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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
まとめて(サラッと)読書感想文(20150730)

2015-07-30 Thu 00:00
sinzan
「新参者」(講談社・2013/8)

 刑事・加賀恭一郎、日本橋へ。
 日本橋の片隅で一人の女性が絞殺された。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎の前に立ちはだかるのは、人情という名の謎。手掛かりをくれるのは江戸情緒残る街に暮らす普通の人びと。「事件で傷ついた人がいるなら、救い出すのも私の仕事です」。大切な人を守るために生まれた謎が、犯人へと繋がっていく。


 ある一人暮らしの中年女性が殺され、刑事・加賀恭一郎が捜査するというありふれた話ですが、その構成が面白いです。
各章ごとに加賀が聞き込みに行く先、つまり舞台が煎餅屋(の娘)だったり、料亭(の従業員)だったり、瀬戸物屋(の嫁)だったりと明確に分けられている。加賀はそれぞれの聞き込み相手から、被害者に関する“点”の情報を集め、やがてそれが一本の線になってゆく…みたいな。

 また、今回の加賀はちょっとした“寅さん的役割”も背負っていまして、加賀と関わった家族や人物が抱える悩みや問題から解放され、幸せになるというのも面白いです。今回は滅茶苦茶凄い人物として描かれています、加賀(笑)


ayasii
「怪しい人びと」(光文社・1998/6)

 俺は同僚の片岡のデートのために一晩部屋を貸してあげた。その後、そのことを片岡から聞いた2人の同僚、本田と中山にも部屋を貸すことになってしまう。3カ月後のある日、いつものように、車から部屋に戻ると、見知らぬ女が寝ていて…。あなたのそばにいる優しい人が、いつの間にか怪しい人びとに―。著者ならではの斬新なトリック満載の傑作推理集。

 短編集ですが、色々なタイプのお話が収録されていてまあまあ面白かったです。特に“灯台ホモマッチョ”のお話はよかったです(笑)


tokio
「時生」(講談社・2005/8)

 「あの子に訊きたい。生まれてきてよかった?」悩む妻に夫が語る、過去からの伝言。不治の病を患う息子に最期が訪れつつある時、宮本拓実は妻に、20年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。

 すぐにでも映画化出来そうなSFファンタジー大作だ…と思ったら既にドラマ化されていたようです。しかも主要キャスト2人がジャニーズって(笑)

 若い頃の時生の父・宮本拓実のダメっぷりが素晴らしすぎます(笑)


para13
「パラドックス13」(講談社・2014/5)

 13時13分13秒、街から人が消えた。無人の東京に残されたのは境遇も年齢も異なる13人の男女。なぜ彼らが選ばれたのか。大雨と地震に襲われる瓦礫の山と化した街。そして生き抜こうとする人達の共通項が見えてくる。世界が変れば善悪も変る。殺人すらも善となる。極限状態で見えてくる人間の真理とは。

 SFサバイバルサスペンス。あるきっかけで主人公含む13人以外の人間が全て消えてしまった東京(世界)が舞台です。人がいなくなり機能しなくなった町はこんなふうになってしまうのか…と想像しながら読みました。東京って案外脆いみたいです。

 非日常空間を少人数で生き抜く上での善悪とは?倫理観とは?考えちゃいましたね。


shine
「輝く夜」(講談社・2010/11)

 幸せな空気溢れるクリスマスイブ。恵子は7年間働いた会社からリストラされた。さらに倒産の危機に瀕する弟になけなしの貯金まで渡してしまう。「高望みなんてしない、平凡な幸せが欲しいだけなのに」。それでも困っている人を放っておけない恵子は、1人の男性を助けようとするが―。5編の泣ける奇蹟。

 これだけ百田尚樹ものです。クリスマスイブに寂しい不幸な女性に奇跡が起こり、幸せを掴むという短編集でした。百田ものもどの小説もクオリティ高めですね。


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相手の気持ちを想像できない撮影者たち

2015-07-28 Tue 07:44
 7月26日朝、東京・調布の住宅地に小型飛行機が墜落、死者を出す惨事となってしまいました。

 このような事故が発生した場合、第一報を受けたテレビ局の取材クルーが現場に到着する頃には既にカオスな状況は一段落していて、視聴者が喜びそうな派手な“画(え)”が撮れないことが多い。したがって現場付近にいた一般人がたまたま撮影した“鮮度の高い動画”をあさり、テレビで流すことが今や当たり前です。

 でもねぇ…こういうのってどうなんでしょう?私は個人的に疑問に感じます。

 確かに今は、何か起きれば誰でもケータイ・スマホで即動画を撮影可能な時代です。一般人が撮影した粗い動画でも事故の悲惨さは十分視聴者に伝わります。決定的瞬間を手に入れて高視聴率を期待出来るテレビ局は万々歳。自分が撮影した動画がテレビで使われ誇らしげ、謝礼も貰えて(?)一般人も大満足…これも一種の“win-win”の関係でしょうか。客観的に見たらとても合理的です。

 しかし人として感情ベースで、倫理的観点から見ると、こういった撮影って最低最悪じゃないですか?(笑)

 なぜならほとんどの撮影者は、人の不幸を意気揚々とカメラに収めているわけです。せめて周囲の人々からどう思われているのか?想像して欲しいですね。

(おっ!やってるな!!凄い映像撮れた?やったね!!)

なんて思ってくれるひとはごく希でしょう。普通は

(うわぁ~コイツ最悪!!他人の不幸を何だと思っていやがるんだ?!こんなヤツ、どうせ女にモテないんだろうな。親友もいない寂しい奴なんだろうな)

なんて見下されて、気持ち悪がられるのがオチです。…そもそも事故現場でカメラを回す人なんて、(仕事なら仕方ないですが)他人からどう思われるか?よりも自分が目立つこと、得することしか考えていませんけれどね。

 私はこれまで大きな事件事故の現場に居合わせたことはありませんが、駅のホームで人が病気で倒れたなど、ちょっとした騒動やトラブルを目にしたことはあります。

 そんな時、カメラ撮影したくなる気持ちは分からないでもありません。「今日、こんなことがあったんだよ!」と話のネタになりそうだし、ネタにするなら画像(動画)もあった方が伝わりやすいし…なんて自己中な考えに浸ってしまうこともなくはないです。でも、そんな時は必ず、

「もし倒れているのが自分や身内、大切な友達や愛する人だったら?彼らが話のネタにと面白半分で他人に撮影されたらどう感じるだろう?」

と想像することにしています。そうすれば実際に撮影するに至ることはまずありません。

 今回の飛行機墜落事故でも、一軒のお宅が丸焼けになり、母娘二人暮らしの娘さん(ペットの10匹のワンチャンも)が亡くなったそうです。撮影時に死者の有無まで分からなくても、家が燃えている様子を見て、住人はどんな気持ちだろうか?もしこれが我が家だったら?…ちょっと想像すれば、まともな神経の持ち主なら撮影は続けられないでしょうし、“○○さん撮影”なんて字幕が入った動画がテレビで流されることを恥ずかしいと感じるはず。

 小さい頃、誰かに意地悪すると、親や先生にこう言われませんでした?

「相手の気持ちを想像してみなさい。お前が誰かに同じことをされたら、どう思う?」

と。私はよく言われたし、その言葉通り素直に想像してみることで精神的に成長出来たと思っています。そんな簡単な、小さな子供でも習得しているスキルが備わっていない“体の大きな子供”が世の中には多過ぎる…ニュースを見てそんな気がしました。



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犬恋しい日々

2015-07-27 Mon 00:42
 愛犬ビータを亡くして以来、ずっと“犬恋しい”状態でした。

 もちろんビータの代わりのワンちゃんなんてこの世に存在するはずもないのですが、とりあえず今はどんなワンちゃんでもいいから触れ合いたい、と。

 そこで久々に従妹宅へ。従妹は犬に関しては私とは比にならないほどトータル飼育歴は長く、知識も豊富。そしてブリーダー、獣医、ドッグトレーナーなどの知り合いも多い。今回もビータの話など色々聞いてもらい、お世話になっています。そんな従妹の相棒は…


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グレート・デーン!!…相変わらずデカイ(笑) 久々に対面したせいか、いきなり吠えられてしまいました。

 もう少し若い頃はよく飛びつかれ、転倒しそうになりましたが、年を取って落ちつき、去勢もしたのでだいぶ大人しくなりました。後ろ足で立つと身長180cm、体重も90kgといいますから、ジュニアヘビー級のプロレスラーに飛びつかれるようなものです(笑)

