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ハング(ネタバレあり)

2013-11-17 Sun 00:00
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 誉田哲也著「ハング」(中公文庫)を読了しました。これが友人からまとめ借り中の本の中の最後の一冊。そして誉田哲也の作品は、今回「月光」(中公文庫)に引き続き2作目です。


 物語は…

 警視庁の刑事・津原英太が所属する特捜一係・堀田班が、ある殺人事件の再捜査を担当することに。容疑者はすぐに逮捕されるが犯行を頑なに否認。と思ったらある日突然自分が殺したと自供するも、公判では「刑事に自供を強いられた」と翻す。後日“自供を強いた”刑事は自殺。これに疑問を持った津原は元同僚の小沢とともに真相を探ろうとするが…。


 まず最初に軽く驚いたのは、刑事って同僚、しかも同じチームのメンバーでベタベタつるんで(合コン的)海水浴に行くんだ、それに(合コン的)飲み会もやるんだ、ということです(フィクションですが。でも刑事だって普通のサラリーマンみたいなものか・笑)。

 そしてその同僚グループの中の一人、ちょっとお調子者なのですが情熱的で主人公思いのいい奴・小沢。本書を読んでいる間、なぜかず~っとお笑い芸人のRGを想像していました(理由はありません)。でも彼、いい奴なのに最後は顔の右半分をえぐられて死んでしまうなんて酷い(笑) 

 さらに自殺したとされる刑事・植草の妹で、津原およびその後輩・大河内から好意を寄せられるヒロイン・遥は、名前がほとんど同じということもあり、AKBの島崎ぱるぱるさんのイメージで読み進めました(笑) ドラマか映画化されるなら遥役はぜひぱるぱるさんで…などと思っていたら、何と!!そのぱるぱるさんもまさかの死亡!!誰ともくっつくことなく…(悲) ゲームなら絶対に“津原エンド”と“大河内エンド”が用意されていたはずなのに…。

 ということで本書は私が一昔前に読んだハードボイルド小説を思い出させるほど、登場人物がストーリーの都合に合わせて次々と死んでいきます。リアリティに欠ける、賛否両論分かれるかも知れませんが、私は個人的にこれはこれでアリかな…と思いました。

 登場人物たちが刑事ということもあり、警察関連情報が詳しく書かれています。それを読むのにちょっとした面倒臭さを感じないでもありませんが、概ね面白かったと思います。でも「月光」しかり、この「ハング」しかり、切ないというか悲しいというか、読んだ後はスッキリしないどんよりとした気分にさせてくれる作家さんですねぇ…。個人的には嫌いな作風じゃないですけど(笑)


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(2012/09/21)
誉田 哲也

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この記事のコメント
私は最近読みました。

面白い作品でしたよね、大学生なのですがテストも近づくこの一月に一気に読み進めてしまいました!

いろいろ死んでいってあららーって感じでしたが、私もありだと思います。社会の闇に突っ込んでいって誰一人死なずに物語が終わるなんてそれこそがご都合主義だと思いますし。
でもなにも小沢まで殺さなくても・・・とは思いましたが。
2015-01-19 Mon 15:37 | URL | ななし #-[ 内容変更] | top↑
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