに、エピローグでは二人して“J”の性の奴隷状態(笑) しかもJに体を乗っ取られた女はいずれ死んでしまう運命ですよ。黒猫って登場やキャラ設定からしてタイトルを跨いで活躍する女探偵っぽかったのに結局死ぬわけ?!著者は性に奔放な現代日本人を風刺したかったのかも知れませんが、このエピローグだけは正直要らないと思いますね。



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「QED 百人一首の呪」高田崇史著/講談社

 百人一首カルタのコレクターとして有名な会社社長・真榊大陸が、手に一枚の札を握りしめて自宅で惨殺された。殺害時、自宅には4人の息子・娘たちと家政婦、2人の秘書がいたが皆アリバイがあり事件は暗礁に乗り上げる。
 しかし警察関係者からこの事件についてアドバイスを求められた薬剤師・桑原崇が百人一首に仕掛けられた謎を解き明かし、事件の真相に迫る…。

 本作のメインは殺人事件の解決というよりも、百人一首とは何なのか?なぜこのような形で作られたのか?というテーマの謎解きです。きっかけは被害者が一枚の札を握っていた、これは一種のダイイングメッセージなのでは?でも刑事には意味が分からず、依頼された薬剤師・桑原が代わりに解明する、という流れ。

 殺人事件よりも著者が書きたいのはこちらのようで、平安時代の日本史ともども百人一首にまつわる説明がとにかく多いです。確かに殺人事件と百人一首の組み合わせは斬新ですが、残念ながら私は平安時代も百人一首も苦手。読んでもすぐに忘れてしまう(理解出来ない?)のでこれら膨大なページ(数十ページ?それ以上?)は全て読み飛ばしました(笑) もちろん全てじっくり読んで理解した上で事件の謎にも触れるのが最高に面白いのでしょうが、私の読み方でも十分楽しめましたよ。


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セクハラ発言に怒ってます?それとも…

2014-06-23 Mon 00:00
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 6月18日に開かれた東京都議会の本会議で、晩婚化や晩産化の対策について質問をしたみんなの党会派の塩村文夏都議(35)に対し、男性都議の発した

「自分が早く結婚すればいい」
「産めないのか」

といった、セクハラ発言とも差別発言とも取れる悪質なヤジが波紋を呼んでいます。

 しかも同じ会議に出席していた(特に発言した張本人が所属していると思しき自民党の)多くの議員は「知らない」「聞こえなかった」などとシラを切る。塩村氏が議長宛てに提出した発言者の処分を求める要求書は受理されないなど、あたかもこの問題を“なかったこと”にしたいのか?というムード。まるでこの空間(本議会)だけ世間から取り残された昭和の日本といった感じです。

 確かに今よりも人情味に溢れていた古きよき昭和の日本なら、こんな発言もまた“近所のお節介オヤジの不器用な愛情表現のひとつの形”だったのかも知れません。しかし現代社会で到底通用しないことはまともな大人なら誰でも理解出来るでしょう、って。

 私はこのニュースを知った時、怒りに体が震えましたね。人間として、社会人として、男として絶対に許せん!発言者は自ら名乗り出て厳しく処罰されろ!有権者から汚いモノを見る目で見られてしまえ!政界の体質も今すぐ変えろ!こんな(あくまでも私の主観と妄想・笑)美しく可憐で真面目で優しい、健気に頑張っている文夏タンを悲しませるなんて絶対に許せん!出来ることなら彼女はオレが守ってあげたい…ん?

あれ?オレって昔からこういう問題に対してこんなに怒る人だったっけ?

いつも「TVタックル」の田島先生のフェミニスト発言にウンザリしていなかったっけ?ということはやはり…

セクハラ発言の是非よりも、酷いヤジを浴びせられショックのあまり涙ぐみながらも健気に原稿を読み続ける文夏タンにハアハア同情したいだけ、とでもいうのだろうか?!

いえ、断じてそんなことはない…と信じたいですし、実際件のセクハラ発言は許されるべきではないと思っています。しかし仮にセクハラ発言を浴びせられたのが塩村議員ではなく、もっとブ○でデ○のバ○ア議員だったら…もしかしたらセクハラ議員の肩を持ち、心の中で(そうだそうだ!)と同意していたかも知れません。

 私も含め少しでも身に覚えのある世の男性諸君は、ある意味セクハラ議員と同罪ですね。これではいつか私も何かの拍子に同じような失敗を犯してしまうような気が…気をつけます…。


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メタルゴッド?in電車

2014-06-21 Sat 09:01
 以前お世話になっていた理髪店で、10年ぶりに散髪していただきました。というのもこの10年間はワケあって別の美容室のお世話になっていたのですが、お店を畳んでしまわれたのでまた図々しく(笑)戻ってきた次第です。


 今回も前回同様また坊主頭に。…別に美容室じゃなくてもよかったような(笑) 全体のバランス重視でまとめてくれた美容師さんに対し、素直に“5ミリ”で揃えてくれた理容師さん(笑) お陰様でこれまでの人生で最も短い坊主頭が完成しました。


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 さて、頭がサッパリすると気分も軽くなり、親しい友人たちにこの頭を見ていただきたくなってしまう私。自分撮り画像をメールで送信しました。その中のひとり、音楽仲間のSとの遣り取りがちょっとだけ盛り上がりました。普段は滅多に返信寄越さないヤツなんですが(笑)


S「どうせならロブ・ハルフォードまでいってみては?」

私「そんなことしたら(私の見た目怖さに)電車でオレの両隣が永遠に埋まらなくなります」

S「きっとグレンKKみたいなオバチャンが埋めてくれます(笑)」


…メタル音楽の知識がないと理解不可能(笑) 要するに…


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こんな感じ(一部メンバーが違っていたらスミマセン)。

 でもローカル電車の中でこんな顔したヤツらが3人も並んで座っていたら絶対にイヤですよね(笑)


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歌舞伎町セブン(ややネタバレあり)

2014-06-20 Fri 00:00
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 誉田哲也著「歌舞伎町セブン」(中公文庫)を読了しました。普通に面白かったです。単発ものながら「ジウ」「国境事変」の東警部補がチラッと登場する、ファンには嬉しい作品です。

 物語は…

 ある朝、歌舞伎町の一角で町会長の死体が発見される。警察は病死と判断するが、この死に方がかつて、法だけではどうにもできない悪を裁き歌舞伎町の秩序を守った闇組織・歌舞伎町セブンのメンバー、“欠伸のリュウ”が得意とする殺しの手口に似ていると考える者がいた。
 そしてこの頃から、過去を封印し今ではバーのオヤジとして平和に生きるリュウを付け狙う者の存在が見え隠れし、かつて歌舞伎町セブンの頭だった男も殺害されてしまう。
 リュウをはじめとする歌舞伎町セブンの残党は、歌舞伎町の平和を守るため新たな歌舞伎町セブンを結成し、正体不明の敵に立ち向かう。


