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時代は紙媒体?電子書籍の利用率

2013-10-16 Wed 23:59
 2013年10月15日にRBB TODAYが、電子書籍の利用率に関する記事を配信しました。

 巷では「現代は電子書籍の時代、紙の本なんて過去の遺物」くらいのムードを感じることもありますが、「電子書籍、6割以上が『知ってるが利用しようとは思わない』」というタイトルに目が留まった、紙の本大好き人間の私は早速記事を読むことにしました。


 記事によりますとソースはクロス・マーケティングが10月15日に発表した「ビジネス書籍と新しい読書手法に関する調査」です。この9月18日~20日に首都圏・関西圏の20~65歳のフルタイム勤務の男女1,200名から回答を得たそうで、直近3か月で書籍を1冊以上読んだ人が対象。気になる結果は、

・直近3ヶ月に読んだ冊数では「1~3冊」が46%で最多。
・読書冊数が多い人は、通勤中や仕事の休憩時間に本を読む割合が高い。
・本の情報の入手源、購入手段ともに「書店の店頭で」がもっとも高く、購入手段では「書店で購入」に次いで29%が「Amazonなどの通販で現物を購入する」と回答。


その他、最も良く読む本のジャンルが「新書・文庫」で、男女間での読む割合や読み進め方の違いなどにも触れています。

 そして「電子書籍」についての質問では、

・99%の人が電子書籍を知っていた。
・一方で実際に「電子書籍を現在利用している」人は15%。さらに61%が「名前は知っているが利用しようとは思わない」と回答。


 さらに「ソーシャルリーディング」(本の感想や評価、コメントなどネット上で共有するサービス)に関連する質問の結果にも触れられていました。


 …まぁ、10代の若年層が含まれていませんし、この調査結果だけで電子書籍を評価することは出来ませんが、率直な感想を述べるなら

「やっぱり本を読む人は、わざわざ書店に足を運んで紙に印刷された重い本を買うんじゃん!!」

ですね。ちょっと嬉しいです。

 その詳細な理由は分かりませんが、私同様、目的の本以外との偶発的な出会いを求めて書店に通い、本の質感、重量感、紙やインクの匂い、装丁デザイン、書店のムード、自宅本棚の充実など、コンテンツ以外の魅力を重視して現物を購入するという人も少なくないと思います。

 Amazonなどの通販は毎日深夜に帰宅する忙しい人や、何年も前に出版されたニッチで一般の書店にはまず置かれていない本を買う場合に便利。私もたまに利用しますから、このアンケート結果を見る限り、やはり本を読む人、本が好きで日常生活に不可欠な人、本を読む行為が苦にならない人の志向をかなり正確に表しているデータだと思われます。時代はまだまだ紙媒体ですよ(笑)


 逆に、出版業界が電子書籍に力を入れたい理由のひとつには、本を読まない人、本があまり好きではない人、本を読むという行為を苦痛に感じる人に商品をリーチさせて、市場を拡大させたいという狙いが見え隠れします。しかしこれは、やりすぎると出版社本来の商品やサービスの魅力が死んでしまい、昔からのファンにソッポを向かれる結果にもなりかねません。例えば

・CDを売りたいからとパフォーマンスを重視し口パク主流になり、もともとじっくり生歌を聴きたいファンが醒める歌謡曲
・子供からお年寄りまで取込みたいとエンタメ路線に走り、グレーゾーンを楽しむ熱心なファンを無視するプロレス団体
・視聴率のためにジャ〇ーズ中心のキャスト・脚本に走り、質が低下しがちなTVドラマ

…みたいに(笑)

 かといって電子書籍が不要かというとそれは違うと思います。

 例えばコミック。何かのキッカケで過去の人気コミックを1巻から読みたいと思っても、まず町の書店に在庫があることはありません。限られたスペースに置かれた棚に並んでいるのは現在雑誌連載中などで人気の、ごく一部のタイトルのみですもんね。

 それにいい歳こいて何十冊も漫画本を所有するのも恥ずかしい、一度読めば十分という場合にも電子書籍は便利。…もしも価格が現在の相場の1/10くらいなら(笑) 電子書籍元年と言われ続けてもう10年くらい経つと思いますが(笑)コンテンツの価格は依然高過ぎますって。電子データを紙の本とほとんど変わらない価格で買うなんてバカらしいと感じるのは私だけではないはず。出版社は儲けようとしすぎ。これが普及がイマイチな最大の理由かと思います。


 しかし私が個人的に電子書籍の普及で最も気がかりなのは、電子媒体を満足に将来に残すのは厳しいのではないか?という不安です。未来の子孫たちが先人のことを調べようとしても記録がほとんど残っていない、なんてことにならないことを願います。


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