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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
電車に缶詰にされてもイライラしない方法

2015-08-30 Sun 00:00
 多くの人は「幸せになりたい」と願っています。

 しかし実際は、自分にとって「幸せとは何か?」をよく理解していない人が多いです。さらに「幸せになるためにすべきこと」を誰かに教えてもらってもなかなか実行しないものです。


 ここ数日、あちこちでJRなどの電車が、様々なアクシデントから運行を長時間停止せざるをえない状況に陥りました。運悪くそんな電車に乗り合わせてしまい、「一体いつになったら運転再開するんだよ!!」とイライラしながら時間を潰した人も多いでしょう。私の友人もそんな中の一人でした。

 いつも彼にLINEでメッセージを送っても、深夜にならないと“既読”にならないのに、その日に限ってはほぼリアルタイムで“会話”が進行する。おかしいなぁと思ったら案の定、電車に閉じ込められているようでした。しかも文面から相当イライラしている様子が窺えます。

 そこで私は、以前ある人がブログに書いた意見を思い出し、彼に伝えました。

「世の中には【自分で努力すれば何とかなるトラブル】【努力しても自分ではどうすることも出来ないトラブル】の2種類があるんだよ。電車が止まったのは明らかに後者だからイライラしても無意味。ここは開き直って待つしかないよ。そうすれば少なくともストレスのない時間を過ごせるはずだよ」

ところが友人から返ってきたのは残念ながら

「オレも割り切りたいけど、なかなか難しいよ!!」

という言葉。…ダメだこりゃ(笑)


 「幸せとは何か?」と訊ねると、多くの人が「大金持ちになること」「女優(俳優)並みの美女(イケメン)と結婚すること」「会社でバンバン出世すること」「100歳まで長生きすること」などと答えます。確かにそれらも一つの幸せの形ですが、「ストレスの少ない人生を送る」のも立派な幸せの形です。

 ではどうすればストレスを減らせるかというと、先ほど述べたように、【自分が努力してもどうにもならないトラブルについては開き直って状況が好転するのを待つ】ことがその方法のひとつなのです。実際、私もイライラした時はこれを思い出し、まずどちらのタイプのトラブルなのか判断するよう心掛け、対処するよう努めています。すると嬉しいことにかなりのイライラを減らせるようになりました。


 そして同じ日の夜…。

 同じ友人から再びLINEが。何と!帰宅途中、不運にもまたトラブルで乗車中の電車が停止、缶詰にされたようです(笑) 私は眠かったのでひと言

●●(注:この主張をブログに書いた人物名)精神を思い出せ!!」

とだけ伝えました。すると今度は

「そうだな。イライラせずに“●●精神”で乗り切るしかないな!!」

という返事。おっ!伝わった(笑)


 数年前「千円札は拾うな」(サンマーク出版)という実用書がヒットしました。目先の問題ばかりにに囚われていると、物事の全体像や本質が見えなくなり、長い目で見たら損をしてしまう、ということが読みやすく書かれた本でした。電車がトラブルで止まってしまったからといちいちイライラしたり、大事な打合せ、デートに遅れるという目先の問題に囚われオロオロするのもこれに似ていると思いました。

 人様に押し付けるつもりはありませんが、私は今後もこの方法で日常から“イライラする機会”を減らしていこうと思います。結構イイ方法ですからね(笑)


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まとめて(サラッと)読書感想文(20150827)

2015-08-27 Thu 00:00
総務特命
「銀行総務特命」池井戸潤(講談社・2011/11)

 帝都銀行で唯一、行内の不祥事処理を任された指宿修平。顧客名簿流出、現役行員のAV出演疑惑、幹部の裏金作り…スキャンダルに事欠かない伏魔殿を指宿は奔走する。腐敗した組織が、ある罠を用意しているとも知らずに―総務特命担当者の運命はいかに!?

 友人から借りて読んだ本です。池井戸潤は初めてでしたが、現在放送中のドラマ「花咲舞が黙ってない」の原作でもあるんですね。「花咲~」は私も毎週楽しみに見ているので嬉しいです(主役、決めゼリフ他かなりオリジナル色強いけど)。

 ただ警察ものに比べ企業ものって謎解きも意表を突く大どんでん返しもないので、あっさり気味です。RPGに例えるなら自動的に物語が進行する“一本道的”なストーリーではありますね。


贖罪のソナタ
「贖罪の奏鳴曲」中山七里(講談社・2013/11)

 御子柴礼司は被告に多額の報酬を要求する悪辣弁護士。彼は14歳の時、幼女バラバラ殺人を犯し少年院に収監されるが、名前を変え弁護士となった。三億円の保険金殺人事件を担当する御子柴は、過去を強請屋のライターに知られる。彼の死体を遺棄した御子柴には、鉄壁のアリバイがあった。

 いきなりタイトルが(クラシック)音楽的だったり、主人公の敏腕弁護士が酒鬼薔薇聖斗のような元少年犯罪者だったりと、初心者にはハードルが高めでしたがスイスイ読めてしまいました。ラストの大どんでん返しもよかったです。


告発倒産
「告発倒産」高任和夫(講談社・2003/10)

 大手百貨店の総務部長・倉橋はある日、身に覚えのない利益供与の容疑で逮捕された。身の潔白を訴えても誰も信じてくれない。会社も弁護士の態度も妙だ。「嵌められたか!?」エリートコースから一転、すべてを失った倉橋の前にある女性が現れて、事態は急変した。

 前半は企業の裏事情、闇部分を題材として上手く書かれているな、面白いなと思いました。しかし途中から主人公の復讐劇が、ちょっとバイオレンスというかハードボイルドっぽい展開になります。どうせならもっと企業小説寄りの方が面白いかな?

 それにしても復讐で活躍した主人公の仲間の美女の正体って、やはりあの“身内の人”なのでしょうか?それにしては前半のこの人の登場シーンで、彼女のルックス(物凄い美女)について全く触れていないのはズルい気がします。


プラバロック
「プラ・バロック」結城充考(光文社・2011/3)

 雨の降りしきる港湾地区。埋め立て地に置かれた冷凍コンテナから、14人の男女の凍死体が発見された!睡眠薬を飲んだ上での集団自殺と判明するが、それは始まりに過ぎなかった―。機捜所属の女性刑事クロハは、想像を絶する悪意が巣喰う、事件の深部へと迫っていく。

 それなりに面白くどんどん読めてしまうのですが、私には結構読み難かったですね。登場人物の名前が日本人なのにカタカナ表記だし、比喩的表現も無駄に多い、“見付ける”のようにあまり使われない漢字表記も多い、などなど。警察モノですが本格派の作家さんに比べると登場人物の精神や内面の描写を重視した物語だと思います。


最後のトリッ
「最後のトリック」深水 黎一郎(河出書房新社・2014/10)

 「読者が犯人」というミステリー界最後の不可能トリックのアイディアを、二億円で買ってほしい―スランプ中の作家のもとに、香坂誠一なる人物から届いた謎の手紙。不信感を拭えない作家に男は、これは「命と引き換えにしても惜しくない」ほどのものなのだと切々と訴えるのだが…。

 アイデアはなかなかよく、期待以上に面白かったです。ただ、オチがイマイチ。自分の書いた文章を他人に読まれると恥ずかしくて死んでしまう、って…(笑)

 それにトリックを売りつけてくる人物が、最初は主人公とは無関係の他人という設定だったはずが、途中から実は…というのもちょっとルール違反のような気がします。


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「知ってると思うけど」「いや、全く知りません」

2015-08-25 Tue 00:00
 かなり前の話で恐縮ですが、ある友人と取り留めもないやり取りをしていた時のことです。

(以下メールによるやり取り)


「借りていた小説読んだよ。もし実写映画化するなら主人公は俳優のXがイメージぴったりじゃない?」

友人「いや、知ってると思うけど、AKB48の『永遠プレッシャー』のカップリングのNMB48の『HA!』のPVに出てくる痩せたチンピラみたいな俳優の方がイメージぴったりじゃない?」


…「知ってると思うけど」って、そんなピンポイントで言われても知らねぇよ~!!


