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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
口コミサイト投稿者の無知

2013-07-03 Wed 00:00
 あるテレビ番組で、「口コミサイト」の特集を見ました。今回採り上げられていたのは同サイトの中でも、ぐるなびや食べログのような飲食店評価サイトです。

 番組ではリポーターが、あえて「不味い!」「二度と行かない!」といった悪い評価をつけられた飲食店を何軒か訪ね、実際に批判された料理を食べて味を確認するという主旨。先に明かしてしまうとそれらの料理は、確かに他の店の同じメニューに比べ、変わった味や作り方ではあるものの決して不味いわけではない、という結論に落ち着きました。実際に問題のメニューを通行人に試食させても、評価はまちまち。決して誰もが不味いと感じるような、粗悪な料理ではないということです。逆に店主の料理へのこだわりや愛を感じる、と言う出演者もいました。

 多くの人が当然のように料理を「美味しい」「不味い」と評価しますが、そもそもそれ自体正しいことなのでしょうか?

 例えば豚骨ラーメンの、あの獣臭バリバリな臭いスープが大好きな人もいれば、大嫌いな人もいます。生まれも育ちも東京である私は納豆が昔から大好きですが、関西人には納豆が大嫌いな人が多いと聞きます。つまり、料理の評価基準は「好き」か「嫌い」かなんですよね。

 実際に番組に登場した、悪評価をつけられた中華料理店のチャーハン。お米が水分を多く含みベシャッとした仕上がりです。しかしこれは店主があくまでも「お米の味を残すため」にあえてそう仕上げただけのこと。パラパラのチャーハンが好きな人にとってはガッカリかも知れませんが、それはあくまでもその人の「口に合わなかった」だけのこと。決して「不味かった」ではないんですよね。

 それを何の説明もなく「この店のチャーハンは不味い!もう二度と来ない!!」と、その人の嗜好基準で書く、表現力・想像力の未熟な人がたくさんいるから飲食店や他のユーザーが迷惑するんです。

 出来れば

「私はお米一粒一粒に火が通った、パラパラのチャーハンが昔から好きで美味しいと感じています。しかしこのお店のチャーハンは逆に水分が多くベシャッとしていました。私の口には合いませんでした。私のようにパラパラのチャーハンが好きな人にはお勧めしません」

と書いてあげれば誰も傷つかないし、どちらのタイプのチャーハンが好きな人にも参考になります。

 これはマスコミがグルメ番組などで常に

「チャーハンはお米がパラパラなのが美味しい」
「牛肉はとにかく霜降」
「トマトは甘いものが最高」

などの先入観を視聴者に与え続けた弊害とも言えます。ベシャッとしたチャーハン、赤身のフィレ肉、昔ながらの酸っぱいトマトを支持する人のことは最初から完全無視ですもんね。マスコミが推奨する=美味しい、それ以外は不味い、と刷り込まれている人、多いと思いますよ。


 考えたら飲食店だけでなく、本、映画、音楽、観光地…全て同じです。他のユーザーのために情報を残してあげようというボランティア精神は立派ですが、それならば必ず自分の趣味嗜好やバックグラウンドを明示した上で、客観的に評価すべき。

 そしてメディアを使って情報発信するのなら、相応にメディアリテラシーを磨くべきですね。



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