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「世代を超えてふれ合い、社員同士の調和を図る」という理不尽

2012-09-24 Mon 13:13
 ある友人から聞いた話です。

 彼の職場には、会社非公認のレクリェーション活動に命を懸ける管理職3人衆(以下:三羽烏)がいるそうです。

 彼らはそれなりに仕事で結果を残しているようですが、基本的に身も心も常にレクリェーション優先(?)。「世代の壁を越えて触れ合い、社員間の調和を図る」という大義名分の下、新イベントを次々と企画しては部下を巻き込み、己の欲求を満たそうとするのだとか。

 部下は参加を断れないのはもちろん、何度も開催される事前打ち合わせ(という名の飲み会)にも強制的に(?)付き合わされます。昭和の日本企業みたいで面倒臭いですねぇ。


 そんな三羽烏が今、燃えに燃えているイベント。それが来年開催予定の“東京マラソン”です。彼らはもちろん、彼らの部下も全員、有無を言わさず参加申し込み手続きをさせられたようです。中には

「体が弱く長距離走は苦手です。万が一当選してしまったらシャレにならないので応募は見送りたい」

と申し出た部下もいるそうですが、

君は落選した仲間の思いを背負って頑張ろう、というふうには考えられないのか?

と一蹴されたとか(笑) 意味が分かりません。

 更に三羽烏、東京マラソン運営事務局から各応募者あてに届く抽選結果メールを、部下には開封させずに自分たちに転送するよう強制。三羽烏が結果をまとめ、全員参加の飲み会「東京マラソン抽選結果大発表会」で発表する予定…って、どれだけ暇を持て余してるんだコイツら(笑) 仕事に集中させてもらえない部下たちの心中お察しします。


 ところで私はこの話を聞いた時、ある過去のワンシーンを思い出しました。かつて、私が最も信頼していた上司の下で働いていた頃のことです。

 その上司は“心の左手”を駆使し、常に私をモチベーション全開状態に保ってくれました。お陰で毎日楽しかったし、常にやり甲斐を感じながら仕事に臨むことが出来ました。彼とは揺るぎない信頼関係を築けていたと思っています。

 ある時期、食生活の変化から急速に太り始めた私は、ダイエットを試みようと、疎かにしていたジムに真面目に通うことにしました。週末だけでは効果が期待出来ないと考え、平日にも通うつもりでした。

 しかし平日は終業時刻が読めない上に、突発的に(打ち合わせを兼ねた)上司や外部の協力スタッフらとの飲み会が発生します。同僚との飲み会と違い、新しいビジネスモデルについて議論したり、貴重な業界情報が仕入れられるその飲み会へは率先して参加したい。そこで私は始業前、早朝にジムで運動してから出社することにしました。

 もちろんこれでは、始業前にかなりの体力を消耗してしまいます。しかし精神的には充実するし、頭もフル回転した状態で朝から仕事に臨める。そもそも自分の健康を維持する目的で始めたこと。レクリェーションではありません。普段からどんなことでも私に理解を示してくれる上司は当然「素晴らしいじゃないか!さすがはお前だな!!」と褒めてくれるもの、そう信じていました。

 ところが…私が何気なく早朝のジム通いのことを上司に打ち明けたところ、想像もしないレスポンスが。

はぁ?!そんな暇があったら、その分早く出社して仕事しろよ

とても冷ややかな口ぶりで言われました。私はちょっとムッときて

「健康のためなのだし、遅刻しているわけでも仕事に悪影響を及ぼしているわけでもないのだから、別にいいじゃないですか!」

と反論しましたが、信頼していた上司に否定されたことでテンションが下がり、それ以降早朝ジム通いは止めました。

 後で考えると、恐らく上司は内心では私のやる気を認めてくれながらも、会社の一管理者として、社規に則ってあのように発言せざるを得なかったのでしょうね。

 どんな会社の社規にも「従業員は常に健康を保ち、業務に全力で取り組める状態の維持に努めなければならない」みたいなことが盛り込まれているはず。つまり太ったのは単に私の落ち度であり、私の都合。それなのに本来仕事のために使うべきエネルギーを始業前に大量消費しようという私の考え方は社規に反している、管理職として認めるわけにはいかない、という意味だったのでしょう。これを認めてしまうと、極端な例ですがリラックス目的で出社前に酒を飲むとか、風俗店に立ち寄るといった行為も(広義的に解釈すれば)同じように認めなければならない(?)かも知れませんしね。まぁ、私が黙っていれば良かったのでしょうが。


 そんな個人的経験を下敷きに考えると、先の三羽烏の活動にはどうしても疑問を感じてしまいます。

 まず、本音では(そんなことしてる暇があったら、会社のためにもっと働けよ!)と思っていそうな彼らの上司が何も口を挟まないのが不思議。社内でメンバーを大っぴらに募集し、FACEBOOKでも同様に呼び掛けているのに気づかないはずがない。見て見ぬ振りで黙認しているのでしょう。

 しかしこれはあくまでも会社非公認の活動です。強制力を伴う参加促進や、打ち合わせを口実とした飲み会乱発もマズいですが、フルマラソン、登山、峠道の自転車レース…未経験者が手を出すにはリスキー。万が一、大怪我したり心臓発作で死亡したりしたら労災が認められる、とでも言うのだろうか? せめてこっそり、内々にやってくれればいいのに…上層部はそう感じているでしょうね。

 まぁ、三羽烏の好き勝手がこんなふうにまかり通るのは、良くも悪くも彼らがそれなりに仕事で結果を残しているからでしょう。

「ちょっと目に余るが、彼らは結果を出している。やり過ぎないようにだけ注意して静観しよう」

今のところは上層部も彼らの機嫌を損ねるのは得策じゃない、と考えているのでしょう。もちろん事故が起きれば責任は全て三羽烏に押しつけるでしょうが。

 しかしこのご時世、ちょっとでも業績が下がったら、上層部はもう守ってくれませんよね。

「いやぁ、私は必死に頑張っているのですが、奴ら(三羽烏)が部下を巻き込んで好き勝手に遊んでばかりなんですよ。何度注意しても仕事しないんですよ」

コロッと敵に回るでしょう。 

 こういう職場の風土とか体質は会社によって様々でしょうから、私の価値観だけで「コイツら変だ!」と評価するつもりはありません。現代っぽくはないと思いますけどね(笑) 私が知ったこっちゃないですし(笑)


 何だか久々に、私の早朝ジム通いを否定した、あの元上司に会いたくなってきました(笑)

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