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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
飲み友=下請業者という生き方

2013-07-19 Fri 19:48
 某一部上場企業に勤務する友人は、その得意先の中で最も大切に扱うべき幹懇得意先のひとつを担当する営業マンです。

 そのため、彼はどんなに多忙であっても得意先の発注担当者からお酒のお誘いを受けた時点で、その日の業務は強制終了。仕事も会議も打ち合わせも全てを捨てて先方事務所付近の繁華街に飛んで行かなければならない。

 しかもお相手は相当のお酒好きらしく、毎回2軒、3軒のハシゴは当たり前。限りなく下戸に近い友人はお開きの瞬間をひたすら待ち続けた末、嘔吐しながら終電で帰宅するのだとか。

 高度経済成長期やバブル経済期に比べ、多くの企業が義理人情にはドライで実質主義な現在、このようなお付き合いがどれだけ存在するのか?私には分かりません。ひとつだけ確実なのは、このような付き合い方が好ましいか否かなんてどうでもよいこと。得意先が求める以上、営業マンとして「断る」という選択肢はありません。ただそれだけ。理屈じゃないのです。

 とはいえ、強制終了した仕事は確実に翌日以降重くのしかかってきます。お酒の飲み過ぎも健康に少なからず悪影響を及ぼすでしょう。でもそのようにして命を削った結果、確実に大きな仕事が貰えるのであれば…これも営業マンの宿命。仕方ないのでしょうね。少なくともそう考えるから、友人は毎回突発的なお誘いに応じているのだと思われます。


 私自身も営業経験が長かったので、彼らの日常は否定しません。同時に“21世紀”に生きる者として肯定もしたくありません。

 私はたまにこんなことを想像します。

「もしもオレなら、彼らと同じように自分から下請業者の営業マンを呼んで、いちいち酒を飲みに行くだろうか?」

私の性格なら(もしかしてオレって、飲み友達のいない寂しい奴だと思われているかな?彼らも今は仕事だから付き合ってくれているわけで、純粋にオレのことを友達だとは思っていないはずだよな?)…きっとこう考えます。

 そして(あぁ、だんだん恥ずかしくなってきた…。得意気になって王様気分を味わっている場合じゃないな)と客観的視点で考えるでしょう。

 まぁこれ自体、私独自の価値観であり、それ以上でも以下でもありません。でも、その私の価値観基準で判断させていただくのなら…頻繁に業者を呼び出して酒に付き合わせるという行為は、尊敬も出来ないし、カッコいいと憧れることもない。

 だから、私はこの理想をずっと持ち続け、今後の人生を生きる…ただそれだけです。

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