 最初は吠えられましたが、そのうち興味深そうに私の服の匂いをクンクンクンクン…すると尻尾を振って、顔を舐めてくれました。ビータの匂いが残っていたのかも知れません。
 
 それにしても…このワンちゃん、やっぱり似てるよなぁ…テリー伊藤に(笑)両目の離れ加減と、黒眼の方向の違いが…(笑)

 でもどんなワンちゃんも可愛いものですよ。…もちろん世界で一番可愛い(可愛かった)のは、今は亡き私のビータですけどね(笑)


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フジテレビがズレまくっている理由(想像)

2015-07-25 Sat 00:00
 若者のテレビ離れが顕著な昨今ですが、民放地上波放送局の中でも特にフジテレビの不振が話題に上ることが多いようです。

・ドラマは概ね低視聴率
・バラエティはヤラセ疑惑に企画もショボくタレント頼み
・ワイドショーは主婦にウケの悪いオバサンキャスター起用でボロボロ
・世界的アスリートに失礼な質問をしたり、ダサいパフォーマンスを要求したり
・特番も仕切りが悪い

…ネガティブなネタの宝庫ですね(笑)

 でも私的には「めざましテレビ」の“独自路線化”、暴走ぶりにイライラさせられっぱなしです。(←なら見るな・笑)具体的には…

◆ファミリー(出演者)の仲間意識を必要以上にアピール。ちょっとしたことでも大声で笑って楽しそうなムードを無理矢理演出。
◆(もともと報道・情報番組だとは思っていませんが)バラエティ番組並に芸能・エンタメ色が強い。特に変なのが、歌番組の特番翌日に長々と尺を取り、既に終了しているその番組(歌番組の特番)のVTRを“名場面特集”のようなノリで延々放送。
◆自社アナの結婚や異動を、普通の社会・芸能ニュースと同等に扱い報道。

など、我われ一般庶民の感覚からかけ離れたものが目立ちます。中でも最近特に気持ち悪いのが、

◆会社的には部長クラス以上であろう立場の三宅や軽部が依然第一線で画面に映りたがる風潮。それもアナウンスするのみならず、ハリウッドセレブやアイドルのインタビュアーを率先して買って出たり、オッサン2人で散歩番組のノリではしゃぎながら町を歩いたり。前者ではミーハーなファンを装い下手に出るくせに、後者では物珍しさに近寄ってくる一般人に対し、あたかも芸能人のごとく偉そうに振る舞うのもあざとい。

 一昔前のテレビ業界の姿勢そのまんまじゃないですか?それをモニター越しに見る若いアナウンサーが必要以上にキャーキャー騒いで笑うのも気持ち悪い。恐らくもともと年功序列色が強い上に、こういった世間ズレした思考やセンスが会社内に充満しているので、時代のニーズがつかめずに視聴率を落としまくっているのでしょうね。

 そういえば先日、こんなシーンがありました。放送開始直後に、出演者が持ち回りで日常のちょっとした面白いシーンを写メで紹介するというコーナーです。その日の担当は軽部。

「普段は滅多に見せないのですが」

などと勿体つけ、見せたのは社内の自分の机の上の画像。具体的には書類の山に囲まれたPCと、僅かに残されたスペース。つまり汚らしい自分のデスクの様子がウケると思ったのでしょうね。しかもご丁寧に「今月中に移動させなければならない」などという視聴者的には全く要らない情報つき。

 これが軽部本人の独り善がりのつまらないネタであることは言うまでもありませんが、私はこれを見てFacebookの自慢話と同じだと思いましたね。しかもジジイが書く古いセンス丸出しの(笑) 長年社に貢献したベテラン社員相手に文句を言える人も少ないのかも知れませんが、結局こういう人たちが幅を利かせている限り、会社も番組も心機一転生まれ変わるなんて無理なのでしょうね。

 ちなみにこの翌日、同コーナーに画像を提供したのは、ショーパンと結婚した中村アナ。彼が出してきたのは新婚旅行で行ってきたという、グランドキャニオンのような岩の砂漠で撮影した風景でした。しかもよく見ると被写体の岩と彼ら二人の前には水溜りがあり、いわゆる“逆さ岩(?)”までもが綺麗に写っています。風が全くなかったようで完全に“鏡”状態でした。そしてその遥か向こうに、二人と思しき人物がジャンプした状態で写っています。かなり小さく写っているので一見誰だか分からなかったり、誰が撮影したんだろう?と想像したり、色々と興味を引く画像でした。…分かります?


毎回とは言わないまでも、こういう“誠意”が欲しいんですよ~!!


少なくとも「オレの汚ねぇ机でも見せときゃ、バカな視聴者は面白がるだろう」のような傲慢さは感じません。出演者、特に軽部はこの画像と前日の汚い机の画像を比較し、何を思ったのでしょうね?気になります。

 古いセンス、内輪受け狙い、上から目線的押し付け、そしてそれを批判出来ない上辺だけの仲良しアピールは要らないし、公共の電波を使って押し付けて欲しくないですね。

 何となくですが、めざましテレビがまともになれば、フジテレビ全体の視聴率も回復する…ような気がします。もちろん責任は持ちませんし、どうでもよいのですが(笑)


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感動のワンちゃんエピソードの残酷なひと言

2015-07-23 Thu 18:35
 7月22日放送の「ナニコレ珍百景」(テレ朝系)という番組で、“ある犬に纏わる感動の実話”が紹介されました。

 
 23年前、あるブルースシンガーの男性が千葉県某所に捨てられていた一匹の雑種犬を引き取り、セラピー犬にすべく訓練を始めたところ、みるみるその才能を発揮。結果的にセラピー犬として働いた12年間で、介護施設で暮らすお年寄りのべ12万人の心を癒した、という美しいお話でした。地元では有名らしく、忠犬ハチ公ばりに銅像も建てられたほどです。

 ふ~ん…こんな素晴らしいワンチャンがいたんだ…確かに素敵なお話です。ところがこのワンチャンの生涯を紹介する再現VTR中のあるシーンを見た時、そんな私の気持ちは一気に凍りついてしまいました。

 それはワンチャンが14歳(?)、人間だと80歳という年齢に達し、病院で息を引き取るシーン。基本再現ドラマでの構成なのですが、この病院のシーンだけ当時実際に撮影された映像が挿入されました。

 その“実際の映像”には

動物病院の診察(手術)室
診察台に力なく横たわるワンチャン
必死に心臓マッサージを施しながら「戻ってこい!!戻ってこい!!」と叫ぶ、飼い主のジャズシンガーのオジサンらしき人ほか1、2名…。

そもそもこんな時にビデオカメラを回そうという気持ちからして理解し難いのですが、皆さんどう思いますか?


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 私の愛犬ビータは今月2日に亡くなりました。あまり大きな苦しみはなかったとはいえ、亡くなった日は一日中息苦しそうで、可哀想で見ていられないほどでした。それに病気の性質上、もう手の施しようがないことは分かっていたので、最期の時は私は彼に

「今までありがとう」

とお礼は何度も伝えたものの、

「戻ってこい!!」

とは決して言えませんでした。逆に

「よく頑張ったね、偉かったね。もう頑張らなくていいんだよ、ゆっくり休みな…」

という言葉を涙ながらにかけ続けました。今でもこれでよかったと思っています。

 そんな私が見たら、テレビで見た「戻ってこい!!戻ってこい!!」というシーンはとても残酷に映りました。もちろん人にはそれぞれ違った考え方があります。このワンチャンがどんな病気で亡くなったのか?テレビを見ただけでは不明。もしかしたら峠を越えればまだ暫く健康に動けたのかも知れません。

 しかし14歳…犬としては立派に天命を全うしたといってもバチは当たらないであろう年齢…のワンチャンにかけるべき言葉なのかな?戻ってきてもさらに苦しみが続くだけなのではないだろうか?そういう気持ちの方が圧倒的に強かったです。

 まぁ、詳しい事情も知らないし、倫理観、宗教観も人それぞれです。例えワンチャンがどんな状態であろうとも、1分1秒でも長く一緒にいたいという気持ちも分かります。唯一絶対の正解なんて最初から存在しないし、難しいですね。


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悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46

2015-07-21 Tue 00:00
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 AKB48の公式ライバルとして4年前に誕生した清純派アイドルグループ・乃木坂46に密着取材した映像をまとめたドキュメンタリー映画「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」を観ました。乃木坂46は少し前に見た深夜番組をきっかけに興味を持った程度、ほとんど知識のない私が見ても十分楽しめる内容でした。

