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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
海賊とよばれた男

2016-01-30 Sat 17:46
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 百田尚樹著「海賊とよばれた男(上)」「同(下)」を読了しました。今年映画が公開されると聞き、事前に読んでおこうと手に取りました。内容が濃すぎて(?)私には魅力的な感想文を書くのが難しそうですが、確実に面白かったと思います。

 本書のジャンルは、個人的にあまり馴染みのない経済歴史小説かも知れませんが、それにしてはあまりにもドラマチックですね。“史実ベースでフィクションも織り込んだドラマチック小説”といった感じでしょうか?「永遠の0」の宮部も登場するし(笑)

 本書は、出光興産(物語中では国岡商店)の創業者である出光佐三(同・国岡鐡造)という、実在する企業や個人を描いた作品です。ただし、事実とフィクション(想像)、実在の人物と架空の人物が混在し、娯楽作品寄りでしょうか?

 内容を簡単に説明すると、国岡鐡造という男が石油販売会社を立ち上げ、大成功して亡くなるまでの物語。ただしその人生は平坦で順風満帆というわけではありません。常に何かしらの大きな壁にぶち当たり、敵に囲まれ、その都度それらを乗り越えた結果、会社が成長した。そんな鐡造の、国岡商店の波乱万丈の歴史がハラハラドキドキで面白いというわけです。

 またそこに、鐡造の哲学…社員は家族、家族は無条件で信頼するというエッセンスが加えられます。いかに鐡造が社員を家族同然に大切に扱ったか、という美談も盛り込まれている。今考えるとブラック企業的な要素も多い会社ですが、それも含めて明治から昭和の高度経済成長期の日本企業の様子、いかに発展してきたかを、石油業界視点で追うという本書。とても面白かったと思います。

 百田尚樹が書いたというだけで、内容まで批判されることもあるようですが、私は純粋に面白いと思いました。歴史小説的な側面もありますが決して読みにくいということもありませんしね。

 映画版の上映時間、かなり長くなりそうですね(笑)


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ボキャブラリー貧弱な食リポが食の価値観を押しつける件

2016-01-29 Fri 17:07
 野菜ソムリエでもある私は、いかなる状況で誰が相手でも、食べた料理の感想は極力「視・聴・嗅・味・触」の五つの感覚、すなわち五感をフル稼働させて表現するよう心がけています。たまに「記憶」を加えることもありますね。「幼い頃、祖母の田舎の畑で採ったばかりの有機栽培のニンジンのように甘い」みたいな感じです。

 そんな私は、テレビのアナウンサーや芸人(タレント)らの食リポに人一倍敏感に反応してしまいます。中にはホンジャマカ石ちゃんやラッシャー板前など、割と上手い人もいますが、その他大勢…芸人、女子アナ、モデル兼タレントみたいなオネエチャン(○○ガールみたいなの)らは相変わらず酷いですね。素晴らしい料理やそれを作ったシェフが可哀想に思えてしまうこともあるほどです。

 具体的には、私が見た限り、まず半分くらいの人が何を食べても「美味しい」とコメントします。特に若いアイドルや女優に多いでしょうか?

 でも「美味しい」って…そもそもテレビですから不味いものを出すわけないので、美味しくて当たり前。さらに言うと一人前3万円のフレンチも、一皿400円のたこ焼きも、どちらも美味しいわけです。寿司職人の技が光る握り寿司も、畑で採れたての大根を齧っても、美味しいものは美味しい。つまり「美味しい」にもたくさんの種類の「美味しい」が存在するわけです。したがって「美味しい」一言で済ませるのは、何も感想を述べていないのと同じ。

 かといって、具体的に味を表現するにしても、それなりのボキャブラリーを有し、適切に使いこなせている人もほとんどいません。事実ほとんどの人が

主に肉や魚(料理)を食べて
「(脂がのって)甘い
うま味が口いっぱいに広がって…」
「柔らかい」

主に野菜(料理)を食べて
甘い

主に揚げ物を食べて
ジューシー
外はカリッ、中はフワフワ」または
「外はカリッ、噛むと中から肉汁が…」

スイーツを食べて
甘い
「○○(例:生クリーム)と△△(例:イチゴ)の風味(うま味)がいい感じに絡まり合って…」

日本酒を飲んで
「フルーティー」

この程度のことしか言えない。私なんて最近では、リポーターが食べようとするものを見た時点で、(コイツ絶対こう言うだろうな)と予想出来てしまいます。ちなみに正解率は8~9割(笑)

 もっとも昨今の生産者の多くは肉も野菜も甘い品種を率先して作っていますから、「甘い」のは事実。だからといって霜降りの和牛が甘い、鯛の刺身が甘い、キャベツが甘い、ケーキが甘い…って、どれも違う種類の「甘い」でしょう。せめて砂糖とは違う、肉や野菜の甘みが魅力的に伝わる表現が欲しいものです。

 そもそもこういったコメントしか言えない人って、自分の舌で評価していないと思います。世の中には酸味の効いたトマト、真っ赤で柔らかい牛ヒレ肉、卵に火が通った親子丼が好きな人、様々です。しかしテレビがバカの一つ覚えのように、トマトはフルーツなみに糖度の高い品種が最高!牛肉は(明らかに7割くらい脂身の)霜降りを崇拝、親子丼は卵が生のようにドロドロであるべき、といった価値観を押しつけるから、誰も自分の意見なんて持たなくなり、それが唯一絶対の価値観だと信じてしまう。自分自身の五感で感じたことを素直に表現するのではなく、テレビが作った価値観、イメージ通りの評価を述べているにすぎないんですよね。こんなの食レポでもなんでもないでしょうって(笑)

 そんな悪しき慣習はテレビを通じて一般視聴者(消費者)にも伝染し、結果的にネットの飲食店評価でも「この店は親子丼の卵が固まっているから不味い。★☆☆☆☆(星一つ)」としか評価されなくなってしまう。グルメ番組やグルメ企画は相変わらず多いのに、その素晴らしさを伝える人たちの質はあまり上がっていないな、と思った次第です。


 ところでいい加減な食リポといえば、以前見たテレ東の旅番組での照英が面白かったですね。北海道をボートだけで旅する企画の途中、地元の中華料理店で激辛ラーメンを食べた照英。何と激辛ラーメンを食べた感想が「甘い!!」でした(笑) 恐らく“美味しい=甘い”というのが広く浸透した業界なので、一瞬(「辛い」と言ったら「不味い」と受け取られてしまわないか?)と迷ったのかも知れませんが…


激辛ラーメン食って「甘い」なんて言う奴いねえよ!!(笑)


まぁ、照英は決して嫌いじゃないですけどね。ジャック・ラッセル・テリア飼ってるし(笑) 



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愛犬の死から7ヶ月経った今、思うこと

2016-01-27 Wed 19:34
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 先週、東京に雪が降りましたね。

 一年前、今は亡き愛犬・ビータと雪の残る公園を散歩した時のことを思い出しました。あの時、漠然と(あと何回、コイツと一緒に雪遊び出来るかな…?)なんて考えました。このブログにも書きましたっけ。まさかそれが最後の機会になるなんて、当時は夢にも思いませんでした。


 ビータが亡くなった昨年夏、私の心は著しく不安定でした。ビータが死んで悲しい。誰かとこの気持ちを共有したい。でも誰と話せばよいのだろう?ペットを飼った経験のない人はダメだ。親しい人に迷惑をかけるのも避けたい。(この)ブログに書こうか?でも愛犬の記事ばかりになって飽きられてしまわないか?…真剣に悩みました。実際には相手を選ぶわけにもいかず、周囲の優しい知人らに話を聞いてもらいましたが、結局、一番気持ちが安らいだ相手は、ほとんど交流の途絶えていた愛犬家で飼育経験豊富な従妹。ショートメール(電話番号以外知らなかったので・笑)で心の内を打ち明け、何度も相談に乗ってもらいました。かなり救われたものです。

