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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
ケモノの城(ややネタバレあり)

2014-08-30 Sat 07:42
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 誉田哲也著「ケモノの城」(双葉社)を読了しました。面白くてほとんど一気読みです。

 本作は、2002年3月に発覚した「北九州監禁殺人事件」を下敷きに書かれたフィクション小説。よってほとんどこの事件をなぞったような内容…いや、ここまでくると“パクリ”の領域では?(笑) これで“フィクション”扱いでよいの?という感じでした(笑)

 具体的には、ある日、体中に激しい虐待の痕跡が見られる少女を保護したことで警察が事件の存在を知り捜査開始。少女が監禁されていたマンションの一室で繰り返されていた残虐非道な行為が次々と明らかとなり…という刑事視点の描写がメイン。

 しかしこれと交互に、自動車整備士として働く20代の青年・唇吾視点の描写を織り交ぜることで面白さが増幅されます。彼は恋人・聖子と幸せな同棲生活を送っていたが、ある日突然聖子の父親だという、クマのような男・三郎がマンションに居候することに。三郎は口数少なく、唇吾の言葉にもほとんど反応しない。毎日ブラブラして何のために居候するのか分からない。唇吾のイライラは募るが、そのうち三郎が事件のあったマンション(時系列的には事件発覚前)を監視したり、マンション住人女性を尾行したりしていることに気づき…。三郎は何者なのか?唇吾たちと事件の関係は?という興味がラストまで引っ張ってくれました。ただ…


最後まで読んでも事件が完全に解決しないんですけど?!結局結末はどうなったんだ?!


モデルとした事件の関係者に配慮したのかどうか分かりませんが、ものすごく中途半端。尻切れトンボ感バリバリでした。「少年ジャンプ」連載10回で終了する漫画の最終話なみです(笑)

 結局、この事件のノンフィクションルポ「消された一家-北九州・連続監禁殺人事件」(新潮文庫)を、面倒臭いけど読もうかな…という気持ちだけが残りましたね(笑)


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糞野郎忌憚

2014-08-29 Fri 18:24
 最近、どこかの(あえて)糞野郎がさいたま市で盲導犬の体を鋭利な凶器で傷つけた、という事件を知りました。私は愛犬家ですが、それ以前に同じ(?)人間として許せないと憤りましたね。

 聞けば全国にはこれ以外にも、盲導犬が顔を蹴られた、顔に落書きをされた、尻尾を引っ張られた、煙草の火を押しつけられた、などの非人道的犯行が数多く報告されているそうですから世も末です。こういう糞野郎どもには“人間”を名乗って欲しくありませんね。

 ただ心配なのは、こういうことを大きく報道してしまうと必ず模倣犯という名の糞野郎どもが湧いて出てくるので、メディアがどこまで騒ぎ立てるべきか?とても難しいです。

 あくまでも私の勝手な想像ですが、糞野郎どもがこのような鬼畜行為を働く理由は、まず犬をはじめ動物(生き物)に愛情を持っていないから。いや、動物(生き物)のみならず周囲の人間や実の子なども含め、何者に対しても愛情を持てない輩である可能性が高いでしょう。猟奇殺人犯予備軍のようなものです。

 そして身内や知人に障がい者、身体的ハンデを持つ者がいないので本気で弱者を理解しようとしない。混雑した町中に大型犬を連れ歩かざるを得ない者の気持ちが分からない。単に「邪魔くせえ!!」「汚らしい!!」「だから自分にはコイツらを攻撃(排除)する権利がある!!」としか思考が回らないのでしょう。

 これからの高齢化社会、自分も含め身内に要介護な者、他者の助けが必要な障がい者は日本中ザラに出てくるはずです。自分だけはきっとセーフだ、関係ないと信じているのか?「明日は我が身」「いずれしわ寄せがくる」どれでも構いませんがそういう言葉を知らないのか?

やはり糞野郎どもは、私が知る“人間”とは異なるイキモノなのでしょうね。


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「趣味」に関する“独り言”

2014-08-28 Thu 20:17
 ある人からこんなことを言われました。

年間10回しか登山に行かないのなら、それはもはや趣味とはいえない

その時は何とも思いませんでしたが、時間が経つにつれ悔しさがジワジワ…(笑) 今更どうでもよいのですが、ここに私の考えをまとめたいと思います。

 
 まず、「登山」とひと口にいっても楽しみ方は様々です。エベレストのような高い雪山に登るハイレベルな登山も、観光スポット色の強い高尾山に登るのも、私はどちらも「登山」だと思っています。では私の場合はどうか?

 まず、私は雪山登山は一切しません。雪山の美しさは魅力的ですが、残念ながら私には相応の技術も体力も備わっていませんし、そのために超高価な道具や装備を揃えるつもりもないからです。私が登りたいのはあくまでも積雪のない、標高1,000~3,000mクラスの脚だけで歩ける山々。となるとこの時点で登れる時期は5~11月上旬、年間6~7ヶ月。毎週1回登ったとしても25~30回に限られます。

 では実際に30回登れるか?というと残念ながらそうではありません。まず例年5~6月は天候が安定しません。天気予報も直前にコロコロ変わるので予定を立て難い。さらに7~8月は日本アルプスなどの高い山々を除くと、歩くには暑過ぎる山がほとんど。趣味を楽しむというよりは修行のようで楽しくない。健康上のリスクを考慮してもそう何度も登れません(若くないので・笑)。それにこの時期は台風が頻繁に上陸するし、ゲリラ豪雨も心配(実際ゲリラ豪雨に見舞われ低体温症になった経験あり)。

 となると、私の場合心から登山を楽しめるのは9~11月上旬。毎週1回登ったとしても年間10~15回なのです。

 さらにその貴重な10~15回も、必ず晴天になるわけではありません(悪天候でも登る人はたくさんいますが、私はせっかく多くの時間と交通費を割く以上、中止にして別の晴天の日を待ちます)。運よく晴天に恵まれても、朝起きたら風邪気味だったり下痢だったり、別の用事が入ったり、体力やモチベーションが十分回復せず、やむをえず中止にしたり…機会は更に減ります。

 つまり“俺の登山”として年間10回はかなり頑張っている方なんですよね(笑) 10回を少ないと判断する基準は人それぞれで構いませんが、少なくとも体調不良も悪天候も関係なく1年365日楽しめてしまう読書や音楽鑑賞とは比較されたくありません。

 それに登山には登山当日以外の楽しみもあります。事前に地図やヤマレコ(登山情報を集約したサイト)を見ながら歩くコースをあれこれ考えたり、周囲の立ち寄り温泉やご当地グルメを含むスケジュールを検討したり。また帰宅後にデジカメで撮影した画像を整理したり、泥まみれになったウェアや道具を洗ったり…私にとってはどれも立派な登山の一部。これらの時間をプラスしたら、確実に年間10回(日)以上費やしています。

 もちろん世の中には私と違う楽しみ方の人、年間10回以上登山する人などたくさんいるでしょう。でも趣味は所詮趣味。どれが正解でどれが不正解なんてないです。例えば高級ワインを飲まず安い居酒屋でビールばかり飲む人は「お酒好き」と認めてもらえないのか?年間6回以上ライブしないバンドのメンバーは“バンドマン”を名乗ってはマズいのか?…まぁそんな感じですね。


 私はどんな趣味でもあからさまに外にアピールすることは控え、一人でこっそり、もしくは同じ趣味の仲間と一緒にこっそり楽しむのが理想的だと思っています。理由はその方が自分や周囲の人々を不快にさせる可能性が低いからです。これは言い換えると、健気に(笑)こっそり自分の趣味を楽しんでいる人のことをわざわざ否定したり、相手を変えてやろうなどと目論んだりすべきではない…ともいえそうですね(笑)


