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“卒業ソング”って、何?

2015-03-27 Fri 00:00
 半月ほど前の話で恐縮ですが、「なぜ『卒業ソング』の新たな定番は誕生しないのか?」という記事を読みました。

 記事では

「時代のスタンダードなヒット曲自体が生まれ難い」
「世代ごとにヒットする曲が細分化している」

といった事情が解説されていましたが、私的には一般の誰かが投稿した

「昔は卒業するとそのまま一生会わない人がたくさんいたので、卒業はお別れムード満載の一大イベントだった。しかし現在は卒業してもLINEなどSNSで簡単に繋がることが出来る。そんな時代の卒業に昔ほどの重みはないから、卒業ソングに対しても思い入れは弱い」

という意見に激しく同意です。

 まぁ、それはそれでよしとして…それよりも興味を持ったのは、ORICON STYLEなどが実施したという「卒業ソングランキング」です。

・卒業写真/荒井由実
・贈る言葉/海援隊
・3月9日/レミオロメン


などが上位にランクインしたそうですが…この結果も何というか…実に日本人らしいなぁと思った次第です。

 どういう意味かというと、例えば「卒業写真」は歌詞を読めば誰でも分かるように、卒業ソングではありません。大人の女性が卒業写真をきっかけに青春時代を回顧する、という内容です。

 「贈る言葉」もそう。武田鉄矢氏が語るように、彼が売れない時代に付き合っていた(もともとファンだった)女性にフラれた時の気持ちを歌詞にした失恋ソング。「金八先生」最終回のイメージが強過ぎたのでしょうが、とりあえず卒業全く関係なし(笑)

 「3月9日」は私が全く知らない曲だったので調べてみたところ、メンバーの共通の友人の結婚を祝うために作られた歌とかで、これも卒業とは無関係。

 これは日本人の多くが、実質的な意味よりも自分なりの解釈や思い込み、全体的なイメージを重視したがり、長い物(多数派)には波風立てずに巻かれてりゃいいんだ、と考えるゆえに起きる現象でしょうね。「皆が卒業式で歌っているんだから卒業ソングでいいじゃん、盛り上がればいいじゃん」みたいな(笑)

 卒業ソングではありませんが、例えばホイットニー・ヒューストンの「オールウェイズ・ラブ・ユー」は、元彼に未練タラタラな女性の視点から男女の別れを歌った歌なのに、なぜか結婚披露宴の定番ソングになっている。それと同じでしょう。

 また、「3月9日」については、たまたまかも知れませんが、音楽は決して嫌いではない私が全く知らなかったし、聴いたこともなかったです(笑) 支持されるヒット曲って、本来能動的に求めなくてもいつの間にかどこかで耳にして覚えてしまうはず。しかしそうでないところがまさに「時代のスタンダードヒット曲自体が生まれ難い」「世代ごとにヒットする曲が細分化している」を象徴していると言えそうです。

 ちなみに私が好きな卒業ソングは、“強いて挙げれば”ですがAKB48の「GIVE ME FIVE!」ですね。最初は全く好きではなかったのですが、改めて歌詞を読んだら心にヒットしました。卒業して寂しく不安だけど、友達同士の絆を信じて前向きに新しい人生をスタートしよう的な歌詞、もし私が高校か大学を卒業する時にこの歌と出会っていたら「今のオレの気持ちはまさにコレなんだよ!!」と感激していた可能性が高いです(笑)

 まぁ、昔も今も卒業式は「蛍の光」と「仰げば尊し」、この二つの名曲があれば私は十分ですけれどね。


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