 その後、ビータには申し訳ないと思いつつ、“もし将来また犬を飼うとしたら”と仮定して、動物保護センターのウェブサイトをチェックしました。譲り受け可能な犬のほとんどがビータの倍くらいの年の老犬という現実を突きつけられ、愛犬家を自称しながら躊躇う自分に疑問を感じ、改めてペットと生きることの意味を考え、悩みました。また、ペットショップを利用するならビータ同様、体に先天性の問題を抱える犬をいかにして選別するか?いや、そういう発想自体間違っていないか?悩みました。

 そうして考えるうちに、少なくともビータに対して自分はベストを尽くしたんだと自信を持てるようになり、気持ちの整理もついたのだと思います。ペットフード、玩具、服…彼が存在した証も前向きな気持ちで整理出来るようになりましたし。

 そして秋にはペット霊園の霊壇を契約したことで、良い意味でビータを私の日常生活からちょっとだけ遠避け、日常生活を仕切り直しました。たまたま先週、東京に降った雪を見て一年前のことを思い出してしまいましたけれどね(笑)


 ビータが亡くなり、はや7ヶ月。今でも町中やテレビ番組で可愛いワンちゃんを見かけると純粋に可愛いな、と思う反面、もしビータが生きていたらなぁ…という後ろ向きな感情も生じます。まぁ7ヶ月前に比べたらかなりマシですが、ビータを完全に忘れることなど出来ない以上、彼の思い出ともっと上手に付き合ってゆくしかありません。

 そんな私の立ち直りペースが早いのか?それとも遅いのか?私には分かりません。結果的にビータの死後、多かれ少なかれネガティブな気持ちになったことでご迷惑をかけてしまった方も少なからずいるわけで、それについても大変申し訳なく思います。

 その一方で、外野から浴びせられる浅はかで無神経な言葉の数々にも辟易しました。

「愛犬が死んだのは気の毒だけど、悲しんでいても仕方ないじゃん」
「いつまで愛犬の死を悲しむつもりだよ?そんな暇があったら目標に向かって前向きに生きようぜ」

…それが正しい考え方なのかも知れませんが、あまりにも幼稚です。ペット飼育経験が無く私の気持ちが想像出来ないのは仕方ないとしても、(もしオレの幼い息子が事故死したら、オレは直ぐに立ち直れるだろうか?『いつまで息子の死を悲しむつもりだよ?そんな暇があったら目標に向かって前向きに生きようぜ』なんて言ってくる奴をオレは許せるだろうか?)という簡単なことが想像出来ないなんて…。

 当記事前半で綴ったように、ペースは遅いかも知れませんが、私も自分なりの方法で気持ちを整理し、徐々に立ち直っているわけで、そこに素っ頓狂で恩着せがましい意見をぶつけられても、ただ迷惑なだけ。そもそもこういうことを言う輩に限って相手のことを心配するわけではなく、後々「あの時、オレはお前のことを叱咤激励して変えてやったんだぜ!」と自己満足したいだけなのでしょう。要するに自分のためなんですよ。

 相手の感情や事情を無視して適切に意見し、相手を変えることはとても難しいし、余程のことが無い限りすべきではないと思います。下手にカッコつけるくらいなら、これまで通り何事も無かったかのように接するか、もしくは聞き役に徹して相手が吐き出すことを寛大に受け止めるか、そのどちらかなのかな?と、今では思います。



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夢を売る男

2016-01-25 Mon 00:00
男夢を売る


 百田尚樹著「夢を売る男」(太田出版)を読了しました。小さな出版社を舞台に詐欺師もどきのやり手編集部長が、出版大不況といわれる業界のお寒い事情、小説家たちの勘違いぶり、自己主張大好きで自意識過剰な読者を、ブラックユーモアたっぷりに皮肉ります。出版業界に興味がないとちょっと退屈かも知れませんが、多少でも興味があればとても面白く読めると思います。

 舞台となる丸栄社では、牛河原という編集部長を筆頭に編集者が詐欺スレスレの手法で一般読者に自費出版話を持ちかけ、荒稼ぎしています。新人賞に応募してきた人に「惜しくも落選したが世に出すべき素晴らしい作品。弊社と貴方でコストを折半して出版しないか?」と持ちかける。もちろん作品の内容はクソなのですが、著者に負担させる分だけで十分利益が出るので、丸栄社はボロ儲け。業績は右肩上がりというわけです。

 私は出版業界のことは多少知っているつもりなので、実際にこんなことしてクソな本出したら出版社は信頼失くすでしょ?と疑問を持ちましたが、実際そこに嘘はなく、厳密には詐欺ではありません。それにこのビジネスモデルの意義について語られる牛河原の皮肉たっぷりの理屈には妙に納得させられてしまいます。

 そもそも、彼によると日本人は自己主張が大好き。自分にだけは才能があり、自分が書いた本をたくさんの人に読んで欲しいという強い願望を持つ者が多いそうです。そういう人に対して夢を売るのが自分の仕事、というのが牛河原の考え方。努力せずにジョブズのような大物になろうとするフリーターや、周囲のママ友を見下す主婦を口八丁でその気にさせ、次々にクソな内容の本を出版させて儲けます。たまに疑惑を抱いた顧客からクレームを受けても、言葉巧みに言い包め、良好な関係に戻してしまうという口の上手さ。

 また、売れないベテラン作家の凝り固まった古い思考、彼らのせいで出版社がどれだけ迷惑しているかについても徹底批判。本書文庫版の帯に「小説家志望の人は決して読まないで下さい」のようなコピーが印刷されていましたが、その意味が分かりました。今さら小説家志望とは言いませんが、自分の書いた本が世に出ることを何度か妄想した経験のある私もガッカリしてしまいましたから(笑)

 そんな反出版的思考の牛河原ですが、丸栄社以上に悪質な、詐欺同然の自費出版ビジネスを展開するライバル出版社が出現すると、会社を守るために戦います。その根底には嘘はだめ、顧客との信頼関係を壊してはならないという正義感と編集者魂が。散々出版業界のことを皮肉り、絶望視させておきながら、最後に(あぁ、やはり本っていいよな、出版って尊い仕事だよな)と感じさせてくれる、心温まる(?)物語でした。


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人から言われて信用できないと思うセリフ

2016-01-22 Fri 18:38
 少し前にネットで「人から言われて信用できないと思うセリフ」が発表されました。社交辞令や急場を凌ぐための出まかせとしてよく使われる,誰でもお馴染みのセリフです。自分で使ったことのあるセリフも多く、面白かったのでご紹介します。


第8位 「お年玉は預かっておきます」

 確かに(笑) 私も小さい頃に親から言われましたっけ。ただ、うちの場合はちゃんと私名義で貯金してくれていたんです。一度通帳を見せてもらったことがあります。その点では私の親は正直でした。…現在その通帳がどこにあるのか?私も親も知りませんが(笑)


第7位 「全然勉強してない」

 あったあった(笑) でもこれ、相手を油断させるためというより、子供の頃から謙虚なんですよ、日本人って。


第6位 「今度飲みましょう」

 若い頃の私、こう言われると本気で「いつにします?」としつこく訊ねていたような気がします(笑) 今となっては恥ずかしいですね。


第5位 「愛はお金じゃない」

 若いうちはともかく、年を重ねるごとに信用度が低下するセリフかも知れません。


第4位 「行けたら行く」

 これ、小学生の時から多用していました(笑) 例えばものすごく気が合う好きな友達と二人で遊ぶ約束をしているのに、別の友達から野球やドッジボールに誘われてしまった時によく使いました。そうしないともう誘ってもらえないと思ったんです。


第3位 「怒らないから言って」

 怒らないわけないですよね(笑)


第2位 「ここだけの話だけど」

 これも昔からかなり多用しています。自慢じゃないですが子供の頃から口が軽くて有名でした、私(笑)


