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《誹謗・中傷、暴露系ネタ、アラシ厳禁》
まとめて(サラッと)読書感想文(20141006)

2014-10-06 Mon 00:00
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「屍蘭 宿鮫Ⅲ」大沢在昌著/光文社
 友人とお互いのお勧め本を交換した際、借りました。「新宿鮫」のニックネームでその筋から一目置かれる、新宿暑の“元キャリアはぐれ敏腕刑事”が活躍する人気シリーズのようです。
 
 普通に面白かったのですが、殺人事件の犯人が早い段階で読者に明かされ、新宿鮫がそこにいかに辿り着くか?という過程を読ませるスタイルは賛否分かれそうです。

 個人的には「新宿鮫」と聞くと、昔DDTにいたボクサーの格好をした、加藤鷹似の同名プロレスラーを思い出します(笑)


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「ある閉ざされた雪の山荘で」東野圭吾著/講談社
 タイトルから、アガサ・クリスティ著「そして誰もいなくなった」や綾辻行人著「十角館の殺人」タイプの、孤立した舞台で次々と主要人物が殺されてゆくストーリーを想像しました。

 実際にはそういった舞台を想定した演劇のオーディションという設定なのでちょっと違うのですが。“雪に閉ざされた山荘のつもり、外部と連絡が取れないつもりで乗鞍の山荘で4日間暮らしなさい。外に出たり外部に電話したら失格ね”という条件の中で、ガチだかオーディションの一部だか分からない殺人が連続して…。一見ユルそうなのですが、二重三重に捻られたストーリーは最後まで結末を予想できませんでした。

 東野圭吾はフジテレビ(のドラマ)や福山雅治といったミーハーなイメージが強過ぎてこれまで拒絶してきましたが、以前読んだ「天空の蜂」も本作も質が高く読みやすいので、他の作品も読もうと思います。ブックオフの108円コーナーにもたくさんあるし(笑)


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「容疑者xの献身」東野圭吾著/文藝春秋
 早速ブックオフの108円コーナーで(笑)発掘してきました。売れた理由がよく分かりますね。質が高いし読みやすい。面白かったです。

 しかしラストのトリックには「え?」と少々疑問が。調べてみるとやはり本作を本格ミステリーとして扱うべきか否か、みたいな論争がかつてあったみたいですね。私が好きな作家、島田荘司御大も本格ミステリーの定義のひとつに「トリックを推測するために必要な材料は、探偵の解説シーンまでに全て読者に提示されていなければならない」を挙げています。そう考えると本格ミステリーとはちょっと毛色が違うかも知れません。


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「秘密」東野圭吾著/文藝春秋
 これ、昔広末涼子主演で映画になったヤツですね。

 スキーバス転落事故で妻を亡くし、娘を脳死状態にさせられた夫。しかしどういうわけか妻の魂が娘の体に憑依。娘の形をした妻との奇妙な夫婦生活…完全にファンタジーなのですが面白いし、妻・直子がテニス部の先輩と“浮気”するのかしないのか気になって「もう少し、もう少し」とどんどん読んでしまいました。

 直子とのお別れシーンはまずいことに電車の中で読んでいたため、涙を堪えるのに必死でした(笑) でも実は直子は消えていないことを匂わせて終わるので救われます。


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