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こわれもの(ネタバレあり)

2013-11-20 Wed 00:00
こわれもの


 浦賀和宏著「こわれもの」(徳間文庫)を読了しました。友人から借りた5冊は全て読了済みですが、私の読書熱はまだまだ冷めることはありませんよ(笑)

 浦賀和宏は今回初体験の作家さんですが、たまたま立ち寄ったブックオフ某店の“お試しコーナー”で安く売っており、内容も面白そうなミステリーだし買ってみました。


 物語は…

 主人公はコミック雑誌「インターナル」に「スニヴィライゼイション」を大人気連載中の漫画家・陣内龍二。彼は愛する婚約者・里美と幸せな日々を過ごしていたが、ある日里美は自動車通勤途中に交通事故に遭い死んでしまう。陣内はショックのあまり自作のヒロインを作中で殺してしまったところ、たちまちファンからの抗議が殺到。ところがその中に里美の死を予知した手紙があった。陣内は差出人を訪ねるが…。


 まず最初に触れておきたい部分について。まぁどうでもいいのですが、「スニヴィライゼイション」ってどういう意味?!ネット辞書で検索してもヒットしないんですケド。そして…こんなワケの分からんタイトルを許す編集者が存在する、とでもいうのだろうか?!…まぁ作中に登場する架空の人気コミックのタイトルなんですけどね(笑)

 ちょっと調べてみたところ、「スニヴィライゼイション」とはテクノ系某バンドのアルバムタイトル説が濃厚。さらに主人公の“チャイム”、ヒロインの“ハルシオン”なども同バンドの楽曲名なのだとか…不自然極まりないネーミングだっつーの(笑) まぁ著者の強いこだわりやちょっとした遊び心からそう命名したのかも知れませんが、これら「スニヴィライゼイション」用語は全編を通して出てくるため、ちょっとしたストレスを感じました。文章そのものはとても読みやすいのでもったいないですね。ちなみに個人的にはSF宇宙戦争モノだという「スニヴィライゼイション」、全く面白そうには思えません(笑)

 さて、肝心の中身ですが…まぁ事前に軽くチェックしたレビューで評価されている通り面白かったです。ただ、読んでいて(あぁ、これは伏線っぽいな)というのが読めてしまう部分が多いように感じました。いわゆる“真犯人”が誰なのか?についても、私は伏線が張られた時点で完全に分かってしまいました。

 しかしエピローグでの大どんでん返し、あそこまではさすがに読めませんでしたね。へえ~っ!…なるほどねぇ…と軽く驚きました。が、最後の2行がイマイチ曖昧で意味が分からん!!…読者で自由に想像しなさい、とでもいうのだろうか?

 ところで本作、初版は今年ですが初出は2002年だそうですね。道理で文中に“一太郎”が出てくるはずですよ…って、2002年時点でも一太郎は十分時代錯誤的か(笑)


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(2013/05/02)
浦賀 和宏

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