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健常者の常識で障がい者の気持ちを想像する危険

2014-08-26 Tue 20:37
 先日ここでも触れました「アイス・バケツ・チャレンジ」ですが、その後もテレビやネットでは賛否両論飛び交っているようです。

 まぁ、私の意見は既に述べましたのでここでは省略しますが、実は反対派の意見の中にちょっと気になるものを見つけました。

「アイス・バケツ・チャレンジをALS患者が見たらどう思うだろうね?きっとALSの知識云々よりも有名人がバカ騒ぎする映像ばかりが注目されて嘆いているはずだよ」

みたいな私見です。でもちょっと待ってくださいよ。それはあくまでも発言者の“妄想”ですよね?それも健常者が、健常者の常識から妄想したであろうことが私にはアリアリと見て取れます。

 とはいっても、私もアンケート調査などしたわけではありませんから、実際はどうなのかは分かりません。つまりテレビの芸能人もネット住民も私も含め、健常者が自分の常識で勝手に想像したALS患者の気持ちを代弁するのは本来笑止千万なんですよね。同情したつもりが、実は相手の気持ちを全く尊重していないという。

 参考になるかどうか分かりませんが、以前読んだ本にこんなことが書いてありました。

 1990年代頃まで女子プロレスの前座で「小人(ミゼット)プロレス」なるパフォーマンスが観られました。何らかの体の異常により成人しても幼児ほどの大きさにしか成長出来ない人たち同士による、コミカルなパフォーマンスが楽しいショー的要素の強いプロレスです。

 しかし身体障がい者連盟のような組織から抗議を受けたミゼットプロレスはその後、テレビ中継からも女子プロレス興業からも消えてしまいました。これにより当のミゼットレスラーたちは

「ああよかった!今まで見せ物にされて辛かったんだ。これで静かに暮らせるよ!」

と喜んだかというとそうではなかったようです。アカの他人に障がいを持つ自分が初めて世間から認められるきっかけとなったプロレスという生き甲斐を奪われ、観客が喜んでくれたパフォーマンスを否定されとても残念…というよりも有り難迷惑だ!!と憤ったそうです。

 つまり、健常者と障がい者それぞれが考える「常識」は違う。健常者が単に感情論であれこれ語るのって、実は危険なのではないか?と思った次第です。

 もちろん同じALS患者の中にも賛否様々な意見があるとは思いますが、健常者はあくまでも健常者としての立場から意見を述べるべきでしょうね。

 考えたら私の母は認知症ですが、介護する者として私がテレビの認知症特集などを見てギリギリ許せるのも、やはり同様の介護経験を持つ人の意見です。どんなに勉強した人でも未経験者がそれっぽく意見や正論を述べたところで正直聞くに耐えません。それと同じですね。


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ブルーマーダー

2014-08-24 Sun 09:33
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 誉田哲也著「ブルーマーダー」(光文社)を読了しました。人気の姫川玲子シリーズ第6弾ですが、私的には常にジョン・サイクスの同名バンドの方を思い出してしまいます。

 物語は…

 出所して間もないヤクザの組長の死体が池袋で発見された。前作「インビジブルレイン」を最後に本庁から池袋署に左遷(?)された姫川らが現場に駆けつけるが、死体は無残にも正体不明の鈍器で体中の骨を粉砕されていた。やがて半グレ、中国マフィアらの構成員も同様に次々と殺害され、池袋の反社会組織関係者は謎の怪物“ブルーマーダー”に恐怖し委縮する。
 一方、かつて姫川の部下で彼女とは微妙な恋愛関係にあった千住署勤務の菊田は、護送中に逃走したある振り込め詐欺組織構成員の目撃情報をもとに池袋周辺で聞き込み捜査を始める。
 ブルーマーダーの正体は?姫川と菊田が再び交わることはあるのか…?

 
 読み始めは一般の殺人事件ではなく暴力団の抗争っぽいので、ちょっと面白くなさそうだな、と感じました(笑) 

 しかし凶悪殺人犯・ブルーマーダーが具体的に描写され始めると、ようやく面白くなります。ブルーマーダーは残虐な殺人鬼ですが、実は彼なりの“正義”を貫くために私刑を繰り返している。その動機は警察組織や司法への強烈な批判であり、単純な私なんぞは犯人に共感せずにはいられません。犯人共感型爽快ストーリーでした。

 そして本作最大の(?)興味は、あの菊田が結婚していたこと…なのでしょうが、私的にはそんなことよりもブルーマーダーの武器、改造石頭ハンマーですね。一度ビジュアルを確認したい!で、オレも同じものが欲しい!!これでオレの正義に反する輩どもを…(以下自粛・笑) いやぁ~、でも骨だけ砕いて死体からは一切の流血なし。すると死体は安定せず、担架に乗せるのも難しいほどのグニュグニュのゴム人形のように…誉田哲也らしいです(笑)

 とりあえず姫川班が再結成されるであろう近い将来への繋ぎ的一冊でしょうか?犯人逮捕劇やトリック云々はさほど重要ではなく、あくまでも事件をきっかけに再会した姫川と菊田が上司・部下の絆を再確認するのがメイン。人物の気持ちをフォーカスした物語ですね。来年映画化されるそうですが、「ストロベリーナイト」(映画版・原作は『インビジブルレイン』)のように詰め込み過ぎな作品にならないことを祈りたいと思います。


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やらない善よりやる偽善

2014-08-23 Sat 08:47
 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療研究支援を目的とした米国発のチャリティー運動「アイス・バケツ・チャレンジ」(氷水チャレンジ)が日本国内で広まっています。

 これは指名を受けた人がバケツたっぷりの氷水を頭からかぶり、その動画をインターネット上で公開するか、支援団体の米ALS協会に100ドル(約1万円)を寄付するかを選択し、次の3人を指名して運動の輪を広げていくというものだそうです。参加は強制ではないようですが、参加した有名人らは氷水をかぶった上で寄付もしている人が多いようですね。

 この運動により、ALSという難病を知るきっかけとなることを評価する声が多い一方で、「ネズミ講みたいで嫌だ」「偽善者による売名行為だ」「ただの馴れ合い」といった批判的な声も聞かれます。

 私は基本的に

“やらない善よりやる偽善”
“心のこもった1円よりも心のこもらない100円”

という考え方ですし、ややお祭り騒ぎ的ではありますが十分目的は果たされていると思うので、無関心を貫くならまだしもわざわざ否定する意味が分かりません。

 それよりも悲しいのは、現在のところ私が誰からも指名されていないことです(笑) やはりどんなに(SNSの中など上っ面を撫で合うだけの友達も含め)友達がいても、こういう時に指名されるのは誰からも無条件で慕われ、愛されるような人。そう相手に思わせるだけの振舞いやコミュニケーションを常に心掛け、実践出来る人なんでしょうね。メディアで紹介されるのが有名人だけだからそう見えるのかも知れませんが、社会的成功者はやはり友人も多いし、それなりに慕われているのでしょう。だから早々とご指名が回ってくるのだと思いました。

 所詮その程度、むしろこのまま誰からも指名されない可能性の方が高い私なんかが、例えこの運動に否定的だったとしても是非をあれこれ論じるのは極めてカッコ悪いというもの。同様の心当たりのある方は、あまり批判しない方がよいと思いますね。


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愛犬の気持ちを想像する

2014-08-21 Thu 21:37
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 今、福岡県で暮らす「こゆき」(♀・8才)という名の柴犬が話題になっています。

 彼女は3年前の2011年、大好きなご主人様・山本寛大君(当時16才)を失いました。友人とともに歩道を歩いていた彼は、突然猛スピードで走ってきた乗用車に後ろからはねられ亡くなったのです。飲酒運転による“殺人”でした。以来こゆきは自宅の仏壇の前から離れなくなったそうです。故人の母親の目にはそれが「まるで寛大君の帰りを待っているかのよう」に見えるのだとか。

 そして最近「大切な人が突然いなくなるということ、あなたは想像できますか?」という、こゆきの気持ちを代弁するかのようなナレーションを挿入した飲酒運転撲滅を訴えるCMが切なすぎると話題になっています。主人公として出演するのはもちろん、大好きだった人と歩いた道をひとり寂しげに辿るこゆき。よいCMでした。

 今回私はこゆきのことを知り、人として改めて飲酒運転する社会悪野郎どもへの憎しみが肥大するのを感じました。それと同時に一人の愛犬家としては猛烈な切なさも感じます。別れを告げることすら出来ず、ある日突然最愛の人が目の前から消えてしまったこゆきが可哀想だ…というのは誰もが感じています。でも、もう少しだけ突っ込んで想像してみましょう。こんな時、ワンチャンは何を考えるのでしょうか?

