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近くてよい耳?

2012-10-17 Wed 20:56
 山登りを趣味として3年。今年の目標のひとつが「どこでもいいので(笑)未経験の“(日本)アルプスの山に登る”」でした。特別難しい目標ではありませんが、電車・バス移動派の私にとって、都内から時間的・経済的にアクセスし難いアルプスは腰が重くなりがち(笑) 雪山登山は考えていないので、残念ながら今年は難しそうです。

 そしてこれとは別に、どうしても今年中に登りたい名山がありました。“近くてよい山”谷川岳です。2,000mにも満たない山ながら、登山道からの景色や程良い難易度はアルプスの山々に引けを取らない…はず(笑) 

 また、バットマンのマスクのような山頂部の2つのピークを“耳”と呼ぶセンスの良さにもムラムラ(?)きますし、事故死者の数でギネスブックに載ったというダークな一面にも危ない魅力(?)を覚えずにはいられません。これまで何となく難しそうで敬遠してきましたが、天神平からピークを目指す入門的コースなら私でも登れそう。かつてテレ東の旅番組で藤田朋子も登った(同行した大場久美子は早々とギブアップ)くらいですし(笑) 昨年は10月末に雪が降り始めているので、何とか1日でも早く登りたいと思いました。

 ということで快晴の中、いよいよ憧れの谷川岳へ向け出発です。

 交通手段は東京駅から往復上越新幹線“たにがわ”を利用しました。交通費は嵩みますが、上毛高原駅まで1時間20分という速さには料金分の価値が十分あります。先日の赤城山登山のように、自宅を出てから登山口到着まで5時間もかかっては、登る前から疲れてしまいますからね。

 上毛高原駅からはバスに乗り換え、谷川岳ロープウェイ乗り場へ。出発早々、遠方に明らかに周囲の山とは異なるムードの、2つの耳を持つ山が見えます。アレか…テンションが上がります。

 ロープウェイ乗り場では、迷わず往復乗車券を購入しました。谷川岳初心者なので今回は可能な限り楽をすることにします。

 20人ほど乗れそうなロープウェイには、登山者以外にも散策目的の観光客もたくさんいます。窓から眺める山々の紅葉はまだちょっと先といった感じ。「やはり11月の第2週以降だな」と他の乗客にレクチャーするお爺さん…その頃はきっと雪が降ってるよ~!というか、高尾山でも紅葉してる時期だっつーの!!(笑)


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 天神平駅でロープウェイを降り、そのまま歩き始める登山者を横目に、私は天神峠駅までリフトで上ります。「往復」券を購入して驚かれた理由が、この時はまだ分かりませんでした。


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天神峠から眺める谷川岳…デカい!そしてカッコいい!!つい見とれてしまいますが、気持ちを切り替えて午前9時半、まずは手前の“トマの耳”を目指し出発。…あれ?最初の400mはひたすら下りですよ?ということは、帰りもリフトを使うなら最も疲労した体でここを登らなきゃならんのか?!やられた~!!(笑)

 とりあえずこの問題については後で悩むことにして再び前進。平日ながら紅葉目的か登山者は多いようです。週末はもっと混雑するのでしょうね。特に熊穴沢避難小屋以降、急な岩場(ガレ場)が続く辺りからは渋滞が発生しがちでした。普段チンタラ歩く私にとって、これは好都合…と思いきや、なぜか急斜面、しかも他の人が通りたがらない危険度の高い岩の上をスイスイと歩けてしまう私。オレってこんなに速く登れたんだ…未知なる自分に驚きました。使う筋肉が違う、とでも言うのだろうか?


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お陰でいつも登山道では追い抜かれまくりの私が、何人も追い越しながら順調に登れてしまいます。谷川岳は途中から高い木々が無くなり展望が開け、素晴らしい景色を楽しめるので、所々でガッツリめの休憩を取る余裕が出来ました。


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熊穴沢避難小屋からほど近い岩場より眺める肩の小屋方面。いかにも山雑誌で紹介されそうな紅葉風景(笑) 遙か上方を歩く登山者がいちいち確認出来てしまうのが面白い。


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天気は快晴、暑くも寒くもなく最高の登山日和。ウルトラライトダウンやヒートテックなんて持ってこなきゃよかった(笑)


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どの方向を眺めても、“これぞ山”な素晴らしい景色。


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階段状の登山道ではチンタラ、急なガレ場はスパイダーマン張りにスイスイを繰り返し、肩の小屋に到着。ネット情報ではここで谷川岳バッジが買えるそうなので、休憩は後回しで早速中へ。しかし…何と!バッジ売り切れ~!!一気にテンションダウン。また来年登る…?真剣に悩みました。後にロープウェイ乗り場の土産物店で無事購入出来ましたけれどね。今後もまず行かないであろう一ノ倉沢のバッジも入手しました。


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 さて、何となく頂上に到着した気になっていましたが、肩の小屋はあくまでも通過点であり、分岐点。トマの耳までもうひと頑張りです。


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足取りは重いながらも、10分ほどでトマの耳に到着。360°のパノラマ展望が広がります。


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山頂を示す標識には記念撮影しようという登山者が行列を成していました。


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ここでおにぎりを喉に流し込んだ私は、少し休憩していよいよ谷川岳最高地点、“オキの耳”へ。


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一度急なガレ場を下り、再び急なガレ場を登りますが…やはりスイスイとあっという間に到達。どこからこんな力が湧いてくるんだろう?自分でも全く分かりません(笑)


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景色の素晴らしさと、ここへ到達出来た満足感から、会話は交わしませんがここにいる登山者全員が仲間だと錯覚してしまいそう。山ガールたちも逞しく見えます(笑) いつまでもここで心の洗濯をしていたい…そんな気分でした。

 下りは急な斜面の連続ゆえ、膝がプルプルになりながらもスイスイと降りることが出来ました。結局、もう1回リフトからの景色が見たいと考え、最後は400mの上り道を経てリフト乗り場へ。コレが一番キツかったです(笑) ついさっきまで暖かかったのに、この頃にはかなり冷えて寒くなっていました。

 今回の谷川岳、雑誌を読むと肩の小屋辺りはあくまでも谷川連峰の入り口にすぎないようです。ここを起点に様々なコースや楽しみ方があるんですね。毎年登ってもいいかなぁ…確実に谷川岳の魅力に取り憑かれました。交通費は1回につき17,000円ほどかかりますが(笑)

 谷川岳はしばしば「近くてよい山」と言われますが、この極めて短い言葉の中に谷川岳の魅力が凝縮されている…まだひと口かじっただけですが、そう確信しました。


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