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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
心の利き手を理解しよう

2015-03-30 Mon 19:57
 先日、知人・Aさんと雑談しました。彼は何やら不満を抱えており、それを私に聞いて欲しい様子。一体何でしょう?


 その前日、Aさんのもとに十年来の友人・Bさんからメールが届いたそうです。そこには

【明日、仲間を何人か誘って上野公園に桜を見に行かないか?正午に上野駅集合でどうだろう?】

とありました。先週末から都内でも桜が見頃を迎えていますから、お花見の誘いですね。ところが当日、Aさんには朝から用事があり正午に上野に到着するのは難しそう。そこで彼は

【ごめん、明日は朝から用事があるので正午に上野はムリ。でも13時なら行けるので途中参加します。他のメンバーと先に始めてください】

と返信しました。Aさんとしては十分誠意を以て対応したつもりだったのです。

 しかし再度Bさんから

【そういう事情なら、集合時刻を正午から13時に変更しようか?】

という提案が。Aさんは「他の皆が正午に集合出来るのなら、先に花見を始めればよい。なぜ自分一人のために集合時刻を変更するのか?」Bさんなりの気遣いだろうと察しつつも腑に落ちない。

 Aさんは私に同意を求めたいようでした。でも逆に私にはBさんの気持ちが分かるような気がします。というか私とBさんは極めて似たタイプなんですよ、きっと(笑) そして残念ながらBさんはAさんに対して(多分)気遣いなんてしていない…そう感じました。

 例えば私が友人と一緒に、東京ドームでプロ野球観戦する約束をしたとします。この場合、お互いの都合を尊重するなら事前に各々がチケットを持ち、当日は試合開始時刻までに座席に着く、すなわち“現地集合”が最も合理的でしょう。

 しかし私はそれではイヤ(笑) きっと友人にこう提案します。

【当日は試合開始1時間前に水道橋駅改札前集合にしよう】

と。集合したら挨拶や簡単な近況報告を済ませ、これから観るゲームの情報や前日の試合結果についてあ~だこ~だ喋り、お互い志気を高めつつ一緒に東京ドーム入りする。もちろん場内ではビールやつまみを買い込み、スタジアムのムードを肌で感じながら軽く一杯。試合開始時刻を待つ…あくまでも私の理想の楽しみ方ではありますが、野球観戦を約束した時点でいつもそのようにイメージし、期待するわけです。だからもし友人が

【前の用事が長引きそうなので、現地集合に変更しよう】

と言ってきても、

【だったら逆に試合開始10分前でいいから、東京ドーム入場ゲート前集合にしよう】

の方が私としてはまだマシなのです。

 まぁ、毎回こんなことをゴリ押ししたら、相手に面倒くさい奴だと思われてしまいます。私も自分のエゴばかり押し通すのはマズいと理解していますので、渋々現地集合に応じますけれどね。

 つまり、Aさん一人の都合のためにBさんが集合時刻を13時に変更しようとするのも、もしかしたら私と同じ心境からかな?と想像した次第です。

 世の中には右利き・左利きそれぞれいるように、心にも利き手があるといいます。私やBさんのように理想や感情を大事にする人もいれば、Aさんのように合理性や理屈優先で物事を考える人もいます。相手が自分と違うからと否定するのは、左利きの人に「右利きこそが正しいんだ、お前は右利きに直すべきだ!」と主張するようなものでしょうね。

 実際にBさんがどう考えているのか?それは本人に聞いてみないと分かりませんが、私の意見を聞いたAさんは「そういう考え方をするとスッキリするし、イライラする気持ちもなくなるね」と理解してくれたようです。

 それにしても人って、顔形が十人十色でイケメンも美人もブサイクもブスも存在することは理解しているのに、心も同様に十人十色なのだ、ということは意外と頭にないものです。どちらも同じ個性なんですが(笑)

 日常からイライラを排除し、ストレスを軽減することがひとつの幸せだとしたら、「心にも利き手がある」ことを理解するのは幸せを増やすための極めて有効な手段だと思いますね。



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“卒業ソング”って、何?

2015-03-27 Fri 00:00
 半月ほど前の話で恐縮ですが、「なぜ『卒業ソング』の新たな定番は誕生しないのか?」という記事を読みました。

 記事では

「時代のスタンダードなヒット曲自体が生まれ難い」
「世代ごとにヒットする曲が細分化している」

といった事情が解説されていましたが、私的には一般の誰かが投稿した

「昔は卒業するとそのまま一生会わない人がたくさんいたので、卒業はお別れムード満載の一大イベントだった。しかし現在は卒業してもLINEなどSNSで簡単に繋がることが出来る。そんな時代の卒業に昔ほどの重みはないから、卒業ソングに対しても思い入れは弱い」

という意見に激しく同意です。

 まぁ、それはそれでよしとして…それよりも興味を持ったのは、ORICON STYLEなどが実施したという「卒業ソングランキング」です。

・卒業写真/荒井由実
・贈る言葉/海援隊
・3月9日/レミオロメン


などが上位にランクインしたそうですが…この結果も何というか…実に日本人らしいなぁと思った次第です。

 どういう意味かというと、例えば「卒業写真」は歌詞を読めば誰でも分かるように、卒業ソングではありません。大人の女性が卒業写真をきっかけに青春時代を回顧する、という内容です。

 「贈る言葉」もそう。武田鉄矢氏が語るように、彼が売れない時代に付き合っていた(もともとファンだった)女性にフラれた時の気持ちを歌詞にした失恋ソング。「金八先生」最終回のイメージが強過ぎたのでしょうが、とりあえず卒業全く関係なし(笑)

 「3月9日」は私が全く知らない曲だったので調べてみたところ、メンバーの共通の友人の結婚を祝うために作られた歌とかで、これも卒業とは無関係。

 これは日本人の多くが、実質的な意味よりも自分なりの解釈や思い込み、全体的なイメージを重視したがり、長い物(多数派)には波風立てずに巻かれてりゃいいんだ、と考えるゆえに起きる現象でしょうね。「皆が卒業式で歌っているんだから卒業ソングでいいじゃん、盛り上がればいいじゃん」みたいな(笑)

 卒業ソングではありませんが、例えばホイットニー・ヒューストンの「オールウェイズ・ラブ・ユー」は、元彼に未練タラタラな女性の視点から男女の別れを歌った歌なのに、なぜか結婚披露宴の定番ソングになっている。それと同じでしょう。

 また、「3月9日」については、たまたまかも知れませんが、音楽は決して嫌いではない私が全く知らなかったし、聴いたこともなかったです(笑) 支持されるヒット曲って、本来能動的に求めなくてもいつの間にかどこかで耳にして覚えてしまうはず。しかしそうでないところがまさに「時代のスタンダードヒット曲自体が生まれ難い」「世代ごとにヒットする曲が細分化している」を象徴していると言えそうです。

 ちなみに私が好きな卒業ソングは、“強いて挙げれば”ですがAKB48の「GIVE ME FIVE!」ですね。最初は全く好きではなかったのですが、改めて歌詞を読んだら心にヒットしました。卒業して寂しく不安だけど、友達同士の絆を信じて前向きに新しい人生をスタートしよう的な歌詞、もし私が高校か大学を卒業する時にこの歌と出会っていたら「今のオレの気持ちはまさにコレなんだよ!!」と感激していた可能性が高いです(笑)

 まぁ、昔も今も卒業式は「蛍の光」と「仰げば尊し」、この二つの名曲があれば私は十分ですけれどね。


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これが現実?

2015-03-26 Thu 00:00
 3月23日放送の「中居正広のISORO」(CX)にて、SMAP・稲垣吾郎メンバー氏が“謎の同居人・ヒロくん”を公開しました。“ヒロくん”は稲垣氏と15年間付き合っている、半同棲状態とも言われていた50代の男性です。

 この番組の主旨が“稲垣氏が噂通りホモ(ゲイ)なのか?”という世間が抱く疑問へのひとつの回答だったことは誰が見ても明らか。そして結論は“限りなくクロに近いグレー”と私は受け取ったわけですが、今回は結論そのものよりも他の出演者や同番組を紹介した他の番組(「めざましテレビ」など)の出演者の反応の方に、私は強い違和感を覚えました。

 番組では二人の休日の過ごし方など紹介していましたが、

・お互いの自宅にそれぞれの専用部屋がある
・一緒に自宅の風呂に入る
・同じベッドで一緒に寝る
・食事する際、“ア~ン”と相手に食べさせる
・稲垣氏の金銭面をヒロくんが管理している


私はこれらを明かした時点で彼らは(本人たちが自覚しているか否かは別として)“仲のよい友達同士”を超えた、恋愛感情を伴う間柄、世間一般で言うところの“ホモ、またはゲイ”なんだな、と思いました。

 ところが他の出演者やこの番組を紹介した「めざましテレビ」の出演者の反応は、概ね“仲がよくて微笑ましい”とか“こんなに信頼し合える友達がいて羨ましい”といったもの。ホモ(ゲイ)かどうかについてはボカしてまともに触れず。