<よかった点>
・フィクションながら、歌舞伎町という特殊な町の魅力というか哀愁が感じ取れる物語でした。

・戦隊ものじゃないですが、それぞれ得意技を持つ(ダーク)ヒーローたちのチームものって何歳になってもワクワクします。まぁ早い話が必殺仕事人みたいなものですが、警察と反対側の視点から楽しむというのも誉田ものとしては新鮮。

・「ジウ」で対照的な2人のヒロイン、伊崎基子と門倉美咲が魅力的に描かれていたので、いつか続編が読みたいと願っているファンは多いはず。彼女たちとは無関係ながらも本作に登場する現代版歌舞伎町セブン(?)のメンバーの中には、伊崎基子を彷彿とさせる女ファイターが登場。しかも名前がミサキで元警官だったことを匂わせる描写もあり、まるで基子が復活したかのようでした。
 また、彼女ほどではありませんが、リュウの正体を知らない実の娘・杏奈の優しく心が強いところも門倉美咲っぽく見えなくもないか?「ジウ」ファンにとってはちょっと嬉しい演出です。


<不満点>
・物語のバランスに少し疑問を感じました。全体中約8割費やしてバラバラだった主人公たちの気持ちが少しずつ動き、固まり、ひとつになり、ようやく現代版歌舞伎町セブン(?)にまとまる。そして残り1~2割でやっと敵と対峙し、呆気なく勝利するというバランスの悪さ(笑) ただ私はそれでも面白く読めたので、もっと後半に多くのページを費やし、バトル部分をもっと大きなスケールで描いて欲しかったというのが正しいかも知れません。

・一部重複しますが、登場人物のキャラもイマイチでした。まず主人公が誰なのかイマイチ分からない。陣さん?フリーライター上岡?警官小川?いずれにしても主人公っぽくない。敵キャラも(設定の都合上)2人だけで、どちらも呆気なく殺されてしまう。そして悪のボスキャラですよ。なかなか面白いとは思いましたがちょっと無理がある上に、コイツもまた弱い(笑)
そして何よりもウケたのが、“現代版歌舞伎町セブン”メンバーの中にフリーライター、現役警官、酒屋の女の子がいること(笑) まぁ実際には本文中に“現代版歌舞伎町セブン”なんて表現はないのですが、実質彼らも含め7人揃って始動するのですからメンバーには違いありません。当然ながら何ら活躍出来ずに終わってしまいましたが(笑)

・敵キャラ2人がなぜ生きていたのか理由がハッキリ書かれていない。


などなど。まぁ感じ方は読む人それぞれでしょうね。

 それにしても、この「歌舞伎町セブン」も「ジウ」も「ハング」も、単発で終わるのはもったいないです。というか、誉田哲也の警察ものってシリーズで続くから光るんじゃないでしょうかね?


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園明寺の孝行犬との貴重な出会い

2014-06-18 Wed 00:00
 出先でちょっと興味深いお寺に立ち寄りました。園明寺というお寺です。


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このお寺、門を潜るとすぐ右側に…


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ちょっと怖い顔のワンチャンの石像が。よく見ると…


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孝行犬?何だそりゃ?

 実は園明寺にはこんなエピソードがあるそうです。


幕末の頃、このお寺で母犬1匹とその小犬5匹を番犬として飼っていました。
しかしある時一匹の小犬が病気で死んでしまい、気落ちした母犬も病気になってしまいます。
残った4匹の小犬たちは母犬の傍を離れようとせず、町の人々から食べ物を貰っても食べずに持ち帰り、母犬に与えました。
その後母犬も死んでしまい、その屍を守った小犬たちの命も相次いで尽きてしまったのでした。
これを見た寺の日空上人は
「子を思う親の気持ちや親を思う子の気持ちは人間も犬も同じ。むしろ人間に勝るのではないか」
と感動し、母子6匹のために石碑を立て、人々への誡めとしました。



…たったこれだけのお話です。しかし私はたったこれだけのお話と出会えてよかったと思っています。私も犬を1匹飼っていますが、人間も犬も親や子を思う気持ちが同じなら、きっと犬が(飼い主)家族を思う気持ちだって同じはず。改めて5歳の愛犬との絆をもっと深めたいと思いました。

 ちなみに石造の奥には「孝行犬の墓」と刻まれた墓石も。


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墓の由来が刻まれた石版もありました。

 門の外には


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可愛らしいイラストを使った分りやすい説明もあります。

 たったこれだけのスポットを数分間訪れただけなのに、何だかものすごく得した気分です。


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喜多川歌麿「深川の雪」鑑賞@箱根

2014-06-17 Tue 00:00
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 先週末、箱根の岡田美術館に行ってきました。目的はもちろん今月いっぱい展示中のあの絵画…江戸時代の浮世絵師・喜多川歌麿の「深川の雪」です。

 喜多川歌麿といえば蔦屋重三郎の命令で写楽の原画を徹夜で版画用に清書させられた…いえいえ(笑)言わずと知れた美人画で有名な天才浮世絵師ですが、この「深川の雪」は版画ではなく肉筆画。「品川の月」「吉原の花」とともに歌麿肉筆画最高傑作とされる三部作のひとつです。歌麿が晩年に依頼されて描いた絵ながら縦199㎝×横341㎝という巨大サイズ、そして長らく行方不明になっていたのを2年前に発見され、今回66年ぶりに公開ということで注目を集めていました。

 JR小田原駅からバスで1時間弱、岡田美術館に到着。


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とりあえず展示物は全て拝見しましたが…正直言ってそのほとんどは個人的に興味なし(笑) お皿や壺が多かったし。なので「深川の雪」のために入場料2,800円を支払ったようなものでした。美術品鑑賞ではよくあることです。

 さて、「深川の雪」との初対面…第一印象はまずデカい!そして美しい!!ちょっと構造的に変じゃね?という旅館か飯屋を舞台に総勢27名の人物が生き生きと描かれたこの絵画。当然ですがいわゆる歌麿の描く美人がウジャウジャ(笑)います。

 しかし一見皆同じ顔ですが、よく見ると一人ひとりから動きを感じ、それぞれの表情まで違って見えてくるから不思議です。何人か後ろ向きの女性がいることからも、どんな表情なんだろう?と想像を掻き立てられずにはいられません。美人だけでなく子供や猫、丸い笑顔のおばさんが描かれていることも新鮮。料理や道具の細かい描写からも1800年前後のトレンドが読み取れて面白い。

