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蜃気楼 惑わされるのは もうたくさん!

2014-02-24 Mon 23:00
 『…(試合に)出る前から負けること考えるバカがいるかよ!!…出てけっ!!

 1989年2月に行われた新日本プロレスの東京ドーム大会。そのメインイベント直前の控え室にて

「もし(当時若手の成長株だった蝶野&橋本組に)負けるようなことがあれば、世代交代もありうるのでは?」

と質問したアナウンサーに対し張り手を食らわしたアントニオ猪木が放った名言です。この時の映像は割と最近、ゲームソフトのCM(?)にも使われたので、覚えていらっしゃる方も多いかも知れません。

 
 先週、“サメの脳みそとゴリラの体の政治家”(アンサイクロペディアより引用。酷い・笑)とも称される(?)森喜朗元総理・東京五輪組織委員会会長による、ソチ冬季五輪に出場中の日本人選手への発言が話題になりました。

 彼の発言で批判されたポイントはいくつかありますが、特に問題視されたのがご存じの通り、フィギュアスケートの浅田真央選手についての発言。数時間前に終わったばかりのSPで失敗し、失意のどん底にいるであろうタイミング。数時間後にはFPに挑もうという、あのタイミングでの


「あの娘、大事な時には必ず転ぶんですよね」


という無神経な発言です。これに多くの国民から批判が殺到しました。東京五輪組織委員会会長という立場にもかかわらず、必死に闘っている選手を尊重していない、失礼だというわけです。

 また、これとは逆に、

「発言全文を読むとだいぶ印象が違う。批判というよりも浅田選手を気遣うつもりでの発言だったのでは?情報を部分的に報道して誤解を煽るマスコミが悪い」

とか、

「昔はこういう、余計な一言を飲み込めないお節介なオジサンがよくいたものだ。彼はそんな古いタイプの人なんだ」

など、森氏擁護気味の意見も少なくないようです。

 まぁ、いずれにしてもお偉いさんの反応を見る限りでは、大した問題とは考えられていないようなのが残念です。今後森氏が何らかのペナルティを科せられることもないのでしょうね。

 
 しかし私が彼の発言の中で最も気分悪く感じたのは、浅田選手が転ぶ云々以上に、


「負けると分かっている団体戦に浅田さんを出して恥をかかせることはなかったと思うんですよね」


という部分です。これを聞いた瞬間、私同様冒頭の猪木の名言を思い出したプロレスファンは多いはず。

・選手は負けることを考えて試合に挑むのでしょうか?
→そんなことはないでしょうって。最大限譲ったとしても、結果は考えずに自分のベストを尽くすことだけを考えて挑む、じゃないですか?負ける(失敗する)つもりで挑む選手はいないと信じたいです。

・試合で負けることは“恥”なのでしょうか?
→そうでないことは既に浅田選手が、いや、ベストを尽くして闘った各国の選手たちが証明してくれたことと思います。

・日本チームは個人戦に配慮することなく団体戦に挑んだのでしょうか?
→浅田選手・羽生選手の団体戦出場は各1回のみ。(彼らよりも実力的に劣る)鈴木選手・町田選手を出場させたことが、勝つことを考えつつ、なおかつ個人戦にも配慮した上での作戦だったのでは?

・第5位入賞は“負け”なのでしょうか?
→立派な成績だと思います。仮に森氏の言う通りメダル獲得確実な競技のみに絞って選手を派遣するのなら、ソチ冬季五輪大会にはせいぜい10組(橋本団長の予想)しか派遣出来なかったのでは?それが日本の方針でよいのか?東京五輪ではそのような方針でいく覚悟があるのか?


…あんなに短い台詞にもかかわらず突っ込みたいことだらけ(笑) スポーツ競技とは縁遠い私ですらこれだけ疑問に感じるのに、ラグビー経験者の森氏がなぜこのような発言をするのか?想像出来ませんでした。


 そういえば彼が首相で支持率が低迷していた頃、巷でこんな川柳が一般投稿されました。


『蜃気楼 消えそうで消えない 森喜朗(しんきろう)』


初めて聞いた時は、あまりの巧さに思わず唸ったものです(笑) 失言報道から3日以上が経ちますが、私個人の意見…まぁ、所詮は単なる野次馬の意見ですが…やはり東京五輪組織委員会会長というポジションに彼を就けることには抵抗を感じますね。


『蜃気楼 できれば消えて! 森喜朗(しんきろう)』


…って感じです。

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