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川瀬巴水中期の版画鑑賞

2014-01-13 Mon 15:03
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 大田区郷土博物館にて開催中の「川瀬巴水―生誕130年記念―特別展」を鑑賞してきました。

 昨年11月に同所にて見たのが前期、すなわち大正期から関東大震災後の復興期までの作品。今回は中期、昭和初期から10年代の作品が展示されています。

 作品は相変わらず繊細でカラフル、描かれた風景は写真のように見えたかと思えばポップなイラストのようにも見えて…これらが版画だなんて、何度見ても信じられません。

 前期分として展示されていた作品には日本全国の有名観光地が満遍なく描かれていたのに対し、中期もやはり同様の風景画の版画が中心でした。特に富士山絡みが多かったようです。また、日本国内のみならず朝鮮の風景も幾つかありました。

 風景以外では人形や歌舞伎の舞台あり、版画ではなく水彩画もありと、非常にバラエティに富んだ作品の数々を楽しむことが出来たと思います。

 目立ったのは一枚の版画で使う木版のうちの数版(一版?)を“刷り分け”、その違いを比較出来るように展示されたものが多かったことです。例えばある風景画で、一部の版を別の版に差し替えて刷ったり、別の技法で刷ったりすると、朝の風景が夕方の風景になってしまったり、晴れの日の風景に雨が降ってしまったり、雄大な富士山の風景を手前の白樺(?)のシルエットが遮ってしまったり…これぞ版画の特長を活かした高度な魅せ方。面白かったですよ。


 今月末からはいよいよ後期作品の展示が始まります。こうなったら“昭和の広重”の全てを体験したいですね。


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