「大好きなご主人様がいなくなっちゃった。ボク(ワタシ)寂しいからいっぱい探したんだけどどこにもいないんだ。もしかしたらご主人様は、ボク(ワタシ)がいい子にしてなかったからボク(ワタシ)のこと嫌いになっちゃったのかな?ボク(ワタシ)がちゃんといい子にしてたらご主人様はまた帰ってきてくれるかな?」

私の想像ではありますが、もしもワンチャンがこんなふうに考え、自分を責めていたら?残りの人生(犬生?)はきっと後悔するだけの人生になってしまうでしょう。もともと犬の一生なんてせいぜい13年前後と短いのに、飲酒運転はその大部分を踏み躙ってしまう。

 犯人が殺めたのはたった一人でも、それによって後の人生を大きく狂わされる者が確実に周囲に生まれる、ということを改めてこゆきに教えられた気がします。


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コイツには絶対に悲しい思いはさせたくありませんね。

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ささやかだけど楽しい…

2014-08-19 Tue 21:00
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 極めて個人的なことで恐縮ですが…今週3ヶ月ぶりに「本友(ホントモ)」と会い、酒を飲みつつお互いのお勧め本を交換する予定です。

 「本友」といっても彼とは以前から2、3ヶ月に1回、居酒屋であれこれ語り合う間柄でした。それがどういうわけか1年前からこの関係に変化(発展?)。お互い読書、特にミステリーものが大好きなのは分かっていたのに、なぜもっと早くこうしなかったのだろう?たまに後悔しますが…多分1年前がそのベストタイミングだったのでしょうね。とても楽しみなイベントです。

 さて、今回私が友人のために用意した本は…

■あなたが愛した記憶
■アクセス
■疾走ガール
■ガール・ミーツ・ガール
■武士道シックスティーン
■武士道セブンティーン
■武士道エイティーン(全て誉田哲也)
■幸福な生活(百田尚樹)
■鬼畜の家(深木章子)


以上計9冊。決して嫌がらせではありません(笑)

 趣味嗜好は人それぞれですが、一応私が読んだ上で評価が5段階中4以上と判断したものばかり集めました。

 面白いのは今回用意した9冊の内訳。自分で発掘した深木章子以外、誉田哲也も百田尚樹も昨年まで全く接点のなかった作家さんです。この1年で友人から借りて読み、気に入り、自分でも探して読むようになった作家さん。特に誉田哲也は作品の面白さ以上に肌に合う気がして今ではこの通り、完全に私が友人にお勧めする側。

 些細なことですが、私はこういう小さなキッカケってとても貴重だと思っています。流行の音楽や映画の情報は繁華街を歩いてテレビを見ていればある程度耳に入ります。しかし本の情報はそれらに比べると格段に少ない。新聞、書店、Amazon、いずれもこちらから能動的に情報収集する必要がある上、本当に自分に合うかどうかは実際に読んでみないと分かりませんよね。

 誉田哲也の小説はとても楽しい私の娯楽。もし自分の人生が、誉田小説を知らない人生だったら…?ちょっと怖いかも(笑)

 でも現時点でまだ出会えていない私にピッタリの楽しみって、私に見えないだけで世の中にはまだまだたくさんあるんでしょうね。今後ひとつでも多くそれらと出会いたいものです。


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心霊番組より絶対に怖い心霊サイトの体験談

2014-08-18 Mon 20:04
 創作怪談テラーの稲川淳二氏がネットのインタビューにて、昨今の心霊TV番組が減少している理由を

・DVDやインターネットなどTV以外のチャネルが普及したことで選択肢が増えたため
・新しい試みにチャレンジするTVマンが減り、類似番組ばかりになったため


と答えたそうです。2コめの理由で皮肉られているのはまさか「呪いのビデオ」系恐怖映像コンテンツ?!(笑)

 私も概ねそんなところだろうな、と想像します。特にネット環境の発達は大きいですね。私が子供の頃は周囲に心霊体験を持つ人がいなければ、心霊番組や心霊本から貪るように情報収集するしかありませんでした。

 しかし(ガチ・フェイクの別はともかく)今では心霊体験談を集めた多くのウェブサイトが存在します。そこから腐るほど大量の心霊体験談をタダで仕入れることが出来る。しかもそういうネットの体験談って、たいてい文章も構成も素人丸出しでオチらしいオチがないことも多いのですが、逆にそれが妙にリアルで狂気じみていたりします。一度これに触れてしまうと、未だに起承転結にこだわるプロが作った古典的かつSFチックな心霊体験談の再現ドラマなんて稚拙に見えてしまいますもんね。多くても百話程度しか収録されない心霊体験談本に高いお金を払うのもバカバカしく感じるし。

 まぁ、そういった事情があるにせよ稲川淳二氏の怪談(ライブ)がウケているのは、彼の怪談が怖いとかリアルだとかはあまり重要ではなく、既に夏の風物詩、もしくは日本の伝統芸能の域に達してしまったからだと思います。混雑が分かり切っていても毎年花火見物に行く、名人の落語やドリフのコントはオチが分かっていても何度でも笑えてしまう、そんなのと同じなんでしょうね。




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久々にカッコイイと思える人物と出会えた件

2014-08-16 Sat 22:00
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 以前ここで触れた、「グレートトラバース 日本百名山一筆書き踏破」。日本を代表するアドベンチャーレーサーである田中陽希氏(以下、親しみを込めたつもりで「よーき君」)が、一切の交通機関を使わず自分の脚とカヤックだけで日本を縦走しながら日本百名山全ての頂上に登るという途方もない挑戦の呼称であり、同時にその模様をNHK-BSがまとめた密着ドキュメンタリー番組のタイトルでもあります。

 4月1日に鹿児島・屋久島をスタートしたよーき君は8月16日現在、那須にいるようです。既に百名山中七十七座の頂を制覇。時に悪天候や体調不良に悩まされながらも順調にゴールを目指して前進し続けています。彼のFacebookをチェックして最新情報を把握することが最近の私の小さな楽しみですが、やはりそれ以上にNHK-BSが全5回にわたって放送する密着ドキュメンタリー番組が楽しみ。現在まで

第1集 九州・中国・四国
第2集 近畿・北陸・中部・南アルプス
第3集 南・中央・北アルプス

…の3回分が放送されました。それぞれ録画して暇さえあれば繰り返し視聴しています。

 最初は私の趣味が山登りのため興味が湧き、チェックし始めたのですが、ここまで夢中にさせられてしまったのはなぜか?やはりひとえによーき君のキャラや生き様に強く惹かれるからでしょうね。