 カバーしているのは第1期メンバー選考オーディションから12thシングル選抜メンバー発表、掘未央奈がショックで倒れ込み髪をバッサリ切る(飛龍革命ではありません・笑)ところまで。それに加え中心メンバー数人の幼少期からデビュー前までのことが本人による回想、プライベート写真・映像、そして母親によるナレーションでちょこちょこ挿入されるといった構成。芸能人以前は虐められていたり、登校拒否だったりと、不幸だったメンバーが少なからずいることに驚きました。…まぁ、そういう境遇の子だから別の世界に飛び込む気になるのでしょうが。デビューから現在までの輝かしい活躍の様子とともに、メンバーそれぞれが背負ってきた辛い思い出や知られたくなかった過去の数々も赤裸々に描いているといった感じです。

 そんな光と陰の世界は、デビュー後にも色々あったようで興味深く観ました。特に印象的だったのは、乃木坂メンバーによる舞台「16人のプリンシパル」で(第一幕の?)配役選考オーディションに落ちてしまった松村沙友理が、舞台裏でショックのあまりメンバーに向って「もう何をすればよいのか分からない、辞めたい」みたいなことを言うシーン。恐らく本人も気が動転していたのでしょうが、「私はもともと大学に合格する自信があった(乃木坂に入らずに大学に行けばよかった)」などと口走るシーンはかなりリアルでした。また、それに対して年少者の生駒チャンが号泣しながら「そんな悲しいこと言わないで!!」と松村を懸命に説得する姿も印象的でした。これを見て彼女がセンターを任された理由がちょっと分かったような気がします。

 デビューから現在まで、(私レベルの観客には)AKBに比べて順風満帆に活動してきたように見えていた乃木坂46ですが、決してそうではない部分を垣間見ることでグループへの理解と興味が深まったような気がします。

 AKB、SKEに続き秋元康プロデュースグループのドキュメンタリー映画はこれで3グループ目ですが、このシリーズは結構よく出来ていて面白いので好きです。当然この後公開予定のNMB、HKTのドキュメンタリー映画も見ますよ~!!(笑)

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家の中を駆ける者?

2015-07-18 Sat 02:18
 今週は新盆。今さら真剣に霊の存在云々語るつもりはありませんが、盆の間にこんな“心霊現象?”がありました。

 ある朝、自宅玄関の床(廊下の端)に直径3cmほどの丸い汚れを2つ、発見しました。パッと見た感じ、砂か埃のようなので手で払ってみましたが、ベタベタしていて取れません。そこで濡れ雑巾を用意し、ちょっと強めに擦ったら簡単に落ちました。

 後で知ったのですが、この前日に廊下にワックスを塗ったそうです。よってベタベタの正体はワックス。ワックスが乾かないうちに何者かが(汚れた足で歩くなど)汚したのでしょう。

 しかし家族の者は誰もこの汚れに心当たりがない。そもそも直径3cmって、何の汚れなんだろう…


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やはりコイツか…?足のサイズ同じくらいだし(笑)


 また、こんなこともありました。

 先週、友人に貸していた文庫本数冊を返してもらったので、自分の部屋に置きっぱなしの文庫本と併せて30冊余り、後日納戸に移動させようと部屋の中に積み上げておきました。文庫本とはいえ30冊余りを一山に積み上げれば不安定ですが、何となくそのままにしておきました。


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 しかし就寝間際に何気なくその“ブックタワー”を見ると、一度も触れていないのに、綺麗に積み上げたはずのタワーが歪んでいます。気になりましたがそのままにして就寝。そして夜中に暑くて目を覚ますと、タワーは無惨にも崩れているではありませんか。まぁいつ崩れても不思議ではありませんでしたが、風も地震もないので不思議といえば不思議…あっ!!


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まさか…愛犬ビータが亡くなり、私は彼の服1着と、大好きだったオモチャ1個を形見として残し、自室に保管しています。最初はどちらも棚の高い部分に飾っていたのですが、これではビータがオモチャで遊べないか、と考え直し、オモチャだけ低い位置に置き直したのです。


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もしかしたら、オモチャを発見したビータがタワーを倒したんじゃないかな…なんて(笑)


 亡くなってしまいましたが、改めて愛犬のことを愛おしく感じるとともに、初めてお盆の儀式を大切にする先人の気持ちが分かったような気がしました。



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“急ぎたい、でも楽もしたい”に喝!!

2015-07-17 Fri 07:43
 ある朝のことです。

 私はいつものように、自宅最寄り駅2階にある改札口へと続く上りエスカレーターに乗っていました。通勤ラッシュが一段落した時間帯なので急ぐ人は少なく、エスカレーターの上を歩く利用者もほとんどいません。私も楽をする(脚が疲労していた)ため、立ち止まった状態で乗っていました。

 すると私のすぐ後ろ…恐らく一段下に立ち、背中にピッタリとくっつくオッサンがいることに気づきました。このエスカレーターは幅が狭く追い越し出来ませんから、(空気読んで歩けよ!!)と意思表示したつもりなのでしょう。しかし私は歩くことなくそのまま乗り続けました。

 ようやく改札口のある2階に着くと、ちょうどオッサンの乗りたい電車がホームに停車中のようです。オッサンは猛ダッシュでホームへの階段を下りますが…そんな努力も虚しく、まるでドラマか映画のワンシーンのようにオッサンの目の前でドアは閉まってしまいました(笑) この時、気分がスッキリ爽快になった私って、イヤな奴でしょうか?(笑)

 まあ、ちょっと意地悪だと思われるかも知れませんね。でも、そもそもエスカレーターって体が不自由な人やお年寄り、妊婦さん、そして多少遅れても構わないから楽して上りたい人が利用するものだと私は信じています。本当に急ぐのなら階段を駆け上がるのが最も確実に早く移動可能なわけですし。“急ぎたい、でも楽もしたい”というのは自分勝手、虫がよすぎますよね。

 まぁ私もラッシュアワーなど混んでいる時間帯には周りに合わせますし、前に誰もいなければエスカレーターを駆け上がる人がいても気にしません。でも基本的にはそういう考え方なので、この時もオッサンのためにわざわざ疲労した脚を動かす気にはなれず、文明の利器の恩恵にあやかったわけです。

 そもそもエスカレーターには歩行禁止を示すシールも貼ってあるし、私は何一つ間違ってはいないはず。でも今の社会、なぜかエスカレーターは歩いて上る(右側を急ぐ人のために空ける)のがよいマナー、立ち止まって道を塞ぐのは空気が読めないバカ野郎、と思い込んでいる人の方が多数派だから困ったものです。


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身内が被ったテレビの嘘

2015-07-16 Thu 02:09
 従弟から聞いた話です。

 ある日、バラエティー番組を見ていたら、タクシーの運転手数人にインタビューするシーンが放送されていました。

 するとそこに見覚えのある顔が。何と、私たちのよく知る親戚のおじさんが登場し、インタビューに答えているのです。しかも結構長い“尺”映してもらっていたという(笑) 確かに彼はタクシー運転手だっけ。事前に知っていれば私も見たのになぁ…。

 と、ここまでは楽しい話で問題ないのですが、この後、従弟がおかしなことを言いました。

「でも不思議なんだよ。後からおじさん本人に確認したから彼に間違いないはずなんだけど、なぜか(テロップの)名前が全然違う名前なんだよ!!