 私は同性愛者のカップルを否定したいわけではありません。愛情には様々な形があり、価値観は人それぞれですからね。でも、普通世間では彼らのような人たちのことを“ホモ(ゲイ)”とカテゴライズします。仮にこれが根も葉もない噂なら否定しようが無視しようが構いませんが、公共の電波でオフィシャルにカミングアウトして、それを視聴者に見せつけておきながら「いや、決してホモではないよ、素晴らしい関係じゃないか」的に綺麗にまとめようとするのは、いかがなものか?いっそのこと、ストレートに「ホモなんです」と言ってくれれば、こちらも「あぁ、そうなんだ」でお終いだったのに(笑)

 私はこの番組を見て、さらに概ね彼らに好意的だった翌日のネットの反応を見て、つくづく「日本人はずいぶんと寛大になった」と感じました。でもこれらの反応は、相手がSMAPだからですよ。例えホモ(ゲイ)でも相手がSMAP(および会社経営者らしいヒロくん)のような業界トップに位置する人々…お金も人気も名声もあり、一緒に仕事すれば自分も儲けさせてくれる人なら、少なくとも表向きには誰も否定しないし、価値を下げるようなことも言わない。それどころか味方となって手厚く守ってくれる。よくも悪くもこれが現実というわけです。

 それにしても、ああいった関係って実際どうなんでしょう?確かに“オジサン”と呼ばれる年齢になってもあのように仲のよい友達、「大好き」と認められる親友がいること自体はとても羨ましいし、共通の趣味を通じて休日を一緒にマッタリと過ごすのも悪くありません。でも親友だからこそ相手の人生・生活を尊重し、越えてはならない一線ってありませんか?

 ホモ(ゲイ)ならともかく、そうでないのならお互い相手に女性の恋人を作って欲しい、結婚して欲しい、そして幸せになって欲しいと願うのは当然です。そう考えたら彼らのような関係を築き、続けることって“百害あって一利なし”では?そうしないことこそが大切な親友への配慮だと思うんですけれどね。

 まぁ、生まれ育った時代や環境によって考え方は人それぞれでしょうから、私と彼らとは根本から思考回路が違うのでしょう。



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前売券のススメ

2015-03-24 Tue 23:26
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 ずっと楽しみに待っていた催しが2つ、今週から始まります。

 まずは明日3月25日から6月29日まで国立新美術館で開催される「マグリット展」

 ルネ・マグリットはベルギーの国民的画家で、20世紀美術を代表する芸術家です。どんより暗い空に鳥の形に切り抜かれた青空が覗く名画「大家族」など、その独特の不思議な世界観に小学生だった私も虜にさせられてしまいました。以来東京で開催されたマグリットの展覧会はほぼ全て見に行っています。

 東京では13年ぶりの開催だそうですが、マグリットはその間にも「だまし絵展」で見たし、代表作「大家族」を見に宇都宮美術館にも行ったので、久々という感じはしませんけれどね。今回はかなり規模が大きいそうですが、どんな作品が見られるのか?ミュージアムショップではどんなポストカードに出会えるのか?今から楽しみです。


 そしてもうひとつが今週末3月28日から5月17日まで東京大江戸博物館(また両国テラスで大盛りナポリタンとがぶ飲みハイボールでランチしようっと・笑)で開催される「徳川家康没後四〇〇年記念特別展 大関ヶ原展」

 私は10年ほど前から日本史に興味を持ち始めたのですが、特に好きなのが戦国時代であり、天下分け目の合戦・関ヶ原の戦いです。そして最も好きな武将が大谷吉継。もちろん西軍派です。

 数年前には実際に関ヶ原を訪れ、西軍武将たちの陣跡を巡りました。関ヶ原には一応資料館もありましたが、展示物らしい展示物ってほとんどなかったんですよね。今回の展覧会には武将たちが実際に用いた武具・甲冑などが過去最大級の規模で展示されているそうですから効率的に400年前に妄想トリップ出来そうです。武将が戦場でやり取りした手紙なども見られるとかで、大好きな大谷吉継の辞世の句とか展示してないかなぁ、と密かに期待もしています。


 ところでこういった催しを見学する際、バカに出来ないのが前売券です。催しの性質上、開催期間が長いので「慌てることないや」と後回しにしてしまいがちですが、たいてい開催スタート日前日までコンビニで前売券が買えるのです。しかも200円ほど安く。たかが200円ではありますが、絶対に見に行くぞ、という催しであれば前売券は断然おススメ。無視する理由がありませんよね。


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新年度会

2015-03-23 Mon 06:00
 毎年初めに某友人と“新年会”の名目で再会し、一緒にお酒を飲みに行く私。まぁ実現するのはいつも2~3月になってしまうのですが(笑)

 今年は諸事情あり“忘れていた”ことにしちゃおうかな…(←酷い!でもなぜ毎年俺が言い出しっぺにならなきゃならんのだ?!・笑)とも思ったのですが、気分一転実行することにしました。今更ですけどね。

 早速「新年会やらない?」というメールをその友人に送ったところ、こんな返事が。


「新年会やりましょう」


上手い!!(笑)


 確かにもうすぐ“新年度”スタートか…。もう春ですよ。



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“異種格闘技戦”はエキジビション主義で

2015-03-21 Sat 08:09
 例えば、プロレスラーが合気道の選手に向かって一方的に

「俺たちの熱い闘いで会場を盛り上げようぜ!!」

などとアピールし、合気道選手を無理矢理プロレスのリングに上げる。おまけにプロレスのルールで闘って相手を叩き潰したとしても、当然ながら悦に入って気持ちいいのは当のプロレスラー本人だけ。

 それよりも、せっかく両者がコラボするなら、もっと軽い気持ちでエキジビションマッチ(勝負よりも優れた技術や競技者の紹介を目的として行われる試合)で肌を合わせる方がよほど有意義というもの。もしプロレスラーが「いや、それでは不満だ」というのなら、どうぞ同じプロレスラー同士で思う存分熱い闘いをしてください、というだけの話ですよね。私はそう思います。


 これとよく似たシーン、実は私たちの日常にもあります。

 例えば、親しい友達とのお酒の席。本来誰もが平等に楽しい時間を過ごせるはずですが、あるサラリーマンが日頃どれだけ自分が会社で苦労しているか、社内の組織がいかに問題を抱えているか、などを熱く語り出す。それでスッキリして気持ちいいのは当のサラリーマン本人だけで、他の業界で生きる人や個人事業主にその気持ちはほとんど伝わらないもの。ある意味ただの自慰行為です。だから普通人前では我慢します。

 それよりも、こういう席ではお互いが楽しめる共通の話題…例えばごく簡単な近況報告や時事ネタ、趣味に関する情報交換や共通の思い出話などを交わして和やかに過ごせばよいはずです。物足りなければ最初から会社の同僚や上司部下、同業者を誘って好きなだけ熱く議論すればよい。え?「いや、我慢して聴いてくれるのが友達じゃないか?!」ですって?それはちょっと違うと思います。それでは合気道の選手を「プロレスのために」と強引にプロレスのリングに上げる行為そのものではないでしょうか?

 昔から友達=仕事仲間=ゴルフ仲間=飲み仲間という図式を当たり前と感じがちな中年以上の日本人には、このような主張は受け入れ難いかも知れません。

 しかし終身雇用制度が崩壊し、SNSの発達により人々の繋がり方にも様々なバリエーションが生まれつつある昨今。日本人ももっと欧米人のように仕事仲間、スポーツ仲間、飲み仲間、パーティー仲間…それぞれ分けて付き合えるようになると健康的でしょうね。ただし例え仕事仲間兼パーティー仲間という人がいても、パーティーの最中に仕事の愚痴をぶつけるなんてことは、もちろんご法度で。多分今時の若い方には「それが普通でしょ?」と笑われてしまうかも知れませんが(笑)

 昔ながらのオッサラリーマン的な酒…興味すら湧かない卑俗な話や個人的な事情を押しつけられる機会なんてどんどん減って欲しい。個人的にはそう願いますね。




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悪いのはAKB?ファン?それとも…?