 そして最大の魅力はやはりその色鮮やかさですね。決して派手な色ばかり使っているわけではありません。むしろ暗い色も多いのですが、赤や緑を効果的にバランスよく使うことで全体的に鮮やかな印象となる。当然ながら公開に向けて補修されているので完成当時とは印象が違うかも知れませんが、これはこれで素晴らしいです。描かれた当時の色使いはどんな感じだったんだろう…興味は尽きませんね。写真パネルながらも現在アメリカの美術館が所蔵している「品川の月」と「吉原の花」も並べて展示されていたのはとても有り難かったです。

 ということで今回「深川の雪」を直に見られたことはとても幸せでした。しかし美術館からは…まぁ私が無知なだけで他の美術館も大差ないのかも知れませんが、お客さんに対する姿勢にちょっと不満を感じてしまいました。

 まず、館内へのスマホ、デジカメ、飲食物の持ち込み禁止。まぁ当然でしょう。ロッカーも無料で使用可能なので文句ありません。しかし…空港と全く同じ金属探知ゲートとX線による手荷物検査にはちょっと引きましたね。完全に性悪説でお客さんのこと見てるでしょ?(笑)

 そしてコーヒーを飲みながら利用出来る足湯があると聞いて楽しみにしていたのですが、コーヒーはもちろん足湯入浴も有料(500円)。しかも足湯エリアに入らないと、目玉展示物のひとつ「風・刻」(風神雷神)の巨大壁画の全体像を正面から見ることが出来ないという銭ゲバ逞しい商魂ぶり(笑) 

 最後にミュージアムショップ。私は気に入った絵のポストカードを買うのが好きです。「深川の雪」のポストカードもあれば買うつもりでした。で、実際3種類ほど売っていました…絵の一部をそれぞれ切り抜いたデザインのものが(笑) 絵全体を収めたデザインはないのかよ~?!しかも売られているもの全て買い揃えても一枚の絵になるわけではありません。絵の全体像を得るためには1,200円のパンフを買わなければならないようです。だって無料パンフは…


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こんな感じだし(笑) これら全てひっくるめて業界の儲けのノウハウだとしても、ちょっと悲しかったですね。


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とりあえずネットから画像データは入手出来ましたけどね(笑)

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現実世界に蔓延るSNS的楽しみ方

2014-06-16 Mon 06:58
 先週サッカーW杯が遂に開幕しました。昨日は日本代表の初戦が行われ、朝からテレビに釘付けになった方々も多いと思います。

 私はサッカー自体特に好きでも嫌いでもありませんが、日本人ですから日本代表の試合結果くらいは気になるし、勝てば嬉しいもの。また欧州や南米の強豪国同士のハイレベルなゲームに思わず魅了されることも多い。まぁ、人並みにW杯を楽しみにしている人間だと思います。

 しかし…マスコミ、特にテレビのW杯の取り上げ方には毎度のことながら疑問を感じます。

 試合や選手の情報を長い尺を費やして放送するのはまだよしとして、都内のスポーツバーや渋谷の街でバカ騒ぎする一般人、一家揃って自宅で観戦する一般家族。それらを一瞬ならまだしも何度も、しかも複数箇所にカメラを入れ、時に密着取材までして長時間放送するのはいかがなものか?そんなの喜んで見る人、どれだけいるんだ?いつも疑問に感じます。

 そもそも昨今のW杯をはじめとするサッカー報道からは常に

「これは全日本国民注目の一大イベントですよ、見なきゃまずいですよ」

と国民を洗脳したいんじゃないか?という疑念すら覚えます。まぁ冷静に見たらこういったスポーツイベントはマスコミだけでなく各企業にとってバレンタインやクリスマス商戦と同じく、消費者に大量のお金を使わせる絶好のチャンスなんでしょうね。

 それにしてもスポーツバーや街中でレプリカユニフォームを着てバカ騒ぎする輩を見ていると、 “コレっていかにもSNS的な楽しみ方だな”と感じます。少なくともガチなサッカーファンじゃないですよね、彼らって(笑) 全員がそうだとは言いませんが、こういう輩からは

「サッカー日本代表応援を口実に仲間と喜怒哀楽をシェアしたい。バカ騒ぎして楽しい時間を一緒に過ごしたい。でもサッカーが特別好きなわけではないから、深い関心をもって日常的に時間をかけて応援するのは面倒くさい。Jリーグ?興味ないね」

という(私としては)ちょっと薄気味悪いモノが見え隠れしてしまう。なぜ野球じゃなくサッカーなのかといえば、恐らく国際的な親善試合が多いこと、野球に比べ細かいルールを知らなくても入りやすいこと、そして何となくサッカー好きの方がお洒落でモテそうだから(笑)そんなところでしょうね。

 でも結局のところサッカーを利用して儲けたくて仕方がない企業と、上っ面的にパーッと盛り上がりたい一部の消費者のニーズが見事に合致してしまっているわけです。困ったもの(?)ですよ(笑)

 まぁ、楽しみ方は人それぞれでよいと思いますが、極めて現代的ですね。

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「串焼き盛り合わせ」の肉を串から全て外すという行為の是非

2014-06-13 Fri 20:08
 今週水曜、たまたま見た「マツコ&有吉の怒り新党」(テレ朝)という深夜番組で、ある興味深いテーマが取り上げられました。

 その前に…この番組は視聴者から寄せられた日々の怒りに白黒つけるべく、新たな政党「マツコ&有吉の怒り新党」を旗揚げしたという設定で、マツコが幹事長、有吉が政調会長としてトークを展開するというもの。総裁秘書である夏目アナが視聴者からの投稿(怒りメール)を紹介し、有吉とマツコが議論。2人が共感出来た怒りメールを「採用」、出来なかったものを「不採用」とする。これを毎週数本繰り返すという流れです。

 私が注目したのは、「飲み会で『串焼き盛り合わせ』を注文すると、必ず全ての串から肉を外してバラバラにしてしまう輩がいて許せない」という怒りメール。こういう人…実は私の身近にもいますよ~!!…最近やらないけど(笑) まぁ気を使ってくれているのでしょうが…。

 これに対し有吉政調会長の意見は

・焼鳥はやはり串から食べたい
・串から外すことで料理の温度まで下がるような気がして嫌だ
・こうする人からは“私って気が利くでしょ?”“どうせ誰も気配り出来ないんだから、私がやってあげるわよ”というオーラを感じるから嫌
・(こういう人がいるから)大勢で飲みに行くのは嫌だ

という感じでした。

 一方、マツコ幹事長は有吉に概ね賛成ながら、

・焼鳥屋ならともかく、大勢でワイワイ楽しむ居酒屋で提供される串焼き盛り合わせならよいのではないか?