 彼を見ていて気持ちよいのは、どんなに辛くても常に笑顔を絶やさず、そして謙虚なこと。移動中は笑顔で道路を走り、登山中は山に感謝し自然を尊重して登る。そして大好物のカツ丼など、地上でありついた食事に感謝し、美味しそうにいただく…本来どれも特別難しいことではありませんが、私のような凡人にはなかなか出来ないことばかりです。

 そんなよーき君ですが、やたらと早いペースで山々を歩く第1集を見た時は、単に超人的で凄いなぁ~という驚きだけでした。しかし第2集になるとちょっと疲労が出てきたのか苦しそうなシーンが目立つ。より感情を込めて応援してしまいました。そして第3集では彼自身未体験(だったかな?)の雪山歩きに挑み、日本アルプスを一歩一歩確実に進む…そんな彼の姿に思わず私の人生を重ね合わせてしまいます。

 かつて趣味でバンド活動をしていた私ですが、当時はステージでギターをカッコよく弾くロックミュージシャンの姿がカッコいいな、自分もあんなふうに出来たらカッコいいだろうな、と信じていました。しかし年齢や経験を重ねると人の価値観は変化します。現在の私にとって途轍もなくカッコよく、憧れてしまうのは間違いなくよーき君のような人物であり、その生き様ですね。

 彼の挑戦を見ていると、「人生どんなに辛くても、目の前に進むべき道がある限り前進するしかない」ということを改めて思い知らされます。9月放送予定の、私にとって馴染み深い関東近郊の山々を進む「第4集」、そして東北・北海道を進みいよいよゴールを迎える(予定の)「第5集」、どちらもとても楽しみ。ものすごく勝手な言い方で恐縮ですが、よーき君の夢はすでに彼だけの夢ではなく、応援する私たち皆の夢になっています。そんな求心力を持つよーき君、体力云々とは別の意味でも、やはり只者ではありません。

 最後にひとつ、どうでもいいことなのですが…まだTV未放送ですが、彼は疲労と暑さから天城山をコースタイム通りに歩いたそうです。天城山は私が百名山で唯一コースタイムよりも早く歩けた山…何かちょっと嬉しかったりして(笑) まぁコースタイム17時間の宮之浦岳を9時間、6時間の鳳凰三山を2時間30分で歩いてしまうような彼とは比較になりませんが(笑)


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サギソウ(鷺草)ギャラリー

2014-08-14 Thu 21:00
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 東京・世田谷区の九品仏浄真寺に「サギソウ」を見に行きました。ここは知る人ぞ知るサギソウ見学スポットです。


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 サギソウは白鷺が飛ぶ姿に似た、小さな白い花を咲かせる植物です。毎年7~9月(場所により異なる)にピークを迎えますが、この九品仏浄真寺はちょうど今頃がピークらしい。昨年は気づいたら既に10月でしたから、今年こそはとこの機会を待ちに待ちました。


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やはり人気のサギソウ見学スポットらしく、ちゃんと解説ボードが。


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おぉ!ナイスタイミング!!ちょうどピークの時期だ…でも…あれ?!


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ホントにここか?!写真を見る限り白い花を咲かせたサギソウが群生しているはずですが、まさかピーク時にコレとは…もしかしたら先週末の台風により、ホンモノの白鷺のように花が飛び去ってしまったのかも知れません。

 それでも僅かながらも、残った可愛らしいサギソウの花を見ることが出来ました。


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…いやぁ…素晴らしいです…え?…はい、たったこれだけです。これだけのために足を運びました。でもいつまでも眺めていたくなるから自然って不思議です。


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 それにこの日はとても暑かったのに、緑の多い広い境内では木陰にいるとほとんど暑さを感じません。逆にたまに吹く風がエアコンの風よりも数段心地よいほど。10分も歩けば自由が丘なんですけれどね。そうは思えない静かな都会のオアシスって感じでした。

 何だか、ものすごく精神的に贅沢な時間を過ごしてしまいました。


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武士道16・17・18(ややネタバレあり)

2014-08-13 Wed 21:00
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 剣道に青春を捧げる、対照的な二人の女子高生を描いた誉田哲也の傑作

「武士道シックスティーン」
「武士道セブンティーン」
「武士道エイティーン」


(以上全て文春文庫)三部作を読了しました。Amazonのレビューではどれも5段階中3以上、ほとんど5という高評価(2014年8月13日現在)。でも評価云々以前に、剣道については経験も知識も興味もない私が全く問題なく、メチャクチャ面白く読めてしまうのが凄いです。

 各ストーリーは…

「武士道シックスティーン」
 武蔵を心の師と仰ぐ剣道エリートの磯山香織は、中学最後の全国大会で惜しくも2位になってしまった。その悔しさを紛らわせようと、気分転換のつもりで出場した横浜市民大会で、香織は無名の選手・甲本早苗に負けてしまう。
 敗北の悔しさを片時も忘れられない香織と、勝敗にこだわらずお気楽に剣道を楽しむ早苗は、その後同じ高校に進学し剣道部で再会。一刻も早く早苗と再戦して彼女を倒したい香織だが、早苗には対戦時のモチベーションも強さもなく苛立つばかり。
 その後、勝つことの意味を見失った香織はスランプに陥り剣道部からも離れ、一人もがき苦しむ。早苗は香織を部活に復帰させようと、二人が初めて出会った横浜市民大会への出場を提案。二人は再び対決するが…。


「武士道セブンティーン」
 強さと勝利を重視する香織。勝敗にこだわらずお気楽に剣道を楽しむ早苗。対照的な性格ゆえ何度となく衝突しつつも惹かれ合い、切磋琢磨しながら自分にないものをお互いから学び、吸収してきた二人。やがて早苗は家庭の事情で福岡の剣道強豪校に転入することになり、後輩の育成に精を出す香織とは別々の道を歩み始める。
 早苗は転入先の剣道部の合理的な指導や、勝利のためにはビジネスライクに生徒を切り捨てる学校の方針に疑問を抱き、再び横浜に戻って香織と一緒に剣道がしたいと考えるように。
 すれ違う二人は目指す剣道に辿り着けるのか?


「武士道エイティーン」
 高校生活最後の年。後輩を育成しながら高校最後のインターハイで優勝を狙う香織。一方、福岡に留まり自分の剣道を全うしようと決心した早苗。離れ離れになってもよきライバルであり続けた二人は、最後のインターハイ決勝での対戦を目指すが…。


 まず、対照的な二人のヒロインがとにかく魅力的でした。幼い頃から剣道浸け、とにかく強くなること、勝つことにしか価値を感じず、自分が強くなるためには仲間や家族の気持ちは無視という「剛」タイプの香織。そして家の事情で日本舞踊から何となく剣道に転向、勝敗にこだわるよりも気楽に剣道を楽しみたい、「柔」タイプのお節介な早苗。これって「ジウ」の基子と美咲や「ガール・ミーツ・ガール」の夏美とルイのような、作者得意のキャスティング、ダブルヒロイン制(?)なんですよね。

 そんな二人のヒロインが挫折し、仲間や家族や恩師に助けられながら壁を乗り越え、様々な経験を通して成長してゆく…というといかにもベタで安っぽい、大人が読むには恥ずかしい青春小説のようですが、実は全くそんなことはありません。大人でも堂々と読めて、感動し、泣けてしまう(笑) 私は学生時代、まともにスポーツに打ち込んだ経験がないので、主人公たちが羨ましいなぁ…ついのめり込んでしまいました。

 また、剣道ですから当然、道具や技の名称、ルール、試合の具体的描写などが満載。剣道に縁がなかった私にはかなりハードルが高いはずでしたが、実際に読んでも全く苦になりません。剣道好きの作家が自己満足に走った、という類の小説ではない証拠でしょう。誉田哲也の読ませる文章を書くテクニックはレベルが高い。