第1位 「何もしないからホテル行こう」

 一向に乗ってこない相手に、ダメ元で言ったことが何度かあります。若い頃ですが(笑) でも私も含めてこんなこと言う奴、バカですよね。何もしないわけないじゃん!というか、何もしないなら行くだけ無駄じゃん!!こう言われてついて来る人っているのでしょうか?(笑)

 ちなみに私が社会人デビューした当時の会社の先輩たち(当時年齢24~27)は、仕事もナンパも上級で、かなりの実績を持つ天才(?)集団でした。彼らが合コンの後、女性陣をホテルに誘い込む手口を知り素直に尊敬したものです。

・合コンは必ず金曜、渋谷や新宿などゲロ混みする街に設定
・二次会にカラオケを提案。近場のカラオケボックスへ移動するが、(当時は)どの店もまず間違いなく数十分から数時間待ち
・「俺の知ってる店…正直言うとラブホテルなんだけど、そこに20畳くらいの広いパーティールームがあって、カラオケも歌い放題なんだ。穴場だし、そこに行ってみない?」と提案
・女子が怪しむので、後輩に「とりあえずお前、部屋が空いてるかどうかだけ電話して聞いてみろよ」と依頼。本当にカラオケ目的であることをアピール
・当時はまだ公衆電話が主流の時代(年齢バレそう・笑)。後輩の「電話帳で調べたんですが、載っていませんでした」という予定通りの返事を待ち、「仕方ないから、とりあえず現地行って聞いてみよう」と提案
・案の定、金曜夜なのでパーティールームは使用中
・「ここ(ラブホテルの入り口前)にいても仕方ないから、○部屋(ペア数分)とって中で飲もうか」


…これで大方上手くいくようでした。恐らくここまできてゴネるのはせっかくの雰囲気を壊してしまうからよくない、と思ってOKしちゃうんでしょうね。デキる人は違います(笑)  「何もしないからホテル行こう」なんて言ってる場合じゃなかったです(笑)


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SMAP独立報道に思う

2016-01-21 Thu 17:11
 先週からキムタク除くSMAPのメンバー4人(以下、便宜上「SMAP」)のジャニーズ事務所退社・独立関連のニュースで持ち切りです。今週に入り彼らがテレビの生放送で謝罪したことで退社も独立も無し、今後もこれまで通りSMAPとして5人で活動してゆく、という形に落ち着いたようですが、私は一連の報道を見て3つのことを考えました。


『SMAPは今も国民的人気グループなのか?』

 まず、テレビのインタビューに対して、もしくはネットニュースに対して「SMAP存続」を訴える人たちって、本当に全員が全員SMAPファンなのだろうか?ということです。

 私はSMAPには特に興味ありませんが、それでも彼らのヒット曲を歌えと言われたら何曲かは歌えます。サビ部分限定ですが(笑) そう考えるとSMAPは他のアイドルやワケの分からないロックバンドに比べたら、確かに“国民的”なグループかも知れません。これが消滅してしまうのは残念といえます。私もインタビューされたら「残念ですね」と答えるでしょう。

 しかし私は彼らのCDやDVDは買わないし、コンサートにも行きません。彼らが出演するドラマを好んで視聴したり、CMの商品を購入したりすることもない。つまり、どちらかといえば好意は抱くが、SMAPという“商店”を贔屓にするわけでも、SMAPという“商品”の熱心なユーザーでもないというわけです。そんな私のようなスタンスで「SMAP存続希望」「SMAP解散は悲しい」と訴える視聴者もかなりいるはずなのに、報道だけ見るといかにも“日本国民全員がSMAPの解散を悲しんでいる”みたいで気持ち悪いです。

 的確な例えではないかも知れませんが…例えば、伊藤園の「お~いお茶」が販売終了になるとします。このニュースを聞いて「ペットボトル入り緑茶のパイオニアなのに悲しい」「大好きなのに残念」と訴える人は多いでしょう。

 しかし彼らが当該商品を毎日飲んでいるか?というと、そうではないはず。なぜなら、そんなに愛されている商品が販売終了になるはずないからです。こういう時はたまにしか飲まない人、安い他社のお茶を好む人でも、いざ無くなってしまうとなると嫌だ、出来れば販売継続して欲しい、そう訴えるもの。

 もしくは自宅で使う電気製品は全てビックカメラで安く買う人が、地元商店街の老舗電器店の閉店を残念がるのにも似ています。

 つまり、経営側としてはもう全盛期のようには売れないから、将来を見据えて戦略を立て直したいから、といった理由で、かつて愛されたヒット商品ですら整理することもあるということ。そう考えるとSMAPはもはやジャニーズ事務所のドル箱商品ではないのかな?と想像しました。


『メリー副社長は本当に“悪”なのか?』

 次に、SMAPが可哀想、ジャニーズ事務所のトップ経営陣(特にメリー副社長)は酷い、というムードについて。

 現在、このニュースに関心を寄せる人々の多くが、マネージャーに振り回されてこんな目に遭ってしまったSMAPが可哀想、逆にSMAPを追い出そうとした副社長は酷い、と考えているようです。何と副社長を退陣させるための署名運動まで行われているというから驚きました。

 でも、それはあまりにも感情優先の発想じゃありませんか?芸能界は特殊なので一概に一般社会と比較することは出来ませんが、ジャニーズ事務所だって株式会社。一会社組織です。会社なんてほとんどが(特に中小零細企業)多少の差こそあれワンマン経営です。だからトップのやり方が気に食わなくても、トップに振り回されて迷惑でも、その会社にいたければトップの方針に合わせるしかありません。

 今回の騒動の発端は、SMAPのマネージャーと副社長との長年の軋轢と言われています。しかしどんなにそのマネージャーが優秀でもトップに楯突いたらアウト。これまで無事でいられたのは、恐らくSMAPというドル箱商品を開発した実績があったから。しかし現在、会社はもはやSMAPにそこまでの商品価値は無いと判断し、ウザいマネージャー排除に踏み切ったのかも知れません。騒動が大きくなり過ぎたため、不本意ながらSMAPを許した感がありますが、私は純粋に副社長(会社)に同情します。自社のライバルになろうとした輩を許したのにバッシングされるんですから(笑)

 さらに、ファンの発想もちょっと違うような気がします。今回の騒動を一般企業内の出来事に例えた場合…ある優秀なベテラン社員数名が、お世話になった反副社長派の役員とともに退社し、同業種の新会社を立ち上げるような感じでしょうか?

 では、それを知った、彼らを贔屓にしていた顧客らはどう反応するか?私は純粋に「そうか、寂しいけど頑張ってね。今までお世話になりました。ありがとう」とか「君たちの会社に仕事をお願いしたいから、落ち着いたら連絡ちょうだい」だと思うんですよね。「嫌だ!寂しい!絶対に辞めないで!!」というのは聞いたことありません。

 SMAPのメンバーだってアイドルとはいえ既にアラフォーのオッサンたちです。今までアイドルという肩書が邪魔して出来なかった仕事も、芸能界という枠を越えてやりたい仕事もあるでしょう。だからファンもいい加減アイドルという縛りから解放してあげましょうよ、と個人的には思います。ビートルズだって解散したからバンドでは不可能だった、各メンバーの個性際立つ素晴らしい音楽を世に送り出せたわけですし。「SMAPやめないで!」はSMAP愛のようで、実は彼らを束縛する足枷のように思えてなりません。特に最初に書いたような、SMAPに大した額のお金を落とさない一般人の訴えとなるとなおさらそう感じます。


『平和だ…』

 そして最後は…こんなニュースが連日大きく報道され、一国の総理大臣までがコメントするとは、日本は恐ろしく平和な国だなぁ、ということです。良くも悪くも(笑)

 以上(笑)


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空飛ぶタイヤ(上)(下)

