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伯耆大山登山の思い出

2012-09-17 Mon 01:52
 2泊3日で鳥取に行って来ました。

 初めての鳥取、メインイベントは伯耆大山(だいせん)登山。日本百名山のひとつにして中国地方最高峰です。

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ついでに中国地方で販売されているサントリーの天然水は、“南アルプス”ではなく、地元“奥大山の天然水”。鳥取が日本に誇る素晴らしい山です。実は去年登る予定でしたが、運悪く重度のぎっくり腰に見舞われて泣く泣く中止に(笑) 1年越しで再び機会を得ることが出来ました。

 登山は鳥取滞在予定の3日間中、真ん中の2日目を予定していました。しかし初日に訪れた鳥取城跡のある久松山(268m)をノリで登ってしまい、私の中でテンションが見事に下がってしまいました。(うわ~、登らなきゃよかったなぁ…筋肉痛になるかも知れないなぁ…)そんなネガティヴなことを考えながら山陰本線から景色を眺めていたその時!

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次から次へと連なる名も無き小さな山々の向こうに、明らかに1つだけ異質な、まるで富士山のようなシルエットと存在感を感じさせる大きな山が!!…あれか…明日はあの山のてっぺん目指して登るのか…よ~し、燃えてきたぜ!!一気にモチベーション回復(笑) 翌日に備え夕食も軽め、アルコールも我慢して早々と就寝です。

 翌朝。

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宿泊したホテルの窓からもはっきり見える大山。上の方に雲がかかっていますが、とりあえず晴れただけで十分満足です。基本的に私、雨男なので(笑)

 米子駅から出るバスには平日のためか、5~6人程度しか乗車しません。約50分かけて大山寺バス停に到着。

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…やはり上の方には雲が。相当ガスが出ているんだろうなぁ。それにしてもデカい。存在感バリバリです。

 大山にはたくさんの楽しみ方がありますが、私のような大山初心者にはやはり“夏山コース”でしょう。地元の小学生も登るコースだし(笑) といってもバス停から山頂までは3時間20分を要し、ガイドブックの評価も中級向けの、決して楽ではないコース。しかも崩壊が進む大山において、現在最高峰とされているのが、立ち入りが許されるエリアで最も高い弥山(みせん・1,709m)。ここに辿り着くためにはいずれにせよどこかで夏山コースに合流しなければならないのです。

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 私は登山口で、地元在住の親切なオイチャン(71)と出会いました。同じバスの乗客です。このオイチャンとの思い出についてはまた改めて綴りたいと思いますが、彼とは登山口から暫く一緒に歩きました。

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ところが…既に一合目近辺で私はバテバテ(笑) ちょっと歩いては休んで水分補給の繰り返し状態。「私は3時間かかりますが、あなたなら2時間半ほどで登れると思います。どうぞ先に行って下さい」と申し出てくれたオイチャンにも、他の多くの登山者にもどんどん追い抜かれてしまいました。いつものパターンですけどね(笑)

 それにしても…

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一合目

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二合目

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三合目…

延々と階段状に整備された登山道…これって意外に辛いんです。まだただの斜面の方が私は好きです。それでもたまに立ち止まると、秋の涼しい風が心地良く体を包んでくれます。

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四合目手前では何となく山っぽい景色が。

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 更に階段状の登山道を登り続け、五合目…そしてようやく無人避難小屋のある六合目に到着しました。大抵のハイカーが少しガッツリめの休憩を取る、やや広めのスペースです。

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ここでの見所のひとつでもある、猛々しい大山連峰の北壁がド迫力で目の前に。

 ここまで一合分登るのに休憩込みで約20分かかってしまいましたが、気付けば疲労が麻痺し、最低限の休憩で歩き続けられるようになりました。帰りのバスに間に合うかどうか心配でしたが、これなら何とかなりそう。あくまでも大山を楽しみつつ、前進あるのみです。

 七合目を過ぎた辺りから所々樹木が無くなり、絶景が臨めるポイントが増えます。代わりに階段状の登山道が途切れて、ガレ(岩)場を歩く箇所も増えました。

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尾瀬の至仏山を思い出すなぁ…。私の経験上、大山は何となく至仏山と日光男体山を足して2で割った山という印象でした。至仏山登山では人生で初めて(ふくらはぎではなく)両太腿が攣ったんですよ。そして今回もピンピンに攣っている両太腿を騙し騙し酷使しています(笑)

 既に休憩も水分も不要で歩き続けられるハイテンション状態の私は、前を歩く人々を何人か追い抜かせていただき、九合目手前まで辿り着きました。

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ここから頂上までは木道を歩くので、比較的楽です。ただ…麓で確認していたように、八合目辺りから物凄いガスが出ています。30m以上先が見えないほどに。しかも奥多摩や丹沢なら11月末にならないと経験出来ないほどの寒さ!天気は決して悪くないんですけどね。Tシャツ1枚の人たちはきっと地獄を見ていることでしょう。

 そして…遂にガスの中にボヤ~っと、山頂直下の避難小屋が見えてきました。つ、着いた~(も同然)!!早速小屋の中へ。私が収集している山バッジがここで売っているはずなんですよ。ところが…なんと!まさかの管理人さん不在!!聞いたところ管理人さんは週末以外ここへは来ないのだとか。…登った山のバッジが初めて手に入らない、とでも言うのだろうか?

 でもこの小屋では例のオイチャンと3時間ぶりに再会出来ました。お弁当を食べ終えたところだそうです。聞けばやはり3時間で登ってきたとのこと。私はといえば…それでも標準タイム通り、3時間20分で到着。上出来です。2時間半で到達なんて私には端から無理だよ~っ!!(笑)

 とりあえずオイチャンとは一旦別れ、すぐ上にある大山頂上(弥山)に向いました。

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正真正銘ここが頂上です。

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小学生の遠足集団も含め、なかなかの混雑ぶりでした。

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先ほどオイチャンと再会した避難小屋が見えます。時刻も時刻だし、下山でも体力を使うので何か食べなきゃ。真っ白で何も見えない下界を眺めながら、強引におにぎり2個を喉に流しますが、正直全く食欲ありません(笑) 

 下りは九合目を過ぎた辺りでオイチャンに追いついたので、世間話を交わしながら一緒に下山しました。

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北側の川原から眺める大山の北壁は凄い迫力。一見の価値がありました。

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買い逃したと思ったバッジも、麓の土産物屋で無事ゲット。これで思い残すことは(とりあえず)ありません…。


 今回はガスがかかって頂上からの景色が全く見えなかったこと以外、最高の経験が出来たと思います。特に地元のオイチャンとのコミュニケーションについては色々と考えさせられることもあったし、本当に貴重な時間を過ごすことができました。この件についてはまた改めて書こうと思います。

 その後、米子に戻り、祝杯を上げようと郷土料理がウリの居酒屋を探してみましたが、結局駅の食堂にて中生1杯のみで簡単に済ませてしまいました。何というか…安っぽい酒や料理で、この今日の素晴らしい経験の余韻を上書きしてしまいたくなかったんですよね。山歩きを始めてから、初めて持つ気持ちでした。気付けば前日の何倍も、鳥取県と大山が大好きになりました。

 またきっと登りに来ます!!

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