 唯一の不満は、剣道経験者が読んだ時に得られるであろうよさを、私は絶対に得られない点です。「疾走ガール」や「ガール・ミーツ・ガール」がロックバンドもの、かつ私もバンド経験者でしたから、これら二冊の面白さについてはバンド非経験者よりも私の方が目一杯受け止められたはず、と自負しています。

 それと同じく、私がどんなにこの三冊に「面白かった!」と満足しても、剣道経験者はきっとそれ以上の面白さや共感を感じているんだろうな…そう思うと悔しいですね(笑)

 誉田哲也は警察ものよりも青春ものの方が光る。最近そう感じます。


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マンビキ、ダメ、ゼッタイ

2014-08-10 Sun 17:17
 東京・中野の「まんだらけ」が、25万円相当の鉄人28号のブリキ製人形を万引した犯人に対し「1週間(8月12日)以内に返しに来ない場合はモザイクを外して顔写真を公開します」というメッセージとともに犯人と思しき人物の画像を自社のホームページに掲載しました。

 これに対し、

「万引きは歴とした犯罪。そのくらいして当然だ」

と支持する人々がいる一方、

「冤罪を生む可能性もあるし、警察以外がすべきことではない。やりすぎ」

と反対する人々も多く、賛否両論巻き起こしています。

 私はこの話を聞き、ある居酒屋における食い逃げ事情を思い出しました。

 以前、東京・新宿の繁華街で居酒屋を経営する知人から聞いた話です。その店はたまに食い逃げ被害に遭います。その犯行パターンは大きく分けて2つ。ひとつはサラリーマンなど、まともそうに見えるグループ客なのにトイレに行く振りをするなどして、いつの間にかメンバー全員が消えているという計画的組織犯行。もうひとつは見るからに目つきも態度も怪しい単独客が、店員さんの隙を突いていきなりガッ!と逃走する古典的犯行。これらのどちらかだそうです。

 前者は手口がかなり巧妙な上、店員さんも常に監視出来るわけではないので捕獲は困難ですが、後者は体力次第では追い掛ければ捕獲は可能かも。ただし犯人が凶器を持っている可能性もあり無理は出来ません。結局、泣き寝入りするケースがほとんどのようです。

 しかし中には犯人の身柄確保に成功し、警察(地元交番)に突き出すこともある。これで犯人はブタ箱へ。飲食代も取り返してめでたしめでたし…となるかといえば、そうではありません。

 犯人は現行犯逮捕、逆切れしつつも犯行を認めている。にもかかわらず、警察は犯人に住所・氏名・連絡先・勤務先など軽く聞き出しただけで「ホレ!」(注:あとはあなたたちが連絡して、家族や上司にチクるなり代金を肩代わりさせるなり勝手にやって!、の意)でおしまい。例え連絡が取れたとしても、逆切れして嫌がらせされたり、嘘の悪評をネットに拡散されたりするリスクを考えたら、警察なしで動けるわけありません。

 そもそも食い逃げするような犯人が正直に個人情報を明かすことは少ない。というか無職や住所不定の場合の方が多い。明らかにデタラメと分かる情報を回答されても、警官は基本的にノー・リアクション。特に深く問い詰めることはないそうです。

 「万引き」と「食い逃げ」は違うので単純に比較することは出来ません。また新宿の繁華街でのトラブルなんて日常茶飯事ですから、限られた数の警官で完璧に対処することは最初から不可能なのかも知れない。

 でも、頼みの綱の警察にこんな対応しか取ってもらえなければ、真面目な店主さんたちが

「だったら自分の身は自分で守るからもういいよ!!」

と考え実力行使に出るのも頷けます。生活が懸かっているのですから。万引き犯にも食い逃げ犯にも、こんなことするのは法的にはもちろんNGですが、人として感情論だけで答えてよいのなら

「どんどんやれやれ~!!」

と応援したいですね(笑)

 今回のまんだらけの措置については賛否ありますが、万引きに悩む、立場の弱い多くの店主さんたちの心の叫びを代弁し、世間に問題提起してくれたことだけは間違いないと思います。少なくともそこだけはとても価値のある行為だよね、と理解されて欲しいものです。

 鉄人28号フィギュア万引犯の画像のモザイク解除まであと2日。どうなるのでしょうね…?


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オネエ脳?

2014-08-09 Sat 00:00
 街は既にお盆休みムード。海外にでも行くのでしょうか?ターミナル駅構内では大きなスーツケースを転がす人々をたくさん見かけました。

 しかし…いつも疑問に思うのですが、恐らく一般的に販売されているスーツケースの中では最大サイズであろう、あのバ○デカいスーツケースを持って、彼らは一体どんな国に何年間滞在しに行くのでしょう?(笑)

 かつて、私が学生時代に1ヵ月半の間ホームステイする際、初めての海外ということもありスーツケースのサイズについては親類・教師・先輩・旅行会社の人・お店の店員さんにしつこいくらいにアドバイスを求め、旅行ガイドブックから情報収集し、散々検討してから決めました。ところが性格上それでも不安で、最終的にはお店で決意を翻し1サイズ大きいものを…既製品としては最大サイズでしたが…買ってしまいました。ちなみに同じツアーの仲間は誰もが私よりも小さいスーツケース。自分だけ大げさで恥ずかしかったことを今でも覚えています。

 思い出話が長くなり恐縮ですが(笑) 要するに昨今巷で見かける海外旅行者の多くが持っているスーツケースって、当時私が買ったものと同じサイズなんですよ(笑)

 まぁ、スキーをしに行くから衣類が嵩張るとか、新婚旅行なのでお土産を大量に買うなどの事情があるなら別ですが(…といっても今は宅急便で別途送っちゃいますよね)たかだか一週間程度の旅行にあんなバ○デカいスーツケースを持って行くのは、荷物が多いからというよりは、やはり旅慣れしていない初心者、もしくはかなりの見栄っ張りだからだろうな、と勝手に想像しています(笑)

 まぁ、女性なら仕方ありませんけれどね。なぜなら、男女では脳の構造が違うからです。その一例として、荷物の量の違いがよく挙げられます。

 女性は万が一の場合をあれこれ想定し、ティッシュ、風邪薬、バンドエイド、余分な着替え、裁縫セットなどあれもこれも持って行かなければ気が済まない。よって荷物は多くなる。

 一方、男性は最低限必要なもの以外は現地で調達すればよいと考え、荷物を減らしたがるので荷物は少ない。以前NHKのインタビューに答えていた、鳥取砂丘を訪れていた初老の男性は、歯ブラシや折り畳み傘など最低限の荷物のみブルゾンのポケットに入れて旅行していました。完全に手ブラです(笑)

 この人は極端な例だとしても、ここ数年色々な意味で女性化する男性は確実に増えていますから、もしかしたら現代の男性の脳も少なからず“オネエ化”し、“オネエ脳”を持つ男性が増えたのではないか?だから大きなスーツケースを持つ男性が横行しているのではないか?…なんて(笑)

 まぁ、本音を言うと単に「旅行できて羨ましい」だけなんですけどね。他人の荷物が多いか少ないかなんてどっちでもいいです(笑)

 今年こそ私も満足のゆく旅行がしたいものです。


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悪趣味な観光客

2014-08-07 Thu 00:00
 最近、旅番組が好きです。昨夜も「そうだ旅に行こう『外国人が行きたい日本の観光地ベスト30ぜんぶ行こう』」(TX)という番組を楽しく視聴しました。

 番組内容はタイトル通りでしたが、外国人が好む観光スポットらしく「何これ?こんなのどこにあるんだ?」という日本人なのに知らないスポットがいくつかあって新鮮でした。私としては「長崎原爆資料館」(18位)「広島平和記念資料館」(2位)がランクインしていたこと、そして「なぜここへ来ようと思ったのですか?」と訊ねられた外国人の「日本の歴史を学びたいから」という回答が嬉しかったですね。