2016-01-19 Tue 20:02
空飛ぶタイヤ上空飛ぶタイヤ下


 昨年末、好評のうちに最終回を迎えたドラマ「下町ロケット」の原作者・池井戸潤著「空飛ぶタイヤ(上)」「同(下)」を読了しました。「下町ロケット」以上に面白かったかも知れません。


 東京・世田谷区の小さな運送会社・赤松運送のトレーラーの前輪が走行中に外れ、前方を歩いていた母子を直撃。若い母親が即死してしまう。トレーラーメーカーのホープ自動車は警察からの調査依頼に対し「運送会社の整備不良」と結論を出すが、自社の整備を信頼する赤松運送社長の赤松徳郎は納得せず、独自に調査しようとする。しかし世間から赤松は“人を殺しておきながら責任逃れしようとする悪人”というレッテルを貼られてしまう。取引先からは仕事を引き上げられ、メインバンクからは融資を断られ、息子は学校で犯罪者の息子と虐められ…。

 無実の罪を晴らし、家族や従業員たちを守るため、何としても真相を追及しようとする赤松の前には、常に自己都合最優先の大企業の論理と、時代に逆行したエリート意識満々の財閥系企業社員たちが立ち塞がる。家族も周囲から孤立し、会社の経営も危機的状況の下、絶望しかけた赤松に記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。事故原因の核心に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの疑いを抱いた赤松だが、決定的な証拠はない。ホープグループの妨害は激しさを増し、赤松は真実を証明できるのか?社員、そして家族を守るために、弱小運送会社の社長が巨大企業相手に闘う。


 …とまぁ、基本線はかなり「下町ロケット」に似ているような気もします(笑) 違うのは「下町ロケット」が自社の技術を武器に闘うのに対し、赤松にはこれといった武器がない点でしょうか?町の小さな運送会社ですし…。ただ、家族や従業員たちを守ろうとする赤松の気持ち、被害者家族のためにも何としても敵(ホープ自動車)を倒そうという執念は佃社長に勝るとも劣りません。

 上・下合わせて900ページ近いボリュームのストーリーには、ホープ自動車の社員・役員を始め警察、メインバンク、息子の同級生の母親など、とにかく憎たらしい輩どもが数多く登場し、その糞野郎ぶりをこれでもかと発揮して赤松を追い詰めてゆきます。フィクション小説ながらも、読んでいてとにかく腹が立つ(笑) それでも中には物事の本質を見極められる人物…時にそれは敵の中にも少なからずいまして、徐々に赤松を助けてゆきます。

 そしてラストではもちろん、これらのムカつく輩どもに反撃開始!!最終的に一匹残らず悪にギャフン!!と言わせる、著者お得意の展開には爽快感しかありません。


 ところでこの物語、“財閥系の自動車メーカー”だなんて、やはりあの会社がモデルなのかな?などと想像しながら読みましたが、やはりその通り。というか実際に15、6年ほど前に起きた事件をかなりの部分下敷きにして書かれていたんですね。何となく覚えていますよ。

 WOWOWでかなり前にドラマ化されたようですが、TBSでもまた日曜9時にドラマ化して欲しい名作でした。

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旅行で一緒に行動したくないタイプの、あのセリフ

2016-01-18 Mon 00:12
 先日、散髪に行った際、理容師さんとあれこれ雑談しました。

 彼とは同世代ゆえか、考え方が一致することが多い。その時もお互いいちいち「分かる、分かる!!」と同意を繰り返しました。特に激しく同意したのが、「旅行や遊びに行くなら、極力単独行動したい」という点です。

 なぜかというと、例えば観光地を巡る予定を立て、それに従って行動したり食事したりする場合、本来5ヶ所巡る計画なのに同行者から

「疲れたからもうホテルに戻りたい」

とか

「お腹が空いてもう歩けない。ランチはコンビニのおにぎりでいいや」

などと言われてしまうと、もうテンションガタ落ちだからです。

 もちろん相手にもよります。会社の旅行や家族旅行、恋人との旅行などでは、相手との良好な関係維持を重視し自己主張は抑え、出来る限り相手の意見を尊重しようと努めます。ですが特にそういった団体行動をする必要が無いのなら、断然単独行動を選び自分の思うがままに動きたい。一人じゃ寂しいから、話し相手が欲しいから、という類の理由で誰かを誘うことはまず無いというわけです。まぁ私たちの場合は、ですが。

 ところで二人で行動する時、こんな経験をしたことはありませんか?

「Aという町に、Bという美味しい郷土料理の店があるらしい。今日のランチはBの郷土料理にしない?」

と、同行者に提案。相手も賛成してくれたのでそのつもりで行動していると、突如相手がこう言うのです。

「ねえ、ここに定食屋があるよ」

…つまり同行者は、朝の時点ではBの郷土料理を食べてもよいと思ったが、腹が減ってBの郷土料理なんてどうでもよくなってしまった。しかもA町はまだ遠い。そこにちょうど定食屋があった。もう空腹が満たされりゃ何でもいいからこの店で妥協しよう…と暗に訴えているわけです。

だったら素直にそう言えっつ~の!!

このように、自分に非がある(自分から予定を壊したがる)くせに、

「じゃあ、ここでトンカツ定食でも食うか!」

と、私の方から計画を変更することに期待するセコい輩…正直、イヤです(笑) まだはっきりと

「悪いけど、メチャクチャお腹空いちゃってA町までもちそうもないや。だから今日のランチはこの辺の定食屋で妥協しない?その代わり明日は郷土料理でも何でも必ず付き合うからさ」

そう言って欲しいですよね、イイ年した大人なら。それなら仕方ないか、と折れる気にもなるし、

「じゃあ、コンビニで肉まん1個だけ買って食べれば?だったらA町までもつでしょ?」

と提案する余地も残る。その後一緒に行動したくなくなるのって、ストレートにワガママを言う輩よりも、意外とこういう輩だったりします。

 まぁ、最近は「定食屋があるよ」も寛容に(?)許せるようになりましたが、こういう残念な思いをするくらいなら、やはり旅行や遊びは可能な限り単独行動です。あくまでも私たちの場合は、ですけどね。


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DVDをいただいた件

2016-01-17 Sun 09:18
 昨日、二か月ぶりの散髪に行ったら、帰り際に同年代の理容師さんからこんなものをいただきました。


名城_1


「日本名城奇行」というDVDシリーズ4枚。以前名城巡りの話を交わしたことを覚えていてくれたようです。誰かから貰ったものだそうですが、パッケージは破られていなかったので新品です。

 しかしよく見ると、


名城_2


第3巻「中部・北陸」
第4巻「東海」
第6巻「中国」
第8巻「九州・沖縄」

と歯抜け状態。調べてみたら全8巻のシリーズだそうですね。まぁ北海道や関東の名城は個人的にあまり興味無いし、必ずしも全巻コンプリートすることはないか…。

 収録内容は浜松城や唐津城など百名城以外の私が好きな名城も紹介されているし、博物館や展覧会の解説映像みたいでよかったです。今度散髪に行く時は、何かお返ししなきゃ…。


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超常映像の真実

2016-01-15 Fri 18:41
 「ほんとにあった!呪いのビデオ」のような心霊動画コンテンツを見て、(これって怖いけどガチ?それともフェイク?)とあれこれ想像しつつ、その限りなくクロに近いグレーゾーンを楽しむことが大好きな私。

 しかし昨今のデジタル録画機器や映像加工技術の進歩、それらを誰でも簡単に投稿することが可能な動画投稿サイトの氾濫は、いたずらに超常現象・UFO・UMA関連含むインチキ動画を世に溢れさせたとも言えます。

 特にいただけないのは、こういったコンテンツを扱う日本のテレビ番組の適当ぶり。例えばある番組で「この動画は、実は広告用に作られた作りモノでした」と公表しているのに、別の番組ではその後もガチの心霊動画であるかのように放送。これではグレーゾーンすらも楽しむことは出来ません。いや、それ以上に楽しく視聴する自分自身が情けなく思える時もあります。