せめて固有名詞ちょうだい(笑) 

 確かに「永遠プレッシャー」というシングル曲は知っていますよ。ヒットしましたから。でも、

■私は選抜総選挙に参加したい時に投票権付きシングルをたまに買う程度で、AKB48のCDは基本買わない(ファンではない)。当然「永遠プレッシャー」も買っていない。

■だから「永遠プレッシャー」のカップリング曲情報も知らない。調べたこともない。

■もちろん「HA!」のPVも見たことないので、どんなPVで誰が出演しているのかも知らない。

■そもそも「永遠プレッシャー」は劇場盤含め収録曲違いで5種類発売されている。仮に私が1枚買っていたとしても、それが「HA!」収録のTYPE-Bの確率は1/5(1/4)。


…この状況(よく理解してくれているはずなんですけど・笑)でなぜ「知ってると思うけど」なんだよ?!(笑) 


 彼からのLINEメッセージの冒頭に「知ってると思うけど」という言葉を見るたびこの時のことを思い出し、一人笑ってしまいます。


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デザイナーの仕事の質が低下したのはクライアント企業のせい?

2015-08-23 Sun 00:00
 2020年東京五輪の公式エンブレムをデザインした佐野研二郎氏の、過去の仕事におけるパクリ疑惑が連日報じられています。

 佐藤氏自身が一部(スタッフによる?)パクリを認めたサントリーのトートバッグのイラストはともかく、五輪のエンブレムやその他の類似デザインは法的にセーフかな…と思いきや、“ピンタレスト疑惑”が湧いて出て五輪エンブレム的にも佐野氏が一気に不利になりそうなムード。もはやパクリか否かを越えて、佐野氏自身が関わっていること自体が問題、のようなムードです。

 ところでこの問題…というか少なくともサントリーのトートバッグのイラストのパクリ疑惑について、ある一般デザイナーがネットに書き込んだ意見がとても印象的でした。普段われわれが知ることのないデザイン業界の裏側が少しだけ垣間見えて面白かったので、ここにご紹介したいと思います。

 そのデザイナーによると、今回騒動となったサントリーのトートバッグのイラスト(30点)デザインような仕事を企業から依頼された場合、一般的な仕事のやり方としてデザイナー(デザイン会社)はまず、プロカメラマンに資料となる写真の撮影を依頼するのだそうです。例えば「ひと目で夏や夏のレジャーを連想させるような物や風景の素材(写真)を集めて欲しい」のように、絵柄をデザインするうえで必要な“ネタ”のイメージを伝えるわけです。

 すると、仕事で世界中を飛び回るカメラマンなら、デザイナーが具体的に指示しなくても(サンタモニカのビーチ沿いの町にお洒落な看板や標識がたくさんあったな。あれは使えそうだ)とか、(インドネシアに魚の形をした味のある木彫り彫刻を売る土産物屋があったな。日本ではまだオレしか知らないんじゃないか?あれも候補に入れよう)といったネタを瞬時にいくつか思い浮かべることが可能。カメラマンはそういったネタの宝庫でもあるのです。

 デザイナーは必要なことをカメラマンと打ち合わせ、どこでどんな写真を何点撮影するか?納期は?ギャラは?詳細を詰めてゆく。そして後日、撮影してきてもらった写真を参考にデザインを作る。

 ところが昨今の日本の企業といえば、ほぼ例外なく広告・宣伝費を縮小する傾向にあります。当然デザイナーへの発注金額も減るので、これまで通りの方法で仕事を進めることは難しい。そうなるとデザイナーはまずカメラマンを雇えなくなります。代わりに普段の仕事も抱えつつ、自分がカメラ片手に素材(写真)を探しに行くしかありません。

 しかしネタのストックやネタ探しのノウハウに乏しいデザイナーの場合、(海といえばやはり湘南かなぁ~)程度の発想しかないため、使えそうな写真なんてほとんど手に入らない。というか、これはあくまでも良心的で真面目なデザイナーの発想であり、そもそも忙しい彼らの中にはそこまでしない人も多いはず。

 ではどうするのかというと、ネットのフリー素材を頼るわけです。でもフリー素材では数に限りがあるし、それこそ他のデザイナーの成果物と簡単に被ってしまう。そこで苦肉の策として海外のデザイナーの作品集だったり、一般サイトに掲載された企業・団体のロゴを参考にしてしまう…というわけです。

 今回のトートバッグのデザインは完全にパクったと思しきものも多かったので、恐らくは担当したデザイナーのプロ意識が低く、仕事そのものがお粗末だったと言えそうです。でもこういったパクリ仕事が横行する背景には“発注金額を値切るくせに仕事の成果にはハイクオリティを求めるクライアント企業”の存在がある、そう訴えたいようでした。私も業界は異なりますが、過去に似たような状況でクライアントから散々虐められた(笑)経験がありますから、この状況は容易に想像出来ました。

 まぁ、佐野氏が実際にパクったのかどうかは私には分かりませんし、こういった業界の事情やデザイナーの仕事のやり方の善し悪しについて私がどうこう言うつもりもありません。

 でも、こういう事情もあるんだな、と知っていれば、テレビの言い分を一方的に信じて佐野氏(デザイナー)が全面的に悪だ、と発想するには至らないですよね。もうちょっと余裕を持ってこの騒動を見守れそうな気がします。


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我関せず的無関心

2015-08-21 Fri 00:00
 先日、帰宅途中にこんなことがありました。

 電車が自宅最寄駅に到着し、下車した私はホームから上りエスカレーターを利用して改札口へと向かいました。このエスカレーターは幅が狭く、(もともと禁止されていることですが)同じ段に二人並んで乗ったり、後ろから追い越したり出来ません。私はラッシュ時は周囲の流れに合わせることにしていますが、この時は皆が歩かずに静止した状態で乗っていたため、私も同様に上り始めました。


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 すると何ということでしょう?!私は迂闊にも右手に握っていたパスケースを手すりと壁の間、ステンレスのすべり台のようなレーンに落としてしまったのです。


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あっ!と思った時は既に遅く、パスケースは平らになったX地点までスルスルと滑り落ちてしまったのでした。

 私はどうやって回収しようかと考えました。一瞬、(幅の狭いエスカレーターを逆走したら後ろの方々の迷惑になってしまう。一度上まで上り、再び階段を下りて取りに行くか?)と考えましたが、チャージ金額大きめの私のPASMOが盗まれるリスクを減らす方を優先し、結局逆走することを選んでしまいました。

 幸い私のすぐ後ろに立っていた2人の婦人は事の成行きを見ていたようで、親切にも左側に寄って下さいました。想像以上に空いたスペースを、私は「スミマセン、スミマセン」と言いながら数段逆走しましたが、思ったよりも難儀で時間もかかってしまいました。実際にはせいぜい3、4段も下れば手が届く位置にパスケースはあったんですけどね。

 自分自身焦っていたため、ずいぶん長い時間に感じましたが、実際にはわずか数秒間の出来事だったと思います。最終的に無事パスケースを掴むことが出来て一安心…だったのですが、それと同時にちょっとした寂しさも感じてしまいました。なぜならこの状況で私に「ハイ!」とパスケースを手渡そうとしてくれる人が誰一人いなかったからです。おまけに彼らは用事が済んだ私のために列の間にスペースを作ってあげようという意思もないようでしたので、私は再び「スミマセン、スミマセン」と言いながら狭いスペースを歩き、もといた位置までエスカレーターを上らなければなりませんでした。

 パスケースを不注意から落としたことも、逆走するという選択をしたのも、悪いのは私。もちろん周囲の方々にとって私は縁も所縁もないアカの他人。親切にする必要性を感じなかったのかも知れません。でも狭いエスカレーターを図体のデカい大人が逆走してきたら迷惑なのは誰でも想像出来ます。だったら私よりも下にいる誰か、誰でもいいから私のパスケースを取って「はいよ!」と手渡してくれれば誰一人不快にならずに済むのに…と考える私は自己中でしょうか?(笑) 私なら多分当然のようにそうすると思うんですけどね。

 まぁ、あの時居合わせた方々全員がたまたまシャイな性格だった可能性もあるし、いちいち批判・否定するつもりはありません。でもこういった“我関せず的無関心”は確実に東京に多いと思います。たまに地方に行くと人々が親切で嬉しくなるのですが、東京に帰ってきた途端この“我関せず的無関心”ムードを肌で感じ、その差を残念に感じることはよくあります。自分がずっと住んでいる町でもあるのでなおさら悲しいですね。


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ずっと大好きだよ。~しゃべらない僕があなたに贈るメッセージ~

2015-08-18 Tue 07:38
 書店で偶然出会い、手に取って読むうちにどんどん引き込まれました。


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三浦健太著「ずっと大好きだよ。~しゃべらない僕があなたに贈るメッセージ~」(講談社)。とても素晴らしい本です。私の心にズバッとヒットしたので即購入しました。

