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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
バイト経験者が想像するクール宅急便騒動

2013-10-29 Tue 18:08
 先日、ヤマト運輸クール宅急便の荷物を一部の店舗にて常温で取り扱っていたことが発覚、事件になりました。具体的には「荷物を30秒以上外気に晒してはならない」などのルールを無視し、冷凍(冷蔵?)コンテナの扉を開けっ放しにするなど杜撰な作業をしていたようです。

 私はこのニュースを見て

「性質は違うけれど、これもちょっと前まで連日報道されていた“バイトテロ”と問題の根っこは同じなんじゃないかな?」

と思いました。

 
 私は昔、短い期間でしたがヤマト運輸の配送ターミナルでアルバイトをしたことがあります。ベルトコンベアで流れてくる荷物を、配送エリア別に用意されたキャスター付きラックにひたすら積み込んでゆくという仕事を1日8時間(休憩時間含む)ほど行いました。最初の数日間は作業開始15分ほどで腰が痛くなり、真っ直ぐ立てなくなるほど。とにかく辛かったですね。

 当時季節は夏でしたので、荷物の中にはお中元の贈り物が多く見られました。中でもガラス瓶入りのジュースのような壊れものは特に慎重に積む必要があり、現場監督役の社員の方からも毎日朝礼で注意を促されました。

 しかし…実際には残念ながら、これら壊れものも含め、荷物を“ドスン!”と落とすように積む人がほとんどでしたよね。そうすべきではないことは頭では理解していたはずですが、どんどん流れてくる荷物を腰痛や筋肉痛に耐えながら捌くためには、個々の荷物を逐一そ~っと置くのは…「無理」とは言いませんが、確実にハードだし効率ガタ落ち。ゆえに無視してしまったのでしょうね(苦笑)

 その結果、たまに瓶が割れて荷物がビショビショになってしまい、クレームになってしまったこともありました。それを社員が朝礼で報告し、再び注意を促されるのですが、労働環境や条件が変わるわけではないし、アルバイト作業者にペナルティーが課せられるわけでもないので、仕事ぶりも特に変化無く…という毎日でした。念のためお断りしておきますが、私はどちらかというと神経質な性格でしたので、明らかに壊れものであれば慎重に扱いましたよ(笑)


 さて、今回のクール宅急便問題ですが、ルールを守らなかった作業者たちが正社員だったのか?それともかつての私たちのようなアルバイト作業者だったのか?それは分かりません。しかし、もしもこれがアルバイト作業者の取った行為だとしたら、彼らもかつての私たちに近い、低い意識で作業していたのかな?と想像します(あくまでも推測ですけれどね。以下バイトの仕業前提で綴ります)。

 一般的に社員の仕事に対するプロ意識や責任感に比べると、どうしてもアルバイトのそれは数段低いです。それに加え、大きな会社では作業マニュアルを考案する背広組と現場との温度差が大きいこともあります。作業マニュアルの情報はとりあえず伝わっても、それを作った社員の意識や熱意まではアルバイト作業者に伝わり難いうえ、末端の作業者の中には

「そんなの絶対に無理だよ!出来るわけないよ!!」
「そんなこと言うなら奴らがここに来て、実際に出来るかどうかやってみりゃいいじゃん!どうせ出来ないんだから!!」

という態度を取る人も少なからずいます。彼らに会社の立場や社員の意識を理解してもらい、社員と同じモチベーションを持って顧客スタンスで働いてもらう、そのための教育や啓蒙を省いてしまっては、いつまでも同じことを繰り返すでしょうね。

 これはもちろん運送会社に限ったことではありません。よってバイトテロが起きる原因もこれと同じなのかな?と思った次第です。一般的なクレームか、非常識な迷惑行為かの違いこそあれ、社員とアルバイトの温度差がこれらの問題を起こしてしまうのかも知れません。


 最後になってしまいましたが、アルバイト作業者でも社員と同じ、もしくはそれ以上の高いプロ意識を持って働いている人たちもたくさんいることをお断りしておきます。


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