2015-03-20 Fri 23:30
 3月16日発売の「週刊ヤングマガジン」(以下:ヤンマガ)に封入された“投票専用ハガキ”目当てにヤンマガを大量買いするAKB(48グループ)ファンが現れ、店舗によっては発売早々ヤンマガが店頭から姿を消す、という事態が起きたそうです。

 ネット記事によりますとこの企画、問題の投票専用ハガキを使って推しメンに投票するとサイン入りチェキが貰えるのだとか。つまりファンとしてはこのチェキ欲しさ(純粋に推しメンの順位を上げたいからという説もあり)に、大量のハガキが必要なのだそうです。

 この件がネットで呟かれると、

「毎回連載を楽しみにしている読者が購入出来ない」
「純粋に漫画を楽しみにしていた人が可哀想」

という不満の声が多数寄せられたそうです。中には

「応募ハガキだけヤンマガの値段で売れよ」
「AKBファンに頼めば雑誌本体はタダでくれるんじゃない?」

のような、思わず笑ってしまう意見も見られました。

 私はこの記事を読んで2つのことを考えました。

 まず、「AKBといえばイメージするのは握手券付きCD。私個人はこんなの誰もがやっている販促プロモーションの一種なので否定しませんが、今回の企画も同じようなものです。それなのになぜ今まで(出版業界で)誰もやらなかったんだろう?」ということ。出版業界のルールは分りませんが、雑誌をたくさん売るための手段としてはアリだと思いました。“売れる企画はどんどんパクる”が当り前の出版業界、今後似たような企画を目にする機会も増えるでしょうね。

 そしてもうひとつが、「AKBというだけでアンチは握手券付きCD(商法)を批判したがるもの。今回の商法についても同様に批判する人がたくさんいるんだろうな」ということです。まぁ実際その通りになりましたが(笑)

 でも人気商品の買い占めって、言うほど悪いことでしょうか?古くは仮面ライダースナックにビックリマンチョコなど、おまけ目当てに商品を買い占めるなんてことよくあったじゃないですか。社会的ブームになった商品に限らずとも、例えばスーパーの特売品が開店と同時に売り切れる、人気の数量限定ランチがすぐに売り切れるというのもごくありふれた光景です。

 確かに毎週同じコンビニでヤンマガを買っている愛読者はお気の毒です。しかしこれ、雑誌を一冊でも多く売りたいとこんな企画を考える出版社が存在し、それに応えて大量買いしたがるAKBファンがいる、というだけのこと。「(せっかく描いた漫画を愛読者に読んでもらえなくて)漫画家がかわいそう」という意見もありましたが、とんだお門違いでしょう。非があるとすればAKBでもファンでもなく、あくまでもこのような事態を想定出来なかった出版社に、でしょうね。

 そもそもコンビニはわざわざ常連客のために商品を確保してくれません。在庫がある限り機械的にお客さんに売るだけ。よって売り切れたら他の店やネットオークションを当たるしかない。文句を言う前にそうするのが普通です。せめて普段から地域密着型の個人商店の店主と顔馴染みになり、そういうお店で毎週購入しておけば一冊くらい取り置きしてくれたかも知れないのにねぇ…。改めて地元商店の大切さが分かるような気もします。

 AKBが憎い気持ちは分りますが、特売品のバナナ(商品・サービス)が売り切れたからとバナナを憎む人はいませんよね(笑) スーパーが決めたルールに従って購入したお客さんを批判するのも変な話です。批判の矛先はあくまでもスーパーであり出版社であるべき。どうしても批判したければ今回は出版社を批判するのがスマートです。AKBやファンを叩くのはバナナを批判するようなもの。結構恥ずかしいことですから、やめておいた方が無難でしょうね。



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まとめて(サラッと)読書感想文(20150319)

2015-03-19 Thu 22:17
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「疾風ロンド」 ( 2013/11・実業之日本社文庫)

 強力な生物兵器を雪山に埋めた。雪が解け、気温が上昇すれば散乱する仕組みだ。場所を知りたければ3億円を支払え―そう脅迫してきた犯人が事故死してしまった。上司から生物兵器の回収を命じられた研究員は、息子と共に、とあるスキー場に向かった。頼みの綱は目印のテディベア。だが予想外の出来事が、次々と彼等を襲う。

 以前読んで面白かった「白銀ジャック」のスピンオフな作品。一部登場人物も被っていました。

 「白銀ジャック」同様私的には(あくまでも娯楽作品として)かなり面白いと感じました。ゲームに例えるなら「白銀~」は一本道ストーリーのRPG、「疾走~」は主人公を切り替えながら進めるAVGみたいですね。どちらも読んでいると無性にスキーかスノボーがしたくなります…中二以来ご無沙汰ですが(笑)


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「美しき凶器」(1997/3・光文社文庫)

 安生拓馬、丹羽潤也、日浦有介、佐倉翔子。かつて世界的に活躍したスポーツ選手だった彼らには、葬り去らなければならない過去があった。四人は唯一彼らの過去を知る仙堂之則を殺害し、いっさいのデータを消去。すべてはうまく運んだかに思われたが…。毒グモのように忍び寄る影が次々と彼らを襲った!迫りくる恐怖、衝撃の真相!俊英が贈る傑作サスペンス。

 これも面白かったです。(文庫版)発行が1997年で序盤のストーリーがアレということは…多分テーマは“ドーピング”だな、と思ったらその通りでした(笑)


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「名探偵の掟」(1999/7・講談社文庫)

 完全密室、時刻表トリック、バラバラ死体に童謡殺人。フーダニットからハウダニットまで、12の難事件に挑む名探偵・天下一大五郎。すべてのトリックを鮮やかに解き明かした名探偵が辿り着いた、恐るべき「ミステリ界の謎」とは?本格推理の様々な“お約束”を破った、業界騒然・話題満載の痛快傑作ミステリー。

 金田一耕助や明智小五郎タイプの探偵小説を皮肉り、面白可笑しく綴られる、ある意味特異な作品ですね。主人公(一人称)が、あらゆる探偵小説に登場する探偵の引き立て役的存在の刑事(「名探偵コナン」でいうところの毛利小五郎?)で、なおかつ探偵小説の裏側や登場人物が抱えているであろう葛藤や苦悩を曝け出しつつ進行するのも可笑しい。察するにマンネリ化して久しい本格探偵小説への警告ですね。

 ストーリーそのものはかなり端折っており投げやりな感じ(本作に限ってはそういうもの)なので期待は禁物です。


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「ゲームの名は誘拐」(2005/6・光文社文庫)

 敏腕広告プランナー・佐久間は、クライアントの重役・葛城にプロジェクトを潰された。葛城邸に出向いた彼は、家出してきた葛城の娘と出会う。“ゲームの達人”を自称する葛城に、二人はプライドをかけた勝負を挑む。娘を人質にした狂言誘拐。携帯電話、インターネットを駆使し、身代金三億円の奪取を狙う。犯人側の視点のみで描く、鮮烈なノンストップ・ミステリー。

 これもまた面白かったです、設定としては割とありがちなのですが、主人公の頭のよさが読んでいて気持ちよいし、後半のどんでん返しも凄い。夢中になって読んでしまいました。


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ピンのアイドルが減りアイドルグループが増える理由

2015-03-17 Tue 19:21
 タレントのマツコ・デラックスが、今月11日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組「マツコ&有吉の怒り新党」で自身のアイドル論を語ったそうです。

 視聴者から寄せられた「なぜ“個人(ピン)のアイドル”がいなくなってしまったのか」という疑問に答える形で語られたようですが、彼(彼女?)はまず

『昔はアイドルといえば「日本一の歌手になりたい」「私、絶対に歌手になって一旗揚げてやる」「恩返しするために家を建て直してやる」といった目標を持った子がなりたがるものだったが、今はアイドルそのものを目指してアイドル候補生に名乗りを上げている状態。プロデュースする側がアイドルを作ろうと思って作っている時代』

と、業界の現状を分析。確かに上手くネットを使えば誰でも簡単にアイドル(有名人)になれてしまう昨今、“アイドル”という肩書も昔ほど重くなく、アルバイトか部活のノリで気軽にチャレンジ出来る職業と言えそう。売れなければ辞めればいい、と考える人が多数派なのかも知れません。作り手側も売り出すならピンよりもグループで、という前提でスタートしていると言えそうです。

 さらにマツコは中森明菜を例に挙げ、

『例えば、かつて中森明菜は「ミ・アモーレ」を19歳、「DESIRE-情熱-」を20歳でリリースした。当時の彼女には若いながらも大人の魅力があり、歌にも説得力があった。今時の“19歳や20歳になってもセーラー服もどきの衣装を着ている子”たちが出がらし状態の25歳でグループを脱退したところでかつての中森明菜のような(ソロでの)活躍は無理。現在の(AKB48をはじめアイドルグループをプロデュースする)システムの中からは松田聖子、中森明菜、小泉今日子クラスのアイドルは現れないだろう。比較的最近の例を見ても、松浦亜弥のようにピンで売るには15、16歳の頃から始動しないと無理だろう』

 と、古きよき時代を回顧。仰る通り中森明菜には19歳どころか、「少女A」や「セカンドラブ」を歌っていた17歳当時から大人の魅力も説得力も備わっていたと思います。まぁ彼女は特別な存在なのでしょうが…。

 そんなマツコの意見は私も十分頷けるものでした。しかし彼はある重要なことに触れていません。それは昔と今のアイドルファン層の違いです。

 昔はアイドル(ビジネス)といえば完全に中・高生(10代)がターゲットでした。もし当時20代以上、いわゆる“いい年したオッサン”がアイドル好きと言うと間違いなく周囲から気持ち悪がられ、ほとんど村八分状態にされたものです。当時はそれが世間のスタンダードな価値観でした。その証拠に…と言えるかどうか分りませんが、自分が子供だった頃、親や周囲の大人でアイドルファンっていましたっけ?私の家の近所には全くいませんでしたよ(笑) 少なくとも大っぴらに公言する人は皆無でしたね。アイドルに限らずアニメ、漫画、ゲーム、コスプレなどのファンも同様だったと思います。

