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八王子絹の道~道了堂跡訪問

2012-07-20 Fri 00:00
 ちょっと前のことですが、思いつきで東京・八王子にある歴史的文化財…というか、一部マニアの間で都内有数の心霊スポットとして有名な、道了堂跡を見に行きました。といっても霊を冷やかすつもりは毛頭無く、ただ歴史の断片を感じてみたかったんです。

 調べてみると道了堂跡は、八王子駅からバスで20分ほどのところにある大塚山公園の中にあるようです。公園といっても実際には住宅地の中にある小高い山。この山の山頂部分を指しています。

 私は人がほとんどいない新興住宅地の真ん中でバスを降りました。見渡す限り人もジュースの自動販売機も(笑)ありません。少し歩くと、住宅地の一角に緑の巨壁が見えてきました。きっとアレでしょう。

 とりあえず最初に現れた長めの石段を登ります。上の方まで登ると八王子の町並みが綺麗に眺められます。やはりここはその名の通り、山なんですね。

 石段を登り切ると、意外にも未舗装の、いわゆる山道に続きます。私はもうちょっと整備された森林風散歩道を想像していたのですが、完全に歩き均された山道といった感じ。想定外です。あまり明かしたくありませんが、私が履いていた靴はショートブーツタイプのビジネスシューズ。幾ら住宅街の中にある山モドキとはいえ、山道をビジネスシューズで歩くなんて、私としたことが…(笑)

 幸い、道了堂入り口にはすぐに到着しました。しかしバスを降りてからここまで誰とも擦れ違わないなんて、ある意味怖い。強風にざわめく木々も、まるで私に対して苛立っているように感じられました。「新耳袋殴り込み」シリーズでお馴染みのギンティ小林一行は、こんな所に真夜中に来たといいますから、正気の沙汰とは思えません(笑)


 さて、ここは明治時代、横浜鉄道(現JR横浜線)が開通するまでは各地から集められた絹糸を集約して運ぶための陸路、通称“絹の道”。町を見下ろし易いこの山の頂に中継地として道了堂が建てられました。当時は大変栄えていたそうですね。現在では文化財に指定されています。

 しかし残念なことに、現在ここはどちらかというと心霊スポットとしての方が有名。理由は昭和38年に強盗(もしくは精神異常者)に惨殺された、道了峠堂守の老婆の泣き声が聞こえるとか、昭和48年に立教大学の教授に殺され、死体を近くに遺棄された不倫相手の教え子の霊が現れるとか、地元ヤンキーに面白半分に首を破壊されたお地蔵様の首に触ると呪われるとか…そんな噂が絶えません。

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 道了堂跡への入り口を表す石碑。下部には“絹の道”に相応しく繭や糸巻きが彫られていました。階段を登ると…

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案外狭いです。一応山頂部分だから当たり前か?そこら中にベンチが置いてありますが、あまり座ってくつろぎたいムードではありませんね。

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灯篭にお地蔵様…って、お地蔵様の首だけ色が違うぢゃん!!これはまさかヤンキーに破壊されたという問題のお地蔵様で、首だけ後から新しく差し替えられた、とでもいうのだろうか?でも…

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私的にはこちらの方が不気味。近寄って写真撮るのを躊躇しましたもん(笑) 後方には体も転がってるし。近寄ると動き出しそうなムードがありました。

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 ここ、頂上の中央部分に道了堂が建っていたようです。

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小さくても山だけに、ちゃんと三角点がありました。


 正直言って「な~んだ、たったこれだけ?」というのが私の感想です。というか、歴史的価値は十分堪能出来たのですが…やはり何か手土産代わりに、一つや二つ不可解な現象が起きてくれないかなぁ…いえ、何でもありません(笑)


 他に見るべきものも無いようなので、このまま帰ろうかと思いましたが、南方向に山を下りると“八王子市絹の道資料館”があるようです。スマホの地図アプリを頼りに行ってみることにしました。更に山道を歩く形になってしまい、私の革靴は泥だらけ。こんなところをハイカーに見られて、(あいつ、山を舐めていやがる!)などと非難されるのは勘弁願いたいところ(笑) でも結局下りも誰とも出会いませんでした。

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 この南方向への緩やかな下り道、未舗装部分は“歴史の道百選”に選ばれているらしく、なかなか長閑で味のある気持ちの良い道でした。

 道了堂跡から20分ほど歩くと、山から下りて車道に出ました。

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どうやら普通はこちら側から登るみたいです。

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 八王子市絹の道資料館は入場無料。おじさんが一人で管理していましたが、勝手に入って見学して良いみたいでした。トイレがあり助かりましたが、ジュースの自販機が無くちょっと残念。見学後は更に10分ほど下った所にあるバス停からバスでJR橋本駅へ。せっかくなのでJR横浜線を使って帰りました。

 とりあえず私が好きな歴史と心霊に纏わるスポットを訪れることが叶い、感激しています。お金をかけて遠くに行かずとも、楽しめるスポットって案外近くにもあるものですね。


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