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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
派遣社員の扱いは「家政婦のミタ」式に

2013-04-18 Thu 15:31
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 前回「経営者視点の客観的思考に欠ける、ある老舗企業の憂鬱」という内輪ネタベースの(笑)記事を書きましたところ、ある方から反論がありました

「なぜ、派遣社員を正社員同様に扱ってはいけないのか?派遣社員だって一緒に働く仲間だろう?!お喋りしたって飲みに誘ったっていいじゃないか。差別する気か?」

というもの。これに対する私からの回答を、この場をお借りして述べさせていただくと…

『今一度、「経営者視点の客観的思考に欠ける、ある老舗企業の憂鬱」をよく読んで下さい。全てご説明しているはずですので…』

です(笑) でも読み返すと我ながらアレもコレもと盛り込み過ぎてしまい、ご理解し難かったのかも知れないな…そう考え、改めてもう少し分かりやすくご説明させて頂きたいと思います。


【参考】
「経営者視点の客観的思考に欠ける、ある老舗企業の憂鬱」
http://pptakemaru.blog58.fc2.com/blog-entry-1868.html


 まず、少なくとも古い体質の老舗企業であるこの会社に限って言えば、例えるなら社員同士は「家族」のようなもの。ずっと同じ屋根の下で、同じ釜のメシを食らい、共通した価値観のもと、ずっと一緒に幸せに暮らせるよう努める。時に言い争い、グレて、倫理に反する行為がバレても、基本的にはまた平穏に暮らせるよう状態を修復しようとするものです。

 それに対し、アルバイトや派遣社員の方は「家政婦」ですね。…そう、三田さんです(笑) 「家政婦のミタ」に例えると分かりやすいと思います。

 家政婦は、ユーザー(家庭)のニーズに応じ一定期間(時間)雇われ、労働力を提供する存在です。一つ屋根の下で過ごすので、一見家族の一員のように見えますが、実際には家族とは異なりギャラ⇔労働力という契約のみで繋がるアカの他人。家族ではないので能力に不満を感じたり、問題行動を起こしたりすれば直ぐにチェンジされてしまいます。雇い主は問題のある家政婦を改心させるために骨を折ったり、ボランティアのような努力をしたりすることは普通はしません。家政婦とはそういう存在です。

 「家政婦のミタ」を思い出しましょう。ドラマの中で松嶋菜々子演じる家政婦・三田灯は、家事は完璧にこなしましたが、阿須田家から「一緒に食事をしよう」と提案されたり、「一緒に外出しよう」と誘われたりしてもハッキリ断り続けました。その理由は「自分は家政婦だから(阿須田家の家族ではないから)」。当然です。さすがに断り続けて雇い主の気分を害してもマズいので、最終的には「業務命令なら」と割り切り、仕事の一環として仕方なく付き合ったというわけです。もちろんそこで発生する超過料金も堂々請求して。この通り実は三田さんって、(過去のトラウマや人殺しでも引き受けることなどを除けば)至ってノーマルな家政婦だったんですよね。

 その一方で、阿須田家の人々はもうメチャクチャな迷惑一家でした。三田さんに対する態度は人間味溢れる優しいものでしたが、最後の最後まで三田さんのプライベートに干渉しまくり、余計なお世話塗れでした。最終的に三田さんは阿須田家に追い詰められ(?)自分の壮絶な過去を打ち明けました。三田さんが凄いのはここからです。自分の過去を打ち明けた途端「お暇を頂く」と言い残し家政婦を辞めた三田さんからは、プロ意識をヒシヒシと感じました。家政婦が家族の中に足を踏み込んでしまったら、それはもはや家政婦ではない。…思っていた以上に優れた家政婦だったんですね、三田さん(笑)

 阿須田家視点では全てが上手く運び、幸せのハッピーエンドだったのかも知れませんが、最後まで三田さんを振り回し続け、家政婦としての立場を理解・尊重することはなかったように思います。

 三田さんの視点から見たら、(阿須田家のお陰で過去のトラウマから脱出したこと以外は)仕事以外のことで自分を振り回す、面倒臭い家族だったなぁ…。業務命令が「笑え!」だなんて、バカにするのもいい加減にせい!!…って感じじゃないでしょうか?(あくまでも例え話です。感動物語としてこのドラマ、私はとても好きです)

 結論的に、前回の記事に登場したエロ幹事君を始めとする面々は、まさに阿須田家そのものですね。せっかく大金を支払って雇った家政婦(派遣社員)に対し、仕事の手を休めて構わないから一緒にお喋りしよう、時間外手当は支払わないけれど一緒に飲みに行こう…相手(派遣社員全般)の立場を全く尊重しようとしない。 

 常に感情的視点で考える阿須田家的には、三田さんとの生活は楽しかったし、満足。でも客観的視点で振り返ると、三田さんはプロの家政婦として舐められっ放しでした。幸せな家族ごっこに巻き込まれただけで、家政婦としての評価は何らプラスにならず。でも仕事量を勝手に減らしてくれた上にギャラはしっかり貰えたから、まぁいいか。


…そういうことです。


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