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課長になれない人の特徴―今の上司には何が求められているのか―

2012-04-02 Mon 00:00
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 (あははは…この本面白いや。まるでオレが去年まで勤めていた会社(職場)の連中を完全否定するために出版された本みたいだ。暇潰しに読んでみるか)


 …そんなネガティブな理由から買った一冊の本。内山力著「課長になれない人の特徴―今の上司には何が求められているのか―」(PHP新書)でしたが…読み進めると、正直私にとっても目から鱗、耳(目?)が痛い指摘がたくさんありました。やはり人間、傲り高ぶっていてはダメですね。とても勉強になりました。

 戦後著しく成長してきた日本企業の多くが停滞期に入って久しい昨今。企業は従来とは異なる新しい価値観・物差しが必要と、考え方を見直しています。当然出世させる社員の条件も変化しています。しかしどうしてもその辺に疎い昔ながらの思考から抜け出せない「残念キャリア」なサラリーマンも多いわけでして…。

 本書はビジネスコンサルタントである著者が、どうすればその「残念キャリア」が「出世キャリア」に方向転換出来るのか?を“こうしなさい”ではなく“こうしてはダメ”というスタンスで具体的事例を挙げて解説するものです。

 では、どんなことをすると「残念キャリア」になってしまうのでしょうか?私が前に在籍した会社に当てはまりそうなものをピックアップしてみますと、例えば…

■「忙しい」が口癖
■周りの人が帰るまで残業している
■飲み屋で仕事の話をする
■「うちの上は何を考えているのか分からない」と言う
■会社の戦略を批判する
■自分の会社の組織を知らない
■上司にゴマをする
■他人に仕事を任せられない
■時間を守れない

特にこれらの項目に強く当てはまりそうな社員がたくさんいました。…私のことじゃないですよ(笑) 但し「部下に『ありがとう』と言えない」など該当しない項目、つまり良い所も多々あったことを付け加えておきます。

 一見、当たり前のように日常で見られることばかりですが、なぜダメなのでしょう?

「社員として、人として、男としてそういうことはしない(言わない)方が立派だし、しないことが美学だから」

…ではありませんよ(笑) そう考えた人は間違いなく「残念キャリア」です(笑)

 これら項目ごとに、会社とはどういうものか?経営者はどう考えるのか?それに基づきなぜこれらの言動がマイナスなのか?…を、きちんと理論的に分かり易く解説してくれているのが本書最大の特徴です。

 私はこれまで歴史の長い昔ながらの大企業でしか働いたことはありませんが、これらの言動がマズいことくらいは経験上理解しているつもりでした。本書を読むまでは何を今更…と思いましたが、読んでみると誤って理解していたことや、優先順位下位に回し軽視していたが実はとても重要だったことが少なからずありました。恥ずかしい限りです。本が汚れるのもお構いなしに初めて蛍光ペンで重要な箇所をマーキングしましたよ。

 管理職を目指すのなら知っておくべき大切なことばかりなのはもちろんですが、ハッキリ言って新入社員向け研修で最初から教えても良いことばかりです。

 逆になぜ、少なくとも私が経験した会社は、理論的に社員のあるべき姿を具体的にトップダウンで伝えないのでしょう?何気ない日常の中で経営者の真意を悟った者だけが出世する、というような曖昧な慣習を愛する体質が未だに存在するとでもいうのでしょうか?(笑)それとも現在のトップが皆、バブル期に出世した、今だったら間違いなく「残念キャリア」に間違い無い人ばかりだからか?(笑)

 会社員生活で進むべき道に迷った時にはいつでも読み返したい、そう思える本でした。


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