…出たよ、テレビのいい加減なやっつけ仕事が…。確かにテレビに出る一般人(アカの他人)の名前なんて気にしたことありませんが、知った顔が出て初めてテレビのいい加減さに気づくのでしょうね。

 それとも個人情報だからボカしたのでしょうか?だったら“山田太郎(仮)”みたいにしなきゃイカンでしょうって。

 ちなみに、

「でもね、年齢は正しかったんだよ!!」

むしろこっちは多少間違っていてもよくね?(笑) いやいや、無償で協力してあげたのだし、人によってはテレビに出られたことを一生の記念にします。せめて名前と年齢くらい正しく表示してあげればいいのに…ねぇ。


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グレートトラバース2 ~日本二百名山一筆書き踏破~

2015-07-15 Wed 17:52
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 昨年夢中になって応援した「グレートトラバース ~日本百名山一筆書き踏破~」に続く新たなるチャレンジ、「グレートトラバース2 ~日本二百名山一筆書き踏破~」が5月末にスタートしました。

 挑むのはもちろん、前企画と同じくプロアドベンチャーレーサー・田中陽希氏(以下親しみを込めたつもりで“よーき君”)。今回は北海道・宗谷岬からスタート。昨年踏破した日本百名山を除く日本二百名山百座の頂を踏破しながら、完全人力で7ヶ月かけて日本列島を南下。鹿児島の佐多岬でゴールとなる予定です。

 私はこの企画を知った時、素直に「またあの感動を味わえて嬉しい」と思う反面、「二百名山なんてほとんど知らない山ばかり。企画的には弱いんじゃないの?あまり興味湧かないなぁ」とも思いました。それどころか、よーき君に対して「昨年散々周囲の人々にサポートされて偉業を達成出来て、結婚までしたのに、まだ遊び足りないのかよ?!とりあえず十分恩返ししてから動いてもよかったんじゃないの?」なんてことも感じてしまいました(笑)

 そんなモヤモヤ気味な気持ちのまま、BSプレミアムで先月末に放送された「グレートトラバース2 プロローグ 田中陽希・二百名山へ!新たなる旅立ち」を視聴しました。

 番組テーマ曲が聴き慣れた映画「LIFE!」サントラ収録の「Step Out」じゃなくなっていたり、応援団(MC)は間寛平&眞鍋かをりコンビが消え、登山家の田部井淳子氏、そして思い切り場違いな色モノにしか見えないももクロに代わってしまったり…昔、「ワールドプロレスリング」が「ギブアップまで待てない!!」になってしまった時に似た(言い過ぎか?・笑)寂しさを感じました。

 でも音楽は知らない曲の方が耳障りじゃないし、田部井氏は適任だし、ももクロもコメントを聞く限り「百名山一筆書き」を見て予習してきたようで好感が持てました。自分らのライブと比較した感想とか要らないですが(笑)

 そして肝心の二百名山。私は自分が登った三ツ峠山、武甲山、大岳山、荒船山を回想しながら「イージーな山ばかりじゃん」と思ってしまいましたが、全然そんなことなさそうです。舗装された道路から登山口までが長い、百名山ほど登山道が整備されていない、ネットに十分な情報がない、イージーどころか百名山以上に険しい山が多い…二百名山をよく知りもしないで舐めていました(苦笑)

 でも知らなかった分、私には新鮮ですし、ざっと見た感じよい山がたくさんありそう。景色も素晴らしそうです。今後登山する際の参考にもなりそうだし、今から本放送が楽しみです。よーき君の新装備も気になりますし。

 しかし当のよーき君は、前回のチャレンジを終えてから12kgも太ってしまったとかで、ロードを歩くのも登山するのもかなりキツそうですね(笑) 自慢のスピード登山もどこへやら、ほとんど普通の人並みの歩行速度でした。それでも私の倍ほどの速度でしょうが(笑)

 何だか私も久々に登山したくなってきました。



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犬が好きなら老犬の里親にもなれる…?

2015-07-14 Tue 09:20
 愛犬を失ったばかりゆえ、今後の人生をまたワンちゃんと過ごそうか?なんて想像も出来ない…というかしたくない私。ですが従妹から動物愛護団体の里親募集の存在を聞いてしまったため、ちょっとだけネットでチェックしてみました。

 たまたま検索上位に出てきた、ある動物愛護団体の当該ページには、里親を募集しているワンちゃんの情報が画像入りで十数件掲載されていました。しかし…色々と考えさせられてしまいました。

 なぜかというと、そこに掲載されている“自分の子にできる可能性のあるワンちゃん”は、1歳未満の子犬が2、3匹、他はほとんど5~7歳以上。10~12、13歳、いわゆる老犬にカテゴライズされるワンちゃんも多かったのです。たまたまかも知れませんが、驚きました。

 犬の5~7歳は、(小型・大型犬で差はありますが)人間でいうと36~44歳。働き盛りの中年といえば聞こえはよいですが、体のあちこちにガタがくる年齢でもあります。10歳(人間の56歳)や12歳(同64歳)~13歳(同68歳)なんて、すぐに介護が必要になったり、寿命を迎えたりする年齢です。このような老犬の里親になりたいと手を挙げる人って、実際にいるのだろうか?心配になりました。

 同時に「犬好き」を自称していながら、自分は見ず知らずの老犬には愛情を注げない人間なのだろうか?と自問自答したら、自分のことが嫌になってしまいました。実際には時間的・経済的な問題が大きいですが、本当にワンちゃんを愛せる人って、引き取ってもらえる見込みの高い子犬よりも、逆にこういった不幸なワンちゃん…飼育放棄、病気や引越しなど人間側の一方的な理由で捨てられてしまった子を、例え余生が短かろうが自分が大切にしてあげるんだ、最期まで寄り添ってあげるんだ…なんて考えられる人なのかも知れませんね。動物愛護団体や保健所を都合のよいペットショップみたいに考えていた自分が恥ずかしいです。

 そういうことも含め改めて考えると、まだ悲しみの癒えない現時点で、漠然とでも未来(のペットライフ)のことを考えるのは、やはりよくない、そう思いました。


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志村けんの最強パートナー

2015-07-13 Mon 17:23
 タレントの田代マーシーがまた盗撮して捕まりました。かつての同僚・クワマンの盗難被害同様、彼の覚醒剤や盗撮報道ももはや数年おきに発生する恒例イベントのようですらあります。これを機に世間は彼を見放してしまうのでしょうか?

 確かに覚醒剤も盗撮も人として絶対にしてはいけないことです。でも私は個人的に、彼ほどの才能がこのまま埋もれてしまうのは実にもったいないと思います。それは歌手、司会者としてはもちろん、それ以上にコメディアンとして、です。

 私は幼い頃からドリフ、特に志村(あえて呼び捨て・笑)のお笑いが大好きでした。リアルタイムでテレビ画面に向かって「志村、うしろうしろ!!」と叫んだチビッコの一人です。今思うと当時のドリフのコントって、全盛期の全日本プロレスのような満足感と伝統芸感に満ち溢れていました。

 ところがその後、「志村けんのだいじょうぶだぁ」(CX)を見た私は、同じ志村中心のコントにもかかわらずドリフとは全く別の衝撃を受けました。例えるならG・馬場がいた頃の全日のプロレスしか見ていなかったプロレスファンが、初めて佐山タイガー時代の新日の“過激なストロングスタイル”プロレスを目にした時のような…なんて勝手に想像しています(笑)

 その理由はもちろん、志村の相方がマーシーだったから。それしかありませんね。(他はクワマン、石野陽子、松本典子くらいしかいなかったし)。彼はとにかくセンスがいいしコントが上手かった。志村とお笑いのスタイルが似ていたのかも知れません。

 特にちょっと頭の弱いビアガーデンのウエイター役とか、電器屋のデシ男に翻弄されるADの役なんて絶品でしたね。私は今でもこの二人のコントは最強だったと思っています。加トちゃん始め他のドリフのメンバーや、現在共演することが多いダチョウ倶楽部とはレベルが違う、志村の面白さを何倍にも増幅させることが出来る貴重な存在…そんな感じでした。

 つまらない盗撮のせいで、あの伝統芸(?)を再び見られる可能性がさらに減少してしまった…それだけがひたすら悲しいです。




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アカの他人を動かした亡き愛犬

2015-07-12 Sun 06:52
 愛犬ビータが亡くなったことを、どうしても知って欲しい人がいました。

 それは散歩中たまにお会いする、同じ町内在住の60代のおじさん。同じくジャック・ラッセル・テリア(13歳)を飼っている、陽気で人懐っこい“ビータが大好きなおじさん”でした。

 ビータはおじさんに会うといつも大喜び。彼の飼い犬には目もくれず、顔をペロペロ舐めて股ぐらにしゃがみ込む。彼の自宅前を通れば家の中に入りたがってなかなかその場を離れようとしない。ご主人としてはいつも妬けました。

 私自身さほど社交的ではないし、お散歩コースもその日の気分で変えていたため、お散歩中に出会ったワンチャンやその飼い主さんとは深く関わるつもりはほとんどありませんでした。しかしこの話好きなおじさんとだけは、いつしかビータ同様私も会えることを楽しみにするようになっていたのです。

 さて、ビータの死をどうやって伝えようか…?自宅を訪ねるのは厚かましいし、場合によっては気味悪がられそう。かといってお散歩の必要がなくなった今、そちら方面は私の生活圏内から外れるので普段近づくことはない。どこかでバッタリ遭遇すればよいのですが、こういう時に限ってなかなか…。

 そこで私は、手紙を書くことにしました。便箋を使い、キチンと手紙の書式に則り、わざわざ手紙を出す理由を自然に受け入れられる内容で、決して自己満足にならないよう注意して書きました(実際にはほぼ100%自己満足目的の行為なのですが・笑)

 ある朝、おじさん宅の郵便受に書き上げた手紙を直接投函し、そのまま出掛けました。すると…何と!その日の夕方、わざわざおじさんがウチを訪ねて来てくれたのです。残念ながら私は不在でしたが、ビータの死をとても残念がってくれ、思い出話など色々と話してくれたそうです。

 私はそれを知った時、人間も動物も相手を真剣に愛すれば、その気持ちはちゃんと伝わるんだな、と思いました(愛するといっても必ずしも恋愛という意味ではないですよ)。ビータは家族はもちろん、お散歩中に出会ったワンチャンやそのご主人様ほとんど全員に対して、分け隔てなく好意的に接しようと努めました。私はそんなビータを見るたび、(ご主人とは正反対だな)と思ったものです。結果的にそんな行為が自分のために一人の人間、それも本来アカの他人であったおじさんの身も心も動かしてしまったわけですから。やはり我が愛犬…今さらながらスゴいヤツでした。


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LINE debut!!