という部分で若干反論。結局この怒りメールは「採用」ということで一件落着しました。

 そういえば数年前、和民が鶏肉を串打ちせずにそのまま焼いて出すというサービス(商品)を扱っていましたっけ。それにより手間が掛からなくなる分、料理の値段を安くしました。やはり専門家も一度はブチ当たる壁なのでしょうか?

 さて、私はというと有吉・マツコの意見に基本的に賛成です。なぜかというと、まず、飲食店でも家庭でも、提供される料理は作った側(人)が指示する食べ方で食べるのがマナーだと思うからです。そもそもちゃんとした料理ならどんな料理でも専門家が長年研究して結論づけた、一番美味しい食べ方で提供されているはず。焼鳥が串に刺さって提供されるのにも必ず理由があり、それが焼鳥の最も美味しい食べ方のはず。それを尊重出来ない素人があからさまに否定する光景は…傍から見てちょっと恥ずかしい。

 これは串か否かという食べ方のみならず、味付けについても同じです。焼鳥にケチャップやマヨネーズを好き勝手つけて「こっちの方が断然美味い!」等アピールする人にも当てはまるでしょう。

 仮にこれが親しい仲間同士や家族との食事中のワンシーン、もしくは自分一人でこっそり楽しむのなら許されるかも知れませんが、それ以外のシーンでは事情が違います。こういう行為を嫌悪する人もいるし、(コイツは料理人の心が解らない未熟な奴だ)と見做されてしまう危険性もあります。

 マツコの意見に賛成なのは、基本的に安い居酒屋チェーン店の串焼き盛り合わせって、単品メニュー用に使った肉の切れ端や標準よりも小さいサイズなど、いわゆる“クズ肉”を有効利用するために用意されたメニューだからです(方々で聞く話です)。つまり本来の(最高の形で提供される)焼鳥とは種類が違うのだからまぁいいか、という考え方です。私はやりませんが。

 でも、私が賛成する最大の理由は、私の身内に居酒屋(焼鳥メイン)勤務の者がいて、よく「開店前の仕込みでは串打ちが一番大変。このために毎日早くから準備を始めなければならない」と聞いているからです。

 まぁ料理は味が全て、こんなサイドストーリー聞きたくない、と言われればそれまでですが、飲食店でも家庭でも、作る人のことをもう少し尊重してあげられる人なら、どんな料理でも出されたまま素直に、指示された通りの食べ方で美味しく頂くのでしょうね。

 料理も外食もしないから理解出来ん!という人でも、せっかくお土産に買ってきた仙台・利久の牛タンに焼肉のタレをベタベタつけたれたり、多摩川の清流で作った奥多摩の刺身コンニャクを胡麻油に浸されたり、豚骨ラーメンに野菜炒めをゴテゴテのせられたら…悲しくなりませんか?それと同じですね。

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似て非なる…応募&抽選商法とオマケ商法

2014-06-12 Thu 20:13
 人気声優・水樹奈々のライブ(楽屋訪問?)行きたさに、ライブ応募券部分を切り取ったポテチを大量に放棄したとして、25歳の男が逮捕されました。廃棄されたポテチは重量200kg、30万円相当というからスケールがデカいです。

 私はこのニュースを聴いて、3つのことを考えました。

まず①「未だにこういう阿漕な(?)プロモーションってあるんだ」
次に②「昔の“仮面ライダースナック事件”や“ビックリマンチョコ事件”と比較したがる輩が現れるだろうな」
そして③「議論をAKB48商法の是非にすり替え、AKBなり秋元康を叩く輩がたくさんいるだろうな」
です。

 ①については、単に私が年を取るとともにアイドルのライブにも、こういった子供騙しのプロモーションにも興味を失った、というか目には映っても脳が情報として認識しなくなっただけかも知れません。

 つまり今回のプロモーションは、自由になるお金をたくさん持った“体の大っきな子供”のためのものではなかったということでしょう。リアルな子供なり学生なりがお小遣いの範囲で楽しんでいれば起きない事件だったのでしょうね。

 ②もいました。でもよく考えたら仮面ライダースナックもビックリマンチョコも1個買えば(どんな絵柄かは不明ながらも)必ず1枚のカードなりシールが付いてきました。つまり価格相応の価値は必ず提供されたわけです。

 一方ライブ応募券は、もしかしたら何千袋買って応募しても当たらないかも知れない。「製造ロット÷チケット枚数=ウン千枚応募すれば1枚当選する計算ですよ~」なんて情報も当然ながら得られません。

 ということは購入目的がライブ応募券だろうがオマケだろうが、商品を大量に買いお菓子だけ捨ててしまうという購入者の“罪”はどちらも同じ。しかしそれぞれの供給者(企業)を一緒くたに扱うのは少し違うと思います。

 ③の意見もやはり数多く見られました。これも私が考えるに②と同じではないかと。

 握手券も1枚でも買えば必ずお気に入りのメンバーと握手して、会話も出来る。大量に買えばその分長い時間会話が可能だと聞きます。抽選云々という性質のオマケではありません。さらに購入者は支払った価格に享受されるサービスの価値が見合っていると納得済みなので、それを否定してしまうと自分の価値観から外れるものは全てダメ、と言っているのと同じになってしまう。

 確かにAKBの場合は大量に購入した同じCDが廃棄されている可能性は無視出来ませんが、それもファン側のモラルの問題であり、少なくとも供給する側、AKBのメンバーや秋元氏を一緒くたに叩くのはいかがなものかと思いますけれどね。

 ということでついスルーされがちですが、応募&抽選というプロモーションとオマケ商法は似ているように見えて実は性質が全く違うと私は思います。

 それにしても…AKB商法でAKBのメンバーが叩かれるのに、今回の件で水樹奈々を叩く声がほとんどないのはなぜでしょう?単純に判官贔屓ってことなんでしょうかね?…まぁどうでもいいんですけど(笑)


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応援Tシャツで広げたい山仲間の輪

2014-06-10 Tue 22:26
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 先日の記事中で触れた、「グレートトラバース 日本百名山一筆書き踏破」に挑戦中の田中陽希氏(以下:よーき君)。彼への支援金を集めるために製作・販売されている応援グッズのひとつ、「応援Tシャツ」が届きました。


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 背面には日本百名山全ての名前と、よーき君の笑顔が(笑) 


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コピーですがオマケ(?)でよーき君の直筆メッセージつき。消費税・送料込み価格3,200円から原価をさっ引いた額がよーき君への支援金に充てられるそうです。具体的に幾らなのか分かりませんが、もしかしたらこの先よーき君が食べる大好物のカツ丼代になるのかも知れません(笑)

 この応援Tシャツ、支援金を捻出するためだけでなく、我われ購入者にも少なからずメリットがあると思います。例えば(綿なので登山では着られませんが)ハイキングなどに着て行くと、山好き、もしくは「グレートトラバース 日本百名山一筆書き踏破」視聴者同士がお互い声を掛けやすいはず。

すみません、そのTシャツって、もしかして日本百名山一筆書きの…
そうです!僕、田中よーき君を応援していまして
私もテレビで見ました!彼は凄いですよねぇ
ですよね。…ところで今日はどちら方面へ?

