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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
アクセス(ややネタバレあり)

2014-05-12 Mon 19:36



 誉田哲也著「アクセス」(新潮文庫)を読了しました。

 物語は…

 誰かを勧誘すればネットも携帯もタダになるというプロバイダに登録した高校生たちが、次々に執拗な嫌がらせや殺人事件に巻き込まれてゆく。
 やがて彼らはある殺人者に襲われ死にかけるが、九死に一生を得て生還する。しかし彼らの魂は欲望蠢く電脳世界に飛ばされ、体を電脳世界の亡霊に乗っ取られてしまった!!

ひと言で表現するなら“幽霊の出ないケータイホラー”でしょうか?最初は凄く面白く読んでいたのですが、途中からSFチックというか、フィクション過ぎる展開に意表を突かれました(もともとフィクション小説ではありますが・笑)。

 それでも一気に読めたし、伏線の数々と後半の展開も繋がっていて辻褄は合っていたし、面白かったと思います。設定をしっかり作り込んで書いた感じがしますね。

 ただ、本作が発表されたのが2003年か2004年、つまり10年以上前ゆえ、今読むと登場人物のネットに対する見方や知識などに一部違和感を覚える描写があります。そこは残念というか、このようなテーマの宿命ですね。加害者とはいえ刑事が一般市民の個人情報を第三者に教えるというのも今ではあり得ませんし。それでもネット社会やネット依存が皮肉の対象、というのは悲しいことに10年前も現在も変わっていないんですね。

 ちなみにAmazonのレビューを読むと「ラストが予想出来てしまった」とネガティブに評価する人が多いようです。しかし私は全く予想出来ませんでした。というか、雪乃が生き返ることしか頭にありませんでしたよ…って、男性的にはそう願いたかったはず…かも(笑)


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アクセス (新潮文庫)アクセス (新潮文庫)
(2011/06/01)
誉田 哲也

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