 ということは、例えばある中学生の少年が中森明菜のファンになったとしても、数年で心身ともに成長してアイドル趣味を卒業、年齢相応の別の趣味や現実的な恋愛に関心を移すという流れが自然でした。極端な話、アイドルなんて生涯で一人か二人いれば間に合ったのです。

 それがいつの頃からか、日本は国を挙げて“クールジャパン”だとか“世界に誇れる日本のオタク文化”などと言い始めました。国が金儲けに走ったことで“気持ち悪い大人”も市民権を得て堂々とオタクを主張するようになったのです。その結果、まともに恋愛せずに生涯をアイドルに捧げても“個人の自由だからよい”というムードが蔓延。彼らは長いスパンでアイドルを消費するので、一種類の商品(ピンのアイドル)ではすぐに飽きて他社の商品(他のピンのアイドル)に乗り換えてしまう。そんな悩みをクリアするための手段こそが、アイドルグループだったのでしょう。

 例えば新人アイドルを売り出すとして、昔のように中・高生のみがターゲットなら彼らの嗜好にだけ合う(例えば)同世代・八重歯のロリ顔・健康的な子でOKでした。しかし現在、ビジネス的に成功させるためには10代のみならず20代以上のオッサンにもヒットさせる必要があります。

 しかし少年からオッサンまでの好みを全て兼ね備えたアイドルをたった一人作り出すのは無理です。高校生ならオバサンと感じる25歳でも世代によっては若いOLっぽくてよいと好む人もいます。賢い子が好きな人もおバカな子が好きな人もいるし、ロリコン趣味の人、美人・スレンダー系を好む人もいる。挙げればキリがありません。

 となるとピンのアイドルは今の時代ハイリスク、それよりも大勢集めた女の子の中から好みに合った子を選択させ、例え飽きても同じグループ内で推し変出来るアイドルグループの方が作り手・受け手双方に重宝されるのは当たり前。まぁジャニーズが大昔からやっていることですけれどね。

 したがって現在ピンのアイドルが流行らないのは、やはりマツコの言う通りプロデュースする側が時代のニーズに合わないと判断するからでしょう。AKBの卒業生でも女優やタレントならまだ成功する可能性はありそうですが、改めて一からソロ歌手(=アイドル)となると難しいはず。それも全盛期の中森明菜レベルとなるともう無理でしょうね。スタートする年齢の問題というよりも、もうそういう時代じゃないんですよ。

 ただ、我々としてはそんな現状を前に「昔の方がよかった、それに比べて今は…」と嘆くよりは、「あの時代に松田聖子や中森明菜をリアルタイムで体験出来た自分は幸せだった」と純粋に満足する方が健全ですね。


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新幹線のトホホな思い出

2015-03-16 Mon 18:44
 先週末は北陸新幹線金沢・富山~東京間開業の話題一色でした。

 私は北陸新幹線に特別な関心があったわけではありませんが、鉄道の旅は大好きだし、実はまだ北陸方面に縁がないので、いつかこの新幹線に乗って北陸を訪れてみたいと憧れます。それにしても北陸新幹線のカラーリング…上部の空色は私の好きな瑠璃色ですし、帯の銅色ともマッチしています。見た目にも美しい新幹線ですよね。

 そんな北陸新幹線関連ニュース…車窓から立山連峰が見渡せる的なシーンを繰り返し見ていたら、あるトホホな思い出が甦りました。

 
 以前、私は同じ会社の先輩と頻繁に、全国各地にスポーツ(主にプロ野球)観戦に訪れました。週末を利用した1泊2日の行程でしたので、ホテル宿泊+往復新幹線チケットがセットになったフリープランツアーを旅行代理店に申し込むケースがほとんどでした。

 そんな時、普通はツアーの手配をするのは後輩である私。しかし「俺が申し込んでおくよ」と全て引き受けてくれる先輩に、私はいつも甘えてしまいました。あぁ、先輩なのに率先して面倒な手続きをしてくれるなんていい人だな…当時は純粋に喜んだものです。

 ところが「ハイ!」と手渡される新幹線のチケットは、いつも私が往復とも通路側。私だって車窓からの景色を楽しみたいし、そもそも同じ額の旅費を払っているのに不公平…いや、実際はさらに酷いんだった(笑) 彼は毎回楽天トラベルを会員価格で利用するため、1割(?)値引きされた額で申し込んでいました。なのに私にはそれを告げず、きっちり定価の半額を請求してきたのです。私はそんな彼のセコい人間性に辟易しました。

 一応先輩だからというだけの理由で、私はそんな彼のセコい工作には全く気づかないフリを続けました。しかしある時からアフォらしくなり「いつも申し訳ないのでこれからは私が手配しますよ」と申し出て、一切の手配を私が行うことにしました。それ以降の座席は私が窓際。彼には当然のように通路側のチケットを渡しました。逆襲です(笑)

 でもこれだと無駄にプライドが高い彼は、年上の自分を蔑ろに扱いやがった、と腹の底で激怒するはず(実際には私のことが怖いので文句は言えない・笑)。なので私は彼のプライドを傷つけぬよう、毎回こう言うのです。

「あ、往路は私が窓側ですが、復路はちゃんと公平に○○さん(先輩)に窓側に座っていただくつもりですので」

すると単純な彼は「おお、そうか」などと言って機嫌を直すというわけです。

 さて、東京に帰る日。我々はいつも目一杯デーゲームを観戦し、現地で食事してから帰るため、新幹線に乗車するのは早くても19時くらい。ということは…そう、


窓際に座っても外は真っ暗で景色なんか見えねえよボケ!!(笑)


最初に気づけっつーの(笑)


 やはり思い出に残る楽しい旅を実現するためには、お互いを思いやる気持ちがないとダメですね。北陸にはそれを理解している人と楽しく訪れたいものです。


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私の父がオレオレ詐欺に遭った件

2015-03-13 Fri 20:22
 遂に“オレオレ詐欺”の魔の手が私の父にも忍び寄ってきたようです。

 ある朝、自宅にかかってきた電話を父が受けたときのこと。

父「もしもし
?「ああ、お父さん?電話あった?
父「えっ?ないよ
?「あっそう…
父「…(お前)誰?名前言ってみて
?「ガチャン!(電話切る)

こうして電話は切れたそうです。以下私の想像ですが、詐欺師はこんな展開を目論んでいたのではないでしょうか?

詐欺師A「ああ、お父さん?電話あった?
父「えっ?ないよ
詐欺師A「あっそう。おかしいな…実はちょっと事故を起こしちゃってさ。示談にするのに100万円必要だからお金貸して欲しいんだ。オレはこれから警察に行かなきゃならないから、代わりに上司に電話してくれるよう頼んだはずなんだけどな
父「なに?!そりゃ大変だ!!すぐ用意するよ!どうすればいい?
詐欺師A「上司から電話が行くと思うから、受け渡し時間と場所を打ち合わせてくれない?
父「よし、分かった!!
(数分後)
詐欺師B「もしもし、私○○君の上司のBといいます。彼から電話があったと思いますが、示談金の100万円を今から受け取りに行きたいのですが…

 いや~、危ない危ない(福田和子風に・笑)。幸い父はまだしっかりしており、またこういった被害事例を扱うテレビ番組も好んで見ているため、すぐに怪しいと疑うことが出来たそうです。しかしそれでも疑う前に一瞬、電話の相手の声がちょっとだけ○○(私の弟)っぽかったため、きっと○○なんだろう、と思い込みたくなってしまったのだとか。父曰く「日頃から俺だけは絶対に大丈夫、と思っていたが、初めて騙される人の心理が分かったような気がする」とのこと。怖いですね。

 とりあえず今回は“めでたしめでたし”でしたが、詐欺師が家族構成や個人情報を知っているかも知れないので、今後は名前を言わせるよりも「誰?太郎?二郎?三郎?」のように選択肢を与えた方がよい、と父にアドバイスしました。詐欺師が調子こいて「二郎だよ、二郎!」などと答えたら「そんな奴いねえよボケ!」と言い放ってやれば面白いですよね(笑)

 ところでこの手の電話、今回が初めてかと思いきや、実は数年前にも一度あったそうです。しかも私を装う輩から(笑) さらにその詐欺師(ニセの私)が用意したのが、何と!“私が痴漢で警察に捕まった”という設定だったというから笑ってしまいます。幸いこの時も怪しいと気付き事なきを得たそうですが。

 オレオレ詐欺も他人事じゃなくなってしまったか…皆さんも気をつけましょう。



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外国人従業員の接客に感激した日@ABCマート

2015-03-12 Thu 18:49
 数年前から我が国でも多くの企業が外国人従業員採用枠を拡大させている、という話を聞きます。

 この手の話を聞くと、私は日本人として悔しい…いや、むしろ恐ろしいと感じます。言葉や文化の違いという大きな壁があっても、日本人より外国人の従業員が欲しい、ってことですもんね。

