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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
マンビキ、ダメ、ゼッタイ

2014-08-10 Sun 17:17
 東京・中野の「まんだらけ」が、25万円相当の鉄人28号のブリキ製人形を万引した犯人に対し「1週間(8月12日)以内に返しに来ない場合はモザイクを外して顔写真を公開します」というメッセージとともに犯人と思しき人物の画像を自社のホームページに掲載しました。

 これに対し、

「万引きは歴とした犯罪。そのくらいして当然だ」

と支持する人々がいる一方、

「冤罪を生む可能性もあるし、警察以外がすべきことではない。やりすぎ」

と反対する人々も多く、賛否両論巻き起こしています。

 私はこの話を聞き、ある居酒屋における食い逃げ事情を思い出しました。

 以前、東京・新宿の繁華街で居酒屋を経営する知人から聞いた話です。その店はたまに食い逃げ被害に遭います。その犯行パターンは大きく分けて2つ。ひとつはサラリーマンなど、まともそうに見えるグループ客なのにトイレに行く振りをするなどして、いつの間にかメンバー全員が消えているという計画的組織犯行。もうひとつは見るからに目つきも態度も怪しい単独客が、店員さんの隙を突いていきなりガッ!と逃走する古典的犯行。これらのどちらかだそうです。

 前者は手口がかなり巧妙な上、店員さんも常に監視出来るわけではないので捕獲は困難ですが、後者は体力次第では追い掛ければ捕獲は可能かも。ただし犯人が凶器を持っている可能性もあり無理は出来ません。結局、泣き寝入りするケースがほとんどのようです。

 しかし中には犯人の身柄確保に成功し、警察(地元交番)に突き出すこともある。これで犯人はブタ箱へ。飲食代も取り返してめでたしめでたし…となるかといえば、そうではありません。

 犯人は現行犯逮捕、逆切れしつつも犯行を認めている。にもかかわらず、警察は犯人に住所・氏名・連絡先・勤務先など軽く聞き出しただけで「ホレ!」(注:あとはあなたたちが連絡して、家族や上司にチクるなり代金を肩代わりさせるなり勝手にやって!、の意)でおしまい。例え連絡が取れたとしても、逆切れして嫌がらせされたり、嘘の悪評をネットに拡散されたりするリスクを考えたら、警察なしで動けるわけありません。

 そもそも食い逃げするような犯人が正直に個人情報を明かすことは少ない。というか無職や住所不定の場合の方が多い。明らかにデタラメと分かる情報を回答されても、警官は基本的にノー・リアクション。特に深く問い詰めることはないそうです。

 「万引き」と「食い逃げ」は違うので単純に比較することは出来ません。また新宿の繁華街でのトラブルなんて日常茶飯事ですから、限られた数の警官で完璧に対処することは最初から不可能なのかも知れない。

 でも、頼みの綱の警察にこんな対応しか取ってもらえなければ、真面目な店主さんたちが

「だったら自分の身は自分で守るからもういいよ!!」

と考え実力行使に出るのも頷けます。生活が懸かっているのですから。万引き犯にも食い逃げ犯にも、こんなことするのは法的にはもちろんNGですが、人として感情論だけで答えてよいのなら

「どんどんやれやれ~!!」

と応援したいですね(笑)

 今回のまんだらけの措置については賛否ありますが、万引きに悩む、立場の弱い多くの店主さんたちの心の叫びを代弁し、世間に問題提起してくれたことだけは間違いないと思います。少なくともそこだけはとても価値のある行為だよね、と理解されて欲しいものです。

 鉄人28号フィギュア万引犯の画像のモザイク解除まであと2日。どうなるのでしょうね…?


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