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あなたの本

2015-05-19 Tue 19:54
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 誉田哲也著「あなたの本」(中央公論社)を読了しました。ちょっとゾクッとするオチで終わる「世にも奇妙な物語」テイストの短編集です。でも誉田哲也の作品としてはちょっと期待外れかな?という感じでした。


<以下:私が面白いと思った順>

「あなたの本」
 主人公が少年時代に父の書斎で見つけた「あなたの本」。そこには主人公の誕生以降、身の上に起きる出来事が正確に、まるで預言書のように記されていた。

 主人公は「あなたの本」を頼り未来の出来事を予め知ることを拒否し、それなりに幸せな人生を送ります。しかし最後の最後でチェックしておけばよかった!!と後悔する、というお話でした。一部矛盾していると思うんですが…。


「見守ることしかできなくて」
 主人公の少年は嫌々参加させられたフィギュアスケート教室で、将来のメダリスト候補の少女と出会う。彼は彼女の素晴らしい演技に魅せられ、恋をする。彼らは中学進学を機に再会し、親しくなるが…。

 オチはありきたりですが、イイ感じの心温まるお話です。


「交番勤務の宇宙人」
 警察官になりすまして地球を素行不良宇宙人から守る、光の星からやって来た宇宙人の奮闘記。

 要するに「ウルトラマン」です。ただしもっとシュールで現実的(?)なので脱力感いっぱい。このお話だけはソッとするオチはなく、人情ものです。


「帰省」
 都会での暮らしに憧れ上京した主人公は、バイト先で出会ったDVヒモ男に騙され風俗で働かされる羽目に。彼と別れたい主人公は、ある夜ストーカーと化した彼に襲われた際、弾みで相手に大けがを負わせてしまう。もしかしたら殺してしまったかもしれない…危惧しながらも翌朝姉とともに田舎に帰省する。

 最後の最後までオチが読めませんでした。


「最後の街」
 ミュージシャンとして大成功を収めた主人公は目標を失い、人生に見切りをつけ、一度行けば二度と戻れないと噂の「この世の果て」を目指し旅に出る。「この世の果て」に向かう者が立ち寄る「最後の街」で食事した主人公は、店の主人からしつこく計画を中止するよう諭されるが…。

 まあまあですかね。


「天使のレシート」
 受験勉強に身が入らない中三の主人公は、ある日「天使」という名の憧れのコンビニ店員と土手でバッタリ遭遇する。会話するうちに二人は親しくなるが、彼女は主人公が宇宙に興味があると語ると、彼を全否定するかのごとくバカにして立ち去ってしまう。

 オチの意味が100%分かりませんでした。


「贖罪の地」
 ジャングルで動物を狩りながら生きる原始人4人。彼らは“白い人”が住む大きな“卵”の近くの洞穴で生活していた。

 意味がよく分からないんですけど(笑)


…以上。



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