 しかし1月9日にNHKで放送された「幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー」という番組の最新版「Fileー15 徹底解明!最新超常映像の謎に迫る」痛快すぎました。NHKだから製作可能な番組なのでしょうね。

 どんな内容かというと、ちまたで話題の様々な超常現象を取り上げ、あくまでも客観的に分析・検証してその正体に迫る、というシンプルな番組です。頭ごなしに「正体はプラズマだ!」などと否定するのではなく、あくまでも正体の可能性を提示するのみ。超常現象を100%否定するものではありません。そんなスタンスに好感が持てます。

 この日の放送でも、これまで他局でガチのUFO、心霊、UMA映像として紹介されてきた“超常映像”に対し、かなりの説得力を持つ“正体候補”を突きつけてくれました。


【自分で検索すりゃ一目瞭然!!】
・中国の山間部の道路で撮影された、UFOが地上に攻撃してくる衝撃動画。何台も連なる停車中の車から人々が次々と画面手前方向に逃げてくる…。

→元ネタは、数年前に中国で実際に起きたトレーラー爆発事故の映像。後からCGでUFOを追加。

・海岸の岩場に人魚発見。人魚は一瞬カメラの方を振り返り海に飛び込む。
・深海で調査中の潜水艇(?)のガラス窓を半魚人が水掻きのついた手でタッチ。

→以前アメリカで製作・放送された人魚をテーマとしたフェイク・ドキュメンタリー番組からの流用。よく見ると各動画とも、画面の隅に同じ番組ロゴマークが入っている。

・インドの遺跡上空を浮遊する人型の物体。ものすごいスピートで飛び去る。

→インドのSF作家が出版した“遺跡上空を飛ぶ人間”を題材にしたSF物語の、単なるPR動画。

 どれも第三者が「騙してやろう」と意図的に拡散した動画というわけです。ただ、本気でネット検索すれば、元ネタは意外に簡単に見つけられます。まぁ外国語が苦手な日本人は、わざわざ日本語以外の言語で検索することはないでしょうが、そこが落とし穴というわけです。


【本気でよく見りゃ一目瞭然!!】
・オフィスの監視カメラが捉えたポルターガイスト映像。ファイル用キャビネットが勝手に開いて書類が散乱。無人のオフィスの椅子が動き出し、PCの電源が一斉にオン!!

→よく見ると、怪奇現象が起きたキャビネットの左右サイズが、再度同じカメラ映像に切り替わるとやや短い。動いた椅子も、元あった場所になぜか背もたれ部分だけ残っている。要するに映像を加工した際のミスや消し忘れ。

・エルサレム上空から降りてきた光(UFO)が、しばらく町上空で静止した後、強い光を放ち一瞬で上空へ飛び去る。

→よく見ると映像の端に、不自然な左右対称のビルの灯りがある。これは映像を手ブレ加工した際に不足した(ブレが大きすぎて背景が無くなってしまった)部分を埋めるため、周囲の画像をミラーリングで継ぎ足したということ。作りモノです。

・ポルターガイストが現れるという、ある家庭の台所を撮影するカメラ。カメラを持つ撮影者の手元がブレると、その一瞬の間に食器などが散乱し、台所がカオス状態に。

→映像を1コマずつ確認すると、撮影者の手元がブレた瞬間、映像が連続した映像ではなく別の映像に切り替わっている。つまり、一時停止ボタンを押して、その間に台所を荒らしてから一時停止解除、という原始的なトリック。


【新手のマーケティング!!】
・低空飛行する米軍製巨大UFOを、併走する車内から撮影。やがてUFOはある工場のような場所に着陸。

→UFOの手前に映るビルに、ある企業名(看板)が見える。この会社はこういった(フェイク)超常映像を使ったマーケティング、つまり新手の広告を手掛けているそう。早い話が偽物です。

 また、この放送ではありませんが、ドイツの公園(?)上空を飛ぶ三角形のUFO映像を最近よく見ます。あれも投稿サイトの投稿者コメントを見ると、「この映像を使いたい場合はメール下さい」と連絡先が載っているそうです。つまり商売(フェイク)です。


【滑稽すぎるよ!!】
・オーストラリアのレストランの監視カメラ映像。夜中、白い半透明の影が現れ、店内を徘徊。ゴーストか?

→この店で使用するドーム型のカメラ、たまに隙間から蜘蛛が中に侵入してしまうそうです。しかしカメラのピントは店内に合わせているため、蜘蛛はボヤけて半透明状態に映る。それがゴーストに見えただけ。番組では実際に同じ映像を作っていました。

 また、別の検証番組で見たのですが、いわゆる“オーブ”…あたかも人魂と同じ扱いをされがちですが、あれも正体は埃らしいです。カメラの前で埃を立てるといくらでも出現していました。蜘蛛や埃の可能性が高い現象に対して「幽霊だ!」と言うのは…滑稽です(笑)


【それはとっくに解明済み!!】
・ロシアで夜空に謎の発光する渦巻きが出現!!

→軍事(?)ロケットが打上げ失敗して、空中でくるくる回転してるだけ。これは複数の番組で種明かしされています。それでも今なお“謎の超常現象”として取り上げる番組は少なくありません。どうなっているのでしょうね?


 こう考えると超常現象(映像)って、つくづくプロレスやマジックに似ていると思います。必ずしもガチンコ勝負や魔術のような“ホンモノ”でなくても、真剣丁寧に扱い、フェイクだと種明かしされたものは排除し、相応の演出(ナレーションや構成)を施せば、それなりに楽しめるはずです。

 しかし多くの番組はそのように扱うことなく適当に消費し、いい加減に垂れ流すだけ。超常現象への敬意を感じない。だから見ていて不愉快になるのだと思います。

 楽しみ方は人それぞれでよいと思いますが、視聴者がもっと賢くなることでコンテンツの質もアップするのなら、私はぜひそのように望みたいものです。


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ハンドルネーム

2016-01-14 Thu 20:45
 先日、友人から飲み会に誘っていただきました。有難いことです。

 ところが、聞けばそれはあるディープな目的のもと開催される飲み会らしく、私が参加しても正直浮いてしまうのは間違いなさそう。丁重にお断りしました。

 すると友人は、こんなことを言います。、

「浮くのは最初から分かっていたけれど、もしかしたら○○(注:私のこと。以下同)を入れることで何か“化学反応”が起きるかも知れないし、面白いかな?と思ったんだよ」

そうか…確かにそういうことは多々あるし、楽しみでもあります。どうせ後悔するなら思い切って輪の中に飛び込んだ後に後悔する方を選ぶべきだったか?最近こういった思い切りが自分には欠けているようです(苦笑)


 ところでこの飲み会、参加メンバーは4人だそうですが、友人も他の3人の本名は知らず、普段はハンドルネームで呼び合っているのだとか。そんなことから、話題は私のハンドルネームのことへ。

「○○のハンドルネームって何?」

「一応、昔からtakemaru(武魔瑠)ですかね」

「へぇ~、じゃあこれからは○○じゃなくてタケさんと呼ぼうかな?…あっ、でも別の友達で既にタケさんいるか。ダメだ」

「まぁ、何でもお好きなように呼んで下さいよ」

今思えば、この“takemaru(武魔瑠)”を名乗るようになってもう10年近く経ちます。以前バンド活動をしていた頃、「本格的に活動するからには、そろそろ名前(芸名?)を確定しよう」というメンバーの呼びかけに応じ、コレに決めたんですよね。バンドはそれからすぐに解散してしまいましたが、せっかくなのでブログ他のハンドルネームとして未だに使用しているというわけです。