 ちなみにAmazonに掲載された本書に関する情報を、レビューも含め後でチェックしましたが、もし先にAmazonでこの本を発見していたとしても(あくまでも私的には)食指は動かなかっただろうな、と思いました。ネット通販や電子書籍も大変便利ですが、こういう偶発的な出会いに喜びを感じるから書店通いはやめられません。この気持ちが理解出来ない人には「戦う!書店ガール」はヒットしないのでしょうね(笑)


 さて、本書は表紙(カバーと帯)だけ見ると、よくある“ペットにまつわる感動エピソード”を集めたエッセイかな?と想像しそうですが、実際にはエッセイ形式を採った文字数少なめの実用書、に近いでしょうか?具体的には見開き(2ページ)ごとに

①ワンチャン視点から飼い主へのメッセージ1本
②ワンチャンの習性・考え方をベースとした著者による簡単な解説
③ワンチャンの写真とほっこり系セリフ(どちらもイメージ)

という構成。例えば

「家族にしてくれてありがとう」

というメッセージには

「人間は犬を自由に選べるが、犬は飼い主を選べない。犬を飼いたいと思ったらその犬に豊かな愛情をかけ続ける覚悟が必要です(概要。以下同)」

という解説。

「並んで歩いたあの並木道、絶対に忘れないよ」

というメッセージには

「犬にとって飼い主との散歩は特別な幸せの時間であり、一番信頼できる大好きな人のそばを一緒に歩くことが犬にとっての至福のひと時。だからリードを外して放すのは一見自由に見えるが間違った行為なのです」

という解説が書かれているわけです。イメージとしては「犬の十戒」をもっと細かくした感じ…メッセージは全部で48あるので「犬の48戒」か?(笑) お恥ずかしながら、私もこれを読んで初めて「そうだったんだ」と気づいたことが少なくありませんでした。これから犬を飼おうと考えている人、現在飼っている人が読めば人間と犬、お互いがより幸せな生活を送れるはずですし、私のように愛犬との生活が過去形になってしまった人が読んでも、当時を振り返り(アイツはあの時こんなことを訴えたかったのかな?)と亡き愛犬と過ごした日々を懐かしむことが出来ると思います。

 コンセプト的には特に読者を泣かせる目的で書かれた本ではないと思いますが、今の私にはキツい部分も多かったです。

「そばにいるだけでも幸せだったよ」
「僕は、あなたの人生の役に立った?」

などは涙なしでは読めませんでした。一応これらも「犬は玩具で遊ぶ時だけでなく、ただ飼い主と一緒にいるだけでも幸せを感じている」「犬は個の幸せ以上に、集団(家族)の幸せを大切にする」という主旨なんですけどね。

 また、本書で著者が主張していることのひとつに「犬を飼う上で大切なのは思い出の数がどれだけたくさんあるか?」があります。どんな犬でも確実に人間より早く死にます。その時に思い出が多ければ多いほど、犬にとっても幸せな人(犬)生だったわけだし、人間にとってもその思い出を語り継ぐことで愛犬がいつまでも心の中で生き続ける…みたいな考え方なのですが、個人的にこの考え方に救われました。そして普段は読み飛ばしてしまいがちな「はじめに」と「おわりに」にも、とてもよいことが書かれています。現在犬を飼っている・いないに関わらず、犬を愛する人にはぜひ読んで欲しい本です。

 私は将来、また犬を飼うかどうかは未定ですが、人生3匹めのワンチャンと出会う可能性に備え、この本を常に身近に置き、その日のためにたまに読み返したい…そんなふうに思いました。



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鷺草@九品仏浄真寺ギャラリー

2015-08-17 Mon 10:20
 8月15日放送の「ぶらり途中下車の旅」を見ていたら、なぎら健壱が東京・九品仏の浄真寺を訪ねるシーンが目に映りました。…そういえば今年は鷺草(サギソウ)をまだ見ていなかったっけ…。

 浄真寺のサギソウの見頃は例年7月下旬から8月上旬。しかし昨年は8月13日でも数えるほどしか残っていなかったので、今年はもう終わっちゃったかな?とりあえずダメ元で訪れました。


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 番組中、なぎら健壱がやたら珍しがっていた、警視庁による「禁銃猟」を告知する碑。明治32年のものだそうです。


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 おお、ラッキー!昨年より遅いのにまだ結構咲いてる。あ~よかった。柵越しなので距離があり、なかなか上手く撮影出来ませんでしたが写真も撮りました。


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…しばし暑さを忘れます。

 こういう季節感のある楽しみをいくつか持つと、一年がとても早く感じてしまいますが、同時に一年一年を大切にしなきゃ、とも思うようになりますね。


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亡き愛犬とともに生きた証

2015-08-14 Fri 00:00
 先週、福島県内を旅行していた時のことです。

 JR二本松駅から路線バスで安達ヶ原を訪れた私は、帰りも同様に路線バスを利用するつもりでした。

 そして一通り目的地を巡り終えた私は、15時半には現地を発てる状態に。時刻表をチェックすると次のバスは15時59分発。順調です。

 ところが改めて安達ヶ原バス停の時刻表を見ると、「15時59分」の横に※印があります。※印の便は「沿線の学校がお休みの日は運休」とのこと。ということは学校は現在絶賛夏休み中だからその次、16時59分まで待たなければならないのか?でもさらによく見ると「※印の運休日は3/27~4/3」とも書かれています。結局15時59分便は来るの?来ないの?半信半疑のままバスを待ちました。

 しかし結局バスは来ませんでした。やはり運休のようです。余計な注意書きのせいで変な期待持っちまったじゃねぇか!!…思わずムカつきました。

 そこで私は仕方なく、二本松駅まで歩くことにしました。この日予約した郡山のホテルに17時にチェックインしたかったからです。ナビタイムで調べたら安達ヶ原から二本松駅までは約2.8㎞。36分ほど歩けば到着出来そう。猛暑の中の徒歩は心配でしたが、少なくとも次のバスを待つよりは早そうなので時間優先です。…あの余計な注意書きさえなければもっと早くスタート出来たのに…。

 そんな小さいことにいちいちイライラしてしまう私ですが、実は普段から日常生活、特に今回のような楽しく過ごすべき旅行中は極力イライラしないようにと心がけています。しかしこの時は記録的暑さと疲労、前述のアクシデントと悪条件が重なり、お恥ずかしながらつい、イラついてしまいました。おまけにナビタイムは行き止まりの道を進めとか、中央にフェンスのあるバイパスを横断しろとか…福島のことが一気に嫌いになりそうでした。八つ当たりですが(笑)

 それでも何とか歩いていると“二本松駅まで1.5㎞”と書かれた看板が見えます。(えっ?まだ1.5㎞もあるのかよ?つーかまだ半分も歩いてないの?ウソだろ?!フザケんじゃねぇよ!!…自分でも何に対して怒っているのか分かりませんでしたが…そんな時、頭の中にふと愛しい者の声が聞こえたような気がしました。


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『…パパ、そんなに怒らないで。朝のお散歩でボクと一緒に歩いた道よりも短いんだよ…』

 私は愛犬・ビータ存命中、平日の早朝は自宅と隣町の往復、具体的には1.9kmの道のりを、お散歩コースとして歩きました。ゆっくりめに歩いて約30分かかりましたが、愛犬と一緒だったためかあっという間でした。


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『…1.5㎞なんてすぐに着いちゃうよ。怒らないでボクとお散歩した時みたいに楽しく歩こうよ…』


…亡き愛犬がそんなふうに訴えているような気がして思わず我に返り、そして反省しました(決して霊的現象云々という意味ではありません)。


 実は今回の旅行の目的は観光やグルメももちろんですが、一番は愛犬を亡くして落ち込んでいる…というか頭では前進しなきゃと分かっていても心が一向にそれに追いつかない自分自身に気分転換させることでした。

 しかし実際にはいつもの旅行時のようにテンションは上がりません。移動中やホテルの部屋ではつい愛犬のことを考えてしまう。ふとしたきっかけで愛犬との思い出が蘇り、どうしようもなく胸が苦しくなり、愛犬を亡くしたばかりなのに旅行なんてしていてよいのか?と旅行自体が悪い行いのように感じてしまう。何度も残りの日程をキャンセルして東京に帰ろうかと考えました。結局旅行も完全な気分転換にはならなかったのです。


 そんな頃、私の思いを何度か聞いてもらっている、知り合いの臨床心理士の先生がこんなことを言いました。

 「愛する者を失って悲しいのは当たり前。すぐに立ち直れるものでもないし、気が済むまで悲しめばよいと思う。
 でもこれまであなたから色々と話を聞いて思うのは、ビータくんとの思い出ももちろん大切だけど、ビータくんは自分が亡くなったことであなたにたくさんのことを教えてくれたと思う。今回みたいにビータくんの死をきっかけに気づいたこと、あなた自身がよい方向に変化し成長したことは今後大切にすべきだし、決して忘れてはいけないと思う。なぜならそうすることが、あなたがビータくんと一緒に同じ時間を生きた証なのだし、天国のビータくんへの最高の供養だと思うよ

