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ひまわりと子犬の7日間(ネタバレあり)

2013-04-03 Wed 00:00
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 保健所に引き取られた犬猫の殺処分をテーマとして、実話を基に描かれた映画「ひまわりと子犬の7日間」を観ました。

 宣伝映像を見る限りでは子供向けの作品のようでしたが、好きな俳優の堺雅人主演であること、私自身犬好きであることから観ようと思いました。まぁ…実際館内はチビッコが多かったです(笑)

 内容は、ある農家の老夫婦に飼われていた柴犬(♀)と、この犬を取り巻く人々の愛情の物語です。飼い主のお婆さんが死に、お爺さんが老人ホームに入ることになり、ひとりぼっちになってしまった柴犬は、お爺さんを必死に追いかけるうちに迷子になり、町や山を彷徨う。そのうち野良犬となり、保健所職員に捕らえられてしまった。

 放浪中に虐げられた恐怖から、人間に敵対心剥き出しの柴犬であったが、自分の子犬を必死に守る姿に心を打たれた神崎(堺)は、本来里親募集に許された7日間という期限を無視。殺処分の存在を初めて知ってショックを受けた娘と約束し、この母子犬の里親を懸命に探す。
 
 しかしこの柴犬は人間に懐かず、それどころか人間が近づくと襲いかかろうと身構える始末。里親に引き渡すためには人間を噛む犬であってはならない。神崎は殺処分予定日までに、人間を敵視するこの柴犬と心を通じ合わせることが出来るのか…?

 というお話。突っ込みどころが無いわけではありませんが、ちょっとウルウルきてしまう良いお話でしたよ。

 冒頭にいきなり登場する殺処分のシーン。小さい檻に入った3匹くらいのワンチャンが処分されるのですが、その中にはなんと!我が愛犬と同じジャック・ラッセル・テリアの姿も。確かにジャックって扱いが難しいので捨てる輩が多いと聞きます。(へぇ…こうやって殺されるんだ…)と思いながらも複雑な心境…。

 でも下手すると「ジャックは殺しちゃダメ、他の犬種は仕方ない」とか「犬は人間に忠実だから殺しちゃダメ、他の動物は仕方ない」なんて誤った発想に支配されそうなので注意が必要です。本作はたまたま犬の母子にスポットを当てて描かれてはいますが、あくまでも人間の都合で殺される動物全体の問題として見るべき。

 そしてラスト、リミットギリギリで柴犬が人間の優しさを思い出し、神崎に心を許すわけですが、そこに辿り着くまでには周囲のたくさんの人たちの理解と協力があってこそ、ということが上手く描かれていました。その協力には見返りやメリットなんてありません。ただ、小さな命を救いたいと願う優しい気持ちが人を必死にさせるんですよね。

 決してイメージの良い仕事でもなければ、表立って市民から感謝される仕事でもありませんが、尊い命を救う職業という点では医者も保健所職員も同じ、尊い職業だと思います。

 ひとつだけこの映画に難点があったとすれば、それは間違いなくオードリー若林にやらせた、ウケ狙いの蛇足的演技でしょう(笑) 同じシーンで何度もわざとらしくコケるなど、昭和のコントじゃないんですから(笑) あれは要らないですって…せいぜい1回でたくさん。お腹いっぱいでした。


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