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サラリーマンは楽だと感じた時

2014-09-16 Tue 20:00
 先週末は、地元や近隣のいくつかの町でお祭りが行われました。

 地元では早朝からフンドシ一丁のオッサンたちが徘徊し、日中は山車や神輿が何度も近所を通過。そして夜になると再び集まってきたフンドシオヤヂたちが道端の至る所で宴会を始め、通行人に絡み、最後は酔い潰れてそのまま高イビキ。お祭りそのものは風情があって好きですが、彼らの「お祭りの日は無礼講」的振る舞いのせいで、私がお祭りに抱く印象は悪いです(笑)

 そんな私も実は数年前に一度だけ、地元に貢献する生き方を望み、お祭りの裏方役および神輿担ぎに名乗りを上げたことがありました。しかし長年地元で商売する商人たちの常識と、一般企業のサラリーマンマインドの私の常識とはかち合うことが多く、結局どちらも途中で諦めてしまいました。

 まずお祭りの裏方、“お祭り実行委員”については地元の青年団(といってもメンバーはほとんど還暦オーバー)が仕切っていたので、月イチで行われる彼らの会合に参加させてもらいました。

 ところが本番が9月なのに、8月の会合でもお祭りに関する議題は全く出ない。私は心配になり「お祭りの運営についてはどうするんですか?」と周囲のメンバー2、3人に訊ねましたが、誰もハッキリ答えない。どうやらお祭りといっても毎年やることは同じなので、前年と同じ人が同じ仕事をすればよい。だから改めて畏まった会議なんてする必要はない以上!…ということらしい。

 つまり全体の流れやすべき仕事のイメージはベテラン連中の頭の中だけにあり、何か不足するなら当日その場で私のような新参者にやらせようとしていた。それを空気を読んで悟らない私が悪い、と言いたいようです。

だったらひと言、そう言えばいいじゃねぇか~!!

 比較すべきではないのですが、会社組織ならまず実行委員会の組織図があって、各班の誰が何を担当するか決めますよね?そして過去の反省点を踏まえてアイデアを出し合い、どうすればより楽しいお祭りを上手く運営出来るか?そのためにはお祭り当日までに何が必要か?スケジュール表とにらめっこしながら準備を進める。仮に全てが前年同様だとしても、会議でそう発表し、メンバーの共通認識とする。もちろん全てにおいて来年以降の担当者のためにドキュメントを残す。私は自分の経験からそういうものだと想像していたわけですが、あまりにも違うのでついて行けないと思った次第です。

 後から考えると、私も自分の常識を基準に“地元村”のやり方を否定したようなものなので、よくなかったと反省しています。でも彼らが最初から私の意見、つまり“異文化”を積極的に取り入れ、よりよいお祭りにしたいなんてことは全く考えていなかったのも事実。ですので私が本当に地元のために貢献したいのなら、これまで自分が大切にしてきた経験、常識、価値観は全て捨てるくらいの覚悟が必要だったのかも知れません。

 結局私は、これまでの自分を否定してまで彼らに合わせるのもアホ臭いと考え、彼らとは以前のような付かず離れずの関係に戻りました。神輿担ぎに関してもほぼ同じでした。

 その時感じたのは、サラリーマンのように組織、それも大きな組織であればあるほど、その中のルールや慣習に則って生きるのって、実はストレスも少なくて楽なんじゃないか?ということです。

 逆に先の青年団や神輿を担いで無礼講を働く輩たちに対してルールを翳してもほとんど効果はありません。それよりも(サラリーマン社会にも無くはないですが)彼らの顔色や場の空気を読んで行動し、理不尽な言動も笑顔で受け入れること、余計なことをせずに毎回同じことを半永久的に続けようと心掛けることなどが、ここでの明文化されない道理なのだとしたら、それは私的には“面倒臭い”以外の何物でもありません。

 もし、そう思ったとしても彼らはサラリーマンと違って異動も転勤もなく、この地で上手く生きていかなければならないのですから、面倒臭くてもそうするしかないわけです。私にはそういう生き方は無理ですね(笑)

 私の仲間の中にもよく

「上司が使えない!」
「得意先が理不尽でムカつく!」

などと不満を抱えている人がいますが、それでも私の地元商店街の面倒臭い付き合いに比べたら、会社組織の中でのあれこれ、会社対会社のあれこれに悩む方がまだ楽だし、生産的な悩みだと思いますね。



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