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天候との付き合い方

2017-08-12 Sat 22:22
 昨日8月11日は「山の日」でした。

 私は登山はしませんでしたが、報道番組を見ると富士山や槍ヶ岳からの中継が目に入りました。また、その中にはたくさんの登山者も見られました。あいにく天候はすぐれず、山頂からの展望は真っ白。何も見えないようでしたが、まぁこんな日もあります。もちろん、せっかく時間と交通費をかけてやって来たのに美しい青空とも、絶景と呼べそうな展望とも出会えず残念…という気持ちは分かります。でも、登山者の方々には、雨に降られずに頂上まで到達できたことを純粋に喜んで欲しいと思いました。

 私がなぜ素直にそう思えるようになったのかというと、近所の登山好きの理髪店のオヤジさんの影響です。以前こんなことを言われました。
  
 例えば、友達、恋人、仕事の取引先の担当者…誰かを訪ねる際、毎回相手の機嫌がよく、笑顔で歓迎してくれればこちらも嬉しいですよね。気を遣わずに楽しく過ごせて楽です。

 しかし毎回必ずしもそう都合よくいくとは限りません。相手も人間です。何か問題を抱えてイライラ、悲しくて落ち込んでいる、体調が優れず元気がない…“笑顔”の時のプラスな感情ではない、マイナスの感情の時でも会わなければならないことは普通にあります。

 でも考え様によっては、そんな時こそ相手の本来の人物像に触れ、相手の価値を見極めるチャンス。相手の様子を伺い、気を遣って挨拶だけで退散しようか?相談に乗るべきか?愚痴を聞いて頷いてあげようか?等々考えるわけです。お互いの心の距離が縮まるのも大抵はそんな時ですよね。

 私は…いえ、自然と共存して生活したりレジャーを楽しんだりする人の多くも、そんなふうに自然と付き合っている、人間と同様、自然にも様々な表情があると考えていると思います。機嫌のよい時(晴天)、そうでもない時(曇天)、悲しい時(雨天)、怒っている時(暴風雨・雷)…。そりゃ、出来ることなら相手の機嫌がよい時だけを狙って遊びに行きたいものです。しかしなかなかそう都合よくはいきません。だから山の機嫌がよい時(晴天)は遊び、悲しんでいる時(雨天)は遠慮がちに接する。怒っている時(暴風雨・雷)は近づかずに機嫌が直るのを待つ。そうして不機嫌な時、悲しんでいる時の山にも触れ、一年を通して何度も会いに行く(四季それぞれ行く)ことで初めて相手を理解し、お互いの信頼関係を深める、というわけです。

 そう考えると、登山予定日が曇りでも、途中から小雨に降られても全くモチベーションがダウンしなくなりましたし、一度登った山でも別の季節ならどんな表情が見られるんだろう、とまた登りたい気持ちも芽生えてきました。

 登山は奥が深いです。


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