…「JIN-仁-」の大沢たかおばりに大泣きしましたね(苦笑)

 確かに私はビータの死をきっかけに思考や心構え、周囲の人々との接し方や人生観などについても改めて(多分前向きに・笑)考え直すようになりました。

 今は亡き我が愛犬は、体も小さくほんの短い時間しか生きられない、か弱い存在だったかも知れません。でも私にはとてつもなく大きなものを残してくれた…そんな気がします…。


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安達ヶ原ギャラリー

2015-08-13 Thu 00:00
 今回福島を訪れるのなら、ぜひ立ち寄りたい場所がありました。私的には名城巡りと同じかそれ以上に関心のあるスポットです。

 今から12年前。当時好きだった“妖怪ヘヴィメタルバンド”陰陽座の「煌神羅刹」というアルバムに「組曲『黒塚』~安達ヶ原~鬼哭啾々」という曲が収録されていました。まるで日本昔話のテーマ曲か挿入歌のような異色な曲でしたが、その元ネタとなった“鬼婆伝説”発祥の地が、曲のタイトルでもある安達ヶ原という土地でした。二本松駅から近いし、ぜひ行ってみたかったのです。

 子供の頃、誰でも一度はこんなお話を聞いたことがあると思います。

◆道に迷った旅人が一軒の民家を発見。住人の老婆にお願いして一晩泊めてもらう。
◆老婆は「奥の部屋は絶対に見てはならない」と旅人に釘を刺す。
◆夜中に旅人が目を覚ますと奥の部屋から包丁を研ぐ音が聞こえ、つい覗いてしまう。
◆実は老婆は恐ろしい鬼婆で、旅人を泊めては殺して血肉を食らっていたのだ!!

陰陽座の歌だけでなく能や浄瑠璃の演目にもなっているそうです。

 しかし詳しく調べてみると、この鬼婆を退治した東光坊祐慶という僧侶が開いたお寺(真弓山観世寺)が存在し、鬼婆を葬った墓(黒塚)も近くに実在するといいます。さらには鬼婆が凶器として使った包丁まで残っているというのです。これってまさか実話だったの?!一度自分の目で確かめるしかないと思いました。


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『黒塚 この先100m』という看板を頼りに向かうと、ちょうどその位置にコレが。コレが鬼婆が葬られているという黒塚…じゃないよな?いくらなんでも。よく見ると祠に見えたのはゴミ集積用の小屋でした(笑)

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こちらが黒塚でした。土手を越えた、阿武隈川寄りにあります。この下に本当に鬼婆が眠っているのでしょうか?

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すぐ近くにある「安達ヶ原ふるさと村」というテーマパークの中にある五重塔。この中に…

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結構リアルな等身大鬼婆人形があると聞きました(画像はネットより拝借)。ところが!!

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何と!!現在は母子像に替わってしまったようです。残念。まぁ母子像も物語に関係ありますから仕方ありませんね。

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安達ヶ原ふるさと村に隣接する真弓山観世寺というお寺。鬼婆を退治したお坊さんが開いたというお寺です。黒塚・ふるさと村・観世寺は地理的にまとまっていました。

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本堂

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観世寺には猫がたくさんいましたが、あまりの暑さに猫もダウンです(笑)

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このお寺には鬼婆に纏わるものがいくつか展示されています。これは鬼婆の石像。

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鬼婆供養石。

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鬼婆が包丁を洗ったという「出刃洗い池」。ちなみに写真撮影はNGでしたが、寺の境内にある黒塚宝物資料館内には鬼婆が凶器に使った包丁や刀も展示してありました(笑)

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鬼婆が棲んだ岩屋。

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他にもこの寺には、多くの巨岩が置かれていました。どうやって運んだのでしょうね。

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安堵石

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夜泣き石

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胎内くぐり


 ちなみに老婆が鬼婆と化したのには、ある悲しい理由があります。

 諸説ありますが、もともと京の公家の屋敷で乳母として働いていた彼女は、その家の姫の不治の病を治すために必要な、胎児の肝を手に入れるために幼いわが子を残し旅に出たのです。そしてこの地に辿り着いたものの、やはり人を殺してお腹の胎児の肝を奪うなんて…と躊躇う。かといって京に帰れる立場でもない。仕方なく岩屋に棲むようになり、長い月日が経過します。

 ある日、老婆のもとに「泊めて欲しい」と旅の妊婦が現れました。ようやくチャンスが巡ってきたと思った老婆は妊婦を殺し、胎児の肝を奪おうとします。しかし妊婦が持っていたお守りを見て、彼女が京に残してきたわが子だと気づく。消息不明の自分を探しに来たわが子を殺してしまったショックで発狂した老婆は、人の血肉を食らうことだけを欲する鬼婆と化したのであった。

 …昔話などではあまり触れられませんが、ぜひ知って欲しいところです。


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飯盛山・会津さざえ堂ギャラリー

2015-08-12 Wed 00:00
 先日、会津の鶴ヶ城を訪れた際、せっかくなのでどこかもう1ヶ所、観光地を訪れたいと考えました。そこで選んだのが「飯盛山」。白虎隊が自害した地としても有名です。

 江戸時代後期、会津藩士子弟の少年たちで構成された白虎隊。会津戦争で彼らのうち士中二番隊が戸ノ口原の戦いにおいて敗走、撤退する際に逃れたのがこの飯盛山だそうです。ここから鶴ヶ城周辺の武家屋敷が燃えているのを落城と錯覚し、もはや帰るところもないと自刃した悲しみの地です。

 …といっても実は私、白虎隊のことはほとんど知らないし興味もないのですが(笑) 興味があったのは同じ飯盛山中腹に立つ「会津さざえ堂」でした。

 会津さざえ堂は重要文化財に指定される、不思議なお堂です。内部に二重螺旋構造の斜路が続き、右回りに上る斜路と左回りに下りる斜路が別々に存在します。つまり上りと下りで人がすれ違うことがないということ。階段でなく斜路というのも特徴ですね。


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飯盛山入口。たくさんの土産物屋や茶屋があります。

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長い階段脇には動く歩道(1回250円)も。迷った末に階段を使いましたが結構疲れました(笑)

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白虎隊十九士の墓

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白虎隊士自刃之跡

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白虎隊士像が眺める会津の町

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鶴ヶ城が見えます。直線距離にして約2.8kmだそうです。

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会津さざえ堂。この古さが魅力です。中に入るには400円必要です。

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入口

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内部はこんな感じでした。


 急遽訪れたため、白虎隊の知識なしで来てしまいましたが、考えてみたら会津といえば白虎隊。簡単にでも一通り知識を仕入れて訪れればもっと充実した時間を過ごせたのではないかと後悔しました。

 それにしてもさざえ堂は、味わい深い建造物でした。まさに“日本版ピサの斜塔”…かな?(笑)



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白河小峰城ギャラリー

2015-08-11 Tue 00:00
 東北・福島県の日本百名城3ヶ所巡り、ラストは白河の「白河小峰城」。阿武隈川と谷津田川の間に位置し、奥州の抑えに築かれた丹羽氏の城です。

 4年前の東日本大震災により石垣が崩壊したため、本丸は今年4月まで立入禁止だったそうですが、現在は入城OK。しかしそれとは別物なのか、結構大規模な石垣修復工事中。


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入場可能なエリアがかなり制限されていたと思われます。


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JR東北本線白河駅ホームより天守。今回訪れた3つのお城では最も交通アクセスのよいお城でした。


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城山公園正門近くより天守正面

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大手門跡

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門・櫓跡

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会津門跡

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本丸高石垣(?)