…なんて(笑) こうやってよーき君を応援する人々の輪が日本中に広がって欲しいと思います。

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昭和至上幻想

2014-06-09 Mon 20:00
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 ご存じの通り、「AKB48 第6回 37thシングル選抜総選挙」が先週末、大雨の中7万人の観衆を集めて開催されました。

「なぜ○○が1位じゃないのか?」
「傷害(殺人未遂)事件の記憶がまだ消えないのにやる必要あるのか?警備体制は十分だったのか?」
「そもそもこんなくだらないイベントを国民的関心事のように取り上げるのはおかしい」

ネガティブな意見も多いのでしょうが、私はテレビで生中継を見て純粋に面白いと思いました。それどころか感動して何度か泣きそうになりましたよ(笑)

 なぜかというと、もちろん「誰々は何位だろう?」という興味も大きいですが、過去のデータや速報ランキングの結果と比較しながら追うことでドラマ性が生じます。そしてランクインした各メンバーのスピーチからは喜怒哀楽だけでなく、それぞれが背負ってきたものへの思いが生々しく伝わってきます。これを聴いてあれこれ勝手に想像したり、「よしっ!来年はオレも投票してあげよう」などと乗せられてしまったり(笑)下手な映画やドキュメンタリー以上に気持ちを共有しながら楽しめるコンテンツだからでしょうね。まるでプロレス黄金期のサイドストーリーのドキドキやワクワクを味わっているようでした。

 個人的に印象深かったのは、残念ながらランクインを逃したメンバーの多くが、後でブログできちんとファンに謝ったり、お礼の言葉を伝えたりしていたことです。しかも彼女たちのほとんどが10代ですよ。ここまであからさまに自分の(表現は悪いですが)ダメっぷりをさらけ出した上で、自分と真剣に向き合える大人って、一体どれだけいるのだろう?なんてつい考えてしまいます。いやぁ、凄い世界ですね…。

 まぁ、これはこれで1年に1度の楽しいイベントとして気楽に楽しめばよいのですが…実は最近、AKBについてあることを指摘する記事をいくつか読みました。どれも例の傷害事件をきっかけに握手会の是非が議論されるようになったことを反映しての記事ですが、内容が似通っています。要約すると…

「昔のアイドルやスターはファンにとっては雲の上の存在だった。易々と会って会話したり、サインや記念撮影をお願いしたりなんて出来なかった。それでもファンはたくさんいたし、心から応援もした。それに比べると“会いに行けるアイドル”として活動するAKBの登場で、世のアイドルの価値もずいぶんと下がったものだ」

…いやいやいや~(紙兎ロペ風に・笑)ビジネスの世界で手つかずのニッチな市場を狙うのは当たり前じゃないですか(笑) 今はその“スター”とやらが活躍していた高度経済成長期じゃないんですから。典型的な昭和至上幻想に囚われたオッサンの戯言ですよ(笑) 

 そもそも形はどうあれ、当たっているビジネスモデルを感情論で批判するのはおかしいと思いますけれどね。

 これって、例えるならこういうことでは?


昔、寿司は特別なご馳走で
たまにしか食べに行けなかった。
それでも特別な日には寿司屋に行き
カウンター席に座り
寿司のしきたりを守って
大将や常連客と粋な会話を弾ませながら
有り難く味わったものだ。
それが本来の寿司というものだ。

それが今では回転寿司が幅を利かせやがって。
寿司の味も分からないような子供が
安っぽい代替魚や
アボカドだのハンバーグだの
あり得ないネタをしきたり無視でガツガツ食べる。
こんなの本物の寿司じゃない。
日本の寿司文化も落ちぶれたものだ。



いかがでしょう?

 確かにこのような考え方も理解出来ます。しかし回転寿司ブームにより、誰もが収入に関係なく家族で頻繁に、気軽に寿司を楽しめるようになりました。本格的な寿司屋は敷居が高いし堅苦しそうで嫌だ、回転寿司だから行きたいんだ、という人も多いと思います。逆に本格的な寿司屋の価値が見直されるキッカケにもなったでしょう。

 つまり、これも時代の流れに伴う大衆の価値観の変化に合わせて誕生したビジネスモデルであり、新しい食文化というわけです。

 それでも回転寿司を認めたくないというのなら、それもまた立派な価値観。通好みの昔ながらの寿司屋で満足すればよいだけ。わざわざ回転寿司を批判する意味はないのでは?

 昭和の時代には高嶺の花以上のアイドル、偉大なスターがたくさんいました。でも今のご時世、当時と全く同じ方法で同様のアイドルやスターが生まれる可能性は極めて低いと思いますけれどね。


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ドルチェ(ややネタバレあり)

2014-06-07 Sat 17:49
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 誉田哲也著「ドルチェ」(新潮文庫)を読了しました。書店で文庫版が平積みされているのを発見し、反射的に買ってしまいました。

 「ドルチェ」は42歳・独身の魚住久江という女刑事が活躍する短編集です。元捜査一課で現在は練馬署強行犯係所属。ある理由から一課復帰を拒んでいる…という地味~な主人公(笑) 

 短編集だからか彼女に関する深い描写も少なく、正直この一冊だけでは“魅力的な主人公”と惚れるまでに至りませんでした。言うまでもなく誉田ものの警察小説のヒロインには姫川玲子がいます。この新キャラ・魚住久江には今後どんな魅力を植え付け、姫川と差別化してゆくのか?気になるところですが、現時点では全く想像出来ませんでした。個人的にはまだ「ジウ」の伊崎基子と門倉美咲の続きが読みたいんですが(笑)

 全6話収録のお話も「シンメトリー」同様あっさりしたもの。母親が赤ん坊を浴槽で溺死させてしまった、女子大生が通り魔に刺された、女子大生が強姦未遂に遭った、ニートが元雇い主を負傷させた、浮気した旦那を妻が刺した、酒酔い運転で古い友人をはねた…ほとんど1話50ページ弱なので自ずと事件のスケールもセコい(笑) 犯人は最初から判明しているケースが多く、謎解き云々よりも事件の裏に隠された人間模様メインですかね。