 さて、その広島といえば、本日8月6日は69回目の「原爆の日」でした。平和記念公園では例年通り平和記念式典が行われたようです。こういうセレモニーは、例え将来戦争体験者が全員亡くなってしまっても続けるべきだ、と個人的には思います。

 私自身も過去、この平和記念公園も、広島平和記念資料館も、そしてもちろん原爆ドームも訪れたことがあります。初めて訪れた原爆ドームは、それまで何度となく見てきた写真や映像から得る印象よりも小さく、か弱い存在に感じました。そしてわれわれ戦争を知らない世代でも戦争の悲惨さを感じることの出来る、貴重な“戦争の爪痕”なんだな、と思ったものです。

 しかし現地を訪れた時も、それ以降テレビに原爆ドームが映る時も、どうしてもスルー出来ないことがあるんです。それは原爆ドームをバックに記念撮影する観光客たち。ホント気分悪くさせられます

 そりゃ、私だって原爆ドームの写真はたくさん撮影しましたよ。ここで胸を痛めた時の気持ち、戦争の悲惨さを誰かに伝える時に写真は必須だと思ったからです。

 しかし原爆ドームの前に作り笑顔の自分を立たせて撮影しようと思ったことは一度もありません。なぜなら誰もが知っている通り、ここは何の罪もない多くの同胞が殺された場所だから。もし、社会を震撼させた猟奇殺人事件や無差別テロが起きた現場をバックに、家族やカップルが笑顔で記念撮影する光景に遭遇したら、どう思います?私は極めて悪趣味な行為だと思います。原爆ドーム前での記念撮影もこれと同じで悪趣味だ、というのが私の考え方です。

 戦争体験者がどんどん減る昨今ですが、逆に“世界遺産だから”“みんなが行くから”といった上っ面の情報にしか興味を示さず、物事の本質を見て考えることを面倒臭がる輩はしっかり増えつつあるのではないか、と感じます。

 親しい人と面白おかしく楽しむ旅行ももちろんOKですが、たまには子供の頃の遠足や社会科見学のような「目的」を意識しながら訪れる旅行も悪くありません。

 外国人の笑い者にはなりたくないものです。


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黒バス脅迫事件・犯人の真の動機(?)

2014-08-06 Wed 00:00
 タイムリーでも何でもないテーマですが、ふと頭に浮かんだので綴ります。なお、以下は全て(事件や裁判の細かい経緯までは把握していない)私の勝手な妄想であることをご理解ください。


 2012年10月から2013年12月にかけて、人気漫画「黒子のバスケ(以下:黒バス)」の作者および作品関係先各所が脅迫された、いわゆる「黒子のバスケ脅迫事件」ありましたよね?柄本時生似の犯人・渡辺博史(逮捕時36歳)はその犯行動機を

「自分に無いものを全て持っている作者へのジェラシー」

と言いました。恐らく多くの人はこれを鵜呑みにしたと思いますが、私に言わせれば全く違いますね。そんなの嘘ですよ(注:あくまでも妄想です。以下同)。というか、本人も本当の動機を忘れてしまっているのではないかと思います。

 彼は裁判の中で、無駄に長文過ぎる意見陳述書を読み上げました。私はニュースで報道された一部の内容しか知りませんが、

「(自分は)年齢=彼女いない歴=童貞歴。風俗(玄人)経験もない」

気持ち悪いカミングアウトしたことに衝撃を覚えました。

 ということは彼は恐らく相手の性別に関係なく、好意を寄せる相手への愛情表現方法や、他人と良好な関係を築き上げるために必要なアプローチおよび努力の方法などが全く分からないまま36歳になってしまったのでは?

 つまり、彼は本当は「黒バス」が大好きで仕方がなかった。でもその気持ちをどう表現すればよいのか分からない。結果的にそれを“脅迫”という形で表してしまった。

 例えば、幼い子供が気になる異性に「好き」と言えず、苦肉の策で相手の気を引こうとスカートをめくる。いずれ順調に経験を積んでまともにコミュニケーション出来るようになる子がいる一方で、スカートめくりでは満足出来ずに縦笛を舐める、ブルマを盗む、尾行して自宅を突き止める(笑)などへとエスカレート、いつの間にか「好き」を伝えるという最初の目的を忘れてしまう子もいます。彼はまさにコレ。もしくは好きだった相手に無視されて悔しいからと、一転して憎悪の対象と見做した、みたいにも見えます。普通にストーカーじゃないんですか?

 また彼は

「こんなクソみたいな人生早く終わらせろ」

とも言いました。これも同じこと。年齢相応の人生経験を積むことを怠ったゆえ、現時点で味わうことの出来る楽しみが他人と比べて極端に少ないからそう思うのでしょう。本人はイマイチ気づいていないようですが。1回でも恋愛して、相手に自分の気持ちが伝わった時の嬉しさを経験していれば、また違ったのかも知れません。

 ということで童貞か否かというと、単に行為そのものの有無だけが問われがちですが、本当に大事なことは表面的な事実や記録ではない、もっと内面的な部分に詰まっているのでしょうね。

「渡辺被告は『黒バス』もしくは(作者の)藤巻忠俊が大好きな、ただのストーカーでした」

これが最もスッキリしそうですけどね。


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エレベーターガールのススメ

2014-08-05 Tue 00:00
 ある商業ビルのエレベーターホール前を歩いていた時のことです。

 お洒落した熟年おばさんが「すみませ~ん!」と言いながら閉まりかけた扉に向かって走って行く姿が目に入りました。しかしエレベーター内にいるはずの誰かには聞こえないのか、扉はほとんど閉まっています。おばさんはすかさず「上」ボタンを押すことで、その扉を再び開けることに成功しました。

 ところがその直後、一安心したおばさんがエレベーターの中に入ろうとすると…何と!重い扉が左右からおばさんをサンドウィッチ!!まるでおばさんに「入ってくるんじゃねえ!」と言わんばかりの仕打ちです。タイミングからして、もしかしたら中の人物が故意に「閉」ボタンを押したのかも知れません。おばさんもさすがにそんな人物と同じ空間にいたくないと思ったのか「もういいです」と言い残し去っていきました。そこでようやく私が確認出来たのは、頭髪が寂しめのサラリーマン風の熟年男性(推定58歳)でした…。


 あくまでも私自身の経験から導き出した意見ですが、こういう“無関心”はやはり圧倒的に東京に多いと感じます。過去には認知症である私の母も某都内百貨店のエレベーターで同じ目に遭いました。確かに歩く速度が健常者よりも遅い母でしたが、エレベーター内にいる人は誰もが無関心。「開」ボタンを押してくれないので、母は扉にサンドウィッチされてしまいました(私は母の手を取って導いていたのと、誰かが「開」ボタンを押してくれているはず、とつい信じてしまい、外側の「上」ボタンは押せませんでした)。

 そんな経験を持つ私は、多くの都会者の頭の中は

“乗りたければどうそご自由に。でも私はアカの他人なんかのためにわざわざ動きたくありません。そんなことするくらいならスマホいじりますから”

なのだろうと想像します。どうせ暇潰し以外の目的でスマホを使うことなんてない人ばかりでしょうが(笑)

 ではなぜこのような場合、率先して他人のために「開」ボタンを押そうとする輩が少ないのでしょう?多分

・他人との関わりはTPOに関係なく常に持ちたくないから

もしくは

・そういう使用人みたいな行為は“人間界の下っ端”の役目であり、“大物”である自分がわざわざ手を下すことではないから

辺りでしょうね。絶対にそうですよ(笑)