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本丸御殿跡

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天守と門

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反対側より

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鯱鉾

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おとめ桜


 一般的にはあまり有名なお城ではありませんがなかなかカッコよく、印象としては素晴らしいお城でした。築城時に人柱として生贄にされた、おとめという名の少女。その鎮魂目的で植えられた「おとめ桜」のエピソードは悲しくもどこかロマンチック。この桜が満開の頃、再びここを訪れるのもよいでしょうね。

 本当なら見学後、どこか市内のお店で美味しい白河ラーメンでも、と考えたのですが、あまりの暑さに早々と移動してしまいました。白河ラーメンはお土産物屋さんで買ったので、後々自宅でゆっくりいただきたいと思います。

 それにしても猛暑の中での名城巡りは…健康上、出来ればするものじゃないです(笑) 特に電車+徒歩でアクセスして、天守以外もあちこち見て回る見学スタイルはなおさらです。皆さんご注意ください。



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二本松城ギャラリー

2015-08-10 Mon 00:00
 東北・福島県の日本百名城3ヶ所巡り、第2弾は、二本松の「二本松城」。蒲生・加藤氏が築いた石垣造りの山城です。

 二本松駅からこちら方面へ向かうの路線バスが特にないようでしたので、猛暑の中、汗だくになりながら約30分かけて土井晩翠歌碑のある霞ヶ城公園入口まで歩きました。途中から上り坂が続いて…キツいのなんの(笑) 軽めの登山状態です。

 ついでに公園内も主な見所を全て廻るためにはアップダウンのある散策路を時間をかけて歩く必要があります。改めて名城巡りは真夏の趣味ではないな、と実感しました(笑)


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旧二本松藩戒石銘碑

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二階櫓、箕輪門、多聞櫓

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二階櫓と二本松少年隊群像

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箕輪門と二階櫓

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箕輪門

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本丸下南面大石垣

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本丸跡石垣

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本丸跡

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天守台

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搨手門跡

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少年隊の丘

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智恵子抄詩碑

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洗心亭

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霞池

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霞ヶ城の傘松


 暑くてバテましたが、これだけ楽しめ、学べて入場無料とは有難いです。




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鶴ヶ城(会津若松城)ギャラリー

2015-08-09 Sun 03:07
 久々に趣味のひとつである名城巡りをしてきました。今回訪れたのは東北・福島県の日本百名城3ヶ所です。

 まず最初は戊辰戦争を戦い抜いた奥州屈指の堅城、会津の「鶴ヶ城」。といっても地元以外の方々には「会津若松城」の方が馴染み深いかも知れません。現地ではほぼ100%「鶴ヶ城」で通っていることに驚きました。

 郡山駅から磐越西線に乗り換え1時間強。ひと目でそれと分かる磐梯山を眺めながら会津若松駅へ。“宝の山”という意味が分かるような気がします。いつか登ってみたいですね。

 さて、鶴ヶ城で最も印象的だったのが、2010年に取り替えられたという赤瓦です。NHK大河ドラマの印象が強いこともあってか、この赤瓦が天守全体の印象を、どことなく女性的で煌びやかなイメージに演出しているように感じました。

 ちなみに「るるぶ」などのガイドブックに掲載されている鶴ヶ城の写真を見ると、瓦の赤をかなり色調補正しており、ほとんど真っ赤です(当ブログ記事内の画像もかなり補正して赤めに加工しています)。実物を見てガッカリしないようご注意下さい(笑)


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八重の銅像

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廊下橋

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東側より天守。ガイドブックにはこちらかのカットが使われることが多いようです

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東南東側より本丸越しに臨む天守

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私はこの南南東側、天守から連なる走長屋、南走長屋を含めた構図の鶴ヶ城が最も好きです

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荒城の月歌碑

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武者走り

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北西側から鯱鉾。銀製だそうです

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椿坂


 …気分は白虎隊ですね(?)



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ほんとにあった!呪いのビデオ64(ネタバレあり)

2015-08-08 Sat 16:38
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 暑い日が続きます。夏といえば怪談ですが、最近のテレビコンテンツは稲川淳二系怪談話や「あなたの知らない世界」的再現VTRによる怖い話がめっきり減り、代わりに「ほん呪」のような心霊動画が重宝されているようです。それ自体は自然な流れですが、そのコンテンツのほとんどが「ほん呪」からの流用というのが情けないですよね。

 逆に考えると「ほん呪」サイドはこのような映像貸し出しによるライセンス料でボロ儲けしている…とでも、言うのだろうか?!(笑)


【怨讐】<ゾクゾク度:B>
 ある廃墟を探索しに来た投稿者たち。上の階で怪しい物音を聞き、様子を確認しに行くと…。


 まずこの場所、ナレーションでは“廃墟”とだけ紹介していますが、明治天皇の玄孫を彷彿とさせる(?)ルックスの投稿者一行は“お城”と呼んでいます。外観も何となくそれっぽい。私はお城を見て廻るのが好きなので、どこなのか気になります。

 ドスンドスン!!と物音がした部屋には、なぜかダッチワイフが。それを見て「人間?」とボケるヤツがいますが普通間違えないって(笑)

 問題の映像は壁際に立てかけられた、分解された荷車のようなものが天井近くまで浮き上がるというもの。人型の霊ではありませんが新しいパターンで面白いです。

 なお「ここではかつて仲間にリンチの末、殺された人が…」ということですが、お城ならもっと歴史上の事件絡みなんじゃないですか?(笑)


【トイレ】<ゾクゾク度:A>
 現在、行方不明だという投稿者の恋人宅のトイレで発見されたスマホに収められた2本の映像。ネットで紹介された心霊スポットらしき公園のトイレと、自宅トイレで撮影されたものだ。
 撮影者が公園で霊を呼ぶ儀式を行い個室で待っていると、ノックの音とともに通路を横切る半透明の霊。そして自宅トイレでは小窓の外に赤い顔が!!スタッフは詳細情報を得ようとサイト管理者に連絡を取るが、その心霊スポットや儀式については管理人の創作だった…。


 投稿者の女性はセリフが臭いですね。最近こういうパターン多いです。大きすぎる球体が3つもついたネックレスも不自然(笑)

 赤い顔は結構怖いです。しかし深夜とはいえ、堂々と女子便に入って撮影とは恐れ入ります。


【スケープゴート 後編】<ゾクゾク度:B>
前回までのあらすじ
スケープゴート 前編
スケープゴート 中編

 自殺を図った庵堂准教授の意識は戻らず、危険な状況だ。問題の“ご神体”のある場所がどこなのかもこれで分からなくなってしまった。スタッフは他に情報を持つ人物を探すとともに、以前から親交のある心霊専門家にも今回の件を手紙で伝えることにした。
 すると庵堂の大学時代の同期という人物から、庵堂が当時から今回の件を調査していたという情報とともに、調査資料一式を入手することに成功。地図についた印を頼りにご神体が埋められたと思しき場所を探しに出発する。
 同じ頃、沙希の姉がスタッフルームを訪れる。沙希の症状が悪化し、自傷行為を繰り返しているという。さらに沙希の部屋から複数の男女の話し声が聞こえてくるようになったと聞き、スタッフはその正体を探ろうと沙希の部屋にカメラを設置する。
 また、心霊専門家からも「ご神体を元に戻すべき。無理なら燃やすか破壊しないと危ない」と警告を受ける。


 この夏も既にテレビ各局で心霊動画を多数紹介する特番が何本か放送されています。私も可能な限り録画して楽しんでいますが、その中には早速、この「スケープゴート 前編・中編」で紹介された心霊映像も含まれていました。もちろん投稿映像部分、すなわち美味しい部分だけ。わけの分からない物語を3ヶ月もかけて長々と見せられているオレは何なんだろう?!思わず考えてしまいました(笑)

 でも収穫がないわけではありません。スタッフの一人、佐藤千尋を知ることが出来たのはよかったですね。ご主人様に何かを乞う小型犬みたいで(?)可愛いじゃないですか(笑) 個人的に結構好きなタイプかも知れません。

 さて、問題の映像は沙希の部屋から聞こえる、いるはずのない男女のボソボソした話し声と、リスカする沙希。目の前で妹がモロに手首を切っているにもかかわらず撮影し続ける姉が不自然過ぎます(笑)


【赤い傘】<ゾクゾク度:A>
 夜の踏切で電車を撮影する恋人を撮影した映像。踏切の中に赤い傘とともに倒れている女性が!!


 脚がないようにも見えますね。大胆な絵柄でした。


【シリーズ監視カメラ 覗き穴】<ゾクゾク度:B>
 何者かに自宅マンションのドアを頻繁に叩かれる投稿者が、警察提出用に撮影した、ドアの覗き穴からの映像。映像には覗き穴から部屋を覗く男の霊が!!


 目を見開いているように見えるのと、最後に溶けて消えるように見える点がちょっと怖いです。


【続・スケープゴート 後編】<ゾクゾク度:―>
 地図を頼りにご神体を探すスタッフだが、場所を特定出来ずに迷ってしまう。するとそこに地元民が現れ、具体的な場所を教えてくれた。また彼から地元で信じられている“ヒルダイ”という存在についても教わる。ヒルダイとは死人に取り憑く霊のような存在で、何年も前に死んだはずの者が村に現れることがあるという。
 地元民から聞いた情報を頼りにご神体を発見したスタッフは、それを燃やす。同じ頃、沙希は自宅で突然発狂していた!!