2015-07-11 Sat 12:45
 恥ずかしながら私、最近ようやくLINEを始めました。

 とりあえずIDだけ取得しておこうかな~…と、何となくアプリをダウンロードしたところ、お節介な周囲の人々(笑)が、あ~だこ~だ必要以上の使い方を教えてくれまして。結局そのままメッセージをやり取りしたり、プロフィール画面の画像を設定したりするに至ってしまったというわけです。

 始めてみて感じたのは、確かに便利で楽しいということです。メールより手軽だし、プロフィール画面の背景やアイコンに好きな画像を設定出来るのはFacebookでする自慢・アピールに通じるものがあります。やっと“既読スルー”の虚しさも理解しました(笑)

 驚いたのは、メールを使う機会がガクッと減ったこと。同様の意見は多数耳にしますが、確かにその通りでした。

 でもLINE最大のメリットは、やはり良くも悪くも誰かと“チャット”するのが楽しいということですね(時間の無駄ともいう?・笑)。愛犬を失った悲しみも少しの間だけ、忘れられます…。


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ペットロスな独り言

2015-07-10 Fri 00:00
 愛犬・ビータが天国へと旅だち一週間が経過しました。

 先週日曜にはペット火葬業者さん(お寺)に火葬してもらい、お骨も引き取った一方で、自宅内の餌やトイレに玩具、水や餌の器、そしてリードやハーネス…全てこれまで通りの定位置から動かしていません。何だか処分することでビータとの思い出までもがかき消されそうで辛いんですよね。“前向き”に生きるにはまだ時間がかかりそうです…。

 さて、そんなペットロス症候群状態の私ですが、日常の何気ないシーンの中には改めて「もうビータはいないんだ」と実感させられることがいくつもあります。

 例えばレジ袋(小サイズ)。コンビニでジュースや菓子パンなど買うと、小さめのレジ袋に入れてくれます。今までこれを手に入れるとその都度お散歩バッグに詰め込みストックしました。お散歩中にビータがウンチしたらティッシュ越しに拾い、この袋に入れて持ち帰るためです。だから何枚あっても多すぎることはありませんでした。今でもレジ袋を手に入れるとつい、お散歩バッグに入れようとして(あっ、もう必要ないんだ…)と気づく。そんなことを繰り返してしまいます。

 お散歩といえば、毎朝の起床時刻も変わりました。これまでは朝のお散歩を楽しみに待っているビータのために、毎日(特に暑い夏は)早起きしてお散歩に出かけたものです。今はもうその必要もないので、ゆっくり寝ていられるはずですが、習慣で以前同様早起きしてしまいます。とりあえずギリギリまでベッドに留まりますが、寝坊出来ることをこんなにも虚しいと感じたのは初めてです。

 お散歩に行かなくなったので、歩く機会も当然減りました。思えばビータとのお散歩で歩いたのは、静かな住宅地や草花が多い遊歩道、公園など、比較的犬が喜びそうで、お友達に会う確率も高い場所ばかり。つまり犬を飼っていない大人なら、ほとんど出向くことはないような場所ばかり。地元とはいえ、いかに自分が普段自宅と駅の往復しかしていないことを実感します。

 また、そんなお散歩で生まれたご縁…知り合った人々や彼らのワンちゃんたちとの触れ合いも、ビータの死で日常からごっそり抜け落ちてしまいました。たかが犬一匹との生活が、こんなにもご主人の日常を変化させていたことに驚きます。

 そして写メ(画像)を撮る機会も激減しました。私のスマホ内のアルバムにある画像って、ほとんどビータの写真だったんですよね。ビータ亡き今、画像に残したい対象って…特にいないよなぁ。

 でもポジティブに考えたら、現代はスマホもデジカメもあって画像も動画も簡単に残せるのですからよい時代です。ブログやSNSで自慢したり、アルバム代わりに書籍を作ることも簡単に出来ます。ビータの前に飼っていた犬の写真はせいぜい数枚しか残っていないことを考えると、思い出が残っているだけでも幸せなんだと思うことにします。


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チャイルド44 森に消えた子供たち

2015-07-08 Wed 23:14
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 一時的にでも愛犬を失った悲しみを忘れたい、と気分転換目的で映画を観ました。2008年に出版されたトム・ロブ・スミスの長編小説「チャイルド44」を映画化した「チャイルド44 森に消えた子供たち」です。…なぜコメディ系にしなかったんだろう?(苦笑)

 この作品、あらすじを読んでピンときました。

・スターリン支配下当時のソビエト連邦
・幼児の連続行方不明事件
・ソビエト連邦に犯罪は存在しない

…ああ、かの有名な連続猟奇殺人鬼・アンドレイ・チカチーロの映画だな、と。

 アンドレイ・チカチーロは私がその存在を初めて知った当時(90年代前半)、恐らく犯罪史上殺害した被害者の人数としては最大級の殺人鬼だったと記憶しています。当時のソ連では「連続殺人事件なんて資本主義社会が生んだ癌」と見做され、社会主義のソ連では絶対に起きないと信じられていたんですよね。よって捜査がなかなか満足に行われず、その間にどんどん被害者が増加してしまったんですよ。

 しかもアンドレイ・チカチーロは血液と精液、それぞれから判明する血液型が異なるという特殊体質ゆえ、捜査網をすり抜けていたそうです。

 そして私が最も嫌悪したのが、彼が法廷で傍聴席にいる遺族に向かって「お前の息子はここ(口を指す)から入ってここ(肛門を指す)から出て行ったんだぜ!!」とおちょくったことです。

 そんな変態モンスターの物語なら見てみようかな?と考えチケットを買ったわけですが…実際にはあくまでも彼と彼が起こした事件をモチーフにした程度、ほとんど別物でした。そもそも舞台があの時代のソ連ですし…結構カタかったです。お客さんはたくさんいましたけれどね。


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亡き愛犬の声、聞きたい?聞きたくない?

2015-07-07 Tue 07:35
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 愛犬・ビータを失った悲しみが全く癒えない私。立ち直るためのちょっとしたヒントが欲しいと思った時、私と同じく愛犬家の従妹の存在を思い出し、連絡を取ってみることにしました。私の気持ちを理解してくれそうですから。…普段は法事の時しか会わないくせに(笑)

 私の都合で一方的に擦り寄られた従妹でしたが、色々な情報やアドバイスをくれました。といっても立ち直る方法そのものって、正直ほとんどないのですが。でも私の知らないことをたくさん教わりました。例えば人間ドックの犬版である「ドッグドック」なんてものがあるなんて、正直知りませんでした。過去に愛犬を病気で失った経験を持つ人が「二度と同じ失敗はしたくない」という強い気持ちで利用しそうです。私ももしまた犬を飼うなら、少なくとも血液検査は絶対に毎年受けようと思っていますし。

 そして最も興味を引いたのが、こんなアドバイス。

「もしビータと話したいのならアニマル・コミュニケーターの知り合いがいるから紹介するよ

えっ?!アニマル・コミュニケーターって、例の“動物と話せるハイジ”と同じじゃん!!そんな詐欺師なんか紹介するなよ!!