 まぁ好みの問題かと思いますが、私はちょっと物足りない…というかブックオフに出回るのを待つべきだったと感じました。メリット(?)は未読の誉田ものが一冊読めて嬉しかった、というだけでしたね。


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利勝気取りの自惚れブルース

2014-06-06 Fri 20:00
 私の従弟が昨年オープンしたレストランに初めて食事しに行きました。

 …といっても実は私とこの従弟、近所に住んでいながら何年も会話していません。たまに法事など親類が集合するイベントで会うのですが、サラリーマン的価値観や常識を重んじる私と、勤め人経験ゼロで料理人一筋の彼とは、親類の中でも特に対極に位置する者同士。加えてお互い端から相手を理解する気も皆無…というか出来ないのでしょうね。そりゃ会話し難いですって(笑)

 ということで当然ながら今回も気が進まなかったのですが、諸事情により彼の店に行かざるを得ない状況に。美味しいものを食べに行くのは大好きなのに、こんな憂鬱な気持ちになるなんて初めてでした。

 ところが初めて訪れた従弟の“城”は外観、内装、規模、メニュー、料理の味、価格、接客、(見た目の)お客さんの質…正直どれを取っても突っ込みどころがありません。それどころか食でワクワクしたい私の満足を、運ばれてくる料理ごとに満たしてくれました。いつの間にこんなスゴい奴になったんだコイツは?…って感じでしたね。店を出る時には素直に「ごちそうさま。スゴい美味しかったよ!!」と感謝の気持ちを伝えることが出来ました。

 彼が自分の店をオープンするという噂を初めて聞いた時、私は

「それならお互いの親世代よりも、私や弟など同世代の従兄弟たちを直接訪ねて挨拶すべき。もっと積極的に営業しに来るべきなのになぜ来ない?今後の人生、付き合う時間が長いのは俺らなのに。奴はおかしいんじゃないか?必死さが足りない。本気で店を繁盛させるつもりなのか?」

などと超ネガティブに評価しました。情けないことにそれが当時の私の常識だったのです。

 しかし今回人伝に聞いた話によると、彼は彼なりに「もし失敗したら一族の恥晒しではないか?」と危惧し、特に同世代である我われ従兄弟には積極的に声を掛け辛かったそうです。

 それを聞いてもなお私は「お互いビジネスライクに利用し合えばいいだけ。ちゃんと挨拶に来れば誰か誘って行ってやったのに」という不満を拭い去ることが出来ません。そんな時、以前本で読んだあるエピソードを思い出しました。

 徳川家康・秀忠・家光の三代将軍に仕えた土井利勝という老中が若い頃、家康から相談を受けました。

「今度新しい役職にAという者を登用しようと思うが、お前はどう思うか?」

これに対し利勝が

「Aなんて知りません。なぜなら大抵の人間は私のところに挨拶に来ますが、Aはまだ来ていません。相手をよく知るためには会って直接話す必要がありますが、Aは挨拶しに来ないのでまだどのような人物なのか知らないのです」

そう答えると、家康は

「お前は自惚れていないか?思い上がるな!!」

と激怒し、先入観や固定観念で人を正しく見ることが出来なくなっていた利勝を諭したそうです。これを機に利勝の人を見る目が大きく開かれた、というエピソードでした。

 確かにひと昔前の私なら何も言われなくても率先して、気軽に友人・知人を連れて頻繁にお店にお邪魔したでしょう。自分にメリットがなくても相手に有益な情報や人脈を紹介しようとしたはずです。そんな私が…いつの間にか若き日の土井利勝みたいになってしまっていたとは~!!

 人生油断していると大切なことも簡単に忘れてしまうというよい例です(笑) 今ならどんなに自分と異なるタイプの相手にも優しく歩み寄れそうな気がしますね。

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ほんとにあった!呪いのビデオ57(ネタバレあり)

2014-06-04 Wed 23:59
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 今年も真夏の3ヶ月連続リリース予定の「ほん呪」…と言いつつメインの連続エピソードには全く期待していないんですが(笑) (多分)把握し難い複雑なストーリー展開が今から苦痛です…。

 ところで先日、佐々木希主演「呪怨 終わりの始まり」の試写会の模様をテレビで見ました。この「呪怨」や「貞子」を見てキャーキャー怖がる人がいますが、“ビビらせポイント”以外、Jホラーのどこが怖いんだよ?!というのが私の本音。どうもJホラーって好きじゃないんですよね。100%作り物前提だし、そもそもセリフのない無音に近い独特の間延びしたシーンが多過ぎて不自然。ホラーに過剰なアートやわびさびは不要だと思います。

 そう考えるとグレーゾーンまみれの「ほん呪」シリーズこそ本当に怖いJホラーコンテンツなのである…と信じているのは私だけ、とでもいうのだろうか…?


【隙間】<ゾクゾク度:A>
 旅行中の妹からペットのハムスターを預かった投稿者。自宅アパートで彼女とともにハムスターを遊ばせていたところ、ベッドの下に潜り込んでしまった。ベッドの下を覗き込む彼女を撮影していると…。

 
 心霊写真レベルの男の顔を想像していたのに、登場したのはまさかの死体顔(笑) 表情怖いです。以前共有通路で刺殺された元住人だそうですが…それよりも若い男のアパートなのにやたらと物が少ないことに私は違和感を覚えます。


【シリーズ監視カメラ からみつく】<ゾクゾク度:B>
 あるコインランドリーの監視カメラ映像。男性客が乾燥機から衣類を取り出すと大量の髪の毛が絡みついていた。彼はコインランドリーの管理者にクレームの電話を入れるが…。


 コインランドリー内で最初からじっと椅子に座っている女…まさかとは思いましたが、やはりコレが“不可解な存在”だったとは(笑) 電話しながらウロウロ歩く客と重なると女は消え、再び乾燥機前に立った姿で現れ、また消える…。「隙間」といい、今回は派手で分かりやすいです。


【棲んでいる】<ゾクゾク度:B>
 関東近郊のある廃屋を探索した投稿者がカメラに収めた映像。カメラが室内の鏡を映すと、着物を着た老婆の姿が!!