 通行止めの標識を堂々と無視して車で山奥に突入するスタッフ。いやこれはマズいでしょう(笑) そんなことをしてバチが当たったのか、スタッフの一人が山道で足を踏み外し、ちょっとした崖状の所で落ちかけてしまいました。これが昔の川口浩探検隊みたいでウケます。おまけに地図まで失うし(笑)

 ご神体の埋まった墓場を発見し、掘り出した木箱の蓋を開けると、まるで二元中継ばりにシーンが沙希宅にスイッチ。沙希はエクソシスト状態に陥り暴れ、彼女の家族と監視役の川居・佐藤はパニックに。

 ここでまたシーンが山奥に切り替わり、スタッフがご神体を燃やす。するとその瞬間、沙希宅では沙希が絶叫して気絶…なんだコレ?!(笑)


【寺跡】<ゾクゾク度:A>
 飲み会の後、地元の有名な心霊スポットに友人たちと訪れた投稿者。首なし地蔵と呼ばれる地蔵を撮影していると、仲間の一人、アサミという女性の首に腕を回す不気味な女が映り込んでしまった。
 その後アサミの飼い猫や祖母が次々と急死。これは首なし地蔵の呪い、とでもいうのだろうか…?


 これ、2つの新聞記事を見て分かりました。現場は八王子の道了堂跡ですよ~!!…何だかちょっと嬉しい(笑) 


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実は私も3年前にここに行きました。昼間ですけど。確かに地元ヤンキーに面白半分に破壊され、首だけ後付けされた地蔵がありましたね。

 映像の若者たちは地蔵の頭に手を置いて2ショット写真を撮っていましたが、バチ当たり極まりないですね。もちろん私はそんな霊をおちょくるようなマネはしませんから無事です。

 それにしても、「ほん呪」でたまに挿入される新聞記事って、かなりの確率で作り物だと思っていましたが、少なくとも今回の2点はガチっぽいです。スミマセン…。霊は顔が怖いです。ここで殺された老婆、もしくは女子大生なのでしょうか?


【人身事故】<ゾクゾク度:B>
 人身事故に遭遇した投稿者が、駅員による事故処理の様子を撮影した映像。関係者しか入れないはずのホームに置かれたブルーシートの中を覗こうとしゃがみ込む、半透明のスーツ姿の女が!!


 こういう不幸な現場をやたらと撮影したがる輩って多いですが、悪趣味ですよね。被害者が自分の身内や親しい人だったら?と想像して欲しいものです。


【終・スケープゴート 後編】<ゾクゾク度:B>
発狂して病院に運び込まれた沙希だったが、その後病院から消えてしまう。スタッフはことの顛末をこう想像した。
■沙希は偶発的な事故で川に転落し、その時既に死んでいた
■その後の沙希はヒルダイが乗り移った状態で、ご神体を燃やされたため体を維持出来なくなったのでは?
■これまで映像に映り込んでいた女は全て沙希なのではないか?


 「終~」って、まだ続くのかよ?!(笑) 

 沙希はこれで助かるものとばかり思いましたが、裏をかかれましたね。ご神体発見場所に残された田丸のデジカメには、彼自身が木箱を埋める映像が残されていました。そこに映っていたのは田丸に忍び寄るボロ布を纏った裸足の霊たち。ちなみにこの映像は霊障を引き起こす可能性のある警告つきの危険な映像らしいですが、今更こういうのを恐れる私ではありません(笑)

 
 本作の印象は割とアッサリめというか、3ヶ月引っ張った割には拍子抜けといった感じでしたが、私も訪れたことのある道了堂跡ネタが取り上げられていたこと、「65」でもスタッフの佐藤千尋が出ているかな?と今から楽しみなことで意外にも満足です(笑)




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リアル愛犬家のこだわり?

2015-08-07 Fri 19:54
 先日、グレートデーンと暮らす従妹に会いに行った時のことです。ついでに今は亡き私の愛犬・ビータとの思い出話や今後の立ち直り方などについても相談しました。というか、最初からこっちがメインだったりして(笑)

 従妹は犬にとても詳しく、愛犬家やペット産業関係者の知り合いも多いため、とても頼りになります。私は特にビータを亡くす原因となった「再生不良性貧血」という病気について、彼女の意見が聞きたいと思いました。…それに今さらですが「この病気を治せる医者っていたと思う?」…という私の質問に対する回答も。

 従妹の答えはやはり「あの病気にかかったらもう助からない」でした。初めてビータが病気になったことを伝えた時、彼女は彼女なりに自分の知り合いに問い合わせ、情報収集してくれたそうです。そしてその中の一人が、以前飼っていたラブラドールレトリバーを同じ病気で亡くしたことを知りました。

 そのラブラドールのケースでは、飼い主はもう助からないと知りつつも抗癌剤を投与したそうです。するとそれまで辛そうにグッタリしていたのが嘘のように回復し、元通り元気になりました。しかしわずか一週間後、体調は元通りか、それ以下に悪化。ワンちゃんはかなり苦しんだそうです。でも飼い主さんとしては、その一時的とはいえ元気だった一週間で、愛犬と思い出の場所を訪れ、親しい人たちにお別れのご挨拶が出来たため悔いはないといいます。

 まぁ「こんなの人間のエゴだ」と言ってしまえばそれまでです。結局苦しむのはワンチャンなんだし。しかし私は(そういう割り切り方もあるのか)と思いました。


 またビータの場合、この病気になった原因は、恐らく生まれつき免疫系統に問題があり、6歳という(犬の)中年層になった時にそれが発症したのではないか?とのことでした。となると、例えば今後またワンチャンを飼う場合、子犬の両親に遺伝子上問題がないかどうか確認する必要があります。日本全国どのペット屋さんもそういった情報をきっちり把握していて、こちらが要求すれば教えてくれるでしょうか?

 この疑問に対する従妹の答えは「信用出来ないわけではないが、ペット屋さんも良心的なお店からそうでないお店までピンキリなので何とも言えない」。ですので彼女や彼女の犬友たちは、長い時間を費やして日本中のブリーダーさんについて可能な限り調べ上げ、信頼出来ると思ったブリーダーさんを選ぶ。そしてじっくり話し合い、信頼関係を築いたうえで出来る限り情報を引き出し、希望通りの子が産まれたら譲って(売って)もらう…そんな面倒くさい(笑)ことをしているのだそうです。したがって、そうして譲り受けたワンちゃんを引き取る際は、九州だろうが北海道だろうが関係なくブリーダーさん宅まで車を飛ばすそうです。

 う~ん…今回のような悲しい思いをするリスクを減らすためには、ここまでしなければならないのか?まぁ個人の価値観次第、どこまでこだわれば自分が納得出来るか?なのでしょうね。

 ビータの命はたったの6年半でした。数字だけ見ればとても悔しいし、残念です。

 しかしペット屋さんで初めてビータと出会った時、彼と出会えた幸せよりもリスク回避を優先しただろうか?将来病気が発症する可能性が高いとあらかじめ打ち明けられたとして、ビータを諦めて別の長生きしそうなワンちゃんを連れて帰れただろうか?…答えはいずれも「NO」です。遺伝子情報は気になりますが、あまり神経質になると『本当に愛する者と一緒にいたい』という本質を忘れそうです。 変な言い方ですが、いつ死んでしまっても悔いが残らないよう飼い主としてベストを尽くせばよいんですよ。…完全に根性論ですけど(笑)

 
 まだ四十九日も済んでいないのにこんなことを考えたくありませんが、ビータの死から1ヶ月以上経過し、少し気持ち的に落ち着いてきた今思うのは、やはり近い将来またビータのような大切な存在と出会い、日々をともに過ごしたいということ。もちろんビータとの思い出は全て、私が死ぬまで大切に胸にしまったうえで、です。

 やはり私は犬が大好きです。それだけは今回よく分かりました。


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Qrosの女

2015-08-06 Thu 00:00
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 誉田哲也著「Qrosの女」(講談社)を読了しました。最高傑作!というほどではありませんが、面白いし私は好きです。

 物語はまず「週刊キンダイ」芸能記者の矢口慶太を一人称に始まります。彼はちょっと天然ボケ風の頼りない記者でして、企画会議に出すネタもなかなか揃えられない。何とか出したネタも到底記事には発展しそうもない、突っ込みどころ満載のショボいものばかり。この辺のデスクとのやり取りは結構笑えます。