 ちなみに“takemaru(武魔瑠)”の由来は、当時組んでいたバンドのコンセプトや楽曲に、私が(根拠のない)自信と誇りを持っていたため、

「この世に蔓延るダサいバンドや音楽ども()を斬り裂くことができる、璃色の器」


という、当時愛用していたcaparison HORUSというギターから来ています。実際にはイリス・バイオレットという薄い紫色なのですが、カメラのレンズを通すとなぜか美しい瑠璃色に輝いてしまう、不思議なギターでした。音も気に入ってたし。今思うと恐ろしくおこがましい発想(笑)


 しかしコレも、実は後づけでして、ホントは当時読んでいた綾辻行人の短編小説に登場する、とぼけた犬の名前を拝借しただけだったりして(笑) ま、何でもいいんですよ、ハンドルネームなんて。


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散った星屑、結ばれた星屑

2016-01-12 Tue 20:06
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 1月10日にデビッド・ボウイ(以下:D・ボウイ)が癌のため亡くなったことを知りました。

 現在の私には、訃報を聞いて残念がるほどに好きな(崇拝する)有名人ってあまりいませんが、今回は結構ショックでした。色々な意味で私のこれまでの人生に影響を与えてくれた人物だったんですよ。

 今、何を訴えるのがベストなのかよく分かりませんが、このタイミングでここに何か残さねば、という気持ちだけで頭にあることを綴ることにします。


 子供時代、初めて私がD・ボウイを知った時、既に彼はお洒落で派手なスーツに身を包み、渋い声で歌うダンディーなロックシンガーでした。当時の私は全米トップ40マニアでして、ランクインした曲はジャンル問わずラジオなどで聴くのを楽しみにしていました。でも正直、彼の歌は私の心にはあまりヒットしませんでした。

 時は経ち、20代になった私は、大学時代の友達・Mから

「イギリスに留学することになりしばらく日本には帰れない。留学前最後の思い出作りに、ライブをやりたいが協力してくれないか?」

と頼まれました。バンド未経験どころか楽器なんて小学校の音楽の授業以来、触ったことすらない私が、です(笑)

 でもMは当時一番の親友でしたし、こんな私に真っ先に声をかけてくれたからにはぜひ力になりたいと考え、Mと一緒に彼の夢であった“Ziggy Stardust And The Spiders From Mars”のコピーバンドを組むことに。私が人生で初めて組んだバンドでした。ちなみに“Ziggy Stardust And The Spiders From Mars”というのは、1970年代前半のD・ボウイの音楽スタイルというか、彼のバンドのキャラのようなもの。武藤敬司のグレート・ムタのようなものです。オレンジ色の短髪を立て、稲妻模様をペイントするド派手メイクに半裸ファッション…当時のD・ボウイはとにかくカッコよかったですね。あのスーツの渋いオッサンも昔はこんなに凄かったんだ、という感じでした。

 コピーバンドでMは、尊敬するギタリスト、ミック・ロンソンに成り切ろうとしたため、私はベースのトレバー・ボルダーを担当しました。どうせバンドを組むなら楽器を弾きたかったし、私がD・ボウイ役というのは、あまりにもおこがましいですからね。別の友達に譲りましたよ(笑) 

 しかし今考えると1993年にM・ロンソンが胃癌、2013年にはT・ボルダーが膵臓癌で他界。今回D・ボウイも癌(詳細不明)と、3人とも癌で亡くなったことになります。これも運命でしょうか?ちなみにドラム担当のウッディ・ウッドマンジーは存命のようで、昨年も来日したようです。

 さて、そんな感じで始まったバンド活動は、約2ヶ月かけて10曲ほど必死に練習し、手作り感満載の“フロアーショウ”を成功させることが出来ました。この1回限りのライブでバンドは解散しましたが、D・ボウイのカッコよさと彼の音楽にすっかり魅了された私は、その後も頻繁に都内のブートレッグ屋に通い、Ziggy Stardust時代のD・ボウイのレア音源を買い漁りました。初めてアメリカ(LA)旅行した時は、その後(ブートも含め)何度もCD化された伝説のライブが行われたシビック・オーデトリウムも見に行きました。そのくらい当時の私は(Ziggy Stardust時代の)D・ボウイが好きでしたが、その後徐々に彼とも縁深いイアン・ハンターに気持ちが移り、MOTT THE HOOPLEファンになってしまいました(笑)

 今思うと、流行(の音楽)ばかりを追うのではなく、一つの対象物をとことん深く掘り下げるという楽しみ方を知ったのは、MからD・ボウイの魅力を教わったことがきっかけでした。また、その後も何度か大いに楽しみ、多くを学んだ趣味のバンド活動も、このコピーバンドの経験がなければ叶わなかったはずです。当然、活動を通じて知り合った友達との出会いもなかったでしょう。楽器は弾けないから、D・ボウイはあまり好きでないから、と断らなくてよかった…。

 11日から12日にかけて、D・ボウイ逝去の報道は私の予想以上に各メディア大きく取り上げてくれましたが、それでもDAIGOと北川景子という芸能界のビッグカップルの結婚会見の陰に隠れてしまった感は否めません。

 しかしあのDAIGOも、デビュー当時はDAIGO☆STARDUSTという芸名だったというじゃありませんか。ここにも何か運命的なモノを感じずにはいられません。

 
 最後になりますが、改めて故人のご冥福をお祈りします。彼の死は悲しいですが、その一方で天国でM・ロンソンやT・ボルダーと再会し、またバンドを結成するのかな?とか、またF・マーキュリーとカラオケで「UNDER PRESSURE」歌えるな、といった妄想を膨らませると、ちょっとだけ救われます。


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ミシュランガイド(ビブグルマン)掲載店のとんかつ定食

2016-01-10 Sun 20:38
 「ミシュランガイド2015 東京」の“ビブグルマン”に掲載された、東京・池上のとんかつ店【とんかつ燕楽】さんでランチしました。もともと私はガイドブックの評価を鵜呑みにするタイプではありませんが、生活圏内にこんなお店があるのなら利用しない理由はありません。

 ちなみに“ビブグルマン”とは、3,500円以下で料理を楽しめる店の中でも特にお勧めの店に与えられる、ミシュランのキャラクターマーク。一般の飲食店ガイドブックでは以前から紹介されているお店のようです。


enraku_1


 13時過ぎにお店に到着すると、3人の方が順番待ちしていました。基本的に狭いお店は苦手なのですが、今回はあえてチャレンジです。

 その後30分ほど待ち、店員さんに案内されいよいよ店内へ。1階はカウンターのみ9席、2階の座敷は6人掛けテープル2卓だそうですが、2階はほとんど2人連れのお客さん同士を相席で案内しているようでした。

 メニューはランチタイム限定の「(ロース)カツランチ」(税込。以下同900円)と「とんかつ(ヒレ)定食」(1,250円)か、ワンランク上の「ロースカツ定食」や「ヒレカツ定食」(各2,100円?)。または「カキフライ定食」(1,600円)など、数種類。多くはありません。高いか安いかは人それぞれかと思いますが、ミシュランお勧めでこのお値段なら私はお得だと思いました。

 さて、私は迷った結果、ランチの「とんかつ(ヒレ)定食」にしました。


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表のメニュー表に肉が90gとあったので、もっと少ないと思っていましたが、3個もあり嬉しい誤算。具だくさんの豚汁に自家製マヨネーズで和えたポテサラ、お新香、ライス、てんこ盛りのキャベツ…“ミシュラン”という呪文のせいか、どれも美味しく感じます(笑) まぁ実際美味しいのですが、特に肉の適度な柔らかさには驚くとともに食べやすく、安心してガツガツと口に投入出来ました。肉は山形の三元豚みたいです。それを背脂ではなく腸間膜から取ったラードで揚げるというこだわりぶり。パン粉も自家製、キャベツは出す直前に切るなど、各所にお店のこだわりが込められている、美味しいとんかつでした。