 老婆といっても着物をキッチリ着た上品なお婆さん、という感じでしょうか?ここで孤独死した老婆だそうです。私的には風呂場の古臭さと浴槽の小ささに切なさを感じました。昭和のちょっと貧乏な家、って感じですね(あくまでも私見)。


【邪心 前編】<ゾクゾク度:B>
 大学時代の友人の結婚披露宴で使うメッセージVTRを撮影する目的で自宅に友人2人を呼んだ投稿者・川上(敬称略・以下同。このエピソードだけは固有名詞を使わないと混乱しそう・笑)。撮影した映像をチェックすると、2人のうちひとり、赤木の映像に不気味な顔が映り込んでいた。
 その後赤木は睡眠時の息苦しさを感じるようになり自殺してしまったという。スタッフは赤木の旦那に取材を申し込むが完全拒否。川上からもお願いしてもらうが逆効果となり、結局川上から取材そのものの一時休止を言い渡される。どうやら自殺した赤木の旦那は感情的になりやすく、以前赤木の浮気を疑い暴力を振るったことがあるらしい。
 その後スタッフは、この事象に似た別の投稿映像を発見。その映像を投稿した大江に取材する。映像は彼女が恋人・新庄と動物園デート中に撮影したもので、新庄の映像に不気味な顔が映り込んでいた。ファミレスでバイトしていたという彼はやはり睡眠時の息苦しさを感じたといい、以降失踪してしまう。


 既にかなり複雑。私の頭で理解するには難し過ぎます(汗) 
 
 ここではなぜか大江の投稿映像のみ紹介。問題の顔は目がやたら大きく見えて不気味です。さらに顔(霊?)は何か喋っているようですが聞き取れず。どうせテロップが出るだろうと期待するもテロップもなし。これは不親切というよりも後々重要なポイントとなるのでしょうね。


【穴場】<ゾクゾク度:B>
 関東近郊の港で釣りを楽しむカップル。岩場に移動すると波打ち際の岩の上に半透明の男が!!


 「ほん呪」の場合、海と岩場なら絶対に白い手が出てくるに違いない、と予想しましたが、俯せに倒れる釣り人風の男でした。それにしても今回は“関東近郊”率高めです(笑)


【お焚き上げ】<ゾクゾク度:C>
 大晦日に地元の神社で行われたお焚きあげを撮影した映像。燃え盛る炎の中を見ると、苦痛に歪む顔が!!


 アップになるまで分かりませんでした。


【予兆】<ゾクゾク度:C>
 大学の友人と東南アジアの某国に旅行した時の映像。観光船でクルージングを楽しんでいると、飲み物を売る現地の小さなボートが船のすぐ横を並走。そのボートに乗る男の頭部が半透明状態で歪み…。
 翌日、船のスクリューに巻き込まれて頭を負傷した者がいたらしい。映像の人物だったのか?映像は事故の予兆だったのか…?


 これは酷い!!当該人物の顔はボカシ加工してあるので指摘されても全く分かりません。「隙間」「からみつく」など分かりやすかったのに、ここにきてまさかのC評価(何が映っているのかよく分からん)2連発(笑)


【続・邪心 前編】<ゾクゾク度:B>
 失踪した新庄のバイト仲間によると、新庄は同じファミレスで働く村上という男といがみ合っていた。
 ある日、新庄に謎のメールが届き、彼は添付されたURLをクリックしてある動画を見てしまう。それは村上が復讐サイトで知り合った“死神”なるハンドルネームの人物から教えてもらった“見ると不幸になる動画”。村上が新庄に送りつけてきたのだ。
 スタッフがその復讐サイトを確認すると、何と赤木の旦那らしき人物が妻の浮気(疑惑)について書いた投稿も見つかった。まさか死神は彼にも“見ると不幸になる動画”を紹介したのだろうか?スタッフは復讐サイトを通じて死神とコンタクトを取ろうと試みるが…。


 少し前に復讐サイト利用者の犯罪が報じられましたね。まさかそれをヒントに考えられたネタか?(笑) ここでやっと川上の投稿映像が見られますが、映っていたのは同じ顔でした。

 それにしても「見ると不幸になる動画」だの「死神」だの、どことなく幼稚というか、女子高生向けJホラー映画のノリに近づいていませんか?(笑) 正直あまり関心持てないかなぁ…。


 ところでこの「57」には岩澤出ていませんでしたね。たいてい1人は出てくる“おバカキャラ(スタッフ)”も今回はいないし、スタッフが淡々と仕事を進める感じだったことに「57」最大の不満を覚えます(笑) そう、もはや「ほん呪」には怖い映像同様、おバカスタッフも必要不可欠な要素なのです…多分(笑)

 とりあえず「58」「59」とストーリーの行方を見守りましょうか。


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鼻つまみ者たちの週末

2014-06-03 Tue 21:00
 最近暑くなってきたので、早朝の涼しい時間帯に愛犬を散歩させざるを得ません。

 もともと早起きは得意なのでそれ自体苦ではありません。しかしここ2、3年は週末土・日早朝の自宅近所に風紀の乱れを感じるようになりました。爽やかな朝が台無し…というか朝っぱらから不愉快な気分にさせられることが多いのです。

 例えばある日曜。早朝からうるさい叫び声が聞こえてくると思ったら、近所の路上で若い酔っ払い数名がギャーギャー叫びながらプロレスをしていました。それも地面に寝転がって寝技をかけ合ったり、コンクリートの地面に相手を投げつけたりと、近隣住民への迷惑のみならず本人たちにとっても危険極まりない。

 住民の中には、せっかくの日曜だし寝坊したい人も多いでしょう。しかし早朝からうるさくされ、自宅玄関前にゲロを吐かれ、時にドアや窓を叩かれ身の危険をも感じさせられるという現実。なんと迷惑極まりない話でしょう。郵便ポストの新聞を取りに行ったら、頭を打った酔っ払いが家の前で死んでいた…万一、そんなことになったら、もはや“迷惑”だけでは済みません。

 さて、この日、前方に彼らを発見した私はどうしようか迷いました。横を素通りするつもりでしたが相手は酔っ払い。もし絡まれたら面倒くさいし、わざわざ彼らのために迂回するのもアフォらしい。考えた結果「最悪何かあっても相手は酔っ払い。どれだけ非道な制裁を下しても私の顔、いや私に何をされたかすらも忘れるだろうな」と考え(笑)堂々と前進することに。

 しかし愛犬がかなり手前で彼らを警戒して歩を止め、来た道を引き返してしまいました。動物すらも関わりたがらない輩って…救いようがないですね(笑)

 また別の日曜には、ある商店の外壁に設置された室外機に立ちションしながら眠ってしまった酔っ払いを発見。


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※本人の人権に配慮してモザイク加工済み


こちらは騒音や身の危険といった類の迷惑ではありませんが、ゲロ同様酔っ払いの臭いションベン跡を掃除するのは店主さんであり、近隣住民なのです。日曜の朝から掃除させられる側の身になって欲しいものですね。迷惑行為に何ら変わりありません。