 そんな矢口、ネタ候補として“Qros”という流行のファストファッションブランドのCMで話題沸騰中の謎の美女「Qrosの女」の正体に興味を持ちますが、なかなか核心に迫る情報は得られない。ようやくCMで彼女と共演したイケメン俳優・藤井涼介のネタを仕入れたので、先輩記者の栗山とともに藤井の自宅を張り込んでいると、偶然Qrosの女らしき女性を発見します。

 さて、このQrosの女の正体は?なぜ正体が明かされないのだろう?と興味深く読み進めていると、矢口の先輩記者・栗山を一人称に進行する第2章で早くも正体判明(笑)

 その後、悪意あるネットの書き込みに悩み、ノイローゼ気味になっているQrosの女の力になろうと栗山が頑張ったり、無責任にネットに情報をばら撒くというやり方を憎むブラック・ジャーナリストまでもがQrosの女の力になろうと接近したり、そこに謎のヤクザが登場して襲われたり…正直、私の頭では結末が最後まで予想出来ませんでした。

 まぁひと言でいうなら出版業界、芸能界を舞台に、ネット情報に翻弄される人々や裏の世界の人間模様などを描いた物語でしょうか?章ごとに一人称が交代することでパズルのピースがどんどん埋まってくるような快感がありました。

 また、同著者の「疾走ガール」「ガール・ミーツ・ガール」に登場する夏美やルイの名前が何度か登場するのもファンには嬉しい限りです。物語に関わるわけではなく、あくまでも同じ世界の住人、という程度ですけれど。青春小説で著者がよく採用する、登場人物同士のちょっと砕けた面白い会話もよかったです。

 ところで今後もし、本作が映像化されるとしたら、Qrosの女は誰が演じるのが適任でしょうね?

・美人だけど華がない
・美人だけど普段はメガネ着用のため美人だと気づかれない
・長身でモデル体型
・貧乳(笑)
・グレーのカーディガンにジーンズ(カバー写真のイメージ)

女優さんをよく知らない私は、アンジェラ・アキくらいしか思いつかないんですけど(笑)

…しかも女優でもないし(笑)




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亡き愛犬と「犬の十戒」

2015-08-04 Tue 00:00
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 先月、ある友人とお酒を飲みながら久々の再会を楽しんでいた時のことです。

 私は愛犬を失ったばかりゆえ、そんな辛い気持ちを知って欲しいと、つい(自己中ながら)亡き愛犬・ビータの話題を切り出してしまいました。友人とは付き合いも長いし、ビータのことも知らないわけではないので少々甘えてしまいましたね(笑) 

 しかし友人は私の期待以上に親身になって話を聞いてくれました。というのも、最近彼の近所で犬を飼い始める家庭が多いらしく、彼の家庭でも初めて犬を飼ってみようか?という話が出るとか、出ないとか…。そこで私は経験者として、前向きにアドバイスさせてもらうことにしました。

 そのアドバイスの中で、私は「ちょっと前に流行ったんだけど…」と前置きしたうえで「犬の十戒(The Ten Commandments of Dog Ownership)」を紹介しました。知る人ぞ知る世界中に拡散された作者不明の短編詩。犬の視点からご主人(人間)に語る形の、犬を飼う前にぜひ知っておきたい10の戒めです。ちょっと泣ける内容ということもあり、友人は期待以上に興味を持ち、感動してくれました。せっかくの楽しいひと時が単なる私のストレス発散タイムにならなくてよかった…(笑)


 ところで、この「犬の十戒」ですが、6年半前に愛犬ビータを迎える際、私はこの詩と真剣に向き合いました。初めてこの詩を読んだ時、人生で初めて飼ったシベリアンハスキーのクックという犬に対して、自分があまりにも理解のない、ダメなご主人だったことを思い知らされてしまったため、ビータに対しては(あくまでも「犬の十戒」的に)完璧なご主人でありたい、出来るだけのことはしてやりたい、そう願ったのです。

 今回ビータを失ったことで改めて自分が彼にどれだけのことをしてやれたのか?ちゃんとご主人の使命を全う出来たのか?振り返ってみる気になりました。ビータの死から約1ヶ月。気持ちもやや落ち着きましたし、ちょうどよい機会かもしれません。


「犬の十戒(The Ten Commandments of Dog Ownership)」

1.My life is likely to last ten to fifteen years. Any separation from you will be painful for me. Remember that before you buy me.
 私の一生は10年から15年くらいしかありません。ほんのわずかな時間でもあなたと離れているのは辛いのです。私を飼う前にどうかそのことを憶えていてください。


 ビータと過ごした6年半は、よくも悪くもビータありき、ビータ中心の生活でした。もちろん24時間べったり一緒ではありませんでしたが、自分の時間・生活・人生の大部分をビータのために捧げ、わずか6年半でも15年以上に濃い、幸せな人生(犬生?)を与えてやれたはず、と信じています。


2. Give me time to understand what you want of me.
 あなたが望むことを私が理解できるようになるまで時間をください。


 ビータは本当に(遊ぶ時以外は)大人しく手がかからない子でした。まるで私の言葉を理解しているかのごとく、躾には苦労せず。賢かったのでしょうね。ただ、私の教育が悪かったのか「お座り」や「待て」、「チンチン」は出来たものの、どうしても「お手・お代り」が出来ませんでした。結局、最後まで「お手」は習得出来ませんでしたが、私は怒ったり焦ったりせず、気長に教えればいいや的スタンスを通したため、彼のストレスは最小限に抑えられたと思っています。


3. Place your trust in me - it's crucial to my well-being.
 私を信頼してください―それだけで私は幸せなのです。


 最初から最後まで家族思いのよい子でしたから、彼を信頼しなかったことなんて一時もないです。結果的にそれで彼が幸せだったのなら、私も満足です。


4. Don't be angry at me for long and don't lock me up as punishment. You have your work, your entertainment and your friends. I have only you.
 私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないでください。あなたには仕事や楽しみがありますし、友達だっています。でも私にはあなたしかいないのです。


 実はビータがやってきて間もない頃、一度だけケージに閉じ込めたことがありました。幼犬って家族間での自分の序列順位を確認するため、わざと相手に噛み付いて反応を見るといいます。私は自分の方が上位だと示すため、噛まれると躾の範囲内で叱りました。しかし一度だけしつこい彼にキレて彼をケージに閉じ込め、毛布で囲い真っ暗にした状態でケージをガンガン蹴ってしまったんですよね(笑) でも可哀想に思いすぐに出してやりましたが。正直今でも後悔しています。


5. Talk to me sometimes. Even if I don't understand your words, I understand your voice when its speaking to me.
 時々私に話しかけてください。たとえあなたの言葉は理解できなくても、私に話しかけているあなたの声は理解できます。


 もちろん毎日話しかけました。だから私が伝えたいことのほとんどを、彼も理解出来た(ような気がした)のだと思います。


6. Be aware that however you treat me, I'll never forget it.
 あなたがどのように私を扱っているのか気づいてください。私はそれを決して忘れません。


 もちろん常に意識して接しました。


7. Remember before you hit me that I have teeth that could easily crush the bones of your hand but that I choose not to bite you.
 私を叩く前に思い出してください。私にはあなたの手の骨を簡単に噛み砕くことができる歯がありますが、あなたを噛まないと決めていることを。


 あくまでも躾、またはスキンシップの範囲内で軽く叩いたことは何度かあります。でもビータは幼犬時の飼い主を噛む行為以外は、何をしても決して人間を噛みませんでした。お互い理解し合っていたのだと思います。


8. Before you scold me for being uncooperative, obstinate or lazy, ask yourself if something might be bothering me. Perhaps I'm not getting the right food, or I've been out in the sun too long, or my heart is getting old and weak.
 言うことをきかない、頑固だ、怠け者だとしかる前に、私にそうなる原因が何かないかとあなた自身に問いかけてみてください。適切な食餌をあげなかったのでは?日中太陽が照りつけている外に長時間放置していたのでは?心臓が年をとるにつれて弱ってはいないだろうか?