 しかし従妹はこれを否定。少なくともその方の能力についてはガチだと言い切ります。その根拠はこうです。

■飼い主しか知り得ない情報を犬から聞き出す
 例えばある犬が「食後に食べるドロドロしたやつが大好き」と、食後に与えているヨーグルトのことに言及。また、飼い主が自宅に一人でいる時にしか口走らない独り言を犬が「面白い」と指摘、など。
■HP、SNSを含む一切の宣伝をしていない
 金儲けや名声目的ではないので信用に値する、ということらしいです。

ちなみに

■料金は1回60分で12,000円。
■生きている犬の声が聞きたい時はその犬を連れて行く。亡くなった犬の場合は写真と生年月日を提示すればOK。

だそうです。う~ん…まぁこの手の人の力を借りることで本人の気持ちが少しでも和らぐのであれば、ガチだろうがフェイクだろうがあまり関係ないのでしょうね。私は…まだ信用出来ないかな…?

 そんな従妹、訊けば自分の愛犬をこのアニマル・コミュニケーターに引き合わせ、会話させたことがあるそうです。どんなことを聞いたの?訊ねると、

「『ビータのこと好き?』って訊いたよ。好きだって」

え~っ?そうなの?!実際に二匹を会わせると単に従妹の大型犬がビータを虐めてる(若くて大きいので手加減が手加減になっていない)ようにしか見えなかったけどな…。

「あとね、『何で好きなの?』って訊いたら、『ビータはいつも面白い話をしてくれるから大好きなんだ』って言ってたよ。今でも『ビータ』って言うと必ず反応するよ」

何だって?!ビータのヤツ、自宅内でのオレの失敗談とか言い触らしたんじゃないだろうな!!…って、オイオイ、二匹が対面した時は言葉らしき音なんて発してなかったし、吠えてもいなかったよ。どうやってその情報を伝えたんだよ?イメージ映像?それともテレパシー???…ほとんどハイジの世界ですね(笑)

 従妹に相談した後、一応知り合いの臨床心理士にも相談しましたが、「(アニマル・コミュニケーターにかかるのは)やめておいた方がよい」とのことです。まぁ占いみたいなものなのでしょうね…。


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ほんとにあった!呪いのビデオ63(ネタバレあり)

2015-07-06 Mon 18:07
noroi63


 突然の愛犬の死で悲しみに暮れてしまい、リリース日を過ぎてもなかなかアップ出来ませんでした。何となくまだ「死」や「霊」をおちょくる気になれなかったんですよね。…まぁこっちは“本物の霊”じゃないからいいか(笑)


【親子】<ゾクゾク度:A>
 息子と近所の公園で遊ぶ様子を撮影した母親からの投稿。池の畔に佇み水面を見つめる息子を撮影すると、池の中に人の腕が!さらに立ち上がり上空を見上げる息子の視線の先には、浮遊する女の生首が!!


 珍しく初っ端、1本目から投稿者にインタビューするパターンですが…母親は再現ドラマの端役感満々だし、息子も何となく(作り話をでっち上げることに)罪悪感を抱いていそうなムード(笑)

 この池では以前幼児が溺死、その3週間後に母親が首吊自殺したことがあった…と報じるネットニュースをスタッフが探し出すのですが、何となくそのサイトが作り物っぽかったりして(笑)

 そんなことよりもこの投稿映像、池の中の腕を映した後、一度カットされていますよ。普通は撮りっぱなしが自然だと思うんですけどね。何か作為的な臭いを感じます。

 ゾクゾク度Aは生首が不気味なのでおまけです。


【ゴンドラ】<ゾクゾク度:B>
 山の中に設置されたワイヤーに、体に固定した滑車を取り付けて滑る、という遊びをするため、友人カップルとともにゴンドラで山頂の野外アトラクション施設を目指す投稿者。するとゴンドラの外から中を覗き込む子供の霊が!!


 子供が映るのは一瞬ですし、あまり怖くないです。

 このアトラクションって、スーパーマンが飛ぶような格好でツツーっと移動するアレですよね?アドベンチャーレースのチェックポイントで選手が似たようなことをさせられているのを見たことがありますよ。


【スケープゴート 中編】<ゾクゾク度:B>
(注)前回までのあらすじは「ほんとにあった!呪いのビデオ62」にてご確認ください。
 
 スタッフはゼミの取材旅行先情報、現地から勝手に持ち帰った木箱の存在などを確認するため、旅行を主宰した庵堂准教授のマンションを訪ねる。最初は木箱の存在を否定していた庵堂だが、この旅行に参加した学生・田丸(現在行方不明)の恋人である投稿者・郡司を呼び、問い詰めると庵堂は全てを語り出した。

・取材旅行の目的は「論文の題材探し」。訪れた土地に伝わる「山神信仰と生贄」について調査するためだった。
・この土地では一家の2人が死ぬと、必ずもう1人死ぬと言われており、連続した死を止めるため仮の墓に“ご神体”を埋める風習がある。そしてその儀式を司るのが巫女の末裔・瀬戸山という老婆であった。
・瀬戸山はご神体を埋めた場所を庵堂らには教えなかったが、彼らは独自に調査・発見し、勝手に持ち帰ってしまった。木箱は学生3人が持ち回りで預かったが、全員不幸な目に遭ってしまった。これは瀬戸山の呪いなのだろうか?

 一方、同じ土地を旅行中に失踪し、後日保護されたが廃人状態になってしまった沙希の姉から、彼女が狂ったように人形を浴槽に沈めようとしている映像が提供された。これは何を意味するのだろうか…?


 まず、庵堂を捕まえるまでの件って必要なんでしょうか?

・スタッフ3人が車中で張り込んでいると庵堂が車で外出。すぐに追跡するが、住宅地をトロトロ走っているだけなのに第三者の車に間に入られて呆気なく見失ってしまう。
・しかもこのシーンで突然チンケなBGM挿入(「太陽に吠えろ」をイメージか?)。
・誰が悪いわけでもないのにキレる菊地(風貌が別人っぽい)。

…で、結局元いた場所に戻り少し待ったら庵堂が戻ってきました、という流れです。まぁちょっとだけ面白かったですが(笑)

 そしてこの庵堂、台詞がクサい、というか台本を棒読みしているだけって感じ。明らかに話し言葉じゃないです。ついでに郡司も沙希の母親も台詞がかなり臭いという。

 問題の映像は、旅行中に宿泊していたペンション(古い民家?)で庵堂が撮影したもの。ご神体が納められた木箱を開けると猿の腕のようなものが入っている。すると学生3人それぞれの背後に黒い人影…西洋の魔法使いのようにローブ着ています。さらに学生の一人の顔に、黒い食パンが貼りついて!!…みたいな感じ。この映像、メタルファンなら絶対にHelloweenの「The Time Of The Oath」を連想しますよね?(笑)

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 庵堂が期待に反し大して面白いキャラじゃなかったです。


【街撮り】<ゾクゾク度:B>
 外国人が動画投稿サイトへの投稿目的で、街を歩く自分の目線でひたすら撮影した動画。繁華街の裏通りを歩いていると、半透明な男が突然追い越して振り返る!!


 そのまんまです。


【上空】<ゾクゾク度:A>
 友人と旅行した投稿者が飛行機内を撮影した映像。向い側の荷物棚に不気味な頭部が!!


 投稿者の友人、THE NORTH FACEのザック背負ってますね…アウトドア好きな私はついこういう所に目が向いてしまいます。

 ところで投稿者たちの座席横の通路に、スッチー(今は呼び方違うか・笑)が暫く立っているのはなぜなんでしょうね?


【シリーズ監視カメラ 鳥居】<ゾクゾク度:B>
 ある神社の監視カメラ映像。複数連なる鳥居をある男性がくぐっていると、背後についてきた女性が消えてしまう。


 女性の霊はこの男性に恨みを持っており、そのせいで体に不調を来している。だから杖をついているのだ!!…とでも言いたげですね。でもコレ、たまたま杖をついて歩く男性が映っていたものだからこういうストーリーを捏造した、って感じです(笑)


【証明写真】<ゾクゾク度:A>
 飲み会の帰りに、バイト面接用の証明写真を撮ろうと証明写真ボックスに近づく若者。カーテンを開けると若い女性がいたため、慌ててカーテンを閉じるが、他の仲間は誰もいないと主張。改めて誰もいない証明写真ボックス内を調べていると、天井付近に女の顔が!!


 女の顔の目がキョロキョロしているのが不気味です。「上空」に出てくる顔も目がキョロキョロしていましたね。偶然でしょうか?


