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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
四つの嘘

2014-03-17 Mon 20:00
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 大石静著「四つの嘘」(幻冬舎文庫)を読了しました。友人から借りた本で作家さんとも初対面、あまり期待していませんでした。しかしさすがは初出が新聞連載、惹きつける力は抜群です。あっという間に読み終えてしまいました。

 物語は…

 ニューヨーク在住の平凡な日本人主婦・美波が現地で起きたフェリー事故で死亡。高校時代の元カレで外交官の圭史と不倫中の事故だった。この事故をきっかけに、別々の人生を歩んでいたかつての彼女のクラスメート3人…淫乱に生きるしかない詩文、平凡に生きるしかない満希子、仕事に生きるしかないネリ…彼女たちが23年ぶりに再会することになり、再びお互いの運命が絡み合ってゆく。

 ちょっと違うかも知れませんが、1985年公開のアメリカの青春映画「セント・エルモス・ファイアー」を思い出しました。ある仲間の事故をきっかけに仲良しグループが再会。悩み、傷つき、成長してゆく…みたいな。細かい部分はかなり異なりますが(笑)

 主要登場人物4人は全て女性ですが、男性が読んでもどこか切なく懐かしい。とても共感出来るお話でした。思春期は誰でも、今思えばつまらないことに執着したり、意地になったり、どうしても越えられない壁に悩んだりしたはずです。それが歳を取り、人生経験を積むことでいつの間にか越えられていたり、どうでもよくなったり、素直に受け入れられたり、時にずっと根に持ち続けていたりするもの。多感な高校時代を共有した彼女らが41歳になって再会し、何を感じるのか?当時からそれぞれ抱いていた心のわだかまりと、いかにして向き合うのか?とても面白かったです。

 それにしても、コレを読んでしまうと…私なんか高校時代には何も考えていなかったんだなぁ、と気づいてしまいますね(笑)

 ちなみに本作、過去にドラマ化済み、DVDも発売中だそうです。でもキャストがあまりにも私のイメージとかけ離れているので、見るのはやめておきます(笑)


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四つの嘘四つの嘘
(2014/02/14)
大石静

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