 正直、ラーメンと違ってとんかつの美味しさの違いって私にはよく分かりませんし、具体的に語れるほどその魅力を理解出来てはいないと思います。でも食べ終わってお店を出た後、間違いなく半日くらいは(あぁ、美味しかったなぁ…)と余韻に浸っていたくなる、そんなとんかつだったことは断言出来ると思いました。

 今度はぜひ「ロースカツ定食」を味わいに来たいですね。



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まとめて(サラッと)読書感想文(20160109)

2016-01-09 Sat 18:18
おれは非情勤
「おれは非情勤」(東野圭吾著/集英社・2003/5)

 ミステリー作家をめざす「おれ」は、小学校の非常勤講師。下町の学校に赴任して2日目、体育館で女性教諭の死体が発見された。傍らには謎のダイイングメッセージが!一方、受け持ちのクラスにはいじめの気配がある…。盗難、自殺、脅迫、はては毒殺未遂(!?)まで、行く先々の学校で起こる怪事件。見事な推理を展開するクールな非常勤講師の活躍を描く異色ミステリー。

 クール(実は事件が起きると損得関係なく首を突っ込み、解決に導こうとする熱い男?)で一匹狼的な非常勤講師が、赴任する先々で事件に遭遇し、見事な推理力で謎を解き明かしてゆくという、短編集でした。一応学校関係者なので学校で起きた事件の詳細情報にはリーチ可能。でも非常勤なので他の教師に遠慮することなく真実を究明することも出来る、という役柄設定も面白い。

 一冊しか出ていないシリーズなのであまり人気がなかったのかも知れませんが、サクサク読みやすいですね。


禁断の魔術
「禁断の魔術」(東野圭吾著/文藝春秋・2015/6)

 高校の物理研究会で湯川の後輩にあたる古芝伸吾は、育ての親だった姉が亡くなって帝都大を中退し町工場で働いていた。ある日、フリーライターが殺された。彼は代議士の大賀を追っており、また大賀の担当の新聞記者が伸吾の姉だったことが判明する。伸吾が失踪し、湯川は伸吾のある“企み”に気づくが…。

 久々のガリレオ湯川もので楽しく読みましたが、“ガリレオ湯川もの最高傑作”というほどではないですね。序盤で大まかなストーリーや犯人は判明しており、RPGでいうところの一本道な展開です。

 ただし今回は肝になる人物が、ガリレオ湯川が指導したことのある優秀な後輩、つまり彼の“弟子”であり、彼の目論みに気づいた湯川の気持ちの動きが見どころと言えなくもないです。

 しかし“弟子”の亡き父親の仕事内容が最後の最後で明かされるのは、ちょっとミステリー小説的にフェアじゃないような気もしました。


民王
「民王」(池井戸潤/文藝春秋・2013/6)

 「お前ら、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか。目をさましやがれ!」漢字の読めない政治家、酔っぱらい大臣、揚げ足取りのマスコミ、バカ大学生が入り乱れ、巨大な陰謀をめぐる痛快劇の幕が切って落とされた。総理の父とドラ息子が見つけた真実のカケラとは!?

 TVドラマも見ていなかったので、全く予備知識なしで読み始めましたが、まさか“入れ替わり”モノとは思いませんでしたね。でもよくある高校生の男女が入れ替わるといった青春モノではなく、政治家とそのバカ息子の中身(脳波)が入れ替わるという点、それが営利目的のテロという点、他の政治家とその息子(娘)も次々入れ替わってゆく点などはちょっと新鮮でした。ただ、池井戸潤の作品としてはちょっと物足りなかったですね。


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純粋に「いいな~」と感じた禍中の二人

2016-01-08 Fri 18:48
 好感度が高いと評判のタレント・ベッキーと、昨年紅白初出場を果たした人気バンド、ゲスの極み乙女のボーカル担当・川谷絵音(私の世代で“エノン”とえば「ジャンプ放送局」もしくは「桃太郎電鉄」のエノンを真っ先に思い出します・笑)不倫疑惑が報道され、話題になっています。

 今更私が詳細を語るまでもありませんが、もし週刊誌が報じる数々の“証拠”や“既成事実”がガチなら、当事者二人にはちょっと…いや、かなり分が悪そうです。

 でも…あくまでも私見ですが、私はこの報道、特にLINEでの二人の遣り取りを見たら、純粋に(いいな~)と思ってしましました。結果的に取り返しのつかない状況を作り出してしまいましたが、この数ヶ月間、彼らはとても楽しく幸せだったんだろうなぁ…オレも昔、似たようなメール文書を遣り取りしたことあったっけ…なんて懐かしんだりして(笑)

 もちろん私も「不倫はよくない」「結婚したばかりで奥さんが可哀想だ」と思います。第三者に意見を求められれば真っ先にそう答えます。彼らの行為を肯定するつもりはありません。

 しかし、我われ一般視聴者が、あたかも鬼の首を取ったかのごとく、そんな正論を井戸端会議のような場で主張したところで、何の意味があるのでしょう?当事者である二人が今後いかにケジメをつけるのか?それだけの話です。今回ばかりは、この件で正論を振り翳す人を見ると単に弱っている者を叩き、自分がいかにまともかを確認し、悦に入っているようにしか見えませんでした。

 そんなことで満足するくらいなら、彼らを見習ってどんどんアツい恋愛をしましょうよ(笑)


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湊かなえの傑作「ムーンストーン」がドラマ化されていた件

2016-01-06 Wed 22:29
 今週4日にフジテレビで放送された「女性作家ミステリーズ 美しき三つの嘘」というスペシャルドラマを見ました。湊かなえ、三浦しをん、角田光代という3人の女性作家の傑作短編小説を原作とするオムニバスドラマでした。

 私はこのドラマのCMを見て、好きな作家である湊かなえ原作なら見たいと思いました。しかしどの原作がドラマ化されたのかまでは分からなかったため、放送を見てそれが私の好きな「ムーンストーン」(「サファイア」収録)だと知った時には歓喜しましたね。あのお話は短編ながらも湊かなえらしくて、「サファイア」では最高傑作だと思っています。


 物語は…

 ある主婦が夫のDVに日々耐えていたが、遂にその矛先が幼い娘にまで向けられたため、思わず夫を殺害してしまう。主婦は逮捕されるが、そこに颯爽と一人の女性弁護士が現れ、彼女にこう告げる。「私はあなたを全力で助けます」と。

 そこから物語は回想シーンへ。

 ある中学校に“どもり”をからかわれることを気にしてクラスに馴染めず、孤立する女子生徒・久美がいた。悪いことに先生までもが他の生徒たちの支持を得ようと、久美をからかう始末。

 するとクラスの中心的存在の優等生少女・小百合が、その先生をクラスメートの前で堂々と批判。先生は何も言い返せず、クラスメートもそれ以降は小百合の手前、久美を大っぴらにからかえなくなる。

 その後、クラス対抗の読書感想文発表大会のクラス代表に久美が選ばれる。久美は最初、自信がないと出場を渋ったが、小百合に説得され出場を決意。そのうち小百合だけでなく他のクラスメートたちも久美に協力し、応援するようになり久美は見事優勝。小百合と出会ったことで自分を変えることが出来た久美は、いつか自分が小百合の親友として相応しい人間になりたいと願うようになる。

 
 ここで場面は現在に戻り、ほとんどの人が

夫を殺害した主婦=久美
弁護士=小百合

と信じさせられるのですが、実は逆。

夫を殺害した主婦=小百合
弁護士=久美

だったのです。つまり、中学時代の恩返しのような形で、窮地に立たされた小百合の前に久美が現れた、というオチ。最初読んだ時には鳥肌が立ちましたね。

 ドラマも丁寧に作られていてよかったのですが、肝心な部分がちょっとアレレ?な感じでした。中学時代の久美と、永作博美演じる大人になった小百合の顔が似過ぎなんですよ(笑) これだと、どちらかというと横長の丸顔で幼い顔つきだった久美が、大人になって(久美役の)壇れいの顔に成長したことになるわけで、ちょっと説得力に欠ける。

