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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
エゴの吐き溜め

2012-07-04 Wed 19:00
 FACEBOOK(以下:FB)に日常的に投稿される多くの記事の主旨が“自慢”、すなわち己の虚栄心を満たしたいという欲求であることは、一度でも手をつけた人なら理解出来ると思います。

「○○を食べました(美味しそうで羨ましいでしょ?!)」
「○○に行きました(リッチで羨ましいでしょ?!)」
「○○さんと飲んでます(楽しそうで羨ましいでしょ?!)」
「○○をしました(ボクちゃんスゴいでしょ?!)」

親や先生に「ねぇねぇ!見て見て!!」とせがむ幼児みたいだ…改めて感じます(笑)

 逆に自分の意見を綴ったり、疑問を投げかけたりといった知的な記事はまず見ません。まぁそれをやりたい人はブログなど他のツールに走るのでしょうけれど。

 しかし、そもそも日本人って、こんなにあからさまに他人に自慢話をアピールする民族でしたっけ?私の経験から判断するなら、自慢するという行為は確実に“NG”なんですけどね。理由は子供の頃にそう学習したし、それがベターだと信じているからです。

 子供の頃の私は、幸い経済的には比較的不自由せずに育ちました(別に自慢しているわけではありません・笑)玩具、スポーツブランドのシューズ、自転車、オーディオ…親の知り合いを通じてプロ野球選手のサイン色紙もたくさん頂きましたし、家族旅行では毎回かなりランクの高いホテルにも泊まりました。当然子供心としては、それらを友達に自慢したい衝動に駆られました。

 しかし…当然ながら自分が期待するほど、友達は共感してくれません。逆に「あいつは自慢ばかりして嫌な奴だ」と周囲に言い触らされ、孤立してしまう。そこで初めて(あぁ、自慢することは悪なんだ、しちゃいけないことだったんだ)と学習し、焦って関係修復に走るわけです。平凡な人生を生きてきた人なら同じ意見ですよね?

 ではそれ以降、私の人生は自慢とは無縁かといえば、そんなことはありません。例えば仲良くなった友達や身内にはたまに聞いてもらいました。でもそんな時は一応相手のことを配慮し、事前に「ちょっと自慢してもいい?」とか「○○で優勝した時のことをまた語ってもいい?」など、断りを入れます。ダメと言われても構わず語りますが(笑) もちろん逆の立場でもちゃんと受け止めますよ。

 なぜ自慢してもお互い機嫌を損ねないのか?といえば、それは相手が虚栄心に満ちたいけ好かない輩ではなく、それ以上に魅力的な部分をたくさん持ったいい人だと、長い付き合いの中で理解出し合っているから。ゆえに、大きな器を以て受け止めてあげようという気になるんですよね。相手と実際に向き合って、深く理解し合ってきた仲だからと言えましょう。

 一方、FBの「友達」はどうなのか?やはりそこはネット前提の関係。お手軽に近況報告の交換が出来れば満足なので、上辺だけの「友達」を相手に本気で気を遣って労ろうなどという気持ちは最初から存在しない。短文主義の人が多く、わざわざ文字数を費やしてまで労るつもりもない。結果的に一方的な自慢話の押し付けと見えてしまう。

 ならば、彼らが私の幼少時代のように自慢話をして孤立するかといったら、そんなことはほとんどありません。最初から上辺だけの繋がりなので、深く苛立ったり傷ついたりする必要が無いからでしょうね。


 私が思うにFBが重宝される理由って、「友達」の近況を知ることが出来るとか、昔の友達を探せるなどというメリットよりも、現実社会で抑えている欲求を、面倒臭い気遣い無しで解放出来ることのほうが遙かに大きいと思います。

 よって、このまるでエゴの掃き溜めのような状態を、ユーザー誰もが必要とするので、お互い深く関わろうともせず、何も考えずに“いいね!”をポンポン押したり、形だけのコメントを残すのでしょう。

 私見ですが、同じ自慢話でも、ベテランサラリーマンの場合なら自分の仕事のことや、人脈のことを魅力的に書けばいいのに。それなら十分読むに値するし、現実社会の付き合いに展開する可能性も見えてくる。直接関わりのない若手社員からも尊敬の眼差しで見られること間違いなにのに。…あ、それに気付くような人は現実社会でしっかり活躍しているからFBなんて眼中に無いか(笑)


 何だかFBでの遣り取りって、昔流行った「ときメモ」的恋愛シミュレーションゲームみたいですね。実在しない、触れることすら無いグラフィックの女の子相手に、(普通は)感情を込めることもなく、相手が喜びそうなセリフを選択して、上手くゲームを進める…そんな作業と何ら変わらないように思えてしまいます(笑)


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この記事のコメント
現実は
もっとむごいですよ。家族とはろくに話をせずFBのおばさま相手にお世辞。かと思えば自分の自慢。さらにバーチャルだけでなくいつの間にかプレゼントの交換、そのことについて触れると切れる。たちが悪いです。FBする前はこんな人だとは思わなかった。本性が出るんですね。
2012-07-05 Thu 16:56 | URL | SHINSHA #GCA3nAmE[ 内容変更] | top↑
コメントありがとうございます
>SHINSHAさん

そんな状態になってしまうケースもあるものなんですね。お気持ちお察しします。

私の記事は身の回りのごく一部の、仮想村の中だけで満足する人々のことをモデルにしていますが、ネットの中だけでなく現実社会での交流に発展するのも善し悪しですね。
2012-07-05 Thu 21:16 | URL | takemaru #-[ 内容変更] | top↑
ありがとうございます
私の友人にはFBをやっている人がいないので、なかなかその気持ち悪さをわかってもらえません。
ここに書かれていること凄く共感していますし、私だけじゃなかったんだこの気持ち悪さは!と安心も出来ました。心療内科にまで通う事になってしまった私にとって、ここの記事は良薬です。
2012-07-05 Thu 22:47 | URL | SHINSHA #GCA3nAmE[ 内容変更] | top↑
ありがとうございます。そこまで仰って頂き恐縮です。

確かに私もFBの中の連中ばかりを相手にしていたら気が変になっていたと思います。幸い仲の良い友人たちは一通り私と同意見なので、彼らと話すことでガス抜きさせて貰っていたんですね。やはりホンモノの友人は有難い存在です。

そんなFBならやめてしまえば良いのですが、どういうわけか最近の社会はこういったものに手を出さないと「頭が古い、自分から情報発信出来ない人」みたいなレッテルを貼られてしまいがちなので一応続けています。ブログのネタにもなりますし(笑)

実は私も以前、たまたま会った臨床心理療法士の人に「最近必要以上にFBに攻撃的になっているみたいなのですが」と相談しました。返ってきた答えは「仕事が暇になったり、夢中になれるものが減ったり、他人との付き合いが減るとFBにエネルギーを集中しがちになるのはよくある例。もっと自分を忙しい状態にせよ」というものでした。確かに忙しければFBなんかに手は回らないですよね。
2012-07-06 Fri 07:59 | URL | takemaru #-[ 内容変更] | top↑
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2012-07-05 Thu 22:24 まとめwoネタ速neo
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