現在の閲覧者数:
無料カウンター
《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
風立ちぬ(ネタバレあり)

2013-09-01 Sun 00:00
photo


 話題の宮崎駿監督作品「風立ちぬ」を観ました。

 …といっても実は私、幼少時代は別としてアニメ映画って全く観ないんですよね。天下のジブリ作品といわれても有り難いとは感じないし…。まぁ、別に否定したいわけではなく、あくまでも個人的嗜好の違いでしかありませんけれどね。

 さて、ウン十年ぶりのアニメ映画、天下のジブリ作品を初めて観賞した私の感想は…正直言って(騒ぐほどの傑作かな?)でした。ファンの方々からすれば独特の世界観や空気感、間の空き方、色彩美、セリフのセンスなどが堪らないのでしょうね。

 ネットで騒がれていた戦争美化や喫煙シーンは全く気になりませんでしたが、唯一主人公の航空技術者・堀越二郎の声を担当した庵野秀明のあまりの下手さ、棒読み加減はかなりヤバいと思いましたね。プロの声優さんたちが泣きますよ(笑) この辺は好みが分かれるところかも。

 ところで、なぜ私はわざわざ興味のない映画を観に行ったのか?というと、ある知人…アラフィフ・独身・女性交際履歴なしというA氏が、観賞後なぜ放心状態になってしまったのか?なぜ2回も観に行って2回とも感動してその場で号泣したのか?どうしても知りたかったからです(笑) 結果的に、ここじゃないかな?というシーンは何となく分かりました。それは…

 二郎が避暑地で出会った(実際には関東大震災の混乱の中で既に出会っていた)女性・菜穂子にプロポーズするが、彼女は結核に侵されていることを告白。二郎と結婚したい一心で、病を治すために高原の療養所に入院する。
 しかしある日菜穂子は療養所を抜け出し東京に出てきてしまい、二郎の上司夫妻立会いのもと結婚。そのまま上司宅に間借りして二人で一緒に暮らす。
 二人は暫く幸せに暮らすが、ある日己の命のリミットを悟った菜穂子は置き手紙を残し一人療養所へと戻る。彼女の気持ちを悟った上司の妻がひと言。
「(自分の)綺麗なところを好きな人に見て欲しかったのね」


…多分この辺じゃないかと思いました。

 ちなみにその後は、ほとんど飛行機や戦争に関する描写でして、ラスト付近に菜穂子が死んだと臭わせる抽象的なシーンがちょっとあるだけ。2回観たのは、二人の初めての出逢いから別れまでの軌跡をもう一度辿りたかったからかも知れません。まぁ、感じ方は人それぞれですが、A氏の性格からこのシーンかな?と判断した次第です。


 ただ、この二人の幸せな時間については、私も女性の心情や振る舞いなどの描写は巧いと思いました…というか好感を抱きました。見ていて自分の過去の思い出と共通することが多く、思わず切なくなります。ストーリーとは直接関係ないところで思わず目頭が熱くなってしまいましたね(笑) 恐らく観た人の多くが、恋人や配偶者と出会った頃の純粋で新鮮な気持ちを思い出したんじゃないかなぁ…それが心を洗われるような気がした=感動した、なのかな?と思いました。

 あれ?でもそうなると、独身・女性交際履歴なしのA氏は、なぜ感動出来たんだろう?


まさか今なお二郎&菜穂子のようなピュアな純愛を夢見ているんじゃないだろうな?!


この夏、彼が軽井沢に長期滞在していないことを望みます(笑)

スポンサーサイト
別窓 | 映画 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑

<<アンチ・コスプレ男のルーツ | 瑠璃色幻想曲 | もしも今、戦争が起きたら…?>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL


FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| 瑠璃色幻想曲 |