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葛飾北斎@ボストン美術館 浮世絵名品展

2014-09-25 Thu 00:00
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 東京・上野の森美術館にて開催中の「ボストン美術館 浮世絵名品展」に葛飾北斎の浮世絵を見に行きました。まだ公開スタートから間もないためか、かなりの混雑ぶりです。


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 私は昨年、ある小説を読んだことがきっかけで東洲斎写楽に興味を持ちました。そこから同じ時代に活躍した北斎にも興味が湧き、今回この名品展に足を運んだ次第です。まぁ知識らしい知識はほとんどないんですけどね(笑)

 この名品展には、世界有数の規模を誇るアメリカのボストン美術館所蔵の北斎の作品140点余りが展示されています。

 北斎というと私のような素人には、定番中の定番ですがやはり各地から富士山を臨む景観を描いた「富嶽三十六景」、中でも「神奈川沖浪裏」「凱風快晴」を真っ先に思い浮かべます。最も好きな作品でもありますね。今回これらが晩年に描かれたものだと知り改めて驚きました。

 彼はこれら風景画の他にも歌舞伎役者、花、滝、妖怪など88年の生涯をかけて様々な題材を絵に残したようです。よほど好きな画家でないと、こういった展覧会にでも来ない限りどんな作品を残してきたのか把握する機会はありませんから有意義でした。

 展示の最後には、北斎をサポートした娘・葛飾応為の絵も展示されています。これが父親顔負けの美しい絵でして…ん?そういえば「磯部磯兵衛物語」で、死んだ北斎が少女に憑依して春画を書き続けるエピソードがあったっけ。もしかしてあの少女が応為?…一瞬心が躍りましたが、よく考えたらあれは孫娘でしたね(笑) 孫娘の母親キャラが応為なのか?…まぁどうでもいいか(笑)

 帰り際にはもちろん、ミュージアムショップで気に入った絵の絵はがきを購入です。


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 まずは画像左上(以下時計回りにご紹介)、「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」と「凱風快晴」。遠近法を使った見事な構図、荒々しい波の飛沫の描写など、やはり「神奈川沖浪裏」は別格です。波にもまれる2艘の漁船が描かれていることも、恥ずかしながら今回初めて知りました。

 「凱風快晴」については、かつて山にも絵画にも興味なかった私は(何で富士山が赤いんだよ?!)状態でした。しかし朝焼けに真っ赤に染まるマッターホルンをテレビで見て初めてその意味と美しさが理解出来たものです。

 それにしても昔の画家って、富士山をやたらと険しい山に描きたがりますね。あんな急斜面の山、普通の人はそう簡単に登れませんよ(笑)

 各地の8つの滝を描いた「諸国瀧廻り」も魅力的な作品です。中でも岐阜県の養老の滝にはまだ行ったことがないし、何となくお酒を連想するので(笑)「美濃ノ国養老の滝」には惹かれます。

 そしてたくさんの妖怪が屋敷に現れた様子を描いた北斎青年期の傑作「化物屋敷百物語の図」はひと目見て純粋に気に入りました。しかし絵はがきがなかったので、同じ百物語のシリーズの中から「百物語 さらやしき」を購入。お馴染み番町皿屋敷のお菊さんの体は何枚も連なるお皿で、まるで蛇のような不気味なルックスです。それでいて表情は悲しげというよりはどことなくユーモラス。不幸な最期を遂げたお菊さんもこの絵のお陰で浮かばれるような気がして好きな作品です。

 ということで大好きな浮世絵を通して芸術の秋を堪能した一日でした。絵画の展覧会に来る人は真面目に、真剣に見学する人が多いのでこちらも刺激を受けます。ただ、皆歩みがカタツムリなみにゆっくりなのが惜しいです(笑)


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