 そんなある日、私自身が外国人従業員の素晴らしさを体感する出来事がありました。

 それは新しいランニングシューズを買おうとABCマートを訪れた時のこと。それまで何度も下見を重ね、これだという一足を心に決めていた私は、サイズだけ確認したら100%購入するつもりでした。私が売場に足を踏み入れると、案の定店員さんが声を掛けてきました。

 このブログにも何度か書きましたが、実は私、ABCマートの店員さんの接客ってあまり好きではありません。接客マニュアルに従っているだけなのか、どの店員さんもお客さんの胸の内をヒアリングしようともせず、

「新製品です」
「よかったらどうぞ(履いてみてください)」
「サイズ出しますんで」

程度のお決まりトーク止まり。高レベルな接客よりも低価格実現にコストを割いているから仕方ないのでしょうが。

 まぁ今回はサイズ違いを2、3出してもらうだけだから多くを求めるのはやめよう、そう割り切って振り返るとその店員さん、見たところ東南アジア系と思しき女性。(え~日本語大丈夫かな~?スットンキョウなこと言ってこないよな~?)失礼ながらもつい見下してしまいました。

 私の足のサイズは27cmなので、とりあえず彼女には27cmと多少余裕のある27.5cm、そしてジョギング中に爪先が痛くならないよう更に大きめの28cm…3種類出してくれるよう依頼しました。2種類でも間に合ったかも知れませんが、初めて購入するブランドゆえ普段履いているシューズとのサイズ感の違いも把握しておきたかったのです。

 まずは27cmを試し履き。想像したよりもゆったりめで横幅にも余裕があります。これでいいかな?と思いましたが、念のため他の2サイズも続けて試しました。どれも大差ありませんでしたが、最も爪先に余裕のある28cmに決めました。以前別の27cmのシューズで走って爪が死んでしまったことが脳裏を過ったからです。

「じゃあ、28cmにします」

大抵のABCの店員さんならここで「ありがとうございます」と言って商品を箱に収め、レジへと誘導するはず。ところがこの外国人店員さんは違いました。私が各サイズ履くたびに爪先の空き具合を指で押してチェックしてくれていた彼女は

「私が見たところお客さんなら27cmで丁度よいと思います。28cmですと(靴の)長さだけでなく横幅も大き過ぎです。大きな靴は足にフィットせずに疲労の原因になってしまいますのでお勧め出来ません」

そうハッキリ意見したのです。コ、コイツ客を否定しやがった~!!

…嘘です(笑) それどころかそこまで真剣にお客さんにアドバイスしてくれたことに感激しましたよ。この仕事に誇りを持ち、一件一件の接客を大切にしたいという気持ち、プロ意識が伝わってきましたね。まさかABCでこんなアドバイスがもらえるとは思いませんでした。

 結局私は彼女のアドバイスにお礼を述べながらも、あくまでも自分なりの感覚的な好み、心理的安心感から28cmを履きたいのです、と説明し、28cmを購入しました。

 私は最初、彼女が外国人だからどうせまともな接客なんて出来るはずがない、と舐めていました。しかし支払いを済ませてお店を出る時には、またここで彼女から靴を買いたいな、と思っていました。

 もちろんこういう接客が肌に合わない人、店員なんて客の言うことをハイハイ聞いていればいいんだ、という考え方の人も世の中にはたくさんいるでしょう。お客さん(の意志)を否定しない、余計なことを言わないというのは確かに日本人向けの接客です。しかし商品を並べておけば勝手にどんどん売れた昔とは違い、現在はお客さんも自分に合うもの、自分らしいものだけを真剣に選ぶ時代。そのためにはオンリーワンな接客、一期一会の精神で臨む接客こそが“快感を伴うショッピング”を生み出すのかも知れません。

 そして、そんな接客にすんなりと取り掛かれそうな人材、すなわち外国人に期待を寄せるのも自然な流れなのかな、と思った次第です。

 現代社会は常に変化しています。その変化に柔軟に対応可能な人でないと厳しい世の中を生き残れないのか…過去の価値観に縛られる多くの中高年層にはリアルにヤバい時代ですね。


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「ラッスンゴレライ」を否定する“体の大きな子供”

2015-03-10 Tue 20:47
 巷で大人気の“ラッスンゴレライ”…8.6秒バズーカというお笑いコンビのネタですが、これをお笑い界の大御所・ビートたけしや松本仁志が立て続けに「つまらない」とバッサリ斬り捨てたことが、今ちょっとした話題になっています。また、それを伝える芸能ニュースを読んだネットユーザーの多くも「よく言ってくれた!」「その通りだ!」的に賛同しているようです。

 確かに “ラッスンゴレライ”は爆発的ブームになっている割に大して面白くない…個人的には私もそう思います(独特のリズムは耳に残りますが)。でも、そんな私も今回の件には強い違和感を覚えます。


 まず、人気・地位・名声ともに十分満たされているはずのたけしや松本が、なぜわざわざテレビでこういった発言をするのか?彼らから見れば8.6秒バズーカなんてライオンにとってのアリンコみたいなものです。わざわざムキになって潰す必要もないでしょう。

 その理由、完全に想像ですが(笑)私には何となく分かるような気がします。“ジェラシー”でしょうね。

 恐らくたけしや松本のような、かつて一世を風靡したお笑い芸人は、自分のギャグの方が絶対に面白い、全盛期(若い頃)の自分の方が桁違いに凄かった…そう信じているはず。しかし人間、年を取れば頭も固くなるしセンスも鈍ります。時代とともに求められる笑いの種類だって変化します。どんなに昔は凄くても、現在のニーズに合わないギャグは若年層には“?”だし、中高年層だって面白いからというよりは懐かしいから笑うのでは?少なくとも私は未だに奇抜な被り物を被ったり、たけしメモ的なネタを長々と披露したりするたけし、それを見てたけしを傷つけないよう作り笑顔で盛り立てる共演者を見ていると悲しくなります。

 そして彼ら本人も、そういったことに気付いていないというよりは、むしろそんな空気を敏感に察しているのではないか?お笑いの世界で生きてきた人ですから、たまには昔のようにギャグやネタをやりたい。でも最近の若者のセンスが昔と違うのでどうすればよいか分からない、ウケなかったらプライドズタズタだ、みたいな。だから何だかんだ言いつつ映画監督業やワイドショーのご意見番的ポジションに力を入れざるを得ない。それならどうにでも誤魔化せますからね。自分たちの方が絶対に面白いし凄いんだ、でもネタで対抗するのは危険…彼らを見ているとそんなジレンマを感じます。

 でもこれ、一般のサラリーマン社会にもよくあることですよね。自分が若い頃はこんなに大変だった、こんなに忙しかった、こんなに大きな仕事を取った…それはそれで凄いですが、現在も通用するのかというと話は別だったりする。若い社員をエイリアン扱いして見下すも、実は彼らからも逆に過去の遺物的に笑われている…お笑い業界もサラリーマン社会も、私には同じに見えます。

 そしてもうひとつの違和感は、彼らの意見に賛同しているネットユーザーって、一体何歳なんだろう?ということ。

 幼い頃、私はドリフ、特に志村が大好きでした。彼らの笑いは今更言うまでもなく、ウンコやチンコなどの下ネタや、「カラスの勝手でしょ」のようなナンセンスなギャグのしつこいまでの繰り返しがメインでした。

 当時私はテレビに噛りつくように「全員集合」を見てゲラゲラ笑っていましたが、逆に両親は「下らない」「どこが面白いんだか」と呆れていました。そりゃそうです。ドリフのギャグはチビッコを喜ばせるためのもの。大人には理解出来なくて当然です。もし当時、私の両親がドリフのギャグを見て爆笑していたら…あぁ、そんな両親じゃなくてホントよかった(笑)

 今回の騒動も同じ。たけしや松本の意見に賛同している人が、もし十代の子供なら何も言いません。好きなら見れば?嫌いなら見なければ?以上でも以下でもないですから。

 ただし彼らに賛同しているのが大人、いい年したオッサン・オバサンの場合は、ちょっと違うだろう、真剣に反論するなよ…そう言いたいですね。かつての私の両親のように、自分の息子と自宅で議論する程度ならともかく、公の場(ネット)にまで訴え出てしまうのは…。

 私は若手芸人のお笑いは基本的にチビッコ(若者)の聖域だと思います。それを批判する自分自身…一度客観的に眺めてみてはいかがでしょう?



