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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
年齢と環境の変化に追いつかない心の成長

2014-01-18 Sat 00:00
 大阪で中学1年生(12歳)の少女が今月5日から行方不明となっていた件で、先日警察が公開捜査に踏み切りました。

 一般公開された写真の少女は12歳にして化粧バリバリ、メッシュの入った頭髪ゆえ、私の周囲では心配の声以上に容姿、および彼女の親の(妄想上の)性格や教育方針を否定する声が多いのが残念でした。幸い17日に「無事保護」という一報が流れましたから、結果オーライでしょうか?

 ところで私は彼女のそんな外見以上に、彼女が失踪当日

・LINEで知り合った友達たちと
・自宅から17km離れた街で
・18時30分まで

遊んだ(友達と一緒だった)
という部分に軽いショックを受けました。


 育った時代背景、土地、環境、親の仕事・考え方、コミュニケーションツールの違いなど事情は様々なので一概に比較・評価することは出来ませんが…それでも昔とは大違いだな、と(笑) 特に、携帯電話(スマホ)が存在して、それを12歳の未熟な子供が所有し、自由に使うことが許されるという現実は今なお抵抗を感じてしまいます。


 私が12歳だった頃は…というのもジジ臭い言い方ですが(笑) まず、遊ぶ友達も行動範囲も極めてミニマムな範囲に限定されていましたね。相手はせいぜいクラスメート、近所の幼馴染みに兄弟・従兄弟。彼らと自宅近所、もしくは遠くても電車1本・10分前後で行けるちょっとだけ大きな町で遊ぶのが当たり前でした。というか、それ以外の慣れないコミュニティに踏み込むのはかなりハードルが高かったし、考えたこともありませんでした(私だけか?)。

 だからクラスメートや幼馴染みから拒絶されてはならないし、絶対に自分の居場所を失うわけにはいかない。そのために時に相手のご機嫌を伺い、自分の主張を控え、折れることで争いを避けたわけです。そうして協調性や我慢すること、人間関係維持の難しさを学んだのだと思います。


 やがて部活などを通して先輩・後輩、塾で出会う(別地区の)友達との交流が生まれ、渋谷などの繁華街に繰り出す機会が増える(休日昼限定)。さらに高校生になりバイト先の仲間や異性と積極的に交流し、他県在住の友達と交流することで地域差による文化の違いを知って…今思うと実質的な自分の世界の広がりと、心の成長が割と上手くリンクしていたと思います。

 それに当時は携帯電話がありませんでしたから、彼女の自宅に電話する際は相手の親に失礼の無いよう言葉遣いに注意し、遅い時間の通話を避けるなどマナーを守るとともに相手の事情を尊重することも学んだのは言うまでもありません。

 テレカくらいは持っていましたが、ダラダラと長電話すればすぐに消費してしまう。親や友人に電話する時は事前に伝えたい用件をまとめ、1回の通話で手短に用件を伝えようと努めました。

 ところが時代は変わり、(私の勝手な想像ながら)現在ではこのような機能はほとんど働いていないように感じます。相手との繋がりがあまりにもお手軽過ぎ、楽過ぎるんですよね。クラスの友達と合わなければ努力して相手に合わせなくてもSNSやLINEを通じて幾らでも仲間を探すことが出来る。常に魅力的な情報に囲まれ、最初から渋谷などの大都会を目指す。いきなり様々な種類の人々と繋がれるので、心は成長していなくても何となく大人の思考や振る舞いを身につけたと勘違いしてしまう。ひとことで表すなら、“バランス悪過ぎ”。ドラクエに例えるならスタート地点の町周囲でスライムを倒し経験値を稼ぐなんてせず、レベル1でもいきなり最強の装備を身につけて、魔王のダンジョンに挑みたがるようなもの(?)ではないでしょうか?

 
 私が12歳の頃は今ほど便利ではなく、自由も少なく、お小遣いも少額でした。でも時間の流れとともに歳を取り、学年が上がり、周囲の環境が変化してゆくとともに、心も何とかバランス良く成長することが出来たという意味では、意外と恵まれていたのかも知れません。


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