 まぁ逆にその分、視聴者はラスト直前まで久美=主婦と信じたと思いますが、やはり本を読んだ時の衝撃は得られないはず。両刃の剣ですね。

 永作博美のやつれ果てた表情などとてもリアルでよかっただけにちょっと残念でしたが、今後何度でもリメイク版を見て比較してみたいと思えるドラマでした。


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新年初“やられた~”

2016-01-05 Tue 18:34
 元旦の朝刊にユニクロの広告チラシが入っていました。TVCMも放送されていたのでご存じの方もいらっしゃると思いますが、1・2日のみ一部の商品が半額に値下げされるというのです。「ヒートテック」も対象でした。

 ヒートテックに限ったことではありませんが、同じ商品でも毎年品質や機能に何かしらの進化、マイナーチェンジが加えられているのがユニクロの凄いところ。数年前にまとめ買いした古いヒートテックしか持っていない私の父母はこの広告に食いつき、この機会に最新のヒートテックをまとめ買いしたいと言い出しました。そこで私も付き添い、早速都内のある大型店舗に向かったのです。

 元旦から混雑する店舗に到着すると、父母は真っ先にヒートテックコーナーに向かいました。しかし父が手に取ったのはヒートテックはヒートテックでも、従来商品よりも1.5倍保温性に優れているという「極暖」。残念ながら半額セール対象商品ではありませんでしたが、税別(以下同)1,790円(?)という定価から500円引きの1,290円で販売されています。

 父に説明したところ、「暖かいのならこっち(極暖)の方がいい」と言います。まぁ極暖はユニクロの売れ筋商品ゆえ、これ以下に値下げされたことはほとんどないと思うし、まぁいいか、と納得。結局、父母それぞれ極暖を数枚ずつ購入したのでした。

 父は帰宅後に試着した結果とても気に入ったようで、翌2日にも一人で別の店舗へ行き、さらに数枚の極暖を購入してきました。そんなに優れモノなのか?だったらオレも買っちゃおうかな?冬の(低山)登山や旅行では寒さに耐えながら行動することも多いしなぁ…。ということで私も500円安い今のうちに、と極暖を2枚購入。早速着てみたら確かに暖かい。しかも肌触りも良い。これはよい買い物をした…大変満足しました。

 ところが!翌3日の朝刊を開くと、またユニクロのチラシが。…ええっ?!


今日(3日)から5日まで極暖が1枚990円だって?!!


「出たよ~!!」
「汚ねぇ~!!」
「やられた~!!」


まぁ“ユニクロあるある”の範疇ですけれどね(笑) ユニクロスタンスで考えたら、こういう“工夫”でもしないと満遍なくお客さん集められないし。

 でも新年早々、見事にやられました(笑) レジに辿り着くまでに店内一周するほど長い行列に並んだのになぁ(笑)


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読書に始まる我が新年

2016-01-03 Sun 14:01
 この三が日は例年通り、自宅でゴロゴロして過ごしました。毎年あえて予定を入れず、この静かで平穏な日々を過ごせる幸せを噛み締めているつもりなんですけれどね。

 そんな私が唯一チェックしていたのが、ブックオフのウルトラセール。1月1・2日のみ本が全て20%オフになるというアレです。近所の店舗に2日連続で通い、300~400円台の百田尚樹や池井戸潤などの文庫本数冊を購入しました。…1冊当たり実質数十円安いだけですが(笑)

 ところで年が改まったのを機に、昨年自分が読んだ本のデータを精査してみたところ、以下のような結果が得られました。


2015年読書記録
 冊数  83
 単行本 10 
 文庫 71 
 ムック 2 
 総ページ数 30,578 



これは一昨年、2014年とほぼ同じです。2015年も30,000ページ以上読書することが出来ました。幸せなことです。好きな作家さん以外、初めて試す作家さんの割合が増えたことも個人的に嬉しかったことのひとつですね。

 出版業界は年々規模が縮小傾向にあります。私が電車内で読書していても、周囲は全員スマホをいじる(どうせゲームかSNSで時間潰してるのでしょうが・笑)輩ばかりでちょっと肩身が狭く感じることもあります。しかし昨年「火花」がヒットしたり、ドラマの影響で「下町ロケット2」が売れたりしたように、本当に面白ければ紙の本だってまだまだ受け入れられる娯楽(コンテンツを消費する手段)です。今年も胸を張って「読書が趣味」と言える一年を送りたいですね。



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まとめて(サラッと)読書感想文(20160102)

2016-01-02 Sat 00:00
その人事に異議あり
「その人事に異議あり 女性広報主任のジレンマ」 (高杉良著/講談社・1993/6)

 「後継者を誰にするか?こんなに難しいものとは…」の後悔をよそに、人事への思惑は社内に拡がる。創業社長とタタキあげ副社長との確執が再燃し、さらには社長御曹子みずから世襲に異議を唱えだす。どうなるのか。アパレル大手企業を舞台に、女性広報主任の眼から鮮烈に描く。

 特に大きな事件やスキャンダルが起きるわけでもなく、単にあるアパレル企業の歴史の一部を、社長の倅で副社長の男と不倫関係を持つ女性広報主任の目から描写した、ちょっとダラダラ気味の企業物語。


架空取引
「架空取引」 (高任和夫著/講談社・2000/12)

 銀行系リース会社に勤める中年管理職の甲斐は、左遷の身だったが、8年ぶりに審査部長として呼び戻される。さっそく審査に乗りだすと、目にあまる不良債権、おかしな伝票、迂回取引の実態が浮かびあがる。会社を覆うどす黒い影の正体とは?一度は敗れた男が再生を賭け、企業悪と対決する経済サスペンス。

 主人公が過去に陥れられたのと同じ種類の不正を、今度は暴く、みたいなストーリー。こういう悪事ってどんな業界にもありそうですから、私にも書けそうだったりして(笑)


小説消費者金融
「小説消費者金融 クレジット社会の罠」(高杉良著/徳間書店・2002/10)

 危機に瀕するクレジット社会の内幕を描く!カード犯罪が増大し、ローンの不払い、自己破産が横行するのはなぜか。クレジットカードの総発行枚数は約一億八千万枚―業界・使用者をめぐる不透明な実態を綿密な取材で明かし、“消費者金融”再生に賭ける男たちの、熱きドラマを活写する。

 サラ金を経営していた主人公がアメリカの消費者金融事情を視察し、感化されて日本でも顧客スタンスの新しい消費者金融ビジネスを始めようと模索するお話。切り口は新鮮で面白かったですね。

 舞台は平成4年なので、個人情報保護法との絡みなど現在と異なる部分も多く、読んでいて現実的でなく調子が狂いますが、業界ものとしては結構面白かったです。ここに描かれる消費者金融は革新的で明るい未来を期待させますが、現在実際にある消費者金融や闇金、それを頼る人たちから受けるイメージって昔からあまり変わっていない気がしますね…。


ユリゴコロ
「ユリゴコロ」(沼田まほかる/双葉社・2014/1)

 ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。この一家の過去にいったい何があったのか―。

 沼田まほかるはこれまで3冊読みましたが、これが断トツで面白かったです。陰湿でグロテスクな描写など、また?と思いながら読み進めましたが、ラスト付近では思わず泣きそうになりました。



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謹賀新年 2016

2016-01-01 Fri 07:03
newyearcard_2016


 新年あけましておめでとうございます。新たなる一年の始まりですね。

 旧年中は当ブログ『瑠璃色幻想曲』に多くのアクセスをお寄せいただき、誠にありがとうございました。本年も


”10人中1人か2人にヒットして共感が得られればいいや”


くらいの割り切った気持ちで(笑)疑問に感じたこと、心が動いたり疼いたりしたことを、私独自の視点からあれこれ綴りたいと思います。

 本年もどうぞよろしくお付き合いください。

 
 2016年元旦 管理人


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