 でも私はこういう考え方しか出来ない人って、ホント不幸だと思います。同情しますね。なぜなら長い人生とはいえ、人が一生のうちで出会える相手は限られています。

「畜生!!今朝自分に意地悪した変なクソジジイのせいで今日は一日中イライラさせられたぜ!!」

「今朝、たまたま入口付近に立っていたというだけでエレベーターガールのように逐一『開』と『閉』のボタンを交互に押してくれた親切な人がいたんだっけ。なんだか心が温まったなぁ」

たかだか数秒から数分間の出来事かも知れないし、相手とはもう二度と会うことはないのかも知れません。しかしせっかく何かの縁で同じ空間に居合わせた相手にとって、どんな自分でありたいか?そう考えた時、私は常に後者でありたい。だからエレベーター利用時はほぼ100%エレベーターガール(ボーイ?オッサン??)を率先して演じることにしています。そうすることで自分も一日、気分よく過ごせますから。

 仮にそんな私を見て“下っ端”とカテゴライズする“大物”がいたとしても全く気になりません。というか、私の目にはその“大物”の方こそ“人間界の2軍”と映っていますから(笑)

 まぁ、ただの自己満足ならそれで構いませんが、そういうのって出来ない(しない)ヤツよりも出来る(する)ヤツの方が断然カッコよくないですか?私はそういう価値観、ずっと大事にしたいですけどね。



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「甘い」は最高の褒め言葉と信じる“人種”たち

2014-08-04 Mon 07:11
 食リポがヘタクソなタレントやアナウンサーって、肉を食べても、魚介類を食べても、野菜を食べても、とにかく「甘い」と評価したがります。いや、何も考えず機械的に発しているようにすら感じます。

 確かに「美味しい」という抽象的なコメントよりは「甘い」の方が具体的です。恐らく本人も“甘い=最高の褒め言葉”と信じているのでしょうが、これでは砂糖との違いが伝わらない(笑) いや、それ以上に純粋な視聴者が“甘い=美味しい”と刷り込まれることで、生産者が最初から甘い野菜や肉ばかり作るようになり、日本中どんな飲食店で食事しても出てくる料理は全て甘くて…そんな日もそう遠くないはずだ…なんて勝手に想像して不安になってしまいます。

 甘い肉、甘い魚介、甘い野菜…言いたいことは分からんでもありませんが、“甘い”はあくまでもたくさんある評価のひとつですし、甘いだけが全てのように聞こえてもマズいでしょう。甘いことが必ずしもよい評価とも限りません。つまり、彼らが考えるほど使い勝手のよい好意的評価ではないはず。

 そんなグルメリポーターたちに辟易していた私ですが…このたび、最強(最凶?)のグルメリポーターと出会ってしまいました。

 8月2日放送「源流目指して268㎞ 夏の北海道 石狩川の旅」(TX)という旅番組内でのことです。

 旅の途中、腹ごしらえのために現地・北海道のラーメン店に入ったタレント3人。その中の一人、照英「辛味噌ラーメン」の大辛を注文しました。出てきたのは見るからに辛そうな、真っ赤なスープのラーメンです。

 匂いを嗅いだだけでちょっとビビり気味な照英。ところが…彼はこのラーメンを食べ、信じられない感想を述べたのです。それは…


「甘い!!」


ええっ、ちょっと嘘だろ?!(笑)


恐らく味噌のコクか何かのことを指して苦し紛れに表現したのだろうと思いますが、結局これもボキャブラリーの少なさ、表現スキルの低さ、「甘い」は最高の褒め言葉との思い込み…などが招いた結果なのでしょうね(照英は決して嫌いではありませんが)。せっかくの激辛を売りにするラーメンなのに「甘い」なんて言われちゃ、お店も堪ったものじゃないですって(笑)

 照英に限ったことではありませんが、これではせっかくテレビで紹介してもらった理も台無しですね。



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ほんとにあった!呪いのビデオ59(ネタバレあり)

2014-08-02 Sat 21:25
noroi59


 いよいよ真夏の3ヶ月連続リリース、そのラスト「59」がレンタル解禁です。

 しかし「ほん呪」が土曜日リリースって、少なくとも私の記憶では初めてです。おかげで週末の予定を一部変更せざるを得なかったじゃないか~!!…初日にレンタル出来ないと暫く気になって仕方ないはずなので(笑)


【現場】<ゾクゾク度:B>
 友人と居酒屋に行った投稿者。その帰り道、コンビニで買ったビールを飲みながら歩いていると、あるマンションの前に花束が手向けられていることに気づく。その場で立ち止まり酒を飲む酔った友人。するとどこからか「見ないで」という女性の声が聞こえる。投稿者が花束にカメラを向けると血塗れの女の顔が!!


 ここで飛び降り自殺した女がいたそうです。しかし手向けられているのが花束一つ?缶ジュースやワンカップも置いた方がリアルじゃないですか?(笑) 

 一発目としてはまあまあでしょうか?


【人形】<ゾクゾク度:A>
 単身赴任中の夫の誕生日に届けるビデオレターを撮影した投稿者。幼い娘にお祝いメッセージを語らせていると、急に娘が他の部屋から人形を持ってきた。それは骨董品収集が趣味だった、亡き義母宅から拝借してきたもの。投稿者は気味が悪いので捨てるよう言うが娘は拒否。諦めようとした時、人形の首が!!


 まずこの投稿者、顔がちょっと大久保佳代子チックなんですよね。しかもやたら目を瞑りながら喋るので、余計に似てしまうという。まぁ本人ほどブスではありませんが(笑)

 それはさておきこの日本人形、とにかく顔が不気味。気持ち悪いです。こんな人形を大切にする少女の気が知れません。しかもその人形がカメラの方に振り返るのですから怖い…。

 でもこの少女、子役っぽくも感じます。セリフが結構上手い。それでいて「ケーキ屋さん作った(注:ケーキ作った、の意)」などとわざとらしい言い間違いを犯す。映像も粗くジャギっているし、怪しさいっぱいです。


【大雪】<ゾクゾク度:B>
 2014年2月、記録的な大雪に見舞われ一面の銀世界となった都内を歩きながら動画撮影する投稿者。途中、誰かが作ったかまくらを撮影すると、中に不可解な顔が!!


 はい、それが全てです。それにしても早朝?夜?もっと明るい時間帯に撮影すればいいのに…。


【邪心 後編】<ゾクゾク度:B>
<前回までのあらすじ>
ほんとにあった!呪いのビデオ57
ほんとにあった!呪いのビデオ58
 「死神(の正体と思われる、クラスメートから虐められていた倉本)」から“見ると不幸になる映像”を貰う段取りをつけたスタッフ。取材方針について入念に打ち合わせ。最大の問題は最初から死神に取材交渉するかどうかだが、それにより相手から拒絶されるとまずいので、最初はスタッフ一人で会って映像を受け取り、その後改めて身元を明かして取材交渉することになった。その重大な任務を任されたのは増本。
 待ち合わせ場所の公園で死神を待つ増本。かなり予定時刻をオーバーした頃、なぜか増本の携帯に相手から着信が。相手に指示されるがまま公園の奥に移動すると女が一人おり、増本はDVDを受け取る。しかし取材交渉しようとした途端、女は発狂し逃走。見失ってしまう。
 増本の隠しカメラで撮影した女の映像を情報提供者・谷岡に見せたところ、彼女は倉本ではなく彼女の友達で、やはり同じ相手から虐められていた「相原」と判明。実は倉本は一年前に相原らしき人物と二人で心中を図り、死亡していた。


 最初の会議のシーン、結構イイですね。死神と待ち合わせる役に増本をプッシュした理由が「死神と接点があるのが増本だけだから」って、メール1本送っただけじゃん(笑) 「警戒心を持たれない見た目」というのは納得ですが(笑) やたらと思い詰めた感じの増本の「…ハイ~…」は口癖でしょうね。

 増本は発狂した女に突き飛ばされたようですが、DVDを守ったのは立派。やたら落ち着きがありませんが(笑) お陰で森の中で何やら呻く、黒い服を着た女の映像を拝むことが出来ました。“見ると不幸になる映像”って、例のブロックノイズ越しに見える青っぽい女の顔とは違うんですね…って、この映像を見てしまったということは、やはりオレも不幸になってしまう、とでも言うのだろうか?!もちろん覚悟済みですけどね(笑)

 ついでに、新聞記事の書体や文字組みがいつもニセモノっぽいです。新聞の書体は独特ですから、作りものだと結構バレます。まぁ私の気のせいかも知れませんが(笑)


【シリーズ監視カメラ 介護】<ゾクゾク度:B>
 認知症の父親の様子を監視するため部屋に取り付けた、ネットワークカメラの映像。父親がベッドで眠っていると部屋の電灯が点滅。すると入口から喪服を着た女が部屋の中に!!


