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女子プロレス凄惨喧嘩マッチの原因を想像する

2015-02-25 Wed 19:19
 2月22日に後楽園ホールで行われた、スターダムという女子プロレス団体の興行にて、ルール無視の壮絶な喧嘩マッチが繰り広げられたそうです。

 問題の試合はメインイベントのタイトルマッチ、世Ⅳ虎(よしこ)vs安川悪斗。世Ⅳ虎が本来反則である鉄拳(グーパンチ)や掌底で安川の顔面を執拗に攻撃した結果、安川の顔面は人相が変わるほどに“崩壊”。安川は病院送りにされました。診断の結果、頬骨と鼻骨を骨折しており手術が必要とのこと。両目眼窩底を骨折した疑いもあるようです。

 私はこれをYAHOO!ニュースで知りました。私はスターダムという団体、特に最近の事情をよく知らないのですが、世Ⅳ虎(今回の加害者)はルックスもガタイも悪役そのもの。団体発足当時から悪役的なポジションにいるレスラーですよね。一方の安川悪斗(同被害者)は正直存在すら知りませんでした。ちょっと調べてみたら既に女優さんとして実績があるらしい。昔のJ’d(吉本女子プロレス)のように女優の卵が一時的にプロレスラーとして演技力・表現力を勉強しているのかな?分かりませんが、写真を見る限りまあまあキレイなオネエチャンに見えました。人気ありそうです。

 そんな2人の間に、一体ナニがあったのでしょう?

 ネットで情報収集すると、目につく意見が2つありました。ひとつは「プロレスはルールある喧嘩。ルールを破るのはよくない」と世Ⅳ虎を批判する声。そしてもうひとつが「試合を止めるのが遅過ぎる」とレフェリーを批判する声です。正直言って私はどちらの意見もプロレス的には“的外れ”だと思います。そんなことにも触れつつ、今回の騒動の原因を私なりに想像してみたいと思います。


【原因1:世Ⅳ虎の個人的恨み】

 まず、世Ⅳ虎の心の奥底に積もりに積もった、安川を恨む気持ち(個人的感情)がこの試合中に爆発。我を失い、感情に任せて暴走してしまった…という想像。ちなみにここでいう“恨み”とは、軍団抗争で生じる因縁や裏切りではありません。だって、あんなの誰もが台本通り素直に演じているだけですから(笑) そうでなく、例えば「あの野郎(安川)、プロレスは下手糞なくせにちょっと可愛いからって会社から推されやがって!許せん!!」とか「あの野郎(安川)、いつもトイレの水を流さないからムカつく!許せん!!」みたいなことですよ。

 しかしいくら安川に非があっても、世Ⅳ虎は単なる会社組織に属する一社員です。会社に利益をもたらす“商品(安川)”を潰す、すなわち怪我をさせてよいはずありません。我々が信頼出来ない外科医に手術を依頼するのを恐れるのと同じで、プロレスラーも信頼出来ない相手とは闘いたがらないはず。その一線を越えればいくら人材難のプロレス業界でも、いくら人気選手でも一発で解雇になり得るでしょうね。かつて人気絶頂だったのに“顔面蹴撃事件”で一発解雇された前田日明がよい例です。

 ところが今回の件に対する世Ⅳ虎の処分は解雇ではなく無期限出場停止。よって私には世Ⅳ虎個人の意志で取った行為とは思えません。万が一、世Ⅳ虎自身による暴走だったが、団体がこの人材を失いたくないがために甘過ぎる処分に留めたのだとしたら…スターダムに明るい未来はありませんね。


【原因2:世Ⅳ虎は何者かの命令通り動いただけ】

 世Ⅳ虎個人の意志で取った行為でないとすると、何者かの意志を世Ⅳ虎が引き継ぎ、命令に従っただけと想像出来ます。具体的には団体(会社)の社長、マッチメーカー、安川をよく思わない同僚レスラー、レフェリーなどが怪しいでしょう。

 こういうのは昔からプロレスにはよくあることで、ちょっと古いですが例えば1984年2月3日・血の札幌事件が有名ですね。当時「名勝負数え歌」といわれた藤波vs長州戦にて、試合とは無関係の藤原嘉明が入場時の長州を凶器で襲撃。長州は試合前から血ダルマとなってしまい、試合はノーコンテストになりました。“暴露本以降”判明したこの事件の顛末は、(マンネリ化していた「名勝負数え歌」を壊してみよう、何か新しいものが生まれるかも知れない)とA・猪木(当時はエースで社長)が思いつき、藤原にやらせたのだとか。

 今回の件も会社の何者か、まぁプロレスファンなら社長のロッシー小川が怪しいと思っているでしょうが(笑)彼が何らかの意図をもって世Ⅳ虎にやらせた、としても不思議じゃないです。後に謝罪会見を行った世Ⅳ虎の「…今回起きたことに関しては謝罪したい」という台詞からも「実際に手を下したのは私だけど、原因は私じゃない」という主張が見え隠れします。


 ということであくまでも私の勝手な想像ですが、YAHOO!ニュースなどで配信されている情報なんて真剣に読んでも虚しいだけ、と思った次第です。プロレス専門誌の記事を読んでも同様でしょう。

 大前提としてプロレスは筋書きのあるショーです。他のスポーツで選手がルールを破るのと同様に考えても無駄です。だって5秒以内は反則もOKなのがプロレスですよ?グーパンチを当てるだけなら5秒以内で十分実行可能でしょう。でもそのルール通りに闘った結果がこうして問題となり、無効試合にされてしまう(昨日までは世Ⅳ虎のTKO勝ち)。何から何までメチャクチャです。レフェリーも必ずしもルール通り裁けばよいわけではありませんから、どこで止めるべきか?迷ったはずです。結局「ルールを破ったらダメだ」も「レフェリーが悪い」もナンセンスなんです。

 当のスターダムは会見で「管理体制の徹底」「ルールの厳罰化」などもっともらしいことを述べましたが、結局何が原因で、どうすれば今後同様の問題を防げるか?なんて、まずプロレスの裏事情を全てオープンにしなけりゃ問題解決のスタート地点にすら立てないんですよね。何度会見を開いてあれこれ述べられても、何ひとつ信じられませんって(笑)

 思い起こせば三沢光晴が試合中に亡くなった時もそうでした。武藤・蝶野・馳が集まってプロレスラーのライセンス制度化、医師が選手の体調を管理し、異常があれば試合に出さないよう徹底する、などを話し合いました。でも少しでもプロレスとは何か?知っていればこんな議論いかに無意味か、よく分かると思います。

 現在、新日が業界唯一の勝ち組とされ、業績も若干回復しているそうです。その勝因のひとつは、もしかしたらこういった昭和プロレスの悪い部分を排除したからかも知れませんね。スターダムもその他プロレス団体も、多くのプロレス団体経営者は昭和の古きよき時代の成功体験に頼り過ぎ。結果的にそれが時代やファンのニーズから外れている、と考えた方がよいですね。


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