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アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48(ややネタバレあり)

2015-03-07 Sat 23:30
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 名古屋・栄を拠点に活動するAKB48(以下:AKB)の姉妹グループ、SKE48(以下:SKE)。その結成から6年余りの軌跡を追ったドキュメンタリー映画「アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48」を観ました。AKBの同様のドキュメンタリー映画はこれまで数本公開されていますが、姉妹ユニット単独のものはこれが初なので楽しみでした。

 …といっても私、多分SKEのファンではないんですよ。確かに48グループの中ではSKEが一番好きだし、好感を持つメンバーも数名いますが、劇場公演、コンサート、握手会、どれも興味ないし、CDやDVDなど関連商品も過去に買ったのは1stアルバムのみ。冠番組などテレビで活躍する彼女たちを眺めて癒され、ネットで情報をチェックして喜ぶだけで基本的に満足なんですよね。例えるなら、いくら犬が大好きでも、ペットショップの前を通るたびにそこで販売されるワンチャンを買い取りはしません。でも心の底からワンチャンを可愛いと感じるのは事実だし、無邪気なワンチャンたちに癒され幸せな気持ちになれるだけで満足…まぁそんな感じです。

 では、SKE嗜好レベルがその程度の私が、なぜわざわざ映画館まで足を運んだのかというと、私は48グループのアングルやサイドストーリーに古きよき時代のプロレスを見ているからです。当時プロレスを見ていてワクワクさせられたものが、現在はプロレスではなく48グループの中に見え隠れするように感じるんですよ。

 そんな私にとってこのドキュメンタリー映画は、まさにプロレスや格闘技の“煽りVTR(以下:煽りV)”。よくプロレスや格闘技のビッグマッチの前に、会場やテレビで両選手の紹介や二人が闘うことになった経緯などをまとめたVTRが流されます。あれです。48グループでSKEは、AKBを除けばその歴史は最も古い。常にAKBに追い付け追い越せと死に物狂いで頑張ってきたSKEのブレイクストーリーはまさにプロレスそのもの。そう、私はそんな“プロレスラー・SKE”を今後も応援しようと、魂を奮い立たせるために、煽りVを観に行ったのです(笑)


 さて、前置きが長くなりましたが(笑)この「アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48」を観た感想は…実際のところ本当にプロレスの煽りVのようでした。20年くらい前に発売された、新日本プロレスの「激闘史」(Vol.1~3)。というLD(笑) あれをさらに数倍濃くしたものを観せられた感じです。

 膨大な時間撮り溜めた素材から厳選した貴重なカットの数々の中には、これまで私が“伝説”レベルでしか知らなかったエピソードの映像も多々見られました。特に印象的だったのは…

■松井珠理奈(以下:珠理奈)、当たり前のように挙手
 劇場デビュー前、牧野アンナ先生の厳しい指導のもとダンスの練習に励む初期メンバーたち。しかし素人同然の彼女たちの多くは、最前列で踊る時以外はつい手を抜いてしまう。怒った先生が「前にいても後ろにいても自分は手を抜かずに全力を出している、と言い切れる奴はいるか?!」と訊ねると、バツが悪そうに下を向くメンバーたちの中、唯一珠理奈だけが堂々と挙手!映画ではそこまででしたが、確かそれを見た先生が「お前は(手を)挙げるだろうな」と納得するんですよ。

■「第3回AKB48シングル選抜総選挙」舞台裏で珠理奈号泣
 初めて順位が下がり、そして松井玲奈(以下:玲奈)と順位が逆転してしまった珠理奈。ステージ上では強気でしたが舞台裏で号泣。私も貰い泣きしそうになりましたよ(笑)
 翌年の「第4回AKB48シングル選抜選挙」から珠理奈は心を解放することを覚え、素直に泣くようになるので貴重なシーンですね。

■その号泣する珠理奈を複雑な気持ちで見守る玲奈
 本当は素直に喜んでもよいはずですが、号泣する珠理奈を心配そうに見守る玲奈の姿にはまた別の意味で心が揺さぶられます。本人は当時を振り返り「珠理奈が心配だった」と言っていましたが、十代(?)でそんな気遣いが出来るとは…オレが十代だった頃とは大違いですよ(笑)

■チームSオリジナル公演(?)練習中に倒れる玲奈
 心身ともに極限状態の中、ダンスの練習中に倒れ動かない玲奈。一方、そんなのお構いなしにレッスンを続ける他のメンバーと先生。その時のことを中西が振り返りますが、当時から彼女たちの考え方は大人…というかプロ。いや~凄い人たちですよ。

■2012年NHK紅白歌合戦リハーサルの舞台裏
 気持ちがひとつにまとまらず、リハーサルが上手くいかないメンバーたちに、卒業を控えた矢神久美が涙の一喝。思わず貰い泣きしそうになりました(笑) 本番直前のステージ裏で、感極まって涙しながらメンバーにスピーチする玲奈にも思わず貰い泣きしそうです。
 「パレオはエメラルド」を披露したあの年のステージは私も見ましたが、ファンでなくとも目を引く完成度の高いパフォーマンスだったと思います。あのステージの裏にはそんなことがあったのかと思うと感慨深い。

■高柳明音、秋元康にシュートを仕掛ける
 この映画の中で私が最もハラハラドキドキしながら見たのが、「第3回AKB48シングル選抜総選挙」でチームKⅡリーダー(当時)・高柳明音(以下:高柳)が壇上から秋元康に「(チームKⅡのオリジナル)公演をやらせて下さい!!」と、直訴するシーンです。待望のKⅡ初のオリジナル公演の予定が延び延びにさせられていたため、高柳はリーダーとしてメンバーを代表し、クビ覚悟でガチンコで訴えたそうです。
 もちろんサラリーマン的にはこんな勝手な行動でトップに迷惑をかけるのはNGですが、号泣するKⅡメンバーを見ていたら、私も思わず貰い泣きしそうになりましたよ(笑) これも実にプロレス的ですよね。

■「第4回AKB48シングル選抜総選挙」におけるSKE快進撃
■第1回ドラフト会議、チームKⅡが5巡目で惣田紗莉渚を指名
 詳しい経緯は省略しますが、どちらも思わず貰い泣きしそうになりましたよ(笑)


 ということで、私的には先の「激闘史」か「魁!!男塾」を見ている時と同等の興奮と感動を得られた、タイトル通りの涙なしではとても見られない名作ドキュメンタリーでした。今年はこのSKE以外にも、乃木坂46(5月)、NMB48(8月)、HKT48(11月)とドキュメンタリー映画の公開が続きます。…全部観に行っちゃおうかな(笑)

 とりあえずSKEなりAKBなりに全く興味がない人は観るべきではありませんね。当り前ですが興味のある人だけ観ればよいと思います。間違っても「SKEに興味がないから全く面白くなかった」なんて感想をネットにアップするのは止めましょう。本質的に間違っていますから(笑)


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資源ゴミを盗むオッサンへの対応

2015-03-06 Fri 20:05
 金曜の早朝に愛犬と近所を散歩していると、必ず見かけるオッサンがいます。

 彼は荷車を取り付けたチャリンコに乗って、ゴミ集積所から勝手に空き缶を回収して回る、非社会的な存在。毎週金曜は我が家周辺エリアの資源ゴミ回収日なのです。

 このようなオッサンは、これまで何度も見かけました。ところがこのオッサン、他の輩と違い逐一通行人に「おはようございます」と挨拶してくるんですよ。しかも結構爽やかに(笑) 胡散臭いオッサンではありますが、そうなると私としてもその人間的厚意を無視するわけにはいきません。私も人として「おはようございます」と返事することにしました。

 しかし他の通行人は、私が見る限り誰一人、彼に挨拶しない。無視を決め込んでいます。人を見た目で判断しているのでしょうか?人としてそんなことではダメだな、私は軽蔑しました。

 ところが最近、ある人からこんな指摘を受けました。そもそも空き缶などの資源ゴミは行政が回収し、売却することでその収集・運搬・分別費用を賄うことになっています。なのにああいうオッサンが勝手に資源ゴミを持ち去ってしまうと、そのサイクルが成立しなくなり、赤字になってしまう。よって彼らの行為は立派な“窃盗”であり、彼らはただの盗人。いくら挨拶されたからといって、窃盗中の盗人に笑顔で挨拶を返すというのは…いかがなものか?

 え~っ?!じゃあ彼らって“非社会的”でなく“反社会的”存在だったのか…これまでまともに相手していた自分が少し恥ずかしくなりました。

 私の知識不足は恥ずかしい限りですが、恐らく張本人であるオッサンたちも、自分たちの行為が窃盗だなんて知らないのでしょうね。

 人として挨拶されたのに無視なんか出来ない。でも反射会的行為を働く彼らをまともに相手するのも彼らのためにならない、無視したい…難しいです。


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ほんとにあった!呪いのビデオ61(ネタバレあり)

2015-03-05 Thu 19:32
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 2015年一発目の「ほん呪」をレンタルしました。前日フジテレビで放送された「カスペ! 21世紀なのにまだまだあった!! 世界の何だコレ!?ミステリーSP!」という番組で紹介されたオカルト動画が古い・インチキ臭い・チョイスのセンスが悪いと散々でしたので、口(目?)直しにちょうどよかったです。


【野鳥観察】<ゾクゾク度:A>
 深夜、恋人と郊外の雑木林で野鳥の鳴き声を録音する投稿者。恋人が「何か聞こえる」と言い出すと、闇の中から生首が!!


