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理想のプライドの持ち方

2013-03-22 Fri 17:37
 私は愛犬の散歩も含め、歩くことが大好きです。最近は春らしい陽気の日が増えたので、春の香りを楽しもうと時間の許す限り長めの散歩に出かけることにしています。

 そんなこの時期に町を歩いていて目立つのは、道路工事という名の予算調整の多さ。まぁ、毎年のことですが、たまに車のみならず歩行者も通行出来ない道に出くわすと気分が萎えてしまいます。

 しかしそんな時、ちょっと嬉しいのが、歩行者を誘導してくれる係のオヂサン(オヂイサン)の温かい対応です。近隣住民でもない明らかに年少者の私に対し、わざわざ頭を下げて謝罪した上で「足下に注意してお通り下さい」と声をかけてくれる。マニュアル通りの対応なのでしょうが、萎えた気分が元に戻るどころか、それ以上に良い気分になります。逆にこちらが恐縮してしまうほどですね。

 私はこういった仕事、声をかけるだけで相手を気分良くさせられる仕事って、本当に素晴らしいと思います。

 中には「若造に頭を下げるなんてプライドが許さん!」と内心思いながらも、仕事と割り切って対応している方もいらっしゃるかも知れません。でもつまらないプライドが邪魔してこの仕事の価値が見えないのであれば、それこそもったいないです。

 そんな私も、昔から自分よりも年少者相手に頭を下げたり、教えを請うたりするのは公私問わず割と平気な方です。特に自分より能力がある人、デキる人は素直に尊敬したいし、見習いたいと願うタイプ。あまり余計なプライド云々にはこだわりませんね。

 しかし世の中にはそうでない人も少なからずいます。例えば私の知り合いのある先輩は、昔からとにかく無駄にプライドが高い。中年ながら未だに自分のルックス、センスなど全てにおいて他人よりもイケていると信じている。よって他人、特に自分よりも年少者から冗談でからかわれたり、意見されたりした途端不機嫌になってしまう。こういう人が先の工事現場で働いたら、いくら本人は仕事と割り切っているつもりでも、絶対に顔や声に不満が現れそうです。ことごとく通行人を不愉快にさせることでしょうね(笑)

 私や先の工事現場のオジサンと、この先輩の違いって何でしょう?恐らくそれは“自分自身を理解しているか?いないか?そして理解した現実の自分を実生活にフィードバック出来ているか?いないか?”…その辺でしょうね。


 私だって自分が努力して勝ち得たモノや、長い時間をかけて信じるに至った価値観を否定されたら、さすがに反論するでしょう。

 しかし顔がブサイクだとか、服のセンスが悪いといったそれ以外のたくさんのことについては、正直どうでもいい…というかこだわる優先順位は極めて下の方なのだと思っています。これまで長い時間をかけて積み重ねてきた経験や、他者とのコミュニケーションから無意識のうちにそう判断したのでしょう。

 そもそも否定されたこと全てに反論するほど自分に自信を持っているわけではないし、反論するよりは相手の意見を受け入れた上で「じゃあ、どうすればもっとカッコよく見えるかな?」と訊ねたいんですよね。

 一方の先輩は、まだ本当の自分を理解出来ていないのでしょう。極端な例えですが能力も見てくれも、幼い頃の親戚の評価(?)を基準にするタイプ。「日本一可愛い顔をしている」「賢いから博士か大臣になるのでは?」などと言われたことをずっと心の奥に大切にしまっていて、中年になった今も無意識のうちに「オレは本当はイケメンだ、誰も気づかないだけだ」「博士や大臣になれる逸材のオレにダメ出しするなんて、オレの上司はバカだ」と考えて自己防衛するようプログラムしているのでは?と疑ってしまう。

 まぁ価値観の違いと言ってしまえばそれまでですが、ある程度の年齢になると、こういったこだわりを持ち続ける人と捨て去った人との差って、ものすごく大きいと思います。世界観・価値観の広がりも、楽しみの数も、周囲の評価も、その差はどんどん広がるはず。この違いに気づかない人が身近な親しい人の中にいると、正直複雑な心境です。



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