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オレだけの“永遠の0”?

2014-01-21 Tue 08:43
 先日「永遠の0」という零戦映画に感動し、早速原作も読み始めました。すると、ずっと忘れていたあることを思い出しました。

 そういえば…オレの母方の祖母も最初の旦那さん、つまりオレの実祖父を戦争で亡くし、オレが中学か高校まで祖父だと信じていた2番目の旦那さんと再婚したんだっけ。これを初めて母から聞かされた時はショックだったなぁ…って、オレも三浦春馬演じる佐伯健太郎と全く(?)同じじゃん!!

 私の実祖父は戦死ですが、宮部久蔵のように特攻で戦死したわけでは(多分)ありません。というか、実は私も詳しいことはよく知らないんですよね。ならば…オレも自分のルーツを調べる旅に出るべきなのでしょうか?(笑)


 母は4人姉弟の長女ですが、戦死した実祖父の実子は母のみ。でも義父は実の娘のように母を可愛がってくれたそうですし、姉弟仲も良かったと聞きます。

 何分過去の私は戦争についてあまり興味なかったし、そもそも誰かから昔話を長々と聞かされるのが好きではありませんでした。今考えると貴重な話が聴ける機会をずっと避けてきたんですね。よしっ!ここは佐伯健太郎のように我が実祖父の人物像を取材しに…一瞬考えました。

 しかし現実的にはかなり難しそうです。

 まず、頼みの綱の祖母は脳梗塞の後遺症でコミュニケーション不能状態がずっと続いた後、昨年亡くなりました。母は以前から若年性アルツハイマーゆえ言葉による意思の疎通は不可能。母の妹や弟、つまり私の叔母や叔父とは母の病気をきっかけに疎遠。祖父もそれ以外の親戚も亡くなった方が多いんですよ。いや、それ以前に肝心の実祖父の名前ほか、情報が全く残っていない(苦笑)

 まぁ、個人情報だけでも何とか調べて、健太郎のように戦争関係者を当たるという手もあるかも知れません。しかし「永遠の0」は「戦後60年」という設定ですが、この2014年は「戦後69年」。ほぼ70年経っているんですよね。もし取材したとして、どれだけの証言が集まるのか?それも宮部久蔵のような有名人だったわけでも(多分)ない一人の兵隊の情報なんて…ちょっと厳しいですね。

 覚えている数少ない実祖父エピソードといえば、

 昔、祖母が青森・恐山に旅行した際、冷やかしでイタコに降霊を依頼したそうです。この時は特に「誰々を呼んでくれ」と希望しなかったらしいのですが、“降りてきた霊”は祖母との再会に涙を流し「懐かしい」と喜んだそうです。祖母はビビって思わず逃げ出したそうですが、後から振り返り「もしかしたらあれは戦死した夫だったような気がする。ちゃんと話を聴いてあげればよかった」と後悔していました。

 また、私は一度「実祖父のお墓参りに行きたい」と祖母に申し出たことがあります。しかし祖母曰く、実の祖父の墓は墓地でではなく、東北の山奥のとある場所に墓標のみひっそりと立てた状態とのこと。しかも祖母はその場所を忘れてしまったと言い張りました。結局私はお墓参りを諦めざるを得ませんでした。

…この程度ですから(笑)

 今思うと、祖母も母もせっかく順調に幸せな日々を送れているのに、少しでも暗雲が立つ可能性のある過去の情報を、わざわざ表立ってほじくる必要はない、と考えていたように思います。彼女たちが実祖父の話をしたり、行事に参加するのはあくまでも個人行動、もしくは母子2人の時限定でした。私にもあまり話したくなかったのかも知れません。

 本当に自分のルーツを探すのなら、本気で時間とお金をかけなければならないですね。諦めます。


 それにしても…私はもちろん直接戦争を知らない世代ですが、こうして自分のルーツにも戦争が大きく関係していることがよく分かります。仮に実祖父が戦死せずに生きていたら、今の私にも大きな影響を及ぼしていたことでしょう。

 「永遠の0」の感動醒めやらぬ今だからこんなことを考えるのかも知れませんが、改めて戦争体験者の話って貴重な財産ですね。絶やしてはなりません…。





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