 調べてみると夜行性の鳥って結構いるみたいです。夜に鳴く鳥なんてフクロウくらいだと思っていました。

 問題の生首は作り物臭プンプンでしたが、これが意外に怖い!全身ゾーッとしましたよ。

 この雑木林近くの駅では飛び込み自殺が多いそうですが、まさかこの後出てくるエピソード(「人形ノ家」)の舞台、とでもいうのだろうか?!


【終焉】<ゾクゾク度:A>
 投稿者が知人から演出を依頼された、演劇の練習風景。練習中に男性が一人突然倒れ、そのまま死亡。彼は一週間前、バイク事故に遭ったが奇跡的に軽傷で済んでいた。彼はその時から死に神に取り憑かれていたのだろうか?


 男性が倒れる際、なぜか稽古場の全身鏡に映る彼は直立したまま。そこに背後から死神と思しき、黒い服を着た髪の長い痩せた女が近づく…顔は髪に隠れて全く見えないのですが、これも意外に怖い。

 しかしこの女、よく見ると男性のお尻に触ろうとしているじゃないですか!!痴女の霊じゃないの?(笑)


【人形ノ家 前編】<ゾクゾク度:B>
 「ほん呪」演出補・森澤の大学時代の友人(♀)からの相談。彼女の幼馴染み女性の旦那・荻谷が一月前、駅のホームから電車に飛び込み自殺を図った。意識不明の重体ながら幸い一命は取り留めたが、彼は電車に飛び込む直前、妻に“留守電メッセージ”を残していた。また、荻谷は自殺を図る数日前から、髪の長い女が着物姿の赤子をあやす夢を毎晩見ていたという。
 不倫相手、すなわち現在の妻と結婚するために荻谷に捨てられたという彼の元妻にも取材を試みたスタッフは、彼女から「オシラサマ」というキーワードを手に入れる。「オシラサマ」とは東北地方に残る信仰で、着物を着せた人形を奉り、それを幼い子供に見立てて遊ばせることもあるという。
 調査を続けると荻谷は事故の数日前、東北のある町に出張していたことも判明。さらに彼は出先で知り合った、髪が長く脚が悪いホステス風の女の自宅で一緒に酒を飲んだという。その家には多くの人形があり、女はその人形をあやすように話しかけていたらしい。
 荻谷が見た謎の夢、オシラサマ、一緒に酒を飲んだホステス風の女…何か関係があるのだろうか?舞台は東北へ!


 まず、ここでお伝えすべきは…スタッフの中にしれっと増本竜馬がいるじゃん!!前回再起不能気味にリタイヤしたのは一体何だったんだ?!(笑)

 問題の映像…ではなく荻谷が妻に残した留守電の音声には、電車が緊急時に鳴らす警笛の音と、不気味な女の笑い声が残されていました。結構派手に長時間笑っていますね。実は私、3年前に人身事故を起こした(自殺志願者が飛び込んできた)電車に乗っていたことがあるのですが、留守電の警笛の音を聞いてあの時のことを思い出してしまいました。そのくらいリアルに似ていましたね。

 ところで森澤たちが打ち合わせするシーンで壁に貼ってあるDVD作品のポスター、マメに貼り替えられていますが…やはり一種の広告ですかね?(笑)


【露天風呂】<ゾクゾク度:C>
 高校時代の友人と二人で静かな露天風呂に入る投稿者。すると湯気の中に顔が!!


 普通、浴場にカメラは持ち込まないでしょう。私の周りにもFacebookにアップするために温泉にスマホを持ち込む輩がいますが、完全にエチケット違反。そこにいる全員の気分を害する行為ですよ。

 湯気の中に現れた問題の顔はスローで見てもよく分かりません。正体は近くの“コトリ池”で溺死した母子の霊といいますが“コトリ池”なんてネット検索してもヒットしないし(笑) 「小鳥ヶ池」ならありましたが。


【シリーズ監視カメラ コインロッカー】<ゾクゾク度:B>
 街中のコインロッカーの監視カメラ映像。ある女がロッカーにバッグを入れた直後、ポケットからナイフを取り出しバッグを何度も突き刺す。すると彼女の腰の辺りから小さな子供の顔が!!


 子供の顔よりも女の狂気に満ちた行為の方が断然怖いです。


【BBQ】<ゾクゾク度:B>
 大学時代の後輩と、彼の女友達2人と一緒に屋外でBBQする投稿者。途中、彼は女性を一人伴い近くに買い出しに出掛けるが、道に迷い雑木林に迷い込んでしまう。するとそこの木々には首吊り用のロープがいくつも垂れ下がっていた。


 まずこの投稿者、老け顔で髪の毛多め(寝癖つき)。後日女性を飲みに誘おうとしたのに連絡が取れなかったそうです。「実はあれ以来入院していて」…というのも本当は彼を避けるための嘘じゃないの?(笑)

 問題の映像は、首吊り用ロープが掛かった木の幹に、木と同化したかのような顔が見られるというもの。これを見た瞬間、私は懐かしの「ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島」に出てきた木の精(?)を思い出しましたよ。古いので分かる人にしか分からないと思いますが(笑) 

 首吊り用ロープが徐々に増殖しているという件も「新耳袋殴り込み」シリーズに登場した大阪・新世界の首吊り廃墟内に吊された大量のスニーカーのパクリっぽいかも。


【入学式】<ゾクゾク度:B>
 入学式当日の息子の晴れ姿を自宅前でカメラに収める投稿者。すると息子の近くに半透明の少女の霊が!!


 近くで起きた土砂崩れで死んだ少女の霊だそうです。「広島」とか具体的な情報を出さないのは無難で望ましいですね。ていうか、普通に交通事故でいいんじゃないの?


【人形ノ家 後編】<ゾクゾク度:B>
 遙々東北にやって来た菊池・森澤・増本の三人。荻谷が一緒に飲んだという脚の悪い女を捜すがなかなか手掛かりを掴めない。ようやく彼女を雇ったことがあるというスナック経営者に辿り着くが、既に彼女は死んでいた。
 経営者によると、その女性は…
・幼少時代、父親の浮気が原因で両親が離婚。
・父親から虐待を受けていた。
・ある時駅のホームから転落し、大怪我したが父親がほったらかしにしたため、完治せず障害が残ってしまう。転宅したのは父親が突き落としたという説もあり。
・その経営者は彼女を雇うが、彼女は恋人からDVを受け入院するなど仕事を休みがちになる。その後恋人の借金を返すために風俗業界に足を踏み入れるが、持病の腰痛が悪化し歩けなくなり仕事にも就けず、アパートも追い出され、最終的にホームレスに転落。廃墟で生活するうちに餓死してしまった。
 実は出張中の荻谷も、仕事(環境調査)中にこの廃墟を訪れていた。彼の身に起きた悲劇は、自分の父親のように女性にだらしない荻谷に対し、女の霊が彼に恨みをぶつけたことが原因なのだろうか?


 本エピソード中に本作最大のバカウケシーンがありました。

 夜のスナック街で手分けして問題の女を探すスタッフ。すると菊池&森澤が、カタコトの日本語しか喋れない外国人ホステスと路上で揉める増本を発見。仲裁に入り、怒るホステスをなだめようとすると…

菊池「我々、製作会社の者で取材してまして…」
外国人ホステス「TV?!」
菊池「いえ、テレビじゃないんですけどDVDで、『ほんとにあった!呪いのビデオ』っていうんですけど…」
外国人ホステス「…!ノロイ?!ノロイ?!ア~…“オワカリイタダケタダロウカ?”?」
菊池&森澤「そうそう!!『お分かりいただけただろうか?』」

嘘だろうが~!!!

