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表彰されることを欲する前に

2014-04-16 Wed 00:00
 先日、ある友人が私にこんなことを言いました。

現在勤めている会社に不満を持っている。オレは営業で仕事をバンバン取っているのだが、なぜかオレにはノルマが課せられていない。これでは正当に評価され難いし、他の営業マンとの差もアピールし難い。よって近々社長に直談判し『オレにもノルマをつけて正当に評価しろ』と訴えるつもりだ

 彼に限ってそんなことはないと思いますが、昨年辺りから「半沢直樹」の影響で、巷に“カッコいい社畜に憧れる普通の社畜”が急増していると聞きます。一瞬そんなことを思い出してしまいました。

「君の会社で評価されるということは、具体的にどういうことなの?」

質問した私に、彼はこう答えました。

もちろん成果に応じて表彰されることだよ

“表彰”か…。この時、私はある人が書いたブログ記事を思い出しました。この時、これを例に挙げて自分の意見を述べたはずですが、なにせかなり酔っていたので(笑)今更ながら上手く説明出来たかどうか不安です。また機会があった時のために改めてここに意見をまとめておこうと思いました。


 私は最近「表彰されることを目標に頑張るのはやめるべき」という意見を、たまたまある人のブログで読みました。どんな内容か簡単に説明しますと…

■会社でもその他団体でも“表彰制度”というのは組織がコストをかけずに節約して儲けるために作った制度と考えた方がよい。
■例えばある営業マンが5,000万円の仕事を受注した。これは素晴らしい成果なので、彼に臨時ボーナス100万円を与えてもよいはず。しかし(そのようにする会社も世の中にはあるかも知れないが)そうすると会社は利益が100万円減り損してしまうので、代わりに表彰状1枚+αを与えることで済ませてしまう。
■つまり表彰されることを目標に時間や労力をつぎ込んでも得られるリターンは少ない。それなら実際に得られるお金や価値を目標に頑張る方がよい。

…ということらしいです。

 私はこれを読み、確かに一理あると思いました。あまり深く考えずに表彰状を有り難がる人は多いと思いますが、所詮表彰なんてこんなものなのかも知れません。

 しかし世の中にはそんな考え方を否定したがる人も多い。特に私の昔の仲間の中にはたくさんいそうです。彼らは

「毎回の表彰から得られる実質的リターンは少ないが、評価を積み重ねることが将来的に昇格する時の材料として効果を発揮するのだ。だから表彰を目標に頑張ることは間違いではない。表彰されることが出世への近道なのだ」

と信じているわけです。

 確かに世の中にはそんなフェアな会社もたくさんあるのでしょう。でも…このような考え方を心の拠り所にするのはいかがなものか?と私は思ってしまいます。

 景気の影響などで業績が悪化すれば、ある程度業績を上げていても会社は社員の昇格を見送る可能性が高い。それ以前に古い体質の会社では実力のある個人よりも、人事権を持つ上司と同じ派閥のお友達が有利であることは珍しくありません。あくまでも個人的見解ながら、表彰されることはもちろん素晴らしいことですが、必ずしも表彰と出世は直結するものか?疑問です。

 まぁ、とりあえずここは“表彰の積み重ね=いずれ出世”と仮定して…例えば将来的に独立したいから、そのために必要なスキルや人脈、資産の構築を最優先するんだ、という人は表彰よりも実質重視でしょうか?

 そうではなく、将来的にステップアップを伴う転職がしたいので、そのためにより輝く肩書きや実績が欲しい人。もしくは同じ会社で出来るだけ長く平穏に働きたいので、上司や社長に嫌われたくない人は、表彰を目標に生きる人生を選ぶべき、という結論に落ち着きそうな気がします。

 では、先の友人には何とアドバイスすべきか?それは現段階では分かりません。なぜなら彼がどうなりたいのか?私は知らない(聞いたけど忘れた?)からです。

 いずれにしても、目先の待遇やそれにより得られる満足よりも、長い目で見た時に自分がどうありたいのか?そのために何を優先すべきか?まずコレが明確にならなければ何も助言出来ないでしょうね。とりあえず表彰されたいという欲求は一旦保留してよく考えてから動くのがよさそうです。

 そして、そのような議論以前のお話として(笑) あえて社長に直談判するという手段は、私からはあまりお勧めしたくないですね。なぜならそうすることで彼の上司や周囲の同僚に多かれ少なかれ(会社のやり方に従えないとは面倒くさい奴だ)という負の印象を与えることになります。中には(こんな態度を取るのなら、いずれオレにも突っかかってくるに違いない)とか、(仕事は出来てもコイツを昇格させるのは危険だ)と警戒され、潰される可能性も増えます。周囲に守ってくれる上司がいるうちはまだ安全ですが、そんな状況が長く続く保証はどこにもありません。

 独立や転職を見据えているわけではないのだとしたら、とりあえず波風立てずにじっとして、いずれ社長が交代して人事評価制度が変わる機会をひたすら待つ…それがニッポンのサラリーマンのあるべき姿…なんでしょうか…ね?


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