【続・スケープゴート 中編】<ゾクゾク度:B>
 巫女であり、儀式を司るという瀬戸山と連絡を取ろうとするスタッフ。入院していた瀬戸山は退院したらしいが連絡が取れないため、彼女の自宅およびご神体を納めた木箱があった場所を直接探しに現地へと向かう。

 閉鎖的なムードの村の住民に聞き込みを行った結果、瀬戸山は祈祷中に死んだことが判明。スタッフは仕方なく一度退散。後日、瀬戸山の親戚から、瀬戸山退院後の病院に田丸らしき男が彼女を訪ね「木箱を返したい」という手紙を残していたことを知る。
その後、改めて庵堂を訪ねたスタッフは、自宅風呂場で手首を切って自殺しようとしていた庵堂をたまたま発見。沙希が浴槽に人形を鎮めようとしていた行為は、この庵堂の自殺未遂を予言していたのだろうか…?


 ここでも情報提供してくれた農村のオバサンのセリフが臭いです(笑)

 しかしあのラストシーン、「ほん呪」の範疇を超えていると感じるのは私だけでしょうか?「ほん呪」としてはグロ過ぎます。しかもあの血の量で、少なくとも90分以上放置されていながら命を取り留めるなんて!!しかも水道代高くつくぞ!!(笑)

 とりあえず今回はこの辺にしておきましょうか。


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今も側に…いてくれるの?

2015-07-04 Sat 08:22
 昨日、こんなことがありました。

 私が近所を歩いていると、前方から男性に連れられたマルチーズがやってきます。(可愛いなぁ…でも今のオレにはちょっと辛い光景かな…)そう思いながら彼らと擦れ違おうというタイミングでのこと。突然マルチーズが激しくワンワン吠えながら、私に駆け寄ってきたのです。

 私はこれまで犬に吠えられたことは(遊ぼうという意味で吠えられるのは別として)なかったので、ちょっと驚きました。でも…もしかしたら、私の足元にくっついて歩く愛犬ビータ(の霊?)が、あのマルチーズには見えたのかな?あれは私じゃなくビータ(の霊)に向って吠えたのかな?そうだ、そうに違いない!ビータは今でも私の側にいてくれているんだ…。


 …なんて(笑) まぁ、霊や超常現象を信じるか信じないかは個人の自由です。正直、私は少なくともメディアのコンテンツとしての心霊・超常現象は信じていませんが、今はビータに関することならどんなことでも自分に都合よく解釈して納得し、満足したい。ただそれだけなんです。

 何だかちょっとだけ救われたような気がします。


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天使と過ごした6年半

2015-07-03 Fri 15:05
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 7月2日(木)22時14分、私の愛犬・ビータ(ジャックラッセルテリア・♂)が天国へ旅立ちました。6歳と半年余りの短い命。しかも私が彼の体調の異変に気づいてから僅か6日で永遠のお別れです。全てが早すぎました。


※もし、ビータやジャックラッセルテリアにご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ当ブログの「ペット」カテゴリーの記事をお読みください。


 ビータは2009年2月、父が「認知症の母の相手」、いわゆるアニマルセラピー目的でわが家に迎え入れた、生後1ヶ月半の新しい家族でした。当時の私は犬が大好きでしたが、過去に飼っていたシベリアンハスキーのクックとのお別れがあまりにも辛く、乗り越えるまでに長い時間を要したため、ビータを飼うことに消極的でした。

 しかしそんな私の気持ちなど知るはずもなく、無邪気に家の中をチョコチョコ歩き回りイタズラし放題な愛嬌満点のこの可愛い子犬を見ていたら…あっさりギブアップ。メロメロです。クックに満足にしてやれなかった散歩やスキンシップ、躾など、出来る限りのことを彼にしてやろう。過去ではなく未来を見て生きよう、そう決めてビータとともに人生と真剣に向き合うことにしました。

 さて、もともと母の相手としてやってきたはずのビータでしたが、彼の存在はそれ以上にギスギス・イライラムードが漂いがちだったわが家を動かし、家族の心を浄化し、幸せで、明るく、笑顔の絶えない家へと変えてくれました。ビータの白い背中にはパンダの目のような楕円形の形に茶色い毛が生えていました。よく「天使の羽根があるんですね!」と言われたことを思い出しますが、まさに天使のようなワンちゃんでした。


 ※それ以降、私がビータとともに過ごした中で感じたこと、学んだこと、喜んだこと、楽しかったことなどは当ブログ(「ペット」カテゴリーの記事)に綴った通りなので割愛します。


 話を戻しまして、今回ビータを襲ったのは、「再生不良性貧血」という憎き病です。一週間にも満たない(この短さがビータにとっては不幸中の幸いだったのかもしれません)闘病生活でしたが、今後犬を愛する誰かの役に立つことがあれば、と考えちょっと長いですがここに記録を残すことにします。


【6月26日(金)】
◆早朝:
 いつも通り私と約30分かけてお散歩。いつもよりややおしっこの色が濃いか?と気になった。
◆夜: 弟が近所を散歩させに行くが、お散歩大好きなビータがほとんど歩きたがらなかったらしい。

【6月27日(土)】
◆早朝:
 いつもは私が部屋から出た途端、駆け寄って来るビータが、だるそうに廊下でベタッと横たわったまま。名前を呼んでも無反応。玩具を押すと鳴るピコピコという音や、玄関のチャイムなど普段敏感に反応することのほとんどに無関心。
◆AM: 診察のためかかりつけの動物病院へ。歩きたがらないビータを半ば強引に連れ出し、約30分かけて歩く(今となっては悔やまれる)。その際道端にしたおしっこに明らかに血が混じっていた。病院で体温を計ると犬の平熱38℃に対し40℃と高い。とりあえずこの日は風邪を疑い注射を打ってもらう。もし翌日になっても熱が下がらなければ、翌日また診察を受けるよう強く言われる。嫌な予感がした。先生からこの体調のビータを病院まで歩かせたことを怒られてしまったため、帰りは車を呼んで帰宅。
◆PM: ずっと元気なし。餌も食べず、水もほとんど口にせず。

【6月28日(日)】
◆早朝:
 ビータの体調が回復する夢を見たが、現実は前日同様元気なし。かなりだるそう。風邪ではないのか?
◆AM: 家族に運転してもらい車で病院へ。血液検査の結果、白血球が異常に増え、逆に赤血球が激減していることが判明。極度の貧血状態らしい。白血病の症状に似ているともいえた。改めて見ると薄ピンク色だった皮膚が白くなっており、部分的に黄色にも変色している。黄疸症状も出ている様子。先生曰く「すぐにでも入院させるべき」。目の前が真っ暗になったが、先生に従いビータを病院に残す。久々に大泣きした。

【6月29日(月)】
◆夕方:
 最新の状況を聴きに病院を訪問。ビータと1日でも会えないのは嫌だ、というのが本音かも知れない。実際ビータとは触れ合えたが、白血球と赤血球の数値はさらに悪化していた。原因は恐らく「再生不良性貧血」だという。自分の体自ら赤血球を破壊してしまい、血が薄くなって貧血状態を引き起こす。犬には禁物のタマネギを体内に入れ中毒を起こしたり、生まれつきそういう体質を持っていて6~10歳(人間の中年層)で発病したりする。ビータの場合は恐らく後者と思われた。相変わらず食欲もなく栄養が十分に取れていないことも心配だ。今後も必要最低限な栄養分の点滴と、増血剤などを投与しつつビータ本人の赤血球を作る能力の回復を祈るしかない。
◆夜:
 一週間遅れの「父の日を祝う会」を開き、兄弟を呼んで外食。しかしその頃病院ではビータの体調が急変し、急きょ輸血したらしい。能天気に「ビータの回復を願って乾杯!」なんて言ってた自分が嫌になる。

【6月30日(火)】
◆朝:
 前夜に緊急輸血した件について病院から電話で報告を受けた。
◆夕方: 詳しい話を聴きに病院を訪問。輸血により一時的に数値は改善したものの、今後安定するか、または再び悪化するのかは何とも言えず、翌日の検査結果を見て判断するという。2、3日中に最悪の事態が起きる可能性もあり得る、と言われ動揺した。唯一嬉しかったのは、この日ようやく2回、少量ながら食事を口にしたことのみ。引き続き点滴、投薬を続けてもらう。ビータはケージの中で点滴中につき会えなかったので、遠巻きに彼を眺めた。きちんと伏せして大人しく点滴を受けているビータを見て、(ホントに素直なよい子だな…)と思うと涙が溢れた。

