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エレベーターガールのススメ

2014-08-05 Tue 00:00
 ある商業ビルのエレベーターホール前を歩いていた時のことです。

 お洒落した熟年おばさんが「すみませ~ん!」と言いながら閉まりかけた扉に向かって走って行く姿が目に入りました。しかしエレベーター内にいるはずの誰かには聞こえないのか、扉はほとんど閉まっています。おばさんはすかさず「上」ボタンを押すことで、その扉を再び開けることに成功しました。

 ところがその直後、一安心したおばさんがエレベーターの中に入ろうとすると…何と!重い扉が左右からおばさんをサンドウィッチ!!まるでおばさんに「入ってくるんじゃねえ!」と言わんばかりの仕打ちです。タイミングからして、もしかしたら中の人物が故意に「閉」ボタンを押したのかも知れません。おばさんもさすがにそんな人物と同じ空間にいたくないと思ったのか「もういいです」と言い残し去っていきました。そこでようやく私が確認出来たのは、頭髪が寂しめのサラリーマン風の熟年男性(推定58歳)でした…。


 あくまでも私自身の経験から導き出した意見ですが、こういう“無関心”はやはり圧倒的に東京に多いと感じます。過去には認知症である私の母も某都内百貨店のエレベーターで同じ目に遭いました。確かに歩く速度が健常者よりも遅い母でしたが、エレベーター内にいる人は誰もが無関心。「開」ボタンを押してくれないので、母は扉にサンドウィッチされてしまいました(私は母の手を取って導いていたのと、誰かが「開」ボタンを押してくれているはず、とつい信じてしまい、外側の「上」ボタンは押せませんでした)。

 そんな経験を持つ私は、多くの都会者の頭の中は

“乗りたければどうそご自由に。でも私はアカの他人なんかのためにわざわざ動きたくありません。そんなことするくらいならスマホいじりますから”

なのだろうと想像します。どうせ暇潰し以外の目的でスマホを使うことなんてない人ばかりでしょうが(笑)

 ではなぜこのような場合、率先して他人のために「開」ボタンを押そうとする輩が少ないのでしょう?多分

・他人との関わりはTPOに関係なく常に持ちたくないから

もしくは

・そういう使用人みたいな行為は“人間界の下っ端”の役目であり、“大物”である自分がわざわざ手を下すことではないから

辺りでしょうね。絶対にそうですよ(笑)

 でも私はこういう考え方しか出来ない人って、ホント不幸だと思います。同情しますね。なぜなら長い人生とはいえ、人が一生のうちで出会える相手は限られています。

「畜生!!今朝自分に意地悪した変なクソジジイのせいで今日は一日中イライラさせられたぜ!!」

「今朝、たまたま入口付近に立っていたというだけでエレベーターガールのように逐一『開』と『閉』のボタンを交互に押してくれた親切な人がいたんだっけ。なんだか心が温まったなぁ」

たかだか数秒から数分間の出来事かも知れないし、相手とはもう二度と会うことはないのかも知れません。しかしせっかく何かの縁で同じ空間に居合わせた相手にとって、どんな自分でありたいか?そう考えた時、私は常に後者でありたい。だからエレベーター利用時はほぼ100%エレベーターガール(ボーイ?オッサン??)を率先して演じることにしています。そうすることで自分も一日、気分よく過ごせますから。

 仮にそんな私を見て“下っ端”とカテゴライズする“大物”がいたとしても全く気になりません。というか、私の目にはその“大物”の方こそ“人間界の2軍”と映っていますから(笑)

 まぁ、ただの自己満足ならそれで構いませんが、そういうのって出来ない(しない)ヤツよりも出来る(する)ヤツの方が断然カッコよくないですか?私はそういう価値観、ずっと大事にしたいですけどね。



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