そこまで世間に浸透してねぇよ!!(笑)

 その後問題の廃墟で2体の手作り風人形(オシラサマ?)を発見したスタッフ。菊池は女が妊娠・出産していた形跡があり、異臭も漂うことからこの人形の中に赤子の遺体があると睨む。そして当然のように増本に人形を分解させ、中を改めるよう命令。しかし残念ながら(幸い?)人形の中からは人毛と藁しか発見されませんでした。でも大量のウジ虫が湧いていて気持ち悪いです。見ていて思わず興奮してしまいましたよ(笑)


 ということでなかなか面白い「61」でした。そして今回の“MVP”はもちろんあの外国人ホステスでしょう!!(笑) マジで笑わせてもらいましたわ(笑)


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まとめて(サラッと)読書感想文(20150304)

2015-03-04 Wed 23:00
platina
「プラチナデータ」 (2012年・幻冬舎文庫)

 国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。その開発者が殺害された。神楽龍平はシステムを使って犯人を突き止めようとするが、コンピュータが示したのは何と彼の名前だった。革命的システムの裏に隠された陰謀とは?鍵を握るのは謎のプログラムと、もう一人の“彼”。果たして神楽は警察の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。

 よくある政府の陰謀系ですが、純粋に面白かったです。登場する画期的なDNA捜査システムは空想の産物ながら夢があっていいですね。こんなシステムがあればなぁ、って。

 でも…神楽龍平は二宮(嵐)じゃないな(笑)


lake
「レイクサイド」 (2006年・文春文庫)

 妻は言った。「あたしが殺したのよ」―湖畔の別荘には、夫の愛人の死体が横たわっていた。四組の親子が参加する中学受験の勉強合宿で起きた事件。親たちは子供を守るため自らの手で犯行を隠蔽しようとする。が、事件の周囲には不自然な影が。真相はどこに?そして事件は思わぬ方向に動き出す。

 これも面白かったです。最初は登場人物たちで協力して死体を隠蔽しようという流れが、その後まさかの展開に。ラストはモヤモヤすることの多い東野ものですが、主人公家族がひとつにまとまるエンディングは好きです。


hannninn
「犯人のいない殺人の夜」 (1994年・光文社文庫)

 親友が死んだ。枯れ葉のように校舎の屋上からひらひら落ちて。刑事たちが自殺の可能性を考えていることは俺にもわかった。しかし…。高校を舞台にした好短編「小さな故意の物語」。犯人がいないのに殺人があった。でも犯人はいる…。さまざまな欲望が交錯した一夜の殺人事件を描いた表題作。人間心理のドラマと、ミステリーの醍醐味を味わう傑作七編。

 ガリレオ湯川も加賀恭一郎も登場しない、普通の短編集。どれも最後にひっくり返しが用意されています。まあまあですかね。


kakkou
「カッコウの卵は誰のもの」 (2013年・光文社文庫)

 往年のトップスキーヤー緋田宏昌は、妻の死を機に驚くべきことを知る。一人娘の風美は彼の実の娘ではなかったのだ。苦悩しつつも愛情を注いだ娘は、彼をも凌ぐスキーヤーに成長した。そんな二人の前に才能と遺伝子の関係を研究する科学者が現れる。彼への協力を拒みつつ、娘の出生の秘密を探ろうとする緋田。そんな中、風美の大会出場を妨害する脅迫者が現れる―。

 普通に面白かったです。


tantei
「探偵ガリレオ」(2002年・文春文庫)

 突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。

 今更ながら読みました。見たことないのですがドラマ版のネタは本作のものが多いみたいですね。面白いのですが、トリックがどれも科学(化学?)系の仕掛けばかりなので、文系人間としてはちょっと疎外感を覚えなくもありません。


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久々に喫茶店コーヒー

2015-03-03 Tue 21:54
 街でバッタリ友人と会ったので、ちょっとだけお茶しました。入ったのは友人行きつけの喫茶店です。


photo1


 私はコーヒーを飲む際はスタバやヴェローチェのようなコーヒーショップがほとんどなので、昔ながらの個人経営の喫茶店は久しぶりです。


photo2


今日は桃の節句なので可愛らしいマシュマロのおまけつき。

 コーヒーはもちろんマスターのオリジナル。新鮮な感覚で美味しかったです。豆の選択、挽き方、淹れ方、どれもマスターの個性が出るものですね。40分ほど滞在しましたが、マスターとプロ野球談義に花を咲かせつつ楽しい時間を過ごすことが出来ました。これで一杯400円は安いです。

 一人黙々と読書や勉強に集中するスタバでのコーヒータイムも大切ですが、こういう楽しいコーヒーもたまにはよいものですね。


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ベビーメタルはドリフ

2015-03-02 Mon 20:07
 先日、古い友人と飲んでいた時のこと。会話がかつてお互いの共通の趣味であった音楽(HM/HR系)の話題に移りました。


友人「最近はもう音楽とか聴いてないの?」

私「全く聴いてないね」

友人「ライブとかも行ってないわけ?俺は昨年、念願のMANOWARを観られてよかったけど」

私「全く行ってないね。少なくとも昨年はゼロ。ついでにCDも洋画のサントラ1枚と、選抜総選挙の投票権つきのAKBのシングル1枚しか買ってないよ(笑)」

友人「(残念そうに)へぇ~…」

私「まぁ、日常の中に音楽が全く無いわけじゃないけど、趣味として能動的に求めようという気持ちは無いね」

友人「…でもさ、とりあえず大物バンドが来日したら誘うからさ。(アイアン・)メイデンも前回(の来日公演が東日本大震災発生翌日ゆえ)中止になったから、そろそろ来ると思うし…」


彼の厚意は大変嬉しいのですが、既に興味を失った娯楽のためにお金と時間をかけるつもりはないしなぁ…あ!そうだ!!

私「ベビーメタルのライブに行こうぜ!!ベビーメタルなら絶対に行くよ!!ベビーメタルのライブの予定が発表されたらぜひ誘ってよ!!!」


photo


 …アイドルとメタルの融合(笑) 実は彼も以前からベビーメタルはお気に入りだそうで、たまに話題に出していたんですよね。私は完全無視でしたが(笑)

 でも最近、情報番組で彼女たちが頻繁に紹介されるようになり、遂に私も“動く彼女たち”を目にしました。改めて見ると…アイドル要素はともかく、確かに往年のメタルファン好みのグループですよ、これ。

 まず楽曲。1980年代以降のジャパメタないしジャーマンメタルを彷彿させる、様式美系正統派スピードメタルっぽい。私たちが若い頃から腐るほど聴いてきた音楽そのものと言えます。これだけでかなり好感度高いです。バックバンドの演奏テクニックも文句なしですね。

 そしてフロントに立つ3人の少女たち。歌(歌詞)、ダンスの是非は正直よく分かりません(歌唱力は優れていると思いますが)。でも私たちが以前趣味でやっていたバンドも、男のメタル楽曲を女性ヴォーカルが歌う、というコンセプトでしたので、どこか親近感を覚えます。

 そして私が最も気に入ったのは、いわゆるアイドルグループよりもメタルバンド寄りだということ。緻密に計算され、作り込まれたように見えるあのパフォーマンスを、幼い少女たちが演じているというギャップが堪りません。赤と黒で合わせた衣装、キレキレダンス、決してアドリブが許されなさそうなムードは、お笑いに例えるなら完全にドリフです。いかりや長介が長年追い求めた世界観ですよ(笑)  そうした完成度の高さが昨今の安っぽいアイドルと完全に住み分けられているように感じます。


 ということで多少罪の意識を感じなくもないですが(笑)久々にお金を払ってでも観てみたいバンド、聴いてみたい音楽と出会ったと思った次第です。今月WOWOWでも1月のさいたま公演が放送されるそうですから要チェックですね。


 ところで…このベビーメタルを紹介する情報番組の数々を見ていて思ったのですが…時代は既に21世紀に突入したというのに、未だに「ヘビメタ」などという恥ずかしいフレーズを胸を張って使っているアナウンサーが大勢存在することに辟易します。例えばビーフステーキを“ビフテキ”、レモンスカッシュを“レスカ”などと、今でも人前で堂々と言えますか?「ヘビメタ」も全く同じ種類の言葉だということ、いつになったら彼らは気づくのでしょうか?

 それにメタル音楽が北欧で人気だということを、さも意外そうに、初耳です的に言うのもバ○丸出し。単にアンタらが北欧の国々に興味がないだけでしょうって。北欧といえばARCHENEMY、INFLAMES、SONATA ARCTICA…日本でも人気の高い素晴らしいメタルバンドの名産地。一般人なら知る必要のない知識ですが、「ヘビメタ」などと言って上から目線で視聴者に紹介しようとするのなら、その程度の知識は事前に仕入れて、アンタらが視聴者に提供すべきだろう!!…いつもそう思います。


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愛犬を相方にコピー可能な、あのリズムネタ

2015-03-01 Sun 18:26
 昨年の「ユーキャン新語流行語大賞」の年間大賞が、日本エレキテル連合というお笑いコンビの『ダメよ〜ダメダメ』だったことは皆さんまだ辛うじて覚えていることと思います。…え?もう1個あったっけ?(笑)

 毎年、お笑芸人のギャグ(ネタ)が流行語大賞を取りやすいのは過去の実績を見れば一目瞭然ですが、今年も既に大賞候補と呼び声が高い、お笑い芸人のネタが巷でいくつも流行しているようです。代表的なのは…


・クマムシの『あったかいんだからぁ♪』
・8.6秒バズーカーの『ラッスンゴレライ』
・バンビーノの『ダンソン フィーザキー』



辺りでしょうね。どれも独特のリズムに乗せて展開される“リズムネタ”。ネタが面白いかつまらないかはともかく、耳に残りやすく知らず知らずのうちに口ずさんでしまうという意味では、確かに“流行語”です。

 ちなみに私の一押しは『ダンソン フィーザキー』です。なぜかというとこのネタ、


愛犬を相手に真似(コピー)出来てしまうんですよ(笑)


最初の部分だけですけど。普通の人ならこんな時、動画撮影してYouTubeとかにアップするのでしょうか?私はさすがに恥ずかしいので遠慮しますけれどね(笑)



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