 いやいやいや~、どう見ても普通に人でしょう。影もバッチリあるし(笑)


【海水浴】<ゾクゾク度:B>
 20年前に投稿者が友人家族と海水浴に行った時の映像。楽しむ人々を撮影していると砂浜に生首が!!


 これ結構分かりやすかったです。しかし20年前の映像というと、録画メディアは8ミリビデオテープでしょうか?よくカメラなり再生デッキなり廃棄せずにとってありましたね。


【テープ】<ゾクゾク度:B>
 バイト先の友人と地元の潰れたキャンプ場を探索にきた投稿者。そこで謎のカセットテープを拾う。そのテープには女の叫び声とそれをなだめる男の声が録音されており、後にそれを聞いた友人が入院してしまった。
 そして建物の奥、浴室を探索していると、浴槽の中に女の霊が!!


 これもよくカセットテープのプレーヤーを持ってましたね。今カセット再生出来る機器ってかなり少ないのでは?

 「キャ~!!」「熱い~!!」などと女が叫ぶ問題の音声、やたら艶かしいですが一体何でしょう?私はSMの蝋燭プレイとしか考えられないのですが(笑)

 浴槽に現れた女は、まるで顔面パックしたような顔ですが…やはり蝋燭プレイの方がインパクト強い…(笑)


【続・邪心 後編】<ゾクゾク度:B>
 死亡した倉本の兄に話を聞けることになったスタッフ。彼の話によれば、仲のよかった倉本と相原は郊外で一酸化炭素を用いて心中を図ったが、倉本のみ死亡。相原は一命を取り留めた。しかし相原も精神に異常を来たし、精神病院に入院するが逃走してしまう。
 どうやら相原は、心中直前に撮影した倉本の映像を嫌がらせのつもりで虐めっ子グループに送ったところ、相手が本当に不幸な目に遭ったので、その後も同じ映像を利用し、「死神」として他人の復讐に加担していたものと思われる。果たして本当に相原が死神なのか?相原はどこに消えたのか?!


 3作分引っ張った割には意外とあっさり終わってしまった感じがします。事の発端となった映像に登場した後、自殺した赤木さんの旦那にスタッフが直撃し、「奥さんに“見ると不幸になる映像”を見せましたよね?!」と詰め寄るもキレられてしまうシーン…あれもそんなに大したことなかったし。

 増本が隠し撮りした相原の背後に倉本らしき女が映っていましたが、何だか近所のキャバクラ嬢みたいでした(笑)

 
 ということで「ほん呪」、それなりに面白かったです。これで年末までしばらくおあずけですね。…といってもエピソードによってはスタッフが夏とは思えない厚着姿で登場するので、既に「ほん呪」に季節感なんてありませんが(笑)


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企業マインドで考える途上国の扱い方

2014-08-01 Fri 10:42
 マクドナルドなど向けの加工食品を製造する上海福喜食品という会社が期限切れの肉を使い、杜撰な衛生管理をしていた問題。ファストフードに慣れ親しんだ日本人としてはショックだったと思います。それに、やはり大企業が売る安い商品には何かしら裏があるんだな…今後そう疑わざるを得なくなりそうですね。

 ところで、この事件についての報道、特にコメンテーターと呼ばれる人々のセリフの中に、ちょっと気になるものがありました。それは

今後このようなことを起こさないために、コストが余分にかかってでもマクドナルドの社員が現地(中国)工場に常駐し、従業員を厳しく管理して品質維持に努めるべきだ

という意見です。確かに私もそれがベストだと思います。むしろ中国に限らず各国の全取引先の工場で同じことをすべきでしょう。

 ただ、マクドナルドなど大企業の経営者視点で考えると、必ずしもそうとは言えません。冷凍餃子事件やネズミ肉混入事件などが示す通り、少なくとも職業倫理の面で中国企業はまだまだ“発展途上国”状態。そこにアメリカなり日本なり“先進国”の人間が赴任して従業員を監視し、品質を徹底管理すれば、何事もよくなるのは当たり前です。

 しかし本来、先進国の使命とは途上国を管理し続けることではありません。途上国を教育・指導し、自分らと同レベルまで引き上げることでしょう。つまり、いつまでも先進国が手取り足取り面倒を見なければならない状況から早く脱して、途上国だけでも先進国と同レベルの仕事が出来るようにならなければ、組織はいつまでたっても新しい試み、よりハイレベルな取り組みに着手出来ない。当然業績アップも望めません。

 まぁ私自身、そんな偉い立場に立った経験はありませんが、基本的に大企業の考え方ってそうじゃないかな?と想像した次第です。今回は世界中にショックを与える大問題になってしまったので、例外もあり得るかも知れませんけれどね。

 さて、上海福喜食品…上海といえば、昨年の選抜総選挙のステージ上で「SNH48一本で行く」と宣言、AKBとの兼任を拒否した宮澤佐江が、今年になってSKE兼任とチームSキャプテン就任をあっさり引き受け、日本で活動する時間が長くなっていることに矛盾を感じる人が多いようです。

 実はこの背景にも件の理屈が見えます。SNH48発足からしばらくは、メンバーの歌やダンスのスキルが低いのはもちろん、民族性の違いなのか礼儀、感謝する気持ち、責任感などが欠落した人間性に問題のあるメンバーも多かったので、宮澤は彼女たちを育成するためにはSNHに専念すべきだと思ったのでしょう。

 しかしその後、一緒に働くことになった現地(?)スタッフの中に、技術面から精神面まで宮澤(日本人)と同じ考え方を以てメンバーを指導出来る人が現れた。彼女に指導者のポジションを任せ手が空いた分、宮澤は日本での活動に時間を割けるようになった…らしいです(某誌のインタビューに彼女がそう答えていました)。

 もし宮澤が組織の考え方を無視し「この仕事は日本人である私にしか出来ない。私が上海に常駐して指導するしかない」と主張していたら?SNHがよくなる可能性は高いですが、現地スタッフが育つ機会を逸してしまい、宮澤が倒れたら一巻の終わり状態になってしまう。それに毎年総選挙で選抜入りするほどの人気メンバーである宮澤が、いつまでたっても日本ではほとんどお目にかかれないという残念な状況にもなります。よって昨年SNH専任を宣言しながら、あっさりそのポジションを降りた宮澤の判断は正しいし、ごく当たり前のことでしょう。

 それにしても中国人の職業倫理って、今後向上するのでしょうか?もちろん真面目に頑張っている中国人もたくさんいるとは思いますが…上海福喜食品の従業員のような、明らかに日本人とは異なる倫理観、感覚ズレまくりなOK/NGの線引き基準って、昔からず~っと変化がないように感じるのは私だけでしょうか?



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