 これはちょっと辛いです。最後に体調を崩し病院に連れて行った時をはじめ、彼から“歩きたくない”サインをキャッチしたことは何度かありました。そんな時、本当は彼の身になってあれこれ想像してやらなければダメでした。しかし、今考えると完全に私の自己満足を満たすだけの理由で、強引に歩かせてしまいました。亡くなる数日前、先生から注意された時の言葉が思い出されます。

「人間は体がだるければすぐに休憩しようと考えることが出来ますが、犬は目いっぱい我慢してしまうんです。だから病気に気づくのも遅れてしまいがちなんです。犬が飼い主に忠実というのは、そういう意味でもあるのです」

 退院したら散歩は近所の公園程度の距離にしようね…そう決めた矢先の不幸でした…。


9. Take care of me when I get old ; you, too, will grow old.
 私が年をとってもどうか世話をしてください あなたも同じように年をとるのです


 結果的に6歳(人間の40歳)で亡くなってしまったため、“老犬ビータ”を介護することはありませんでした。そんな老犬の介護をしている方々の苦労とは比になりませんが、ビータ最後の2日間を自宅で共に過ごし、彼に付きっきりで世話が出来たことは幸せでした。ビータは発病から天国に旅立つまでの日数が驚くほど短かったので、もしかしたらご主人に迷惑をかけたくなかったのかな?…なんて想像すると、今でも涙が出ます。愛犬の世話は迷惑なんかじゃない、本当はもっと年老いるまで生きて、私に苦労をかけて欲しかった…たまにそんなことを考えてしまいます。


10. Go with me on difficult journeys. Never say, "I can't bear to watch it," or "Let it happen in my absence." Everything is easier for me if you are there. Remember, I love you.
 最期の旅立ちの時には、私のそばにいて看取ってください。 「見ているのが辛い」とか「私のいないところで逝かせてあげて」なんて言わないで欲しいのです。あなたが側にいてくれるだけで、私はどんなことでも安らかに受け入れることができます。そして、どうか忘れないで下さい。私があなたを愛していることを。


 6年半前、ビータを迎える際、最も強く自分自身に戒めたのがこれでした。人間も動物も、苦しんだ末に亡くなる場面を見るのは辛いし、悲しいし…色んな意味で嫌ですよね。クックの最期の時は、私は身も心も完全に逃げてしまいました。最低のご主人です。
 
 今回はビータのご主人として、役割を全う出来ました。「ありがとう」も伝えられましたし。ビータから直接言葉で伝えられたわけではありませんが(当たり前・笑)、「どうか忘れないで下さい。私があなたを愛していることを」…きっと彼も私にこう伝えながら天国へ旅立った…今はただそう信じたいです。


 それにしても、なかなか完璧なご主人にはなれないものですね。ペットを飼うのって難しいです。


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写真プリントBDケーキ

2015-08-03 Mon 00:00
 先月末に“ウン十ウン回目”の誕生日を迎えた私。その際、妹がこんなケーキを作ってくれました。


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 ちょっと分かりにくいかも知れませんが、茶色いチョコレートソースをインク代わりにして写真をプリントしたオリジナルケーキです。噂には聞いていましたが見るのは初めて。テンション上がりました。

 ちなみにここで使われている写真は、6年前に親兄弟…それに今は亡き愛犬ビータとで遊びに行った伊豆でのワンショット。ホテルチェックアウト時に宿の方に撮影していただいた写真です。

 なお、真ん中の弟が抱いているのが…


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亡き愛犬ビータ。




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元ネタはこの写真です。一色印刷にしてはなかなかクリアに再現されています。こんなに小っちゃく印刷されただけでも我が愛犬、ずば抜けて可愛いです(親バカ的コメント・笑)


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LINEという毒

2015-08-02 Sun 00:00
 先日、まだ始めて1ヶ月足らずのLINEが起動しなくなってしまいました。

 アイコンをタップしても画面が真っ暗になり、ボタン類も一切機能せず固まってしまう。しばらくすると“LINEは停止しました”というメッセージが出てそれっきり、というわけです。

 一応ネットで直す方法を調べ、いくつか試してみましたがそれでも駄目でした。どうせ始めたばかりでメッセージをやり取りするのは3人だけだし、コインも有料スタンプも持っていない。失うものなんてないんだから、最悪アンインストール&再インストールすればいいか。とりあえず当面はメールで代用しよう…それで問題ないはずでした。ところが…


何なんだ?この喪失感は?!疎外感は?!


とても大事なものを失って心がカラッポだ。
楽しかった思い出を失ってしまった。
みんなと離れ離れになってしまった。
オレだけ置いてけぼりにされてしまう。


…そんな気持ちに押しつぶされそうになってしまいました。…毒です、毒ですよLINEは(笑)


 まだまだLINEユーザーとしてはヒヨッコの私ですが、LINEが原因で人間関係のトラブルが起きる理由が分かったような気がしました。


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芸人の車を破壊して視聴者が喜んだのはいつの時代?

2015-08-01 Sat 00:00
 7月25~26日にかけて放送された「FNS27時間テレビ2015」に関するネガティブな話題が色々とネットを賑わせているようです。

◆歴代ワースト3位の低視聴率
◆芸人所有の高級外車破壊騒動
◆カナダの討論番組パクリ疑惑
◆出演者着用Tシャツに堂々プリントされた差別用語
◆裏番組「世界の果てまでイッテQ」(イモト登山企画)の方がよほど本気、笑いも感動もあって面白いという世間の声
◆ナイナイ岡村が一般女性に電話で告ったら「上司に確認して…」とスカされる(笑)


まぁフジテレビの不振ぶり、視聴者の厳しい目は今に始まったことではありません。それ以上にフジテレビそのもののセンスや常識、倫理観が世間とズレまくっているので、こうなることは多くの視聴者が期待…いや、予想していたのでは?

 中でも私が“ズレているフジテレビ”を痛感したのが、平成ノブシコブシ吉村の2,000万円したというBMWを破壊した件です。視聴者のみならず局内からも批判の声が上がっているそうですね。

 タレント(芸人)の愛車を破壊したり、スプレー塗料などで汚したりする行為は、過去にも何度か見ました。あるネットニュースは「昔から同番組内で行われていたが、それはたけしやさんまのようなビッグネームがやるから面白かったのだ」と分析していました。私はこれも一理ありますが、それだけではないと思います。

 日本人は昔から、皆が横一線に並んで幸せになることを好み、誰かが抜きん出ると叩く傾向にあります。「出る釘は叩かれる」というヤツです。

 例えばかつて世間を騒がせたロス疑惑・三浦和義氏なんてまさにその典型です。

 彼は最終的に無罪、つまり犯罪者でも何でもなかったわけですが、当時マスコミが彼を叩く様は凄まじいかったです。なぜか?後に作家の島田荘司氏が「三浦知良事件」というノンフィクション作品の中で分析していました。それによると彼の祖母は女優という憧れの職業に就いており、彼自身も(当時)若くてハンサムな青年実業家。海外旅行がまだ庶民の憧れだった時代にビジネスで海外を飛び回り、女性関係も派手。そんな人生の勝ち組代表みたいな彼のことを、多くの日本人は「けしからん!こんな奴は悪いことばかりしているに違いない!!」と決めつけ、社会的に抹殺したくて仕方なかった。マスコミはそんな国民の溜飲を下げる手伝いをすることで、視聴率アップを狙ったというわけです。

 私は、芸人の車を破壊するという行為に対する視聴者の反応もこれに似ていると思います。

 かつての(お笑い)芸人といえば、(昔のたけし軍団が分かりやすいか?)バカで無学、顔も不細工、面白いのはほんの一握りでその他大勢は何の芸も持たない、存在自体が汚らしいというイメージでした(個人差あり・笑)。そんなどうしようもない輩が高級車に乗っていれば、「あんな芸のないつまらない奴が、テレビでレクリェーションみたいなことして騒ぐだけで、いい車に乗れるのか?けしからん!!」と感じる。したがって彼らの車が破壊されればスカッと爽快、喜んだわけです。

 しかし時代は流れ、視聴者の価値観も変わりました。いつの頃からか、芸人がプライベートネタや仕事の裏話を普通にテレビで喋るようになった。「若い頃は月給5万円しかもらえず辛かった」とか、「雛壇要員として生き残るために必死にトーク内容を研究している」などです。

 するとわれわれ視聴者にも、(バラエティ番組で遊んでいるようにしか見えない彼らも色々と苦労しているんだな、サラリーマンの方が大変だと思っていたけど、どんな仕事も大変なんだな)みたいな情が湧いてくる。そうなると視聴者心理は完全に芸人側。彼らの車が破壊されても笑えない。

 それに最近はどちらかというと(多少のひがみはあっても)頑張っている人、前向きに努力する人を認めて応援する風潮が強いと思います。そうして稼げるようになった人の愛車を理由もなく壊すわけですからね。視聴者がどんな反応するか?予想出来ませんでした、ではどうしようもないです。

 私は特にフジテレビを批判したいわけではありません。しかし他局の番組を見ても特別何も感じないのに、フジテレビを見ているとこんな感じで強い不満を感じることが実に多いです。気づけば突っ込み所を探して常にチャンネルを“8”に…なんてことはないか(笑)



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