現在の閲覧者数:
無料カウンター
《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
信じる必要なし!あてにならない映画評

2012-08-20 Mon 00:00
 私は昔から“ラーメンと映画だけは他人の評価は全くあてにしない”ことにしています。


 先日、FACEBOOK(以下:FB)を眺めていたら、公開されたばかりの某SF大作映画をボロクソに扱き下ろしている輩がいました。まぁ所詮FBの書き込みなので、その根拠は記されていません。「この映画はクソだった。だから皆は見ない方が良い」程度です。

 このコメント、私にはある意味非常に新鮮に映りました。発信者が中高生ならともかく、それなりに人生経験を積んだはずの大人は普通こういう表現はしないもの、しかも不特定多数の多種多様な嗜好を持った「友達」の目に触れるFBには晒さないものと思っていましたから。


 私は昔から映画が好きです。特に映画館で過ごす時間が大好きなので、DVDを選ぶよりも常に選択肢は少ない。時には趣味じゃないジャンルの映画作品を観ることも少なくありません。

 よって、期待した水準に届かない作品ともしばしば出会います。でもそれが=(イコール)つまらない、クソ作品かといったら違うでしょう。あくまでも自分は好きではなかった、自分にはヒットしなかった、ということです。例えるなら、美味いと評判のラーメンを食べに行ったら想像していたよりもスープが濃くて自分の好みではなかった。だからこの店のラーメンは「クソ」なのか?喜んで食べている他のお客さんたちの好みは否定するのか?それと一緒です。

 また、ニッチなジャンルの作品の中には、多くの人が「つまらない」と評価する作品が思い切りヒットする人もいます。

 私はかつて趣味でバンド活動を続けていました。だからバンド活動メインの青春映画や、伝説のバンドの自叙伝的映画にはかなりの確率で食い付きます。そういった作品はもう観ている最中から分かりますよ。(あぁこれは作品としてはクソなんだろうなぁ)と(笑) 

 でもバンド経験者の私には、登場人物のちょっとした喜怒哀楽が手に取るように理解出来てしまうんです。(分かる分かる!オレも悩んだよ~!)とか、(そこはリーダーが折れなきゃいかんよ~!ギタリスト辞めちゃうぞ~!)など過去の自分と重ねて懐かしみながら楽しめてしまうんですよね。おまけに鑑賞後には(よしっ!いつかオレももう1回、バンドでひと花咲かせてやるぜ!)という熱い気持ちに心が満たされる。結果的に、映画館から出てきて自分なりに総括すると「とてもいい映画だった」と満足しているんです。例え音楽やバンド活動に無関心な人が見たらクソ映画でも、私のようなバックボーンを持った一部の人からは高評価…こういうことは他のジャンル(テーマ)の作品を例に取ってもザラにあるでしょう。よってこの気持ちを「クソ」の一言で否定されるのは極めて気分が悪い。

 私も10代の頃は、とりあえずCMで知ったり、友達が話題にする超大作映画ばかり観ていました。でも人生色々な経験をして、色々な人の影響を受けて、色々な考え方を身につけたら嗜好だって変化して当然です。人によって芸術性の高い文学作品、任侠もの、西部劇、韓流もの、いや映画といえばハリウッドだ…好みは多様化して当然。同じジャンルの作品が好きな人の中にも脚本重視派、CGなど最先端技術堪能派、とにかく好きな俳優が見たい派、いや憧れの女優のベッドシーンを…(笑)…注目する部分や楽しみ方も人それぞれ。

 そんな“自分だけのスペシャリティー”みたいなニッチなジャンルやこだわりの楽しみ方、誰でも持っていますよね?幾ら仲の良い友達でも嗜好が完全に一致することなんて滅多にありませんよね?自分にとってクソだったからと、大切な「友達」の目に触れるはずのFBで公に「見ない方がいい」とまで言い切ってしまう人って、自分の価値観以外の価値観がこの世に存在することすら知らないんじゃないか?そう疑いたくなります。もうちょっとアートをリスペクトすべきでしょう。

 本人は親切にアドバイスしたつもりかも知れませんが、実際には「友達」が人生で培った経験や大切にしている価値観を乱暴に否定するようなもの。
 
 
 映画を含め、アートくらい広い心で楽しめる人でありたいものですね。


スポンサーサイト
別窓 | 映画 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑

<<桐島、部活やめるってよ(ややネタバレあり) | 瑠璃色幻想曲 | FACEBOOKツッコミシリーズ(20120817)>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL


FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| 瑠璃色幻想曲 |