 そもそもなぜこのようなことが増えたのかといえば、数年前から地元商店街に翌朝まで営業する居酒屋チェーンが増えたからです。これが渋谷や新宿の繁華街なら終電を逃した人にとっては有り難いし、個人の一般住居も少ないのでまだましですが、こちらは静かな住宅街の中にある小さな商店街。地元住民しか利用しないような店です。翌朝まで営業するメリットがあるのでしょうか?まぁ、苦情がもっと増えない限り、当面は何も変わらないのでしょうけれどね。

 正直言って私も若い頃は繁華街で朝まで飲んだ後、(他者に迷惑はかけていないはずですが)始発電車を待って帰宅した経験は何度もあります。バカだった私は“それもまた武勇伝”と勘違いし、友人知人に“自慢のエピソード”を語り聞かせたものです。でも今思うと周囲の人々的には完全にただの鼻つまみ者でしたね、私。今ならよ~く分りますよ(笑)


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グレートトラバース 日本百名山一筆書き踏破

2014-06-02 Mon 20:00
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 先日、私の趣味が山歩きだということを知っている人から、あるテレビ番組を見るよう勧められました。その番組とはNHK-BSにて全5回放送予定の「グレートトラバース 日本百名山一筆書き踏破」。その第1回放送を先月24日に実際に視聴したのですが…とにかく凄かったです。このような登山・旅系の番組にしては珍しく、録画したものを3、4回繰り返し視聴してしまいました。

 この番組は、日本を代表するアドベンチャーレーサーである田中陽希氏(30)が、一切の交通機関を使わず、自分の脚とカヤックだけで日本を縦走しながら日本百名山全ての頂上に登るという、途方もない挑戦を追ったドキュメンタリー。どうやら田中氏自身の持ち込み企画のようです。

 御存じの通り日本百名山は、南は鹿児島県屋久島の宮之浦岳から、北は北海道利尻島の利尻岳まで、まさに日本の端から端(沖縄除く)まで点在します。その総移動距離は7,800km、累積標高は10万mという前代未聞の挑戦をおよそ200日間で踏破しようというのですから恐れ入ります。

 第1回放送では4月1日に屋久島の南端から宮之浦岳山頂を目指しスタート。5月4日に徳島県の剣山山頂でご来光を拝む9/100名山クリアまでが放送されました…って、速過ぎ!!(笑) とにかく徒歩での移動速度が速い、というかほとんど走ってるし(笑) 屋久島から竹島経由で、開聞岳東の港まで(約80㎞?)本当にカヤックで移動しているのを見た時はタマゲました(笑)

 次回の放送はまだ未定(7月?)だそうですが、HPや田中氏のSNSで最新情報がチェック出来るので、それも楽しみのひとつです。今週初めの時点では既に南アルプスの山々をクリアし始めているようでした。

 まぁ、山歩きをする人であれば、誰でも一度くらいはこのようなチャレンジが出来れば楽しいだろうな、と夢見ることと思います。しかし…普通は夢のままで満足しませんか?!(笑) だから私はこの田中氏を純粋に尊敬しますね。10%くらいは「普通マジでやるか?アフォじゃねぇの?!(温かい気持ちで)」ですが(笑)

 実際田中氏、テレビで見る限りとても温厚で低姿勢っぽい好青年なんですよね。やはりこれまでの経験から自然の偉大さを知り、広い世界を見てきた人だと思いますよ。鹿児島の港で地元漁師さんたちと宴会したり、愛媛の食堂の閉店時間に間に合うように頑張って50㎞を歩き、美味しそうに好物のカツ丼を食べたりといった、行く先々での地元民との触れ合いシーンには彼の魅力がよく表れていると思います。

 所々で紹介される彼の持ち物や装備品、歩く際の豆知識なども参考になります。…さすがに同じことするつもりはありませんが(笑)

 ところでこの企画、田中氏の移動(食事代や宿泊費か?)に必要な資金は、応援事務局がネット通販でオリジナルTシャツや小型ナイフを販売して得たお金を支援金に充てているようですよ。私も応援する気持ちを形で表したく、早速Tシャツを申し込んでしまいました。

 実際問題、これだけのハードな挑戦ですから今後病気や怪我との闘い、そしてモチベーションダウンなどの精神的な問題とも幾らでも遭遇するでしょう。でも田中氏にはぜひとも我われ日本の山を愛する者たちの代表者のつもりで、思いきりこの旅を楽しんで欲しいと願います。

 我われも彼の活躍を見せられたら1回こっきりの登山で疲れた、暑い、足が痛いなどと口にせずに頑張れそうな気がします(笑)



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鬼畜の家

2014-06-01 Sun 00:00
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 たまたま書店で出会って即購入したミステリー小説、深木章子著「鬼畜の家」(講談社文庫)を読了しました。

 もともと猟奇・鬼畜系は嫌いじゃないのと(笑)、帯や巻末の解説で私の好きな作家・島田荘司御大がプッシュしていたことが読むに至ったキッカケです。昔ながらのアナログな宣伝方法ですが効果ありますよね。

 ちなみに著者は、東大法学部卒業の元弁護士という経歴の持ち主。60歳でリタイアした後、作家デビューしたそうです。60オーバーで最高レベルな経歴を持つ女性が“鬼畜”ですよ。何か嬉しかったりして(笑)

 さて、物語は長年に亘りある一家の周囲で起きた不審死…医者である父親の自殺、末娘を養子に出していた叔母夫婦の焼死、長女の転落死、そして母親と長男の“死体なき自動車海中転落事故”…これらは保険金目当てで家族に手をかけてゆく母親の犯行であった。唯一生き残った末娘の口から語られる巧妙な殺人計画、殺人教唆、資産の収奪…信じ難い“鬼畜の家”の実体が次々と明らかとなり、事件の全貌が見えてくるが…。

 まず本作の構成が特徴的。全体の8割ほどが、主人公である探偵・榊原が事情を聴きに行った数名の関係者のセリフのみで一つの節を構成するパターンです。湊かなえの「白雪姫殺人事件」もこんな感じなので新鮮味はありませんでしたが面白いと思います。

 ラストでは私の予想を超えるどんでん返しが連発。細かい部分もよく練られていて面白いと感じました。ちょっとだけしつこいというか、全てが明らかになって以降もやや長くダレました。

 途中、それまで全く登場していない人物が語り始める節があり不思議に思いましたが、後々これが大きな意味を成すというか、物語を盛り上げるためのテクニックだと分かった時は気持ちイイです。

 本作が処女作ということで多少荒削りな部分はありますが、今後も作品を読んでみたいと思える作家さんでした。


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(2014/04/15)
深木 章子

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