【7月1日(水)】
もともとこの日から3日間、私は旅行に行くつもりで予定を開けていた。しかし万一の場合に備え旅行は中止して自宅で待機することにする。
◆夕方:
 そろそろ様子を聴きに病院を訪問しようと準備していると、病院から電話が。血液の数値がさらに悪化したという。赤血球はほとんど増えておらず、ここまでしても自然回復不可能ならもう治療は限界とサジを投げられた(実際どうしようもないのだが)。輸血を繰り返すという方法もなくはないが、ほぼ毎日輸血を繰り返し、ただ生かしておくだけのような状態はどうなのだろう?しかも犬の血液は冷凍保存不可なので、輸血のたびに健康なワンちゃんから大量の血を抜き取る必要があるという。考え込んでしまった。先生から「恐らく今日明日が山。ビータちゃんを自宅に連れ帰り、最後に一緒に過ごしてはどうか?」と提案されたので、素直に従うことにした。家族数名でビータを迎えに行き、皆で一緒に3日ぶりのお家に帰宅。すでに自力では歩けないため、ソファーの上に横たわらせた。大好きだったおやつを少量与えると食べたが、すぐに吐いてしまう。水も飲むがすぐに吐いてしまう。
◆夜~翌朝: たまにビータの頭や体をさすりながら、夜通し側で見守る。横になったままおしっこをしてしまうため、その都度シーツを交換し、濡れタオルで体を拭いてやる。といっても実際にはおしっこシート以外は全く汚さなかった。本当におりこうさんだ。ずっと息が荒いためか、一晩中眠れていないようだ。

【7月2日(木)】
◆AM:
 相変わらず荒い呼吸を繰り返しながら目を開け横たわり、全く眠っていない様子。水は飲むがすぐに吐いてしまうので舐めさせる程度に留める。食べ物は流動食すら受け付けない。この状態でまだ治療を続けるか拒否するか、散々迷った結果、先生に往診を依頼した。状態を僅かながら維持するためだけにこれまで同様の点滴と投薬をしてもらう。その後、水を飲ませた時、一時激しく痙攣し呼吸が止まりかけた。こちらも覚悟したがしばらくして回復する。ほっと一安心したが、これで彼を余計に長く苦しませることにならないだろうか?私にはどうしても答えは出せない。
◆PM: 先生に今朝採血した血液の検査結果を電話で問い合わせた。予想はしていたが悪化したのみだという。呼吸もさらに荒くなった。引き続きビータに付きっきりで体をさすり、おしっこを処理する。
◆夜10時過ぎ: 明らかに様子が悪化。いよいよ最期が近づいていることを感じる。そしてAMに起きた痙攣に似た症状が起き、2、3回呼吸が止まっては息を吐くを繰り返した後、全身がぐったりした。22時14分、わが愛犬ビータは短くも幸せがギュッと凝縮した、充実した6年半の一生を終え、天国へと旅立った…。


 昨晩から今朝にかけて、ビータの亡骸とともに過ごしました。考えてみたら彼を病院から引き取ってから今日までの三日間は、私にとってはもともと旅行するために捻出した自由な時間。認知症の母をデイサービスに預けていた動きやすい期間でもありました。さらに弟が有給休暇を強制的に2日取得せねばならなかった週で、妹もたまたま休みで帰省可能なタイミングでした。そう考えるとビータって、最後の最後までご主人様家族孝行なよい子でした。また、ビータ自身も結果的に苦しんだのは数日間でしたし、先生曰く病気の性質上、身体は極度にだるいが痛むわけではないそうです。呼吸は辛そうでしたが比較的安らかな最期を迎えられたのがせめてもの救いです。

 私がビータに伝えかったことはたくさんありますが、特に

「今までうちの子として一緒の時間を過ごしてくれてありがとう。みんなビータが大好きだよ」
「最期までよい子で君は偉かったね。こんなによい子は他にいないんだよ」
「クック先輩と一緒に“虹の橋”で待っていてね。そこでいつかまた会おうね」

これらは息を引き取る直前から実際に言葉で繰り返し伝えました。

 これから私はこの悲しみを乗り越え、前進出来るのか?時間が解決してくれるのかも知れませんが、正直今は何とも言えません。自分のことながらかなり心配です(笑)

 確実なのは、ビータとの思い出は私にとって何物にも替え難い宝物だということ。この思い出を一生大切に抱えて生きたいと思います。


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プロレス的な“動物と話せるハイジ”

2015-07-01 Wed 00:00
 6月27日に「天才!志村動物園」の2時間スペシャルが放送されました。

 私は普段この番組を視聴しているわけではありませんが、新聞のラテ欄を見たらあの“動物と話せるハイジ”の企画も放送予定とあり、関心を持ちました。

 私はこのハイジのパフォーマンス、およびこれをあたかも本物の能力のごとく紹介するテレビ局の姿勢が嫌いでして、過去に当ブログで自分なりに批判してきました。

【参考】
“動物と話せる女”はガチか?インチキか?(前編)
“動物と話せる女”はガチか?インチキか?(後編)
今回は酷かった“動物と話せるハイジ”

よしっ、久しぶりにあのインチキパフォーマンスを見てやろうじゃないか。そしてまたこのブログで突っ込んでやろう!そう考え番組を録画したのです。

 ところが先日ここに記した通り、番組放送当日から翌日にかけて、私は愛犬の病気のことで頭がいっぱい、テレビどころじゃなくなりました。最近やっと録画していたことを思い出し、見ることが出来たのですが…これまでとはちょっと違った角度からハイジのパフォーマンスおよび「天才!志村動物園」という番組を眺めることが出来たと思っています。

 今回はハイジが世界の不思議な動物と向き合う新コーナー、題して“動物と話せる女性・ハイジワールドツアー”、その第1弾だそうです。舞台はアメリカ・オクラホマ州にある動物園。ここでは一頭のライオンと3匹のダックスフントが同じ檻で飼育されています。彼らと“話す”ことでハイジが彼らの気持ちを理解するという趣旨でした。

 しかし…私が見た限りではこれまで述べてきたことと同じ理由から、相変わらずヤラセ以上でも以下でもなかった、というのが正直な感想。特にカメラのカット割りでかなりガチっぽく見せていたな、と感じます。最後に犬が蛙を見つけるシーンも胡散臭いし(笑)

 とはいっても視聴者が楽しければよいのだし、実際楽しんでいるからそれなりの結果(視聴率)を獲得しているのだろうな…最近はそんな感じで見ていました。

 ただ、現在の私は愛犬の病状が心配で自分自身も精神的に不安定な状態です。そんな私の目にはハイジのパフォーマンスがガチかヤラセか?よりも、少なくとも自分の周りにはこういう人に現れて欲しくないな、万が一ガチだとしても無責任に愛犬の気持ちを代弁して欲しくないな、そんなことばかり考えながら見てしまいました。なぜなら動物だって人間と同じ生き物です。6歳なら6年間の人生(獅子生?犬生??)があるはずです。第三者がそう簡単に真意を理解出来るはずありません。何だかこのコーナーそのものがとてつもなく薄っぺらに見えてしましました。

 よって、ハイジの企画は純粋に動物が好きで、精神的に安定している人がファンタジー的に見ればよいと思いました。プロレスをガチの勝負だと信じて応援する人にいちいち「あれは八百長だ」と口出しするのはナンセンスですよね。それと同じで「ハイジ凄い!」「動物と話せるなんて羨ましい!」という人が周囲にいたら、我々は優しい目で見守ってあげればよいんです。

 逆に私はハイジよりも番組前半で放送された「ハリセンボンのどうぶつマンション」や「森泉のDIY ~泉組~」に好印象を持ちました。「ハリセンボンのどうぶつマンション」では、生後1ヶ月と2ヶ月それぞれのコーギーの赤ちゃんが登場。ちょこちょこ危なっかしく歩き回る様子が可愛い過ぎ。それだけの企画ですが見ているだけでこちらまで幸せな気持ちになれます。「森泉のDIY ~泉組~」もよかったです。森泉率いる泉組が、ある人手不足の動物保護施設の空き地にドッグランを作るという企画。虐待や飼育放棄された不幸なワンチャンが楽しそうに走り回る姿に感激しました。

 まぁ、見る人が見ればこれらの企画にも突っ込みどころ満載のはずです。でも私は愛犬入院の悲しみを一時的ながら忘れて、純粋に番組を楽しむことが出来ました。

 つまりこの番組の視聴者ってほとんど全員が動物好きなのだと想像しますが、同じ動物関係の企画でも企画によっては確実に視聴者を選ぶのでしょうね。そう考えると、やはりハイジの企画だけは良し悪しはさておき異質です。見た目は似ていてもプロレスファンが総合格闘技を「地味だ、つまらない」と批判し、総合格闘技ファンがプロレスを「あんなの八百長」と批判する。それに近いかも知れませんね。



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